JP2002019732A - 積層カップの剥離方法および剥離装置 - Google Patents

積層カップの剥離方法および剥離装置

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JP2002019732A
JP2002019732A JP2000201534A JP2000201534A JP2002019732A JP 2002019732 A JP2002019732 A JP 2002019732A JP 2000201534 A JP2000201534 A JP 2000201534A JP 2000201534 A JP2000201534 A JP 2000201534A JP 2002019732 A JP2002019732 A JP 2002019732A
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cup
laminated
lamination
cups
nozzle
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JP2000201534A
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English (en)
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Teizo Katsumata
禎三 勝又
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Tatsumi Kogyo KK
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Tatsumi Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密着した積層カップを、人手によらず、しか
も短時間で剥離することが可能な積層カップの剥離方法
および剥離装置を提供する。 【解決手段】 支持板2、エアシリンダ3のピストンロ
ッド3aの先端に設けられた円盤3b、とい状の受け皿
4、及び押さえ板5、とによって画定される拡張空間S
に積層カップ1を保持する。この空間は、積層カップ1
の剥離が進行するにつれて積層軸Lの方向に拡大可能と
する。ノズル14…から加圧気体を各カップ1aの周面
と周面とが重なる間隙に向けて吹きつけることにより、
これらの間隙の間隔を広げて剥離する。この間、ノズル
14…からの気体が積層カップ1の周面全体に当たるよ
うに、支持板2、エアシリンダ3のピストンロッド3a
の先端に設けられた円盤3b、とい状の受け皿4、及び
押さえ板5等の保持手段全体をエアシリンダ13で積層
軸L方向に駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層カップの剥離
方法及び剥離装置に関する。さらに詳しくは、積層して
製造、保管、流通等の取り扱いがされるカップを食品の
仕切等の目的で使用する際に、人手により1枚毎に剥離
する手間を解消する積層カップの剥離方法及び剥離装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミ、紙、複合材料等からなるカップ
は、使い捨てが容易なことから、弁当内の食材の仕切、
菓子類の小分け包装その他の用途に広く用いられてい
る。これらのカップを製造する際は、たとえば厚さ8〜
30μm程度のアルミカップの場合、100〜200枚
程度のアルミ箔を重ね、これらをまとめてカップ状に加
圧成型している。そして、保管、流通等の際にも、その
まま、あるいは成型時の枚数を一組とする積層カップ
を、複数組積層した状態で取り扱われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したカップは、積
層して加圧成型しているので、そのままでは個別のカッ
プとカップとの間の密着度が高い。そのため、従来か
ら、加圧成型時にカップとカップとの間毎に薄紙を挟み
込み、使用時に1枚毎に分離する作業を容易にすること
が行われている。しかし、薄紙はカップを分離した後
は、不要物として廃棄しなければならない。特に弁当の
仕出し屋、菓子製造業等、業務用に多量のカップを使用
する場合には、薄紙の廃棄量も多量となる。これは、廃
棄の手間がかかるだけでなく、環境保全上も望ましくな
い。
【0004】そこで、特に業務用としては、薄紙を挟ま
ず、カップだけを積層した積層カップが用いられてい
る。しかし、当然のことながら、このような積層カップ
は、カップとカップとの密着度が非常に高い。そのた
め、使用時には、積層したカップの僅かな隙間に爪を入
れて、1枚毎に剥離することになる。多量のカップを使
用する場合、その作業に要する時間は膨大なものであ
る。しかも、無理に剥がそうとするとカップ周面の端部
にゆがみや破れをもたらし、菓子等の商品販売用として
は使用できなくなってしまう場合もある。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、密着した積層カップを、人手によ
らず、しかも短時間で剥離することが可能な積層カップ
の剥離方法および剥離装置を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明として、底面と、底面の周囲に立
設されて端部に向かうに従い広がる周面とからなるカッ
プを多数積層した積層カップの剥離方法であって、前記
多数のカップの周面と周面とが重なる間隙に気体を吹き
付けることにより、前記カップの積層間隔を広げる積層
カップの剥離方法を提供する。
【0007】本剥離方法によれば、カップの周面と周面
とが重なる間隙に吹き付けた気体が、カップ周面の端部
から底部にまで行き渡って吹き抜ける。そのため、カッ
プとカップの積層間隔が広がる、すなわち、カップとカ
ップの密着状態を解消して互いを剥離することができ
る。
【0008】また、請求項1の剥離方法を実施するため
の装置を提供する。すなわち、請求項2の発明として、
底面と、底面の周囲に立設されて端部に向かうに従い広
がる周面とからなるカップを多数積層した積層カップの
剥離装置であって、積層軸方向に拡張する積層カップの
拡張空間の周囲に、積層カップを保持する保持手段と、
吹き出し方向が前記多数のカップの周面と周面とが重な
る間隙に向かうノズルとを備え、更にこのノズルに加圧
気体を供給する気体供給手段とを備えることを特徴とす
る積層カップの剥離装置を提供する。
【0009】ここで、「吹き出し方向が前記多数のカッ
プの周面と周面とが重なる間隙に向かう。」とは、ノズ
ルの吹き出し方向が、少なくとも、当該間隙がなす方
向、すなわち各カップの周面がなす角度と平行にカップ
底面の開口側(カップ使用時に上になるカップの内部
側)から底面側(カップ使用時に下になる側)に斜めに
向かう方向成分を有することを意味する。また、「積層
軸」とは、各カップの底面中央を通る軸、すなわち、カ
ップの底面に立てた垂線を意味する。
【0010】本剥離装置によれば、積層カップの保持手
段を有するので、ノズルからの加圧気体により積層カッ
プが吹き飛ばされたりすることがない。また、ノズルと
積層カップとの位置関係を、加圧気体がカップの周面と
周面とが重なる間隙に向かう状態のままに保持すること
ができる。また、保持手段は、拡張空間の周囲に配され
るので、積層カップが剥離の進行につれて積層軸方向に
拡張することに対応することができる。
【0011】本剥離装置のノズルの数と具体的な配置に
特に制限はないが、請求項3に記載の如く、複数のノズ
ルを配置することが望ましい。より望ましくは、この複
数のノズルを、積層軸の周りに偏りなく配置することが
望ましい。「積層軸の周りに偏りなく」とは、たとえ
ば、ノズルが2本の場合には、積層軸の周りの円周上に
180度隔てて配置した状態をいう。また、ノズルが3
本の場合には、積層軸の周りの円周上に各々120度隔
てて配置した状態をいう。また、ノズルが4本の場合に
は、積層軸の周りの円周上に各々90度隔てて配置した
状態や、2本を一対として隣接させたものを各々180
度隔てて配置した状態をいう。なお、各々のノズルは、
必ずしも積層軸に垂直な単一の平面上に位置することを
要しない。このようにノズルを複数、望ましくは偏りな
く配置することにより、積層カップの周方向において剥
離を均等に進めることができる。
【0012】本剥離装置はまた、請求項4に記載の如
く、保持すべき積層カップ全体と前記ノズルとの相対的
な位置関係を、前記積層軸を中心とする回転方向、すな
わち積層カップの周方向に変化させる回転方向駆動手段
を備えるようにすることができる。「相対的な位置関係
を変化させる」ので、回転方向駆動手段による直接的な
駆動対象は積層カップ全体でも、ノズルでもよい。ある
いは、両者を共に駆動しても良い。また、ノズルを駆動
する場合には、積層カップに対する角度を変化させない
ままノズル全体を駆動しても良く、ノズルの基部を基点
として吹き出し口側を首振りさせても良い。
【0013】これにより、ノズルが単数であったり、積
層軸の周りに偏りなく配置されていない場合にも、積層
軸の周囲に剥離を均等に進めることができる。また、複
数のノズルが積層軸の周りに偏りなく配置されている場
合には、積層軸の周囲の剥離をより均等に進めることが
できる。
【0014】本剥離装置はまた、請求項5に記載の如
く、保持すべき積層カップ全体と前記ノズルとの相対的
な位置関係を、前記積層軸方向に変化させる軸方向駆動
手段を備えることが望ましい。「相対的な位置関係を変
化させる」ので、軸方向駆動手段による直接的な駆動対
象は積層カップ全体でも、ノズルでもよい。あるいは、
両者を共に駆動しても良い。また、ノズルを駆動する場
合には、積層カップに対する角度を変化させないままノ
ズル全体を駆動しても良く、ノズルの基部を基点として
吹き出し口側を首振りさせても良い。これにより、多数
のカップ全体の間隙に気体を吹き付けることができると
共に、積層カップ全体が、剥離の進行に応じて積層軸方
向に膨張することにも対応できる。
【0015】本装置はまた、請求項6に記載の如く、ノ
ズルの吹き出し方向が、カップの周面と周面とが重なる
間隙に向かう方向成分だけでなく、積層軸を中心とする
回転方向、すなわち積層カップの周方向の成分を有する
ことが望ましい。この場合、個別のノズルの吹き出し方
向が両者の成分を合成したものであってもよいし、吹き
出し方向が前者の成分のみを有するノズルと、吹き出し
方向が後者の成分のみを有するノズルとを別個に配置し
てもよい。
【0016】これにより、剥離したカップを隣接するカ
ップに対して回転させることができるので、一旦剥離し
たカップが再び密着してしまう事態を回避することがで
きる。すなわち、カップの周面は波型に成型されて、隣
接するカップの周面の波形も同一であるのが通常である
が、回転により、各波型の山と山、谷と谷との位置をず
らすことができる。したがって、回転後の再密着を防ぐ
ことができるものである。
【0017】本装置はまた、請求項7に記載の如く、ノ
ズルの吹き出し口が、前記積層軸を中心とする回転方
向、すなわち積層カップの周方向と略平行な方向に長半
径を有する扁平な形状であることが望ましい。なお、扁
平形状は楕円形状に限定されず、中央が平行なレースト
ラック形状等としてもよい。これにより、積層カップの
狭い間隙に的確に気体を入り込ませることができる。
【0018】本装置の保持手段の具体的構成に特に限定
はないが、たとえば、請求項8に記載の如く、前記積層
軸方向に積層カップを押圧する押圧手段と、前記積層軸
方向に対して垂直な方向の移動を制限する制限部材とを
備えるようにすることができる。この場合、押圧手段に
特に限定はなく、重りの重力、空気圧、バネ等の弾性体
の伸縮圧等を適宜利用できる。また、制限部材の具体的
形状等にも特に限定はないが、ノズルからの気体を妨げ
ないように、たとえば、積層カップの周囲を複数の部材
で囲んだり、筒状の網で囲んだりすることができる。
【0019】また、保持手段を請求項9に記載の如く、
前記積層軸と平行に積層カップを挟持する位置に配置さ
れた複数のブラシとすることもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1ないし図3を参照して説明する。図1は本実施の
形態に係る剥離装置の斜視図で、図1は剥離開始時、図
2は剥離終了時、図3は剥離終了後に積層カップを取り
出した状態を各々示すものである。
【0021】本実施形態の剥離装置において、多数のカ
ップ1a…が積層する積層カップ1は、その積層軸Lを
水平にして、積層カップ1の開口側位置を決める支持板
2、積層カップ1の底面側位置を決めるエアシリンダ3
のピストンロッド3aの先端に設けられた円盤3b、積
層カップ1周面の下方に配置されるとい状の受け皿4、
及び積層カップ1周面の上方に配置される押さえ板5、
とによって画定される積層カップの拡張空間Sに横向き
に保持されるようになっている。
【0022】このとい状の受け皿4は、一片の長方形状
の金属板を、その長辺側両端部を折り曲げることによ
り、一対の傾斜部4aと、これらに挟まれる底部4bと
することにより形成されている。そして、受け皿4の長
軸方向の一端部は支持板2と、他端部は支持板6とに、
各々溶接等により固定されて挟持されている。ピストン
ロッド3aは、支持板6の略中央を貫通し、積層カップ
1の積層軸Lの方向に円盤3bを移動可能としている。
この円盤3bの移動は、後方に調整弁を備えたエアシリ
ンダ3の空気圧により、抵抗を受けるようになってい
る。
【0023】押さえ板5は、つり板7にボルトとナット
からなる一対の調整具8によって垂下されている。そし
て、調整具8を調整することにより積層カップ1の大き
さに合わせて上下方向に押さえ板5の位置調整ができる
ようになっている。また、支持板2,6には、水平な切
り込み9aが入れられた一対のT字金具9が取り付けら
れている。そして、つり板7にはその両端近傍にガイド
板10が固定され、ガイド板10よりも外側に伸張する
つり板7の両端が切り込み9aに挿入されることにより
支持されている。そして、押さえ板5は、ガイド10を
T字金具に対して摺動させつつ、つり板7を切り込み9
aに沿ってスライドさせることによって水平方向に位置
調整できるようになっている。
【0024】これらの積層カップ1を保持するための部
材は全体として、基台12内に収納されたエアシリンダ
13(軸方向駆動手段)により、基台12に対して、図
1における白抜き矢印Aの方向に駆動されるようになっ
ている。
【0025】また、ノズル14…がノズル固定具15…
によって、2本を一組として、基台12の定位置に、先
の拡張空間Sを両側から挟むように固定されている。そ
して、その吹き出し口14a…が積層カップ1の周面近
傍に位置して、積層カップ1の両サイド側からカップ1
a…の周面の勾配に沿い、カップ1a…の底面中央側に
斜め方向に気体を吹き付けることができるようになって
いる。このノズル14…には、いずれも図示しない気体
供給源に接続され、図1における黒塗り矢印の方向から
吹き出し口14a…へ気体が供給されて吹き出すように
なっている。
【0026】この吹き出し口14a…の形状は、積層軸
Lを中心とする回転方向、すなわち積層カップ1の周方
向と略平行な方向に長半径を有する扁平形状となってお
り、たとえば図4(a)に示す略楕円形状や、図4
(b)に示すレーストラックのような形状となってい
る。また、吹き出し口14a…から気体が吹き出す方向
は、カップ1aの周面と隣接する他のカップ1aの周面
とが重なる間隙に向けられている。そして、図1に示す
剥離開始時においては、底面側の最終端にあるカップ1
aの周面端部付近に向けられている。
【0027】本剥離装置によって積層カップを剥離する
場合には、図1の如く積層カップ1を横向きに受け皿4
の上にセットし、ノズル14…より気体を吹き出す。す
ると、吹き出した気体はカップ1aの周面と隣接する他
のカップ1aとの間隙に入り込み積層間隔を広げる。こ
のとき、積層カップ1の積層軸Lに垂直な方向の内、上
下方向は受け皿4の底部4bと押さえ板5とによって押
さえられ、左右方向は受け皿4の傾斜部4aによって押
さえられる。また、積層軸Lの方向、すなわち、水平方
向は支持板2に向かうピストン3の押圧力によって押圧
されている。このように、積層カップ1は拡張空間S内
に保持されるので、吹き出した気体により積層カップ1
全体が装置から飛び出してしまうことはない。すなわ
ち、支持板2及びピストン3とが積層軸L方向に積層カ
ップを押圧する押圧手段として作用し、受け皿4及び押
さえ板5とが、積層軸L方向に対して垂直な移動を制限
する制限部材として作用する。
【0028】積層カップ1は、上記保持部材ごとエアシ
リンダ13によって白抜き矢印Aの方向に徐々に移動す
る。これに対して、ノズル14…の位置は固定されてい
るので、結果的にノズル14…からの気体が当たる位置
は、徐々に積層カップの開口側に移動する。この間に積
層カップ1の各カップの積層間隔は白抜き矢印Bの方向
にビストン3aの押圧力に抗して徐々に広がっていく。
すなわち、積層カップ1が保持される拡張空間は、積層
軸Lの方向に拡大していく。
【0029】そして、最終的に図2の状態に至り剥離が
終了する。この時点でノズル14…からの気体の吹き出
しを中止する。そして、図2における白抜き矢印Cの方
向につり板7をスライドさせると、図3に示す如く押さ
え板5が脇に移動した状態となり、剥離した積層カップ
1を図3の白抜き矢印Dの如く取り出すことができる。
この状態で、新たな積層カップをセットして、ピストン
3a及び押さえ板5の位置、並びにエアシリンダ13の
状態を戻せば、再度図1の状態となり、次の剥離行程を
開始することができる。
【0030】本剥離装置では、たとえば、ノズルの吹き
出し口14a…を0.3mm×4mm、ノズル14…の
吹き出し方向を積層軸Lに対して10度〜80度、気体
の圧力を1〜3Kg/m2とすると、厚さ8〜30μm
のアルミカップを1000枚程度積層した積層カップを
約60秒で剥離することができる。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態を図5な
いし図7を参照して説明する。図5は本実施の形態に係
る剥離装置の斜視図で、図5は剥離開始時、図6は剥離
終了時、図7は剥離終了後に積層カップを取り出した状
態を各々示すものである。
【0032】本実施形態の剥離装置において、多数のカ
ップ1a…が積層する積層カップ1は、その積層軸Lを
鉛直線上に重ね、積層カップ1の下方側にあって積層カ
ップ1の開口側位置を決める支持板22、積層カップ1
の上方側にあって積層カップ1の底面側位置を決める円
盤状押さえ板23a、積層カップ1の周面を四方から抑
える4つのL字金具24、とによって画定される積層カ
ップの拡張空間Sに、開口側を下にして保持されるよう
になっている。
【0033】この支持板22は、略円盤状の板の周周り
に180゜間隔で一対の切り欠き部22a、22aが形
成されたものである。また、L字金具24…は、各々一
片の金属板を折り曲げて取り付け部24aと立設部24
bとすることにより形成されており、各々の取り付け部
24aは、立設部24bを内側に向けて支持板22に溶
接、ねじ止め等により略等間隔に固定されている。ま
た、立設部24b…の端部は、上方に向かうに従い互い
に離間するように曲げられていて、上方から積層カップ
1を出し入れしやすいようになっている。
【0034】支持板22にはさらに、コの字型の取り付
け金具25aの一方の端部(下端部)が溶接、ねじ止め
等により固定されている。この取り付け金具25aの他
方の端部(上端部)には、つり板25bの一方の端部
が、ヒンジ25cによって水平方向に回動可能に取り付
けられている。つり板25bの他端部には軸穴25dが
穿設されており、軸穴25dの上方周囲には軸受け25
eが設けられている。
【0035】円盤状押さえ板23aは、軸棒23bの下
端部に取り付けられている。この軸棒23bは、つり板
25bの軸穴25dを貫通して、軸受け25e内を上下
に、すなわち積層カップ1の積層軸Lの方向(上下方
向)に摺動可能となっている。また、軸棒23bの上端
部には、重り23cが取り付けられている。
【0036】これらの積層カップ1を保持するための部
材は全体として、基台32内に収納されたエアシリンダ
33(軸方向駆動手段)により、基台32に対して、図
5における白抜き矢印Eの方向、すなわち上下方向に駆
動されるようになっている。
【0037】また、ノズル34…がノズル固定具35に
よって、2本を一組として基台32の定位置に固定され
ており、支持板22の切り欠き部を通って、その吹き出
し口34a…が積層カップ1の周面近傍に位置するよう
になっている。このノズル34…には、いずれも図示し
ない気体供給源が接続され、図5における黒塗り矢印の
ように、吹き出し口34a…から気体が吹き出すように
なっている。
【0038】この吹き出し口14a…の形状は、第1の
実施形態と同様に、積層カップ1の周方向に長半径を有
する扁平形状となっている。また、吹き出し口34a…
から気体が吹き出す方向は、積層カップ1の周面と周面
とが重なる間隙に向けられている。そして、図5に示す
剥離開始時においては、底面側の最終端にあるカップの
周面端部付近に向けられている。
【0039】なお、一組のノズル34、34は、図8に
示す如く、吹き出し方向がほぼカップ1aの周面と他の
カップ1aに対し、カップ1a…の底面中央部に向かう
ノズル34αと、先端部を積層カップ1の周方向に沿わ
せて配置したノズル34βのように、異なる吹き出し方
向を有する1組のノズルとして形成することもできる。
【0040】本剥離装置によって積層カップを剥離する
場合には、図5の如く積層カップ1をその底面側を上
に、その開口側を下にしてセットし、ノズル34…より
気体を吹き出す。すると、吹き出した気体はカップ1a
の周面と隣接するカップ1aの周面との間隙に入り込み
積層間隔を広げる。このとき、積層カップ1の積層軸L
に垂直な方向、すなわち水平方向はL字金具24によっ
て押さえられ、積層軸Lの方向、すなわち上下方向は支
持板22に向かって重り23cの重力が円盤状押さえ板
23aを介して与えられる。このように、積層カップ1
は拡張空間S内に保持されるので、吹き出した気体によ
り積層カップ1全体が装置から飛び出してしまうことは
ない。すなわち、支持板22、円盤状押さえ板23a、
軸棒23b及び重り23cとが積層軸L方向に積層カッ
プを押圧する押圧手段として作用し、L字金具24が、
積層軸L方向に対して垂直な移動を制限する制限部材と
して作用する。
【0041】積層カップ1は、上記保持部材ごとエアシ
リンダ33によって図5の白抜き矢印Eの方向(上下方
向)に徐々に移動する。これに対して、ノズル34…の
位置は固定されているので、結果的にノズル34…から
の気体が当たる位置は、徐々に積層カップの開口側に移
動する。この間にカップ1a…の各カップの積層間隔は
図5の白抜き矢印Fの方向に、重り23cの重力に抗し
て徐々に広がっていく。すなわち、積層カップ1が保持
される空間は、積層軸Lの方向、すなわち上下方向に拡
大していく。
【0042】そして、最終的に図6の状態に至り剥離が
終了する。この時点でノズル34…からの気体の吹き出
しを中止する。なお、この気体の吹き出し中止に伴い、
剥離して上方に移動したカップ1a…は若干落下する
が、下方のカップ1a…と緩やかに重なり、初期の密着
状態まで戻ってしまうことはない。そして、図7におけ
る白抜き矢印Gのようにつり板25bを回転させると、
つり板25bが円盤状押さえ板23a等と共に脇に移動
した状態となる。なお、このとき、L字金具24に円盤
状押さえ板23aが接触しないように、軸棒23bを充
分に上方に持ち上げながら回転させるようにする。この
回転後、剥離した積層カップ1を図7の白抜き矢印Hの
如く、上から取り出すことができる。この状態で新たな
積層カップをセットして、つり板25bを円盤状押さえ
板23a等と共に積層カップの上方に戻すと共に、エア
シリンダ33の状態を戻せば、再度図5の状態となり、
次の剥離行程を開始することができる。
【0043】本剥離装置では、たとえば、ノズルの吹き
出し口34a…を0.3mm×4mm、ノズル34…の
吹き出し方向を積層軸Lに対して10度〜80度、気体
の圧力を1〜3Kg/m2とすると、厚さ8〜30μm
のアルミカップを300枚程度積層した積層カップを約
60秒で剥離することができる。
【0044】なお、ノズル34…が図8のように構成さ
れている場合には、積層軸を中心として、剥離したカッ
プ1aを隣接するカップ1aに対して回転させることが
できる。そして、カップ1a…の周面が波形に形成され
ている場合に、回転により、各カップ1aの波型の山と
山、谷と谷との位置をずらすことができる。そのため、
一旦剥離したカップがノズル34…からの気体の吹き出
しを中止した際に落下して、初期の密着状態にまでは至
らずとも再び密着してしまうという可能性を回避するこ
とができる。つまり、緩やかな積層状態をより保ちやす
くするものである。
【0045】次に、本発明の第3の実施の形態を図9を
参照して説明する。図9において、多数のカップ1a…
が積層する積層カップ1は、その積層軸Lを鉛直線上に
重ね、積層カップ1の下方側にあって、積層カップ1の
開口側位置を決める円錐台状の支持台42、積層カップ
1の上方側にあって、積層カップ1の底面側位置を決め
る円盤状押さえ板43a、積層カップ1の側面を四方か
ら抑える4つのガイド44(正面手前側の一つについて
は図示を省略)、とによって画定される積層カップの拡
張空間Sに、開口側を下にして保持されるようになって
いる。
【0046】この支持台42は、その下面中央において
プーリ45の回転軸45aと連結し、プーリ45の回転
と共に積層カップ1の周方向に駆動させられるようにな
っている。また、プーリ45には、ベルト46により図
示しないモータの回転が伝えられるようになっている。
すなわち、これらプーリ45、ベルト46及びモータが
回転方向駆動手段として作用するようになっている。
【0047】48はドーム型の蓋体で、その頂部中央に
は軸穴48aが穿設されている。前記円盤状押さえ板4
3aは、軸棒43bの下端部に取り付けられている。こ
の軸棒43bは、蓋体48の軸穴48aを貫通して上下
に、すなわち積層カップ1の積層軸Lの方向に摺動可能
となっている。また、軸棒43bの上端部には、重り4
3cが取り付けられている。
【0048】また、上下に20mm程度ずらして配置さ
れたノズル54αと54βの2本を一組として、その2
組が蓋体48を貫通して積層カップ1の左右に配置され
ている。これら二組のノズル54α、54βには、いず
れも図示しない気体供給源に接続され、吹き出し口54
a…から気体が吹き出すようになっている。また、各ノ
ズル54α、54βの吹き出し口54a…の形状も、第
1の実施形態と同様に、積層カップ1の周方向に長半径
を有する扁平形状となっている。また、吹き出し口54
a…から気体が吹き出す方向は、カップ1aと他のカッ
プ1aの周面と周面とが重なる間隙に向けられている。
【0049】本剥離装置によって積層カップを剥離する
場合には、図9の如く積層カップ1の底面側を上に、開
口側を下にしてセットし、ノズル54α、54βより気
体を吹き出す。すると、まずノズル54β…から吹き出
した気体が積層カップ1の開口側のカップ1aの周面と
隣接するカップ1aの周面との間隙に入り込み積層間隔
を広げる。すると、底面側のカップ1aの周面の端部
が、ノズル54α…からの気体を受ける位置に達して、
その周面と隣接する他の周面との間隙に気体が入り込
む。すなわち、その間隔が広げられる。そして、ノズル
54β…からの気体により開口側の間隙がさらに広がる
につれて、ノズル54α…からの気体が向かう位置も徐
々に積層カップ1の開口側に向かい、最終的には、カッ
プ1a…の周面と周面との間隙全体の間隔が広げられ
る。
【0050】このとき、積層カップ1の積層軸Lに垂直
な方向、すなわち水平方向はガイド44によって押さえ
られ、積層軸Lの方向、すなわち上下方向は支持台42
に向かって重り43cの重力が円盤状押さえ板43aを
介して与えられる。このように、積層カップ1は拡張空
間S内に保持されるので、吹き出した気体により積層カ
ップ1全体が装置から飛び出してしまうことはない。そ
して、積層カップ1の上下方向の全体長さは、気体の吹
き出しにより重り43cの重力に抗して徐々に伸張する
ので、円盤状押さえ板43aは、積層軸Lに沿って図中
白抜き矢印Iの方向に徐々に移動するようになってい
る。すなわち、支持板42、円盤状押さえ板43a、軸
棒43b及び重り43cとが積層軸L方向に積層カップ
を押圧する押圧手段として作用し、ガイド44が、積層
軸L方向に対して垂直な移動を制限する制限部材として
作用する。
【0051】次に、本発明の第4の実施の形態を図10
を参照して説明する。図10において、多数のカップ1
a…が積層する積層カップ1は、その開口側を上に向け
て、側面を4つの回転ブラシ61…(保持手段)によっ
て四方から挟持されている。積層カップ1は、その各周
面の端部が回転ブラシ61…の歯の間に挟まることによ
り、上下方向の移動も制限されるようになっている。そ
して、この回転ブラシ61…は、図中白抜き矢印Jの方
向にゆっくり回転するようになっていて、積層カップ1
を積層軸Lの方向、すなわち上下方向に移動させる軸方
向駆動手段としても作用するようになっている。
【0052】また、回転ブラシ61…の下端部近傍に、
分離ブラシ62…が180゜間隔で配置されている。分
離ブラシ62…も、回転ブラシ61…と同様に、内側下
向きの回転を与えられており、積層カップ1の下降して
きたカップ1aの周面端部をその歯に挟み込んで引き落
とすようになっている。落下したカップ1aは、ベルト
コンベヤー65により白抜き矢印Kの方向に搬送される
ようになっている。
【0053】また、各回転ブラシ61の間に、ノズル6
4…が斜め下向きの吹き出し方向を持って4本配置され
ている。これらのノズル64…は、いずれも図示しない
気体供給源に接続され、吹き出し口64a…から気体が
吹き出すようになっている。ノズル64…の吹き出し口
64a…の形状も、第1の実施形態と同様に、積層カッ
プ1の周方向に長半径を有する扁平形状となっている。
また、吹き出し口64a…から気体が吹き出す方向は、
カップ1aの周面と隣接するカップ1aの周面とが重な
る間隙に向けられている。
【0054】本剥離装置によって積層カップを剥離する
場合には、積層カップ1を回転ブラシ61…の間にセッ
トし、回転ブラシ61…をゆっくりと回転させつつノズ
ル64…より気体を吹き出す。すると、ノズル64…か
ら吹き出した気体が底面側のカップ1aの周面と隣接す
るカップ1aの周面との間隙に入り込み積層間隔を広げ
る。すると、回転ブラシ61…の回転と相俟って、底面
側のカップ1aの周面が、分離ブラシ62…が当接する
位置まで下降する。そして、分離ブラシ61…の内向き
回転により引き落とされ、下方のベルトコンベアー65
により白抜き矢印Kの方向に搬送される。同様にして、
各カップ1aが、底面側から順次引き落とされて、ベル
トコンベアー65によって搬送される。搬送されたカッ
プ1aは、食材の自動充填装置等に、ベルトコンベアー
に載せたまま導入することも可能である。
【0055】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
積層カップの剥離方法および剥離装置によれば、密着し
た積層カップを、人手によらず、しかも短時間で剥離す
ることが可能となる。また、人手により無理に剥がすた
めに、カップ周面の端部にゆがみや破れをもたらし、商
品価値を落とすおそれもない。従って、積層カップを業
務上使用するに際して、非常に高い利用価値を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る剥離装置に
ついて、剥離開始時の状態を示す斜視図である。
【図2】 同、剥離終了時の状態を示す斜視図である
【図3】 同、積層カップを取り出した状態を示す斜視
図である。
【図4】 同、ノズルの吹き出し口の形状を示す断面図
である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態に係る剥離装置に
ついて、剥離開始時の状態を示す斜視図である。
【図6】 同、剥離終了時の状態を示す斜視図である
【図7】 同、積層カップを取り出した状態を示す斜視
図である。
【図8】 同、ノズルの吹き出し方向が異なる構成を示
すものである。
【図9】 本発明の第3の実施の形態に係る剥離装置に
ついて示す正面図である。
【図10】 本発明の第4の実施の形態に係る剥離装置
について示す(a)は平面図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
1 積層カップ 2 支持板 3 エアシリンダ 4 受け皿 5 押さえ板 13 エアシリンダ 14 ノズル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面と、底面の周囲に立設されて端部に
    向かうに従い広がる周面とからなるカップを多数積層し
    た積層カップの剥離方法であって、前記多数のカップの
    周面と周面とが重なる間隙に気体を吹き付けることによ
    り、前記カップの積層間隔を広げる積層カップの剥離方
    法。
  2. 【請求項2】 底面と、底面の周囲に立設されて端部に
    向かうに従い広がる周面とからなるカップを多数積層し
    た積層カップの剥離装置であって、積層軸方向に拡張す
    る積層カップの拡張空間の周囲に、積層カップを保持す
    る保持手段と、吹き出し方向が前記多数のカップの周面
    と周面とが重なる間隙に向かうノズルとを備え、更にこ
    のノズルに加圧気体を供給する気体供給手段とを備える
    ことを特徴とする積層カップの剥離装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズルが、2以上配置されたことを
    特徴とする請求項2に記載の積層カップの剥離装置。
  4. 【請求項4】 保持すべき積層カップ全体と前記ノズル
    との相対的な位置関係を、前記積層軸を中心とする回転
    方向に変化させる回転方向駆動手段を備えることを特徴
    とする請求項2又は請求項3に記載の積層カップの剥離
    装置。
  5. 【請求項5】 保持すべき積層カップ全体と前記ノズル
    との相対的な位置関係を、前記積層軸方向に変化させる
    軸方向駆動手段を備えることを特徴とする請求項2から
    請求項4の何れかに記載の積層カップの剥離装置。
  6. 【請求項6】 ノズルの吹き出し方向が、前記積層軸を
    中心とする回転方向の成分を有することを特徴とする請
    求項2から請求項5の何れかに記載の積層カップの剥離
    装置。
  7. 【請求項7】 ノズルの吹き出し口が、前記積層軸を中
    心とする回転方向と略平行な方向に長半径を有する扁平
    な形状であることを特徴とする請求項2から請求項6の
    何れかに記載の積層カップの剥離装置。
  8. 【請求項8】 前記保持手段が、前記積層軸方向に積層
    カップを押圧する押圧手段と、前記積層軸方向に対して
    垂直な方向の移動を制限する制限部材とを備えることを
    特徴とする請求項2から請求項7の何れかに記載の積層
    カップの剥離装置。
  9. 【請求項9】 前記保持手段が、前記積層軸と平行に積
    層カップを挟持する位置に配置された複数のブラシであ
    ることを特徴とする請求項2から請求項7の何れかに記
    載の積層カップの剥離装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007194A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Daishin:Kk 積層カップの切り出し方法およびそれを用いたカップ供給装置
JP2011037490A (ja) * 2009-08-12 2011-02-24 Toyo Aluminum Ekco Products Kk 収納容器、充填容器及び充填容器群
JP2014177310A (ja) * 2014-05-28 2014-09-25 Toyo Aluminum Ekco Products Kk 充填容器及び充填容器群
CN110626807A (zh) * 2019-10-09 2019-12-31 苏州西通自动化科技有限公司 一种气缸驱动托盘分离机构
US11046534B2 (en) 2015-08-19 2021-06-29 Conopco, Inc. Apparatus and process for handling food packaging

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