JP2002019825A - 座薬包装体用多層シートおよび座薬包装体 - Google Patents

座薬包装体用多層シートおよび座薬包装体

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JP2002019825A
JP2002019825A JP2000210997A JP2000210997A JP2002019825A JP 2002019825 A JP2002019825 A JP 2002019825A JP 2000210997 A JP2000210997 A JP 2000210997A JP 2000210997 A JP2000210997 A JP 2000210997A JP 2002019825 A JP2002019825 A JP 2002019825A
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resin
glass transition
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copolymerized polyester
sheet
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Yuji Kawachi
優治 河内
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性、成形性に優れ、成形及びシール時に
熱板等に付着せず、機械適性に適した多層シート及び包
装体を提供すること。 【解決手段】 ポリエチレンテレフタレートのエチレン
グリコール成分の10〜70モル%をシクロヘキサンジ
メタノールに置換して成る共重合ポリエステル樹脂と、
共重合ポリエステルより高いガラス転移点を有する樹脂
でガラス転移点が75℃以上である樹脂とからなる混合
シートで、座薬用の包装体のラミネート基材として用い
られシート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱性、成形性に
優れた座薬包装用多層シート、及び成形された包装体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、座薬を充填する為のシート又は成
形されたものは、塩化ビニール樹脂にシーラント層とし
てポリエチレン樹脂をラミネートした物が用いられい
た。しかしながら、昨今の環境問題から塩化ビニール樹
脂代替材の要求が出てきた。代替材として、成形性に優
れた、ポリエチレンテレフタレート樹脂やポリエチレン
テレフタレートのエチレングリコール成分の10〜70
モル%をシクロヘキサンジメタノールに置換して成る共
重合ポリエステル樹脂等があるが、シールにおいて、シ
ール盤に付着しやすくシール盤汚れの原因あるいは設備
トラブルとなり、作業性の低下等の問題がある。特に座
薬用の成形包装機の中には、シートの加熱を経て、成形
・シールを行う部分が一つの金型(成形型とシール板を
兼用)で行っている物が有り、シートが熱板に付着しや
すい構造となっている物がある。この場合シートに、耐
熱性を要求される。また、塩化ビニール樹脂代替材とし
て、成形性に優れた、ポリエチレンテレフタレート樹脂
やポリエチレンテレフタレートのエチレングリコール成
分の10〜70モル%をシクロヘキサンジメタノールに
置換して成る共重合ポリエステル樹脂の最外層に耐熱コ
ートを行った物も考えられるが、コート工程の追加によ
るコストのアップの問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐熱性、成
形性に優れ、成形及びシール時に熱板等に付着せず、機
械適性に適した多層シート及び包装体を提供することを
目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は (1)ポリエチレンテレフタレートのエチレングリコー
ル成分の10〜70モル%をシクロヘキサンジメタノー
ルに置換して成る共重合ポリエステル樹脂と、共重合ポ
リエステルより高いガラス転移点を有する樹脂でガラス
転移点が75℃以上である樹脂とからなる混合シート
で、座薬用の包装体のラミネート基材として用いられる
シート、(2)共重合ポリエステルよりも高いガラス転
移点を有する樹脂が、ポリカーボネート、ポリエチレン
ナフタレートから選ばれた少なくとも1種である第
(1)項記載のシート、(3)共重合ポリエステルより
高いガラス転移点を有する樹脂の配合量が30〜80重
量%である第(1)項又は(2)項記載のシート、
(4)ポリエチレンテレフタレートのエチレングリコー
ル成分の10〜70モル%をシクロヘキサンジメタノー
ルに置換して成る共重合ポリエステル樹脂と、共重合ポ
リエステルより高いガラス転移点を有する樹脂でガラス
転移点が75℃以上である樹脂とからなる混合物層
(A)、ポリエチレンテレフタレートのエチレングリコ
ール成分の10〜70モル%をシクロヘキサンジメタノ
ールに置換して成る共重合ポリエステル樹脂層(B)が
共押し出しで積層されたシートで、座薬用の包装体のラ
ミネート基材として用いられる多層シート、(5)共重
合ポリエステルよりも高いガラス転移点を有する樹脂
が、ポリカーボネート、ポリエチレンナフタレートから
選ばれた少なくとも1種である第(4)項記載の多層シ
ート、(6)共重合ポリエステルより高いガラス転移点
を有する樹脂の配合量が30〜80重量%である第
(4)項又は(5)記載の多層シート。(7)ポリエチ
レンテレフタレートのエチレングリコール成分の10〜
70モル%をシクロヘキサンジメタノールに置換して成
る共重合ポリエステル樹脂と、共重合ポリエステルより
高いガラス転移点を有する樹脂でガラス転移点が75℃
以上である樹脂とからなる混合物層(A)に、シーラン
ト層をラミネートして得られる座薬包装体用多層シー
ト、(8)ポリエチレンテレフタレートのエチレングリ
コール成分の10〜70モル%をシクロヘキサンジメタ
ノールに置換して成る共重合ポリエステル樹脂と、共重
合ポリエステルより高いガラス転移点を有する樹脂でガ
ラス転移点が75℃以上である樹脂とからなる混合物層
(A)、ポリエチレンテレフタレートのエチレングリコ
ール成分の10〜70モル%をシクロヘキサンジメタノ
ールに置換して成る共重合ポリエステル樹脂層(B)の
順に積層されたシートに、シーラント層をラミネートし
て得られる座薬包装体用多層シート、(9)ポリエチレ
ンテレフタレートのエチレングリコール成分の10〜7
0モル%をシクロヘキサンジメタノールに置換して成る
共重合ポリエステル樹脂と、共重合ポリエステルより高
いガラス転移点を有する樹脂でガラス転移点が75℃以
上である樹脂とからなる混合物層(A)、ポリエチレン
テレフタレートのエチレングリコール成分の10〜70
モル%をシクロヘキサンジメタノールに置換して成る共
重合ポリエステル樹脂層(B)、接着層(C)、シーラ
ント層(D)からなり、 A−C−D、又は A−B−C
−Dの順に共押し出しで積層された座薬包装体用多層シ
ート、(10)共重合ポリエステルよりも高いガラス転
移点を有する樹脂が、ポリカーボネート、ポリエチレン
ナフタレートから選ばれた少なくとも1種である第
(7)〜(9)項いずれか記載の座薬包装体用多層シー
ト、(11)共重合ポリエステルより高いガラス転移点
を有する樹脂の配合量が30〜80重量%である第
(7)〜(10)項いずれか記載の座薬包装体用多層シ
ート、(12)第(7)〜(11)項いずれか記載の座
薬包装体用多層シートを用いた座薬包装体、である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の多層シート全体の厚みと
しては、50〜250μmのものが好ましく、更に好ま
しくは110〜150μmである。
【0006】本発明の多層シートの最外層(A)に使用
されるシートは、ポリエチレンテレフタレートのエチレ
ングリコール成分の10〜70モル%をシクロヘキサン
ジメタノールに置換して成る共重合ポリエステル樹脂
と、共重合ポリエステルより高いガラス転移点を有する
樹脂でガラス転移点が75℃以上である樹脂との混合物
からなるシートである。共重合ポリエステルより高いガ
ラス転移点(Tg)を有する樹脂でガラス転移点が75
℃以上である樹脂としては、ポリカーボネート樹脂、ポ
リエチレンナフタレート樹脂が好ましい。ポリカーボネ
ート樹脂は、ホスゲン法(溶剤法)、エステル交換法
(溶融法)等の各種の重合方法により得られた樹脂であ
る。ポリエチレンナフタレート樹脂は、ポリエチレンテ
レフタレートの製造におけるテレフタル酸又はテレフタ
ル酸ジメチルの変わりにナフタレンジカルボン酸又はナ
フタレンジカルボン酸ジメチルに置き換えて製造された
ポリエステルである。共重合ポリエステルより高いガラ
ス転移点を有する樹脂の添加量は、好ましくは30〜8
0重量%である。30重量%未満では、耐熱性、熱板付
着性が悪くなり、80重量%を超えると押し出し加工性
および成形性が悪くなる。
【0007】最外層(A)/接着層(C)/シーラント
層(D)と積層される場合、多層複合シートとしての接
着層としては、特に規定する物ではなく、層間強度とし
ては400g/25mm以上あることが好ましい。また、最外
層(A)/基材層(B)/接着層(C)/シーラント層
(D)と積層される場合、外層の厚みは2μm以上であ
ることが好ましく、外層としては耐熱性を付与するため
に設けているため厚くする必要性はあまりない。
【0008】シーラント層としては、厚みは10〜50
μmが好ましい。開封時のイージーピール性が要求さ
れ、200〜1500g/15mmのシール強度を示すことが
好ましい。シール部の形状にもよるが、200g/15mmよ
り強度が弱いと、座薬を充填した際のしみだしの問題が
発生し、1500g/15mmより強度が強いと開封性が悪く
なる。更に好ましい強度は、600〜900g/15mmであ
る。
【0009】シートとして、隠蔽性を要求される場合が
ある。この場合主構成である、ポリエチレンテレフタレ
ートのエチレングリコール成分の10〜70モル%をシ
クロヘキサンジメタノールに置換して成る共重合ポリエ
ステル樹脂と、共重合ポリエステルより高いガラス転移
点を有する樹脂でガラス転移点が75℃以上である樹脂
とからなる混合物層(A)、又はポリエチレンテレフタ
レートのエチレングリコール成分の10〜70モル%を
シクロヘキサンジメタノールに置換して成る共重合ポリ
エステル樹脂層(B)に着色剤を添加し、隠蔽性を持た
せる。白色の場合は、着色剤として酸化チタン、タルク
等が用いられる。
【0010】
【実施例】以下実施例により本発明を説明するが、これ
は単なる例示であり、本発明はこれに限定するものでは
ない。実施例、及び比較例に使用した層構成は以下の通
りである。 実施例1 A/シーラント層F(ドライラミネート) 実施例2 B/シーラント層F(ドライラミネート) 実施例3 C/シーラント層F(ドライラミネート) 実施例4 D/シーラント層F(ドライラミネート) 実施例5 A/E/シーラント層F(ドライラミネー
ト) 実施例6 B/E/シーラント層F(ドライラミネー
ト) 実施例7 C/E/シーラント層F(ドライラミネー
ト) 実施例8 D/E/シーラント層F(ドライラミネー
ト) 実施例9 A/接着層G/シーラント層F(共押出し
シート) 実施例10 B/接着層G/シーラント層F(共押出し
シート) 実施例11 C/接着層G/シーラント層F(共押出し
シート) 実施例12 D/接着層G/シーラント層F(共押出し
シート) 実施例13 A/E/接着層G/シーラント層F(共押
出しシート) 実施例14 B/E/接着層G/シーラント層F(共押
出しシート) 実施例15 C/E/接着層G/シーラント層F(共押
出しシート) 実施例16 D/E/接着層G/シーラント層F(共押
出しシート) 比較例1 H/シーラント層F(ドライラミネート) 比較例2 E/シーラント層F(ドライラミネート) 比較例3 E/接着層G/シーラント層F(共押出し
シート) 比較例4 I/シーラント層F(ドライラミネート) 比較例5 I/接着層G/シーラント層F(共押出し
シート)
【0011】A:イーストマンケミカル(株)EAST
AR PET−G6763(ポリエチレンテレフタレー
トのエチレングリコール成分の30モル%をシクロヘキ
サンジメタノールに置換した共重合ポリエステル樹脂、
Tg=69℃)/ポリカーボネート樹脂(Tg=120
℃)の配合比、重量比で70/30 B:イーストマンケミカル(株)EASTAR PET
−G6763/ポリカーボネート樹脂(Tg=120
℃)の配合比、重量比で20/80 C:イーストマンケミカル(株)EASTAR PET
−G6763/ポリエチレンナフタレート樹脂(Tg=
120℃)の配合比、重量比で70/30 D:イーストマンケミカル(株)EASTAR PET
−G6763/ポリエチレンナフタレート樹脂(Tg=
120℃)の配合比、重量比で20/80 E:イーストマンケミカル(株)EASTAR PET
−G6763 F:ポリエチレン樹脂 G:酸変性接着性樹脂 H:硬質塩化ビニール樹脂シート 住友ベークライト(株)スミライトVSS−1202−
S I:ポリカーボネート樹脂 住友ダウ(株)カリバー2
00−13
【0012】本実施例及び比較例における評価は下記の
方法で行った。 (1)成形性 圧空成形により成形し、目視により成形品の形状を判定
した。成形型のほぼ同等の形状を示す時を○、形が出て
いない物を×とし、部分的に成形がなされていない場合
を△とした。 (2)熱板付着性(耐熱性) シートのシール面を合わせ、バーシーラーでシールし、
バーシーラーにシートが取られ無い場合を○、取られる
場合(付着した場合)を×とし、取られても(付着して
も)抵抗無くシートが剥がせる場合を△とした。バーシ
ーラーの圧力を3kg/cm2とし、時間を2秒とし、温度に
よる影響を調査した。 (3)シール強度 バーシーラーを使用し、圧力を3kg/cm2とし、時間を2
秒とした場合の、温度による影響を調査した。200〜
1500g/15mmの範囲内の強度を、○とし、それ以外は
×とする。結果を表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、耐熱性、成形性に優
れ、成形及びシール時に熱板等に付着せず、機械適性に
適した多層シート及び包装体が得られる。座薬用包装体
用として最適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 75/26 B65D 75/26 4J002 C08G 63/199 C08G 63/199 4J029 C08J 5/18 CFD C08J 5/18 CFD C08L 67/02 C08L 67/02 69/00 69/00 Fターム(参考) 3E067 AA22 AB82 AC01 BA25A BB14A BB15A BB25A BC03A CA17 ED08 FA01 FC01 3E086 AA22 AB01 AD03 BA02 BA04 BA15 BB41 BB90 CA28 4C076 AA01 BB29 EE10 FF01 4F071 AA45 AA50 AA86 AH04 BB06 BC01 BC12 4F100 AK41A AK42B AK45B AL01A AS00A AS00C BA01 BA03 BA07 BA10A BA10C EH20 GB15 JA05A JL12C YY00A 4J002 CF051 CF061 CF082 CG002 FD090 GB00 GF00 GG02 4J029 AA03 AB07 AC01 AC02 AD07 AE03 AE06 BA03 BD06A BD07A CB06A CC06A

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレンテレフタレートのエチレン
    グリコール成分の10〜70モル%をシクロヘキサンジ
    メタノールに置換して成る共重合ポリエステル樹脂と、
    共重合ポリエステルより高いガラス転移点を有する樹脂
    でガラス転移点が75℃以上である樹脂とからなる混合
    シートで、座薬用の包装体のラミネート基材として用い
    られることを特徴とするシート。
  2. 【請求項2】 共重合ポリエステルよりも高いガラス転
    移点を有する樹脂が、ポリカーボネート、ポリエチレン
    ナフタレートから選ばれた少なくとも1種である請求項
    1記載のシート。
  3. 【請求項3】 共重合ポリエステルより高いガラス転移
    点を有する樹脂の配合量が30〜80重量%である請求
    項1又は2記載のシート。
  4. 【請求項4】 ポリエチレンテレフタレートのエチレン
    グリコール成分の10〜70モル%をシクロヘキサンジ
    メタノールに置換して成る共重合ポリエステル樹脂と、
    共重合ポリエステルより高いガラス転移点を有する樹脂
    でガラス転移点が75℃以上である樹脂とからなる混合
    物層(A)、ポリエチレンテレフタレートのエチレング
    リコール成分の10〜70モル%をシクロヘキサンジメ
    タノールに置換して成る共重合ポリエステル樹脂等層
    (B)が共押し出しで積層されたシートで、座薬用の包
    装体のラミネート基材として用いられる多層シート。
  5. 【請求項5】 共重合ポリエステルよりも高いガラス転
    移点を有する樹脂が、ポリカーボネート、ポリエチレン
    ナフタレートから選ばれた少なくとも1種である請求項
    4記載の多層シート。
  6. 【請求項6】 共重合ポリエステルより高いガラス転移
    点を有する樹脂の配合量が30〜80重量%である請求
    項4又は5記載の多層シート。
  7. 【請求項7】 ポリエチレンテレフタレートのエチレン
    グリコール成分の10〜70モル%をシクロヘキサンジ
    メタノールに置換して成る共重合ポリエステル樹脂と、
    共重合ポリエステルより高いガラス転移点を有する樹脂
    でガラス転移点が75℃以上である樹脂とからなる混合
    物層(A)に、シーラント層をラミネートして得られる
    座薬包装体用多層シート。
  8. 【請求項8】 ポリエチレンテレフタレートのエチレン
    グリコール成分の10〜70モル%をシクロヘキサンジ
    メタノールに置換して成る共重合ポリエステル樹脂と、
    共重合ポリエステルより高いガラス転移点を有する樹脂
    でガラス転移点が75℃以上である樹脂とからなる混合
    物層(A)、ポリエチレンテレフタレートのエチレング
    リコール成分の10〜70モル%をシクロヘキサンジメ
    タノールに置換して成る共重合ポリエステル樹脂層
    (B)の順に積層されたシートに、シーラント層をラミ
    ネートして得られる座薬包装体用多層シート。
  9. 【請求項9】 ポリエチレンテレフタレートのエチレン
    グリコール成分の10〜70モル%をシクロヘキサンジ
    メタノールに置換して成る共重合ポリエステル樹脂と、
    共重合ポリエステルより高いガラス転移点を有する樹脂
    でガラス転移点が75℃以上である樹脂とからなる混合
    物層(A)、ポリエチレンテレフタレートのエチレング
    リコール成分の10〜70モル%をシクロヘキサンジメ
    タノールに置換して成る共重合ポリエステル樹脂層
    (B)、接着層(C)、シーラント層(D)からなり、
    A−C−D、又は A−B−C−Dの順に共押し出しで
    積層された座薬包装体用多層シート。
  10. 【請求項10】 共重合ポリエステルよりも高いガラス
    転移点を有する樹脂が、ポリカーボネート、ポリエチレ
    ンナフタレートから選ばれた少なくとも1種である請求
    項7〜10いずれか記載の座薬包装体用多層シート。
  11. 【請求項11】 共重合ポリエステルより高いガラス転
    移点を有する樹脂の配合量が30〜80重量%である請
    求項7〜10いずれか記載の座薬包装体用多層シート。
  12. 【請求項12】 請求項7〜11いずれか記載の座薬包
    装体用多層シートを用いた座薬包装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006206663A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Kyodo Printing Co Ltd ポリマーアロイ

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