JPH11154209A - Icメモリカード - Google Patents

Icメモリカード

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JPH11154209A
JPH11154209A JP9321617A JP32161797A JPH11154209A JP H11154209 A JPH11154209 A JP H11154209A JP 9321617 A JP9321617 A JP 9321617A JP 32161797 A JP32161797 A JP 32161797A JP H11154209 A JPH11154209 A JP H11154209A
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JP
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memory
data
unit
sector
address
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JP9321617A
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English (en)
Inventor
Yoshikado Sanemitsu
良門 實光
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から入力されるカードイネーブル信号C
E#、アウトプットイネーブル信号OE#及びライトイ
ネーブル信号WE#の信号レベルの組み合わせによって
制御することができ、コマンド入力を必要としない、フ
ラッシュメモリを使用したICメモリカードを得る。 【解決手段】 MPU7により、外部のホストシステム
装置2から入力されるカードイネーブル信号CE#、ア
ウトプットイネーブル信号OE#及びライトイネーブル
信号WE#からATAコントロール部9に対する所定の
コマンド生成して出力すると共に、ホストシステム装置
2から入力されたアドレスデータの内、セクタを示すア
ドレスデータをシリンダ・ヘッダ・セクタ情報に変換し
てATAコントロール部9に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICメモリを搭載
したICメモリカードに関し、特にICメモリカードの
メモリをフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成し
たICメモリカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のICメモリカードの構成
例を示した概略のブロック図である。図8において、I
Cメモリカード100は、情報処理機器等からなるホス
トシステム装置101との接続を行うコネクタ102
と、フラッシュメモリで構成する少なくとも1つのIC
メモリで形成されたメモリ部103と、該メモリ部10
3の制御を行うと共に論理アドレス−物理アドレスの変
換を行い、メモリ部103の一部不良に対する制御等を
行うATA(AT Atachement)コントロール部104と
で構成されている。
【0003】ICメモリカード100における動作は、
電子工業振興協会が制定しているPCカードスタンダー
ド(PC Card Standard)に規定されており、ATAコン
トロール部104内に設けられた各種レジスタにホスト
システム装置101から入力されるコマンドを書き込む
ことによって、メモリ部103へのデータの書き込み及
びメモリ部103からのデータの読み出し動作が行われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成にお
けるICメモリカード100は、IBM社が公開し広く
普及しているPC/ATタイプのPC(Personal Compu
ter)における内部バスに容易に接続できるようになっ
ている。しかし、その一方で、該仕様以外のバスには容
易に接続することができないという問題があった。
【0005】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、SRAMやEEPROM等を
使用した場合のように、外部のホストシステム装置から
入力されるカードイネーブル信号、アウトプットイネー
ブル信号及びライトイネーブル信号の信号レベルの組み
合わせによって制御することができ、コマンド入力を必
要としない、フラッシュメモリを使用したICメモリカ
ードを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るICメモ
リカードは、情報処理機器等からなるホストシステム装
置に接続して使用され、所定のコマンドで制御される不
揮発性メモリで構成されたデータ格納を行うメモリ部を
備えるICメモリカードにおいて、ホストシステム装置
から入力されるアドレスデータの内、セクタアドレスを
示すアドレスデータをラッチするアドレスラッチ部と、
ホストシステム装置から入力される制御信号に従って、
上記メモリ部に対する所定のコマンドを生成して出力す
る制御部とを備え、制御部は、アドレスラッチ部から読
み出したセクタアドレスデータをメモリ部における物理
アドレス空間を示すデータに変換してメモリ部に出力す
るものである。
【0007】また、この発明に係るICメモリカード
は、請求項1において、ホストシステム装置から入力さ
れる制御信号は、ICメモリカードを活性状態にするカ
ードイネーブル信号、アウトプットイネーブル信号及び
ライトイネーブル信号である。
【0008】また、この発明に係るICメモリカード
は、請求項1又は請求項2のいずれかにおいて、ホスト
システム装置から入力される書き込みデータ、又はメモ
リ部から読み出された読み出しデータを格納する、揮発
性メモリで形成されたサブメモリ部と、メモリ部におけ
る所望のセクタのデータを一時的に格納する、揮発性メ
モリで形成されたバッファメモリ部とを更に備え、制御
部は、サブメモリ部及びバッファメモリ部の制御を行う
と共に、サブメモリ部及びバッファメモリ部を1セクタ
に対応させたセクタ内の各アドレスを設けて使用するも
のである。
【0009】また、この発明に係るICメモリカード
は、請求項3において、制御部は、メモリ部からのデー
タ読み出し時に、メモリ部から読み出したセクタデータ
をサブメモリ部に格納し、ホストシステム装置は、サブ
メモリ部からセクタ内における所望のデータを読み出す
ものである。
【0010】また、この発明に係るICメモリカード
は、請求項3又は請求項4のいずれかにおいて、制御部
は、メモリ部へのデータ書き込み時に、アドレスラッチ
部から読み出したセクタアドレスデータが示すセクタデ
ータをメモリ部から読み出してバッファメモリ部に格納
し、ホストシステム装置によってサブメモリ部に格納さ
れた書き込みデータと、該書き込みデータを格納するア
ドレスのデータを除くバッファメモリ部に格納されたデ
ータとをメモリ部に書き込むものである。
【0011】また、この発明に係るICメモリカード
は、請求項3から請求項5のいずれかにおいて、上記バ
ッファメモリ部は、メモリ部における1セクタ分のメモ
リ容量を有するものである。
【0012】また、この発明に係るICメモリカード
は、請求項3から請求項6のいずれかにおいて、サブメ
モリ部は、メモリ部における1セクタ分のメモリ容量を
有するものである。
【0013】また、この発明に係るICメモリカード
は、請求項3から請求項7のいずれかにおいて、サブメ
モリ部は、デュアルポートRAMで形成されるものであ
る。
【0014】また、この発明に係るICメモリカード
は、請求項3から請求項7のいずれかにおいて、サブメ
モリ部は、ホストシステム装置とのデータの入出力を制
御する入出力回路部と、データの格納を行う揮発性メモ
リ部とからなり、制御部は、該揮発性メモリ部にアクセ
スする際、入出力回路部に対してホストシステム装置と
のデータの入出力を禁止するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1における
ICメモリカードの例を示した概略のブロック図であ
る。図1において、ICメモリカード1は、情報処理機
器等からなるホストシステム装置2との接続を行うコネ
クタ3と、デュアルポートRAM4と、ホストシステム
装置2から入力されるアドレスデータの内、セクタアド
レスを示す上位のアドレスデータをラッチするアドレス
ラッチ部5と、バッファRAM6と、MPU(Micro-Pr
ocessing Unit)7と、フラッシュメモリで構成する少
なくとも1つのICメモリで形成されたメモリ部8と、
該メモリ部8の制御を行うと共に論理アドレス−物理ア
ドレスの変換を行い、メモリ部8の一部不良に対する制
御等を行うATA(AT Atachement)コントロール部9
とで構成されている。
【0016】デュアルポートRAM4、アドレスラッチ
部5及びMPU7はコネクタ3を介して外部バス11で
ホストシステム装置2と接続されている。更に、デュア
ルポートRAM4、アドレスラッチ部5、バッファRA
M6、MPU7及びATAコントロール部9は内部バス
12で接続され、メモリ部8及びATAコントロール部
9は内部バス13で接続されている。なお、MPU7と
ATAコントロール部9は、制御部をなす。
【0017】外部バス11は、アドレスバス、データバ
ス及び制御バスで構成されており、MPU7には、メモ
リ部がSRAMやEEPROM等で構成された場合に使
用される、ICメモリカード1を活性状態にするための
カードイネーブル信号CE#、アウトプットイネーブル
信号OE#及びライトイネーブル信号WE#が外部バス
11を介してホストシステム装置2より入力される。M
PU7は、外部バス11を介してホストシステム装置2
より入力されるこれらの信号から、ホストシステム装置
2がデータを読み出そうとしているのか、又はデータを
書き込もうとしているのかを判断することができる。な
お、各信号の符号に付けられている#は、信号レベルの
反転を示すものであり、Lowアクティブであることを
示している。
【0018】メモリ部8及びATAコントロール部9の
動作は、電子工業振興協会が制定しているPCカードス
タンダードに規定されており、ATAコントロール部9
内に設けられた各種レジスタにMPU7から入力される
コマンドを書き込むことによって、メモリ部8へのデー
タの書き込み及びメモリ部8からのデータの読み出し動
作が行われる。このことから、デュアルポートRAM4
及びバッファRAM6は、ATAコントロール部9がメ
モリ部8に対して行うデータの読み出し及び書き込みの
最小単位、例えば512バイトの記憶容量を備えてい
る。
【0019】上記のような構成において、メモリ部8に
格納されているデータを読み出す動作について説明す
る。データ読み出し時において、ホストシステム装置2
から外部バス11を介して入力されたアドレスデータの
内、上位のアドレスデータがアドレスラッチ部5に、そ
の他の下位のアドレスデータがデュアルポートRAM4
のアドレス入力に入力される。この際、アドレスラッチ
部5は、入力されたデータをラッチすることなく出力す
るスルー状態にあり、アドレスラッチ部5に入力された
アドレスデータは、ラッチされることなくMPU7に出
力される。該アドレスラッチ部5に入力されたアドレス
データはセクタアドレスを、デュアルポートRAM4に
入力されたアドレスデータはセクタ内のアドレスを示し
ている。
【0020】メモリ部8は、セクタ単位でしかデータ転
送を行うことができないフラッシュメモリ、例えばAN
D型のフラッシュメモリで構成されている。このことか
ら、MPU7は、ホストシステム装置2が読みだそうと
しているデータが格納されているセクタを示す上位アド
レスデータをアドレスラッチ部5から読み出し、データ
の読み出しを指令するリードコマンド、及び読み出した
アドレスデータを変換したシリンダ・ヘッダ・セクタ情
報をATAコントロール部9に出力する。
【0021】ATAコントロール部9は、MPU7から
入力されたリードコマンド及びシリンダ・ヘッダ・セク
タ情報より、メモリ部8から所望のセクタに格納された
データを読み出して内部バス12に出力する。MPU7
は、ATAコントロール部9から出力されたデータをデ
ュアルポートRAM4に書き込む。該デュアルポートR
AM4に書き込まれるデータの単位は、ATAコントロ
ール部9が取り扱うことができる最小単位のセクタ単
位、例えば512バイトである。
【0022】デュアルポートRAM4は、記憶容量を上
記最小バイトに一致するように、更に、セクタ内におけ
る各バイトデータごとに設けられたアドレスに対応する
ように構成されている。すなわち、デュアルポートRA
M4は、ホストシステム装置2で使用される論理アドレ
スにおけるセクタと同じように構成されている。MPU
7によるデュアルポートRAM4へのデータ書き込みが
完了すると、ホストシステム装置2は、デュアルポート
RAM4に格納されたデータを、ランダムアクセスで読
み出すことができるようになる。
【0023】図2は、ICメモリカード1におけるデー
タ読み出し時の動作例を示したフローチャートであり、
図2を用いてメモリ部8に格納されているデータを読み
出す動作についてもう少し詳細に説明する。図2におい
て、まず最初にステップS1で、ホストシステム装置2
は、外部バス11を介してICメモリカード1に出力し
ているカードイネーブル信号CE#及びアウトプットイ
ネーブル信号OE#をそれぞれLowレベルにすると共
にライトイネーブル信号WE#をHighレベルにす
る。これと同時に、ホストシステム装置2は、アドレス
データを外部バス11に出力する。
【0024】次に、ステップS2で、MPU7は、カー
ドイネーブル信号CE#及びアウトプットイネーブル信
号OE#の立下りをトリガとして、アドレスラッチ部5
からセクタアドレスデータを読み出すと共に、ICメモ
リカード1がビジー(Busy)状態であることを示す
Lowレベルのビジー信号Busy#を外部バス11を
介してホストシステム装置2に出力する。
【0025】この後、ステップS3で、MPU7は、ア
ドレスラッチ部5から読み出したアドレスデータが前回
のリードサイクル時にアドレスラッチ部5から読み出し
たアドレスデータと異なるか否かを調べ、異なる場合
(YES)、ステップS4に進む。ステップS4で、M
PU7は、アドレスラッチ部5から読み出したアドレス
データ、すなわちセクタアドレスデータをシリンダ・ヘ
ッダ・セクタ情報に変換し、データの読み出しを指令す
るリードコマンドに続いて該シリンダ・ヘッダ・セクタ
情報をATAコントロール部9に出力して、ステップS
5に進む。
【0026】ステップS5で、ATAコントロール部9
は、ビジー状態であることを示すLowレベルのビジー
信号Busy#をMPU7に出力すると共に、MPU7
から入力されたシリンダ・ヘッダ・セクタ情報から得ら
れる論理アドレス情報に対応するメモリ部8の物理アド
レス空間に格納されたデータを読み出す。この後、ステ
ップS6で、ATAコントロール部9は、MPU7にレ
ディ(Ready)状態であることを示すHighレベ
ルのビジー信号Busy#をMPU7に出力し、データ
読み出し可能状態となる。
【0027】次に、ステップS7で、MPU7は、指定
したセクタ内のデータをATAコントロール部9から順
次読み出し、デュアルポートRAM4に書き込んだ後、
ステップS8で、MPU7は、ICメモリカード1がレ
ディ状態であることを示すHighレベルのビジー信号
Busy#を外部バス11を介してホストシステム装置
2に出力する。次に、ステップS9で、ホストシステム
装置2は、デュアルポートRAM4内のデータを読み出
した後、ステップS10で、ホストシステム装置2は、
カードイネーブル信号CE#及びアウトプットイネーブ
ル信号OE#をLowレベルからHighレベルに立ち
上げて本フローは終了する。また、ステップS3におい
て、同一である場合(NO)、ステップS8に進み、ス
テップS8以降の処理を行う。
【0028】次に、メモリ部8にデータを書き込む動作
について説明する。データ書き込み時において、ホスト
システム装置2から外部バス11を介して入力されたア
ドレスデータの内、上位のアドレスデータが、アドレス
ラッチ部5にラッチされ、その他の下位のアドレスデー
タはデュアルポートRAM4のアドレス入力に入力され
ると共に、該下位のアドレスデータが示すデュアルポー
トRAM4内のアドレスに、ホストシステム装置2から
外部バス11を介して入力されたデータが書き込まれ
る。
【0029】MPU7は、ホストシステム装置2が書き
込みを行うセクタを示す、アドレスラッチ部5にラッチ
されている上位アドレスデータをアドレスラッチ部5か
ら読み出し、データの読み出しを指令するリードコマン
ド、及び読み出したアドレスデータを変換したシリンダ
・ヘッダ・セクタ情報をATAコントロール部9に出力
する。ATAコントロール部9は、MPU7から入力さ
れたリードコマンド及びシリンダ・ヘッダ・セクタ情報
より、メモリ部8から所望のセクタに格納されたデータ
を読み出して内部バス12に出力する。MPU7は、A
TAコントロール部9から出力されたデータをバッファ
RAM6に書き込む。
【0030】バッファRAM6に書き込まれるデータの
単位は、デュアルポートRAM4と同様、ATAコント
ロール部9が取り扱うことができる最小単位のセクタ単
位、例えば512バイトである。また、バッファRAM
6は、デュアルポートRAM4と同様に、記憶容量を上
記最小バイトに一致するように構成されている。MPU
7によるバッファRAM6へのデータ書き込みが完了す
ると、バッファRAM6には、あたかもセクタ内におけ
る各バイトデータごとに設けられたアドレスに対応する
ように構成され、すなわち、ホストシステム装置2で使
用される論理アドレスにおけるセクタと同じように構成
されているようにデータが書き込まれている。
【0031】MPU7は、バッファRAM6へのデータ
の書き込みが完了した後、データの書き込みを指令する
ライトコマンド、及びアドレスラッチ部5から読み出し
たアドレスデータを変換したシリンダ・ヘッダ・セクタ
情報をATAコントロール部9に出力する。更に、MP
U7は、デュアルポートRAM4内に書き込まれたデー
タを確認し、バッファRAM6内に書き込まれたセクタ
データの内、デュアルポートRAM4に書き込まれたデ
ータのアドレスを除くすべてのデータ及びデュアルポー
トRAM4に書き込まれたデータをATAコントロール
部9に出力する。
【0032】ここで、デュアルポートRAM4内に書き
込まれたデータの確認方法について説明する。デュアル
ポートRAM4は、外部バス11におけるデータバスの
ビット数に1ビットを加えたビット数のバス幅で構成さ
れ、例えば、外部バス11におけるデータバスが8ビッ
トであるとすると、該8ビット+1ビットのバス幅で構
成されている。該付加した1ビットは、ホストシステム
装置2から外部バス11を介して入力されるカードイネ
ーブル信号CE#及びライトイネーブル信号WE#の立
下りでセットされる。
【0033】MPU7は、該付加された1ビットを確認
することによって、デュアルポートRAM4内にデータ
が書き込まれたか否かの確認を行うことができる。な
お、上記付加した1ビットは、該1ビットが付加されて
デュアルポートRAM4に書き込まれたデータがMPU
7によって読み出されるとリセットされる。ATAコン
トロール部9は、MPU7から入力されたライトコマン
ド及びシリンダ・ヘッダ・セクタ情報より、メモリ部8
における所望の物理アドレス空間に、入力された上記デ
ータを格納する。
【0034】図3は、ICメモリカード1におけるデー
タ書き込み時の動作例を示したフローチャートであり、
図3を用いてメモリ部8にデータを書き込む動作につい
てもう少し詳細に説明する。図3において、まず最初に
ステップS21で、ホストシステム装置2は、外部バス
11を介してICメモリカード1に出力しているカード
イネーブル信号CE#及びライトイネーブル信号WE#
をそれぞれLowレベルにすると共にアウトプットイネ
ーブル信号OE#をHighレベルにする。これと同時
に、ホストシステム装置2は、アドレスデータ及び書き
込みを行うデータを外部バス11に出力し、デュアルポ
ートRAM4に該書き込みを行うデータが書き込まれ
る。
【0035】次に、ステップS22で、ホストシステム
装置2は、カードイネーブル信号CE#及びライトイネ
ーブル信号WE#を共にLowレベルからHighレベ
ルに立ち上げ、ステップS23で、アドレスラッチ部5
は、カードイネーブル信号CE#及びライトイネーブル
信号WE#の立上りをトリガとして、外部バス11を介
して入力された上位アドレスデータをラッチし、MPU
7は、ICメモリカード1がビジー状態であることを示
すLowレベルのビジー信号Busy#を外部バス11
を介してホストシステム装置2に出力する。この後、ス
テップS24で、MPU7は、アドレスラッチ部5にラ
ッチされている上位アドレスデータを読み出す。
【0036】次に、ステップS25で、MPU7は、ア
ドレスラッチ部5から読み出したアドレスデータ、すな
わちセクタアドレスデータをシリンダ・ヘッダ・セクタ
情報に変換し、データの読み出しを指令するリードコマ
ンドに続いて該シリンダ・ヘッダ・セクタ情報をATA
コントロール部9に出力して、ステップS26に進む。
ステップS26で、ATAコントロール部9は、ビジー
状態であることを示すLowレベルのビジー信号Bus
y#をMPU7に出力すると共に、MPU7から入力さ
れたシリンダ・ヘッダ・セクタ情報から得られる論理ア
ドレス情報に対応するメモリ部8の物理アドレス空間に
格納されたデータを読み出す。
【0037】この後、ステップS27で、ATAコント
ロール部9は、MPU7にレディ状態であることを示す
Highレベルのビジー信号Busy#をMPU7に出
力し、データ読み出し可能状態となる。次に、ステップ
S28で、MPU7は、指定したセクタ内のデータをA
TAコントロール部9から順次読み出し、バッファRA
M6に書き込んだ後、ステップS29で、MPU7は、
ライトコマンドに続いて、アドレスラッチ部5から読み
出したアドレスデータを変換したシリンダ・ヘッダ・セ
クタ情報をATAコントロール部9に出力する。
【0038】次に、ステップS30で、MPU7は、デ
ュアルポートRAM4内に書き込まれたデータを確認
し、バッファRAM6内に書き込まれたセクタデータの
内、デュアルポートRAM4に書き込まれたデータのア
ドレスを除くすべてのデータ及びデュアルポートRAM
4に書き込まれたデータをATAコントロール部9に出
力する。この後、ステップS31で、ATAコントロー
ル部9は、ビジー状態であることを示すLowレベルの
ビジー信号Busy#をMPU7に出力すると共に、M
PU7から入力されたライトコマンド及びシリンダ・ヘ
ッダ・セクタ情報より、メモリ部8における所望の物理
アドレス空間に、入力された上記データを格納する。
【0039】ステップS32で、ATAコントロール部
9は、メモリ部8へのデータ書き込みが完了すると、レ
ディ状態であることを示すHighレベルのビジー信号
Busy#をMPU7に出力し、ステップS33で、M
PU7は、ICメモリカード1がレディ状態であること
を示すHighレベルのビジー信号Busy#を外部バ
ス11を介してホストシステム装置2に出力して、本フ
ローは終了する。
【0040】図4は、本発明の実施の形態1におけるI
Cメモリカードの他の例を示した概略のブロック図であ
り、図4と図1との相違点のみ説明する。図4における
図1との相違点は、図1では、デュアルポートRAM
4、アドレスラッチ部5、バッファRAM6、MPU7
及びATAコントロール部9が内部バス12で接続され
ていたが、図4では、デュアルポートRAM4、アドレ
スラッチ部5及びMPU7を内部バス21で接続し、バ
ッファRAM6、MPU7及びATAコントロール部9
を内部バス22で接続したことにある。なお、図4で示
したICメモリカードの動作は、図1で示したICメモ
リカードと同様であるのでその説明を省略する。
【0041】このように、本実施の形態1におけるIC
メモリカードは、MPU7により、外部のホストシステ
ム装置2から入力されるカードイネーブル信号CE#、
アウトプットイネーブル信号OE#及びライトイネーブ
ル信号WE#からATAコントロール部9に対する所定
のコマンドを生成して出力すると共に、ホストシステム
装置2から入力されたアドレスデータの内、セクタを示
すアドレスデータをシリンダ・ヘッダ・セクタ情報に変
換してATAコントロール部9に出力するような構成に
した。このことから、コマンド入力を必要としないSR
AM又はEEPROM等をメモリ部に使用したICメモ
リカードのように、外部のホストシステム装置から入力
されるカードイネーブル信号CE#、アウトプットイネ
ーブル信号OE#及びライトイネーブル信号WE#によ
ってフラッシュメモリで構成されたメモリ部の制御を行
うことができる。このため、外部のホストシステム装置
との互換性を高めることができる。
【0042】実施の形態2.実施の形態1においては、
デュアルポートRAMを使用したが、デュアルポートR
AMの代わりに通常のRAMを使用してもよく、このよ
うにしたものを本発明の実施の形態2とする。図5は、
本発明の実施の形態2におけるICメモリカードの例を
示した概略のブロック図である。なお、図5において図
1と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説
明を省略すると共に、図1との相違点のみ説明する。
【0043】図5における図1との相違点は、図1のデ
ュアルポートRAM4の代わりに入出力回路部31及び
RAM32を使用し、これに伴って、図1のICメモリ
カード1をICメモリカード35としたことにある。図
5において、ICメモリカード35は、コネクタ3、バ
ッファで形成された入出力回路部31、RAM32、ア
ドレスラッチ部5、バッファRAM6、MPU7、メモ
リ部8及びATAコントロール部9で構成されている。
なお、入出力回路部31及びRAM32はサブメモリ部
をなす。
【0044】アドレスラッチ部5、入出力回路部31及
びMPU7はコネクタ3を介して外部バス11でホスト
システム装置2と接続されている。更に、アドレスラッ
チ部5、入出力回路部31、RAM32、バッファRA
M6、MPU7及びATAコントロール部9は内部バス
33で接続されている。MPU7は、入出力回路部31
の動作制御を行い、RAM32に書き込まれたデータを
読み出す際、該読み出したデータが入出力回路部31を
介して外部バス11に伝達されないように、入出力回路
部31に対して動作制御を行う。また、RAM32は、
ATAコントロール部9がメモリ部8に対して行うデー
タの読み出し及び書き込みの最小単位、例えば512バ
イトの記憶容量を備えている。
【0045】上記のような構成において、メモリ部8に
格納されているデータを読み出す動作は、デュアルポー
トRAM4をRAM32に置き換え、ホストシステム装
置2がRAM32からデータを読み出す際は、内部バス
33、入出力回路部31、外部バス11及びコネクタ3
を介して行うこと以外は、図2のフローチャートと同じ
であるので省略する。なお、データ読み出し時において
は、MPU7は、入出力回路部31に対してデータの入
出力を制限させることはない。また、図5では、バッフ
ァRAM6及びRAM32をそれぞれ設けたが、これら
を1つのRAMで形成するようにしてもよい。
【0046】次に、メモリ部8にデータを書き込む動作
について説明する。図6は、ICメモリカード35にお
けるデータ書き込み時の動作例を示したフローチャート
であり、図6を用いてメモリ部8にデータを書き込む動
作について説明する。なお、図6では、図3と同じ処理
を行うフローは同じ符号で示しており、ここではその説
明を省略する。
【0047】図6において、まず最初にステップS51
で、ホストシステム装置2は、外部バス11を介してI
Cメモリカード35に出力しているカードイネーブル信
号CE#及びライトイネーブル信号WE#をそれぞれL
owレベルにすると共にアウトプットイネーブル信号O
E#をHighレベルにする。これと同時に、ホストシ
ステム装置2は、アドレスデータ及び書き込みを行うデ
ータを外部バス11に出力し、入出力回路部31を介し
てRAM32に該書き込みを行うデータが書き込まれ
る。
【0048】次に、図3のステップS22からステップ
S27の処理を行った後、ステップS52で、MPU7
は、入出力回路部31に対して外部バス11に対するデ
ータの入出力を禁止すると共に、指定したセクタ内のデ
ータをATAコントロール部9から順次読み出し、バッ
ファRAM6に書き込んだ後、図3のステップS29の
処理を行う。この後、ステップS53で、MPU7は、
RAM32内に書き込まれたデータを確認し、バッファ
RAM6内に書き込まれたセクタデータの内、RAM3
2に書き込まれたデータのアドレスを除くすべてのデー
タ及びRAM32に書き込まれたデータをATAコント
ロール部9に出力する。
【0049】この後、図3のステップS31及びステッ
プS32の処理を行い、ステップS54で、MPU7
は、入出力回路部31に対するデータ入出力の禁止を解
除し、ICメモリカード35がレディ状態であることを
示すHighレベルのビジー信号Busy#を外部バス
11を介してホストシステム装置2に出力して、本フロ
ーは終了する。
【0050】図7は、本発明の実施の形態2におけるI
Cメモリカードの他の例を示した概略のブロック図であ
り、図7と図5との相違点のみ説明する。図7における
図5との相違点は、図5では、アドレスラッチ部5、入
出力回路部31、RAM32、バッファRAM6、MP
U7及びATAコントロール部9が内部バス33で接続
されていたが、図7では、アドレスラッチ部5、入出力
回路部31、RAM32及びMPU7を内部バス41で
接続し、バッファRAM6、MPU7及びATAコント
ロール部9を図4の内部バス22で接続したことにあ
る。なお、図7で示したICメモリカードの動作は、図
5で示したICメモリカードと同様であるのでその説明
を省略する。
【0051】このように、本実施の形態2におけるIC
メモリカードは、実施の形態1のデュアルポートRAM
の代わりに通常のRAM32を使用した。このことによ
り、実施の形態1の効果に加えて、デュアルポートRA
Mよりも安価な揮発性メモリを使用することができ、コ
ストの削減を図ることができる。
【0052】
【発明の効果】請求項1に係るICメモリカードは、制
御部により、外部のホストシステム装置から入力される
制御信号からメモリ部に対する所定のコマンドを生成し
て出力されると共に、ホストシステム装置から入力され
たアドレスデータの内、アドレスラッチ部から読み出し
たセクタアドレスデータをシリンダ・ヘッダ・セクタ情
報に変換した後、メモリ部における物理アドレス空間を
示すデータに変換してメモリ部に出力されるような構成
にした。このことから、コマンド入力を必要としないS
RAM又はEEPROM等をメモリ部に使用したICメ
モリカードのように、外部のホストシステム装置から入
力される制御信号によって、フラッシュメモリ等のコマ
ンド入力を必要とする不揮発性メモリで構成されたメモ
リ部の制御を行うことができる。このため、外部のホス
トシステム装置との互換性を高めることができる。
【0053】請求項2に係るICメモリカードは、請求
項1において、制御部により、外部のホストシステム装
置から入力されるカードイネーブル信号、アウトプット
イネーブル信号及びライトイネーブル信号からメモリ部
に対する所定のコマンドを生成して出力される。このこ
とから、コマンド入力を必要としないSRAM又はEE
PROM等をメモリ部に使用したICメモリカードのよ
うに、外部のホストシステム装置から入力されるカード
イネーブル信号、アウトプットイネーブル信号及びライ
トイネーブル信号によって、フラッシュメモリ等のコマ
ンド入力を必要とする不揮発性メモリで構成されたメモ
リ部の制御を行うことができる。このため、外部のホス
トシステム装置との互換性を高めることができる。
【0054】請求項3に係るICメモリカードは、請求
項1又は請求項2のいずれかにおいて、具体的には、ホ
ストシステム装置から入力される書き込みデータ、又は
上記メモリ部から読み出された読み出しデータを格納す
るサブメモリ部と、メモリ部における所望のセクタのデ
ータを一時的に格納するバッファメモリ部とを更に備
え、制御部は、サブメモリ部及びバッファメモリ部の制
御を行うと共に、サブメモリ部及びバッファメモリ部を
1セクタに対応させたセクタ内の各アドレスを設けて使
用する。このことから、コマンド入力を必要としないS
RAM又はEEPROM等をメモリ部に使用したICメ
モリカードのように、フラッシュメモリ等のコマンド入
力を必要とする不揮発性メモリで構成されたメモリ部の
制御を行うことができる。このため、外部のホストシス
テム装置との互換性を高めることができる。
【0055】請求項4に係るICメモリカードは、請求
項3において、具体的には、メモリ部からのデータ読み
出し時に、メモリ部から読み出されたセクタデータは、
サブメモリ部に格納され、該格納されたセクタデータか
らホストシステム装置は所望のデータを読み出すように
した。このことから、コマンド入力を必要としないSR
AM又はEEPROM等をメモリ部に使用したICメモ
リカードのように、フラッシュメモリ等のコマンド入力
を必要とする不揮発性メモリで構成されたメモリ部から
のデータ読み出しを行うことができる。このため、外部
のホストシステム装置との互換性を高めることができ
る。
【0056】請求項5に係るICメモリカードは、請求
項3又は請求項4のいずれかにおいて、具体的には、メ
モリ部へのデータ書き込み時に、データの書き込みを行
うセクタのデータをメモリ部からバッファメモリ部に格
納し、ホストシステム装置によってサブメモリ部に書き
込まれたデータと、該データを格納するアドレスのデー
タを除くバッファメモリ部に格納されたデータとをメモ
リ部に書き込むようにした。このことから、コマンド入
力を必要としないSRAM又はEEPROM等をメモリ
部に使用したICメモリカードのように、フラッシュメ
モリ等のコマンド入力を必要とする不揮発性メモリで構
成されたメモリ部へのデータ書き込みを行うことができ
る。このため、外部のホストシステム装置との互換性を
高めることができる。
【0057】請求項6に係るICメモリカードは、請求
項3から請求項5のいずれかにおいて、具体的には、バ
ッファメモリ部は、メモリ部の1セクタ分のメモリ容量
を有するようにした。このことから、メモリ部へのデー
タの書き込みをコマンド入力を必要としないSRAM又
はEEPROM等をメモリ部に使用したICメモリカー
ドのように行うことを、容易にすることができる。
【0058】請求項7に係るICメモリカードは、請求
項3から請求項6のいずれかにおいて、具体的には、サ
ブメモリ部は、メモリ部の1セクタ分のメモリ容量を有
するようにした。このことから、メモリ部からのデータ
読み出し及びメモリ部へのデータの書き込みをコマンド
入力を必要としないSRAM又はEEPROM等をメモ
リ部に使用したICメモリカードのように行うことを、
容易にすることができる。
【0059】請求項8に係るICメモリカードは、請求
項3から請求項7のいずれかにおいて、具体的には、サ
ブメモリ部をデュアルポートRAMで形成した。このこ
とから、メモリ部からのデータ読み出し及びメモリ部へ
のデータの書き込みをコマンド入力を必要としないSR
AM又はEEPROM等をメモリ部に使用したICメモ
リカードのように行うことを、更に容易にすることがで
きる。
【0060】請求項9に係るICメモリカードは、請求
項3から請求項7のいずれかにおいて、具体的には、サ
ブメモリ部を、ホストシステム装置とのデータの入出力
を制御する入出力回路部と、データの格納を行う揮発性
メモリ部とで形成し、上記制御部は、該揮発性メモリ部
にアクセスする際、上記入出力回路部に対してホストシ
ステム装置とのデータの入出力を禁止した。このことか
ら、メモリ部からのデータ読み出し及びメモリ部へのデ
ータの書き込みをコマンド入力を必要としないSRAM
又はEEPROM等をメモリ部に使用したICメモリカ
ードのように行うことを、更に容易にすることができる
と共に、市販された一般的な揮発性メモリをサブメモリ
部に使用することができるため、コストの削減を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるICメモリカ
ードの例を示した概略のブロック図である。
【図2】 図1で示したICメモリカード1におけるデ
ータ読み出し時の動作例を示したフローチャートであ
る。
【図3】 図1で示したICメモリカード1におけるデ
ータ書き込み時の動作例を示したフローチャートであ
る。
【図4】 本発明の実施の形態1におけるICメモリカ
ードの他の例を示した概略のブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態2におけるICメモリカ
ードの例を示した概略のブロック図である。
【図6】 図5で示したICメモリカード35における
データ読み出し時の動作例を示したフローチャートであ
る。
【図7】 本発明の実施の形態2におけるICメモリカ
ードの他の例を示した概略のブロック図である。
【図8】 従来のICメモリカードの構成例を示した概
略のブロック図である。
【符号の説明】
1,35 ICメモリカード、 2 ホストシステム装
置、 3 コネクタ、4 デュアルポートRAM、 5
アドレスラッチ部、 6 バッファRAM、 7 M
PU、 8 メモリ部、 9 ATAコントロール部、
31 入出力回路部、 32 RAM

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理機器等からなるホストシステム
    装置に接続して使用され、所定のコマンドで制御される
    不揮発性メモリで構成されたデータ格納を行うメモリ部
    を備えるICメモリカードにおいて、 ホストシステム装置から入力されるアドレスデータの
    内、セクタアドレスを示すアドレスデータをラッチする
    アドレスラッチ部と、 ホストシステム装置から入力される制御信号に従って、
    上記メモリ部に対する所定のコマンドを生成して出力す
    る制御部とを備え、 上記制御部は、アドレスラッチ部から読み出したセクタ
    アドレスデータをメモリ部における物理アドレス空間を
    示すデータに変換して上記メモリ部に出力することを特
    徴とするICメモリカード。
  2. 【請求項2】 上記ホストシステム装置から入力される
    制御信号は、ICメモリカードを活性状態にするカード
    イネーブル信号、アウトプットイネーブル信号及びライ
    トイネーブル信号であることを特徴とする請求項1に記
    載のICメモリカード。
  3. 【請求項3】 ホストシステム装置から入力される書き
    込みデータ、又は上記メモリ部から読み出された読み出
    しデータを格納する、揮発性メモリで形成されたサブメ
    モリ部と、上記メモリ部における所望のセクタのデータ
    を一時的に格納する、揮発性メモリで形成されたバッフ
    ァメモリ部とを更に備え、上記制御部は、サブメモリ部
    及びバッファメモリ部の制御を行うと共に、サブメモリ
    部及びバッファメモリ部を1セクタに対応させたセクタ
    内の各アドレスを設けて使用することを特徴とする請求
    項1又は請求項2のいずれかに記載のICメモリカー
    ド。
  4. 【請求項4】 上記制御部は、メモリ部からのデータ読
    み出し時に、メモリ部から読み出したセクタデータを上
    記サブメモリ部に格納し、上記ホストシステム装置は、
    サブメモリ部からセクタ内における所望のデータを読み
    出すことを特徴とする請求項3に記載のICメモリカー
    ド。
  5. 【請求項5】 上記制御部は、メモリ部へのデータ書き
    込み時に、上記アドレスラッチ部から読み出したセクタ
    アドレスデータが示すセクタデータをメモリ部から読み
    出して上記バッファメモリ部に格納し、ホストシステム
    装置によって上記サブメモリ部に格納された書き込みデ
    ータと、該書き込みデータを格納するアドレスのデータ
    を除くバッファメモリ部に格納されたデータとをメモリ
    部に書き込むことを特徴とする請求項3又は請求項4の
    いずれかに記載のICメモリカード。
  6. 【請求項6】 上記バッファメモリ部は、メモリ部にお
    ける1セクタ分のメモリ容量を有することを特徴とする
    請求項3から請求項5のいずれかに記載のICメモリカ
    ード。
  7. 【請求項7】 上記サブメモリ部は、メモリ部における
    1セクタ分のメモリ容量を有することを特徴とする請求
    項3から請求項6のいずれかに記載のICメモリカー
    ド。
  8. 【請求項8】 上記サブメモリ部は、デュアルポートR
    AMで形成されることを特徴とする請求項3から請求項
    7のいずれかに記載のICメモリカード。
  9. 【請求項9】 上記サブメモリ部は、ホストシステム装
    置とのデータの入出力を制御する入出力回路部と、デー
    タの格納を行う揮発性メモリ部とからなり、上記制御部
    は、該揮発性メモリ部にアクセスする際、上記入出力回
    路部に対してホストシステム装置とのデータの入出力を
    禁止することを特徴とする請求項3から請求項7のいず
    れかに記載のICメモリカード
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002023891A (ja) * 2000-05-01 2002-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 特定用途向けのプログラムを格納したモジュール
JP2007018403A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Alpine Electronics Inc 異種インタフェース対応レジスタ
JP2007193841A (ja) * 2000-05-01 2007-08-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 特定用途向けのプログラムを格納したモジュール
JP2007220136A (ja) * 2000-05-01 2007-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd モジュールを装着可能なデータ端末装置
JP2009003939A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Samsung Electronics Co Ltd フラッシュメモリ装置を含むメモリシステム

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