JP2002021020A - 貼付式路面標示装置 - Google Patents

貼付式路面標示装置

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JP2002021020A
JP2002021020A JP2000211204A JP2000211204A JP2002021020A JP 2002021020 A JP2002021020 A JP 2002021020A JP 2000211204 A JP2000211204 A JP 2000211204A JP 2000211204 A JP2000211204 A JP 2000211204A JP 2002021020 A JP2002021020 A JP 2002021020A
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Japan
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tape
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sheet
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English (en)
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Kunimitsu Kobayashi
邦光 小林
Ryosuke Suyama
良介 陶山
Yoshitomo Takamatsu
良友 高松
Kosuke Eguchi
孝介 江口
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Shingo Kizai KK
Original Assignee
Shingo Kizai KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、現場作業員の簡便な操作により安
全性の確保および省力化が得られると共に、施工を均一
迅速に行うことができ、施工後の形の均一性、耐久性の
向上、高品質、高精度、高寿命、施工費の低減化を可能
とする。 【解決手段】 所定の大きさに切断形成した複数個の所
要のテープ基材の裏面に接着剤を塗布し、接着剤に剥離
テープを連続的に貼着した路面標示シートと、路面標示
シートが巻かれている供給リールと、剥離テープを巻き
取るための巻取リールと、供給リールと巻取リールとの
間に設けた路面標示シートの剥離テープ折返し部と、剥
離テープ折返し部によってテープ基材が剥離テープから
剥がされ、所要の速度で水平に移動されるように設けた
テープ基材の導入ガイドと、テープ基材の導入ガイドの
上方位置に設けたテープ基材の下方路面への打込装置
と、剥離テープを把持して所定の距離だけ移動させてテ
ープ基材の供給を行う装置と、所要の速度で供給させる
ための走行安定装置とより構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に所定の大きさ
に切断形成した複数個の所要のテープ基材を、路面上
に、または、路面に標示された路面標示材に貼付するよ
うにした貼付式路面標示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の貼付路面標示方法としては、殆ど
の場合、合成ゴム系樹脂テープ基材を剥離テープから分
離させ、事前に路面にマーキングした所定の位置に、こ
の合成ゴム系樹脂テープ基材を手動にて仮圧着し、その
後、低温時においては、ハンドバーナー等で加熱軟化さ
せながらゴム製または木製のハンマーで叩いて路面にな
じませ圧着させていた。
【0003】また、他の路面標示装置としては、例えば
特開平9−316821号公報に示すごとく、仮設貼付
ラインの施工にあたり、手押し台車上に液体加圧塗布装
置、粒体散布装置およびラインテープ貼着装置を設けた
路面標示施工装置が開発されている。すなわち、舗装工
事時および工場内のラインなどの仮設ラインテープ貼付
においては、液体加圧塗布装置の加圧を台車の車輪によ
る回転をポンプに伝え、吹付ノズルにより塗料を塗布す
るようにしており、またラインテープ貼着装置は、テー
プ供給部からの複層テープを剥離紙と粘着剤を有するラ
インテープに分離し、剥離紙は車輪による回転を利用し
た巻取ローラに巻取り、ラインテープは可動ハンドルに
よって転圧ローラーにより、路面に貼着して路面標示を
行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、前者の貼
付路面標示方法においては、全ての作業工程は人力によ
る手作業であり、機械化されていないので、施工の均一
性、正確性(精度)、耐久性、作業速度、現場作業員の
安全性、省労力化、施工費の低減化の面において、多大
の問題点があった。
【0005】また、後者の特開平9−316821号公
報公報に示す従来の路面標示装置においては、剥離紙と
粘着剤を有するラインテープとからなる複層テープを使
用し、ラインテープを剥離紙から分離させて、手動によ
って台車の車輪により回転するポンプによる転圧ローラ
ーを路面上に押し下げて加圧貼着したものであり、この
ラインテープは、あくまでも区画線引きがなされるまで
の仮の区画線として施工するための簡易型の手動式路面
標示装置であって、本発明に係るような本格的な自動貼
付式路面標示装置ではなかった。
【0006】また、一般的な溶着式路面標示において
は、昼間、夜間または天候にかかわらずドライバーに対
し、良好な視認性を得るため、回帰性反射ビーズが標示
材の表面および内部に混入されていたが、雨天時、この
路面標示上が水膜で覆われた場合、この回帰性反射ビー
ズのビーズ屈折率が 1.4〜1.6 では、水膜表面による表
面反射が主体となり、水膜中に入り込んだ屈折光は、こ
のビーズ屈折率では回帰性とならず吸収され、ドライバ
ーに対しての回帰性反射効果は、全く得られない状況で
あった。しかし、ビーズ屈折率が2.2 以上の高屈折率ビ
ーズでは、回帰性反射効果は得られるが、コスト面で、
この高屈折率ビーズを溶着式路面標示材に混合使用する
ことはできないという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、本発明に係る貼付
式路面標示装置は、上記問題点を解決することを目的と
し、所定の大きさに切断形成した複数個の所要のテープ
基材の裏面に接着剤を塗布し、かつこの接着剤に剥離テ
ープを連続的に貼着した路面標示シートと、この路面標
示シートが巻かれている供給リールと、前記剥離テープ
を巻き取るための巻取リールと、前記供給リールと巻取
リールとの間に設けた路面標示シートの剥離テープ折返
し部と、この剥離テープ折返し部によって前記テープ基
材が剥離テープから剥がされ、所要の速度で水平に移動
されるように設けたテープ基材の導入ガイドと、このテ
ープ基材の導入ガイドの上方位置に設けたテープ基材の
下方路面への打込装置と、前記剥離テープを把持して所
定の距離だけ移動させてテープ基材の供給を行う装置
と、所要の速度で供給させるための走行安定装置とより
構成したことを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る貼付式路面標示装置
は、所定の大きさに切断形成した複数個の所要のテープ
基材の裏面に接着剤を塗布し、かつこの接着剤に剥離テ
ープを連続的に貼着した路面標示シートと、この路面標
示シートが巻かれている供給リールと、前記剥離テープ
を巻き取るための巻取リールと、前記供給リールと巻取
リールとの間に設けた路面標示シートの剥離テープ折返
し部と、この剥離テープ折返し部の手前近傍に前記路面
標示シートの走行を一時停止させるために設けたシート
ブレーキと、前記巻取リール側に剥離テープの走行を一
時停止させるために設けた前記シートブレーキと同期し
て作動する剥離テープブレーキと、剥離テープを挟んで
巻取リール方向に引張るように設けた剥離テープの定寸
送り機構と、前記シートブレーキと剥離テープブレーキ
を解除させ、剥離テープの定寸送り機構によって剥離テ
ープを挟んで移動させた時、前記剥離テープ折返し部に
おいて前記テープ基材が剥離テープから剥がされ、所要
の速度で水平に移動されるように設けたテープ基材の導
入ガイドと、このテープ基材の導入ガイドの上方位置に
設けたテープ基材の下方路面への打込装置と、所要の速
度で供給させるための走行安定装置とより構成したこと
を特徴とする。
【0009】また、本発明に係る貼付式路面標示装置に
おいて、ロール状路面標示シートよりシートを所要の速
度で送り出すために設けたモーターと、このモーター軸
に取り付けられたシート送り出しローラーと、シートを
挟んでこのシート送り出しローラーに対向取り付けられ
ているシート送り出しローラーと、所要の速度供給によ
って発生する脈動弛みを低減し、かつシートの弛みを減
衰させる自由空間部を上方に形成させるよう、一端を自
由端とし、シート送り出しローラー側の他端を台座に固
定した、ほぼ中央にシート弛み検出孔を設けてなるシー
ト弛みガイド板と、このシート弛みガイド板のシート弛
み検出孔の下方に取り付けたシート弛み検出センサーと
を具備したことを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る貼付式路面標示装置に
おいて、導入ガイドにテープ基材が所要の速度で突入移
動される際、ON状態を感知するセンサーと、このセン
サーによって作動する前記テープ基材に転がり圧縮を加
えるプレブレーキロールとを具備したことを特徴とす
る。
【0011】また、本発明に係る貼付式路面標示装置に
おいて、剥離テープ折返し部においてテープ基材が剥離
テープから剥がされて、このテープ基材が導入ガイドに
移動されると共に、前記剥離テープが巻取リール側に移
動された時に、この剥離テープから剥がされたテープ基
材を、路面に貼付するようにしたことを特徴とする。
【0012】また、本発明に係る貼付式路面標示装置に
おいて、剥離テープ折返し部においてテープ基材が剥離
テープから剥がされて、このテープ基材が導入ガイドに
移動されると共に、前記剥離テープが巻取リール側に移
動された時に、この剥離テープから剥がされたテープ基
材を、路面に標示された路面標示材に貼付するようにし
たことを特徴とする。
【0013】また、本発明に係る貼付式路面標示装置に
おいて、剥離テープ折返し部においてテープ基材が剥離
テープから剥がされて、このテープ基材が導入ガイドに
移動されると共に、前記剥離テープが巻取リール側に移
動された時に、この剥離テープから剥がされたテープ基
材を、路面に標示された軟化状態における路面標示材に
貼付するようにしたことを特徴とする。
【0014】さらにまた、本発明に係る貼付式路面標示
装置において、剥離テープ折返し部においてテープ基材
が剥離テープから剥がされて、このテープ基材が導入ガ
イドに移動されると共に、前記剥離テープが巻取リール
側に移動された時に、この剥離テープから剥がされたテ
ープ基材を、路面に標示された軟化状態における路面標
示材内に打込み貼付するようにしたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る貼付式路面標示装置
の実施例を図1乃至図16を参照して説明する。図1
は、本発明に係る貼付式路面標示装置における貼付式路
面標示施工機が自走式溶着路面標示施工機の施工直後に
後追い施工している実施例を示す概略説明図である。図
2は、溶着路面標示に打込貼付された合成ゴム系樹脂テ
ープ基材の概略斜視図である。図3は、同合成ゴム系樹
脂テープ基材の概略断面図である。図4は、本発明に係
る貼付式路面標示装置において使用するシートロール2
aの斜視図である。図5は、同路面標示シートの概略断
面図である。図6は、本発明に係る貼付式路面標示装置
の一実施例を示す概略図である。
【0016】本発明に係る貼付式路面標示装置の実施例
では、図1に示すように基本的には、アプリケータ1を
備えた自走式溶着路面標示施工機M−1とこの自走式溶
着路面標示施工機の施工直後に後追い施工している自走
式貼付式路面標示施工機M−2とによって構成されてい
る。自走式溶着路面標示施工機M−1は、従来一般に使
用されているものであり、その構造については、説明を
省略し、貼付式路面標示施工機M−2のみについて以下
詳細に説明する。
【0017】2は、図3乃至図5に示すように所定の大
きさ(例えば幅ほぼ60mm、長さほぼ100mm)の短冊状に
切断形成(カット部3)した複数個の柔軟性のある合成
ゴム系樹脂テープ基材4の裏面に、耐水性の優れた合成
ゴム系の接着剤5を塗布し、この接着剤5に一本のプラ
スチックス製からなる剥離テープ6を連続的に貼着した
例えばウエットレフレーンSV0100シリーズ(住友
スリーエム株式会社製)からなる路面標示シートであ
り、ロール状に形成してある。本発明では、このロール
状に巻かれた路面標示シートを、便宜上シートロール2
aと称している。このシートロール2aは、固定台座7
に取り付けられた取付け軸8に嵌合固定されている。
【0018】なお、前記剥離テープ6は、本実施例で
は、プラスチックス製を使用したが、これに限らず、強
靭なる材料であれば、紙、その他いかなる物でも良く、
また、前記合成ゴム系樹脂テープ基材4は、短冊状に切
断形成しているが、形状はこれに限らない。また、この
テープ基材4の材料も、所期の目的を達成し得るもので
あれば、いかなる物でも良いこと勿論である。
【0019】さらに、この実施例を詳細に説明すると、
この路面標示シート2の厚さは、剥離テープ6を除いて
ほぼ2.0mm ±1.0mm であり、テープ強度は、ほぼ 100N
/25mm幅以上(縦方向)である。前記合成ゴム系樹脂テ
ープ基材4の表面4aには、図3に示すように例えば適
宜の模様がエンボス加工されており、さらに例えば粒径
ほぼ50〜 100μの透明な球形の微粒子からなる反射ビー
ズ9が均一に結合されている。また、前記合成ゴム系樹
脂テープ基材4の内部には、回帰性反射ビーズ10が含
有されている。前記路面標示シート2の拡散反射率は、
ほぼY−65以上(白のみの場合)である。
【0020】また、図2乃至図3に示すように自走式溶
着路面標示施工機M−1で道路舗装面11上に、回帰性
反射ビーズ12が含有されている溶着式路面標示材13
が施工した後、施工直後の路面に標示された軟化状態に
おける路面標示材内に、合成ゴム系樹脂テープ基材4を
打込み圧入貼付している。
【0021】図6において、前記シートロール2aから
出た路面標示シート2は、剥離テープ6の高速定寸送り
機構部(後述する)に対してシートロール2aからの機
械的抵抗分を含めた供給抵抗分を回避するためにシート
送り出しモーター14に備えたシート送り出しローラー
14aおよび路面標示シート2を介してこのシート送り
出しローラー14aに対向し取付けたシート送り出しロ
ーラー14bにより後記自由空間部Yに送り出されてい
る。また、前記取付け軸8の裏面側に取付けたロールブ
レーキ15により前記シートロール2aの回転慣性力に
よる惰性を回避している。
【0022】16は、ほぼ1mm 程度の金属製シート弛み
ガイド板で、高速供給によって発生する脈動弛みを低減
し、かつ路面標示シート2の弛みを減衰させるために自
由空間部Yを上方に形成している。この金属製シート弛
みガイド板16の一端部16aは、自由端になってお
り、前記シート送り出しローラー14a側の他端部16
bは、固定台座7に片持ち固定している。従って、この
金属製シート弛みガイド板16の片持ち固定端部16b
は、金属自体のスプリング効果により路面標示シート2
の高速走行に追従して応動する。
【0023】このシート弛みガイド板16のほぼ中央に
は、シート弛み検出孔16cが設けられており、このシ
ート弛み検出孔16cの下方には、シート弛み検出セン
サー17が固定台座7に取り付けられている。路面標示
シート2がシート送り出しモーター14の回転により前
記金属製シート弛みガイド板16の上方自由空間部Yに
送り出されると、路面標示シート2の重量でシート弛み
検出センサー17が作動し、シート送り出しモーター1
4を制御している。
【0024】18は、第1のガイドローラー、19は、
第2のガイドローラー、20は、第3のガイドローラ
ー、21は、第4のガイドローラーである。また、22
は、前記第2のガイドローラー19、第3のガイドロー
ラー20、第4のガイドローラー21の下方に配置され
ている第1のガイドプレートであり、23は、この第1
のガイドプレート22と並んで配置されている先端部に
剥離テープ折返し部23a(剥離テープ分離点)を形成
した第2のガイドプレートである。これら第1のガイド
プレート22と第2のガイドプレート23は、固定台座
7上に取り付けられている。前記各ガイドローラー1
8、19、20、21、および各ガイドプレート22、
23は、それぞれ路面標示シート2を円滑安定に高速走
行させるために設けたものである。
【0025】24は、第2のガイドプレート23の上方
に配置したブレーキプレート24aを有するシートブレ
ーキシリンダーである。25は、第2のガイドプレート
23の上方で、しかも先端部側に配置したプレブレーキ
ロールで、26は、このプレブレーキロール25を作動
させるプレブレーキシリンダーである。
【0026】27は、前記剥離テープ折返し部23aに
よつて前記合成ゴム系樹脂テープ基材4が剥離テープ6
から剥がされ、高速で水平に移動されるように設けたテ
ープ基材4の導入ガイドであり、27aは、この導入ガ
イド27を左右に開閉させるための導入ガイド開閉シリ
ンダーである。28は、テープ基材4のストッパーであ
り、29は、テープ基材4が導入ガイド27に移動され
た時に作動するヘッドセンサーである。30は、テープ
基材4の突入入口側に設けたプレブレーキセンサーであ
る。31は、このテープ基材4の導入ガイド27の上方
位置に設けたテープ基材4の下方路面への高速打込装置
である。この高速打込装置31は、打込シリンダー31
aと打込プレート31bと打込シリンダーセンサー31
cとから構成されている。
【0027】図7乃至図10は、図5に示すカット部3
で切断された合成ゴム系樹脂テープ基材4と合成ゴム系
の接着剤5とを剥離テープ6に連続配列した路面標示シ
ート2から合成ゴム系樹脂テープ基材4を、一枚一枚溶
着式路面標示材13内に打ち込む動作説明図である。ま
ず、図7は、路面標示シート2が前記第2のガイドプレ
ート23の剥離テープ折返し部23aによつて合成ゴム
系樹脂テープ基材4と剥離テープ6とに分離され、この
合成ゴム系樹脂テープ基材4が導入ガイド27に導か
れ、テープ基材4のストッパー28に達した打込み開始
前の状態を示す図である。
【0028】この図7において、前記剥離テープ6は、
第2のガイドプレート23の先端部に形成した剥離テー
プ折返し部23a(剥離テープ分離点)において、接着
剤5を塗布した合成ゴム系樹脂テープ基材4と分離さ
れ、この分離された合成ゴム系樹脂テープ基材4がスト
ッパー28に達すると、ヘッドセンサー29が検出して
ON状態となり、打込シリンダー31aの打込み準備が
行われる。この打込シリンダー31aを作動させる準備
としてシートブレーキシリンダー24を作動させてブレ
ーキプレート24aにより合成ゴム系樹脂テープ基材4
を、第2のガイドプレート23上に圧縮固定させる。
【0029】前記打込シリンダー31aには、合成ゴム
系樹脂テープ基材4を打込むための打込プレート31b
が備えられ、また、この打込シリンダー31aには、打
込み作動起点を感知するための打込シリンダーセンサー
31cが備えられ、ON状態を感知して準備状態とな
る。また、導入ガイド27の途中において高速で突入さ
れる合成ゴム系樹脂テープ基材4の慣性力によるシート
速度を急激に減衰させるため、プレブレーキシリンダー
26に付加したプレブレーキロール25により合成ゴム
系樹脂テープ基材4のストッパー28での急停止をコン
トロールしている。この合成ゴム系樹脂テープ基材4の
突入に際し、プレブレーキセンサー30でON状態を感
知した場合のみ、プレブレーキロール25により転がり
圧縮されるが、プレブレーキセンサー30の感知前は、
合成ゴム系樹脂テープ基材4を圧縮しない機構になって
いる。
【0030】また、前記導入ガイド27は、図10に示
すように合成ゴム系樹脂テープ基材4をストッパー28
まで安定に送る機構である。すなわち、この導入ガイド
27は、合成ゴム系樹脂テープ基材4の導入時には、導
入ガイド開閉シリンダー27aが導入ガイド閉センサー
27bによって閉作動となって合成ゴム系樹脂テープ基
材4の両側端をガイドしており、打込み時には、導入ガ
イド開閉シリンダー27aが導入ガイド開センサー27
cによって開作動となって導入ガイド27の両サイドの
ガイドを左右に解除して、合成ゴム系樹脂テープ基材4
の打込みに際し、影響を与えない機構になっている。
【0031】図8は、図7に示すごとくストッパー28
まで導入された合成ゴム系樹脂テープ基材4が、前記打
込シリンダー31aに備えた打込プレート31bにより
打込まれる状態を示す図である。打込シリンダーセンサ
ー31cの感知がOFF状態となり、また、合成ゴム系
樹脂テープ基材4が無状態となることによりヘッドセン
サー29およびプレブレーキセンサー30は、共にOF
F状態となり、次の合成ゴム系樹脂テープ基材4の導入
準備状態となる。この打込シリンダー31aの打込み時
間は、打込シリンダー31aの駆動電磁弁の作動を調整
することによって任意に変えられる。この機構動作によ
って、合成ゴム系樹脂テープ基材4は、打込プレート3
1bを介して安定に加熱された状態の溶着式路面標示材
中に打込まれることになる。
【0032】図9は、合成ゴム系樹脂テープ基材4の打
込みが完了して、打込シリンダセンサー31cが再びO
N状態となった検出信号を再度合成ゴム系樹脂テープ基
材4の導入信号とし、シートブレーキシリンダー24が
OFF状態となり、剥離テープ6が引っ張られることに
より導入ガイド27上を突入移動される。プレブレーキ
センサー30の感知がON状態になった時、プレブレー
キシリンダー26の作動がON状態となり、このプレブ
レーキシリンダー26に備えたプレブレーキロール25
は、突入移動中の合成ゴム系樹脂テープ基材4を第2の
ガイドプレート23に対し転がり圧縮作動を行う状態と
なる。
【0033】以上のように、カット部3で切られた定寸
法の合成ゴム系樹脂テープ基材4は、打込シリンダー3
1aにより施工中の加熱溶着された溶着式路面標示材1
3中に合成ゴム系樹脂テープ基材4の裏面の接着材5を
介して打込まれ、この溶着式路面標示材13の凝固化と
共に固定される。
【0034】32は、剥離テープ6のガイドローラーで
ある。33は、ブレーキプレート33aおよびブレーキ
開センサー33b、ブレーキ閉センサー33cを有する
ブレーキシリンダーであり、34は、特殊なすべり止め
パットを有する挟みプレート34aおよび挟み開センサ
ー34b、挟み閉センサー34cを有する挟みシリンダ
ーである。この挟みシリンダー34は、高速往復運動を
させるために全体を軽量化(軽量特殊金属加工)してあ
る。この挟みシリンダー34には、引張りシリンダーセ
ンサー35aが取付けられている往復運動可能な引張り
シリンダー35のシリンダーシャフト35bが固定して
いる。36は、固定台座7に取付けられている挟みシリ
ンダー34のスライドレールである。37は、挟みシリ
ンダー34に対応する位置に取付けた剥離テープ定寸送
り微調整用ショックアブソーバである。
【0035】前記剥離テープ6を定寸送りするために、
この剥離テープ6を常に張った状態にするためのテンシ
ョンセンサー38aを取付けたテンション機構38と、
テンションローラー39および前記剥離テープ6を張っ
た状態で巻き取るパルスモーター40aを備えた巻取リ
ール40からなる定寸送り機構を固定台座7上に取付け
ている。このテンションローラー39は、挟み開放され
た剥離テープ6の瞬間の挟み防止と弛み防止のための緊
張力保持の機能を持っている。
【0036】このように、前記固定台座7上に取付けら
れている引張りシリンダー35とスライドレール36に
設置されている挟みプレート34a、挟み開センサー3
4b、挟み閉センサー34cを有する挟みシリンダー3
4とから構成される機構は、引張りシリンダー35に備
えたシリンダーシャフト35bによって結合されてい
る。挟みシリンダー34の動作による挟みプレート34
aの圧縮力により前記剥離テープ6を挟んだ状態で引張
りシリンダー35の高速定寸送り動作により図5に示す
路面標示シート2の走行を行う。
【0037】また、前記固定台座7上に固定されたブレ
ーキプレート33a、ブレーキ開センサー33b、ブレ
ーキ閉センサー33cを有するブレーキシリンダー33
から構成される機構は、このブレーキシリンダー33の
動作によるブレーキプレート33aの圧縮力によって準
備状態においては、剥離テープ6の位置を固定し、高速
定寸送り動作時には、ブレーキとして働くものである。
【0038】また、高速定寸送り動作を連続して繰り返
すことにより発生する剥離テープ6の弛みを感知するテ
ンションセンサー38aおよびテンションローラー39
を備えている。剥離テープ6は伸縮機構を持ったテンシ
ョン機構38によって常に張られた状態であり、この弛
みをテンションセンサー38aが感知し、この出力信号
を発することによって回転速度を調整可能にしたパルス
モーター40aにより駆動する巻取リール40によって
巻取り回収するものである。次に、剥離テープ6の高速
定寸送り機構に関わる動作につき、図11乃至図15に
基づいて説明する。
【0039】図11は、剥離テープ6の高速定寸送り動
作の準備状態図である。この図11において、この剥離
テープ6は、ブレーキシリンダー33が動作状態による
ブレーキプレート33aの圧縮力により位置が固定され
ている状態である。この時、挟みシリンダー34は、開
放状態である。また、ブレーキシリンダー33に備えら
れたブレーキ閉センサー33cおよび挟みシリンダー3
4に備えられた挟み開センサー34bは、それぞれのシ
リンダー状態を感知しており、出力信号を発生してい
る。
【0040】図12は、剥離テープ6の高速定寸送り動
作開始状態図である。この図12において、駆動指令に
より挟みシリンダー34が駆動し、挟みプレート34a
により剥離テープ6を挟んだ状態となる。この時、挟み
駆動が完了したことを感知する挟み閉センサー34cの
信号によりブレーキシリンダー33が開放動作し、ブレ
ーキプレート33aの圧縮力は、解除される。この時、
ブレーキ開センサー33bがブレーキシリンダー33の
開放動作完了信号を発生することにより、図13に示す
剥離テープ6の高速定寸送り動作を開始する。
【0041】図13は、剥離テープ6の高速定寸送り動
作中の状態図である。この図13において、挟みシリン
ダー34に備えられた挟み閉センサー34cの出力信号
によって、固定台座7に固定しているスライドレール3
6上に設置された挟みシリンダー34および挟みプレー
ト34aから構成される機構は、剥離テープ6を挟んだ
ままの状態で、シリンダーシャフト35bに結合された
引張りシリンダー35によってX方向へ高速移動すると
共に、剥離テープ6も移動する。また、この剥離テープ
6の移動により図9に示す剥離テープ折返し部23a
(剥離テープ分離点)から剥がれた合成ゴム系樹脂テー
プ基材4は、導入ガイド27に移動される。
【0042】図14は、剥離テープ6の高速定寸送り動
作完了状態図である。この図14において、引張りシリ
ンダー35によってX方向へ高速移動した挟みシリンダ
ー34および挟みプレート34aから構成される機構
は、図9に示すヘッドセンサー29に合成ゴム系樹脂テ
ープ基材4が感知されることによってブレーキシリンダ
ー33が動作し、ブレーキプレート33aの圧縮力によ
って強制的に高速送り動作を停止させ、ブレーキ閉セン
サー33cの出力信号を受け、挟みシリンダー34およ
び挟みプレート34aは開放状態となり、図14に示す
高速定寸送り動作の復帰を開始する。また、合成ゴム系
樹脂テープ基材4を正確な位置に停止させるため、固定
台座7に固定したショックアブソーバ37によって挟み
シリンダー34および挟みプレート34aは、合成ゴム
系樹脂テープ基材4がヘッドセンサー29によって感知
される直前に減速させる働きを持っている。
【0043】図15は、剥離テープ6の高速定寸送り動
作復帰状態図である。この図15において、合成ゴム系
樹脂テープ基材4をヘッドセンサー29が感知し、出力
される信号によって開放状態である挟みシリンダー34
および挟みプレート34aは、シリンダーシャフト35
bに結合された引張りシリンダー35によってX´方向
へ高速移動することにより初期状態に復帰する。
【0044】図16は、本発明に係る貼付式路面標示装
置のコントロール部の作動ブロツク図を示したもので、
この図より各々のシリンダーの作動およびセンサーの作
動を説明する。まず、合成ゴム系樹脂テープ基材4がヘ
ッドセンサー29まで達している状態からコントロール
部は始動する。駆動指令Zにより導入ガイド開閉シリン
ダー27aが作動して、導入ガイド引張りシリンダ閉セ
ンサー27bはON、導入ガイド開センサー27cはO
FFとなる状態から導入ガイド閉センサー27bはOF
F、導入ガイド開センサー27cはONとなる状態とな
り、この条件を基に、打込シリンダー31aが作動し
て、打込シリンダーセンサー31cがONからOFFと
なり、合成ゴム系樹脂テープ基材4が打込まれることに
なる。
【0045】この打込シリンダー31aの打込シリンダ
ーセンサー31cが再度ONとなる信号を基に、導入ガ
イド開閉シリンダー27aが作動して閉状態になり、導
入ガイド閉センサー27bがON、導入ガイド開センサ
ー27cがOFFとなる。また、ブレーキシリンダー3
3のブレーキ開センサー33bがOFF、ブレーキ閉セ
ンサー33cがONの閉状態から、ブレーキシリンダー
33の作動によりブレーキ開センサー33bがON、ブ
レーキ閉センサー33cがOFFの開状態により、挟み
シリンダー34が作動し、挟み開センサー34bがO
N、挟み閉センサー34cがOFFの開状態から挟み開
センサー34bがOFF、挟み閉センサー34cがON
なる条件で剥離テープ6が固定されたことになる。
【0046】この挟みシリンダー34は、引張りシリン
ダー35と連結し、スライドレール36上を引張りシリ
ンダー35により移動できる機構であるため、移動中
は、引張りシリンダー35の作動によりヘッドセンサー
29がOFF、引張りシリンダーセンサー35aがON
となる。
【0047】合成ゴム系樹脂テープ基材4の移動中、プ
レブレーキセンサー30がこのテープ基材4の通過を検
知すると、プレブレーキシリンダー26が作動し、プレ
ブレーキロール25の作動により合成ゴム系樹脂テープ
基材6の突入速度は、減速されると共に、挟みシリンダ
ー34は、ショックアブソーバ37に到達し、更に微動
速度にて合成ゴム系樹脂テープ基材3は、ヘッドセンサ
ー25に向け導入される。このヘッドセンサー25が合
成ゴム系樹脂テープ基材4を検知すると、前記ブレーキ
シリンダー33が作動し、合成ゴム系樹脂テープ基材4
は定位置に固定され、挟みシリンダー34が元に復帰す
る。すなわち、挟み開センサー34bがON、挟み閉セ
ンサー34cがOFFの状態にて次の駆動指令Zを待つ
ことになる。
【0048】このように構成されている本発明に係る貼
付式路面標示装置の貼付式路面標示施工機M−2には、
図1に示すように道路舗装面11上で自由に動かすこと
ができる複数個の車輪41が取り付けられている。
【0049】このように本発明に係る貼付式路面標示装
置は、所定の大きさに切断形成した複数個の合成ゴム系
樹脂テープ基材4の裏面に接着剤5が塗布され、かつこ
の接着剤5に一本の剥離テープ6が連続的に貼着されて
いる路面標示シート2をロール状に巻いてシートロール
2aとなし、このシートロール2aをセットしてある供
給リールを回転コントロールし、シート送り出しモータ
ー14およびシート送り出しローラー14aによりシー
トロール14aから路面標示シート2を必要寸法送り出
し、各走行安定装置(金属製シート弛みガイド板16、
第1のガイドローラー18、第2のガイドローラー1
9、第3のガイドローラー20、第4のガイドローラー
21、シートブレーキシリンダー24、プレブレーキロ
ール25を作動させるプレブレーキシリンダー24)を
通過させて剥離テープ折返し部23a(剥離テープ分離
点)に至らしめる。
【0050】この剥離テープ折返し部23a(剥離テー
プ分離点)において、合成ゴム系樹脂テープ基材4と剥
離テープ6とに分離され、この剥離テープ6は、各走行
安定装置(ガイドローラー32、ブレーキシリンダー3
3)を通過して挟みシリンダー34に至り、さらに走行
安定装置(テンション機構38、テンションローラー3
9)を通過して巻取リール40に巻き取られる。この挟
みシリンダー34の高速挟み引張り作動により剥離テー
プ折返し部23a(剥離テープ分離点)で分離された合
成ゴム系樹脂テープ基材4は、導入ガイド27に高速で
移動される。この導入ガイド27に取り付けられた各セ
ンサー(ヘッドセンサー29、プレブレーキセンサー3
0、打込シリンダーセンサー31cなど)によりコント
ロールされ、前記合成ゴム系樹脂テープ基材4は、打込
シリンダー31aによって図3に示すように自走式溶着
路面標示施工機で道路舗装面11上に施工された溶着式
路面標示材13に圧入打込み貼付が行われる。
【0051】なお、本発明に係る貼付式路面標示装置の
実施例では、自走式溶着路面標示施工機M−1で道路舗
装面11上に、回帰性反射ビーズ12が含有されている
溶着式路面標示材13が施工された後、施工直後の路材
温度の保たれた軟化時、貼付式路面標示施工機M−2に
より溶融路材内に合成ゴム系樹脂テープ基材4を後追い
凝固打込み貼付するようにしたものであるが、この貼付
式路面標示施工機M−2は、図示しない例えばエアタン
ク、発電機および前進、後進、速度方向調整可能な駆動
装置(エンジン、トランスミッションなど)を台車に搭
載した型式のものである。また、この台車は、約2km/H
で走行し、上記一連の動作をおおよそ0.5/sec おきに繰
り返され打込み貼付を行うものである。また、これに限
らず、自走式溶着路面標示施工機に貼付式路面標示施工
機を合体搭載した型式のものでも良く、この場合は、同
時に施工可能にし得るものである。
【0052】また、本発明に係る貼付式路面標示装置で
は、所定の大きさに切断形成した複数個の所要のテープ
基材の裏面に接着剤を塗布し、この接着剤に剥離テープ
を連続的に貼着した路面標示シートが巻かれている供給
リールを回転自在に装填すると共に、前記剥離テープを
巻き取るための巻取リールを取り付け、前記供給リール
と巻取リールとの間に設けた剥離テープ折返し部におけ
る剥離テープの折り返し移動中、この剥離テープから剥
がされたテープ基材を、溶着路面標示施工後、路面に標
示された軟化状態における路面標示材内に打込み貼付す
るようにしたものに適用しているが、これに限らず、前
記剥離テープ折返し部における剥離テープの折り返し移
動中、この剥離テープから剥がされたテープ基材を、単
に路面に貼付するようにしたもの、また、前記剥離テー
プ折返し部における剥離テープの折り返し移動中、この
剥離テープから剥がされたテープ基材を、路面に標示さ
れた路面標示材上に貼付するようにしたもの、また、前
記剥離テープ折返し部における剥離テープの折り返し移
動中、この剥離テープから剥がされたテープ基材を、路
面に標示された軟化状態における路面標示材に貼付する
ようにしたものにもそれぞれ適用できること勿論であ
る。
【0053】また、本発明に係る貼付式路面標示装置
は、必要とすれば、自走式溶着路面標示施工機の溶着路
面標示とは関連せずに、貼付式路面標示施工機のみで路
面上にテープ基材を打込み貼付しても良い。
【0054】
【発明の効果】本発明に係る貼付式路面標示装置は、所
定の大きさに切断形成した複数個の所要のテープ基材の
裏面に接着剤を塗布し、かつこの接着剤に剥離テープを
連続的に貼着した路面標示シートと、この路面標示シー
トが巻かれている供給リールと、前記剥離テープを巻き
取るための巻取リールと、前記供給リールと巻取リール
との間に設けた路面標示シートの剥離テープ折返し部
と、この剥離テープ折返し部によって前記テープ基材が
剥離テープから剥がされ、所要の速度で水平に移動され
るように設けたテープ基材の導入ガイドと、このテープ
基材の導入ガイドの上方位置に設けたテープ基材の下方
路面への打込装置と、前記剥離テープを把持して所定の
距離だけ移動させてテープ基材の供給を行う装置と、所
要の速度で供給させるための走行安定装置とより構成し
たので、現場作業員の簡便な操作により安全性の確保お
よび省力化が得られると共に、施工を均一迅速に行うこ
とができ、作業全体が高速化され、施工後の形の均一
性、耐久性の向上、高品質、高精度、高寿命、施工費の
低減化となし得るなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る貼付式路面標示装置における貼付
式路面標示施工機が自走式溶着路面標示施工機の施工直
後に後追い施工している実施例を示す概略説明図であ
る。
【図2】溶着路面標示に打込貼付された合成ゴム系樹脂
テープ基材の概略斜視図である。
【図3】同合成ゴム系樹脂テープ基材の概略断面図であ
る。
【図4】本発明に係る貼付式路面標示装置において使用
するロール状路面標示シートの斜視図である。
【図5】同路面標示シートの概略断面図である。
【図6】本発明に係る貼付式路面標示装置の一実施例を
示す概略図である。
【図7】同装置における合成ゴム系樹脂テープ基材の打
込み開始前の状態図である。
【図8】同装置における合成ゴム系樹脂テープ基材の打
込み時の状態図である。
【図9】同装置における合成ゴム系樹脂テープ基材の打
込み完了時の状態図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】同装置における剥離テープの高速定寸送り動
作の準備状態図である。
【図12】同装置における剥離テープの高速定寸送り動
作の開始状態図である。
【図13】同装置における剥離テープの高速定寸送り動
作中の状態図である。
【図14】同装置における剥離テープの高速定寸送り動
作の完了状態図である。
【図15】同装置における剥離テープの高速定寸送り動
作の復帰状態図である。
【図16】本発明に係る貼付式路面標示装置におけるコ
ントロール部の作動ブロック図である。
【符号の説明】
1 アプリケータ 2 路面標示シート 2a シートロール 3 カット部 4 合成ゴム系樹脂テープ基材 4a 合成ゴム系樹脂テープ基材4の表面 5 接着剤 6 剥離テープ 7 固定台座 8 取付け軸 9 反射ビーズ 10 回帰性反射ビーズ 11 道路舗装面 12 回帰性反射ビーズ 13 溶着式路面標示材 14 シート送り出しモーター 14a シート送り出しローラー 14b シート送り出しローラー 15 ロールブレーキ 16 金属製シート弛みガイド板 16a 金属製シート弛みガイド板16の一端部 16b 金属製シート弛みガイド板16の他端部 16c シート弛み検出孔 17 シート弛み検出センサー 18 第1のガイドローラー 19 第2のガイドローラー 20 第3のガイドローラー 21 第4のガイドローラー 22 第1のガイドプレート 23 第2のガイドプレート 23a 剥離テープ折返し部(剥離テープ分離点) 24 シートブレーキシリンダー 24a ブレーキプレート 25 プレブレーキロール 26 プレブレーキシリンダー 27 導入ガイド 27a 導入ガイド開閉シリンダー 27b 導入ガイド閉センサー 27c 導入ガイド開センサー 28 ストッパー 29 ヘッドセンサー 30 プレブレーキセンサー 31 高速打込装置 31a 打込シリンダー 31b 打込プレート 31c 打込シリンダーセンサー 32 ガイドローラー 33 ブレーキシリンダー 33a ブレーキプレート 33b ブレーキ開センサー 33c ブレーキ閉センサー 34 挟みシリンダー 34a 挟みプレート 34b 挟み開センサー 34c 挟み閉センサー 35 引張りシリンダー 35a 引張りシリンダーセンサー 35b シリンダーシャフト 36 スライドレール 37 剥離テープ定寸送り微調整用ショックアブソー
バ 38 テンション機構 38a テンションセンサー 39 テンションローラー 40 巻取リール 40a パルスモーター 41 車輪 M−1 自走式溶着路面標示施工機 M−2 高速打込み貼付式路面標示施工機 Y 自由空間部 Z 駆動指令
フロントページの続き (72)発明者 江口 孝介 神奈川県川崎市中原区市ノ坪160番地 信 号器材株式会社内 Fターム(参考) 2D053 AA28 EA25

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の大きさに切断形成した複数個の所要
    のテープ基材の裏面に接着剤を塗布し、かつこの接着剤
    に剥離テープを連続的に貼着した路面標示シートと、こ
    の路面標示シートが巻かれている供給リールと、前記剥
    離テープを巻き取るための巻取リールと、前記供給リー
    ルと巻取リールとの間に設けた路面標示シートの剥離テ
    ープ折返し部と、この剥離テープ折返し部によって前記
    テープ基材が剥離テープから剥がされ、所要の速度で水
    平に移動されるように設けたテープ基材の導入ガイド
    と、このテープ基材の導入ガイドの上方位置に設けたテ
    ープ基材の下方路面への打込装置と、前記剥離テープを
    把持して所定の距離だけ移動させてテープ基材の供給を
    行う装置と、所要の速度で供給させるための走行安定装
    置とより構成したことを特徴とする貼付式路面標示装
    置。
  2. 【請求項2】所定の大きさに切断形成した複数個の所要
    のテープ基材の裏面に接着剤を塗布し、かつこの接着剤
    に剥離テープを連続的に貼着した路面標示シートと、こ
    の路面標示シートが巻かれている供給リールと、前記剥
    離テープを巻き取るための巻取リールと、前記供給リー
    ルと巻取リールとの間に設けた路面標示シートの剥離テ
    ープ折返し部と、この剥離テープ折返し部の手前近傍に
    前記路面標示シートの走行を一時停止させるために設け
    たシートブレーキと、前記巻取リール側に剥離テープの
    走行を一時停止させるために設けた前記シートブレーキ
    と同期して作動する剥離テープブレーキと、剥離テープ
    を挟んで巻取リール方向に引張るように設けた剥離テー
    プの定寸送り機構と、前記シートブレーキと剥離テープ
    ブレーキを解除させ、剥離テープの定寸送り機構によっ
    て剥離テープを挟んで移動させた時、前記剥離テープ折
    返し部において前記テープ基材が剥離テープから剥がさ
    れ、所要の速度で水平に移動されるように設けたテープ
    基材の導入ガイドと、このテープ基材の導入ガイドの上
    方位置に設けたテープ基材の下方路面への打込装置と、
    所要の速度で供給させるための走行安定装置とより構成
    したことを特徴とする貼付式路面標示装置。
  3. 【請求項3】請求項1乃至請求項2に記載の貼付式路面
    標示装置において、ロール状路面標示シートよりシート
    を所要の速度で送り出すために設けたモーターと、この
    モーター軸に取り付けられたシート送り出しローラー
    と、シートを挟んでこのシート送り出しローラーに対向
    取り付けられているシート送り出しローラーと、所要の
    速度供給によって発生する脈動弛みを低減し、かつシー
    トの弛みを減衰させる自由空間部を上方に形成させるよ
    う、一端を自由端とし、シート送り出しローラー側の他
    端を台座に固定した、ほぼ中央にシート弛み検出孔を設
    けてなるシート弛みガイド板と、このシート弛みガイド
    板のシート弛み検出孔の下方に取り付けたシート弛み検
    出センサーとを具備したことを特徴とする貼付式路面標
    示装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3に記載の貼付式路面
    標示装置において、導入ガイドにテープ基材が所要の速
    度で突入移動される際、ON状態を感知するセンサー
    と、このセンサーによって作動する前記テープ基材に転
    がり圧縮を加えるプレブレーキロールとを具備したこと
    を特徴とする貼付式路面標示装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4に記載の貼付式路面
    標示装置において、剥離テープ折返し部においてテープ
    基材が剥離テープから剥がされて、このテープ基材が導
    入ガイドに移動されると共に、前記剥離テープが巻取リ
    ール側に移動された時に、この剥離テープから剥がされ
    たテープ基材を、路面に貼付するようにしたことを特徴
    とする貼付式路面標示装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項4に記載の貼付式路面
    標示装置において、剥離テープ折返し部においてテープ
    基材が剥離テープから剥がされて、このテープ基材が導
    入ガイドに移動されると共に、前記剥離テープが巻取リ
    ール側に移動された時に、この剥離テープから剥がされ
    たテープ基材を、路面に標示された路面標示材に貼付す
    るようにしたことを特徴とする貼付式路面標示装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項4に記載の貼付式路面
    標示装置において、剥離テープ折返し部においてテープ
    基材が剥離テープから剥がされて、このテープ基材が導
    入ガイドに移動されると共に、前記剥離テープが巻取リ
    ール側に移動された時に、この剥離テープから剥がされ
    たテープ基材を、路面に標示された軟化状態における路
    面標示材に貼付するようにしたことを特徴とする貼付式
    路面標示装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至請求項4に記載の貼付式路面
    標示装置において、剥離テープ折返し部においてテープ
    基材が剥離テープから剥がされて、このテープ基材が導
    入ガイドに移動されると共に、前記剥離テープが巻取リ
    ール側に移動された時に、この剥離テープから剥がされ
    たテープ基材を、路面に標示された軟化状態における路
    面標示材内に打込み貼付するようにしたことを特徴とす
    る貼付式路面標示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114557344A (zh) * 2022-04-06 2022-05-31 温州科技职业学院 一种昆虫诱捕信息素助效载体材料及其制备方法

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