JP2002021658A - 自動二輪車の吸気装置 - Google Patents
自動二輪車の吸気装置Info
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- JP2002021658A JP2002021658A JP2000203347A JP2000203347A JP2002021658A JP 2002021658 A JP2002021658 A JP 2002021658A JP 2000203347 A JP2000203347 A JP 2000203347A JP 2000203347 A JP2000203347 A JP 2000203347A JP 2002021658 A JP2002021658 A JP 2002021658A
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Abstract
レンサ内への滞留を防ぐことができる自動二輪車の吸気
装置を提供すること。 【構成】 吸気サイレンサ15とこれの下流に接続され
たキャブレタ16を含んで構成される自動二輪車の吸気
装置において、前記吸気サイレンサ15と前記キャブレ
タ16を接続するジョイント17の吸気サイレンサ15
内に臨む部分にノズル17bを設け、ジョイント17内
を前記ノズル17bを介して吸気サイレンサ15内の底
部に開口せしめる。本発明によれば、キャブレタ16か
ら吹き返されて吸気サイレンサ15内の底部に溜った燃
料はジョイント17内に発生する負圧によってノズル1
7bを通ってジョイント17内に吸引されてキャブレタ
16での混合気形成に供されるため、吸気サイレンサ1
5内への燃料の滞留が防がれる。
Description
これの下流に接続されたキャブレタを含んで構成される
自動二輪車の吸気装置に関する。
自動二輪車においては、吸気サイレンサを経てキャブレ
タに導入される新気に燃料を噴射して混合気を形成し、
この混合気をエンジンに供給して燃焼に供することが行
われる。
吸気系にキャブレタを備える自動二輪車においては、エ
ンジンの吸気負圧の脈動によってキャブレタにおいて燃
料の吹き返しが発生し、キャブレタから吹き返された燃
料が上流側の吸気サイレンサの内部に溜るという問題が
発生する。このため、従来は吸気サイレンサ内に溜った
燃料を定期的に抜き取る等の作業が必要であった。
で、その目的とする処は、キャブレタから吹き返された
燃料の吸気サイレンサ内への滞留を防ぐことができる自
動二輪車の吸気装置を提供することにある。
め、本発明は、吸気サイレンサとこれの下流に接続され
たキャブレタを含んで構成される自動二輪車の吸気装置
において、前記吸気サイレンサと前記キャブレタを接続
するジョイントの吸気サイレンサ内に臨む部分にノズル
を設け、ジョイント内を前記ノズルを介して吸気サイレ
ンサ内の底部に開口せしめたことを特徴とする。
吹き返されて吸気サイレンサ内の底部に溜った燃料はジ
ョイント内に発生する負圧によってノズルを通ってジョ
イント内に吸引されてキャブレタでの混合気形成に供さ
れるため、吸気サイレンサ内への燃料の滞留が防がれ、
吸気サイレンサの内部に溜った燃料を定期的に抜き取る
等の作業が不要となる。
図面に基づいて説明する。
ータ型自動二輪車の側面図、図2は本発明に係る吸気装
置の全体構成を示す側面図、図3は吸気サイレンサの破
断側面図、図4は吸気サイレンサの破断平面図、図5は
ジョイントの破綻側面図である。
クータ型自動二輪車1の車体前方上部にはヘッドパイプ
2(図2参照)が位置しており、該ヘッドパイプ2内に
は不図示のステアリング軸が回動自在に挿通している。
そして、このステアリング軸の上端にはハンドル3が取
り付けられ、同ステアリング軸の下端にはフロントフォ
ーク4が結着されており、該フロントフォーク4の下端
部には操向輪である前輪5が回転自在に軸支されてい
る。
とタンデムシート7が前後に並設されており、ハンドル
3とメインシート6との間の左右には低床式のフートス
テップ8が設けられている。
前端をピボット軸10にて上下に揺動自在に軸支されて
おり、該リヤアーム6の後端には駆動輪である後輪11
が回転自在に軸支されている。
5に基づいて説明する。
斜め方向下部には駆動源としての水冷式の4サイクル2
気筒エンジン12が配置されており、ヘッドパイプ2の
前方にはエアクリーナ13が配設されている。
吸気ダクト14が下方に向かって導出しており、各吸気
ダクト14は吸気サイレンサ15の一端開口部15a
(図3及び図4参照)に接続されている。そして、吸気
サイレンサ15とこれの下流(新気の流れ方向下流であ
って、車体後方)に配設されたキャブレタ16とはゴム
製のジョイント17によって接続されており、キャブレ
タ16は吸気管18によって前記エンジン12の吸気系
に接続されている。尚、図2において、19はブリーザ
パイプであり、エンジン12において発生したEGRガ
スはブリーザパイプ19を通って前記エアクリーナ13
に戻される。
ーナ13、吸気ダクト14、吸気サイレンサ15、キャ
ブレタ16、ジョイント17及び吸気管18によって構
成されるが、吸気サイレンサ15は、図3及び図4に示
すようにボックス状に成形され、その一端には左右2つ
の開口部15aが形成され、各開口部15aには図2に
示すように前記各吸気ダクト14が接続される。
つの開口部15bが形成されており、各開口部15bに
は前記ジョイント17が取り付けられており、各ジョイ
ント17の一部は図示のように吸気サイレンサ15の内
部に差し込まれている。即ち、図5に示すように、ゴム
製のジョイント17の長手方向中間部外周には凹溝17
aが全周に亘って形成されており、ジョイント17を吸
気サイレンサ15の開口部から差し込んでその外周に形
成された前記凹溝17aを吸気サイレンサ15の開口部
15bの周縁に嵌め込むことよって該ジョイント17が
吸気サイレンサ15に取り付けられ、その一部が吸気サ
イレンサ15の内部に臨むことになる。
サ15の内部に臨む部分の底部にはノズル17bが下方
に向かって一体に形成されており、このノズル17bの
一端(上端)はジョイント17内の底部に開口し、他端
(下端)は図3に示すように吸気サイレンサ15内の底
部(高さ方向において最も低くなる位置)に開口してい
る。従って、ジョイント17内はノズル17bを介して
吸気サイレンサ15内の底部に開口している。尚、各ジ
ョイント17の吸気サイレンサ15の内部に臨む一端開
口部17cの周縁はベルマウス状に成形され、これによ
って吸気抵抗が低く抑えられる。
エンジン12内に発生する吸気負圧によって新気(外
気)がエアークリーナ13に吸引され、新気はエアクリ
ーナ13によって浄化された後に左右の吸気ダクト14
を通って吸気サイレンサ15内に導入されて合流する。
そして、吸気サイレンサ15において合流した新気は再
び分岐して左右のジョイント17を通ってキャブレタ1
6へと流れる。
よって発生する負圧によって燃料が吸引されて新気に噴
射されることによって所望の空燃比の混合気が形成さ
れ、この混合気は吸気管18を通ってエンジン12に供
給されて燃焼に供される。尚、エンジン12における混
合気の燃焼によって発生した排気ガスは不図示の排気系
を経て大気中に排出される。
自動二輪車1においては、エンジン12の吸気系にキャ
ブレタ16を備えるため、エンジン12の吸気負圧の脈
動によってキャブレタ16において燃料の吹き返しが発
生し、キャブレタ16から吹き返された燃料が上流側の
吸気サイレンサ15の内部に溜る。
イント17の吸気サイレンサ15の内部に臨む部分の底
部にノズル17bを形成し、ジョイント17内をノズル
17bを介して吸気サイレンサ15内の底部に開口せし
めたため、キャブレタ16から吹き返されて吸気サイレ
ンサ15内の底部に溜った燃料はジョイント17内に発
生する負圧によってノズル17bを通ってジョイント1
7内に吸引される。そして、ジョイント17内に吸引さ
れた燃料はキャブレタ16に供給されて混合気形成に供
されるため、吸気サイレンサ15内への燃料の滞留が防
がれ、吸気サイレンサ15の内部に溜った燃料を定期的
に抜き取る等の作業が不要となる。
輪車の吸気装置に適用した形態について述べたが、本発
明は吸気系にキャブレタを備える任意の自動二輪車の吸
気装置に対しても同様に適用可能である。
よれば、吸気サイレンサとこれの下流に接続されたキャ
ブレタを含んで構成される自動二輪車の吸気装置におい
て、前記吸気サイレンサと前記キャブレタを接続するジ
ョイントの吸気サイレンサ内に臨む部分にノズルを設
け、ジョイント内を前記ノズルを介して吸気サイレンサ
内の底部に開口せしめたため、キャブレタから吹き返さ
れた燃料の吸気サイレンサ内への滞留を防ぐことができ
るという効果が得られる。
二輪車の側面図である。
である。
サの破断側面図である。
サの破断平面図である。
破断側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 吸気サイレンサとこれの下流に接続され
たキャブレタを含んで構成される自動二輪車の吸気装置
において、 前記吸気サイレンサと前記キャブレタを接続するジョイ
ントの吸気サイレンサ内に臨む部分にノズルを設け、ジ
ョイント内を前記ノズルを介して吸気サイレンサ内の底
部に開口せしめたことを特徴とする自動二輪車の吸気装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000203347A JP2002021658A (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | 自動二輪車の吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000203347A JP2002021658A (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | 自動二輪車の吸気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002021658A true JP2002021658A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=18700766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000203347A Withdrawn JP2002021658A (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | 自動二輪車の吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002021658A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007270753A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Honda Motor Co Ltd | 吸気消音器を備える内燃機関 |
WO2012001731A1 (en) * | 2010-06-28 | 2012-01-05 | Husqvarna Zenoah Co., Ltd. | Air supply device |
-
2000
- 2000-07-05 JP JP2000203347A patent/JP2002021658A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007270753A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Honda Motor Co Ltd | 吸気消音器を備える内燃機関 |
JP4675815B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2011-04-27 | 本田技研工業株式会社 | 吸気消音器を備える内燃機関 |
WO2012001731A1 (en) * | 2010-06-28 | 2012-01-05 | Husqvarna Zenoah Co., Ltd. | Air supply device |
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