JP4945186B2 - 記憶装置およびこれを含むメモリシステム - Google Patents

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Description

この発明は、記憶装置およびその接続方法に関し、例えば、NAND型フラッシュメモリを記憶デバイスとして搭載した記憶装置等に適用される。
従来、別定義のアクセスモード(新たなインターフェイス(I/F)プロトコル)を有する記憶装置が、ホスト装置に接続をしようとすると、アクセスモードを駆動するデバイスドライバが異なるため、ホスト装置に接続することができない。さらに、別定義のアクセスモードで接続する場合には、ホスト装置のデバイスドライバを入れ替える必要がある。それは、デバイスドライバは、ホスト装置のROM(Read-only memory)のファームウェア中に設けられており、上記ROMは書き換えられないからである。
一方、ホスト装置のファームウェアの入替をしてしまうと、例えば、NAND型フラッシュメモリ等の記憶デバイスのI/Fも入れ替えることが必要となる。そのため、それまで接続していたNAND型フラッシュメモリと接続することができなくなる。
そのため、このような場合、ホスト装置は、NAND型フラッシュメモリのアクセスモード用のデバイスドライバと、上記別定義のアクセスモード(新たなI/Fプロトコル)用のデバイスドライバとの2種類のアクセスモードに対応できるファームウェアを備える必要がある。或いは、ホスト装置は、2種類以上のデバイスドライバを備えた上で、接続された記憶装置よって、複数のデバイスドライバから、いずれかのデバイスドライバを選択する必要があった。
結果、別定義(新たなI/Fプロトコル)のアクセスモードを有する記憶装置に接続する場合には、ホスト装置のデバイスドライバを入れ替える必要があるため、記憶装置の利便性が低減するという問題があった。
上記のように、従来の記憶装置は、利便性が低減するという事情があった。
本願の文献公知発明としては、例えば、以下のようなものがある。
特開2001−266580号公報 明細書
この発明は、利便性を向上できる記憶装置およびその接続方法を提供する。
この発明の一態様によれば、第1アクセスモードおよび前記第1アクセスモードとアドレスが別定義である第2アクセスモードにより、ホスト装置と通信するように構成されるインターフェイスと、前記第1アクセスモードでこの記憶装置にアクセスする第1デバイスドライバを格納することなく、前記第2アクセスモードで前記記憶装置にアクセスする第2デバイスドライバを格納する半導体メモリと、前記第1デバイスドライバによって、前記記憶装置がアクセス可能であり前記ホスト装置にとって既知であると認識させて、前記第1アクセスモードにより前記インターフェイスを介して、前記第2デバイスドライバを前記ホスト装置に出力するように構成されるコントローラとを具備し、前記コントローラは、前記第2デバイスドライバを前記ホスト装置に出力した後、前記第2アクセスモードで前記インターフェイスを介して前記ホスト装置に、前記半導体メモリに格納するデータを出力する記憶装置を提供できる。
この発明の一態様によれば、CPUと、ホストインターフェイスと、第1アクセスモードを駆動させる第1デバイスドライバを格納するROMとを備えるホスト装置と、第1アクセスモードおよび前記第1アクセスモードとアドレスが別定義である第2アクセスモードにより、前記ホストインターフェイスによりホスト装置と通信するメモリインターフェイスと、前記第1アクセスモードで記憶装置にアクセスする第1デバイスドライバを格納することなく、前記第2アクセスモードで前記記憶装置にアクセスする第2デバイスドライバを格納する半導体メモリと前記第1デバイスドライバによって、前記記憶装置がアクセス可能であり前記ホスト装置にとって既知であると認識させて、前記第1アクセスモードにより前記メモリインターフェイスを介して、前記第2デバイスドライバを前記ホスト装置に出力するように構成されるコントローラとを備える記憶装置とを具備し、前記コントローラは、前記第2デバイスドライバを前記ホスト装置に出力した後、前記第2アクセスモードで前記インターフェイスを介して前記ホスト装置に、前記半導体メモリに格納するデータを出力するメモリシステムを提供できる。
この発明によれば、利便性を向上できる記憶装置およびその接続方法が得られる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。尚、この説明においては、全図にわたり共通の部分には共通の参照符号を付す。
[第1の実施形態]
この発明の第1の実施形態に係る記憶装置について図1乃至図3を説明する。図1は、この実施形態に係る記憶装置を説明するための平面図である。この実施形態に係る記憶装置11の利用環境は、ホスト装置12が、ホスト装置のドライバ(LBA NANDデバイスドライバ)17−2を記憶装置11のNAND型フラッシュメモリ15からロードするタイプのものである。
図示するように、記憶装置11およびホスト装置12が配置されている。
ホスト装置12は、バス(図示せず)を介して接続される記憶装置11に対しアクセスを行うためのハードウェア及びソフトウェアを備えている。
記憶装置11は、ホスト装置12に接続された際に電源供給を受けて駆動し、ホスト装置12からのアクセスに応じた処理を行う。上記記憶装置11は、いわゆるセクタ単位もしくは所定データサイズ単位の読み出し/書き込み(Read/Write)を行う。以下、本例の記憶装置11は、後述するTSOPパッケージ等のようにプリント基板に半田実装されているものを一例として説明する。
記憶装置11は、記憶デバイスであるNAND型フラッシュメモリ15と、上記NAND型フラッシュメモリを制御するコントローラ16とを備えている。
NAND型フラッシュメモリ15は、LBA NANDアクセスモード(第2アクセスモード)26−2を駆動するLBA NANDデバイスドライバ17−2を格納している。上記LBA NANDアクセスモード26−2は、NAND型フラッシュメモリ15にアクセス(接続)するためのPure NANDアクセスモード(第1アクセスモード)26−1とは別定義(新たなI/Fプロトコル)のアクセスモードである。
後述するように、LBA NANDアクセスモード(以下、LBA NANDモード)26−2は、Pure NANDアクセスモード(以下、Pure NANDモード)26−1と同一の信号ピンが使用され、LBA NANDモード26−2のコマンドシーケンスはPure NANDモード26−1に準じた同一のNANDI/F20、31を介して通信されるものである。ここで、コマンドシーケンスとは、コマンド、アドレスおよびデータが入力される一連の順序(入力タイミング)をいう。
上記のように、LBA NANDモード26−2のアドレスの定義はPure NANDモード26−1と異なっている。即ち、Pure NANDモード26−1では物理アドレス(カラムアドレスやページアドレスなど)を使用してアクセスが行われるのに対し、LBA NANDモード26−2では論理セクタアドレスを使用してアクセスが行われる点でアドレスの定義が異なっている。
上記LBA NANDモード26−2は、論理セクタアクセス階層でのアクセスを受け付け、消去ブロックサイズを意識する必要は無く、エラーフリー(ECC(誤り訂正符号)訂正済みのデータが出力される)のアクセスモードである。
図2は、NAND型フラッシュメモリ15におけるデータ配置を示している。図示するように、フラッシュメモリ15の各ページは、2112B(2kByte分のデータ記憶部+64Byte分の冗長部(ここで、kは1024)+24B分の管理データ記憶部)を有しており、例えば128ページ分が1つの消去単位(256kB+8kB(ここで、kは1024))である。なお、以下の説明においては、便宜上、このフラッシュメモリ15の消去単位を256kBとする。
また、フラッシュメモリ15は、フラッシュメモリ15へのデータ入出力を行うためのページバッファ41Aを備えている。ページバッファ41Aの記憶容量は、2112B(2048B+64B)である。データ書き込みなどの際、ページバッファ41Aは、フラッシュメモリ15に対するデータ入出力処理を、自身の記憶容量に相当する1ページ分の単位で実行する。
フラッシュメモリ15の記憶容量が、例えば、1Gビットである場合、256kBブロック(消去単位)の数は、512個となる。
尚、図5においては消去単位が256kBブロックである場合を例示しているが、消去単位が例えば16kBブロックとなるように構築することも実用上有効である。この場合、各ページは528B(512B分のデータ記憶部+16B分の冗長部)を有しており、32ページ分が1つの消去単位(16kB+0.5kB)である。
コントローラ16は、NAND型フラッシュメモリ15内部の物理状態(例えば、何処の物理ブロックアドレスに、何番目の論理セクタアドレスデータが含まれているか、あるいは、何処のブロックが消去状態であるか)を管理する。コントローラ16は、NAND型フラッシュメモリインターフェイス(以下、NANDI/F)20、22、MPU(micro processing unit)21、およびバッファRAM(random access memory)23を備えている。
MPU21は、プログラムROM(read only memory)17を備え、記憶装置11全体の動作を制御するように構成されている。例えば、記憶装置11が電源供給を受けたときに、NAND型フラッシュメモリ15に格納されているファームウェア(制御プログラム)をバッファRAM23上に読み出して所定の処理を実行することにより、各種のテーブルをバッファRAM23上に作成する。また、MPU21は、ホスト装置12から書き込みコマンド、読み出しコマンド、消去コマンドを受け取り、NAND型フラッシュメモリ15に対して所定の処理を実行したり、バッファRAM23を通じたデータ転送処理を制御するように構成される。
プログラムROM17は、記憶装置11がLBA NANDモード26−2で動作するためのプログラム(図示せず)を格納している。このプログラムROM17は、MPU21がホスト装置12から送信されたコマンドを受け取り所定のレスポンスするために設けられるものである。
バッファRAM23は、例えば、ホスト装置12から送られてくるデータをNAND型フラッシュメモリ15へ書き込む際に、一定量のデータ(例えば、1ページ分)を一時的に記憶したり、NAND型フラッシュメモリ15から読み出されるデータをホスト装置12へ送り出す際に、一定量のデータを一時的に記憶するように構成される。
NANDI/F20には、デバイスID(identification)25が設定されている。このデバイスID25は、後述するアクセスモード遷移動作においてホスト装置12が記憶装置11に接続する際に、ホスト装置12にとって記憶装置11が既知のデバイスであることを識別するために所定のプロトコルによって記憶装置11が出力するデータである。さらに、デバイスID25は、例えば、記憶装置11のデバイスの容量,消去ブロックサイズ,ページ長等を判断することができる。なお、デバイスIDで判断できる記憶装置11のデバイスの容量,消去ブロックサイズ,ページ長等は、記憶装置11内に搭載されているフラッシュメモリ15の容量,消去ブロックサイズ,ページ長等と必ずしも等しい必要はない。
ホスト装置12は、CPU30、NANDI/F31、ROM32、およびRAM33を備えている。
CPU30は、ホスト装置12全体の動作を制御するように構成されている。例えば、記憶装置12から受け取った所定のコマンドに対して、所定の処理を実行するように動作する。
ROM32は、Pure NANDモード26−1を駆動させるPure NANDデバイスドライバ17−1を格納している。そのため、ホスト装置12は、デバイスID25を読み出すことにより、Pure NANDモード26−1(第1アクセスモード)を既知なアクセスモードとしてこのモード26−1により記憶装置11と接続可能である。
RAM33は、LBA NANDモード26−2を駆動させるLBA NANDデバイスドライバ17−2を格納している。上記LBA NANDデバイスドライバ17−2は、後述するアクセスモード遷移動作により記憶装置11からロードし、RAM33に組み込まれるものである。
NANDI/F31を介して記憶装置11にアクセスし、書き込み及び読み出しなどの動作を行う。
また、この説明において、記憶装置11とホスト装置12との間でやりとりされる信号は以下の通りである。
I/O信号は、アドレス、データ、および所定のコマンドの信号である。
コマンドラッチイネーブル(CLE)信号は、動作コマンドの記憶装置11内部への取り込みをコントロールするための信号で、ライトイネーブル(WE)信号の立ち上がり、立ち下がり時にHレベルにすることにより、I/O端子上のデータがコマンドとしてコマンドレジスタに取り込まれる。
アドレスラッチイネーブル(ALE)信号は、アドレスデータのデバイス内部のアドレスレジスタへの取り込みをコントロールするための信号で、WE信号の立ち上がり、立下り時にHレベルにすることで、I/O端子上のデータがアドレスデータとして対応するレジスタに取り込まれる。
チップイネーブル(−CE)信号は、デバイス選択信号で、Ready状態ではHレベルにするとローパワーのスタンバイモードになる。また、プログラム、消去、リード動作の実行中のBusy状態(RY/−BY=“L”)のとき、“H”、“L”のいずれの状態も許容される。
ライトイネーブル(−WE)信号は、I/O端子から各データをデバイス内部に取り込むための信号である。
リードイネーブル(−RE)信号は、I/O端子からデータをシリアル出力させる信号である。
ライトプロテクト(WP)信号は、書き込み、消去動作を強制的に禁止させるための信号で、WP=“L”では内部高電圧発生回路の動作がリセットされる。WP=“H”で使用するが電源投入遮断時等入力信号が不確定なとき、WP=“L”にコントロールし期待しない動作から保存データを保護するために用いる信号である。
レディ/ビジー(RY/−BY)信号は、記憶装置11の内部動作状態を外部に知らせるための出力信号である。プログラム・消去・リード時、内部で実行動作中はビジーを出力(RY/BY=“L”)、完了するとレディ(RY/BY=“H”)を自動的に出力する。
また、上記記憶装置11は、図4に示すようなパッケージ(TSOP(Thin Small Outline Package)パッケージ)に封止して使用することも可能である。図4は、上記に説明した各信号が入力されるピン名称を示す図である。ここで、図4中の信号ピンNCは、非使用の信号ピンである。
<アクセスモード遷移動作>
次に、この実施形態に係る記憶装置のアクセスモード遷移動作について、図5乃至図10を用いて説明する。図5は、この実施形態に係るアクセスモード遷移動作を説明するためのタイミングチャート図である。図6は、アクセスモード遷移動作前の記憶装置11およびホスト装置12を示す平面図である。以下、図5のタイミングチャート図に即して説明する。
まず、図6に示すように、時刻t0の前(電源がONとされる前)では、LBA NANDデバイスドライバ17−2は、ホスト装置12のRAM33内に未だ格納されていない。
(ステップSM1、SH1)
続いて、時刻t1の際に、ホスト装置12の電源がONされると、記憶装置11は、ホスト装置12から供給される電源電圧Vccによって起動する。
(ステップSM2(Pure NANDモード))
続いて、時刻t2の際に、記憶装置11は、ホスト装置11にとって既知であるPure NANDモード26−1(第1アクセスモード)でアクセス可能なデバイスID25をホスト装置11に出力する。
この際、本例に係るデバイスID25の読み出しシーケンスは、図7に示すように表される。
まず、ホスト装置12は、コマンドラッチイネーブル信号CLEが“High(以下、Hと記す)”、チップイネーブル信号−CEが“Low(以下、Lと記す)”、アドレスラッチイネーブル信号−ALEが“L”、およびリードイネーブル信号−REが“H”の際、ライトイネーブル信号−WEの立ち上がりエッジにて、信号ピンI/O1〜I/O8から記憶装置11から送信されたIDリードコマンドCOM34を取り込む。
続いて、ホスト装置12は、コマンドラッチイネーブル信号CLEが“L”で、チップイネーブル信号−CEが“L”、アドレスラッチイネーブル信号−ALEが“H”、およびリードイネーブル信号−REが“H”の際、ライトイネーブル信号−WEの立ち上がりエッジにて、信号ピンI/O1〜I/O8からアドレスadr035を取り込む。
続いて、ホスト装置12は、コマンドラッチイネーブル信号CLEが“L”で、チップイネーブル信号−CEが“L”、アドレスラッチイネーブル信号−ALEが“L”、およびライトイネーブル信号−WEが“H”の際、リードイネーブル信号−REの立ち上がりエッジにて、信号ピンI/O1〜I/O8からコード36を取り込む。この際から、実働の読み出し動作を開始する。
続いて、ホスト装置12は、コマンドラッチイネーブル信号CLEが“L”で、チップイネーブル信号−CEが“L”、アドレスラッチイネーブル信号−ALEが“L”、およびライトイネーブル信号−WEが“H”の際、リードイネーブル信号−REの立ち上がりエッジにて、信号ピンI/O1〜I/O8からデバイスID25を取り込む。
そのため、以後においてホスト装置12は、デバイスドライバ17−1により駆動されるPure NANDモード26−1により、読み出し動作(Read)行を行うことができる。また、図6に示すように、この際、本例では、MPU21を経由しないで読み出し動作を行う。
この際、Pure NANDモード26−1の読み出しシーケンスは、図9に示すように表される。
まず、記憶装置11は、チップイネーブル信号−CEが“ロウレベル(以下、Lと記す)”、およびリードイネーブル信号−REが“ハイレベル(以下、Hと記す)”の際、信号ピンI/O1〜I/O8からホスト装置12より送信されたリードコマンドCOM46−1をコントローラ16に取り込む。
続いて、記憶装置11は、チップイネーブル信号−CEが“L”の際、リードイネーブル信号−REの立ち下がりエッジにて、信号ピンI/O1〜I/O8からデータ(Data0)43−0をコントローラ16に取り込む。そして、リードイネーブル信号−REの立ち上がりエッジにて、データ43−0をホスト装置12に出力する。
続いて、記憶装置11は、チップイネーブル信号−CEが“L”の際、リードイネーブル信号−REの立ち下がりエッジにて、信号ピンI/O1〜I/O8からデータ(Data1)43−1をコントローラ16に取り込む。そして、リードイネーブル信号−REの立ち上がりエッジにて、データ43−1をホスト装置12に出力する。
以後、上記と同様の動作を繰り返し、Pure NANDモード26−1により読み出し動作を行う。
尚、ここではPure NANDモード26−1の読み出し動作を詳細に説明した。しかし、Pure NANDモード26−1は、上記読み出し動作に限らず、同様に書き込み、消去動作等も行うことが可能である。
(ステップSH2(LBA NANDデバイスドライバ転送))
時刻t2の際に、ホスト装置12は、ROM32中に格納され読み出し動作等を行うためのブートコード(Boot code)(図示せず)をロード(load)する。
さらに、この際、ホスト装置12は、メモリ32に格納されデバイスドライバ17−1により駆動されるPure NANDモード26−1により記憶装置11にアクセスする。そして、ホスト装置12は、LBA NANDデバイスドライバ17−2を自身のRAM32に格納する。
ここで、LBA NANDモード26−2の読み出しシーケンスは、図10に示すように表される。
まず、記憶装置11は、コマンドラッチイネーブル信号CLEが“H”、チップイネーブル信号−CEが“L”、およびアドレスラッチイネーブル信号−ALEが“L”の際、ライトイネーブル信号−WEの立ち上がりエッジにて、信号ピンI/O1〜I/O8からホスト装置12から送信されたIDリードコマンドCOM46−2をコントローラ16に取り込む。
続いて、記憶装置11は、コマンドラッチイネーブル信号CLEが“L”で、チップイネーブル信号−CEが“L”、およびアドレスラッチイネーブル信号−ALEが“H”の際、ライトイネーブル信号−WEの立ち上がりエッジにて、信号ピンI/O1〜I/O8からアドレスadr0〜adr4のパケット45をコントローラ16に取り込む。このパケット45のうち、アドレスadr0〜adr1はセクタカウント(Sector count)Mを構成し、アドレスadr2〜adr4はセクタアドレス(Sector address)Nを構成している。
このように、本例では、アドレスの定義をセクタアドレス(Sector address)N(本例では、512Byte程度を最小単位としたアドレス)とする転送を行う。一方、従来はアドレスを5Byte程度に分けて転送していた。また、セクタカウント(Sector count)Mは、これから何セクタ転送するとの予告である。
続いて、記憶装置11は、コマンドラッチイネーブル信号CLEが“H”、チップイネーブル信号−CEが“L”、およびアドレスラッチイネーブル信号−ALEが“L”の際、ライトイネーブル信号−WEの立ち上がりエッジにて、信号ピンI/O1〜I/O8からホスト装置12から送信された終了コマンドCOM46−2をコントローラ16に取り込む。
続いて、記憶回路11は、上記パケット45を取り込んでいる間、“L”状態(Busy状態)のレディ/ビジーRY/−BY信号を出力する。
続いて、記憶装置11は、チップイネーブル信号−CEが“L”、レディ/ビジーRY/−BY信号が“H”の際、リードイネーブル信号−REの立ち下がりエッジから時刻tR後に、信号ピンI/O1〜I/O8からホスト装置12に、複数のデータ(Data0、Data1、…)から構成される転送ユニット47を転送する。
この転送ユニット47の転送パケットサイズは、従来の転送パケットサイズ(例えば、528Byte(512+16)程度を一単位)に合わして送信する。
このように、本例では、Pure NANDモード26−1およびLBA NANDモード26−2のいずれのアクセスモードにおいても、図3および図4に示す同一の信号ピンI/O1等が使用され、電気インターフェイス(信号線定義)が準拠されている。
尚、LBA NANDモード26−2については、読み出し動作のみを詳細に説明した。しかし、LBA NANDモード26−2は、上記読み出し動作に限らず、同様に書き込み、消去動作等も行うことが可能である。
(ステップSH3)
続いて、ホスト装置12は、システムブート(System boot)環境および先にロードしたLBA NANDアクセスモード26−2環境を構築する。上記システムブート環境は、例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB:Universal Serial Bus)メモリシステム,MP3システム等がある。
(ステップSM3)
続いて、時刻t3の際に、ホスト装置12は、LBA NANDモード環境の構築が完成すると、記憶装置11にモードチェンジコマンドFEh(hは16進数を示す)を発行する。
(ステップSM4)
続いて、時刻t4の際に、記憶装置11は、上記モードチェンジコマンドFEhを受信すると、LBA NANDデバイスドライバ17−2を駆動し、LBA NANDモード26−2に遷移する。以後、記憶装置11は、この遷移したLBA NANDモード26−2により、書き込み/読み出し(Read/Program)動作等を行う。
(ステップSH4)
上記時刻t4の際より、ホスト装置12は、構築されたLBA NANDモード26−2に遷移し、遷移したLBA NANDモード26−2により読み出し動作等のオペレーションモードを開始する。
(ステップSM5)
また、以後の時刻において、図6に示すように、ホスト装置12は、記憶装置11のアクセスエリアを変更する場合には、モードチェンジコマンドFAh(hは16進数を示す)発行する。
(ステップSM6)
続いて、記憶装置11は、上記モードチェンジコマンドFAhを受信すると、PNR(Pure NAND read )エリアおよびVFA(Vender Firmware store area)エリアから、MDS(Music data store)エリアへアクセスエリア変更する。このように、アクセスエリアを変更することにより、ホスト装置12から送信される音楽等のアプリケーションデータを所定のエリアに格納することが可能である。
ここで、上記PNRエリアとは、ホスト装置12が記憶装置11をデバイスID25に基づいてPure NANDモード26−1で読み出すエリアで、LBA NANDデバイスドライバ17−2が格納されているエリアである。上記VFAエリアとは、LBA NANDモード26−2でアクセスされ、ホスト装置12のファームウェアが格納されているエリアである。上記MDSエリアとは、LBA NANDモード26−2でアクセスされ、ホスト装置12が、例えば、オーディオプレイヤー(Audio Player)等の場合、音楽データが格納されているエリアである。
さらに、上記アクセスモード遷移動作は、以下のように変形して行うことも可能である。
例えば、記憶装置11がPure NANDモード26−1によりデータ出力が可能になった際(時刻t2の際)に、ホスト装置12に対してデバイスとしてレディ(Ready)状態に見せる。そして、その際には、記憶装置11のLBA NANDモード26−2のデータ出力が可能になっていなくても構わない様にする。
この場合、記憶装置11は、時刻t2以降に、LBA NANDアクセスモード26−2のデータ出力を可能にするための初期化処理を行う。例えば、MPU21は、システムデータを作成し、これをバッファRAM23上に保存する。ここで、システムデータの例として、アドレス変換テーブルなどが挙げられる。アドレス変換テーブルとは、論理アドレスとNAND型フラッシュメモリ15の物理アドレスとを変換するためのテーブルである。
この様に変形することで、ホスト装置12のファームロード時間を短時間で開始することができ、起動時間を短縮することができる。また、ホスト装置12側が有するNANDフラッシュメモリのアクセス開始までのタイムアウト設定が比較的短い場合であっても、LBA NANDアクセスモード26−2へ遷移することができる。
ここで、記憶装置11が、LBA NANDモード26−2のアクセス環境が構築されているか否かの確認は、例えば、以下のように行う。
まず、ホスト装置12が、Pure NANDモード26−1実行後、リセットコマンドを記憶装置11に発行する。そして、そのコマンドレスポンスのビジィ(Busy)状態が、レディ(Ready)状態になるまで待機することにより行うことができる。或いは、LBA NANDアクセスモード専用のリセットコマンドを設定し、その専用のリセットコマンドレスポンスのビジィ(Busy)状態が、レディ(Ready)状態になるまで待機することにより行うことができる。
また、Pure NANDモード26−1の場合に、ホスト装置12が発行してくるNANDフラッシュメモリのアドレスに関係なく、所定の順番で予め決められたデータを読み出すことを実行してもよい。
ホスト装置12の既存のNAND型フラッシュメモリ(ファームウェア)32の更新機能(ページコピー機能)が使えるように、Pure NANDモード26−1のアクセスデータを記録するようにしてもよい。勿論、LBA NANDモード26−2を使用した場合でも、ホスト装置12のNAND型フラッシュメモリ32の更新機能を付加しても良い。そして、これらのホスト装置12のNAND型フラッシュメモリ32の更新書込操作時には、ホスト装置12が発行してくるNAND型フラッシュメモリのアドレスに関係なく、所定の順番で読み出されるべく、データ順でデータを格納しても良い。
また、Pure NANDアクセスモード26−2の場合には、NAND型フラッシュメモリのPage長にも、例えば、(2k+64)Byte等の値がある。そして、その中にはホスト装置12が生成しているECCデータ等が含まれる場合がある。この場合には、ホスト装置12が生成してくるECCデータの生成定義式を知った上で、記憶装置11内でECCデータを生成しても良いし、ホスト装置12が生成してくるECCデータを含めてNAND型フラッシュメモリ15内にそのまま記録しておいても良い。上記のようなホスト装置12が生成しているECCデータ等が含まれる場合は、以下のような3つの態様が考えられる。
まず、ホスト装置12が生成してくるECCデータの生成定義式を記憶装置11が知っている場合。この場合には、データの書き込み動作において、ホスト装置12から受信したECCデータを外して、NAND型フラッシュメモリにデータを格納する。データの読み出し動作においては、記憶装置11内でECCデータを生成して、ECCデータを含むデータをホスト装置12に送信する。
また、データの書き込み動作において、ホスト装置12から受信したECCデータを含むデータをNAND型フラッシュメモリにそのまま書き込む場合もある。
さらに、データの書き込み動作において、ホスト装置12から受信した第1のECCデータを含むデータに対して第2のECCデータを記憶装置11内で更に生成し、その第1のECCデータを含むデータと第2のECCデータをNAND型フラッシュメモリに書き込む場合。上記のような2Pageを使用して記録するのは、この態様である。
ここで、一般には、記憶装置11内では独自のECC定義を持つので、ホスト装置12側からのアクセスが、例えば、(2k+64)Byteであり、記憶装置11内に搭載しているNAND型フラッシュメモリ15のPage長が(2k+64)Byte等である場合には、ホスト装置12からのアクセス1Page分のデータを記憶装置11内部では搭載NAND型フラッシュメモリ15に対して2Pageを使用して記録するPure NANDアクセスモード26−1の書き込み動作を行う。
上記のように、この実施形態に係る記憶装置およびその使用方法によれば、下記(1)乃至(4)の効果が得られる。
(1)利便性を向上できる。
上記のように、記憶装置11は、デバイスID25を送信し、記憶装置11がホスト装置12にとって接続可能なデバイス(既知であるデバイス)であると認識させる。続いて、記憶装置11は、ホスト装置12の具備するPure NANDモード26−1によりホスト装置12に接続する(ステップSM2)。さらに、記憶装置11は、NANDI/F20を介して、上記LBA NANDモード26−2を駆動するLBA NANDデバイスドライバ17−2を転送することができる(ステップSH2)。これは、Pure NANDモードおよびLBA NANDモードは、図3および図4に示す同一の信号ピンが使用され電気インターフェイス(信号線定義)が準拠されているためである。その後、ホスト装置12は、LBA NANDデバイスドライバ17−2を自身のメモリ32に格納し(ステップSH3)、LBA NANDモードに遷移して、LBA NANDモードによって読み出し動作等を開始することができる(ステップSM4)。
そのため、記憶装置11は、デバイスID25を送信し、ホスト装置12がPure NANDモード26−1を具備していれば、別定義(新たなI/Fプロトコル)のLBA NANDモード26−2として接続しようとする場合であっても、上記別定義のアクセスモードによりホスト装置12と接続することができる。この際、記憶装置11が別定義のLBA NANDモード26−2を駆動するLBA NANDデバイスドライバ17−2を転送できるため、ホスト装置12は、自身のファームウェアを変更する必要がない。このように、本例の記憶装置11は、ホスト装置12のファームウェアを変更せずに、所望の別定義のアクセスモードに接続でき、利便性を向上できる。
(2)最適なデバイスドライバ17−2を転送することができる。
一般に、記憶装置とホスト装置の最適な組み合わせのデバイスドライバは、記憶装置の特性により決定される。上記のように、本例に係る記憶装置11は、記憶装置11が選択するデバイスドライバ17−2をホスト装置12に転送することができる(ステップSH2)。そのため、ホスト装置12においては、記憶装置11の特性により選択された最適なデバイスドライバ17−2をロードすることができることとなる。
このように、記憶装置11は、記憶装置11とホスト装置12のデバイスドライバ17−2の最適な組合せを選択して転送することにより、最適なデバイスドライバ17−2の組み合わせを構成できる点で有利である。
(3)想定していなかった別定義のアクセスモードに対しても接続することができる。
本例のように、ホスト装置12が、NANDフラッシュメモリ15のアクセスモードとして、Pure NANDモード26−1しか元々想定していなかった設計仕様のものである場合であっても、上記アクセスモード遷移動作により、その他のアクセスモード(例えば、LBA NANDモード26−2)にモード遷移を行うことができる。
そのため、記憶装置11は、ホスト装置12が想定していなかった別定義のアクセスモードに対しても接続し、実駆動を行うことができる。
(4)コントローラ16の構成を簡易にできる。
上記のように、本例ではPure NANDモード26−1の読み出し動作(ステップSM2)の際には、ホスト装置12が発行したアドレスを参照せずに、所定の順番で予め決められたデータ(Data0,…)を読み出すようにコントローラ16が構成されている。
このように、ホスト装置12により、あらかじめ順番が決まったデータをアドレスを参照してまで忠実に読み出すことをしない。そのため、アドレスを参照せずに所定の順番で予め決められたデータ読み出しをすることでコントローラ16の構成を簡易にできる点で有利である。尚、Pure NANDモード26−1の書き込み動作であっても、アドレスを参照せず行う限り、上記同様の効果が得られる。
[変形例]
さらに、以下(1)乃至(6)のような変形を加えた実施態様を取ることも可能である。
(1)複数のアクセスモードを備え、そのうち一のアクセスモードがNAND型フラッシュメモリのアクセスモードで、その他のアクセスモードは、電気的インターフェイスを準拠しているが、別定義のアクセスモードである記憶装置。
例えば、図11に示すように、Pure NANDアクセスモード26−1を有し、そのPure NANDアクセスモード26−1と電気的インターフェイスに準拠したその他複数のアクセスモードを備えた記憶装置11が考えられる。このような場合には、別定義のアクセスモード(アクセスモード2、アクセスモード3、…)となった場合であっても、記憶装置11は、ホスト装置12のファームウェアの変更無しに、ホスト装置12に接続することができる。
このように、上記実施形態では、アクセスモードは、Pure NANDモード26−1およびLBA NANDモード26−2を一例として説明したが、アクセスモードはこれらに限られず、さらに複数のアクセスモードを有する記憶装置に適用することが可能である。つまり、ある記憶デバイスにアクセスする第1アクセスモードと、その第1アクセスモードと電気的インターフェイスに準拠したその他複数のアクセスモードを備えた記憶装置に適用することが可能である。
上記構成によれば、その他複数のアクセスモードの利用が、ホスト装置12のハードウェアCPU30の変更が無しに可能となる点で有利である。
(2)LBA NANDモード26−2を、論理セクタアクセスの階層でのアクセスを受け付け可能とする。
LBA NANDモード26−2を論理セクタアクセスの階層でのアクセスを受け付け可能とすることにより、ホスト装置12のファームウェアの中に組み込むLBA NANDアクセスモード26−2を駆動するデバイスドライバ17−2の構成を簡易とできる点で有利である。
さらに、記憶装置11に搭載される記憶デバイスの特性にかかわらず抽象化された階層でアクセスが可能となるため、例えば、NAND型フラッシュメモリ15等の記憶デバイスの特性にかかわらず同一のデバイスドライバ17−2でアクセスすることができるメリットもある。
(3)LBA NANDモード26−2を、ファイルシステム(ファイル名)の階層でのアクセスを受け付け可能とする。
上記のように変形することにより、LBA NANDモード26−2を駆動するデバイスドライバ17−2の構成を簡易にすることができる。さらに、上記変形例(2)と同様の理由から、記憶装置11の記憶デバイスの特性にかかわらず同一のデバイスドライバ17−2でアクセスすることができるメリットもある。
(4)複数のアクセスモードを備え、そのうちの一のアクセスモードがNAND型フラッシュメモリのアクセスモードで、その他のアクセスモードは、別定義のアクセスモードであるが電気的インターフェイスを準拠していない記憶装置。
これは、記憶装置11がNANDI/F20以外に、ホスト装置12に接続するCPUバス等を新たに配線することにより行うことが可能である。必要に応じて、このような構成を適用することが可能である。
(5)Pure NANDモード26−1の読み出し動作(ステップSM2)の際に、ホスト装置12が発行したアドレスを参照して読み出し/書き込みを行う。
図8に示したように、第1の実施形態において、Pure NANDモード26−1の読み出し動作(ステップSM2)の際には、ホスト装置12が発行したアドレスを参照して読み出しを行っていない。しかし、ホスト装置12が発行したアドレスを参照して読み出しを行うことにより、より忠実にNAND型フラッシュメモリのアクセスモードに合わせることができ、ホスト装置12との適合性を拡大できる点で有利である。
さらに、書き込み動作の際に、ホスト装置12が発行したアドレスを参照して書込を行う場合であっても同様の効果が得られる。それは、より忠実にNAND型フラッシュメモリのアクセスモードに合わせることにより、より広い範囲のホスト機器との適合性を書き込み特性を含めて実現できるからである。
(6)Pure NANDモード26−1で読み出し可能なデータ43−0等のデータ量を、記憶装置11のデータ量のごく一部に限定する。
ファームウェアデータ量は、多くの場合、ごく限定された記憶容量しか必要としない。そのため、限定された記憶容量しか必要としない場合には、図8中の読み出しデータ43−0等のデータ量を限定をすることにより、記憶装置11の構成を簡単にすることができる点で有利である。
尚、上記説明において、記憶装置11は、上記TSOPパッケージ等の半導体パッケージを一例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば、メモリカード等にも同様に適用することが可能である。
また、記憶装置11に搭載される記憶デバイスは、本例のNAND型フラッシュメモリに限らず、例えば、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、MRAM(Magnetic Random Access Memory)等のその他の記憶デバイスあっても同様に適用可能である。
さらに、上記実施形態中では、ホスト装置12のデバイスドライバを記憶装置11の記憶デバイスからロードする場合を一例に挙げて説明したが、本発明は、この場合に限定されない。
以上、第1の実施形態および変形例を用いて本発明の説明を行ったが、この発明は上記実施形態および変形例に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記実施形態および変形例には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態および変形例に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
この発明の第1の実施形態に係る記憶装置を示す平面図。 NAND型フラッシュメモリのデータ配置を示す平面図。 半導体パッケージに封止された図1中の記憶装置を示す平面図。 図3に示す半導体パッケージのピン名称を示す図。 第1の実施形態に係る記憶装置のアクセスモード遷移動作を示すタイミングチャート図。 第1の実施形態に係る記憶装置の一アクセスモード遷移動作を示す平面図。 第1の実施形態に係るデバイスID読み出しシーケンスを示すタイミングチャート図。 第1の実施形態に係る記憶装置のアクセスモード遷移動作を説明するためのフローチャート図。 第1の実施形態に係る記憶装置のPure NANDモードの読み出しシーケンスを示すタイミングチャート図。 第1の実施形態に係る記憶装置のLBA NANDモードの読み出しシーケンスを示すタイミングチャート図。 この発明の一変形例に係る記憶装置を示す平面図。
符号の説明
11…記憶装置、12…ホスト装置、15…NAND型フラッシュメモリ、16…コントローラ、20、22、31…NANDI/F、21…MPU、23…バッファRAM、17−1…Pure NANDデバイスドライバ、17−2…LBA NANDデバイスドライバ、30…CPU、32…ROM、33…RAM、25…デバイスID、26−1…Pure NANDアクセスモード、26−2…LBA NANDアクセスモード。

Claims (5)

  1. 第1アクセスモードおよび前記第1アクセスモードとアドレスが別定義である第2アクセスモードにより、ホスト装置と通信するように構成されるインターフェイスと、
    前記第1アクセスモードでこの記憶装置にアクセスする第1デバイスドライバを格納することなく、前記第2アクセスモードで前記記憶装置にアクセスする第2デバイスドライバを格納する半導体メモリと、
    前記第1デバイスドライバによって、前記記憶装置がアクセス可能であり前記ホスト装置にとって既知であると認識させて、前記第1アクセスモードにより前記インターフェイスを介して、前記第2デバイスドライバを前記ホスト装置に出力するように構成されるコントローラとを具備し、
    前記コントローラは、前記第2デバイスドライバを前記ホスト装置に出力した後、前記第2アクセスモードで前記インターフェイスを介して前記ホスト装置に、前記半導体メモリに格納するデータを出力すること
    を特徴とする記憶装置。
  2. 前記第1アクセスモードは、前記半導体メモリの物理アドレスを使用してアクセスが行われ、
    前記第2アクセスモードは、前記半導体メモリの論理セクタアドレスを使用してアクセスが行われること
    を特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
  3. 前記インターフェイスは、前記ホスト装置にとって前記記憶装置が既知のデバイスであることを識別するデバイスIDを外部の前記ホスト装置に出力すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の記憶装置。
  4. CPUと、ホストインターフェイスと、第1アクセスモードを駆動させる第1デバイスドライバを格納するROMとを備えるホスト装置と、
    第1アクセスモードおよび前記第1アクセスモードとアドレスが別定義である第2アクセスモードにより、前記ホストインターフェイスによりホスト装置と通信するメモリインターフェイスと、
    前記第1アクセスモードで記憶装置にアクセスする第1デバイスドライバを格納することなく、前記第2アクセスモードで前記記憶装置にアクセスする第2デバイスドライバを格納する半導体メモリと
    前記第1デバイスドライバによって、前記記憶装置がアクセス可能であり前記ホスト装置にとって既知であると認識させて、前記第1アクセスモードにより前記メモリインターフェイスを介して、前記第2デバイスドライバを前記ホスト装置に出力するように構成されるコントローラとを備える記憶装置とを具備し、
    前記コントローラは、前記第2デバイスドライバを前記ホスト装置に出力した後、前記第2アクセスモードで前記インターフェイスを介して前記ホスト装置に、前記半導体メモリに格納するデータを出力すること
    を特徴とするメモリシステム。
  5. 前記第1アクセスモードは、前記半導体メモリの物理アドレスを使用してアクセスが行われ、
    前記第2アクセスモードは、前記半導体メモリの論理セクタアドレスを使用してアクセスが行われること
    を特徴とする請求項4に記載のメモリシステム。
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