JP2002022326A - 缶入飲料急冷器 - Google Patents

缶入飲料急冷器

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JP2002022326A JP2000204956A JP2000204956A JP2002022326A JP 2002022326 A JP2002022326 A JP 2002022326A JP 2000204956 A JP2000204956 A JP 2000204956A JP 2000204956 A JP2000204956 A JP 2000204956A JP 2002022326 A JP2002022326 A JP 2002022326A
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Fumio Shibata
文生 柴田
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    • Y02A40/90Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造で、回動を確実に伝えることがで
き、さらに保冷効果の高い缶入飲料急冷器を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 缶入飲料急冷器1は、缶入飲料2及び氷
5を収容するための筒状の収容体4と、氷5を投入する
ために収容体4の一端に形成された氷投入端に、水密状
態に取付けられる第一蓋部7と、缶入飲料2を挿入する
ために収容体4の他端に形成された缶挿入端に、水密状
態に取付けられる第二蓋部9と、収容体4の周面に設け
られ、収容体4を横向きに保持する保持台10と、収容
体4内で缶入飲料2を略水平状態に挟持する挟片部材2
0と、挟片部材20により挟持された缶入飲料2を氷5
に接触させながら回動させる操作部材22とを具備する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料を冷却するた
めの冷却器に関するものであり、特に、缶ビールや缶ジ
ュースなどの缶入飲料を短時間で冷却するための冷却器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、氷や冷水に接触させながら、
缶入飲料を回動させることにより、缶入飲料を冷却する
冷却器(特開平10−141825号公報、特開平10
−141827号公報、特開平10−267486号公
報、特開平10ー267487号公報)が知られてい
る。
【0003】これらの冷却器は、キャンプやバーベキュ
ーなどのアウトドアにおいて、缶入飲料を冷却する際に
利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の冷却
器は、缶入飲料を氷と接触させながら回動させる手段と
して、モータなどの電動機を利用していた。そのため、
これらを駆動させるための電源やバッテリーが必要とな
り、冷却器全体が複雑な構造で、大掛かりなものとなっ
ていた。さらに、製造コストが高くなることがあった。
【0005】また、上記の冷却器は、モータの駆動を缶
入飲料に伝えるため、モータのシャフトの先端に吸盤体
を取付け、該吸盤体を缶入飲料の底端に吸着させてい
た。そのため、吸盤体の吸着力が弱いと、缶入飲料の重
みで、駆動の途中で吸盤体から缶入飲料が外れてしまう
ことがあった。
【0006】加えて、これらの冷却器は、氷を収容する
容器の一部が大気に対して開口しているため、温かい外
気が氷が収容された部分へ流れ込むことがあった。ま
た、あるものは缶入飲料が直接外気に触れることがあっ
た。そのため、氷が直ぐに融けてしまったり、缶入飲料
の温度がなかなか下がらないことがあった。
【0007】そこで、本発明は、上記実情に鑑み、簡易
な構造で、回動を確実に伝えることができ、さらに保冷
効果の高い缶入飲料急冷器の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明にかかる缶入飲料急冷器は、缶入飲
料及び氷を収容するための筒状の収容体と、前記収容体
の一端に形成された前記氷を投入するための氷投入端
に、水密状態に取付けられる第一蓋部と、前記収容体の
他端に形成された前記缶入飲料を挿入するための缶挿入
端に、水密状態に取付けられる第二蓋部と、前記収容体
の周面に設けられ、前記収容体を横向きに保持する保持
台と、前記収容体で前記缶入飲料を略水平状態に挟持す
る挟持手段と、前記挟持手段により挟持された前記缶入
飲料を氷と接触させながら回動させる回動手段とを具備
するものである。
【0009】したがって、請求項1の発明の缶入飲料急
冷器によれば、氷投入端より投入された氷と、缶挿入端
より挿入された缶入飲料とを収容体内に収容する。収容
体の氷投入端には第一蓋部が、缶挿入端には第二蓋部が
それぞれ水密状態に取付けられている。これにより、収
容体内で氷と缶入飲料とが接触した状態で水密に閉塞さ
れる。また、保持台により収容体を横向きにして保持す
ることが可能となる。加えて、挟持手段により略水平状
態に挟持された缶入飲料を、回動手段により回動させる
と、缶入飲料は収容体内で氷と接触しながら回動する。
【0010】請求項2の発明にかかる缶入飲料急冷器
は、請求項1に記載の缶入飲料急冷器において、前記収
容体は、前記収容体の底周面に複数の水抜き孔を有する
内筒部と前記内筒部を包含する外筒部とを備えた二重構
造を呈し、前記保持台は内部が空洞であり、前記水抜き
孔から落ちる氷の融解水を溜めるための水溜部を備える
ものである。
【0011】したがって、請求項2の発明の缶入飲料急
冷器によれば、請求項1の発明の缶入飲料急冷器の作用
に加え、収容体は内筒部と外筒部とを備える二重構造を
呈するため、収容体内の温度は、外気の影響を受けるこ
とが少なくなる。さらに、融解水は内筒部の底周面に設
けられた水抜き孔を通して、保持台の水溜部に流出する
ため、収容体内に融けた融解水が残ることがなくなる。
【0012】請求項3の発明にかかる缶入飲料急冷器
は、請求項1または請求項2に記載の缶入飲料急冷器に
おいて、前記挟持手段は、弾性力により前記缶入飲料の
一端側を挟持する一対またはそれ以上の複数の挟片部材
を備えるものである。
【0013】したがって、請求項3の発明の缶入飲料急
冷器によれば、請求項1または請求項2の発明の缶入飲
料急冷器の作用に加え、缶入飲料の一端側が、弾性を有
する一対またはそれ以上の複数の挟片部材により挟持さ
れる。これにより、収容体内で缶入飲料を略水平状態に
挟持することが可能となる。
【0014】請求項4の発明にかかる缶入飲料急冷器
は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の缶入
飲料急冷器において、前記回動手段は、先端が前記挟持
手段に連結され、前記第二蓋部に形成された軸孔部を貫
通して、回動可能に軸支された回動支軸部と、前記挟持
手段を回動させるためのハンドル部を有し、前記回動支
軸部の他端に連結された操作部材とを備えるものであ
る。
【0015】したがって、請求項4の発明の缶入飲料急
冷器は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の
発明の缶入飲料急冷器の作用に加え、ハンドル部を操作
することにより、操作部材は回動支軸部を軸として回動
する。同時に、回動支軸部の先端には挟持手段が連結さ
れているため挟持された収容体内の缶入飲料に、この回
動操作が伝達される。したがって、収容体内の缶入飲料
は、挟持手段に挟持された状態で、氷と接触しながら回
動する。
【0016】請求項5の発明にかかる缶入飲料急冷器
は、請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の缶入
飲料急冷器において、前記収容体は、前記収容体内の氷
の前記缶挿入端側への移動を制限する抑制板をさらに有
するものである。
【0017】したがって、請求項5の発明の缶入飲料急
冷器は、請求項3または請求項4のいずれかに記載の発
明の缶入飲料急冷器の作用に加え、氷収容体内に設けら
れた抑制板が缶挿入端側への氷の移動を制限する。これ
により、収容体の缶挿入端まで氷が移動することがなく
なるため、氷によって缶入飲料の回動が阻害されない。
【0018】請求項6の発明にかかる缶入飲料急冷器
は、請求項4に記載の缶入飲料急冷器において、前記回
動支軸部の外径は、前記軸孔部の内径よりも径大であ
り、前記回動支軸部が前記軸孔部に遊びがある状態で挿
入されている。
【0019】したがって、請求項6の発明の缶入飲料急
冷器は、請求項4に記載の発明の缶入飲料急冷器の作用
に加え、回動支軸部の外径は、軸孔部の内径よりも径小
であるため、氷の大きさや融け具合に応じて、回動支軸
部を移動させることができ、これにより、缶入飲料と氷
との接触面積が大きくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
缶入飲料急冷器1について図1乃至図4に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施形態である缶入飲料急冷器
1の構成を示す斜視図であり、図2は缶入飲料急冷器1
の正面断面図及び側面断面図であり、図3は缶入飲料急
冷器1の使用方法を示す説明図であり、図4は缶入飲料
急冷器1の回動支軸部3の軸移動を示す正面断面図及び
側面断面図である。
【0021】本実施形態の缶入飲料急冷器1は、図1乃
至図3に示すように、円筒状の防水性の収容体4と、収
容体4の一端に形成された氷投入端6に、水密状態に取
付けられた第一蓋部7と、収容体4の他端に形成された
缶挿入端8に、水密状態に取付けられた第二蓋部9と、
収容体4の周面に設けられ、収容体4を横向きに保持す
る保持台10とを備えている。
【0022】ここで、収容体4の両端の氷投入端6、及
び缶挿入端8にはそれぞれ雄ねじ11が形成され、さら
に第一蓋部7及び第二蓋部9の内側には、雄ねじ11と
水密状態を保って螺合する雌ねじ12が形成されてい
る。また、収容体4の缶挿入端8の近くの内壁には、氷
5の移動を制限する円環状の抑制板13が中心方向に突
出して設けられている。
【0023】さらに、缶入飲料急冷器1の収容体4は、
内筒部14と外筒部15とからなる二重構造を呈してい
る。加えて、内筒部14の底周面には、複数の水抜き孔
16が設けられ、収容体4内で融けた氷の融解水17
が、水抜き孔16を通って流出し、保持台10の内部に
形成された水溜部18に溜まるようになっている。
【0024】さらに、第二蓋部9には軸孔部19が設け
られ、この軸孔部19を貫通して回動支軸部3が軸支さ
れている。ここで、軸孔部19の内径Lは、回動支軸部
3の外径Nよりもかなり大きい。また、回動支軸部3の
先端には、缶入飲料2を挟持するための弾性を有する四
つの挟片部材20が形成されている。四つの挟片部材2
0の内側には、挟持する缶入飲料2の外径に対応する三
カ所の係止爪21がそれぞれに設けられている。尚、本
実施形態における挟片部材20と係止爪21とが、本発
明の挟持手段に相当する。
【0025】また、回動支軸部3の他端は、円形状の操
作部材22が接続されている。さらに、操作部材22に
は、回動操作を行うためのハンドル部23がの支持部2
4によって折畳み可能な状態で取付けられている。尚、
本実施形態における回動支軸部3、操作部材22、ハン
ドル部23及び支持部24が、本発明の回動手段に相当
する。
【0026】尚、本実施形態における缶入飲料急冷器1
は樹脂から成形されている。
【0027】次に、本実施形態の缶入飲料急冷器1の使
用方法について説明する。まず、図3(a)に示したよ
うに、四つの挟片部材20によって缶入飲料2を挟持す
る。挟片部材20は、弾性を有し、さらに挟片部材20
の内側の部分には、挟持する缶入飲料2の外径に合わせ
た係止爪21が設けられているため、缶入飲料2を確実
に挟持することができる。
【0028】次に、図3(b)に示したように、第二蓋
部9を収容体4の缶挿入端8に取付ける。収容体4の缶
挿入端8には雄ねじ11が、第二蓋部9の内側には雌ね
じ12がそれぞれ形成されているため、水密状態に螺合
することができる。
【0029】その後、図3(c)に示したように、収容
体4を逆さにするとともに、収容体4の氷投入端6から
氷5を缶入飲料2の周囲に投入し、第一蓋部7を氷投入
端6に取付ける。収容体4の氷投入端6には雄ねじ11
が、第一蓋部7の内側には雌ねじ12がそれぞれ形成さ
れており、水密状態に螺合することができる。これによ
り、収容体4内が密閉される。
【0030】収容体4は、保持台10により横向きに保
持される。これにより、収容体4内で挟持された缶入飲
料2は、氷と接した状態を保ちながら略水平状態とな
る。
【0031】缶入飲料2を回動させるためには、使用者
はハンドル部23を把持し、操作部材22を回動させ
る。これにより、回動支軸部3を回動軸として、挟片部
材20に挟持された缶入飲料2が回動する。収容体4内
は、缶入飲料2の周囲に氷5が充填されているため、缶
入飲料2は、氷5と接触しながら回動する。このとき、
缶入飲料2から氷5へ熱の移動が起こり、缶入飲料2の
温度を冷却することができる。これにより、短時間で缶
入飲料2を飲用に適した温度にすることができる。
【0032】以上述べたように、本実施形態の缶入飲料
急冷器1は、氷5に接触させながら缶入飲料2を回動さ
せることにより、氷5の融解熱を利用して短時間で缶入
飲料2を冷却することができる。
【0033】また、本実施形態の缶入飲料急冷器1は、
収容体4内に氷5と缶入飲料2とを密閉状態で収容し、
さらに収容体4が内筒部14及び外筒部15で形成され
る二重構造を呈することから、外気の影響を受けにくく
なる。そのため、収容体4内の温度が外気によって上が
ることがなくなるため、短時間で缶入飲料2を冷却する
ことができる。
【0034】また、内筒部14の底周面に形成された複
数の水抜き孔16により、缶入飲料2との接触により融
けた氷5の融解水17が水抜き孔16を通って、保持台
10内の水溜部18に溜まる。このため、収容体4内に
融解水17が残ることがなくなり、融解水17による冷
却効果の阻害がなくなる。したがって、さらに短時間で
缶入飲料を冷却することができる。
【0035】また、挟持手段として、弾性を有する挟片
部材20及び係止爪部21を用いることにより、確実に
缶入飲料2の一端を挟持することができる。これによ
り、回動中に缶入飲料2が収容体4内で外れることがな
くなる。
【0036】さらに、収容体4内の内壁に設けられた抑
制板13により、収容体4内での氷5の缶挿入端8側へ
の移動が制限される。そのため、回動中に回動支軸部3
の近くに氷が移動して、回動を妨げることがなくなる。
【0037】さらに、回動支軸部3が軸支されている軸
孔部19の内径Lは、回動支軸部3の外径Nよりも大き
いため、回動支軸部3は回動軸が上下左右に偏心して、
回動することができる。これにより、図4に示すよう
に、氷5が融け出して、収容体4内の氷5の高さが変化
する場合などでも、缶入飲料2の周面は、広い面積で氷
5と接触するため、冷却のための時間が短くなる。
【0038】また、本実施形態の缶入飲料急冷器1は、
缶入飲料2を手動で回動させるため、モータなどの複雑
な装置や、バッテリーなどの確保の必要がないため、屋
外の使用において好適である。
【0039】以上、本発明について好適な実施形態を挙
げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定され
るものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可
能である。
【0040】即ち、本実施形態における缶入飲料急冷器
1を構成するものとして、樹脂製のものを示したが、こ
れに限定されるものでなく、種々の材質のものを利用す
ることができる。
【0041】また、収容体4を水密状態に密閉するもの
として、第一蓋部及び第二蓋部をねじにより、螺合させ
たものを示したが、これに限定されるものではなく、弾
性材料で形成された押し込み栓や、水密性のパッキング
を用いて密閉してもよい。
【0042】また、ハンドル部23を折畳み可能なもの
を示したが、これに限定されるものではなく、操作部材
22に固着して設けられたものでもよい。さらに、保持
台10の底部には、ゴム製の滑り止め用の足を取付けて
もよい。これにより、安定した状態で回動を行うことが
できる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の缶入飲
料急冷器は、缶入飲料の全周を氷で覆うことができるた
め、氷との接触面積が大きくなり、短時間で缶入飲料を
冷却することができる。
【0044】請求項2の発明の缶入飲料急冷器は、請求
項1に記載の発明の効果に加え、収容体内へ外気の温度
が伝わりにくく、氷が融けにくい。さらに、融解水を水
溜部に溜めることができるため、温かくなった水が収容
体内に残ることがない。これにより、缶入飲料との接触
面には、常に氷が接触することになる。
【0045】請求項3の発明の缶入飲料急冷器は、請求
項1または請求項2に記載の発明の効果に加え、複数の
弾性部材により、缶入飲料の一端を確実に挟持すること
ができる。これにより、使用中に氷収容体内で、缶入飲
料が挟持手段から外れることがなくなる。
【0046】請求項4の発明の缶入飲料急冷器は、請求
項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の発明の効果に
加え、缶入飲料を手動で回動させることができる。これ
により、モータやバッテリーなどの大掛かりな設備を必
要とせず、簡易な構造で安価に製造することができる。
【0047】請求項5の発明の缶入飲料急冷器は、請求
項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の発明の効果に
加え、収容体内に抑制板が形成されていることにより、
氷が缶挿入端の近くまで移動することがない。これによ
り、挟片部材と氷が接触して、回動を阻害する可能性が
少なくなる。
【0048】請求項6の発明の缶入飲料急冷器は、請求
項4に記載の発明の効果に加え、回動支軸部が偏心する
ことにより、氷が融けて小さくなったときでも、缶入飲
料と氷との接触面積を大きくすることができる。そのた
め、短時間で、効率的に缶入飲料を冷却することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である缶入飲料急冷器の構
成を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態である缶入飲料急冷器の正
面断面図及び側面断面図である。
【図3】本発明の一実施形態である缶入飲料急冷器の使
用方法を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施形態である缶入飲料急冷器の回
動支軸部の軸移動を示す正面断面図及び側面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 缶入飲料急冷器 2 缶入飲料 3 回動支軸部(回動手段) 4 収容体 5 氷 6 氷投入端 7 第一蓋部 8 缶挿入端 9 第二蓋部 10 保持台 13 抑制板 14 内筒部 15 外筒部 16 水抜き孔 17 融解水 18 水溜部 19 軸孔部 20 挟片部材(挟持手段) 21 係止爪(挟持手段) 22 操作部材(回動手段) 23 ハンドル部(回動手段) L 軸孔部の内径 N 回動支軸部の外径

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 氷の融解熱を利用して、缶入飲料を冷却
    する缶入飲料急冷器であって、 前記缶入飲料及び前記氷を収容するための筒状の収容体
    と、 前記収容体の一端に形成された前記氷を投入するための
    氷投入端に、水密状態に取付けられる第一蓋部と、 前記収容体の他端に形成された前記缶入飲料を挿入する
    ための缶挿入端に、水密状態に取付けられる第二蓋部
    と、 前記収容体の周面に設けられ、前記収容体を横向きに保
    持する保持台と、 前記収容体内で前記缶入飲料を略水平状態に挟持する挟
    持手段と、 前記挟持手段により挟持された前記缶入飲料を氷と接触
    させながら回動させる回動手段とを具備することを特徴
    とする缶入飲料急冷器。
  2. 【請求項2】 前記収容体は、前記収容体の底周面に複
    数の水抜き孔を有する内筒部と前記内筒部を包含する外
    筒部とを備えた二重構造を呈し、 前記保持台は内部が空洞であり、前記水抜き孔から落ち
    る氷の融解水を溜める水溜部を備えることを特徴とする
    請求項1に記載の缶入飲料急冷器。
  3. 【請求項3】 前記挟持手段は、 弾性力により前記缶入飲料の一端側を挟持する一対また
    はそれ以上の挟片部材を備えることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の缶入飲料急冷器。
  4. 【請求項4】 前記回動手段は、 先端が前記挟持手段に連結され、前記第二蓋部に形成さ
    れた軸孔部を貫通して、回動可能に軸支された回動支軸
    部と、 前記挟持手段を回動させるためのハンドル部を有し、前
    記回動支軸部の他端に連結された操作部材とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに
    記載の缶入飲料急冷器。
  5. 【請求項5】 前記収容体は、 前記収容体内の氷の前記缶挿入端側への移動を制限する
    抑制板を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれか一つに記載の缶入飲料急冷器。
  6. 【請求項6】 前記回動支軸部の外径は、前記軸孔部の
    内径よりも径小であり、前記回動支軸部が前記軸孔部に
    遊びがある状態で挿入されていることを特徴とする請求
    項4に記載の缶入飲料急冷器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2458292C1 (ru) * 2008-06-20 2012-08-10 Бсх Бош Унд Сименс Хаусгерете Гмбх Устройство для охлаждения жидкостей

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