JP2002023891A - 特定用途向けのプログラムを格納したモジュール - Google Patents
特定用途向けのプログラムを格納したモジュールInfo
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Abstract
るカードモジュールおよびそれを装着可能な携帯情報端
末を提供することである。 【解決手段】 カードモジュールCMは、携帯情報端末
PDAのスロットに装着されると、特定用途向けのプロ
グラムを実行して、実行結果を携帯情報端末PDAに送
信する。携帯情報端末PDAは、受信した実行結果を出
力部から出力する。
Description
し、より特定的には、データ端末装置に装着可能に構成
されており、内部に格納された特定用途向けのプログラ
ムを実行して、その実行結果を当該データ端末装置に送
信するカードモジュールに関する。
型音楽再生機および携帯型ナビゲーション装置等、様々
な携帯型機器が出回っている。ユーザは、携帯型ゲーム
機を使ってゲームを楽しみ、さらに、携帯型音楽再生機
を使って音楽を聴く。また、ユーザは、携帯型ナビゲー
ション装置を使って自分の位置を把握したり、当該携帯
型ナビゲーション装置により道案内してもらったりす
る。
携帯型機器は上述のように単一の用途に特化しているた
め、ユーザは、用途に応じて個別的に携帯型機器を購入
しなければならないという問題点があった。例えば、ユ
ーザが音楽も聴きたい、道案内もいる、あるいは、ゲー
ムも楽しみたいと思った場合、携帯型音楽再生機、携帯
型ナビゲーション装置、および携帯型ゲーム機を購入し
なければならない。
装着することにより、低コストで様々な用途に使用でき
るカードモジュールを提供することである。
的を達成するために、本発明は以下の構成を有する。ま
ず、第1の発明は、データ端末装置に装着可能なモジュ
ールであって、特定用途向けのプログラムを格納する第
1の記憶部と、第1の記憶部に格納されたプログラムを
実行する第1の処理ユニットと、第1の処理ユニットの
実行結果を伝送する第1のバスと、第1のバス上を伝送
されてくる実行結果を、データ端末装置に送信する第1
の通信コントローラとを備える。データ端末装置は、第
1の通信コントローラから送信されてくる実行結果を、
内部の出力部から出力する。
定用途向けのプログラムを格納し実行するための構成を
備えているが、その実行結果をユーザに出力するのはデ
ータ端末装置である。したがって、例えば、ユーザが音
楽を聴きたい場合には、その用途向けのモジュールがデ
ータ端末装置に装着されれば、データ端末装置は音楽再
生機になる。また、ナビゲーションが必要な場合には、
ナビゲーションという用途向けのモジュールがデータ端
末装置に装着されれば、データ端末装置はナビゲーショ
ン装置になる。さらに、ユーザがゲームを楽しみたい場
合には、ゲームプログラムを格納したモジュールがデー
タ端末装置に装着されれば、データ端末装置はゲーム専
用機となる。以上から明らかなように、第1の発明によ
れば、互いに異なるプログラムを格納した複数のモジュ
ールと、1台のデータ端末装置とを準備するだけで、複
数の用途に対応することができる。これによって、ユー
ザは、用途に特化した機器をいくつも購入する必要が無
くなり、当該ユーザの経済的な負担を軽くすることがで
きる。また、第1の発明によれば、モジュールが特定用
途のプログラムを実行するので、当該モジュールを各用
途に最適な部品を使って構成できるようになる。
データ端末装置は、第1の通信コントローラから送信さ
れてくる実行結果を格納する第2の記憶部と、第2の記
憶部に格納された実行結果を出力するように、出力部に
命令する、第2の処理ユニットとをさらに備える。出力
部は、第2の処理ユニットからの命令に応答して、第2
の記憶部に格納された実行結果を出力する。第2の発明
によれば、データ端末装置は、少なくとも実行結果を出
力できるだけの機能を有していればよく、高い仕様を要
求されない。
第1のバスは、mビットの幅(mは自然数)を有する。
第1の通信コントローラは、第1のバス上をmビット単
位で伝送されてくる実行結果のビット数を調整して、n
ビット単位(nは自然数)で実行結果をデータ端末装置
に送信する。データ端末装置は、第1の通信コントロー
ラから、nビット単位で送信されてくる実行結果を受信
する第2の通信コントローラと、nビットの幅を有して
おり、第2の通信コントローラにより受信されたnビッ
ト単位の実行結果を伝送する第2のバスと、第2のバス
上を伝送されるnビット単位の実行結果を格納する第2
の記憶部と、第2の記憶部内のnビット単位の実行結果
を出力するように出力部に命令する第2の処理ユニット
とを備える。
第1のバスは、mビットの幅(mは自然数)を有する。
第1の通信コントローラは、第1のバス上をmビット単
位で伝送されてくる実行結果をデータ端末装置に送信す
る。データ端末装置は、第1の通信コントローラから送
信されてくる実行結果のビット数を調整して、nビット
単位(nは自然数)の実行結果を構成する第2の通信コ
ントローラと、nビットの幅を有しており、第2の通信
コントローラで構成されたnビット単位の実行結果を伝
送する第2のバスと、第2のバス上を伝送されるnビッ
ト単位の実行結果を格納する第2の記憶部と、第2の記
憶部内のnビット単位の実行結果出力するように出力部
に命令する第2の処理ユニットとを備える。
場合には、mビット単位の実行結果をそのまま第2のバ
ス上に送出してしまっては、モジュールおよびデータ端
末装置の間で正しい通信が行えない。そこで、第3また
は第4の発明によれば、モジュールまたはデータ端末装
置がビット数の調整機能を有しており、これによって、
第2のバスのビット幅に一致する実行結果が構成され
る。その結果、モジュールおよびデータ端末装置の間で
正しく通信を行うことができる。
るカードモジュールCMおよび携帯情報端末PDAの正
面図である。また、図2は、カードモジュールCMおよ
び携帯情報端末PDAの背面図である。
ルCMは、好ましくは、カード型の形状を有する。ま
た、カードモジュールCMの中には、携帯情報端末PD
Aと接続するためのコネクタ15を実装した回路基板
(図示せず)が収容されている。
(a)に示すように、MPU(アクセラレータ)11
と、ROM12と、不揮発性のRAM13と、通信コン
トローラ14と、コネクタ15と、バス16とを備えて
いる。ROM12には、携帯情報端末PDAとのコネク
ションを確立するためのプログラムP1 と、所定のプロ
グラムP2 とが少なくとも格納される。所定のプログラ
ムP2 は、カードモジュールCMと携帯情報端末PDA
により実現される特定の用途に応じて、所定のプログラ
ム言語で記述される。例えば、音楽再生用のプログラ
ム、ナビゲーション用のプログラムまたはゲームプログ
ラムが、プログラムP2 の例である。MPU11は、R
AM13を作業領域として用いながら、プログラムP1
およびP2 を実行する。通信コントローラ14は、携帯
情報端末PDAに制御情報およびデータを送信したり、
それからの制御情報およびデータを受信したりする。さ
らに、通信コントローラ14は、後で説明するビット数
の調整を行う。コネクタ15は、カードモジュールCM
と携帯情報端末PDAとを接続するために用いられる。
バス16は、MPU11、ROM12、RAM13およ
び通信コントローラ14を接続するための信号線の束で
ある。本実施形態では、複数の信号線の信号線の内、m
本はデータ転送用に使用され、p本は制御情報の送受信
用に使用される。
的に設計者により定められる。より具体的には、各設計
者は、製造コスト等を考慮して、音楽再生、ナビゲーシ
ョンまたはゲームの用途に最適なMPU11、ROM1
2、RAM13、コネクタ15およびバス16の組み合
わせを選択する。ただし、用途に応じて、上述以外にも
デバイスが必要な場合がある。例えば、GPSを使った
ナビゲーションを実現するためには、専用の受信機やア
ンテナが必要となる。しかし、このような付加的な構成
は、本願発明の本質ではないので、図示および説明を省
略する。
信号線の数m(つまりビット幅m)は、用途に応じて、
8、16、32、64、128および256のいずれか
に選ばれる。コネクタ15に関しては、図3(b)を参
照して詳細に説明する。図3(b)には、図2(a)の
矢印Aの方向からコネクタ15を見た時の端子配列が図
示されている。図3(b)において、斜線を付した矩形
1つが1つの端子である。コネクタ15の端子の総数k
は、上述した複数のビット幅mをサポートできるように
選ばれ、k個の端子はそれぞれ通信コントローラ14と
結線されている。また、端子の総数kの内、予め定めら
れたp個の端子は、制御用の端子Cとして使用すると規
定される。図示した例では、紙面の右端近傍に位置する
4つが制御用の端子C1 〜C4 として使用される。ま
た、上記p個を除く端子がデータ用の端子Dとして使用
可能であるが、ビット幅mに応じて、どの端子を使用す
るかも予め規定される。例えば、32ビット幅のバス1
6(つまり、m=32)を選んだ場合には、紙面の左端
から32個の端子D1 〜D32がデータ転送用に使用され
る。他のビット幅m(例えば、m=64)の場合につい
ても、同様に、どの端子Dが使われるかが規定される。
様は原則として設計者により定められるが、カードモジ
ュールCMの外形およびコネクタ15の物理的な形状
は、用途に依らず同一である必要がある。
報端末PDAは、例えば、3Com社のPalmIIIx
や日本IBM社のWorkPad(いずれも商標)のよ
うに携帯可能な情報機器である。ただし、本実施形態の
携帯情報端末PDAは、図2(a)に示すようなスロッ
トSを備えている。スロットSは、カードモジュールC
Mを挿入可能に構成されており、その一番奥には、上記
コネクタ15と物理的な仕様が同じコネクタ25が配置
されている。
に示すように、CPU21と、ROM22と、RAM2
3と、通信コントローラ24と、コネクタ25と、出力
部26と、入力機器29と、バス210とを備えてい
る。ROM22には、携帯情報端末PDAとのコネクシ
ョンを確立するためのプログラムP3 が少なくとも格納
される。CPU21は、RAM23を作業領域として用
いながら、プログラムP 3 を実行する。通信コントロー
ラ24は、カードモジュールCMに制御情報またはデー
タを送信したり、そこからの制御情報またはデータを受
信したりする。さらに、通信コントローラ24は、後述
するビット数の調整を行う。コネクタ25は、携帯情報
端末PDAとカードモジュールCMとを接続するために
用いられる。出力部26は、典型的には、ディスプレイ
27とスピーカ28とで構成される。入力機器29は、
典型的には、ユーザにより操作されるペンおよびタッチ
センサと、キーとで構成される。バス210は、CPU
21、ROM22、RAM23、通信コントローラ2
4、ディスプレイ27、スピーカ28および入力機器2
9を接続するための信号線の束である。本実施形態で
は、複数の信号線の信号線の内、n本はデータ転送用に
使用され、p本は制御情報の送受信用に使用される。バ
ス210において、データ転送用の信号線の数n(つま
りビット幅n)は、仕様に基づいて、8、16、32、
64、128および256の内のいずれかの値に選ばれ
ている。したがって、ビット幅nは、カードモジュール
CM側のバス16のビット幅mと同じ場合もあるが異な
る場合もある。
25について詳細に説明する。なお、図4(b)は、図
2(a)の矢印Bの方向からコネクタ25を見た時の端
子配列を示している。また、黒塗りの矩形1つが1つの
端子である。コネクタ25の物理的な仕様は、コネクタ
15のそれと同様であるため、その説明を簡素化する。
コネクタ25は、コネクタ15と同様、k個の端子を有
しており、全端子が通信コントローラ24と結線され
る。また、予め定められたp個の端子は、制御用の端子
Cとして使用すると規定される。ここで、バス16のp
本の制御情報用の線と、バス210のp本の制御情報用
の線とは結線される必要があるので、本実施形態では、
紙面の左端近傍に位置する4つが制御用の端子C1 〜C
4 として使用される。また、上記p個を除く端子がデー
タ用の端子Dとして使用可能であると規定される。さら
に、ビット幅nに応じて、どの端子を使用するかも予め
規定される。図4(b)では、64ビット幅(n=64
の場合)のバス210を使用する場合には、紙面の右端
から64個の端子D1 〜D64がデータ転送用に使用され
る。他のビット幅n(例えば、n=128)の場合につ
いても、同様に、どの端子Dが使われるかが規定され
る。
ルCMと携帯情報端末PDAとの動作例を図5〜図7を
参照して説明する。ユーザは、カードモジュールCMを
携帯情報端末PDAのスロットSに挿入し(図2(a)
参照)、カードモジュールCMを奥まで押し込む(図2
(b)参照)。これによって、コネクタ15の各端子お
よびコネクタ25の各端子が接続され、カードモジュー
ルCMは、好ましくは、携帯情報端末PDAから電源電
圧の供給を受ける。なお、カードモジュールCMは、内
部に備えられた電池から電源電圧の供給を受けても良
い。
は、カードモジュールCMがコネクタ25に接続された
ことを認識した時、プログラムP3 の実行を開始する
(図5;シーケンスSQ1)。そして、CPU21は、
カードモジュールCM側から制御情報が送信されてくる
ことを待機する。また、カードモジュールCMにおい
て、MPU11は、電源電圧が供給されると、プログラ
ムP1 の実行を開始する(シーケンスSQ2)。
まれる制御情報CI1 を、バス16における制御情報用
の信号線を通じて通信コントローラ14に送信する(シ
ーケンスSQ3)。ここで、制御情報CI1 は、携帯情
報端末PDAにバス210のビット幅nを問い合わせる
ための制御情報である。さらに、制御情報CI1 は、バ
ス16のビット幅mを携帯情報端末PDAに通知するた
めに、当該ビット幅mをいう情報を含む。次に、通信コ
ントローラ14は、受信した制御情報CI1 をコネクタ
15の制御用の端子Cに向けて送出する(シーケンスS
Q4)。その結果、制御情報CI1 は、携帯情報端末P
DAのコネクタ25の端子Cに与えられる(シーケンス
SQ5)。
4は、コネクタ25の端子Cを介して制御情報CI1 を
受信すると、当該制御情報CI1 からビット幅mを取り
出す。通信コントローラ24は、取り出したビット幅m
を、レジスタ等に代表される内部の記憶部(図示せず)
に登録する(シーケンスSQ6)。その後、通信コント
ローラ24は、バス210における制御情報用の信号線
を通じて、受信した制御情報CI1 をCPU21に送信
する(シーケンスSQ7)。CPU21は、制御情報C
I1 の受信に応答して、プログラムP3 に含まれる制御
情報CI2 を、バス210における制御情報用の信号線
を通じて通信コントローラ24に送信する(シーケンス
SQ8)。ここで、制御情報CI2 は、バス210のビ
ット幅nを携帯情報端末PDAに通知するために、当該
ビット幅nという情報を含む。制御信号CI2 の送信
後、CPU21はプログラムP3 の実行を終了して、今
度は、カードモジュールCM側からデータが送信されて
くることを待機する。通信コントローラ24は、受信し
た制御情報CI2 をコネクタ25の制御用の端子Cに向
けて送出する(図6;シーケンスSQ9)。その結果、
制御情報CI2 は、カードモジュールCMのコネクタ1
5の端子Cに与えられる(シーケンスSQ10)。
14は、コネクタ15の端子Cを介して制御情報CI2
を受信すると、当該制御情報CI2 からビット幅nを取
り出す。通信コントローラ14は、取り出したビット幅
nを、レジスタ等に代表される内部の記憶部(図示せ
ず)に登録する(シーケンスSQ11)。その後、通信
コントローラ14は、バス16における制御情報用の信
号線を通じて、受信した制御情報CI2 をMPU11に
送信する(シーケンスSQ12)。MPU11は、制御
情報CI2 の受信により、カードモジュールCMと携帯
情報端末PDAとのコネクションが確立されたと判断し
て、プログラムP1 の実行を終了する。さらに、MPU
11は、プログラムP2 の実行を開始する(シーケンス
SQ13)。この時、MPU11は、プログラムP2 の
実行結果をRAM13に格納する。実行結果は、映像デ
ータ、画像データ、音声データまたは文字データ、もし
くは、これらの内、2つ以上のデータの組み合わせから
なる。
実行結果を、携帯情報端末PDAの出力部26から出力
させたい時、RAM13からmビット単位で実行結果
を、バス210におけるデータ転送用のm本の信号線を
通じて通信コントローラ14に送信する(シーケンスS
Q14)。つまり、実行結果はmビット毎にパラレルに
通信コントローラ14に転送される。通信コントローラ
14は、mビット単位の実行結果が到着し始めると、ビ
ット数の調整を開始する(シーケンスSQ15)。ビッ
ト数の調整において、まず、通信コントローラ14は、
上述のシーケンスSQ11で登録されたビット幅nと、
ビット幅mとの大小関係を比較する。通信コントローラ
14は、m>nの場合、mビット単位の実行結果を、n
ビット毎に分割して、内部のFIFO(First I
n First Out)に格納する。通信コントロー
ラ14は、最後の実行結果を処理するまで、この分割お
よび格納を繰り返す。通信コントローラ14のFIFO
は、m>nの場合には、格納された実行結果をnビット
単位でコネクタ15のデータ用の端子D1 〜Dn に向け
て、パラレルに送出する。
ない場合、mビット単位の実行結果を無処理で上述のF
IFOに格納する。通信コントローラ14は、最後の実
行結果を処理するまで、FIFOへの格納を繰り返す。
FIFOは、m>nでない場合、格納された実行結果を
mビット単位でコネクタ15のデータ転送用に使用され
るm個の端子D1 〜Dm に向けて、パラレルに送出する
(図7;シーケンスSQ16)。
たはmビット単位で、携帯情報端末PDAのコネクタ2
5のデータ転送用の端子D1 〜Dn またはD1 〜Dm に
与えられる(シーケンスSQ17)。携帯情報端末PD
Aの通信コントローラ24は、コネクタ25のデータ転
送用の端子D1 〜Dn またはD1 〜Dm を介して実行結
果が到着し始めると、ビット数の調整を開始する(シー
ケンスSQ18)。ビット数の調整において、まず、通
信コントローラ24は、上述のシーケンスSQ6で登録
されたビット幅mとビット幅nとの大小関係を比較す
る。
バス210のビット幅nに調整された実行結果が自身に
到着することとなるので、受信したnビット単位の実行
結果をそのままRAM23に転送する。通信コントロー
ラ24は、最後の実行結果を処理するまで、RAM23
への転送を繰り返す。一方、通信コントローラ24は、
m>nでない場合、バス16のビット幅mのまま実行結
果が自身に到着するので、受信したmビット単位の実行
結果に、(n−m)ビットのダミーワードをパディング
してRAM23に転送する。通信コントローラ24は、
最後の実行結果を処理するまで、パディングおよび転送
を繰り返す。以上のパディングにより、RAM23には
nビット単位で実行結果が格納されることとなる(シー
ケンスSQ19)。
RAM23にすべて揃うと、当該実行結果を出力するよ
うに出力部26に命令を送信する(シーケンスSQ2
0)。ここで、注意を要するのは、CPU21は、実行
結果にダミーワードがパディングされている場合には、
シーケンスSQ19が終了したタイミング、またはすべ
ての実行結果がRAM13に揃ったタイミングで、当該
ダミーワードを外す。さらに、CPU21は、RAM1
3から出力部26への実行結果の転送を制御する。その
結果、出力部26は、CPU21の命令に応答して、R
AM13に格納されている実行結果を受け取って出力す
る(シーケンスSQ21)。
は、入力機器29を操作する場合がある。入力機器29
は、ユーザの操作を特定する入力情報を生成する。生成
された入力情報は、CPU21により処理され、カード
モジュールCM側に送信される。その時、携帯情報端末
PDAおよびカードモジュールCMの構成各部の動作
は、上述から明らかであるため、その説明を省略する。
定用途向けのプログラムP2 を格納し実行するための構
成を備えているが、その実行結果は、携帯情報端末PD
Aの出力部26から出力される。したがって、例えば、
ユーザが音楽を聴きたい場合には、その用途向けのカー
ドモジュールCMが携帯情報端末PDAに装着されれ
ば、携帯情報端末PDAは音楽再生機になる。また、ナ
ビゲーションを必要とする場合には、ナビゲーションと
いう用途向けのカードモジュールCMが携帯情報端末P
DAに装着されれば、携帯情報端末PDAはナビゲーシ
ョン装置になる。さらに、ユーザがゲームを楽しみたい
場合には、ゲームプログラムを格納したカードモジュー
ルCMが携帯情報端末PDAに装着されれば、携帯情報
端末PDAはゲーム専用機となる。
れば、互いに異なる用途を提供可能なプログラムP2 を
格納した複数のモジュールと、1台の携帯情報端末PD
Aとを準備するだけで、複数の用途に対応することがで
きる。これによって、ユーザの金銭面での負担を軽くす
ることができる。
プログラムP2 のみを実行するので、カードモジュール
CMの各部品は各用途に最適なものを選択することがで
きる。さらに、携帯情報端末PDAは、少なくとも実行
結果を出力できるだけの機能を有していればよく、高い
仕様を要求されない。
携帯情報端末PDAに装着されるとして説明した。しか
し、それ以外にも、カードモジュールCMは、パーソナ
ルコンピュータや携帯電話に代表されるデータ端末装置
に装着されてもよい。
Mおよび携帯情報端末PDAの正面図である。
報端末PDAの背面図である。
ードウェア構成を示すブロック図である。
ドウェア構成を示すブロック図である。
Aの間の前半部分の通信手順を示すシーケンスチャート
である。
Aの間の中間部分の通信手順を示すシーケンスチャート
である。
Aの間の後半部分の通信手順を示すシーケンスチャート
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 データ端末装置に装着可能なモジュール
であって、 特定用途向けのプログラムを格納する第1の記憶部と、 前記第1の記憶部に格納されたプログラムを実行する第
1の処理ユニットと、 前記第1の処理ユニットの実行結果を伝送する第1のバ
スと、 前記第1のバス上を伝送されてくる実行結果を、前記デ
ータ端末装置に送信する第1の通信コントローラとを備
え、 前記データ端末装置は、前記第1の通信コントローラか
ら送信されてくる実行結果を、内部の出力部から出力す
る、モジュール。 - 【請求項2】 前記データ端末装置は、 前記第1の通信コントローラから送信されてくる実行結
果を格納する第2の記憶部と、 前記第2の記憶部に格納された実行結果を出力するよう
に、前記出力部に命令する、第2の処理ユニットとをさ
らに備え、 前記出力部は、前記第2の処理ユニットからの命令に応
答して、前記第2の記憶部に格納された実行結果を出力
する、請求項1に記載のモジュール。 - 【請求項3】 前記第1のバスは、mビットの幅(mは
自然数)を有し、 前記第1の通信コントローラは、前記第1のバス上を前
記mビット単位で伝送されてくる実行結果のビット数を
調整して、nビット単位(nは自然数)で実行結果を前
記データ端末装置に送信し、 前記データ端末装置は、 前記第1の通信コントローラから、nビット単位で送信
されてくる実行結果を受信する第2の通信コントローラ
と、 nビットの幅を有しており、前記第2の通信コントロー
ラにより受信された前記nビット単位の実行結果を伝送
する第2のバスと、 前記第2のバス上を伝送される前記nビット単位の実行
結果を格納する第2の記憶部と、 前記第2の記憶部内の前記nビット単位の実行結果を出
力するように前記出力部に命令する第2の処理ユニット
とを備える、請求項1に記載のモジュール。 - 【請求項4】 前記第1のバスは、mビットの幅(mは
自然数)を有し、 前記第1の通信コントローラは、前記第1のバス上を前
記mビット単位で伝送されてくる実行結果を前記データ
端末装置に送信し、 前記データ端末装置は、 前記第1の通信コントローラから送信されてくる実行結
果のビット数を調整して、nビット単位(nは自然数)
の実行結果を構成する第2の通信コントローラと、 nビットの幅を有しており、前記第2の通信コントロー
ラで構成された前記nビット単位の実行結果を伝送する
第2のバスと、 前記第2のバス上を伝送される前記nビット単位の実行
結果を格納する第2の記憶部と、 前記第2の記憶部内の前記nビット単位の実行結果を出
力するように前記出力部に命令する第2の処理ユニット
とを備える、請求項1に記載のモジュール。
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Cited By (1)
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