JP2002021938A - アクチュエータ用ケーブル装置 - Google Patents

アクチュエータ用ケーブル装置

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JP2002021938A
JP2002021938A JP2000206335A JP2000206335A JP2002021938A JP 2002021938 A JP2002021938 A JP 2002021938A JP 2000206335 A JP2000206335 A JP 2000206335A JP 2000206335 A JP2000206335 A JP 2000206335A JP 2002021938 A JP2002021938 A JP 2002021938A
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JP
Japan
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base
actuator
joint
protrusion
rotation direction
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Pending
Application number
JP2000206335A
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English (en)
Inventor
Manabu Sano
野 学 佐
Hideji Sekine
根 秀 二 関
Kunihiro Noto
登 邦 広 能
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Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクチュエータから容易に外れることがない
アクチュエータ用ケーブル装置を提供する。 【解決手段】 ベース4aと、アクチュエータ40のジ
ョイント受部40aの部40bが挿入されるガイド部4
dと、ガイド部4dに連通してベース4aの回動方向に
沿って形成され、突部40bによりベース4aを差し込
み方向に抜け止める抜止部4eと、抜止部4eに突部4
0bが挿入されてベース4aが予め定められた角度回動
された際に、突部40bを通過可能に弾性変形される弾
性舌片4fと、抜止部4eと弾性舌片4fとにより囲ま
れて配置され、突部40bを移動不能に係止してベース
4aを正、逆回動方向に回り止める回止部4gを備えた
ジョイント4をもつアクチュエータ用ケーブル装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車の
アクセルペダル側に配置されたアクチュエータと、ブレ
ーキペダル側に配置されたギヤボックスとに結合され、
アクチュエータが駆動されることにより、アクセルペダ
ルとブレーキペダルとの高さを調整するペダル調整機構
の動力伝達に用いられるアクチュエータ用ケーブル装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のアクチュエータ用ケーブル装置
としては、図10に示されるものが知られている。この
ようなアクチュエータ用ケーブル装置50では、端部に
シャフト51aをもつケーブル51を収容しているケー
ス52の端部にジョイント53が設けられていた。ジョ
イント53がアクチュエータ60に結合されるに際し、
シャフト51aがアクチュエータ60内の出力段に係合
され、ジョイント53に形成された切欠53aがアクチ
ュエータ60に形成された突部60aに挿入されてか
ら、ジョイント53が回されることにより、ジョイント
53が差し込み方向にロックされ、さらに、ジョイント
53に形成された突起53bがアクチュエータ60に形
成された回止突部60bに係止されることにより、ジョ
イント53が回動方向にロックされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のアク
チュエータ用ケーブル装置においては、ジョイントがア
クチュエータから外れ易いという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】この発明は、アクチュエータから容易に
外れることがないアクチュエータ用ケーブル装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るアクチュエータ用ケーブル装置では、アクチュエータ
の動力を伝えるケーブルと、ケーブルを回転可能に収容
したケースと、ケースの端部に配置され、アクチュエー
タに結合されるジョイントとを備えたアクチュエータ用
ケーブル装置であって、ジョイントには、アクチュエー
タに形成されたジョイント受部の外側に回動可能に配置
されたベースと、ベースの差込方向に沿って形成され、
ジョイント受部に形成された突部が挿入されるガイド部
と、ガイド部に連通してベースの回動方向に沿って形成
され、突部が挿入されることによりベースを差込方向に
抜け止める抜止部と、ベースに一体的に形成され、抜止
部に配置され、抜止部に突部が挿入されてベースが正回
動方向に予め定められた角度回動された際に、突部を通
過可能に弾性変形される弾性舌片とを備え、突部を抜止
部と弾性舌片とにより形成された回止部に係止してベー
スを正回動方向及び、逆回動方向に回り止める構成とし
たことを特徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係るアクチュエータ
用ケーブル装置では、ジョイントには、抜止部と弾性舌
片とにより形成され、突部に係止してベースを正回動方
向及び、逆回動方向に回り止めする回止部を備え、ジョ
イントとは独立してジョイントの外側に配置され、弾性
舌片の弾性変形を阻止する舌片押えを備えている構成と
したことを特徴としている。
【0008】この発明の請求項3に係るアクチュエータ
用ケーブル装置では、舌片押えには、ベースの外側に配
置された際に、ベースに食い込む抜止片が備えられてい
る構成としたことを特徴としている。
【0009】この発明の請求項4に係るアクチュエータ
用ケーブル装置では、ジョイントには、抜止部と弾性舌
片とにより形成され、突部に係止してベースを正回動方
向及び、逆回動方向に回り止めする回止部を備え、ジョ
イントとは独立してジョイントの外側に配置されて、ア
クチュエータのジョイント受部に係止されたベースカバ
ーを備えている構成としたことを特徴としている。
【0010】この発明の請求項5に係るアクチュエータ
用ケーブル装置では、ジョイントには、抜止部と弾性舌
片とにより形成され、突部に係止してベースを正回動方
向及び、逆回動方向に回り止めする回止部を備え、ジョ
イントとは独立してジョイントの外側に配置されて、ア
クチュエータのジョイント受部に係止されたベースカバ
ーと、ベースカバーの端部に当接されてケースに移動不
能に結合されたロック座金とを備えている構成としたこ
とを特徴としている。
【0011】この発明の請求項6に係るアクチュエータ
用ケーブル装置では、請求項4または5の構成に加え、
ベースカバーには、アクチュエータのジョイント受部に
形成された溝に係止される突起をもち、弾性変形可能な
弾性係止片が形成されている構成としたことを特徴とし
ている。
【0012】この発明の請求項7に係るアクチュエータ
用ケーブル装置では、請求項6の構成に加え、ベースカ
バーには、弾性係止片の突起がアクチュエータのジョイ
ント受部の溝に係止された際に、ベースをアクチュエー
タから抜け止める端板が形成されている構成としたこと
を特徴としている。
【0013】この発明の請求項8に係るアクチュエータ
用ケーブル装置では、請求項1から7のいずれかの構成
に加え、弾性舌片の一方の側面には、ベースが正回動方
向に回動する際にアクチュエータの突部と摺接し弾性舌
片を径方向に弾性変形可能とし、且つ、ベースの正回動
方向への回動を許容する傾斜面が形成され、弾性舌片の
他方の側面には、ベースが逆回動方向に回動しようとし
た際に、突部と当接しベースの逆回動方向への回動を拘
束する突部係止面が形成されている構成としたことを特
徴としている。
【0014】
【発明の作用】この発明に係わるアクチュエータ用ケー
ブル装置において、ジョイントのベースがアクチュエー
タのジョイント受部に差し込まれ、ガイド部から抜止部
内に突部が配置されることにより、ベースが差し込み方
向に抜け止められる。そして、ジョイントが予め定めら
れた角度回動されると、舌片が突部を通過させるため弾
性変形され、その後に、回止部に突部が移動不能に係止
されてベースがジョイント受部に対し正回動方向及び、
逆回動方向に回り止められる。それ故、ジョイントは、
ジョイント受部に対し、差し込み方向にも、回動方向に
も動きを拘束されて強固に結合される。
【0015】
【発明の実施の形態】
【0016】
【実施例】
【0017】図1ないし図3には、この発明に係るアク
チュエータ用ケーブル装置の第1実施例が示されてい
る。
【0018】図示するアクチュエータ用ケーブル装置1
は、ケーブル2、ケース3、ジョイント4から構成され
ている。
【0019】ケーブル2は、所定の長さ寸法にされてい
る。ケーブル2の端部には、シャフト2aが形成されて
いる。
【0020】ケース3は、ケーブル2の外周を覆うチュ
ーブ状にして、ケーブル2を回転可能に保持している。
【0021】ジョイント4は、ケース3の端部に配置さ
れており、ケース3に一体成形されている。このジョイ
ント4には、ベース4a、第1のロック機構4b、第2
のロック機構4cが備えられている。第1、第2のロッ
ク機構4b、4cは、一対に形成されているため、ここ
では、一方の第1のロック機構4bについてのみ詳述す
る。
【0022】ベース4aは、円筒形にされており、ケー
ス側に形成されたケース結合部4a1がケース3の端部
に固定されている。図2に示されるように、ベース4a
の内径寸法d1は、アクチュエータ40に円筒形に突出
形成されたジョイント受部40aの外径寸法d2よりも
わずかに大きい。
【0023】第1のロック機構4bは、ガイド部4d、
抜止部4e、弾性舌片4f、回止部4gからなる。
【0024】ガイド部4dは、ベース4aのケース結合
部4a1側からアクチュエータ40に向けた方向である
ベース4aの差込方向に、ベース4aの幅寸法のほぼ半
分の位置まで切除されている。ガイド部4dの切欠幅
は、アクチュエータ40のジョイント受部40aに形成
された突部40bの外径寸法よりもわずかに大きい。ガ
イド部4dは、第1、第2の側壁4d1、4d2をも
つ。
【0025】抜止部4eは、ベース4aの回動方向に沿
い、ガイド部4dにL字状に連通して切除されている。
この抜止部4eの切欠幅は、アクチュエータ40の突部
40bの外径寸法よりもわずかに大きい。抜止部4e
は、第1、第2の側壁4e1、4e2をもつ。抜止部4
eの端部には、回止部4gの一部を構成するものとして
アクチュエータ40の突部40bの外形に近似したU字
状にされた第1の突部係合面4e3が形成されている。
抜止部4e内には、アクチュエータ40の突部40bが
収容される。抜止部4e内に収容されたアクチュエータ
40の突部40bは、ベース4aの差込方向の前後に第
1、第2の側壁4e1、4e2が配置されるので、ベー
ス4aが差込方向に抜け止めされる。
【0026】弾性舌片4fは、矩形の薄肉にされて抜止
部4e内に突出している。弾性舌片4fは、ベース4a
のケース結合部4a1側から、一対のスリット4f1、
4f2を介し抜止部4eの第1の側壁4e1に近接する
までの長さをもつ。弾性舌片4fは、第1、第2の側壁
4f3、4f4をもつ。抜止部4eの第1の突部係合面
4e3側に配置された弾性舌片4fの第1の側壁4f3
には、回止部4gの他の一部を構成する第2の突部係合
面4f5が形成されている。弾性舌片4fは、抜止部4
e内にアクチュエータ40の突部40bが配置されてか
ら、ジョイント4が図3中反時計方向に回された際、第
2の側壁4f4に突部40bが衝突し、突部40bを通
過させるべく弾性変形する。その際、弾性舌片4fの裏
面に形成された傾斜面4f6により弾性変形がスムース
に行われる。
【0027】回止部4gは、抜止部4eの端部に配置さ
れている。回止部4gは、抜止部4eに形成された第1
の突部係合面4e3と、弾性舌片4fに形成された第2
の突部係合面4f5とにより囲まれて形成されている。
回止部4g内には、アクチュエータ40の突部40bが
収容される。回止部4g内に収容されたアクチュエータ
40の突部40bは、ベース4aの一方の回動方向側が
第1の突部係合面4e3に係合され、ベース4aの他方
の回動方向側が第2の突部係合面4f5に係合されるた
め、ベース4aを回動方向に回り止めする。
【0028】ジョイント4がアクチュエータ40のジョ
イント受部40aに装着されるに際し、まず、アクチュ
エータ40の突部40bにガイド部4dを合わせてベー
ス4aをジョイント受部40aに被せて差し込んでい
く。すると、突部40bにガイド部4dが支持されなが
ら、べース4aが差し込まれて行き、抜止部4eの第2
の側壁4e2に突部40bが衝突する。抜止部4eの第
2の側壁4e2に突部40bが衝突したところで、ジョ
イント4が図3中反時計方向に回される。ジョイント4
が図3中反時計方向に回されると、弾性舌片4fの第2
の側壁4f4が突部40bに衝突し、弾性舌片4fが弾
性変形して突部40bを通過させる。弾性舌片4fが弾
性変形することにより通過した突部40bは、回止部4
g内に配置され、抜止部4eの第1の突部係合面4e3
と弾性舌片4fの第2の突部係合面4fとにより挟み込
まれる。その結果、ジョイント4は、抜止部4eにより
差込方向の抜け止められるとともに、回止部4gにより
回動方向に回り止められ、ジョイント4がアクチュエー
タ40のジョイント受部40aに強固に結合される。
【0029】図4及び図5には、この発明に係るアクチ
ュエータ用ケーブル装置の第2実施例が示されている。
この場合、第1実施例に第3のロック機構5が追加され
ている。他の部位は第1実施例と同一にされているの
で、第1実施例により説明される。
【0030】第3のロック機構5は、舌片押え5aより
なる。舌片押え5aは、薄肉の円筒形にされている。舌
片押え5の内径寸法d3は、ジョイント4のベース4a
の外径寸法d4よりもわずかに大きい。この舌片押え5
aには、ジョイント4の差込方向に相反する方向に傾斜
して突出した一対の抜止片5a1が形成されている。抜
止片5a1は、舌片押え5aの径方向に若干の弾性を有
する。
【0031】舌片押え5aは、ジョイント4のベース4
aに被されることによって、弾性舌片4fの外側に配置
され、弾性舌片4fが弾性変形するのを阻止する。そし
て、舌片押え5aがジョイント4のベース4aに被され
た際に、抜止片5a1がベース4aの外壁に食い込み、
その結果、舌片押え5aがジョイント4のベース4aに
抜け止められる。
【0032】図6及び図7には、この発明に係るアクチ
ュエータ用ケーブル装置の第3実施例が示されている。
この場合、第1実施例に、第2実施例の第3のロック機
構5とは異なる構造をもつ第3のロック機構6が追加さ
れている。そして、この場合、アクチュエータ40のジ
ョイント受部40aの基部には、円環形の溝にされた円
環溝40cが形成されている。他の部位は第1実施例と
同一にされているので、第1実施例により説明される。
【0033】第3のロック機構6は、ベースカバー6a
よりなる。ベースカバー6aには、円筒形にされたベー
スカバー本体6a1が備えられている。ベースカバー本
体6a1の内径寸法は第2実施例に用いられた舌片押え
5の内径寸法d3と略同一にされている。ベースカバー
本体6a1のケース結合部4a1側には、ケース結合部
4a1の外径寸法よりもわずかに大きい内径寸法をもつ
端板6a2が形成されている。そして、ベースカバー本
体6a1には、端板6a2の側から、この端板6a2の
反対側の端部まで、それぞれ一対のスリット6a3、6
a4を介して弾性片6a5、6a6が形成されている。
弾性片6a5、6a6のそれぞれの先端部には、アクチ
ュエータ40のジョイント受部40aの円環溝40cに
嵌入係止される突起6a7、6a8が形成されている。
ベースカバー6aは、弾性舌片4fが弾性変形するのを
阻止する。
【0034】ベースカバー6aは、ジョイント4のベー
ス4aがアクチュエータ40のジョイント受部40aに
装着されてから、ベース4aの外側に被される。ベース
4aに被される際、弾性片6a5、6a6がそれぞれ弾
性変形され、その後に、弾性片6a5、6a6の突起6
a7、6a8がジョイント受部40aの円環溝40cに
嵌入されたところで端板6a2がベース4aに衝突す
る。ベースカバー6aは、弾性片6a5、6a6の突起
6a7、6a8がジョイント受部40aの円環溝40c
に嵌入されることによってアクチュエータ40から抜け
止めされる。もちろん、ベース4aの弾性舌片4fは、
ベースカバー6aによって弾性変形が阻止される。
【0035】図8及び図9には、この発明に係るアクチ
ュエータ用ケーブル装置の第4実施例が示されている。
この場合、第3実施例に、第4のロック機構7が追加さ
れている。他の部位は第3実施例と同一にされているの
で、第3実施例により説明される。
【0036】第4のロック機構7は、ロック座金7aよ
りなる。このロック座金7aには、ベースカバー6aの
端板6a2に当接する円板状の座金本体7a1と、座金
本体7a1の内周部に若干の弾性をもって中心部に向け
突出した4つの分割された鍔部7a2とが備えられてい
る。それぞれの鍔部7a2が形成する内径寸法は、ケー
ス結合部4a1の外径寸法よりもわずかに小さい。ロッ
ク座金7aは、ベースカバー6aをベース4aから抜け
止めする機能をもつ。
【0037】ロック座金7aは、ジョイント4のベース
4aがアクチュエータ40のジョイント受部40aに装
着され、ベースカバー6aがベース4aの外側に被され
て、ベースカバー6aの弾性片6a5、6a6の突起6
a7、6a8がジョイント受部40aの円環溝40cに
嵌入された状態において、座金本体7a1がベースカバ
ー6aの端板6a2に当接するまでケース結合部4a1
に被されて行く。座金本体7a1がベースカバー6aの
端板6a2に当接すると、4つの鍔部7a2がケース結
合部4a1に食い込み、その結果、ベースカバー6aが
ベース4aから抜け止めされる。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
るアクチュエータ用ケーブル装置によれば、ジョイント
のベースがアクチュエータのジョイント受部に差し込ま
れ、ガイド部から抜止部内に突部が配置されることによ
り、ベースが差し込み方向に抜け止められる。そして、
ジョイントが予め定められた角度回動されると、舌片が
突部を通過させるため弾性変形され、その後に、回止部
に突部が移動不能に係止されてベースがジョイント受部
に対し正回動方向及び、逆回動方向に回り止められる。
それ故、ジョイントは、ジョイント受部に対し、差し込
み方向にも、回動方向にも動きを拘束されて強固に結合
される。よって、アクチュエータから容易に外れること
がないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るアクチュエータ用ケーブル装置
の第1実施例の正面図である。
【図2】図1に示したアクチュエータ用ケーブル装置の
断面図である。
【図3】図1に示したアクチュエータ用ケーブル装置の
外観斜視図である。
【図4】この発明に係るアクチュエータ用ケーブル装置
の第2実施例の正面図である。
【図5】図4に示したアクチュエータ用ケーブル装置の
外観斜視図である。
【図6】この発明に係るアクチュエータ用ケーブル装置
の第3実施例の正面図である。
【図7】図6に示したアクチュエータ用ケーブル装置の
外観斜視図である。
【図8】この発明に係るアクチュエータ用ケーブル装置
の第4実施例の正面図である。
【図9】図8に示したアクチュエータ用ケーブル装置の
外観斜視図である。
【図10】従来のアクチュエータ用ケーブル装置の外観
斜視図である。
【符号の説明】
1 アクチュエータ用ケーブル装置 2 ケーブル 2a シャフト 3 ケース 4 ジョイント 4a ベース 4d ガイド部 4e 抜止部 4f 弾性舌片 4f5 (突部係止面)第2の突部係合面 4f6 傾斜面 4g 回止部 5a 舌片押え 5a1 抜止片 6a ベースカバー 6a2 端板 6a5 弾性係止片 6a6 弾性係止片 6a7 突起 6a8 突起 7a ロック座金 40 アクチュエータ 40a ジョイント受部 40b 突部 40c (溝)円環溝 51a シャフト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータの動力を伝えるケーブル
    と、 前記ケーブルを回転可能に収容したケースと、 前記ケースの端部に配置され、アクチュエータに結合さ
    れるジョイントとを備えたアクチュエータ用ケーブル装
    置であって、 前記ジョイントには、アクチュエータに形成されたジョ
    イント受部の外側に回動可能に配置されたベースと、前
    記ベースの差込方向に沿って形成され、前記ジョイント
    受部に形成された突部が挿入されるガイド部と、前記ガ
    イド部に連通して前記ベースの回動方向に沿って形成さ
    れ、前記突部が挿入されることにより前記ベースを差込
    方向に抜け止める抜止部と、前記ベースに一体的に形成
    され、前記抜止部に配置され、該抜止部に前記突部が挿
    入されて該ベースが正回動方向に予め定められた角度回
    動された際に、該突部を通過可能に弾性変形される弾性
    舌片とを備え、前記突部を前記抜止部と前記弾性舌片と
    により形成された回止部に係止して前記ベースを正回動
    方向及び、逆回動方向に回り止めることを特徴とするア
    クチュエータ用ケーブル装置。
  2. 【請求項2】 アクチュエータの動力を伝えるケーブル
    と、 前記ケーブルを回転可能に収容したケースと、 前記ケースの端部に配置され、アクチュエータに結合さ
    れるジョイントとを備えたアクチュエータ用ケーブル装
    置であって、 前記ジョイントには、アクチュエータに形成されたジョ
    イント受部の外側に回動可能に配置されたベースと、前
    記ベースの差込方向に沿って形成され、前記ジョイント
    受部に形成された突部が挿入されるガイド部と、前記ガ
    イド部に連通して前記ベースの回動方向に沿って形成さ
    れ、前記突部が挿入されることにより前記ベースを差込
    方向に抜け止める抜止部と、前記ベースに一体的に形成
    され、前記抜止部に配置され、該抜止部に前記突部が挿
    入されて該ベースが正回動方向に予め定められた角度回
    動された際に、該突部を通過可能に弾性変形される弾性
    舌片と、前記抜止部と前記弾性舌片とにより形成され、
    前記突部に係止して前記ベースを正回動方向及び、逆回
    動方向に回り止めする回止部とを備え、 前記ジョイントとは独立して該ジョイントの外側に配置
    され、前記弾性舌片の弾性変形を阻止する舌片押えを備
    えていることを特徴とするアクチュエータ用ケーブル装
    置。
  3. 【請求項3】 舌片押えには、ベースの外側に配置され
    た際に、該ベースに食い込む抜止片が備えられているこ
    とを特徴とする請求項2に記載のアクチュエータ用ケー
    ブル装置。
  4. 【請求項4】 アクチュエータの動力を伝えるケーブル
    と、 前記ケーブルを回転可能に収容したケースと、 前記ケースの端部に配置され、アクチュエータに結合さ
    れるジョイントとを備えたアクチュエータ用ケーブル装
    置であって、 前記ジョイントには、アクチュエータに形成されたジョ
    イント受部の外側に回動可能に配置されたベースと、前
    記ベースの差込方向に沿って形成され、前記ジョイント
    受部に形成された突部が挿入されるガイド部と、前記ガ
    イド部に連通して前記ベースの回動方向に沿って形成さ
    れ、前記突部が挿入されることにより前記ベースを差込
    方向に抜け止める抜止部と、前記ベースに一体的に形成
    され、前記抜止部に配置され、該抜止部に前記突部が挿
    入されて該ベースが正回動方向に予め定められた角度回
    動された際に、該突部を通過可能に弾性変形される弾性
    舌片と、前記抜止部と前記弾性舌片とにより形成され、
    前記突部に係止して前記ベースを正回動方向及び、逆回
    動方向に回り止めする回止部とを備え、 前記ジョイントとは独立して該ジョイントの外側に配置
    されて、前記アクチュエータのジョイント受部に係止さ
    れたベースカバーを備えていることを特徴とするアクチ
    ュエータ用ケーブル装置。
  5. 【請求項5】 アクチュエータの動力を伝えるケーブル
    と、 前記ケーブルを回転可能に収容したケースと、 前記ケースの端部に配置され、アクチュエータに結合さ
    れるジョイントとを備えたアクチュエータ用ケーブル装
    置であって、 前記ジョイントには、アクチュエータに形成されたジョ
    イント受部の外側に回動可能に配置されたベースと、前
    記ベースの差込方向に沿って形成され、前記ジョイント
    受部に形成された突部が挿入されるガイド部と、前記ガ
    イド部に連通して前記ベースの回動方向に沿って形成さ
    れ、前記突部が挿入されることにより前記ベースを差込
    方向に抜け止める抜止部と、前記ベースに一体的に形成
    され、前記抜止部に配置され、該抜止部に前記突部が挿
    入されて該ベースが正回動方向に予め定められた角度回
    動された際に、該突部を通過可能に弾性変形される弾性
    舌片と、前記抜止部と前記弾性舌片とにより形成され、
    前記突部に係止して前記ベースを正回動方向及び、逆回
    動方向に回り止めする回止部とを備え、 前記ジョイントとは独立して該ジョイントの外側に配置
    されて、前記アクチュエータのジョイント受部に係止さ
    れたベースカバーと、 前記ベースカバーの端部に当接されてケースに移動不能
    に結合されたロック座金とを備えていることを特徴とす
    るアクチュエータ用ケーブル装置。
  6. 【請求項6】 ベースカバーには、アクチュエータのジ
    ョイント受部に形成された溝に係止される突起をもち、
    弾性変形可能な弾性係止片が形成されていることを特徴
    とする請求項4または5に記載のアクチュエータ用ケー
    ブル装置。
  7. 【請求項7】 ベースカバーには、弾性係止片の突起が
    アクチュエータのジョイント受部の溝に係止された際
    に、ベースを該アクチュエータから抜け止める端板が形
    成されていることを特徴とする請求項6に記載のアクチ
    ュエータ用ケーブル装置。
  8. 【請求項8】 弾性舌片の一方の側面には、ベースが正
    回動方向に回動する際にアクチュエータの突部と摺接し
    前記弾性舌片を径方向に弾性変形可能とし、且つ、該ベ
    ースの正回動方向への回動を許容する傾斜面が形成さ
    れ、弾性舌片の他方の側面には、前記ベースが逆回動方
    向に回動しようとした際に、前記突部と当接し前記ベー
    スの逆回動方向への回動を拘束する突部係止面が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに
    記載のアクチュエータ用ケーブル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104959213A (zh) * 2015-06-30 2015-10-07 广西华锡集团股份有限公司车河选矿厂 选矿摇床的安装方法
US11701400B2 (en) 2017-10-06 2023-07-18 Cargill, Incorporated Steviol glycoside compositions with reduced surface tension

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US11717549B2 (en) 2017-10-06 2023-08-08 Cargill, Incorporated Steviol glycoside solubility enhancers

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