JP2002019878A - カバーテープ及びこれを用いた部品連 - Google Patents

カバーテープ及びこれを用いた部品連

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JP2002019878A
JP2002019878A JP2000211208A JP2000211208A JP2002019878A JP 2002019878 A JP2002019878 A JP 2002019878A JP 2000211208 A JP2000211208 A JP 2000211208A JP 2000211208 A JP2000211208 A JP 2000211208A JP 2002019878 A JP2002019878 A JP 2002019878A
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acid
cover tape
tape
polylactic acid
based polymer
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JP2000211208A
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Yoshihiro Yamazaki
善啓 山崎
Eiji Yoshida
英二 吉田
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Mitsubishi Plastics Inc
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Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な表面抵抗を有し、薄くしても十分な強
度を有し、かつ、透明性を有する、環境に優しいカバー
テープを得ることを目的とする。 【解決手段】 キャリアテープ2のポケット3に収納さ
れた部品の飛び出しを防止するためのカバーテープ1に
おいて、カバ−テープ1は、単層体又は積層体であり、
上記単層体又は積層体の外層は、ポリ乳酸系重合体及び
帯電防止剤を含む延伸フィルムからなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生分解性樹脂か
らなるカバーテープ、及びこれを用いた部品連に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、表面実装技術の大幅な進歩に伴
い、高性能で小型の電子部品、特に、IC、トランジス
ター、ダイオード等のチップ型電子部品の需要が増加し
ている。これらのチップ型電子部品は、通常、プラスチ
ックシートを真空成形、圧空成形、あるいはプレス成形
等で二次成形して得られるキャリアテープ等に収納さ
れ、搬送、保管される。上記のキャリアテープに収納さ
れる場合は、蓋材であるカバーテープでシールされ、包
装体にして供給される。
【0003】このカバーテープとしては、従来、スチレ
ン系樹脂からなる基材層の表裏に、多量の導電性フィラ
ーを混練したスチレン系樹脂組成物を共押出しにより一
体積層した導電性シート、塩化ビニル系樹脂にカーボン
ブラック等の導電性フィラーを混練した塩化ビニル系樹
脂組成物をシート状に成形した導電性シート、あるいは
スチレン系樹脂やエチレンテレフタレート系樹脂等の熱
可塑性樹脂からなるシートの少なくとも片面に導電層を
設けた導電性シートを、プレス成形や真空成形等で二次
成形したものが用いられてきた。
【0004】しかし、上記の導電性シートからなるカバ
ーテープは、環境上の問題点を有するため、使用中はカ
バーテープに適した物性を有し、使用後は自然環境下で
短期間に生分解するカバーテープが要望される。
【0005】このようなカバーテープとしては、特開平
6−171667号公報に、生分解性樹脂を用いたもの
が開示されている。
【0006】また、上記電子部品の静電破壊防止を目的
にカバーテープの表面抵抗を低くして帯電防止性を向上
させるため、特開平10−158484号公報に、生分
解性樹脂に界面活性剤を加えたものが開示されている。
【0007】さらに、上記電子部品の静電破壊防止のた
め、特開平11−152179号公報に、生分解性樹脂
にカーボンブラックを加えて、カバーテープの表面抵抗
を108 Ω以下とする旨が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−171667号公報に記載されたカバーテープは、
表面抵抗についての記載がない。このため、上記の樹脂
を使用しても、適切な表面抵抗を有さない樹脂では、静
電破壊が生じ、実質的に電子部品用途に使用できない。
【0009】また、特開平10−158484号公報に
記載されたカバーテープは、十分な表面抵抗を有するも
のの、使用の利便性を向上させるために薄くすると、強
度が十分でなくなる。
【0010】さらに、特開平11−152179号公報
に記載されたカバーテープは、カーボンブラックを用い
るため、透明性にかける。
【0011】そこで、この発明は、十分な表面抵抗を有
し、薄くしても十分な強度を有し、かつ、透明性を有す
る、環境に優しいカバーテープを得ることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、キャリアテ
ープのポケットに収納された部品の飛び出しを防止する
ためのカバーテープにおいて、上記カバーテープは、単
層体又は積層体であり、上記単層体又は積層体の外層
は、ポリ乳酸系重合体及び帯電防止剤を含む延伸フィル
ムからなることを特徴とする。
【0013】カバーテープを構成する単層体又は積層体
の外層をポリ乳酸系重合体で形成するので、環境に優し
い。また、帯電防止剤を含有するので、適切な表面抵抗
を有する。さらに、上記の単層体又は積層体の外層を延
伸フィルムで形成するので、薄くしても十分な強度を発
揮できる。さらにまた、カーボンブラック等の不透明性
の物質を添加しないので、透明性が保持される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき詳細に説明
する。
【0015】この発明にかかるカバーテープ1は、図1
に示すように、キャリアテープ2のポケット3に収納さ
れた部品の飛び出しを防止するためのテープである。
【0016】このカバーテープ1は、単層体であって
も、積層体であってもよい。この単層体又は積層体のう
ち外層は、ポリ乳酸系重合体及び帯電防止剤を含んだフ
ィルムからなる。ポケット3に収納される部品と接触又
は近接するカバーテープ1の部分、すなわち、単層体自
体又は積層体の外層に帯電防止剤を含有させたので、適
切な表面抵抗を有し、部品の静電破壊が生じるのを防止
できる。
【0017】上記ポリ乳酸系重合体とは、構造単位がL
−乳酸であるポリ(L−乳酸)、構造単位がD−乳酸で
あるポリ(D−乳酸)、構造単位がL−乳酸及びD−乳
酸である、ポリ(DL−乳酸)やこれらの混合体をい
い、さらには、後述するヒドロキシカルボン酸単位との
共重合体であってもよい。
【0018】ポリ乳酸系重合体の重合法としては、縮重
合法、開環重合法など公知のいずれの方法を採用するこ
とができる。例えば、縮重合法ではL−乳酸又はD−乳
酸、あるいはこれらの混合物を直接脱水縮重合して任意
の組成を持ったポリ乳酸系重合体を得ることができる。
【0019】また、開環重合法では乳酸の環状2量体で
あるラクチドを、必要に応じて重合調整剤等を用いなが
ら、選ばれた触媒を使用してポリ乳酸系重合体を得るこ
とができる。ラクチドにはL−乳酸の2量体であるL−
ラクチド、D−乳酸の2量体であるD−ラクチド、さら
にL−乳酸とD−乳酸からなるDL−ラクチドがあり、
これらを必要に応じて混合して重合することにより任意
の組成、結晶性をもつポリ乳酸を得ることができる。
【0020】さらに、必要に応じ、少量共重合成分とし
て、テレフクル酸のような非脂肪族ジカルボン酸及び/
又はビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物のよ
うな非脂肪族ジオールを用いてもよい。
【0021】さらにまた、分子量増大を目的として少量
の鎖延長剤、例えば、ジイソシアネート化合物、エポキ
シ化合物、酸無水物などを使用できる。重合体の重量平
均分子量の好ましい範囲としては6万から100万であ
る。この範囲を下回る場合は実用物性がほとんど発現さ
れず、上回る場合には、溶融粘度が高すぎ成形加工性に
劣る場合がある。
【0022】ポリ乳酸に共重合される上記他のヒドロキ
シカルボン酸単位としては、乳酸の光学異性体(L−乳
酸に対してはD−乳酸、D−乳酸に対してはL−乳
酸)、グリコール酸、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロ
キシ酪酸、2−ヒドロキシ−n−酪酸、2−ヒドロキシ
−3,3−ジメチル酪酸、2−ヒドロキシ−3−メチル
酪酸、2−メチル乳酸、2−ヒドロキシカプロン酸等の
2官能脂肪族ヒドロキシカルボン酸やカプロラクトン、
ブチロラクトン、バレロラクトン等のラクトン類があげ
られる。
【0023】上記帯電防止剤は、上記カバーテープの帯
電を防止するものであり、上記ポリ乳酸系重合体に含有
させたときに不透明でないもの、すなわち、透明なもの
や、多少は濁っていても、キャリアテープのポケットに
収納されている物品を識別できる程度のものであればよ
い。上記物品を確認することができるからである。
【0024】上記帯電防止剤の例としては、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
ルスリット、ソルビット等の多価アルコールやこの多価
アルコールの脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール
やその脂肪酸エステル、高級アルコール、多価アルコー
ル、アルキルフェノール等のポリエチレングリコール付
加物又はポリプロピレングリコール付加物等があげられ
る。
【0025】上記の多価アルコールは、そのままでも使
用することができるが、ポリ乳酸系重合体に対する相溶
性をあげるために、脂肪酸とのエステル化反応によって
脂肪酸エステルとして使用することが好ましい。この脂
肪酸としては、特に限定されないが、ラウリン酸(C1
2)、パルミチン酸(C16)、ステアリン酸(C1
8)、ベヘン酸(C22)等の飽和脂肪酸、パルミトレ
イン酸、オレイン酸、エルカ酸、リノール酸等の不飽和
脂肪酸等を、コスト上有利に用いることができる。ま
た、ヤシ油脂肪酸、大豆油脂肪酸、牛脂脂肪酸、イワシ
油脂肪酸、天然物由来の混合脂肪酸等を用いることもで
きる。
【0026】上記多価アルコールを上記脂肪酸でエステ
ル化させる場合は、多価アルコールの分子構造単位当た
り少なくとも1つの水酸基が残存することが好ましい。
全ての水酸基がエステル化されると、特にエチレングリ
コールやグリセリンの場合において、帯電防止効果を十
分に発現しない。
【0027】また、上記多価アルコールとしてソルビッ
トをエステル化する際には、同時に分子内で脱水してソ
ルビタンとなるので、得られる化合物はソルビタンエス
テルとなる。
【0028】上記多価アルコールの脂肪酸エステルは、
エステル交換反応によっても製造される。一般によく知
られているモノグリセライドの場合は、動植物性油脂に
グリセリンを加え、触媒と共に加熱することによって得
られる。
【0029】上記のポリエチレングリコールは、エチレ
ンオキサイドの繰り返し単位が、4〜1000のものが
好ましい。ポリエチレングリコールは、帯電防止剤とし
てそのままでも使用することができるが、さらに相溶性
を上げる等の目的で脂肪酸エステル化させる場合、上記
の脂肪酸を用いることができる。また、エステル化させ
るときに、必ずしも末端の水酸基を残存させる必要がな
い。
【0030】上記のポリエチレングリコール付加物又は
ポリプロピレングリコール付加物の原料となる高級アル
コールは、炭素数6以上のものであれば、特に限定され
ないが、工業的に入手しやすい代表的なものとしては、
ノニルアルコール、デシルアルコール、ラウリルアルコ
ール、ミリスチルカルコール、セチルアルコール、ステ
アリルアルコール、オレイルアルコール等の第1級アル
コールをあげることができる。また、マッコウアルコー
ルやホホバアルコール等の混合物や、牛脂アルコール、
ヤシアルコール等の還元アルコールも用いることができ
る。
【0031】上記のポリエチレングリコール付加物又は
ポリプロピレングリコール付加物の原料となる多価アル
コールとしては、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエルスリット、ソルビット、ショ糖糖があげ
られる。
【0032】また、上記のポリエチレングリコール付加
物又はポリプロピレングリコール付加物の原料となるア
ルキルフェノールとしては、ノニルフェノール、ドデシ
ルフェノール、オクチルフェノール、オクチルクレゾー
ル等があげられる。
【0033】上記の高級アルコール、多価アルコール、
アルキルフェノール等とポリエチレングリコール又はポ
リプロピレングリコールとの付加物を合成する反応とし
ては、2つの方法があげられる。すなわち、両者の脱水
エーテル化反応と、前者に対する後者モノマー、つま
り、エチレンオキサイド又はプロピレンオキサイドの付
加反応である。工業的には、上記の付加反応がより好適
に用いられる。付加されるエチレンオキサイド又はプロ
ピレンオキサイドの付加モル数は、1〜100、好まし
くは1〜20の範囲で決められる。
【0034】上記帯電防止剤は、上記ポリ乳酸系重合体
を溶融押出してフィルムに成形する際に所定量を添加
し、成形体中に練り込むことによって、ポリ乳酸重合体
に含有される。また、上記帯電防止剤を上記ポリ乳酸重
合体の表面に塗布することにより、ポリ乳酸重合体に含
有させることができる。
【0035】このとき、帯電防止剤は、あらかじめ十分
に乾燥しておくことが好ましい。乾燥が不十分である
と、ポリ乳酸系重合体の熱分解を惹起させることとな
る。
【0036】上記帯電防止剤の配合量は、上記ポリ乳酸
系重合体100重量部に対し、0.1〜10重量部が好
ましい。帯電防止剤が無配合の場合、ポリ乳酸系重合体
の表面抵抗は1014Ω台を示すが、上記範囲の帯電防止
剤を配合すると、表面抵抗が1013Ω以下となり、帯電
が防止され、上記ポケット内の物品の静電破壊を防止で
きる。
【0037】上記帯電防止剤を含有したポリ乳酸系重合
体を溶融押出し、次いで、一軸又は二軸に延伸さするこ
とにより、延伸フィルムが得られる。延伸することによ
り、得られるフィルムの強度が増すので、フィルム厚を
薄くしても、十分な強度のフィルムが得られる。二軸に
延伸すると強度がより向上する。
【0038】延伸時の温度は50〜90℃、延伸倍率は
1.5〜5倍が好ましい。また、延伸後、70℃〜融点
の温度で、3〜60秒間、熱処理すると、強度がより向
上する。
【0039】得られる延伸フィルムは、そのままで、又
は、この延伸フィルムを外層として他のフィルムに積層
することにより、カバーテープとして使用することがで
きる。
【0040】上記キャリアテープは、そのポケットに電
子部品を収納するので、その部品を静電破壊を生じさせ
なければ、特に限定されない。また、上記カバーテープ
は、環境面を考慮して生分解性樹脂を用いることから、
このキャリアテープも生分解性樹脂を用いるのが好まし
い。
【0041】このようなキャリアテープの例としては、
積層体構造を有し、この積層体の外層を、ポリ乳酸系重
合体、生分解性脂肪族ポリエステル及び導電剤を含有す
る層とし、上記積層体の内層を、ポリ乳酸系重合体及び
生分解性脂肪族ポリエステルを含有する層としたものが
あげられる。この構造とすることにより、導電剤の使用
量が少なくても十分な表面抵抗を付与することができ
る。
【0042】また、必要に応じて、上記内層として、ポ
リ乳酸系重合体及び生分解性脂肪族ポリエステルに、導
電剤を含有させてもよい。内層に導電剤を含有させる
と、キャリアシートの厚み方向の導電率を十分にするこ
とができる。
【0043】上記ポリ乳酸系重合体は、上述したポリ乳
酸系重合体と同様である。
【0044】上記生分解性脂肪族ポリエステルとして
は、ポリ乳酸を除くポリヒドロキシカルボン酸、脂肪族
ジオールと脂肪族ジカルボン酸を縮合して得られる脂肪
族ポリエステル、環状ラクトン類を開環重合した脂肪族
ポリエステル、合成系脂肪族ポリエステル、菌体内で生
合成される脂肪族ポリエステル等が挙げられる。
【0045】上記のポリ乳酸を除くポリヒドロキシカル
ボン酸としては、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ
酪酸、2−ヒドロキシ−n−酪酸、2−ヒドロキシ−
3,3−ジメチル酪酸、2−ヒドロキシ−3−メチル酪
酸、2−メチル乳酸、2−ヒドロキシカプロン酸等のヒ
ドロキシカルボン酸の単独重合体や共重合体があげられ
る。
【0046】上記脂肪族ジオールとしては、エチレング
リコール、1,4−ブタンジオール,1,4−シクロヘ
キサンジメタノール等があげられる。また、上記脂肪族
ジカルボン酸としては、コハク酸、アジピン酸、スベリ
ン酸、セバシン酸およびドデカン二酸等が代表的にあげ
られる。これらの脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸
を縮合して得られる脂肪族ポリエステルとしては、上記
の各化合物の中からそれぞれ1種類以上選んで縮合重合
し、あるいは必要に応じてイソシアネート化合物等でジ
ャンプアップして所望のポリマーを得ることができる。
【0047】上記の環状ラクトン類を開環重合した脂肪
族ポリエステルは、環状モノマーとして、ε−カプロラ
クトン、δ−バレロラクトン、β−メチル−δ−バレロ
ラクトン等の1種類又はそれ以上を重合されることによ
り製造される。
【0048】上記の合成系脂肪族ポリエステルとして
は、環状酸無水物とオキシラン類、例えば、無水コハク
酸とエチレンオキサイド、プロピオンオキサイド等との
共重合体等があげられる。
【0049】上記の菌体内で生合成される脂肪族ポリエ
ステルとしては、アルカリゲネスユートロファスを始め
とする菌体内でアセチルコエンチームA(アセチルCo
A)により生合成される脂肪族ポリエステルが知られて
いる。この脂肪族ポリエステルは、主にポリ−β−ヒド
ロキシ酪酸(ポリ3HB)であるが、プラスチックとし
ての実用特性向上のために、吉草酸ユニット(HV)を
共重合し、ポリ(3HB−co−3HV)の共重合体に
することが工業的に有利である。HV共重合比は一般的
に0〜40%である。さらに長鎖のヒドロキシアルカノ
エートを共重合してもよい。
【0050】上記導電剤としては、例えば、導電性カー
ボン、酸化スズ、酸化アンチモン、酸化インジウムが挙
げられる。これらは単独で用いても、2種類以上を組み
合わせて用いてもよい。これらの中でも、成形性や成形
後の抵抗値等の点から、導電性カーボンが好ましい。上
記導電性カーボンとしては、例えば、ケッチェンブラッ
クEC、ファーネスブラック、チャンネルブラック、ア
セチレンブラック等をあげることができるが、少量の添
加量で高い導電性が得られる点で、ケッチェンブラック
ECがより好ましい。ケッチェンブラックECを使用し
た場合、添加量が少量で済むため、生分解導電性複合シ
ートの機械的性質の低下が少ない。
【0051】上記導電剤の平均粒子径は、0.01〜1
0μmが好ましく、0.05〜5μmが特に好ましい。
0.01μm未満では、脂肪族ポリエステル中での分散
が悪く、10μmを超えると、得られるシートの剛性が
高くなり、キャリアテープとして要望される特性が失わ
れるからである。
【0052】上記積層体の層の数は、少なくとも3層あ
ればよく、4層以上であってもよい。4層以上である場
合は、外層以外の層のうち少なくとも1層が上記の内層
を構成すればよい。
【0053】この外層及び内層における、上記のポリ乳
酸系重合体と生分解性脂肪族ポリエステルとの混合比は
重量比で、ポリ乳酸系重合体/生分解性脂肪族ポリエス
テル=9/1〜1/9がよい。この混合比が9/1より
大きくなると、得られる生分解性導電性複合シートは、
脆くなりやすく、ノッチを入れる際に割れる場合や上記
導電性複合シートを巻く際に割れが生じる場合がある。
また、1/9より小さいと、得られる生分解性導電性複
合シートの腰がなくなり、取り扱いにくくなる。
【0054】上記の外層における導電剤の量は、キャリ
アテープとして、その表面抵抗が1013Ω以下となるよ
うにするのがよく、具体的には、外層全体に対し、重量
比で3〜15%が好ましく、3〜12%がより好まし
い。3%より少ないと、得られる生分解性導電性複合シ
ートの導電性が十分でなく、また、15%より多いと、
得られる生分解性導電性複合シートのコストが高くな
り、また、もろくなりやすい。
【0055】また、導電剤を内層に含有させる場合、そ
の含有量は、キャリアシートの厚み方向の体積抵抗率が
108 〜1013Ωの範囲となるようにするのがよく、具
体的には、内層全体に対し、0.1〜3重量%が好まし
い。0.1%より多いと、生分解性導電シートの厚み方
向の導電率を十分にすることができ、また、3%より少
ないと、ブツの発生を抑制することができ、また、コス
ト削減につなげることができる。
【0056】上記の外層及び内層は、上記の各成分以外
に、この発明の効果を阻害しない範囲で、ベヘニン酸、
ステアリン酸、ペンタエリスリトールモノエステル、ペ
ンタエリスリトールジエステル、ペンタエリスリトール
テトラステアレート、ペンタエリスリトール−アジピン
酸−ステアレート複合エステル、ジペンタエリスリトー
ル−アジピン酸−ステアリン酸複合エステル、ジペンタ
エリスリトールヘキサステアレート等の滑剤、ジオクチ
ルフタレート等の可塑剤、アセチレングリコール、アセ
チレンアルコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグ
リセリン脂肪族エステル等の各種界面活性剤、染料、顔
料、その他の添加剤を添加することができる。
【0057】この発明にかかるキャリアシートの製造方
法としては、通常に用いられる共押出法、加熱圧着法等
の積層方法を用いることができる。上記共押出法とは、
複数の押出機からフィードブロック式あるいはマルチマ
ニホールド式にひとつの口金に連結する方法であり、こ
の口金としては、Tダイ、Iダイ、丸ダイ等があげられ
る。次に、長さ方向の一定間隔毎にエンボスポケットを
形成させる。そして、このポケットに部品を収納し、こ
の部品の脱落を防止するため、カバーテープをキャリア
テープに貼着させる。これにより、キャリアテープとカ
バーテープとからなる部品連が製造される。
【0058】この発明において使用される部品として
は、LSI等の電子部品等があげられる。
【0059】
【実施例】以下に実施例を示すが、これらにより本発明
は何ら制限を受けるものではない。なお、実施例及び比
較例における表面抵抗及び引裂強度は、下記の方法にし
たがって測定した。 (1)表面抵抗 表面抵抗率コンパレーター付き表面抵抗計(MCP−T
ESTER(三菱化学社製、商品名))を用いて、得ら
れた積層フィルムの表面抵抗を測定した。 (2)引裂強度 JIS K6723に準じて、得られた積層フィルムの
引裂強度を測定した。
【0060】(実施例1) (カバーテープの製造)ポリ乳酸系重合体(カーギル社
製、EcoPLA4040D)100重量%、及び導電
剤(グリセリンモノステアレート)5.0重量%を混合
し、設定温度210℃でTダイ押出し、キャストロール
で急冷し、キャストフィルムを得た。得られたキャスト
フィルムを延伸温度70℃、延伸倍率を横×縦=4×3
倍で延伸し、次いで温度130℃、1分間熱処理し、カ
バーテープを製造した。得られたカバーテープの表面抵
抗、引裂強度、及び透明性を表1に示す。なお、表1に
おいて、「MD」は、フィルムの流れ方向を示し、「T
D」は、MDと直角方向を示す。
【0061】(キャリアテープの製造)ポリ乳酸系重合
体(カーギル社製、EcoPLA4040D)、生分解
性脂肪族ポリエステル(昭和高分子社製、ビオノーレ3
003(MFR=3.0))、及び導電剤(インターナ
ショナル社製、ケッチェン・ブラックEC)を、ポリ乳
酸系重合体/生分解性脂肪族ポリエステル/導電剤=6
4/27/9の重量比で混合し、二軸押出機に供給し、
溶融混練してストランド状に吐出した後、ペレタイザー
でペレット状に粉砕し、外層用ペレットを得た。
【0062】また、ポリ乳酸系重合体(上記と同様)
と、生分解性脂肪族ポリエステル(上記と同様)とを、
ポリ乳酸系重合体/生分解性脂肪族ポリエステル=75
/25の重量比で混合し、二軸押出機に供給し、溶融混
練してストランド状に吐出した後、ペレタイザーでペレ
ット状に粉砕し、内層用ペレットを得た。
【0063】上記の外層用ペレットと内層用ペレットと
を各単軸押出機に供給し、1つのTダイから押し出し、
厚さが、外層/内層/外層=10/280/10(μ
m)の積層フィルムを作製した。
【0064】この積層シートをスリットした後、真空成
形し、ICチップを収納できる収納部を連続して成形し
てキャリアテープを得た。得られたカバーテープの表面
抵抗を表1に示す。
【0065】(実施例2) (カバーテープの製造)導電剤としてポリオキシエチレ
ンモノセチルエーテルを用いた以外は実施例1と同様に
して、カバーテープを製造した。得られたカバーテープ
の表面抵抗、引裂強度、及び透明性を表1に示す。
【0066】(キャリヤテープの製造)ポリ乳酸系重合
体(カーギル社製、EcoPLA4040D)、生分解
性脂肪族ポリエステル(昭和高分子社製、ビオノーレ3
003(MFR=3.0))、及び導電剤(インターナ
ショナル社製、ケッチェンブラックEC)を、ポリ乳酸
系重合体/生分解性脂肪族ポリエステル/導電剤=64
/27/9の重量比で混合し、二軸押出機に供給し、溶
融混練してストランド状に吐出した後、ペレタイザーで
ペレット状に粉砕し、外層用ペレットを得た。
【0067】また、上記のポリ乳酸系重合体と、上記の
生分解性脂肪族ポリエステル、及び導電剤(インターナ
ショナル社製、ケッチェンブラックEC)を、ポリ乳酸
系重合体/生分解性脂肪族ポリエステル/導電剤=75
/22/3の重量比で混合し、二軸押出機に供給し、溶
融混線してストランド状に吐出した後、ペレタイザーで
ペレット状に粉砕し、内層用原料ペレットを得た。
【0068】上記の外層用ペレットと内層用ペレットと
を各単軸押出機に供給し、1つのTダイから押し出し、
厚さが、外層/内層/外層=10/280/10(μ
m)の積層フィルムを作製した。
【0069】この積層シートをスリットした後、真空成
形し、ICチップを収納できる収納部を連続して成形し
てキャリアテープを得た。得られたキャリアテープの表
面抵抗を表1に示す。
【0070】(比較例1) (カバーテープの製造)導電剤としてグリセリンモノス
テアレートを用いた点、及び、延伸をしなかった点以外
は実施例1と同様にして、カバーテープを製造した。得
られたカバーテープの表面抵抗、引裂強度、及び透明性
を表1に示す。
【0071】(キャリアテープの製造)実施例1と同様
にしてキャリアテープを製造した。得られたキャリアテ
ープの表面抵抗を表1に示す。
【0072】(比較例2) (カバーテープの製造)導電剤としてケッチェン・ブラ
ックEC(インターナショナル社製)7.0重量%を用
いた以外は実施例1 と同様にして、カバーテープを製造
した。得られたカバーテープの表面抵抗、引裂強度、及
び透明性を表1に示す。
【0073】(キャリアテープの製造)実施例1と同様
にしてキャリアテープを製造した。得られたキャリアテ
ープの表面抵抗を表1に示す。
【0074】
【表1】
【0075】結果 実施例1及び2の部品連の表面抵抗、カバーテープの透
明性及び引裂強度は優れているが、比較例1では、延伸
していないので、引裂強度が不充分であり、また、比較
例2では、カーボンブラックを使用しているので不透明
となり、ポケットに収納されている物品を識別できなか
った。
【0076】
【発明の効果】この発明によれば、カバーテープやキャ
リアテープの材質としてポリ乳酸系重合体を用いるの
で、環境に優しい。
【0077】また、カバーテープやキャリアテープに帯
電防止剤を含有させるので、十分な表面抵抗を付与でき
る。
【0078】さらに、カバーテープを構成する単層体又
は積層体の外層を延伸フィルムで形成するので、薄くし
ても十分な強度を発揮できる。
【0079】さらにまた、カバーテープにカーボンブラ
ック等の不透明性の物質を添加しないので、透明性が保
持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる部品連の例を示す斜視図
【符号の説明】
1 カバーテープ 2 キャリアテープ 3 ポケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 5/18 CFD C08K 3/22 C08K 3/04 5/053 3/22 5/103 5/053 C08L 67/00 ZBP 5/103 67/04 ZBP C08L 67/00 ZBP B65D 85/38 BRQS 67/04 ZBP BSQP Fターム(参考) 3E067 AA11 AB41 AC04 BA33A BB14A BC04A CA21 EA29 GD10 3E096 AA06 BA08 CA15 CB02 DA17 DB06 DC02 EA04Y FA07 FA12 FA14 GA07 4F071 AA43 AA51 AA71 AB03 AB18 AC05 AC10 AE15 AE16 AH04 BA01 BB06 BB07 BB08 BC01 4F100 AA37 AH02 AK41A AK41B AK41C BA03 BA07 BA10A BA10B CA21B CA21C CA22A DD01 EH17 EH20 EJ37A EJ42 EJ50 GB15 GB41 JG01 JG03 JK03 JN01 4J002 AE052 CF033 CF181 CF183 CH022 DA037 DE097 DE127 EH046 EH076 FD102 FD106 FD117 GG02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアテープのポケットに収納された
    部品の飛び出しを防止するためのカバーテープにおい
    て、 上記カバーテープは、単層体又は積層体であり、この単
    層体又は積層体の外層は、ポリ乳酸系重合体及び帯電防
    止剤を含む延伸フィルムからなることを特徴とするカバ
    ーテープ。
  2. 【請求項2】 部品を収納するためのポケットを備えた
    キャリアテープと、このキャリアテープのポケットに収
    納される部品の飛び出しを防止する請求項1に記載のカ
    バーテープとからなる部品連。
  3. 【請求項3】 上記キャリアテープは積層体であり、こ
    の積層体の外層は、ポリ乳酸系重合体、生分解性脂肪族
    ポリエステル及び導電剤を含有し、上記積層体の内層
    は、ポリ乳酸系重合体及び生分解性脂肪族ポリエステル
    を含有する請求項2に記載の部品連。
  4. 【請求項4】 上記キャリアテープの内層は、ポリ乳酸
    系重合体、生分解性脂肪族ポリエステル及び導電剤を含
    有する請求項3に記載の部品連。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008189863A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Tosoh Corp ポリ3−ヒドロキシブチレート系重合体樹脂組成物及びそれからなる導電性キャリアテープ
JP2010006433A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Asahi Kasei Chemicals Corp カバーテープ及びテープ包装材
JP2011038099A (ja) * 2010-08-03 2011-02-24 Mitsubishi Plastics Inc ポリ乳酸系組成物及びポリ乳酸系フィルム
CN110948985A (zh) * 2019-11-28 2020-04-03 江门市蓬江区华龙包装材料有限公司 一种电子载带抗静电易揭膜及其制备方法

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