JP2002019475A - 車載エンジンの懸架装置 - Google Patents

車載エンジンの懸架装置

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JP2002019475A
JP2002019475A JP2000206878A JP2000206878A JP2002019475A JP 2002019475 A JP2002019475 A JP 2002019475A JP 2000206878 A JP2000206878 A JP 2000206878A JP 2000206878 A JP2000206878 A JP 2000206878A JP 2002019475 A JP2002019475 A JP 2002019475A
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air
air chamber
passage
vehicle
throttle
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JP2000206878A
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Takanori Tsukamoto
孝徳 塚本
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】マウントの減衰特性およびバネ特性の切換えに
伴う異音やショックの発生を容易に抑制することのでき
る車載エンジンの懸架装置を提供する。 【解決手段】この懸架装置は、マウント30を介してエ
ンジンEを車体Bに懸架する。マウント30は、その内
部にダイヤフラムにて仕切られる空気室を備え、空気の
給排による空気室の容積変化によりその特性が変化す
る。空気室は、VSV20を介して、吸気圧である吸気
連絡通路21と大気圧である大気通路22とに連通され
る。VSV20は、自身のオン/オフ作動により、空気
室に連通されるコモン通路23と、吸気連絡通路21お
よび大気通路22の一方とを選択的に連通する。空気の
流通を制限する絞り機構50をコモン通路23に設け、
コモン通路23を通じた空気室に対する空気の給排を制
限し、マウント30の特性を緩やかに推移させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変の減衰特性お
よびバネ特性を有するマウントを介して車載エンジンを
懸架支持する車載エンジンの懸架装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の懸架装置では、例えば
図9に示すようなマウントを介して、車載エンジンを車
体に懸架支持する。以下、図9を参照して、このマウン
トの構造について説明する。
【0003】図9に示されるように、マウント30は、
有底円筒状に形成されて車体Bに固定される本体ケース
32を備えている。この本体ケース32の内側上部に
は、ゴムなどの弾性体からなる弾性部材39が嵌め込ま
れている。そして、本体ケース32の上部には、この弾
性部材39を介して同本体ケース32に連結された連結
具31が遊動可能に設けられており、この連結具31に
車載エンジン(図示略)が固定される。
【0004】一方、上記本体ケース32の内側底部に
は、シート状のダイヤフラム33aにて仕切られて空気
が充填される圧力室33が設けられている。そして、本
体ケース32の内部において、上記弾性部材39とダイ
ヤフラム33aとの間の空間には、不凍液等の流体が充
填される液室40,41が形成されている。液室40,
41は、本体ケース32の内側に嵌め込まれたゴムなど
の弾性体からなる隔離部材34によって、上下2つに区
画されている。これら2つの液室40および41は、図
示しない小径の通路によって連通されており、両液室4
0,41間を流体が往来可能となっている。
【0005】また、上記2つの液室40,41を区画す
る隔離部材34の上面には、シート状のダイヤフラム3
5が設けられている。このダイヤフラム35は、固定具
36によってその縁部が隔離部材34に固定されてお
り、ダイヤフラム35と隔離部材34の上面との間には
空気室37が形成されている。また、この空気室37に
は、コモン通路23が接続されており、同コモン通路2
3を通じて大気圧とエンジンの吸気通路内の圧力とが選
択的にこの空気室37内に導入される構造となってい
る。すなわち、このマウント30では、空気室37内に
空気が供給(充填)されてその容積が「大きく」なる状
態と、同空気室37内の空気が排出されてその容積が
「0」になる状態とを切換え可能になっており、この容
積の差によって、減衰特性およびバネ特性といったマウ
ント30の特性が切換えられるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうしたマ
ウントを介して車載エンジンを懸架支持する装置にあっ
ては通常、同エンジンの運転状態に基づき適宜切換弁を
操作して、上記空気室37に導入する圧力の選択的な切
換え、すなわちマウントの特性の切換えを行うようにし
ている。このため、この切換時には、上記空気室37の
容積が急速に増大、若しくは減少する。すなわち、上記
ダイアフラム35が急速に変形するようになり、この急
速な変形によって、ダイヤフラム35自体が異音を発し
たり、あるいは同ダイヤフラム35が上記隔離部材34
に勢いよく当接することに起因する異音を発したりする
ことがある。
【0007】また、このときには、マウントの特性が急
速に変化するようにもなるため、この特性変化に伴っ
て、エンジンから車体に伝達される振動成分も急速に変
化する。このため、マウントの特性の切換時には、車両
自体や同車両のステアリングに振動(ショック)が生じ
るおそれもある。
【0008】なお従来、こうした懸架装置としては、例
えば特開平1−109119号公報に記載された装置な
ども知られてはいるが、空気室への空気の給排を切換弁
によって選択的に切換えることでマウントの特性を切換
える構成を採用している以上、こうした不都合は避け難
い。また、たとえその回避が可能であったとしても、マ
ウント自体に複雑な構造が強いられることとなる。
【0009】本発明は、こうした実情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、マウントの減衰特性および
バネ特性の切換えに伴う異音やショックの発生をより簡
易な構成をもって抑制することのできる車載エンジンの
懸架装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下、上記目的を達成す
るための手段およびその作用効果について記載する。先
ず、請求項1記載の発明では、弾性部材にて仕切られた
空気室に対する切換弁の切換え操作に基づく空気の給排
によって同空気室の容積が変化し減衰特性およびバネ特
性が変化するマウントを介して車載エンジンを懸架する
車載エンジンの懸架装置において、前記空気室に対する
空気の給排路の少なくとも一方に、空気の流通を制限す
る絞り機構を設けたことをその要旨とする。
【0011】上記構成によれば、空気の流通を制限する
絞り機構といった簡易な構成を給排路の少なくとも一方
に設けることにより、空気室への空気の供給および空気
室からの空気の排出のうち少なくとも一方における空気
の流通が制限されるようになる。このため、マウントの
特性の切換えに際し、空気室の容積を緩やかに変化させ
ることができ、空気室を仕切る弾性部材の急速な変形
や、マウントの特性の急速な変化を抑制することができ
るようになる。従って、マウントの減衰特性およびバネ
特性の切換えに伴う異音やショックの発生をより簡易な
構成をもって抑制することができるようになる。
【0012】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の車載エンジンの懸架装置において、前記空気の給
排路のうち、空気の供給を行う通路は、前記空気室を大
気に開放する大気通路であり、空気の排出を行う通路
は、同空気室を前記エンジンの吸気通路に連通せしめる
吸気連絡通路であり、前記切換弁は、前記空気室に接続
されたコモン通路とこれら大気通路および吸気連絡通路
との連通を切換えるものであることをその要旨とする。
【0013】上記構成によれば、これら大気通路および
吸気連絡通路の少なくとも一方に、若しくはコモン通路
に絞り機構を設けることにより、上記請求項1に記載し
た効果を奏することができるようになる。
【0014】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の車載エンジンの懸架装置において、前記絞り機構
が、前記コモン通路に配設されてなることをその要旨と
する。上記構成によれば、コモン通路を通じて行われ
る、空気室への空気の供給および同空気室からの空気の
排出の双方について、空気の流通を制限することができ
るようになる。しかも、こうした構成を、絞り機構を1
つのみ設けることで実現することができ、大気通路と吸
気連絡通路とに各別に絞り機構を設ける場合と比較し
て、より簡易な構成になる。
【0015】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の車載エンジンの懸架装置において、前記絞り機構
は、前記切換弁側から前記空気室側への空気の流通を阻
止するとともに前記空気室側から前記切換弁側への空気
の流通を許容する第1の逆止弁と、逆に前記空気室側か
ら前記切換弁側への空気の流通を阻止するとともに前記
切換弁側から前記空気室側への空気の流通を許容する第
2の逆止弁と、前記第2の逆止弁によって許容される前
記切換弁側から前記空気室側への空気の流通を制限する
第1の絞りと、前記第1の逆止弁によって許容される前
記空気室側から前記切換弁側への空気の流通を制限する
第2の絞りとを備えて構成されることをその要旨とす
る。
【0016】上記構成では、絞り機構は、第1および第
2の逆止弁の作動態様の変化によって、空気が空気室側
から切換弁側に流通するときには、第2の絞りによりそ
の流通を制限し、その一方、空気が切換弁側から空気室
側に流通するときには、第1の絞りによりその流通を制
限する。請求項4記載の発明の構成によれば、こうした
絞り機構を請求項3記載の発明に適用することで、請求
項3記載の発明の効果を奏することができるようにな
る。
【0017】また、請求項5記載の発明は、請求項3記
載の車載エンジンの懸架装置において、前記絞り機構
は、前記空気室側から前記切換弁側への空気の流通を阻
止するとともに前記切換弁側から前記空気室側への空気
の流通を許容する逆止弁と、前記切換弁側から前記空気
室側への空気の流通を制限する第1の絞りと、前記逆止
弁によって許容される前記空気室側から前記切換弁側へ
の空気の流通を制限する第2の絞りとを備えて構成され
ることをその要旨とする。
【0018】上記構成では、絞り機構は、逆止弁の作動
態様の変化によって、空気が空気室側から切換弁側に流
通する際には、第2の絞りによりその流通を制限し、そ
の一方、空気が切換弁側から空気室側に流通する際に
は、第1および第2の絞りによりその流通を制限する。
請求項5記載の発明の構成によれば、こうした絞り機構
を請求項3記載の発明に適用することで、上記請求項3
に記載した効果を奏することができるようになる。
【0019】また、請求項6記載の発明は、請求項4又
は5記載の車載エンジンの懸架装置において、前記第1
および第2の絞りは、前記マウントの所望とされる減衰
特性およびバネ特性の推移に応じて、その絞り度合いが
各別に設定されてなることをその要旨とする。
【0020】上記構成によれば、第1および第2の絞り
の絞り度合を各別に設定したために、空気の流通の制限
を、空気が空気室側から切換弁側に流通するときと、空
気が切換弁側から空気室側に流通するときとで異ならし
めることができる。従って、マウントの特性を切換える
際に、その推移に適したかたちで切換速度を設定するこ
とができるようになる。
【0021】また、請求項7記載の発明は、請求項3記
載の車載エンジンの懸架装置において、前記絞り機構
は、前記空気の給排を制限する単一の絞りを備えて構成
されることをその要旨とする。
【0022】上記構成によれば、1つの絞りにて構成さ
れる絞り機構を請求項3記載の発明に適用することで、
より簡易な構成にて上記請求項3に記載した効果を奏す
ることができるようになる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる車載エンジ
ンの懸架装置を具体化した一実施の形態について詳細に
説明する。
【0024】なお、本実施の形態の懸架装置に適用され
るマウントは、前述した従来の懸架装置のものと同一の
構成のものを想定しており、その重複する説明は割愛す
る。先ず、本実施の形態の懸架装置の適用対象となるエ
ンジンの構成について図1に基づき説明する。
【0025】図1は、本実施の形態の懸架装置によって
車体に懸架支持されるエンジンの模式構造を示すもので
ある。同図1に示すように、エンジンEの吸気通路10
には、スロットルバルブ11が設けられている。このス
ロットルバルブ11は、アクセルペダル17によって直
接、あるいは電子スロットルとして間接に開度調節さ
れ、この開度調節により、同エンジンEのアイドル運転
時も含めて、エンジンEに吸入される空気の量(吸入空
気量)が調量される。
【0026】また、吸気通路10のスロットルバルブ1
1の下流側には、燃料を噴射するインジェクタ15が設
けられており、同インジェクタ15にて噴射される燃料
は、上記空気の吸入に伴ってエンジンEの燃焼室内に吸
入されるようになる。
【0027】電子制御装置24は、エンジンEの運転状
態に基づいて、上記インジェクタ15等を制御してい
る。なお、電子制御装置24は、エンジンEや車体Bに
設けられた各種センサの検出結果に基づいて同エンジン
Eの運転状態を検出している。
【0028】すなわち、機関出力軸であるクランクシャ
フト18の近傍にはエンジンEの回転速度を検出する回
転速度センサS01が設けられており、その検出信号
は、電子制御装置24に入力されている。
【0029】また、電子制御装置24には、車速センサ
S02およびアクセル開度センサS03の出力信号も入
力されている。電子制御装置24は、車速センサS02
の出力信号からそのときの車速を、アクセル開度センサ
S03の出力信号からアクセルペダル17の踏み込み量
を検出する。
【0030】エンジンEは、同図1に示すように、複数
の(同図1では2つの)マウント30を介して車体Bに
懸架支持されている。そして、このマウント30の前記
空気室37に接続されたコモン通路23は、同通路23
の空気流量を制限する絞り機構50を介して、切換弁
(VSV)20に接続されている。このVSV20は、
更に吸気連絡通路21および大気通路22によって、吸
気通路10のスロットルバルブ11の下流側および上流
側にそれぞれ接続されている。吸気通路10において上
記大気通路22が接続された部分の内圧は大気圧となっ
ている。一方、吸気通路10において上記吸気連絡通路
21が接続された部分の内圧は、同スロットルバルブ1
1が絞られることによって、大気圧よりも低い圧力(吸
気圧)となっている。また、吸気連絡通路21には、圧
力タンク21aが設けられている。
【0031】また、VSV20は、電磁ソレノイドを備
えており、同電磁ソレノイドに対する印加電圧の有無に
応じてオン/オフ作動する。そして、このオン/オフ作
動に応じて、上記コモン通路23に対し吸気連絡通路2
1および大気通路22のいずれか一方を選択的に連通さ
せる。
【0032】次に、図1および先の図9を参照して、上
記マウント30の動作を説明する。上記VSV20で
は、電磁ソレノイドに対して電圧が印可されたとき、す
なわちVSV20がオン作動したときに、コモン通路2
3と吸気連絡通路21とが連通されるようになる。この
とき、マウント30の空気室37からは、スロットルバ
ルブ11の下流側の吸気圧によって空気が排出され、そ
の容積が縮小するようになる。
【0033】一方、VSV20の電磁ソレノイドに対す
る電圧の印加が停止されたとき、すなわちVSV20が
オフ作動したときには、コモン通路23と大気通路22
とが連通される。このとき、マウント30の空気室37
には、スロットルバルブ11の上流側の大気圧によって
空気が供給され、その容積が拡大するようになる。な
お、このVSV20のオン/オフ作動、すなわち上記電
磁ソレノイドに対する印加電圧の有無は、上記電子制御
装置24によって制御されている。
【0034】ちなみに、エンジンEの振動は、上記連結
具31を通じてマウント30に入力される。こうして入
力された振動によって連結具31に連結された弾性部材
39が変形すると、隔離部材34の上側に形成された液
室40の容積が変化し、各液室40,41内に充填され
た流体が上記小径の通路を通じて往来するようになる。
そして、こうした圧力室33や隔離部材34、弾性部材
39などの変形や各液室40,41内に充填された流体
の流動を通じて、エンジンEから車体Bへの振動の伝達
が抑制されるようになる。
【0035】なお、減衰特性およびバネ特性といったマ
ウント30の特性は、上記空気室37に対する空気の給
排に基づきその容積を変更することで切換えられる。ち
なみに、本実施の形態のマウント30では、VSV20
をオン作動した状態に保持することで、空気室37の容
積は「0」となり、マウント30は緩衝材としてハード
に(固く)なる。また、同VSV20をオフ作動した状
態に保持することで、空気室37の容積は「最大」とな
り、マウント30は緩衝材としてソフトに(柔らかく)
なる。
【0036】次に、電子制御装置24による上記VSV
20の具体的な駆動制御態様について説明する。この駆
動制御に際しては先ず、エンジンEの回転速度や車速、
アクセルペダル17の踏み込み量といった車両の運転状
態に基づいて、車両がアイドル運転状態にあるか否かが
判断される。
【0037】そして、車両がアイドル運転状態にはな
い、すなわち走行状態にあると判断されるときには、V
SV20がオン作動した状態に保持され、マウント30
は「ハード」な特性に設定される。一方、車両がアイド
ル運転状態にあると判断されるときには、VSV20が
オフ作動した状態に保持され、マウント30は「ソフ
ト」な特性に設定される。このようにマウント30の緩
衝材としての特性を、走行状態にあるときと、アイドル
運転状態にあるときとで切換えることで、これら各運転
状態における車体Bへの振動伝達を適切に抑制すること
ができるようになる。
【0038】本実施の形態の懸架装置では、上記コモン
通路23に絞り機構50を設けることにより、こうした
マウント30の特性の切換えを緩やかに行うようにして
いる。
【0039】図2に、こうした絞り機構50の模式構造
を示し、以下、図2を参照して、この絞り機構50の構
造を説明する。同図2に示されるように、この絞り機構
50は、その内部が、通路23aを通じて上記VSV2
0に連通されるとともに、通路23bを通じて上記空気
室37に連通されるケース51を備えている。なお、こ
れら両通路23a,23bによって上記コモン通路23
は構成されている。
【0040】また、上記ケース51内には、同ケース5
1内を3つの圧力室(空気室37側から圧力室R1,R
2,R3)に仕切る隔壁52,55がそれぞれ設けられ
ている。
【0041】そして、上記隔壁52には、圧力室R1と
R2とを連通する連通孔53が設けられている。また、
この連通孔53には、逆止弁53aが設けられている。
なお、この逆止弁53aは、上記圧力室R1内の圧力を
P1、圧力室R2内の圧力をP2とすると、・P1>P
2(条件a1)となるときには、閉弁して上記連通孔5
3を塞ぎ、圧力室R1から圧力室R2への空気の流通を
禁止する。・P1<P2(条件b1)となるときには、
開弁して上記連通孔53を開放し、圧力室R2から圧力
室R1への空気の流通を許容する。といった態様にて開
閉する。
【0042】また、同隔壁52には、上記連通孔53と
は別に、上記条件(a1)が満たされ、逆止弁53aが
閉弁されているときでも、圧力室R1から圧力室R2へ
の空気の流通を制限しつつ許容する絞り54が設けられ
ている。
【0043】一方、上記隔壁55には、圧力室R2とR
3とを連通する連通孔56が設けられている。また、こ
の連通孔56には、逆止弁56aが設けられている。な
お、この逆止弁56aは、上記圧力室R3内の圧力をP
3とすると、・P2>P3(条件a2)となるときに
は、開弁して上記連通孔56を開放し、圧力室R2から
圧力室R3への空気の流通を許容する。・P2<P3
(条件b2)となるときには、閉弁して上記連通孔56
を塞ぎ、圧力室R1から圧力室R2への空気の流通を禁
止する。といった態様にて開閉する。
【0044】また、同隔壁55には、上記連通孔56と
は別に、上記条件(b2)が満たされ、逆止弁56aが
閉弁されているときでも、圧力室R3から圧力室R2へ
の空気の流通を制限しつつ許容する絞り57が設けられ
ている。なお、この絞り57には、上記絞り54と比較
して、空気の流通に対する絞り度合いの小さいものが適
用される。
【0045】図3は、本実施の形態の懸架装置における
マウント30の特性切換態様についてその具体例を示し
たものであり、以下、この図3を併せ参照して、マウン
ト30の特性がどのように推移するかを詳述する。
【0046】さて、車両がアイドル運転状態にあるとき
には、上記VSV20がオフ作動した状態に保持され
て、上記空気室37の容積が「最大」になっており、マ
ウント30は「ソフト」な特性に設定されている(同図
4中のタイミングt1以前)。
【0047】そして、車両が走行状態にあると判断され
るようになると、VSV20がオン作動し、上記空気室
37内の空気が吸気通路10内に排出されるようになる
(同図3中のタイミングt1)。このとき、上記絞り機
構50の各圧力室R1〜R3内の圧力P1〜P3が、
「P1>P2>P3」となるために、上記条件(a1)
および(a2)が満たされ、各逆止弁53a,56aは
これら各条件に応じた開閉状態(図2の一点鎖線部参
照)となる。その結果、絞り54によって排出量を制限
されつつ、連通孔56および絞り57を通じて、空気が
上記空気室37内から排出されるようになる(図3中の
タイミングt1〜t2)。このため、絞り機構50が設
けられない場合(同図3中の線L1参照)と比較して、
マウント30の特性が緩やかに変化するようになる。
【0048】その後、上記空気室37内の空気量が
「0」になると、マウント30の特性は所望の「ハー
ド」な特性にて安定するようになる(同図3中のタイミ
ングt2〜t3)。
【0049】そして、車両が再びアイドル運転状態にあ
ると判断されるようになると、VSV20がオフ作動
し、上記空気室37内に空気が供給されるようになる
(同図3中のタイミングt3)。このとき、上記絞り機
構50の各圧力室R1〜R3内の圧力P1〜P3が、
「P1<P2<P3」となるために、同絞り機構50
は、上記条件(b1)および(b2)が満たされ、各逆
止弁53a,56aはこれら各条件に応じた開閉状態
(図2の実線部参照)となる。その結果、絞り57によ
って供給量を制限されつつ、絞り54および連通孔53
を通じて、空気が上記空気室37内に供給されるように
なる(図3中のタイミングt3〜t4)。このため、こ
の場合にも、絞り機構50が設けられない場合(同図3
中の線L2参照)と比較して、マウント30の特性が緩
やかに変化するようになる。
【0050】その後、上記空気室37の容積が最大にな
ると、マウント30の特性は所望の「ソフト」な特性に
て安定するようになる(同図3中のタイミングt4以
降)。ここで、上記絞り57は、上記絞り54と比較し
て、その空気の流通に対する絞り度合いが小さいものが
適用されているために、上記マウント30が「ソフト」
な特性から「ハード」な特性に移行する時間(同図3中
の時間T1)と比較して、「ハード」な特性から「ソフ
ト」な特性に移行する時間(同図3中の時間T2)が短
くなる。
【0051】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、以下に記載する効果が得られるようになる。 (1)絞り機構50を設けて、空気室37への空気の供
給、および同空気室37からの空気の排出に際して、空
気の流通を制限しつつ許容するようにしたために、マウ
ント30の特性の切換えに際し、空気室37の容積を緩
やかに変化させることができ、空気室37を仕切るダイ
ヤフラム35の急速な変形や、マウント30の特性の急
速な変化を抑制することができるようになる。従って、
マウントの減衰特性およびバネ特性の切換えに伴う異音
やショックの発生をより簡易な構成をもって抑制するこ
とができるようになる。
【0052】(2)また、絞り機構50を、コモン通路
23に設けるようにしたために、同コモン通路23を通
じて行われる、空気室37からの空気の供給および同空
気室37からの空気の排出の双方について、空気の流通
を制限しつつ許容することができる。しかも、こうした
構成を、絞り機構を1つのみ設けることで実現すること
ができ、吸気連絡通路21と大気通路22とに各別に絞
り機構を設ける場合と比較して、より簡易な構成にな
る。
【0053】(3)空気が空気室37内から排出される
ときには、絞り54によってその流通を制限しつつ許容
し、その一方、空気が空気室37内に供給されるときに
は、絞り57によりその流通を制限しつつ許容するよう
にした。更に、これら絞り57および絞り54の空気の
流通に対する絞り度合を、それぞれ異なるものを用いる
ようにした。このため、これら空気の給排に際し、空気
の流通を各別に制限することができるようになり、マウ
ント30の特性を切換える際に、「ハード」から「ソフ
ト」へ、また「ソフト」から「ハード」へといった推移
に適したかたちで、その切換速度を各別に設定すること
ができるようになる。
【0054】なお、上記実施の形態は、以下のように変
更して実施することもできる。 ・上記実施の形態では、車両が走行状態にあるときとア
イドル運転状態にあるときとで、VSV20のオン/オ
フ作動を切換えて、マウント30の特性を切換えるよう
にしたが、この切換えのトリガとなる車両の運転状態は
任意である。
【0055】・上記実施の形態では、絞り57の空気の
流通の流通に対する絞り度合いが、絞り54と比較して
小さくなるように設定したが、これとは逆に、絞り54
の絞り度合いが小さくなるように設定してもよい。要
は、マウントの所望とされる特性の推移に適したかたち
で、これら絞り度合いを各別に設定する構成であればよ
い。
【0056】・上記絞り機構50に代えて、例えば図4
に示すように、ケース61内に空気室37とVSV20
との間の空気の流通を遮蔽するかたちで隔壁62,65
を設け、第1および第2の絞り54,57はこの隔壁6
2に並列に設けられ、第1の逆止弁53aは第2の絞り
57に直列に設けられ、第2の逆止弁56aは第1の絞
り54に直列に設けられるといった内部構造を有する絞
り機構60を採用するようにしてもよい。こうした構成
によっても、上記実施の形態に準じた作用効果を奏する
ことができる。
【0057】・あるいは、例えば図5に示すように、ケ
ース71内に空気室37とVSV20との間の空気の流
通を遮蔽するかたちで隔壁72を設け、第1および第2
の逆止弁53a,56aはこの隔壁72に並列に設けら
れ、第1の絞り54は第2の逆止弁56aに直列に設け
られ、第2の絞り57は第1の逆止弁53aに直列に設
けられるといった内部構造を有する絞り機構70を採用
するようにしてもよい。こうした構成によっても、上記
実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0058】・上記絞り機構50に代えて、例えば図6
に示すように、ケース81内に空気室37とVSV20
との間の空気の流通を遮蔽するかたちで隔壁82を設
け、逆止弁53aおよび第2の絞り57はこの隔壁82
に並列に設けられ、第1の絞り54は逆止弁53aに直
列に設けられるといった内部構造を有する絞り機構80
を採用するようにしてもよい。こうした構成によれば、
2つの逆止弁を備える上記実施の形態の懸架装置と比較
して、逆止弁を1つのみ設けるといったより簡易な構成
にて上記実施の形態に準じた作用効果を奏することがで
きるようになる。
【0059】・あるいは、例えば図7に示すように、ケ
ース91内に空気室37とVSV20との間の空気の流
通を遮蔽するかたちで隔壁92を設け、第1および第2
の絞り54,57はこの隔壁92に並列に設けられ、逆
止弁56aは第1の絞り54に直列に設けられるといっ
た内部構造を有する絞り機構90を採用するようにして
もよい。
【0060】・上記絞り機構50に代えて、例えば図8
に示すように、ケース101内に空気室37とVSV2
0との間の空気の流通を遮蔽するかたちで隔壁102を
設け、絞り54はこの隔壁102に設けられるといった
内部構造を有する絞り機構100を採用するようにして
もよい。こうした構成によれば、空気室37に対する空
気の給排において、その流通の絞り度合が同一になると
はいえ、絞りを1つのみ設けるといったより簡易な構成
にて上記(1),(2)に記載した効果を奏することが
できるようになる。
【0061】・上記実施の形態では、コモン通路23に
絞り機構50を設けるようにしたが、これに代えて、吸
気連絡通路21や大気通路22に絞り機構を設けるよう
にしてもよい。
【0062】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は、次のような各種の技術思想をも含むも
のであることを付記しておく。 (1)前記絞り機構は、前記空気の流通方向に直列に配
設された2つの隔壁を有し、前記第1の逆止弁および前
記第1の絞りはそれら隔壁の一方に並列に設けられ、前
記第2の逆止弁および前記第2の絞りは同隔壁の他方に
並列に設けられる請求項4または6記載の車載エンジン
の懸架装置。
【0063】(2)前記絞り機構は、前記空気の流通を
遮蔽するかたちで隔壁を有し、前記第1および第2の絞
りはこの隔壁に並列に設けられ、前記第1の逆止弁は前
記第2の絞りに直列に設けられ、前記第2の逆止弁は前
記第1の絞りに直列に設けられる請求項4または6記載
の車載エンジンの懸架装置。
【0064】(3)前記絞り機構は、前記空気の流通を
遮蔽するかたちで隔壁を有し、前記第1および第2の逆
止弁はこの隔壁に並列に設けられ、前記第1の絞りは前
記第2の逆止弁に直列に設けられ、前記第2の絞りは前
記第1の逆止弁に直列に設けられる請求項4または6記
載の車載エンジンの懸架装置。
【0065】(4)前記絞り機構は、前記空気の流通を
遮蔽するかたちで隔壁を有し、前記逆止弁および前記第
2の絞りはこの隔壁に並列に設けられ、前記第1の絞り
は前記逆止弁に直列に設けられる請求項5または6記載
の車載エンジンの懸架装置。
【0066】(5)前記絞り機構は、前記空気の流通を
遮蔽するかたちで隔壁を有し、前記第1および第2の絞
りはこの隔壁に並列に設けられ、前記逆止弁は前記第1
の絞りに直列に設けられる請求項5または6記載の車載
エンジンの懸架装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる車載エンジンの懸架装置の概略
構成図。
【図2】同実施の形態にかかる絞り機構の内部構造を示
す断面図。
【図3】同実施の形態にかかるマウントの特性切換態様
を示すタイミングチャート。
【図4】本発明にかかる車載エンジンの懸架装置の他の
実施の形態についてその絞り機構の内部構造を示す断面
図。
【図5】本発明にかかる車載エンジンの懸架装置の他の
実施の形態についてその絞り機構の内部構造を示す断面
図。
【図6】本発明にかかる車載エンジンの懸架装置の他の
実施の形態についてその絞り機構の内部構造を示す断面
図。
【図7】本発明にかかる車載エンジンの懸架装置の他の
実施の形態についてその絞り機構の内部構造を示す断面
図。
【図8】本発明にかかる車載エンジンの懸架装置の他の
実施の形態についてその絞り機構の内部構造を示す断面
図。
【図9】同実施の形態にかかるマウントの内部構造を示
す断面図。
【符号の説明】
10…吸気通路、11…スロットルバルブ、15…イン
ジェクタ、17…アクセルペダル、18…クランクシャ
フト、20…切換弁(VSV)、21…吸気連絡通路、
21a…圧力タンク、22…大気通路、23…コモン通
路、23a,23b…通路、24…電子制御装置、30
…マウント、31…連結具、32…本体ケース、33…
圧力室、33a…ダイヤフラム、34…隔離部材、35
…ダイヤフラム、36…固定具、37…空気室、39…
弾性部材、40,41…液室、50…絞り機構、51…
ケース、52…隔壁、53…連通孔、53a…逆止弁、
54…絞り、55…隔壁、56…連通孔、56a…逆止
弁、57…絞り、S01…回転速度センサ、S02…車
速センサ、S03…アクセル開度センサ、B…車体、E
…エンジン、R1,R2,R3…圧力室。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性部材にて仕切られた空気室に対する切
    換弁の切換え操作に基づく空気の給排によって同空気室
    の容積が変化し減衰特性およびバネ特性が変化するマウ
    ントを介して車載エンジンを懸架する車載エンジンの懸
    架装置において、 前記空気室に対する空気の給排路の少なくとも一方に、
    空気の流通を制限する絞り機構を設けたことを特徴とす
    る車載エンジンの懸架装置。
  2. 【請求項2】前記空気の給排路のうち、空気の供給を行
    う通路は、前記空気室を大気に開放する大気通路であ
    り、空気の排出を行う通路は、同空気室を前記エンジン
    の吸気通路に連通せしめる吸気連絡通路であり、前記切
    換弁は、前記空気室に接続されたコモン通路とこれら大
    気通路および吸気連絡通路との連通を切換えるものであ
    る請求項1記載の車載エンジンの懸架装置。
  3. 【請求項3】前記絞り機構が、前記コモン通路に配設さ
    れてなる請求項2記載の車載エンジンの懸架装置。
  4. 【請求項4】前記絞り機構は、前記切換弁側から前記空
    気室側への空気の流通を阻止するとともに前記空気室側
    から前記切換弁側への空気の流通を許容する第1の逆止
    弁と、逆に前記空気室側から前記切換弁側への空気の流
    通を阻止するとともに前記切換弁側から前記空気室側へ
    の空気の流通を許容する第2の逆止弁と、前記第2の逆
    止弁によって許容される前記切換弁側から前記空気室側
    への空気の流通を制限する第1の絞りと、前記第1の逆
    止弁によって許容される前記空気室側から前記切換弁側
    への空気の流通を制限する第2の絞りとを備えて構成さ
    れる請求項3記載の車載エンジンの懸架装置。
  5. 【請求項5】前記絞り機構は、前記空気室側から前記切
    換弁側への空気の流通を阻止するとともに前記切換弁側
    から前記空気室側への空気の流通を許容する逆止弁と、
    前記逆止弁によって許容される前記切換弁側から前記空
    気室側への空気の流通を制限する第1の絞りと、前記空
    気室側から前記切換弁側への空気の流通を制限する第2
    の絞りとを備えて構成される請求項3記載の車載エンジ
    ンの懸架装置。
  6. 【請求項6】前記第1および第2の絞りは、前記マウン
    トの所望とされる減衰特性およびバネ特性の推移に応じ
    て、その絞り度合いが各別に設定されてなる請求項4ま
    たは5記載の車載エンジンの懸架装置。
  7. 【請求項7】前記絞り機構は、前記空気の給排を制限す
    る単一の絞りを備えて構成される請求項3記載の車載エ
    ンジンの懸架装置。
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