JP2002021731A - 冷媒圧縮装置 - Google Patents

冷媒圧縮装置

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JP2002021731A JP2000208481A JP2000208481A JP2002021731A JP 2002021731 A JP2002021731 A JP 2002021731A JP 2000208481 A JP2000208481 A JP 2000208481A JP 2000208481 A JP2000208481 A JP 2000208481A JP 2002021731 A JP2002021731 A JP 2002021731A
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哲三 松木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の冷媒圧縮装置は、容積式オイルポンプ
にいわゆるガス噛み等が生じてボールペアリングへの給
油不良が生じた場合、ボールベアリングが損傷をする可
能性があった。 【解決手段】 底部に潤滑油を貯溜した油溜を有する筐
体と、この筐体内に設けられた電動要素と、この電動要
素によって回転し、冷媒を圧縮する圧縮要素を駆動する
主軸と、この主軸を回転可能に軸支する第1の軸受部を
有するサブフレームと、前記油溜から汲み上げられた潤
滑油を通すために前記主軸に設けられた油穴と、この油
穴に連通するとともに、前記主軸の側面に開口する開口
部を有し、前記第1の軸受部に潤滑油を給油する受給油
経路とを備えた冷媒圧縮装置において、前記サブフレー
ム上に前記受給油経路の開口部の位置を覆うように設け
られた周壁を備え、この周壁によって形成された凹部の
底部と前記第1の軸受部とを連通させることにより、こ
の凹部内に貯溜された潤滑油によって前記第1の軸受部
を潤滑することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、潤滑油を供給しつ
つ冷媒を圧縮する冷媒圧縮装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開平05−231357
号公報に示された従来の冷媒圧縮装置の断面図であり、
図9は図8に示す従来の冷媒圧縮装置の要部を拡大した
断面図である。まず、図8を用いて、従来の冷媒圧縮装
置の概要を説明する。図において100は上蓋101と
下蓋102とによって蓋をされ、密閉された冷媒圧縮装
置の筐体の周壁を構成する円筒形のミドルシェル、1は
このミドルシェルの上部内側に固定された固定スクロー
ル、1aはこの固定スクロール1の底面に渦巻き状に立
設された上方ラップ部、2aはこの上方ラップ部1aと
組み合わされて相互間に圧縮室2bを形成する下方ラッ
プ部、2はこの下方ラップ部2bがその上面に立設され
た摺動スクロールである。この摺動スクロール2と上述
の固定スクロール1によって冷媒を圧縮する冷媒圧縮要
素が構成される。
【0003】3は摺動スクロール2の中心軸から偏芯し
た位置で、摺動スクロール2の底面に立設された主軸で
ある。この主軸3はその中央部に中空の油穴3aを有す
るストロー形状である。4は主軸3が貫通する主軸受け
5を中心に備えるとともに、固定スクロール1をミドル
シェル100の上部に固定するフレーム、6はこのフレ
ーム4に設けられ、摺動スクロール2の底面を上面で摺
動可能に支えるスラスト軸受けである。また、10はミ
ドルシェル100の中間部に内接して固定された電動要
素である電動機ステータ、11はこの電動機ステータ1
0によって駆動され、主軸3を回転駆動させる電動機ロ
ータである。また、12はミドルシェル100の壁面を
貫通し、冷媒圧縮装置内に冷媒を導入する冷媒導入通路
であり、1cは上蓋101と固定スクロール1とを貫通
し、圧縮された冷媒を冷媒圧縮装置の外部に吐出す冷媒
吐出し通路である。更に、13はこの冷媒圧縮装置の底
部に設けられ、潤滑油で満ちている油溜、4aはフレー
ム4のスラスト軸受け6に開口し、スラスト軸受け6を
潤滑した潤滑油を上記油溜13に排出する返油通路であ
る。
【0004】次に、従来の冷媒圧縮装置の要部の構成に
ついて、図9を用いて詳細に説明する。図において14
は、ミドルシェル100の下端部に固定配置されたサブ
フレーム、16はこのサブフレーム14の上部に設けら
れ、主軸3を回転可能に軸支する軸受部であるボールベ
アリング、16a、16bはこのボールベアリング16
の内輪及び外輪、16cはこの内輪16aと外輪16b
との間にはめ込まれるボールである。18はボールベア
リング16の下部に設けられ、サブフレーム14の下面
に開口する凹形状の収納部、20はこの収納部18に収
納されたオイルポンプ要素である。このオイルポンプ要
素20は、主軸3の下端から突出する主軸下端部22が
貫通する貫通穴24を中央に有するポンプケーシング2
6と、このポンプケーシング26に収納され、上記主軸
下端部22によって回転駆動される容積式オイルポンプ
28と、ポンプケーシング26の下方に設けられ、吸入
ポート30及び、吹き出しポート32を備えるポンプポ
ート33とからなる。ここで吸入ポート30は、管状を
成し、下流側で容積式オイルポンプ28と連通する。ま
た、吹き出しポート32も管状を成し、上流側で容積式
オイルポンプ28に連通し、下流側で主軸に設けられた
油穴3aに連通する。
【0005】36は上記オイルポンプ要素20をサブフ
レーム14の収納部18に収納固定するポンプカバーで
ある。このポンプカバー36は中央部に、下流側である
上面開口部で吸入ポート30の上流側と連通する凹部3
8を備える。40は下流側をこの凹部38の底面に開口
し、上流側を上記油溜13に開口する油パイプである。
即ち、上流の油パイプ40から下流の油穴3aまでは、
油パイプ40、凹部38、吸入ポート30、容積式オイ
ルポンプ28、吹き出しポート32、油穴3aの順で連
通されている。
【0006】また、42は主軸3に設けられ、油穴3a
に連通して主軸3の半径方向に伸び、主軸3の側面に開
口するるボールベアリング16の受給油経路、44はこ
の受給油経路42から排出された潤滑油が流入するボー
ルベアリング16の上方開口部、46はこのボールベア
リング16に流入した潤滑油を再び、油溜13に排出す
るための返油通路である。
【0007】次に、従来の冷媒圧縮装置の動作について
説明する。電動機ステータ10に給電されると、電動機
ロータ11はトルクを発生して主軸3と共に回転する。
摺動スクロール2は主軸3から偏芯しているため、固定
スクロール1に対して相対的な円運動を行う。これによ
って、固定スクロール1と摺動スクロール2との間に設
けられた圧縮室2bは順次縮少する。この為、圧縮室2
b内の低温、低圧の冷媒は圧縮されて高温、高圧にな
り、固定スクロール1を貫通する冷媒吐出し通路1cか
ら冷媒圧縮装置の外部に吐出される。これに伴って冷媒
圧縮装置内の冷媒は減圧されるため冷媒導入通路12か
ら低温低圧の冷媒が順次新たに冷媒圧縮装置内に導入さ
れる。この冷媒圧縮装置内に導入された低温低圧の冷媒
は図8に示す矢印のように、一部は圧縮室2bに直接流
入する。又、他の一部は例えば電動機ステータ10と電
動機ロータ11との隙間から、サブフレーム14の近傍
に存在する空間に流れ込んだ後、圧縮室2bに流れ込
む。
【0008】一方、主軸3の回転により、主軸下端部2
2も回転し、容積式オイルポンプ28を駆動させる。こ
の為、油溜め13の潤滑油が油パイプ40を経て吸入ポ
ート30から容積式オイルポンプ28へと導かれ、吐出
ポート32へ一旦吐出された後、油穴3aに汲み上げら
れる。汲み上げられた潤滑油の一部は受給油経路42を
経て上方開口部44からボールベアリング16へと供給
される。その後ボールペアリング16を潤滑した潤滑油
は返油通路46を介して再び油溜13に返油される。
【0009】一方、主軸3内を油穴3aの上端まで汲み
上げられた潤滑油はスラスト軸受け6などを潤滑した
後、フレーム4に設けられた返油通路4aを経て、油溜
め13へと返油される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の冷媒
圧縮装置においては、容積式オイルポンプ28にいわゆ
るガス噛み等が生じてボールペアリング16への給油不
良が生じた場合、ボールベアリング16が潤滑油の少な
い状態で作動するため、損傷するという問題があった。
【0011】この発明は上述のような課題を解決するた
めになされたもので、容積式オイルポンプ28にいわゆ
るガス噛み等が生じてボールペアリング16への給油不
良が生じた場合でも、ボールベアリング16の損傷を軽
減させることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
【0013】この発明にかかる冷媒圧縮装置は、底部に
潤滑油を貯溜した油溜を有する筐体と、この筐体内に設
けられた電動要素と、この電動要素によって回転し、冷
媒を圧縮する圧縮要素を駆動する主軸と、この主軸を回
転可能に軸支する第1の軸受部を有するサブフレーム
と、油溜から汲み上げられた潤滑油を通すために主軸に
設けられた油穴と、この油穴に連通するとともに、主軸
の側面に開口する開口部を有し、第1の軸受部に潤滑油
を給油する受給油経路とを備え、サブフレーム上に受給
油経路の開口部の位置を覆うように設けられた周壁を備
え、この周壁によって形成された凹部の底部と第1の軸
受部とを連通させることにより、この凹部内に貯溜され
た潤滑油によって第1の軸受部を潤滑するようにして構
成されたものである。
【0014】また、この発明にかかる冷媒圧縮装置は、
底部に潤滑油を貯溜した油溜を有する筐体と、この筐体
内に設けられた電動要素と、この電動要素によって回転
し、冷媒を圧縮する圧縮要素を駆動する主軸と、この主
軸を回転可能に軸支する第1の軸受部を有するサブフレ
ームと、圧縮要素を摺動可能に支える第2の軸受部を有
するフレームとを備え、第2の軸受部を潤滑した潤滑油
を排出する排出経路と、この排出経路から排出された潤
滑油を貯溜するためにサブフレームに設けられた凹部と
を設け、この凹部の底部と第1の軸受部とを連通させる
ことにより、この凹部内に貯溜された潤滑油によって第
1の軸受部を潤滑するようにして構成されたものであ
る。
【0015】さらに、この発明にかかる冷媒圧縮装置
は、サブフレームに設けた凹部内の潤滑油を冷媒により
冷却し、凹部の底部に連通した軸受部を冷却された潤滑
油により潤滑するようにして構成されたものである。
【0016】また、この発明にかかる冷媒圧縮装置の凹
部の周壁は、凹部内に貯溜された潤滑油を筐体内の冷媒
によって冷却できるようにすり鉢状に構成されたもので
ある。
【0017】さらに、この発明にかかる冷媒圧縮装置の
凹部の周壁は、凹部内に貯溜された潤滑油を筐体内の冷
媒によって冷却できるようにサブフレームの他の部分に
比べて薄肉に構成されものである。
【0018】さらにまた、この発明にかかる冷媒圧縮装
置は、軸受部へ異物が流入するのを防止するためのフィ
ルターを設け、フィルターでろ過した潤滑油を凹部内に
貯溜するようにして構成されたものである。
【0019】さらに、この発明にかかる冷媒圧縮装置
は、軸受部の下方から油溜へ潤滑油の返油がされないよ
うに軸受部の下方を遮断して構成されたものである。
【0020】また、この発明にかかる冷媒圧縮装置は、
凹部の周壁に設けられた切り欠き部と、この切り欠き部
から流れ出た潤滑油の流路下流のサブフレームに開口
し、潤滑油を油溜に返油するための返油穴とを設けて構
成されたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1及び図2を用いてこの発明の実施の形態1にかかる
冷媒圧縮装置についてスクロール圧縮機を例にとって説
明する。図1はこの発明の実施の形態1にかかる冷媒圧
縮装置の要部断面図であり、上述の図9に相当する。図
において47はサブフレーム14に設けられ、第1の軸
受部であるボールベアリング16を収納するボールベア
リング収納部である。このボールベアリング収納部47
は主軸3に対し同心円状にサブフレーム14に立設さ
れ、内輪16a、外輪16b及びボール16cが1ユニ
ットになっているボールベアリング16が圧入される。
48はボールベアリング収納部47の上面に更に立設さ
れた周壁である。この周壁48は、ボールベアリング収
納部47と同様に主軸3に対し同心円状に即ち主軸3を
囲うようにして形成される。また、この周壁48はサブ
フレーム14の他の部分であるボールベアリング収納部
47よりも薄肉に形成され、その高さは周壁48の上端
周縁部48aが主軸3のボールベアリング16の上面近
傍に設けられた受給油経路42の開口部よりも高くなる
ように形成される。即ち、周壁48は、受給油経路42
の開口部を覆うようにして構成される。50は周壁48
に囲われることによって形成された凹部である。52は
この凹部50の底部であり、ボールベアリング16の上
部に連通している。ボールベアリング収納部47と周壁
48はサブフレーム14に一体成形されており、ボール
ベアリング収納部47と連通する収納部18にはオイル
ポンプ要素20が収納される。また、サブフレーム14
の下面に開口するこの収納部18の開口部は、ポンプカ
バー36により塞がれている。更にこの実施の形態では
上述の従来例の場合と異なり、ボールベアリング16に
流入した潤滑油をボールベアリング16の下方から再び
油溜13に排出するための返油通路46を設けていな
い。即ち、ボールベアリング16はボールベアリング1
6の下方から潤滑油が油溜13に返油されないようにそ
の下方が遮断されている。
【0022】図2は図1に示すこの発明の実施の形態1
にかかる冷媒圧縮装置の斜視図である。図において、5
4は凹部50を形成する周壁48の上端周縁部48aに
略均等位置に設けられた切り欠き部である。56で示す
矢印はこの切り欠き部54から流れ出た潤滑油の流路で
ある。58はこの潤滑油の流路の下流にあたるサブフレ
ーム14の上面に開口し、サブフレーム14を貫通して
潤滑油を油溜に返油する返油穴である。この返油穴58
は主軸3に対して同心円状となるような円弧を有する湾
曲した略楕円形状の開口部を有する。
【0023】このように構成された冷媒圧縮装置におい
ては、まず、容積式オイルポンプ28により油パイプ4
0を通って、潤滑油が汲み上げられる。この汲み上げら
れた潤滑油は、主軸3の油穴3aを通り、その一部が受
給油経路42を通ってサブフレーム14の凹部50に流
入する。この凹部50に流入した潤滑油は凹部50の底
部52に連通するボールベアリング16を潤滑する。こ
の凹部50に流入した潤滑油はまた、ボールベアリング
16の下方にあるポンプ収納部18の開口部がポンプカ
バー36によって塞がれているので、凹部50内に戻
る。この凹部50内に戻った潤滑油は凹部50の周壁4
8の上端周縁部48aに設けられた切り欠き部54から
流出し、その流路下流に開口する返油穴58を介して油
溜13に返油される。
【0024】この為、この実施の形態にかかる冷媒圧縮
装置ではボールベアリング16は凹部50に溜まった潤
滑油に常に浸されている。この結果、容積式オイルポン
プ28の給油能力がいわゆるガス噛み等により低下して
も凹部50内には潤滑油が貯溜されているため、ボール
ベアリング16の潤滑は凹部50内の潤滑油によって維
持される。従って、容積式オイルポンプ28に給油不良
が生じた場合でも、ボールベアリング16の損傷を軽減
させることが可能である。
【0025】また、上述のような従来の冷媒圧縮装置で
は、例えば電動機ロータ11等からの熱伝導、又はその
他のメカ的な摩擦によりボールベアリング16の内輪1
6aの温度が上昇して熱膨張が生じ、ボール16cと内
輪16aとの温度差等によりクリアランスが減少する場
合がある。この為、ボール16cと内輪16aとの間の
潤滑が不十分となり異常摩耗が生じるという問題もあっ
た。しかし、この実施の形態では、容積式オイルポンプ
28の給油能力が低下しても凹部50内には潤滑油が貯
溜されている。一方この凹部50の周壁48は薄肉に構
成されている。このため、凹部50内の潤滑油は凹部5
0の上部開口部に臨む貯溜された潤滑油の表面のほか、
周壁48からも冷媒圧縮機装置内部の冷媒と熱交換を行
うことが可能である。このためボールベアリング16の
温度の上昇が低減される。従って、容積式オイルポンプ
28に給油不良が生じた場合でも、ボールベアリング1
6のクリアランスの減少を防止して、異常摩耗の発生を
防止することができる。
【0026】また、切り欠き部54については、省略す
ることも可能であり、機能的には凹部50の上端周縁部
から潤滑油が万遍なく溢れるようにしてもよい。しか
し、この実施の形態では切り欠き部54を設けることに
より凹部50より溢れる潤滑油をサブフレーム14に設
けた返油穴58に積極的に流すことにより、効率よく潤
滑油の返油を行うほか、サブフレーム14に開ける返油
穴58を小さくすることができるので、サブフレーム1
4の強度を確保することができる。
【0027】従って、ボールベアリング16が潤滑油中
に浸りさえすれば、切り欠き部の形状や、位置等はどの
ようなものでもよく、周壁48を貫通する管等を設けて
もよい。切り欠き部とは図2に示すようなV字状のもの
のほか、そのような管も含む概念である。
【0028】なお、図1、図2については図8、図9に
示す従来例と同一又は相当する部分については同一の符
号を付してその説明を省略し、図8、図9と異なる部分
について説明した。
【0029】また、この実施の形態では、オイルポンプ
要素として容積式のオイルポンプ28を用いたが、この
発明はこれに限定する意ではなく、遠心ポンプ等なんで
もよい。
【0030】実施の形態2 図3はこの発明の実施の形態2にかかる冷媒圧縮装置の
要部断面図である。図において3dは、主軸3に受給油
経路42の若干下方から、主軸下端部22に至るまでの
間に設けられた中細軸部である。この中細軸部3bは、
受給油経路42付近及びそれより上方の主軸3の部分に
比べて細く、主軸下端部22よりは太くなるように構成
される。一方、16dはサブフレーム14の中心部に主
軸3と同心円状に設けられ、主軸3を中細軸部3bによ
って回転可能に軸支する軸受部である滑り軸受部であ
る。
【0031】なお、その他の点は上述の図1及び図2に
示す実施の形態1と同様である。このように、ボールベ
アリング16に限らず、滑り軸受け16dやスラスト軸
受け等を用いても実施の形態1と同様の効果を得ること
ができる。
【0032】実施の形態3 図4はこの発明の実施の形態3にかかる冷媒圧縮装置の
要部断面図である。図において、48bはボールベアリ
ング収納部47の上面にすり鉢状に立設された周壁であ
る。この周壁48bは、ボールベアリング収納部47の
上面の最外周の端縁部からボールベアリング収納部47
と同様に主軸3に対し断面同心円状に形成され、その半
径は下端から上端に向かって大きくなるようにすり鉢状
に形成される。また、この周壁48bはサブフレーム1
4の他の部分であるボールベアリング収納部47よりも
薄肉に形成され、その高さは周壁48bの上端周縁部4
8aが主軸3のボールベアリング16の上面近傍に設け
られた受給油経路42よりも高くなるように形成され
る。また、50aはこのすり鉢状の周壁48bに囲われ
ることによって形成されたすり鉢状の凹部である。な
お、その他の点は上述の図1及び図2に示す実施の形態
1と同様である。
【0033】このように構成された冷媒圧縮装置におい
ては、周壁48bをすり鉢状にして開口部を上に広げて
いるので、凹部50a内に貯溜された潤滑油が冷媒圧縮
装置内の冷媒と接する表面積を大きくすることができ
る。この結果、冷媒と潤滑油の熱交換が十分に行われる
こととなるので、ボールベアリング16の温度の上昇が
低減される。従って、容積式オイルポンプ28に給油不
良が生じた場合でも、ボールベアリング16の熱膨張に
よるクリアランスの減少を防止して、異常摩耗の発生を
防止することができる。また、この実施の形態では、潤
滑油と冷媒の熱交換を十分に行うことができるため、凹
部50aに貯溜された潤滑油の温度の上昇を防止するこ
とができる。このため、潤滑油の高温化によって潤滑油
の粘度が低下し異常摩耗が発生するということもない。
【0034】実施の形態4 図5はこの発明の実施の形態4にかかる冷媒圧縮装置の
要部断面図である。図において、47aはサブフレーム
14に設けられたボールベアリング収納部であるが、実
施の形態1と異なり、肉圧であり、その外周の半径はミ
ドルシェル100の半径よりも若干小さい程度である。
また、48cはこのボールベアリング収納部47aの上
面に更に立設された周壁である。この周壁48cは、ボ
ールベアリング収納部47aと同様に主軸3に対し断面
同心円状に形成される。さらに、この周壁48cはスラ
スト軸受け6(図1参照)等を潤滑した潤滑油を排出す
る返油通路4aから排出された潤滑油を貯溜することが
できるようにその内径が返油経路4aと冷凍圧縮機の中
心との距離よりも大きくなっている。尚、図5では一部
しか図示しないが、返油経路4aはフレーム4及び電動
機ステータ10に設けられる。この返油経路4aは一端
をフレーム4に設けられた第2の軸受であるスラスト軸
受け6に開口し、このスラスト軸受け6を潤滑した潤滑
油を電動機ステータ10に設けられた穴を経た後、電動
機ステータ10の下方に排出する。
【0035】このように構成された冷媒圧縮装置におい
ては、潤滑油が受給油経路42を経て凹部50に供給さ
れる他、主軸3内を油穴3aの上端まで汲み上げられた
潤滑油もスラスト軸受け6などを潤滑した後、フレーム
4及び電動機ステータ10に設けられた返油通路4aを
経て、凹部50に供給される。なお、その他の点は上述
の図1及び図2に示す実施の形態1と同様である。
【0036】この実施の形態でもこのようにして周壁4
8cの内径を広げているので、凹部50内に貯溜された
潤滑油が冷媒圧縮装置内の冷媒と接する表面積を大きく
することができる。さらにこの実施の形態では、凹部5
0に貯溜される返油経路4aから排出された潤滑油が、
返油経路4aを通過する間に冷媒によって冷却される。
この結果、冷媒と潤滑油の熱交換がさらに十分に行われ
ることとなるので、ボールベアリング16の温度の上昇
がより低減される。従って、容積式オイルポンプ28に
給油不良が生じた場合でも、ボールベアリング16の熱
膨張によるクリアランスの減少を防止して、異常摩耗の
発生を防止することができる。また、この実施の形態で
は、凹部50に貯溜された潤滑油の温度の上昇を防止す
ることができるので、潤滑油の高温化によって潤滑油の
粘度が低下し異常摩耗が発生するということもない。
【0037】尚、この実施の形態では返油経路4aはフ
レーム4に設けられた第2の軸受であるスラスト軸受け
6に開口し、このスラスト軸受け6を潤滑した潤滑油を
排出するものとして構成された。しかしこれに限らず排
出経路4aは、フレーム4に設けられた主軸3が貫通す
る主軸受け5を潤滑した潤滑油を電動機ステータ10に
設けられた穴を経た後、電動機ステータ10の下方に排
出するようにして構成してもよい。
【0038】実施の形態5 図6はこの発明の実施の形態5にかかる冷媒圧縮機の要
部断面図である。この実施の形態5は実施の形態3と実
施の形態4を組み合わせたものであり、すり鉢状の周壁
48bの上面の開口部の内径を大きくすることにより、
返油通路4aから排出された潤滑油をすり鉢状の凹部5
0aに貯溜することができるようしたものである。な
お、その他の点は上述の図5に示す実施の形態4と同様
である。
【0039】この実施の形態でも実施の形態4と同様の
効果が得られるほか、ボールベアリング収納部47の厚
みを薄くし、薄肉の周壁48bの部分が実施の形態4の
場合よりも大きくなるので、冷媒との間で熱交換が効果
的に行える部分が増えることとなって潤滑油の温度を一
層低下させることができる。
【0040】また、実施の形態4に比べてボールベアリ
ング収納部47の厚みを薄くすることにより、材料費の
低減と、軽量化を図ることもできる。
【0041】実施の形態6 図7はこの発明の実施の形態6にかかる冷媒圧縮装置の
要部断面図である。図において、66は冷媒圧縮装置の
製作時や動作時に生ずる微細な金属片や、不純物のよう
な異物をろ過するためのメッシュ状のフィルターであ
る。このフィルター66は、油パイプ40の下端開口部
を内包するようにポンプカバー36の下面に取り付けら
れる。なお、その他の点は上述の実施の形態1と同様で
ある。
【0042】この実施の形態にかかる冷媒圧縮機の潤滑
油の流れは上述の実施の形態1と同様であるが、凹部5
0に供給される潤滑油はフィルター66によって異物を
ろ過されたものである。このため、実施の形態1と同様
の効果のほか、異物によりボールベアリング16が損傷
するの防止することができる。
【0043】なお、この実施の形態6は上述のように実
施の形態1と組み合わせる場合のほか、他の全ての実施
の形態と組み合わせることも可能である。この場合はそ
れぞれの実施の形態の効果のほか、異物によりボールベ
アリング16が損傷するの防止することができるという
効果を付加することができる。
【0044】
【発明の効果】この発明にかかる冷媒圧縮装置は、底部
に潤滑油を貯溜した油溜を有する筐体と、この筐体内に
設けられた電動要素と、この電動要素によって回転し、
冷媒を圧縮する圧縮要素を駆動する主軸と、この主軸を
回転可能に軸支する第1の軸受部を有するサブフレーム
と、油溜から汲み上げられた潤滑油を通すために主軸に
設けられた油穴と、この油穴に連通するとともに、主軸
の側面に開口する開口部を有し、第1の軸受部に潤滑油
を給油する受給油経路とを備え、サブフレーム上に受給
油経路の開口部の位置を覆うように設けられた周壁を備
え、この周壁によって形成された凹部の底部と第1の軸
受部とを連通させることにより、この凹部内に貯溜され
た潤滑油によって第1の軸受部を潤滑するようにして構
成されたものであり、オイルポンプにいわゆるガス噛み
等が生じて軸受部への給油不良が生じた場合でも、軸受
部の損傷を軽減させることができる。
【0045】さらに、この発明にかかる冷媒圧縮装置
は、サブフレームに設けた凹部内の潤滑油を冷媒により
冷却し、凹部の底部に連通した軸受部を冷却された潤滑
油により潤滑するようにして構成されたものであり、潤
滑油の高温化によって潤滑油の粘度が低下し異常摩耗が
発生することを防止できる。
【0046】さらにまた、この発明にかかる冷媒圧縮装
置は、軸受部へ異物が流入するのを防止するためのフィ
ルターを設け、フィルターでろ過した潤滑油を凹部内に
貯溜するようにして構成されたものであり、異物により
軸受部が損傷するの防止することができる。
【0047】さらに、この発明にかかる冷媒圧縮装置
は、軸受部の下方から油溜へ潤滑油の返油がされないよ
うに軸受部の下方を遮断して構成されたものであり、オ
イルポンプにいわゆるガス噛み等が生じて軸受部への給
油不良が生じた場合でも、軸受部の損傷を軽減させるこ
とができる。
【0048】また、この発明にかかる冷媒圧縮装置は、
凹部の周壁に設けられた切り欠き部と、この切り欠き部
から流れ出た潤滑油の流路下流のサブフレームに開口
し、潤滑油を油溜に返油するための返油穴とを設けて構
成されたものであり、効率よく潤滑油の返油を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる冷媒圧縮装置
の要部断面図である。
【図2】図1に示すこの発明の実施の形態1にかかる冷
媒圧縮装置の斜視図である。
【図3】この発明の実施の形態2にかかる冷媒圧縮装置
の要部断面図である。
【図4】この発明の実施の形態3にかかる冷媒圧縮装置
の要部断面図である。
【図5】この発明の実施の形態4にかかる冷媒圧縮装置
の要部断面図である。
【図6】この発明の実施の形態5にかかる冷媒圧縮機の
要部断面図である。
【図7】この発明の実施の形態6にかかる冷媒圧縮装置
の要部断面図である。
【図8】特開平05−231357号公報に示された従
来の冷媒圧縮装置の断面図である。
【図9】図8に示す従来の冷媒圧縮装置の要部を拡大し
た断面図である。
【符号の説明】
1 固定スクロール、1a 上方ラップ部、1c 冷媒
吐出し通路、2a 下方ラップ部、2b 圧縮室、2
摺動スクロール、3 主軸、3a 油穴、3b中細軸
部、4 フレーム、4a 返油通路、5 主軸受け、6
スラスト軸受、10 電動機ステータ、11 電動機
ロータ、12 冷媒導入通路、13 油溜、14 サブ
フレーム、16 ボールベアリング、16a 内輪、1
6b 外輪、16c ボール、16d 滑り軸受部、1
8 収納部、20 オイルポンプ要素、22 主軸下端
部、24 貫通穴、26 ポンプケーシング、28 容
積式オイルポンプ、30 吸入ポート、32吹き出しポ
ート、33 ポンプポート、36 ポンプカバー、38
凹部、40 油パイプ、42 受給油経路、44上方
開口部、46 返油通路、47 ボールベアリング収納
部、47a ボールベアリング収納部、48 周壁、4
8a 上端周縁部、48b 周壁、48c周壁、50
凹部、50a 凹部、52 底部、54 切り欠き部、
56 流路、58 返油穴、66 フィルター、100
ミドルシェル、101 上蓋、102 下蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04C 29/02 361 F04C 29/02 361A (72)発明者 大井出 正彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA03 AB03 AC03 BD07 BD09 BD13 BG03 3H029 AA02 AA13 AA14 AA21 AB03 BB03 BB09 BB12 BB36 BB44 BB50 CC04 CC09 CC16 CC17 CC22 CC35 CC43 CC48 3H039 AA03 AA04 AA12 BB04 BB11 BB13 BB16 BB25 CC12 CC19 CC27 CC33 CC44 CC47

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部に潤滑油を貯溜した油溜を有する筐体
    と、この筐体内に設けられた電動要素と、この電動要素
    によって回転し、冷媒を圧縮する圧縮要素を駆動する主
    軸と、この主軸を回転可能に軸支する第1の軸受部を有
    するサブフレームと、前記油溜から汲み上げられた潤滑
    油を通すために前記主軸に設けられた油穴と、この油穴
    に連通するとともに、前記主軸の側面に開口する開口部
    を有し、前記第1の軸受部に潤滑油を給油する受給油経
    路とを備えた冷媒圧縮装置において、 前記サブフレーム上に前記受給油経路の開口部の位置を
    覆うように設けられた周壁を備え、この周壁によって形
    成された凹部の底部と前記第1の軸受部とを連通させる
    ことにより、この凹部内に貯溜された潤滑油によって前
    記第1の軸受部を潤滑することを特徴とする冷媒圧縮装
    置。
  2. 【請求項2】底部に潤滑油を貯溜した油溜を有する筐体
    と、この筐体内に設けられた電動要素と、この電動要素
    によって回転し、冷媒を圧縮する圧縮要素を駆動する主
    軸と、この主軸を回転可能に軸支する第1の軸受部を有
    するサブフレームと、前記圧縮要素を摺動可能に支える
    第2の軸受部を有するフレームとを備えた冷媒圧縮装置
    において、 前記第2の軸受部を潤滑した潤滑油を排出する排出経路
    と、この排出経路から排出された潤滑油を貯溜するため
    に前記サブフレームに設けられた凹部とを設け、この凹
    部の底部と前記第1の軸受部とを連通させることによ
    り、この凹部内に貯溜された潤滑油によって前記第1の
    軸受部を潤滑することを特徴とする冷媒圧縮装置。
  3. 【請求項3】サブフレームに設けた凹部内の潤滑油を冷
    媒により冷却し、前記凹部の底部に連通した第1の軸受
    部を前記冷却された潤滑油により潤滑することを特徴と
    する請求項1又は2に記載の冷媒圧縮機。
  4. 【請求項4】凹部の周壁は、前記凹部内に貯溜された潤
    滑油を筐体内の冷媒によって冷却できるようにすり鉢状
    に構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    冷媒圧縮装置。
  5. 【請求項5】凹部の周壁は、前記凹部内に貯溜された潤
    滑油を筐体内の冷媒によって冷却できるようにサブフレ
    ームの他の部分に比べて薄肉に構成されたことを特徴と
    する請求項1又は2に記載の冷媒圧縮装置。
  6. 【請求項6】軸受部へ異物が流入するのを防止するため
    のフィルターを設け、前記フィルターでろ過した潤滑油
    を凹部内に貯溜することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の冷媒圧縮装置。
  7. 【請求項7】第1の軸受部の下方から油溜へ潤滑油の返
    油がされないように前記第1の軸受部の下方を遮断した
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の冷媒圧縮装
    置。
  8. 【請求項8】凹部の周壁に設けられた切り欠き部と、こ
    の切り欠き部から流れ出た潤滑油の流路下流のサブフレ
    ームに開口し、前記潤滑油を前記油溜に返油するための
    返油穴とを設けたことを特徴とする請求項7に記載の冷
    媒圧縮装置。
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