JPH021825Y2 - - Google Patents

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JPH021825Y2
JPH021825Y2 JP4547685U JP4547685U JPH021825Y2 JP H021825 Y2 JPH021825 Y2 JP H021825Y2 JP 4547685 U JP4547685 U JP 4547685U JP 4547685 U JP4547685 U JP 4547685U JP H021825 Y2 JPH021825 Y2 JP H021825Y2
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JP
Japan
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terminal
lance
locking
opening
locking protrusion
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JP4547685U
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコネクタハウジングへのターミナル装
着時に、2重のターミナル抜け止め処置が施され
ている構造とした2重ロツクコネクタの改良に関
する。
〔従来の技術〕
従来の一般的なコネクタは、コネクタハウジン
グ、ターミナルのいずれか一方にランスを設け、
他方に係止段部やランスホールを設けており、タ
ーミナル挿入によりランス係合を図つてターミナ
ル挿入後にその抜け止めを図る構造となつてい
る。例えば、第5図に示すように、コネクタハウ
ジング1にターミナル挿入孔2を貫通形成し、こ
の挿入孔2内に挿入方向に沿つて延在させ、先端
を撓み動作可能ならしめたランス3を設け、一方
のターミナル4にはランス3と係合するランスホ
ール5を形成し、両者の係合によつてターミナル
4の抜け止めを図る構造としている。
しかしながら、上記ランス3のみによる単一ロ
ツク機構では、ランスの折損があれば直ちにター
ミナルが抜け落ちてしまう。このため、従来のコ
ネクタにおいて、ランス係止以外にターミナルの
抜け止めを図る2重ロツク構造としたものが提案
されている。例えば、実公昭53−50866号公報に
は、ハウジングとターミナルとのランス係止構造
に加えて、ハウジングにターミナル挿入開口部を
施蓋可能な蓋体を取付け、該蓋体にてターミナル
先端縁のストツパを図る構造としたものが開示さ
れている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の2重ロツクコネクタでは、ラ
ンス係合操作と、付加的ロツクの操作とは別個独
立して行わなければならず。その操作性が悪く、
したがつてターミナルの取付作業性の悪化を招い
ていた。しかも、上述の蓋体を用いたものでは、
蓋体を個々のターミナル挿入孔に対応して設け、
かつ蓋体自身の係止部も各々設けなければならな
いという構造が複雑となる問題もあつた。
本考案は、上記従来の問題点に着目し、構造が
簡易であつて、ターミナル装着時に挿入、回転と
いう連続した動作で2重ロツクを機能させるよう
にできる構造とした2重ロツクコネクタを提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る2重
ロツクコネクタは、コネクタハウジング内にター
ミナル挿入孔を設けるとともに、該挿入孔内には
ターミナルに形成したランスホールと係合するラ
ンスを設けたコネクタにおいて、コネクタハウジ
ングにはランスと対向してターミナル挿入孔内に
突出する係止突起を設け、ターミナルにはその先
端から挿入方向に沿う前記係止突起のガイド開口
部を形成し、かつガイド開口部の端部には円周方
向に沿う係止開口部を形成し、前記係止突起の係
止開口部への係止位置にてランスとランスホール
を係合可能ならしめたものである。
〔作用〕
上記構成により、ターミナル挿入時にコネクタ
ハウジング側の係止突起にガイド開口部を合わせ
てターミナルを挿入し、次いでターミナルを回転
させることにより、係止突起が係止開口部に係止
され、同時にランスがランスホールに係合される
ことになる。この結果、ターミナルの挿入、回転
という一連の動作でターミナルをコネクタハウジ
ングに対して2重に係止させることができ、抜け
止めが確実に行われるのである。
〔考案の実施例〕
第1〜3図は実施例に係る2重ロツクコネクタ
を構成するコネクタハウジングの要部断面図(第
1図)と、ターミナルの斜視図(第2〜3図)で
ある。
まず、コネクタハウジング10はターミナル挿
入孔11を貫通形成しており、該ターミナル挿入
孔11にはランス12が設けられている。ランス
12はターミナル挿入孔11の先端開口に向かつ
て突出延在する弾性突片であり、その背部に設け
た逃げ隙間13の存在により先端が撓み動作し得
るようになつている。ランス12の挿入孔内壁面
側には係合突部12Aを具備し、後述するターミ
ナルのランスホールと係合され、ターミナル抜け
止めを図るものとしている。また、ランス12と
180度対向するターミナル挿入孔11の内壁面に
は、ランス12に向かつて突出する係止突起14
が形成されている。この係止突起14はランス1
2とともにターミナルの抜け止めを図るものであ
る。
一方、上記コネクタハウジング10に装着され
るターミナル15は、第2〜3図に示す如く、雌
ターミナルとされた円筒体であり、挿入先端開口
から内部に折り返された接触片16を具備し、相
手側の雄ターミナル(図示せず)と電気的接触を
可能ならしめている。斯かるターミナル15の外
壁面には、挿入先端縁部から挿入方向である軸線
方向に沿つてガイド開口部17が形成されてい
る。このガイド開口部17は前記係止突起14が
嵌入できる幅とされ、ターミナル15の挿入完了
位置までターミナル15の挿入案内をなすように
している。ターミナル挿入完了状態において係止
突起14が位置するガイド開口部17の端部に
は、ターミナル15の円周方向に沿つて係止開口
部18が形成され、係止突起14の嵌入状態でタ
ーミナル15を回転操作可能にしている。係止開
口部18はガイド開口部17の端部から一円周方
向に向かつてガイド開口部17と連続する開口で
あり、開口角度は円周角で90度の角度となつてい
る。また、係止開口部18の端部と180度対向す
る位置にはランスホール19が形成されている。
この結果、係止開口部18の端部とランスホール
19とはターミナル挿入孔11内の係止突起14
とランス12と各々対応した位置関係にあつて両
者同時に係止係合が可能となつている。
このように構成された2重ロツクコネクタで
は、ターミナル15を挿入孔11に挿入するに際
し、ターミナル15のガイド開口部17を係止突
起14に合わせて差し込む。この状態では、第4
図Aに示すように、ターミナル15は係止突起1
4に案内規制されて挿入される。そして、このと
き、ランス12とランスホール19とは90度偏位
された位置関係にあるため、ランス12はターミ
ナル15の外壁面より押されて逃げ隙間13側に
撓んだ状態となつている。ターミナル15の差し
込み端部では、係止突起14が係止開口部18の
入口部に対応しているので、その後、係止突起1
4が係止開口部18に沿うようにターミナル15
を90度回転させることにより、第4図Bに示すよ
うに、ランス12とランスホール19とが整合し
て両者が係合嵌着して、ターミナル15の装着が
完了するのである。斯かる状態では、ターミナル
15の回転が阻止され、かつランス12の係合と
係止突起14の係止開口部18側縁への係止によ
り2重に抜け止めが図られる。
なお、上記実施例ではランス12と係止突起1
4とを180度対向させた配置構成としたが、実施
例に限定されず、要はターミナル15の差し込み
挿入時にランス係合が行われない位置関係にあれ
ばよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、ターミ
ナルの抜け止めをランス係合とともに、ターミナ
ルの係止開口部に係止突起を係止させることで2
重に行うことができる。しかも、2重ロツクのた
めの操作はターミナルの挿入、回転という一連の
動作により簡単にできるため、ターミナル装着固
定作業が極めて良好となる。また2重ロツク機能
はターミナルに開口部を設け、挿入孔内に係止突
起を付加するだけで簡単に達成できるため、構造
簡単で、かつハウジングの多段積みも可能な構造
とできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の2重ロツクコネクタを構成す
るコネクタハウジングの要部断面図、第2図は同
ターミナルの斜視図、第3図は同反対方向から見
た斜視図、第4図A,Bはロツク前後のコネクタ
断面図、第5図は従来のコネクタ断面図である。 10……コネクタハウジング、11……ターミ
ナル挿入孔、12……ランス、14……係止突
起、15……ターミナル、17……ガイド開口
部、18……係止開口部、19……ランスホー
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コネクタハウジング内にターミナル挿入孔を設
    けるとともに、該挿入孔内にはターミナルに形成
    したランスホールと係合するランスを設けたコネ
    クタにおいて、コネクタハウジングにはランスと
    対向してターミナル挿入孔内に突出する係止突起
    を設け、ターミナルにはその先端から挿入方向に
    沿う前記係止突起のガイド開口部を形成し、かつ
    ガイド開口部の端部には円周方向に沿う係止開口
    部を形成し、前記係止突起の係止開口部への係止
    位置にてランスとランスホールを係合可能ならし
    めたことを特徴とする2重ロツクコネクタ。
JP4547685U 1985-03-28 1985-03-28 Expired JPH021825Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4547685U JPH021825Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4547685U JPH021825Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61161974U JPS61161974U (ja) 1986-10-07
JPH021825Y2 true JPH021825Y2 (ja) 1990-01-17

Family

ID=30559014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4547685U Expired JPH021825Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Country Status (1)

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JP (1) JPH021825Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009016078A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Tohoku Electric Power Co Inc 開閉器操作装置及び遠隔制御開閉器操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009016078A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Tohoku Electric Power Co Inc 開閉器操作装置及び遠隔制御開閉器操作装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61161974U (ja) 1986-10-07

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