JP2002023255A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2002023255A
JP2002023255A JP2000203990A JP2000203990A JP2002023255A JP 2002023255 A JP2002023255 A JP 2002023255A JP 2000203990 A JP2000203990 A JP 2000203990A JP 2000203990 A JP2000203990 A JP 2000203990A JP 2002023255 A JP2002023255 A JP 2002023255A
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JP2000203990A
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Hidemi Sasaki
英美 佐々木
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ本体を大型化することなく、プリン
ト用紙を確実に排出する。 【解決手段】 ボディ本体13にスライドカバー11を
移動自在に設ける。スライドカバー11の側面に開口1
1aを設ける。展開ローラ23は現像処理の終了したイ
ンスタントフイルム12をフイルム排出口22を介して
開口11aから排出する。仮に、インスタントフイルム
12が開口11aの周囲に突き当たっても、インスタン
トフイルム12はスライドカバー11内で屈曲するの
で、展開ローラ23はインスタントフイルム12の排出
を継続できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ本体に対
して移動自在に設けられたスライドカバーを備えたプリ
ンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自己現像処理型のインスタントフイルム
は、露光が与えられた後に一対の展開ローラの間を通る
時に現像液ポッドが押しつぶされ、内包されていた現像
処理液が展開処理される。そして、現像処理液の展開処
理がおこなわれると1〜数分でポジ画像が現れるという
簡便性から、最近ではインスタントカメラだけでなく、
ビデオプリンタのプリント用紙にも利用されている。
【0003】また、最近では、インスタントフイルムを
用いるビデオプリンタとデジタルカメラとを一体化した
製品が提供されている。このカメラ内蔵型のプリンタで
は、デジタルカメラで撮像して得た画像データにより露
光ヘッドを駆動してインスタントフイルムに露光を与え
た後、一対の展開ローラを駆動して露光済みのインスタ
ントフイルムをプリンタ本体外に排出しながら現像処理
液の展開を行ってプリントを得るようにしている。この
ため、プリンタ本体には、展開ローラで送られてくるイ
ンスタントフイルムを排出するためのスリット状の排出
口が設けられるが展開ローラの周囲から外光が内部に侵
入し、現像処理液の展開処理中あるいは展開処理前のイ
ンスタントフイルムに露光が及ぶことを避けるうえで
は、排出口のサイズを小さくしておく方が有利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、展開ロ
ーラの下流側の近傍に設けられる排出口を小さめにして
おくと、インスタントフイルムの排出の初期にインスタ
ントフイルムの先端が排出口周囲の壁面や段差部分に突
き当たりやすくなる。そして、排出の初期段階ではイン
スタントフイルムの先端部分だけが展開ローラから出て
いるだけなので、その先端が突き当たったまま排出が継
続されると、ほとんど屈曲する余裕がないため展開ロー
ラに大きな負荷がかかって排出不能になるおそれがあ
る。また、排出口の近くにたまたま障害物があったとき
にも同様の問題が生じる。
【0005】さらに、展開ローラの駆動トルクを十分に
大きくしたとしても、インスタントフイルムが先端部分
だけで強く折れ曲がることになり、例え排出できたとし
ても均一な厚みで展開すべき現像処理液に展開ムラがで
て良質な画像が得られなくなる。なお、排出口を展開ロ
ーラから離れた位置に設けておけば上記問題は軽減でき
るが、プリンタ本体のコンパクト化の妨げとなる。
【0006】こうした弊害は、サーマルプリンタなど他
の形式のプリンタでも同様に生じることが懸念される。
プリント処理を終えたプリント用紙は送りローラによっ
てプリンタ本体外に排出されるが、このときプリント用
紙の先端が排出口に突き当たるとジャミングが発生して
しまい、適正なプリント処理を続行することができなく
なる。
【0007】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、プリンタを大型化させることなく、特にプリ
ント開始時におけるプリント用紙の排出を確実に行うこ
とができるようにしたプリンタを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプリンタは、プリンタ本体に移動自在なス
ライドカバーを設け、プリント時に前記スライドカバー
を引き出すことによって、プリンタ本体に設けられた排
出口から排出されるプリント用紙がプリンタ本体とスラ
イドカバーとの間に形成される空間を経てスライドカバ
ーに形成された開口から外部に排出されるようにしたも
のである。これにより、排出口のサイズを大きくするこ
とが可能になる。また、プリンタ本体の小型化が図れ
る。
【0009】なお、プリンタ本体の排出口又はスライド
カバーの開口を開閉自在な蓋で覆い、スライドカバーの
引き出しにより前記蓋が開放されるとプリンタ本体への
ゴミや外光の侵入を防止できる。また、プリント用紙が
インスタントフイルムであり、プリンタ本体に設けられ
た排出口の奥に一対の展開ローラが設けられている場合
にも、排出口のサイズを大きくすることが可能になる。
また、撮影レンズを含む撮影装置が内蔵されているカメ
ラ内蔵型のプリンタに対しても対応できる。この場合、
スライドカバーの引き出し操作に連動して撮影レンズ又
はファインダの少なくとも一方が使用可能な位置に露呈
することによりスライドカバーの引き出し操作に連動し
てカメラが使用可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を用いたプリンタ
とカメラ機構部とを一体化したプリンタ内蔵型のデジタ
ルカメラ10を示す。ボディ本体13にはスライドカバ
ー11が移動自在に組み付けられ、図1に示す開き位置
と図2に示す閉じ位置との間で移動自在となっている。
ボディ本体13には周知のデジタル方式のカメラに加
え、自己現像処理型のインスタントフイルム12をプリ
ント用紙として用いるプリンタが内蔵されている。この
プリンタは、例えば特開平11−344772号公報記
載のように、インスタントフイルム12を収納したフイ
ルムパックの装填室、露光ヘッド、露光済みのインスタ
ントフイルムを加圧しながら搬送して現像処理液の展開
を行う一対の展開ローラ等を備えている。
【0011】ボディ本体13の前面及び上面には、レン
ズ鏡筒15、ストロボ発光部16、ロック解除つまみ1
7、プリントボタン18等が設けられている。レンズ鏡
筒15には撮像レンズ19が組み込まれている。そし
て、撮像レンズ19はスライドカバー11が開き位置に
セットされてデジタルカメラ10の電源がオンするとボ
ディ本体13から繰り出され、デジタルカメラ10の電
源がオフするとボディ本体13に沈胴する。また、詳し
くは図示しないが、ボディ本体13の背面には、撮影枚
数等の情報やメモリに記憶されている画像データを表示
する液晶パネル、撮影モード等の変更操作を行うパネル
スイッチが設けられており、これらはスライドカバー1
1が閉じ位置にセットされたときにはスライドカバー1
1に覆われる。
【0012】ロック解除つまみ17は、スライドカバー
11を開き位置から閉じ位置にスライドさせる際に操作
され、スライドカバー11の開き位置でのロックが解除
される。また、スライドカバー11の内壁には、図示し
ない移動規制部材が設けられ、ボディ本体13の背面側
には図示しないストッパーが設けられている。そして、
スライドカバー11をいっぱいにスライド操作してゆく
と、移動規制部材がストッパーに突き当たって、それ以
上のスライド操作が禁止される。これにより、スライド
カバー11はボディ本体13から外れることがない。ま
た、プリントボタン18を押圧操作すると前記液晶パネ
ルに表示されている画像のプリントが開始される。
【0013】ボディ本体13のスライドカバー11の取
り付け側と反対の側面には、グリップ部20が設けら
れ、グリップ部20の上方にシャッタボタン21が設け
られている。そして、シャッタボタンボタン21を押圧
することによって撮像レンズ19を通して一回の撮像が
おこなわれ、被写体画像はデジタル信号の画像データと
してメモリ内に記録される。
【0014】ボディ本体13のスライドカバー11の取
り付け側の側面には、フイルム排出口22が設けられて
いる。フイルム排出口22はボディ本体13の側面全体
が開口となるように構成され、その奥には一対の展開ロ
ーラ23が設けられている。フイルム排出口22からは
メモリ内の画像データのハードコピーを得る際に、現像
処理の終了したインスタントフイルム12が展開ローラ
23によりボディ本体13外へ排出される。
【0015】スライドカバー11の側面には開口11a
が設けられ、フイルム排出口22から排出されたインス
タントフイルム12は開口11aを通過して、スライド
カバー11外に排出される。開口11aはインスタント
フイルム12の幅寸法及び厚み寸法よりも大きめに形成
されている。また、開口11aはスライドカバー11が
閉じ位置にセットされたときには開口カバー25によっ
て覆われ、スライドカバー11が開き位置にセットされ
たときには開放される。
【0016】図3に示すように、開口カバー25には、
その長手方向の端面に軸25aが設けられている。ま
た、スライドカバー11の内壁面には軸25aに対応す
る軸受け11bが設けられ、この軸受け11bに軸25
aが取り付けられて、開口カバー25は回動自在にスラ
イドカバー11に取り付けられる。また、軸25aには
バネ26の一端が掛けられ、バネ26の他端側はスライ
ドカバー11の内壁面に係合される。これにより、開口
カバー25はバネ26により開口11aを覆う方向に付
勢される。
【0017】開口カバー25の自由端となる長辺側の端
面には係合突起25bが設けられている。また、ボディ
本体13には軸13aが設けられている。そして、連動
部材27の一端が係合突起25bに取り付けられ、他端
が軸13aに取り付けられる。連動部材27は略への字
形に形成され、スライドカバー11の移動に連動して回
動する。なお、図3はボディ本体13の上面側を示して
いるが、開口カバー25はボディ本体13の下面側から
も上面側と同様に取り付けられる。そして、図4(A)
に示すように、スライドカバー11が閉じ位置にセット
されたときには、開口カバー25はバネ26の付勢によ
り、開口11aを覆う。図4(B)に示すように、スラ
イドカバー11が開き位置にセットされたときには、連
動部材27が図中時計方向に回動し、これに伴い、開口
カバー25はバネ26の付勢に抗して、図中反時計方向
に回動される。これにより、スライドカバー11が開き
位置にセットされると、開口11aは開放される。
【0018】また、スライドカバー11にはファインダ
24が設けられている。ファインダ24は図2に示すよ
うに、スライドカバー11が閉じ位置にセットされたと
きにはボディ本体13にファインダ視野が遮られて使用
不可能となり、図1に示すように、スライドカバー11
が開き位置にセットされたときにはボディ本体13がフ
ァインダ視野から退避して使用可能となるように配置さ
れている。
【0019】次に、上記構成の作用について説明する。
非撮影時には、図2に示すように、スライドカバー11
は閉じ位置にセットされ、撮像レンズ19やストロボ発
光部16等が覆われるとともに、ファインダ24の視野
はボディ本体13によって遮られる。なお、非撮影時に
は、開口11aは開口カバー25によって覆われている
のでボディ本体13内部に異物や外光が侵入してしまう
ことがない。また、スライドカバー11が閉じ位置にセ
ットされると、デジタルカメラ10はコンパクト化され
るので、携帯性が向上する。
【0020】撮影時には、図1に示すように、スライド
カバー11を開き位置にセットする。これにより、撮像
レンズ19、ストロボ発光部16等が露呈し、デジタル
カメラ10の電源がオンになるとともに、開口カバー2
5は開口11aを開放する。また、ファインダ24の視
野からボディ本体13が退避して、ファインダ24の視
野が開放され、デジタルカメラ10は使用可能な状態と
なる。なお、このとき、ファインダ24はフイルム排出
口22から離れた位置で使用可能となるので、ファイン
ダ24からボディ本体13内に外光が侵入してしまうよ
うなことがない。そして、撮影者はファインダ24を覗
いてフレーミングを行い、シャッタボタン21を押圧す
る。
【0021】シャッタボタン21の押圧によって、一回
の撮像がおこなわれる。撮像した画像情報はデジタル信
号化され、メモリに記憶される。メモリに記憶された画
像データは、図示しない前記液晶パネルを通して任意に
呼び出して表示することができる。そして、プリントし
たい画像が液晶パネルに表示された状態でプリントボタ
ン18を押圧すると、露光ヘッドに転送される画像デー
タに従ってインスタントフイルム12に対して露光がお
こなわれる。
【0022】露光が終了すると、図4(B)に示すよう
に露光済みのインスタントフイルム2は図示しない周知
のクロー爪により一対の展開ローラ23の間に向かって
送り出される。そして、展開ローラ23によって現像液
ポッド12a(図4(A)参照)が押しつぶされて、現
像処理液が展開される。また、インスタントフイルム1
2は、展開ローラ23によりフイルム排出口22からボ
ディ本体13外に排出される。そして、インスタントフ
イルム12は開口11aに向かって送られて、開口11
aからスライドカバー11の外部に排出される。
【0023】このように、インスタントフイルム12は
展開ローラ23によりフイルム排出口22からある程度
排出された後に開口11aから排出されるので、仮に開
口11aの周囲の壁面にインスタントフイルム12の先
端部分が突き当たっても、インスタントフイルム12は
スライドカバー11内で屈曲することが可能になる。こ
れにより、展開ローラ23に大きな負荷が掛かることが
なくなり、排出不能となるようなことがない。また、展
開ローラ23から開口11aまでの距離が離れているの
で、排出口22bのサイズを大きくしてもボディ本体1
3内に過度の外光が侵入することがなく、展開処理前の
インスタントフイルム12に露光が及ぶことを避けるこ
とができる。
【0024】上記実施形態では、開口11aに開口カバ
ー25を設けて、非撮影時に開口11aからゴミやホコ
リなどの異物や外光がボディ本体13内に侵入すること
を防止したが、ボディ本体13のフイルム排出口22に
カバーを設けてもよい。図5にフイルム排出口22にカ
バーを設けた例を示す。フイルム排出口22には、2つ
の排出口カバー28,29が設けられ、排出口カバー2
9に排出口カバー28が重なるようにして、フイルム排
出口22は覆われる。排出口カバー28,29は、その
回動軸28a,29aによってボディ本体13に回動自
在に軸着されている。排出口カバー28,29の回動軸
28a,29aにはバネ30が取り付けられている。そ
して、バネ30の一端は排出口カバー28,29に掛け
られ、他端はボディ本体13に係合される。これによ
り、排出口カバー28,29はフイルム排出口22を覆
う位置に向かって付勢されている。また、ボディ本体1
3には、突起13bが設けられ、排出口カバー28,2
9がフイルム排出口22を開放したときに、その回動が
規制される
【0025】そして、図5(A)に示すように、スライ
ドカバー11が閉じ位置にセットされているときには、
排出口カバー28,29はスライドカバー11にその回
動が規制されるので、フイルム排出口22は覆われる。
図5(B)に示すように、スライドカバー11が開き位
置にセットされると、排出口カバー28,29はバネ3
0の付勢により回動し、フイルム排出口22は開放され
る。そして、排出口カバー28,29はフイルム排出口
22を開放した状態で、突起13bにその回動が規制さ
れて停止する。
【0026】上記実施形態のデジタルカメラ10ではボ
ディ本体13の側面のフイルム排出口22からスライド
カバー11を介してインスタントフイルム12を排出し
たが、ボディ本体の上面に設けたフイルム排出口からイ
ンスタントフイルム12を排出するカメラ内蔵型のプリ
ンタにも本発明は同様に適用できる。
【0027】図6にボディ本体の上面からインスタント
フイルム12を排出するカメラ内蔵型のプリンタに本発
明を適用した例を示す。デジタルカメラ31はボディ本
体32とスライドカバー33とから構成されている。ボ
ディ本体32の上面には図示しないフイルム排出口が設
けられている。スライドカバー33は図6に示す閉じ位
置と、この閉じ位置からスライドカバー33を図中上方
向にスライドしてセットされる図7の開き位置との間で
移動自在にボディ本体32の側面に取り付けられてい
る。スライドカバー33にはファインダ34が設けら
れ、スライドカバー33が開き位置にあるときにはファ
インダ34の視野が開放されて使用可能となり、閉じ位
置にあるときにはファインダ34の視野はボディ本体3
2に遮られて使用不可能とされる。そして、ボディ本体
32から排出されたインスタントフイルム12はスライ
ドカバー33の開口33aからスライドカバー33外に
排出される。
【0028】上記実施形態のデジタルカメラ10は、ス
ライドカバー11が開き位置にセットしたときに、撮像
した画像データのプリントを行うようにしたが、スライ
ドカバー11を閉じ位置にセットしたときには携帯型の
プリンタとして利用できるようにすることが好ましい。
この場合、ボディ本体13に外部接続端子を設け、スラ
イドカバー11を閉じ位置にセットしたときに、外部接
続端子から画像データを入力して、これをプリントする
とよい。
【0029】上記実施形態では、本発明をプリンタとカ
メラ機構を一体化したデジタルカメラに適用したが、本
発明は、カメラ内蔵型のプリンタのみならず、撮影後、
直ちにプリントを得ることができるインスタントカメラ
を内蔵したプリンタやサーマルプリンタなどの他の形式
のプリンタにも等しく用いることが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明のプリンタによれ
ば、プリンタ本体に移動自在なスライドカバーを設け、
プリント時に前記スライドカバーを引き出すことによっ
て、プリンタ本体に設けられた排出口から排出されるプ
リント用紙がプリンタ本体とスライドカバーとの間に形
成される空間を経てスライドカバーに形成された開口か
ら外部に排出されるので、プリント用紙の排出時にスラ
イドカバーを引き出して開口を排出口から離れた位置に
配置することにより、適正なプリント処理ができる。ま
た、プリンタ本体のコンパクト化を図れる。
【0031】また、プリンタ本体の排出口又はスライド
カバーの開口を開閉自在な蓋で覆い、スライドカバーの
引き出しにより前記蓋が開放されるので、排出口からプ
リンタ本体内に外光やゴミなどの異物が侵入することを
防止できる。
【0032】また、プリント用紙がインスタントフイル
ムであり、プリンタ本体に設けられた排出口の奥に一対
の展開ローラが設けられているので、展開ローラに大き
な負荷がかかることを防止し、均一に展開処理液を展開
して良質な画像を得ることができる。
【0033】また、撮影レンズを含む撮影装置が内蔵さ
れているので、カメラ内蔵型のプリンタにも対応するこ
とができる。
【0034】特に、スライドカバーの引き出し操作に連
動して撮影レンズ又はファインダの少なくとも一方が使
用可能な位置に露呈するので、引き出し操作に連動させ
てカメラを使用可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したプリンタ内蔵型のデジタルカ
メラの撮影時の外観斜視図である。
【図2】本発明を実施したプリンタ内蔵型のデジタルカ
メラの非撮影時の外観斜視図である。
【図3】開口カバーの構成を示す分解斜視図である。
【図4】開口カバーの作用を示す説明図である。
【図5】排出口カバーの作用を示す説明図である。
【図6】別の実施形態のプリンタ内蔵型のデジタルカメ
ラの非撮影時の外観斜視図である。
【図7】別の実施形態のプリンタ内蔵型のデジタルカメ
ラの撮影時の外観斜視図である。
【符号の説明】
10,31 デジタルカメラ 12 インスタントフイルム 11,33 スライドカバー 11a,33a 開口 13,32 ボディ本体 22 フイルム排出口 24,34 ファインダ 25 開口カバー 28,29 排出口カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/50 G03B 17/50 Z 5C022 19/02 19/02 H04N 5/225 H04N 5/225 F // H04N 101:00 101:00 Fターム(参考) 2H054 AA01 AA07 BB11 CD00 2H083 CC01 CC02 CC05 CC06 CC15 CC22 CC32 CC41 CC47 2H100 AA02 AA04 AA33 AA61 BB05 BB06 CC01 CC07 2H101 BB02 BB04 BB05 BB08 2H104 AA19 BB02 CA01 CA04 CA10 CB07 CC01 CC06 5C022 AA13 AC00 AC03 AC22 AC32 AC54 AC61 AC66 AC77 AC78 AC80

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ本体に移動自在なスライドカバ
    ーを設け、プリント時に前記スライドカバーを引き出す
    ことによって、プリンタ本体に設けられた排出口から排
    出されるプリント用紙がプリンタ本体とスライドカバー
    との間に形成される空間を経てスライドカバーに形成さ
    れた開口から外部に排出されるようにしたことを特徴と
    するプリンタ。
  2. 【請求項2】 プリンタ本体の排出口又はスライドカバ
    ーの開口を開閉自在な蓋で覆い、スライドカバーの引き
    出しにより前記蓋が開放されることを特徴とする請求項
    1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 プリント用紙がインスタントフイルムで
    あり、プリンタ本体に設けられた排出口の奥に一対の展
    開ローラが設けられていることを特徴とする請求項1又
    は2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 撮影レンズを含む撮影装置が内蔵されて
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のプ
    リンタ。
  5. 【請求項5】 スライドカバーの引き出し操作に連動し
    て撮影レンズ又はファインダの少なくとも一方が使用可
    能な位置に露呈することを特徴とする請求項4記載のプ
    リンタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100405209C (zh) * 2004-03-05 2008-07-23 宇东光学公司 影像装置的开合结构
US8482587B2 (en) 2010-08-26 2013-07-09 Citizen Holdings Co., Ltd. Portable printer

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CN100405209C (zh) * 2004-03-05 2008-07-23 宇东光学公司 影像装置的开合结构
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