JP2002019976A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JP2002019976A JP2002019976A JP2000202443A JP2000202443A JP2002019976A JP 2002019976 A JP2002019976 A JP 2002019976A JP 2000202443 A JP2000202443 A JP 2000202443A JP 2000202443 A JP2000202443 A JP 2000202443A JP 2002019976 A JP2002019976 A JP 2002019976A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の給紙装置は、給紙カセットをケース
から引き出す際に用紙がカセット出し入れ口の縁に接触
することを防止することを課題する。 【解決手段】 用紙を載置部材上に積層して載置される
給紙カセット11と、この給紙カセットが収容され壁面
部に給紙カセットを給紙方向に対して直角な方向に出し
入れするカセット出し入れ口22が形成されているケー
ス1と、このケースに収容された給紙カセットの上側に
配置されケースの軸受孔に回転自在に支持されたローラ
軸24およびこのローラ軸に取付けられ用紙を繰り出す
給紙ローラ25と、ローラ軸に取付けられた用紙押え体
26とを具備し、用紙押え体26は、その半径がローラ
軸の中心軸線とカセット出し入れ口の上縁において軸受
孔形成部との間の距離より大きく、且つ低摩擦材料によ
り形成されている。
から引き出す際に用紙がカセット出し入れ口の縁に接触
することを防止することを課題する。 【解決手段】 用紙を載置部材上に積層して載置される
給紙カセット11と、この給紙カセットが収容され壁面
部に給紙カセットを給紙方向に対して直角な方向に出し
入れするカセット出し入れ口22が形成されているケー
ス1と、このケースに収容された給紙カセットの上側に
配置されケースの軸受孔に回転自在に支持されたローラ
軸24およびこのローラ軸に取付けられ用紙を繰り出す
給紙ローラ25と、ローラ軸に取付けられた用紙押え体
26とを具備し、用紙押え体26は、その半径がローラ
軸の中心軸線とカセット出し入れ口の上縁において軸受
孔形成部との間の距離より大きく、且つ低摩擦材料によ
り形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に設け
る給紙カセットを備えた給紙装置に関する。
る給紙カセットを備えた給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置、複写機などの画像形
成装置では、記録紙を積層配置した給紙カセットを画像
形成装置本体に出し入れ可能に収容して、給紙カセット
に収容した記録紙を順次画像記録部へ供給する給紙装置
が搭載されており、この給紙装置として給紙カセットを
記録紙の給紙方向に対して直交する方向に沿って給紙カ
セットを画像形成装置本体に対して出し入れする方式の
ものがある。
成装置では、記録紙を積層配置した給紙カセットを画像
形成装置本体に出し入れ可能に収容して、給紙カセット
に収容した記録紙を順次画像記録部へ供給する給紙装置
が搭載されており、この給紙装置として給紙カセットを
記録紙の給紙方向に対して直交する方向に沿って給紙カ
セットを画像形成装置本体に対して出し入れする方式の
ものがある。
【0003】従来、この方式の給紙装置における構成と
して、上側へ弾性部材が加えられた載置部材を有し用紙
がこの載置部材上に積層載置して収容される給紙カセッ
トと、内部にこの給紙カセットを内部に収容され且つ壁
面部に給紙カセットを用紙が搬送される給紙方向に対し
て直角な方向に沿って出し入れするカセット出し入れ口
が形成されているとともに壁面部にカセット出し入れ口
の上縁の上側に位置して軸受孔が形成されたケース(一
般的に画像形成装置本体と兼用する)と、このケースの
内部において収容された給紙カセットの上側であって給
紙方向に対して直角な方向に沿って配置され且つケース
の軸受孔に回転自在に支持されたローラ軸およびこのロ
ーラ軸に取付けられ回転により給紙カセットに収容され
た用紙を最上層から順次繰り出す給紙ローラとを具備す
るものがある。
して、上側へ弾性部材が加えられた載置部材を有し用紙
がこの載置部材上に積層載置して収容される給紙カセッ
トと、内部にこの給紙カセットを内部に収容され且つ壁
面部に給紙カセットを用紙が搬送される給紙方向に対し
て直角な方向に沿って出し入れするカセット出し入れ口
が形成されているとともに壁面部にカセット出し入れ口
の上縁の上側に位置して軸受孔が形成されたケース(一
般的に画像形成装置本体と兼用する)と、このケースの
内部において収容された給紙カセットの上側であって給
紙方向に対して直角な方向に沿って配置され且つケース
の軸受孔に回転自在に支持されたローラ軸およびこのロ
ーラ軸に取付けられ回転により給紙カセットに収容され
た用紙を最上層から順次繰り出す給紙ローラとを具備す
るものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような給紙装置に
おいては次に述べる問題がある、ケースに装入した給紙
カセットに収容される記録紙を給紙ローラにより繰り出
すために、給紙ローラを取付けたローラ軸はケースの壁
面部に形成したカセット出し入れ口のすぐ上側に配置さ
れ、且つローラ軸の端部はケースの壁面部においてカセ
ット出し入れ口のすぐ上側の部分に設けた軸受部で支持
されている。そして、ケースの壁面部ではカセット出し
入れ口の上縁と軸受孔との間の距離を広くとって軸受部
を設けた部分に必要な強度を持たせるために、カセット
出し入れ口の上縁において軸受孔を形成した部分を他の
部分より下側(カセット出し入れ口の内側)に突出させ
ている。
おいては次に述べる問題がある、ケースに装入した給紙
カセットに収容される記録紙を給紙ローラにより繰り出
すために、給紙ローラを取付けたローラ軸はケースの壁
面部に形成したカセット出し入れ口のすぐ上側に配置さ
れ、且つローラ軸の端部はケースの壁面部においてカセ
ット出し入れ口のすぐ上側の部分に設けた軸受部で支持
されている。そして、ケースの壁面部ではカセット出し
入れ口の上縁と軸受孔との間の距離を広くとって軸受部
を設けた部分に必要な強度を持たせるために、カセット
出し入れ口の上縁において軸受孔を形成した部分を他の
部分より下側(カセット出し入れ口の内側)に突出させ
ている。
【0005】一方、給紙カセットでは、載置部材に記録
紙を載置してカセット出し入れ口からケース内部へ装入
する場合に、使用者が弾性部材に抗して載置部材を押し
下げてカセットに設けたフックで載置部材を押し下げ位
置に停止させるので、記録紙も載置部材と一緒に下降し
て停止する。このため、カセット出し入れ口の上縁にお
いて軸受部設置部分がカセット出し入れ口の内側へ突出
していても、給紙カセットに収容された記録紙の上層が
軸受部設置部分の上縁と接触(干渉)することがなく、
給紙カセットをカセット出し入れ口を通してケース内部
へ装入できる。給紙カセットがケースの内部に装入され
ると、フックによる載置部材の停止がケースに設けた解
除部材により解除され、載置部材が弾性部材に押し上げ
られて記録紙が給紙ローラ側へ押上げられる。
紙を載置してカセット出し入れ口からケース内部へ装入
する場合に、使用者が弾性部材に抗して載置部材を押し
下げてカセットに設けたフックで載置部材を押し下げ位
置に停止させるので、記録紙も載置部材と一緒に下降し
て停止する。このため、カセット出し入れ口の上縁にお
いて軸受部設置部分がカセット出し入れ口の内側へ突出
していても、給紙カセットに収容された記録紙の上層が
軸受部設置部分の上縁と接触(干渉)することがなく、
給紙カセットをカセット出し入れ口を通してケース内部
へ装入できる。給紙カセットがケースの内部に装入され
ると、フックによる載置部材の停止がケースに設けた解
除部材により解除され、載置部材が弾性部材に押し上げ
られて記録紙が給紙ローラ側へ押上げられる。
【0006】ここで、載置部材が弾性部材により押し上
げられると載置部材に積層載置された記録紙の最上層
が、ケースに形成したカセット出し入れ口の上縁におけ
る軸受部設置部分と同じ高さ位置、あるいは高い位置に
なる。このため、給紙カセットをカセット出し入れ口を
通して外側へ引き出す場合に、カセットに収容されてい
る記録紙の上部がカセット出し入れ口の上縁における軸
受部設置部分に接触して紙ジャムを発生することがあ
る。
げられると載置部材に積層載置された記録紙の最上層
が、ケースに形成したカセット出し入れ口の上縁におけ
る軸受部設置部分と同じ高さ位置、あるいは高い位置に
なる。このため、給紙カセットをカセット出し入れ口を
通して外側へ引き出す場合に、カセットに収容されてい
る記録紙の上部がカセット出し入れ口の上縁における軸
受部設置部分に接触して紙ジャムを発生することがあ
る。
【0007】そうすると、給紙カセットの引き出しが困
難になり、無理に引き出すと記録紙がカセットから外れ
たり、破れたりする。これを回避するためには使用者が
記録紙を上側から押えて載置部材を押し下げながら給紙
カセットを引き出さなければならず引き出し操作が大変
面倒である。
難になり、無理に引き出すと記録紙がカセットから外れ
たり、破れたりする。これを回避するためには使用者が
記録紙を上側から押えて載置部材を押し下げながら給紙
カセットを引き出さなければならず引き出し操作が大変
面倒である。
【0008】本発明は、給紙カセットをケースのカセッ
ト出し入れ口から引き出す際に、給紙カセットに収容さ
れた用紙がカセット出し入れ口の上縁に接触して紙ジャ
ムが発生することを防止した給紙装置を提供することを
目的とする。
ト出し入れ口から引き出す際に、給紙カセットに収容さ
れた用紙がカセット出し入れ口の上縁に接触して紙ジャ
ムが発生することを防止した給紙装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の給紙装
置では、上側へ弾性力が加えられた載置部材を有し用紙
がこの載置部材上に積層載置して収容される給紙カセッ
トと、内部にこの給紙カセットが収容され且つ壁面部に
前記給紙カセットに収容された用紙が搬送される給紙方
向に対して直角な方向に沿って前記給紙カセットを出し
入れするカセット出し入れ口が形成されたケースと、こ
のケースの内部において収容された前記給紙カセットの
上側であって前記給紙方向に対して直角な方向に沿って
配置されたローラ軸およびこのローラ軸に取付けられ回
転して前記給紙カセットに収容された前記用紙を最上層
から順次繰り出す給紙ローラと、前記ローラ軸に前記給
紙ローラと前記ケースの壁面部との間に位置して取付け
られ、且つ前記ローラ軸の中心軸線と、前記ケースの壁
面部に形成された前記カセット出し入れ口の上縁との間
の距離より大きい半径を有する用紙押え体とを具備し、
この用紙押え体は低摩擦材料により形成されていること
を特徴とする。
置では、上側へ弾性力が加えられた載置部材を有し用紙
がこの載置部材上に積層載置して収容される給紙カセッ
トと、内部にこの給紙カセットが収容され且つ壁面部に
前記給紙カセットに収容された用紙が搬送される給紙方
向に対して直角な方向に沿って前記給紙カセットを出し
入れするカセット出し入れ口が形成されたケースと、こ
のケースの内部において収容された前記給紙カセットの
上側であって前記給紙方向に対して直角な方向に沿って
配置されたローラ軸およびこのローラ軸に取付けられ回
転して前記給紙カセットに収容された前記用紙を最上層
から順次繰り出す給紙ローラと、前記ローラ軸に前記給
紙ローラと前記ケースの壁面部との間に位置して取付け
られ、且つ前記ローラ軸の中心軸線と、前記ケースの壁
面部に形成された前記カセット出し入れ口の上縁との間
の距離より大きい半径を有する用紙押え体とを具備し、
この用紙押え体は低摩擦材料により形成されていること
を特徴とする。
【0010】この発明の構成によれば、ケースに収容さ
れた給紙カセットをケースに形成されたカセット出し入
れ口を通して給紙方向に対して直角な方向に沿って外側
へ引き出す際に、用紙が紙ローラからカセット出し入れ
口に至る間にローラ軸に取付けた用紙押え体が、載置部
材を押上げている弾性部材に抗して載置部材を押し下げ
て載置部材に載置された用紙の最上層を、カセット出し
入れ口の上縁における軸受部設置部分より下側の位置ま
で押し下げるので、用紙がカセット出し入れ口の上縁に
接触することなく給紙カセットを引き出すことができ
る。特に用紙押え体が低摩擦材料により形成されている
ので、給紙カセットをカセット出し入れ口を通してケー
スに対して出し入れする際に、用紙押え体がカセットに
収容された用紙群の最上層の用紙と、この最上層の用紙
に接触して押し下げる用紙押え体との接触部の滑りが良
く、用紙を傷つけることがないとともにカセットに対し
て与える抵抗を軽減できる。
れた給紙カセットをケースに形成されたカセット出し入
れ口を通して給紙方向に対して直角な方向に沿って外側
へ引き出す際に、用紙が紙ローラからカセット出し入れ
口に至る間にローラ軸に取付けた用紙押え体が、載置部
材を押上げている弾性部材に抗して載置部材を押し下げ
て載置部材に載置された用紙の最上層を、カセット出し
入れ口の上縁における軸受部設置部分より下側の位置ま
で押し下げるので、用紙がカセット出し入れ口の上縁に
接触することなく給紙カセットを引き出すことができ
る。特に用紙押え体が低摩擦材料により形成されている
ので、給紙カセットをカセット出し入れ口を通してケー
スに対して出し入れする際に、用紙押え体がカセットに
収容された用紙群の最上層の用紙と、この最上層の用紙
に接触して押し下げる用紙押え体との接触部の滑りが良
く、用紙を傷つけることがないとともにカセットに対し
て与える抵抗を軽減できる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の給紙
装置において、前記ケースの壁面部には前記カセット出
し入れ口の上縁の上側に位置して前記ローラ軸を支持す
る軸受部が設けられ、且つ前記用紙押え体の半径は、前
記ローラ軸の中心軸線と、前記ケースの壁面部に形成さ
れた前記カセット出し入れ口の上縁において前記軸受部
を設ける部分との間の距離より大きいことを特徴とす
る。
装置において、前記ケースの壁面部には前記カセット出
し入れ口の上縁の上側に位置して前記ローラ軸を支持す
る軸受部が設けられ、且つ前記用紙押え体の半径は、前
記ローラ軸の中心軸線と、前記ケースの壁面部に形成さ
れた前記カセット出し入れ口の上縁において前記軸受部
を設ける部分との間の距離より大きいことを特徴とす
る。
【0012】この発明の構成によれば、用紙がカセット
出し入れ口の上縁における軸受部設置部分に接触するこ
となく給紙カセットを引き出すことができる。
出し入れ口の上縁における軸受部設置部分に接触するこ
となく給紙カセットを引き出すことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
1ないし図10を参照して説明する。
1ないし図10を参照して説明する。
【0014】この実施の形態は、画像形成装置において
記録紙を収容する給紙カセットを画像形成装置本体(ケ
ース)に収容して記録紙を画像記録部へ供給する給紙装
置に適用したものである。
記録紙を収容する給紙カセットを画像形成装置本体(ケ
ース)に収容して記録紙を画像記録部へ供給する給紙装
置に適用したものである。
【0015】図1は給紙装置を装備した画像形成装置を
模式的に示す図、図2は給紙カセットをケースから外し
た状態を示す斜視図である。図中1は画像形成装置本体
であるケースで、その下部に後述する給紙装置Aが設け
られている。2は給紙装置Aから供給された記録紙Pを
搬送するガイド、3はレーザ露光装置、4は感光体ドラ
ム4aを有し、露光装置3からのレーザ光の照射により
感光体ドラム4aに静電潜像を形成し、次いで感光体ド
ラム4aの静電潜像を現像してトナー像を形成するプロ
セスユニット、5はこのプロセスユニット4の感光体ド
ラム4aに形成されたトナー画像を記録紙Pに転写する
転写装置、6は記録紙Pに転写されたトナー画像を記録
紙Pに定着する定着装置である。
模式的に示す図、図2は給紙カセットをケースから外し
た状態を示す斜視図である。図中1は画像形成装置本体
であるケースで、その下部に後述する給紙装置Aが設け
られている。2は給紙装置Aから供給された記録紙Pを
搬送するガイド、3はレーザ露光装置、4は感光体ドラ
ム4aを有し、露光装置3からのレーザ光の照射により
感光体ドラム4aに静電潜像を形成し、次いで感光体ド
ラム4aの静電潜像を現像してトナー像を形成するプロ
セスユニット、5はこのプロセスユニット4の感光体ド
ラム4aに形成されたトナー画像を記録紙Pに転写する
転写装置、6は記録紙Pに転写されたトナー画像を記録
紙Pに定着する定着装置である。
【0016】本発明の給紙装置Aについて説明する。図
3は画像形成装置本体であるケースにおけるカセット出
し入れ部をケースの外側から見て示す斜視図、図4はケ
ースにおけるカセット出し入れ部に設けた給紙ローラお
よび用紙押え体をケースの内側から見て示す斜視図、図
5はケースにおけるカセット出し入れ部に設けた給紙ロ
ーラおよびローラ軸から外した用紙押え体をケースの内
側から見て示す斜視図、図6はカセット出し入れ部に設
けた給紙カセットと給紙ローラおよび用紙押え体とを図
3のD方向から見て示す正面図、図7はカセット出し入
れ部に設けた給紙カセットと給紙ローラおよび用紙押え
体とを示す平面図、図8はカセット出し入れ部に設けた
ローラ軸に取付けた給紙ローラおよび用紙押え体をロー
ラ軸線方向に沿って切断して示す断面図、図9はカセッ
ト出し入れ部に設けたローラ軸に取付けた給紙ローラお
よび用紙押え体をローラ径方向に沿って切断して示す断
面図、図10(a)は用紙押え体を示す断面図、図10
(b)は用紙押え体を示し側面図である。
3は画像形成装置本体であるケースにおけるカセット出
し入れ部をケースの外側から見て示す斜視図、図4はケ
ースにおけるカセット出し入れ部に設けた給紙ローラお
よび用紙押え体をケースの内側から見て示す斜視図、図
5はケースにおけるカセット出し入れ部に設けた給紙ロ
ーラおよびローラ軸から外した用紙押え体をケースの内
側から見て示す斜視図、図6はカセット出し入れ部に設
けた給紙カセットと給紙ローラおよび用紙押え体とを図
3のD方向から見て示す正面図、図7はカセット出し入
れ部に設けた給紙カセットと給紙ローラおよび用紙押え
体とを示す平面図、図8はカセット出し入れ部に設けた
ローラ軸に取付けた給紙ローラおよび用紙押え体をロー
ラ軸線方向に沿って切断して示す断面図、図9はカセッ
ト出し入れ部に設けたローラ軸に取付けた給紙ローラお
よび用紙押え体をローラ径方向に沿って切断して示す断
面図、図10(a)は用紙押え体を示す断面図、図10
(b)は用紙押え体を示し側面図である。
【0017】この給紙装置Aは、記録紙Pを積層して収
容した給紙カセット11を画像形成装置本体であるケー
ス1に出し入れ可能に収容して、給紙カセット11に収
容した記録紙Pを順次ガイド2を通して画像記録部であ
るプロセスユニット4へ搬送供給するもので、この給紙
装置Aは、図2に示すように記録紙Pをプロセスユニッ
ト4に対して搬送する給紙方向Bに対して直交する方向
Cに沿って給紙カセット11を画像形成装置本体1に対
して出し入れする方式のものである。
容した給紙カセット11を画像形成装置本体であるケー
ス1に出し入れ可能に収容して、給紙カセット11に収
容した記録紙Pを順次ガイド2を通して画像記録部であ
るプロセスユニット4へ搬送供給するもので、この給紙
装置Aは、図2に示すように記録紙Pをプロセスユニッ
ト4に対して搬送する給紙方向Bに対して直交する方向
Cに沿って給紙カセット11を画像形成装置本体1に対
して出し入れする方式のものである。
【0018】給紙カセット11は、上面部が開放された
矩形をなすもので、内部には弾性部材(例えば圧縮コイ
ルばね)13により支持されて上側へ向けて弾性力が加
えられた載置部材12が上下方向へ揺動可能に設けられ
ている。給紙カセット11の内部には、記録紙Pが載置
部材12に積層載置された状態で収容される。なお、給
紙カセット11における給紙方向下流側端部には収容さ
れた記録紙Pの最上層を押える分離爪(図示せず)が設
けられている。
矩形をなすもので、内部には弾性部材(例えば圧縮コイ
ルばね)13により支持されて上側へ向けて弾性力が加
えられた載置部材12が上下方向へ揺動可能に設けられ
ている。給紙カセット11の内部には、記録紙Pが載置
部材12に積層載置された状態で収容される。なお、給
紙カセット11における給紙方向下流側端部には収容さ
れた記録紙Pの最上層を押える分離爪(図示せず)が設
けられている。
【0019】ケース1は内部に給紙カセット11を収容
する空間部21が形成されており、給紙カセット11に
収容された記録紙Pが搬送される給紙方向Bに平行な一
対の壁面部(一対の側面部、図では一方のみを示してい
る。)1aには、給紙カセット11を給紙方向Bに対し
て直角な方向Cに沿って出し入れするカセット出し入れ
口22が形成されている。また、ケース1の壁面部1a
にはカセット出し入れ口22の上縁22aの上側に位置
してローラ軸24を支持する軸受23が水平にして設け
られている。
する空間部21が形成されており、給紙カセット11に
収容された記録紙Pが搬送される給紙方向Bに平行な一
対の壁面部(一対の側面部、図では一方のみを示してい
る。)1aには、給紙カセット11を給紙方向Bに対し
て直角な方向Cに沿って出し入れするカセット出し入れ
口22が形成されている。また、ケース1の壁面部1a
にはカセット出し入れ口22の上縁22aの上側に位置
してローラ軸24を支持する軸受23が水平にして設け
られている。
【0020】なお、ケース1の壁面部1aではカセット
出し入れ口22の上縁22aと軸受23との間の距離を
広くとって軸受23を設ける部分に必要な強度を持たせ
るために、軸受23の下側の部分22bをカセット出し
入れ口22の上縁22aより下側(カセット出し入れ口
の内側)に突出させている。
出し入れ口22の上縁22aと軸受23との間の距離を
広くとって軸受23を設ける部分に必要な強度を持たせ
るために、軸受23の下側の部分22bをカセット出し
入れ口22の上縁22aより下側(カセット出し入れ口
の内側)に突出させている。
【0021】24はローラ軸で、ケース1の内部におい
て収容された給紙カセット11の上側であって且つ給紙
方向Bに対して直角な方向Cに沿って配置され、両端部が
ケース1に設けられた軸受23に回転自在に支持されて
いる。ローラ軸24は図示しない回転駆動装置により回
転される。
て収容された給紙カセット11の上側であって且つ給紙
方向Bに対して直角な方向Cに沿って配置され、両端部が
ケース1に設けられた軸受23に回転自在に支持されて
いる。ローラ軸24は図示しない回転駆動装置により回
転される。
【0022】25は給紙ローラで、このローラ軸25に
取付けられ、回転により給紙カセット11に収容された
記録紙Pを最上層から順次繰り出すものである。この給
紙ローラ25は大径部25aと小径部25bを有するカ
ムの形態をなしており、回転に伴って大径部25aが記
録紙Pに接触して繰り出すようになっている。なお、小
径部25bにおけるケース1の側面部1a側の端部には
係止部25cが切欠して形成されている。
取付けられ、回転により給紙カセット11に収容された
記録紙Pを最上層から順次繰り出すものである。この給
紙ローラ25は大径部25aと小径部25bを有するカ
ムの形態をなしており、回転に伴って大径部25aが記
録紙Pに接触して繰り出すようになっている。なお、小
径部25bにおけるケース1の側面部1a側の端部には
係止部25cが切欠して形成されている。
【0023】26は円筒体をなす用紙押え体で、この用
紙押え体26は低摩擦材料、例えばポリアセタールなど
の低摩擦樹脂により形成されている。この用紙押え体2
6は、給紙カセット11をカセット出し入れ口22を通
してケース1に対して出し入れする際に、用紙押え体2
6が給紙カセット11に収容された記録紙群の最上層の
記録紙Pと、この最上層の用紙に接触して押し下げる用
紙押え体26との接触部の滑りを良くするためである。
紙押え体26は低摩擦材料、例えばポリアセタールなど
の低摩擦樹脂により形成されている。この用紙押え体2
6は、給紙カセット11をカセット出し入れ口22を通
してケース1に対して出し入れする際に、用紙押え体2
6が給紙カセット11に収容された記録紙群の最上層の
記録紙Pと、この最上層の用紙に接触して押し下げる用
紙押え体26との接触部の滑りを良くするためである。
【0024】図4ないし図9に示すように用紙押え体2
6はローラ軸24において給紙ローラ24とケース1の
壁面部1aとの間に位置して嵌合されている。ここで、
図8および図9に示すように用紙押え体26の半径R
は、ローラ軸24の中心軸線と、ケース1の壁面部1a
に形成されたカセット出し入れ口22の上縁22aにお
いて軸受孔23を形作る部分22bとの間の距離Sより
大きく設定されている。また、図10に示すように用紙
押え体26は円弧状の係合突片27が形成され、この突
片27が給紙ローラ25の小径部25bに形成した係止
部25cに係合して給紙ローラ25と一体に固定されて
回転されるようになっている。なお、用紙押え体26の
半径Rは、偏心カム形をなす給紙ローラ25の大径部2
5aにおけるローラ軸24の中心軸線からの半径より小
さいく設定されている。
6はローラ軸24において給紙ローラ24とケース1の
壁面部1aとの間に位置して嵌合されている。ここで、
図8および図9に示すように用紙押え体26の半径R
は、ローラ軸24の中心軸線と、ケース1の壁面部1a
に形成されたカセット出し入れ口22の上縁22aにお
いて軸受孔23を形作る部分22bとの間の距離Sより
大きく設定されている。また、図10に示すように用紙
押え体26は円弧状の係合突片27が形成され、この突
片27が給紙ローラ25の小径部25bに形成した係止
部25cに係合して給紙ローラ25と一体に固定されて
回転されるようになっている。なお、用紙押え体26の
半径Rは、偏心カム形をなす給紙ローラ25の大径部2
5aにおけるローラ軸24の中心軸線からの半径より小
さいく設定されている。
【0025】さらに、用紙押え体26は周壁部に開口部
28が形成されている。この開口部28は、給紙ローラ
25が回転して給紙カセット11に収容された記録紙P
を最上層から順次繰り出す際に、記録紙Pが給紙カセッ
ト11に設けられた分離爪に押えられて上側に向けてた
わんだ時に、このたわみ部分が用紙押え体26に当たっ
て繰り出しに支障をきたさないように逃がすものであ
る。
28が形成されている。この開口部28は、給紙ローラ
25が回転して給紙カセット11に収容された記録紙P
を最上層から順次繰り出す際に、記録紙Pが給紙カセッ
ト11に設けられた分離爪に押えられて上側に向けてた
わんだ時に、このたわみ部分が用紙押え体26に当たっ
て繰り出しに支障をきたさないように逃がすものであ
る。
【0026】そして、給紙カセット11をケース1に装
填する場合には、予め記録紙Pを載置部材12上に積層
配置した後,使用者が弾性部材13の弾性力に抗して載
置部材12を押し下げて給紙カセット11に設けたフッ
ク(図示せず)で載置部材12を押し下げ位置に停止さ
せる。このため、記録紙Pも載置部材12と一緒に下降
して停止する。載置部材12に記録紙Pを載置して給紙
カセット11を、ケース1に形成したカセット出し入れ
口22を通して給紙方向Bとは直交する方向Cに沿って
ケース1内部の空間部21へ挿入する。給紙カセット1
1をケース1の内部に装入すると、載置部材12をロッ
クしているフックがケース1に設けた解除部材(図示せ
ず)により解除される。これにより載置部材12が弾性
部材13により再び押し上げられて記録紙Pが押上げら
れてケース1に設けたローラ軸24に取付けた給紙ロー
ラ25に接近する。
填する場合には、予め記録紙Pを載置部材12上に積層
配置した後,使用者が弾性部材13の弾性力に抗して載
置部材12を押し下げて給紙カセット11に設けたフッ
ク(図示せず)で載置部材12を押し下げ位置に停止さ
せる。このため、記録紙Pも載置部材12と一緒に下降
して停止する。載置部材12に記録紙Pを載置して給紙
カセット11を、ケース1に形成したカセット出し入れ
口22を通して給紙方向Bとは直交する方向Cに沿って
ケース1内部の空間部21へ挿入する。給紙カセット1
1をケース1の内部に装入すると、載置部材12をロッ
クしているフックがケース1に設けた解除部材(図示せ
ず)により解除される。これにより載置部材12が弾性
部材13により再び押し上げられて記録紙Pが押上げら
れてケース1に設けたローラ軸24に取付けた給紙ロー
ラ25に接近する。
【0027】次いで、回転駆動機構によりローラ軸24
を回転して給紙ローラ25を給紙方向へ向けて回転す
る。カム形状をなす給紙ローラ25の突出部が下側に移
動すると、弾性部材13により上側に向けた弾性力を受
けている記録紙Pの最上層に接触し、弾性部材13の弾
性力に抗して載置部材12を押し下げる。これにより給
紙ローラ25は積層された記録紙Pを最上層のものから
順次給紙方向Bへ繰り出して搬送して行く。この場合、
給紙ローラ25が回転して給紙方向Bへ力が加えられた
記録紙Pは給紙カセット11に設けられた分離爪に押え
られて上側に向けてたわむが、このたわんだ部分は用紙
押え体26の周壁部に形成された開口部28に逃げるの
で記録紙Pを支障なく繰り出すことができる。
を回転して給紙ローラ25を給紙方向へ向けて回転す
る。カム形状をなす給紙ローラ25の突出部が下側に移
動すると、弾性部材13により上側に向けた弾性力を受
けている記録紙Pの最上層に接触し、弾性部材13の弾
性力に抗して載置部材12を押し下げる。これにより給
紙ローラ25は積層された記録紙Pを最上層のものから
順次給紙方向Bへ繰り出して搬送して行く。この場合、
給紙ローラ25が回転して給紙方向Bへ力が加えられた
記録紙Pは給紙カセット11に設けられた分離爪に押え
られて上側に向けてたわむが、このたわんだ部分は用紙
押え体26の周壁部に形成された開口部28に逃げるの
で記録紙Pを支障なく繰り出すことができる。
【0028】さらに、ケース1に収容された給紙カセッ
ト11をケース1に形成されたカセット出し入れ口22
を通して給紙方向に対して直角な方向に沿って外側へ引
き出す際には、ローラ軸24および給紙ローラ25の回
転を停止する。給紙ローラ25は小径部が記録紙Pに向
けて停止する。そして、使用者が給紙カセット11を手
で引いてカセット出し入れ口22を通して方向Cに沿っ
てケース1の外側へ引き出す。給紙カセット11の載置
部材12に積層載置された記録紙Pは、ローラ軸24に
おいて給紙ローラ25とケース1の壁面部1aとの間に
位置して取付けられた用紙押え体26の下側を通過す
る。
ト11をケース1に形成されたカセット出し入れ口22
を通して給紙方向に対して直角な方向に沿って外側へ引
き出す際には、ローラ軸24および給紙ローラ25の回
転を停止する。給紙ローラ25は小径部が記録紙Pに向
けて停止する。そして、使用者が給紙カセット11を手
で引いてカセット出し入れ口22を通して方向Cに沿っ
てケース1の外側へ引き出す。給紙カセット11の載置
部材12に積層載置された記録紙Pは、ローラ軸24に
おいて給紙ローラ25とケース1の壁面部1aとの間に
位置して取付けられた用紙押え体26の下側を通過す
る。
【0029】用紙押え体26は弾性部材13により上側
に向けた弾性力を受けている記録紙Pの最上層に上側か
ら接触し、弾性部材13の弾性力に抗して載置部材12
および記録紙Pを押し下げる。図8および図9に示すよ
うにこの用紙押え体25の半径Rは、ローラ軸24の中
心軸線Oと、ケース1の壁面部1aに形成されたカセッ
ト出し入れ口22の上縁22aにおいて軸受23の下側
の部分22bとの間の距離Sより大きい。すなわち、用
紙押え体25の半径Rは、その外周面がカセット出し入
れ口22の上縁22aからカセット出し入れ口22の内
側へ最も突出する部分よりさらに下側に位置する位置す
る大きさである。
に向けた弾性力を受けている記録紙Pの最上層に上側か
ら接触し、弾性部材13の弾性力に抗して載置部材12
および記録紙Pを押し下げる。図8および図9に示すよ
うにこの用紙押え体25の半径Rは、ローラ軸24の中
心軸線Oと、ケース1の壁面部1aに形成されたカセッ
ト出し入れ口22の上縁22aにおいて軸受23の下側
の部分22bとの間の距離Sより大きい。すなわち、用
紙押え体25の半径Rは、その外周面がカセット出し入
れ口22の上縁22aからカセット出し入れ口22の内
側へ最も突出する部分よりさらに下側に位置する位置す
る大きさである。
【0030】従って、積層された記録紙Pの最上層はケ
ース1の壁面部1aに形成されたカセット出し入れ口2
2の上縁22aにおいて軸受23を設ける部分22bよ
り下側の高さまで押し下げられる。これにより給紙カセ
ット11がカセット出し入れ口22を通る時に、記録紙
Pはカセット出し入れ口22の上縁22aにおいて軸受
23を設ける部分22bに接触することなくカセット出
し入れ口22を通過する。
ース1の壁面部1aに形成されたカセット出し入れ口2
2の上縁22aにおいて軸受23を設ける部分22bよ
り下側の高さまで押し下げられる。これにより給紙カセ
ット11がカセット出し入れ口22を通る時に、記録紙
Pはカセット出し入れ口22の上縁22aにおいて軸受
23を設ける部分22bに接触することなくカセット出
し入れ口22を通過する。
【0031】このように記録紙Pが給紙ローラ25から
カセット出し入れ口22に至る間にローラ軸に24に取
付けた用紙押え体26が、載置部材12を押し下げて記
録紙Pの最上層をカセット出し入れ口22の上縁22aに
おける軸受部設置部分22bより下側の高さまで押し下
げるので、記録紙Pがカセット出し入れ口22の上縁2
2aにおける軸受部設置部分に接触(干渉)することな
く給紙カセットをカセット出し入れ口22を通して引き
出すことができる。
カセット出し入れ口22に至る間にローラ軸に24に取
付けた用紙押え体26が、載置部材12を押し下げて記
録紙Pの最上層をカセット出し入れ口22の上縁22aに
おける軸受部設置部分22bより下側の高さまで押し下
げるので、記録紙Pがカセット出し入れ口22の上縁2
2aにおける軸受部設置部分に接触(干渉)することな
く給紙カセットをカセット出し入れ口22を通して引き
出すことができる。
【0032】従って、給紙カセット11をカセット出し
入れ口22を通して引き出す際に、記録紙Pが給紙カセ
ット11から外れたり、破れたりすることを回避できる
とともに、使用者が記録紙Pを上側から押えて載置部材
12を押し下げながら給紙カセット11を引き出すとい
う面倒な操作が必要なく給紙カセット11を容易に引き
出すことができる。
入れ口22を通して引き出す際に、記録紙Pが給紙カセ
ット11から外れたり、破れたりすることを回避できる
とともに、使用者が記録紙Pを上側から押えて載置部材
12を押し下げながら給紙カセット11を引き出すとい
う面倒な操作が必要なく給紙カセット11を容易に引き
出すことができる。
【0033】特にケース1の壁面部1aにカセット出し
入口22の上縁22aに位置してローラ軸24を支持す
る軸受23が設けられて、給紙カセット11を引き出す
際に記録紙Pがカセット出し入れ口22の上縁22aに
おいて軸受23を設ける部分22bに接触し易い場合
に、紙ジャムを発生させることなく容易に給紙カセット
11を引き出すことができる。
入口22の上縁22aに位置してローラ軸24を支持す
る軸受23が設けられて、給紙カセット11を引き出す
際に記録紙Pがカセット出し入れ口22の上縁22aに
おいて軸受23を設ける部分22bに接触し易い場合
に、紙ジャムを発生させることなく容易に給紙カセット
11を引き出すことができる。
【0034】さらに、用紙押え体26は低摩擦材料、例
えばポリアセタールなどの低摩擦樹脂により形成されて
いるので、給紙カセット11をカセット出し入れ口22
を通してケース1に対して出し入れする際に、用紙押え
体26が給紙カセット11に収容された記録紙群の最上
層の記録紙Pと、この最上層の用紙に接触して押し下げ
る用紙押え体26との接触部の滑りが良く、用紙を傷つ
けることがないとともに、給紙カセット11に対して与
える抵抗を軽減できて軽快に給紙カセット11を出し入
れすることができ、給紙カセット11をケース1のカセ
ット出し入口22から引き出す操作を一層容易に行うこ
とができる。
えばポリアセタールなどの低摩擦樹脂により形成されて
いるので、給紙カセット11をカセット出し入れ口22
を通してケース1に対して出し入れする際に、用紙押え
体26が給紙カセット11に収容された記録紙群の最上
層の記録紙Pと、この最上層の用紙に接触して押し下げ
る用紙押え体26との接触部の滑りが良く、用紙を傷つ
けることがないとともに、給紙カセット11に対して与
える抵抗を軽減できて軽快に給紙カセット11を出し入
れすることができ、給紙カセット11をケース1のカセ
ット出し入口22から引き出す操作を一層容易に行うこ
とができる。
【0035】なお、カセット出し入れ口の上縁に用紙押
え体を取付けて、給紙カセットを引き出す際に記録紙を
用紙押え体により上側から押さえ付けてカセット出し入
れ口を通過させる構成が考えられる。しかし、この構成
では用紙押え体が記録紙の抵抗を受けてカセット出し入
れ口の上縁から外れ易いという問題があり、またカセッ
ト出し入れ口の上縁の真下で記録紙を上側から押し下げ
体により無理に押さえ付けるために給紙カセットの引き
出しが容易でない。
え体を取付けて、給紙カセットを引き出す際に記録紙を
用紙押え体により上側から押さえ付けてカセット出し入
れ口を通過させる構成が考えられる。しかし、この構成
では用紙押え体が記録紙の抵抗を受けてカセット出し入
れ口の上縁から外れ易いという問題があり、またカセッ
ト出し入れ口の上縁の真下で記録紙を上側から押し下げ
体により無理に押さえ付けるために給紙カセットの引き
出しが容易でない。
【0036】また、この実施の形態では、ケース1の壁
面部1aにはカセット出し入れ口22の上縁22aの上
側に位置してローラ軸24を支持する軸受が設けられ、
且つ用紙押え体26の半径Rは、ローラ軸24の中心軸
線Oと、ケース1の壁面部1aに形成されたカセット出
し入れ口22の上縁22aにおいて軸受23を設ける部
分22bとの間の距離より大きい構成を対象にしている
が、これに限定されず、給紙カセット11をケース1か
らカセット出し入れ口22を通して外側へ引き出す際
に、給紙カセット11に収容した記録紙Pがカセット出
し入れ口22の上縁22aに接触して紙ジャムを生じる
場合に広く適用して同じ効果を得ることができる。
面部1aにはカセット出し入れ口22の上縁22aの上
側に位置してローラ軸24を支持する軸受が設けられ、
且つ用紙押え体26の半径Rは、ローラ軸24の中心軸
線Oと、ケース1の壁面部1aに形成されたカセット出
し入れ口22の上縁22aにおいて軸受23を設ける部
分22bとの間の距離より大きい構成を対象にしている
が、これに限定されず、給紙カセット11をケース1か
らカセット出し入れ口22を通して外側へ引き出す際
に、給紙カセット11に収容した記録紙Pがカセット出
し入れ口22の上縁22aに接触して紙ジャムを生じる
場合に広く適用して同じ効果を得ることができる。
【0037】なお、本発明は前述した実施の形態に限定
されず、種々変形して実施することができる。前述した
実施の形態では用紙として記録紙を対象にしたが、これ
に限定されず、例えば積層した原稿を原稿読み取り部に
供給する給紙装置にも適用することができる。用紙押え
体は円筒体に限定されず、例えば断面多角体形のものや
羽根車のようなものであっても良い。また、画像形成装
置本体の壁面部に設ける軸受部は、軸受を壁面部に設け
る構成だけでなく、壁面部にローラ軸を挿通する軸受孔
を形成する構成も含むものである。
されず、種々変形して実施することができる。前述した
実施の形態では用紙として記録紙を対象にしたが、これ
に限定されず、例えば積層した原稿を原稿読み取り部に
供給する給紙装置にも適用することができる。用紙押え
体は円筒体に限定されず、例えば断面多角体形のものや
羽根車のようなものであっても良い。また、画像形成装
置本体の壁面部に設ける軸受部は、軸受を壁面部に設け
る構成だけでなく、壁面部にローラ軸を挿通する軸受孔
を形成する構成も含むものである。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明の給紙装置によれば、ケ
ースに収容された給紙カセットをケースに形成されたカ
セット出し入れ口を通して給紙方向に対して直角な方向
に沿って外側へ引き出す際に、用紙が紙ローラからカセ
ット出し入れ口に至る間にローラ軸に取付けた用紙押え
体が、載置部材を押し下げて用紙の最上層をカセット出
し入れ口の上縁の下側の高さまで押し下げるので、用紙
がカセット出し入れ口の上縁に接触することなく給紙カ
セットを引き出すことができる。従って、給紙カセット
をカセット出し入れ口を通して引き出す際に、用紙がカ
セットから外れたり、破れたりすることを回避できると
ともに、使用者が用紙を上側から押えて載置部材を押し
下げながら給紙カセットを引き出すという面倒な操作が
必要なく給紙カセットを容易に引き出すことができる。
ースに収容された給紙カセットをケースに形成されたカ
セット出し入れ口を通して給紙方向に対して直角な方向
に沿って外側へ引き出す際に、用紙が紙ローラからカセ
ット出し入れ口に至る間にローラ軸に取付けた用紙押え
体が、載置部材を押し下げて用紙の最上層をカセット出
し入れ口の上縁の下側の高さまで押し下げるので、用紙
がカセット出し入れ口の上縁に接触することなく給紙カ
セットを引き出すことができる。従って、給紙カセット
をカセット出し入れ口を通して引き出す際に、用紙がカ
セットから外れたり、破れたりすることを回避できると
ともに、使用者が用紙を上側から押えて載置部材を押し
下げながら給紙カセットを引き出すという面倒な操作が
必要なく給紙カセットを容易に引き出すことができる。
【0039】特に紙押え体を低摩擦材料により形成する
ことにより、給紙カセットをカセット出し入れ口を通し
てケースに対して出し入れする際に、用紙押え体がカセ
ットに収容された用紙群の最上層の用紙と、この最上層
の用紙に接触して押し下げる用紙押え体との接触部の滑
りが良く、用紙を傷つけることがないとともに、カセッ
トに対して与える抵抗を軽減して給紙カセットを軽快に
出し入れすることができて給紙カセットを容易に引き出
す操作性を一層高めることができる。
ことにより、給紙カセットをカセット出し入れ口を通し
てケースに対して出し入れする際に、用紙押え体がカセ
ットに収容された用紙群の最上層の用紙と、この最上層
の用紙に接触して押し下げる用紙押え体との接触部の滑
りが良く、用紙を傷つけることがないとともに、カセッ
トに対して与える抵抗を軽減して給紙カセットを軽快に
出し入れすることができて給紙カセットを容易に引き出
す操作性を一層高めることができる。
【0040】請求項2の発明の給紙装置によれば、特に
ケースの壁面部にカセット出し入口の上縁の上側に位置
してローラ軸を支持する軸受部が設けられ、給紙カセッ
トを引き出す際に用紙がカセット出し入れ口の上側カセ
ット出し入れ口の上縁において軸受部を設ける部分に接
触し易い場合に、紙ジャムを発生させること無く容易に
給紙カセットを引き出すことができる。
ケースの壁面部にカセット出し入口の上縁の上側に位置
してローラ軸を支持する軸受部が設けられ、給紙カセッ
トを引き出す際に用紙がカセット出し入れ口の上側カセ
ット出し入れ口の上縁において軸受部を設ける部分に接
触し易い場合に、紙ジャムを発生させること無く容易に
給紙カセットを引き出すことができる。
【図1】本発明の一実施の形態における給紙装置を装備
した画像形成装置を模式的に示す図。
した画像形成装置を模式的に示す図。
【図2】同実施の形態における給紙装置全体を示す斜視
図。
図。
【図3】同実施の形態における給紙装置におけるカセッ
ト出し入れ部を示す斜視図。
ト出し入れ部を示す斜視図。
【図4】同実施の形態の給紙装置におけるカセット出し
入れ部に設けた給紙ローラおよび用紙押え体を示す斜視
図。
入れ部に設けた給紙ローラおよび用紙押え体を示す斜視
図。
【図5】同実施の形態の給紙装置におけるカセット出し
入れ部に設けた給紙ローラおよび用紙押え体を示す斜視
図。
入れ部に設けた給紙ローラおよび用紙押え体を示す斜視
図。
【図6】同実施の形態の給紙装置におけるカセット出し
入れ部に設けた給紙ローラおよび用紙押え体を示す正面
図。
入れ部に設けた給紙ローラおよび用紙押え体を示す正面
図。
【図7】同実施の形態の給紙装置におけるカセット出し
入れ部に設けた給紙ローラおよび用紙押え体を示す平面
図。
入れ部に設けた給紙ローラおよび用紙押え体を示す平面
図。
【図8】同実施の形態の給紙装置におけるカセット出し
入れ部に設けた給紙ローラおよび用紙押え体を示す断面
図。
入れ部に設けた給紙ローラおよび用紙押え体を示す断面
図。
【図9】同実施の形態の給紙装置におけるカセット出し
入れ部に設けた給紙ローラおよび用紙押え体を示す側面
図。
入れ部に設けた給紙ローラおよび用紙押え体を示す側面
図。
【図10】同実施の形態の給紙装置における用紙押え体
を示す図。
を示す図。
1…ケース(画像形成装置本体)、 11…給紙カセット、 12…載置部材、 13…弾性部材、 21…空間部、 22…カセット出し入れ口、 23…軸受、 24…ローラ軸、 25…給紙ローラ、 26…用紙押え体、 28…開口部、 A…給紙装置。 P…原稿(用紙)。
Claims (2)
- 【請求項1】 上側へ弾性力が加えられた載置部材を有
し用紙がこの載置部材上に積層載置して収容される給紙
カセットと、内部にこの給紙カセットが収容され且つ壁
面部に前記給紙カセットに収容された用紙が搬送される
給紙方向に対して直角な方向に沿って前記給紙カセット
を出し入れするカセット出し入れ口が形成されたケース
と、このケースの内部において収容された前記給紙カセ
ットの上側であって前記給紙方向に対して直角な方向に
沿って配置されたローラ軸およびこのローラ軸に取付け
られ回転して前記給紙カセットに収容された前記用紙を
最上層から順次繰り出す給紙ローラと、前記ローラ軸に
前記給紙ローラと前記ケースの壁面部との間に位置して
取付けられ、且つ前記ローラ軸の中心軸線と、前記ケー
スの壁面部に形成された前記カセット出し入れ口の上縁
との間の距離より大きい半径を有する用紙押え体とを具
備し、この用紙押え体は低摩擦材料により形成されてい
ることを特徴とする給紙装置。 - 【請求項2】 前記ケースの壁面部には前記カセット出
し入れ口の上縁の上側に位置して前記ローラ軸を支持す
る軸受孔が形成され、且つ前記用紙押え体の半径は、前
記ローラ軸の中心軸線と、前記ケースの壁面部に形成さ
れた前記カセット出し入れ口の上縁において前記軸受孔
を形作る部分との間の距離より大きいことを特徴とする
請求項1に記載の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000202443A JP2002019976A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000202443A JP2002019976A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002019976A true JP2002019976A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=18699969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000202443A Pending JP2002019976A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002019976A (ja) |
-
2000
- 2000-07-04 JP JP2000202443A patent/JP2002019976A/ja active Pending
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