JP5240042B2 - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両等に搭載される内燃機関の吸気装置に関する。
車両に搭載される内燃機関(以下、エンジンともいう)の吸気装置においては、インレットダクトから取り込んだ空気(外気)をエアクリーナによって浄化した後、この空気を吸気通路及びインテークマニホールドを経て各気筒内(燃焼室内)に導入するようにしている。
車両に搭載されるエンジンにおいては、吸気通路の入口から吸気音が外部へ洩れる。このような吸気音は、車両の高速走行時にはさほど問題にはならないが、エンジン排気音等が小さい低速走行時には問題となる場合がある。
こうした吸気音の低減と吸気圧損低減とを両立した2系統吸気システムが提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。2系統吸気システムの一例を図6に示す。
この例の2系統吸気システムでは、高速側インレットダクト(高速側吸気導入路)621及び低速側インレットダクト(低速側吸気導入路)622の2系統のインレットダクトをエアクリーナ603に接続している。高速側インレットダクト621には開閉バルブ623と、この開閉バルブ623を駆動する負圧式アクチュエータ(例えばダイヤフラム式)624と、バキュームスイッチングバルブ(以下、VSVともいう)640とを設けている。また、インテークマニホールド602aの内部にバキューム配管651を通じて連通するバキュームタンク650をエアクリーナ603の筐体外部に設けるとともに、そのバキュームタンク650とVSV640とをバキューム配管625にて接続し、さらにVSV640と負圧式アクチュエータ624とをバキューム配管626にて接続している。
そして、この図6に示す2系統吸気システムでは、市街地などの低速走行時において、VSV640をOFF(閉)に制御し、高速側インレットダクト621の開閉バルブ623を閉じることにより、2系統のインレットダクト621,622のうち、低速側インレットダクト22から吸入された外気のみがエアクリーナ603に導入され、吸気管(吸気通路)602、スロットルバルブ605、及び、インテークマニホールド602aを通過してエンジンの燃焼室に供給される。このように低速走行時には高速側インレットダクト621を閉じることにより、外部に洩れる吸気音を低減することができる。また、高速走行時には、VSV640をON(開)とし(負圧式アクチュエータ623への負圧導入)、高速側インレットダクト621の開閉バルブ623を開くことによって、2系統のインレットダクト621,622の両方から外気をエアクリーナ603に導入することで、吸気圧損を低減してエンジン出力性能の向上を図っている。
特開平11−093785号公報 特開2000−045894号公報 特開2007−309230号公報 特開平10−331663号公報
ところで、従来の2系統吸気システムでは、高速側吸気導入路の開閉を行う開閉バルブの駆動のために、バキュームタンク、バルブ開閉用のVSV及び負圧式アクチュエータを設けており、それらバキュームタンク、バルブ開閉用のVSV及び負圧式アクチュエータがコストアップや質量増加を招く要因となっている。
本発明はそのような実情を考慮してなされたもので、高速側吸気導入路及び低速側吸気導入路の2系統の吸気導入路を備えた内燃機関の吸気装置において、コストの低減化を図ることを目的とする。
本発明は、高速側吸気導入路及び低速側吸気導入路の2系統の吸気導入路を備えた内燃機関の吸気装置において、前記内燃機関がアクティブコントロールマウント(ACM)によって支持されており、前記アクティブコントロールマウント用のバキュームスイッチングバルブ(VSV)を用いて、前記高速側吸気導入路の開閉(閉鎖または開放)を制御する開閉制御手段を備えていることを技術的特徴としている
この発明によれば、ACMのVSVを高速側吸気導入路の開閉制御に共用し、バキュームタンクの負圧を利用して高速側吸気導入路の開閉を行うことができるので、従来の2系統吸気システムにおいて必要であった開閉バルブ用のVSVを廃止することができる。これによってコスト及び質量の低減化を図ることができる。この発明において、VSVを設けた負圧通路に負圧の脈動を低減するためのサージタンクを設けておいてもよい。
燃機関の吸気装置の構成例を示す概略構成図である。 本発明の内燃機関の吸気装置の一例を示す概略構成図である。 燃機関の吸気装置の構成例を示す概略構成図である。 内燃機関(エンジン)を支持するアクティブコントロールマウントの構造を示す縦断面図である。 図4の吸気装置に設けるサージタンクを模式的に示す図である。 従来の2系統吸気システムの一例を示す概略構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1は内燃機関(エンジン)の吸気装置の構成例を示す概略構成図である。
−エンジン−
図1に示すエンジン1は例えば多気筒ガソリンエンジンである。エンジン1には、出力軸であるクランクシャフトの回転数を検出するエンジン回転数センサ11、及び、エンジン水温(冷却水温)を検出する水温センサ12が配置されている。
エンジン1の燃焼室には吸気通路2が接続されている。吸気通路2の一部はインテークマニホールド2a及び吸気ポート(図示せず)によって構成されている。
吸気通路2には、吸気流れの上流側から順に、エアクリーナ3、エアフロメータ4、及び、エンジン1の吸入空気量を調整するための電子制御式のスロットルバルブ5などが配置されている。スロットルバルブ5はスロットルモータ6によって駆動される。
エアクリーナ3には、高速側インレットダクト(高速側吸気導入路)21、及び、この高速側インレットダクト21の途中から分岐した低速側インレットダクト(低速側吸気導入路)22の2系統のインレットダクトが接続されている。
高速側インレットダクト21には開閉バルブ23が設けられている。開閉バルブ23は高速側インレットダクト21を閉鎖または開放するバルブであって、負圧式アクチュエータ24によって開閉駆動される。
負圧式アクチュエータ24は、ダイヤフラム24aによって区画された負圧室24bと大気圧室24cとを備えている。大気圧室24cは外部に連通している。負圧室24bには、後述するバルブ用バキューム配管(ホース)25が接続されており、このバルブ用バキューム配管25を介して負圧が負圧室24bに作用すると、ダイヤフラム24aが作動して開閉バルブ23が開く。これによって高速側インレットダクト21及び低速側インレットダクト22の両方からの吸気がエアクリーナ3に供給される。なお、後述するエゼクタVSV50が閉じているときには開閉バルブ23は閉鎖状態となり、低速側インレットダクト22からの吸気のみがエアクリーナ3に供給される。エアクリーナ3に供給された吸入空気は吸気通路2を通じてエンジン1の燃焼室内に導入される。
スロットルバルブ5は運転者のアクセルペダル操作とは独立してスロットル開度を電子的に制御することが可能であり、その開度(スロットル開度)はスロットル開度センサ7によって検出される。スロットルバルブ5のスロットル開度はECU(Electronic Control Unit)101によって駆動制御される。
具体的には、エンジン回転数、及び、アクセルペダル踏み込み量(アクセル開度)などのエンジン1の運転状態に応じた最適な吸入空気量(目標吸気量)が得られるようにスロットルバルブ5のスロットル開度を制御している。より詳細には、スロットル開度センサ7を用いてスロットルバルブ5の実際のスロットル開度を検出し、その実スロットル開度が、上記目標吸気量が得られるスロットル開度(目標スロットル開度)に一致するようにスロットルバルブ5のスロットルモータ6をフィードバック制御している。
以上のエンジン1は車両に搭載される。車両にはブレーキ装置30及びエゼクタシステム40が装備されている。これらブレーキ装置30及びエゼクタシステム40について説明する。
−ブレーキ装置−
ブレーキ装置30は、ブレーキペダル31、ブレーキブースタ(負圧作動装置)32、マスタシリンダ33、及び、ホイルシリンダ(図示せず)などによって構成されている。運転者が車輪の回転を制動するために操作するブレーキペダル31は、ブレーキブースタ32の入力ロッド(図示せず)と連結されている。ブレーキブースタ32は、ペダル踏力に対して所定の倍力比でアシスト力を発生させる装置であって、マスタシリンダ33側に負圧室(図示せず)が設けられている。
ブレーキブースタ32の負圧室には、インテークマニホールド2aの内部に連通するメインバキューム配管(ホース)30aが接続されており、そのメインバキューム配管30aの負圧室への接続部に逆止弁35が設けられている。この逆止弁35は、インテークマニホールド2aの負圧(吸気管負圧)の絶対値が、ブレーキブースタ32の負圧室の負圧(絶対値)よりも大きい場合に開く。これによってブレーキブースタ32の負圧室に負圧が蓄積される。
ブレーキブースタ32には、図示はしないが出力ロッドを備えており、その出力ロッドがマスタシリンダ33の入力軸(図示せず)に連結されている。マスタシリンダ33は、ペダル踏力に加えてアシスト力を得たブレーキブースタ32からの作用力に応じて油圧を発生させる。マスタシリンダ33は、油圧回路を介して各車輪のディスクブレーキ機構(図示せず)に設けられたホイルシリンダの夫々に接続されており、ホイルシリンダはマスタシリンダ33から供給された油圧で制動力を発生させる。
−エゼクタシステム−
エゼクタシステム40は、スロットルバルブ5よりも下流側(吸気流れの下流側)に配設したインテークマニホールド2aから取り出す負圧(吸気管負圧)よりもさらに大きな負圧を発生させてブレーキブースタ32の負圧室に導くためのシステムである。
エゼクタシステム40はエゼクタ41を備えている。エゼクタ41には流入口41a、流出口41b及び負圧通路41cが設けられている。エゼクタ41の内部にはディフューザ42が配設されている。ディフューザ42は、先細テーパ部42a、末広テーパ部42b、及び、これら先細テーパ部42aと末広テーパ部42bとの間の負圧取出部42cによって構成されている。ディフューザ42の先細テーパ部42aは流入口41aに対向しており、末広テーパ部42bは流出口41bに対向している。
エゼクタ41の流入口41aは、エアクリーナ3とスロットルバルブ5との間の吸気通路2の内部にエア配管(ホース)40aを通じて連通している。エア配管40aにはエゼクタVSV(バキュームスイッチングバルブ)50が設けられている。
エゼクタVSV50は、その内部に設けられた電磁ソレノイドへの印加電圧に応じて作動する。エゼクタVSV50の電磁ソレノイドへの印加電圧(VSV駆動電圧)はECU101によってデューティ制御される。
エゼクタ41の流出口41bは、エア配管(ホース)40b及び上記したメインバキューム配管30aを通じてインテークマニホールド2aの内部に連通している。
エゼクタ41の負圧通路41cはサブバキューム配管(ホース)30bを介してブレーキブースタ32の負圧室に接続されている。サブバキューム配管30bのブレーキブースタ32の負圧室への接続部には逆止弁36が設けられている。この逆止弁36は、エゼクタ41の負圧通路41cの負圧(絶対値)が、ブレーキブースタ32の負圧室の負圧(絶対値)よりも大きい場合に開く。これによってブレーキブースタ32の負圧室に負圧が蓄積される。
以上のエゼクタ41において、エゼクタVSV50が開くと、流入口(ノズル)41aからディフューザ42内部に吸気(空気)が噴出する。この噴出した空気はディフューザ42内部を通過して流出口41bからエア配管40bに流出する。このとき、ディフューザ42内部において高速噴流が生起されることにより、ベンチュリー効果で負圧取出部42cに大きな負圧が発生する。この負圧は負圧通路41cからサブバキューム配管30bを介してブレーキブースタ32の負圧室に導かれる。このようなエゼクタ41の機能により、ブレーキブースタ32は、インテークマニホールド2aから取り出す場合よりも大きな負圧を得ることができる。
−ECU−
ECU101は、CPU、ROM、RAM及びバックアップRAMなどを備えている。ROMには、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が記憶されている。CPUは、ROMに記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。また、RAMはCPUでの演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAMはエンジン1の停止時にその保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。
ECU101には、エンジン回転数センサ11、水温センサ12、吸入空気量を検出するエアフロメータ4、スロットル開度センサ7、及び、ブレーキペダル31に対する踏力(ブレーキ踏力)を検出するブレーキセンサ37などの各種センサが接続されている。また、ECU101には、スロットルモータ6及びエゼクタVSV50などが接続されている。
−実施形態1の特徴的構成−
以上の吸気通路2、2系統のインレットダクト21,22、開閉バルブ23、負圧式アクチュエータ24、エゼクタシステム40、及び、ECU101などによって吸気装置100が構成されている。そして、この例の吸気装置100においては、エゼクタシステム40のエゼクタ41及びエゼクタVSV50を用いて、高速側インレットダクト21の開閉バルブ23を開閉制御することにより、高速側インレットダクト21を閉鎖または開放する点に特徴がある。
具体的には、図1に示すように、高速側インレットダクト21の開閉バルブ23を駆動する負圧式アクチュエータ24に負圧を導くためのバルブ用バキューム配管25を、ブレーキ装置30とエゼクタシステム40との間のサブバキューム配管30bに接続し、エゼクタVSV50が開いたときに、エゼクタシステム40で発生した負圧を負圧式アクチュエータ24に導いて開閉バルブ23を開くようにしている。その具体的な制御動作について以下に説明する。下記の制御動作においてエゼクタVSV50の開閉制御はECU101によって実行される。
なお、以上の開閉バルブ23、負圧式アクチュエータ24、バルブ用バキューム配管25、エゼクタシステム40(エゼクタVSV50)、及び、ECU101などによって、本発明の「開閉制御手段」が構成されている。
−制御動作説明−
まず、エゼクタシステム40は、冷間時のアイドル運転時のみブレーキ装置30のサポートとして作動する。つまり、冷間時のアイドル運転時には、エゼクタVSV50を開いてエゼクタ41で発生する負圧をサブバキューム配管30bを介してブレーキブースタ32の負圧室に導くことにより、インテークマニホールド2aの負圧(吸気管負圧)よりも大きな負圧をブレーキブースタ32の負圧室に作用させてブレーキ負圧を確保する。
ここで、従来の2系統吸気システム(図6参照)では、冷間時のアイドル運転時には、開閉バルブ用のVSVをOFF(閉)に制御して高速側インレットダクトを閉じている。これに対し、この例では、エゼクタVSV50を高速側インレットダクト21の開閉バルブ23の開閉制御に共用しているため、冷間時のアイドル運転時にはエゼクタVSV50が開状態になる。エゼクタVSV50が開状態(ON状態)になると、負圧式アクチュエータ24に負圧が作用して、高速側インレットダクト21の開閉バルブ23が開いて、高速側インレットダクト21が開放状態となるが、アイドル運転時には吸入空気量が少ないので、吸気音には影響が及ぶことはない。
また、この例では、冷間時のアイドル運転時にエゼクタシステム40で発生した負圧の一部を開閉バルブ23の駆動に用いることになるが、バルブ用バキューム配管25の容積及び負圧式アクチュエータ24の負圧室24bの容積が小さいので、ブレーキ負圧への影響は少ない
次に、中低速走行時(例えば、エンジン回転数が3600rpm未満)には、エゼクタVSV50を閉状態に制御する。これにより高速側インレットダクト21の開閉バルブ23も閉状態となるので、低速側インレットダクト22からの吸気のみがエアクリーナ3に供給される。
そして、高車速・高負荷時(例えば、エンジン回転数が3600rpm以上で、スロットル開度が30°以上)には、エゼクタVSV50を開状態(デューティ:100%)に制御して、エゼクタシステム40で発生した負圧を負圧式アクチュエータ24に導く。これによって開閉バルブ23が開いて高速側インレットダクト21が開放され、高速側インレットダクト21及び低速側インレットダクト22両方から外気がエアクリーナ3に供給される。
ここで、高車速・高負荷時にエゼクタVSV50を開くと、エアフロメータ4を通過した後の吸入空気の一部がエゼクタ41側にバイパスするが、そのバイパスした吸入空気はインテークマニホールド2aを通過した後にエンジン1の燃焼室内に流入するので問題はない。なお、エゼクタ41側への吸入空気のバイパスによる影響が懸念される場合は、スロットル開度と吸入空気量との関係を適合し直せばよい。
以上のように、この例では、エゼクタVSV50を高速側インレットダクト21の開閉バルブ23の開閉制御に共用し、エゼクタシステム40で発生した負圧を利用して高速側インレットダクト21の開閉バルブ23を開閉制御しているので、従来の2系統吸気システムにおいて必要であった開閉バルブ用のVSV及びバキュームタンク(例えば、図6に示すVSV640及びバキュームタンク650)を廃止することができる。これによってコスト及び質量の低減化を図ることができる。
[実施形態2]
図2は本発明の内燃機関(エンジン)の吸気装置の例を示す概略構成図である。
この例の吸気装置200は、上記した[実施形態1]に対し、負圧式アクチュエータ24をサブバキューム配管30bに接続するバルブ用バキューム配管25に替えて、負圧式アクチュエータ24をブレーキブースタ32の負圧室に接続するバルブ用バキューム配管(ホース)225を設けるとともに、そのバルブ用バキューム配管225にバルブ用VSV250を設けた点が相違する。それ以外の構成は、上記した[実施形態1]と同じである。
なお、バルブ用VSV250は、その内部に設けられた電磁ソレノイドへの印加電圧に応じて開閉作動する。バルブ用VSV250の電磁ソレノイドへの印加電圧(VSV駆動電圧)はECU201によって制御される。
この例においても、エゼクタシステム40は、上記した[実施形態1]と同様に、冷間時のアイドル運転時のみブレーキ装置30のサポートとして作動する。つまり、冷間時のアイドル運転時には、エゼクタVSV50を開いてエゼクタ41で発生する負圧をサブバキューム配管30bを介してブレーキブースタ32の負圧室に導くことにより、インテークマニホールド2aの負圧(吸気管負圧)よりも大きな負圧(絶対値)をブレーキブースタ32の負圧室に作用させてブレーキ負圧を確保する。
ただし、この例では、冷間時のアイドル運転時には、バルブ用VSV250を閉じ、高速側インレットダクト21の開閉バルブ23を閉じることにより、低速側インレットダクト22からの吸気のみをエアクリーナ3に供給する。
次に、中低速走行時(例えば、エンジン回転数が3600rpm未満)には、エゼクタVSV50を閉じる。さらに、バルブ用VSV250を閉状態(開閉バルブ23を閉状態)として、低速側インレットダクト22からの吸気のみをエアクリーナ3に供給する。
そして、高車速・高負荷時(例えば、エンジン回転数が3600rpm以上で、スロットル開度が30°以上)には、エゼクタVSV50を閉状態(OFF)に制御する一方、バルブ用VSV250を開いて、ブレーキブースタ32の負圧室と負圧式アクチュエータ24の負圧室24bとを連通させて、負圧を負圧式アクチュエータ24の負圧室24bに導く。これによって、開閉バルブ23が開いて高速側インレットダクト21が開放され、高速側インレットダクト21及び低速側インレットダクト22の両方から外気がエアクリーナ3に供給される。
なお、以上のエゼクタVSV50及びバルブ用VSV250の開閉制御はECU201によって実行される。
この例によれば、ブレーキブースタ32の負圧室の負圧を利用して、高速側インレットダクト21の開閉バルブ23の開閉制御を行っているので、従来の2系統吸気システムにおいて必要であったバキュームタンク(例えば、図6に示すバキュームタンク650)を廃止することができる。これによってコスト及び質量の低減化を図ることができる。
[実施形態3]
図3は内燃機関(エンジン)の吸気装置の他の構成例を示す概略構成図である。
エンジン1は例えば多気筒ガソリンエンジンである。エンジン1の燃焼室には吸気通路302が接続されている。吸気通路302の一部はインテークマニホールド302a及び吸気ポート(図示せず)によって構成されている。
吸気通路302にはエアクリーナ303が接続されている。また、吸気通路302にはエンジン1の吸入空気量を調整するための電子制御式のスロットルバルブ305などが配置されている。なお、スロットルバルブ305の構成・駆動制御等は上記した[実施形態1]と基本的に同じであるので、その説明は省略する。
エアクリーナ303には、高速側インレットダクト(高速側吸気導入路)321、及び、この高速側インレットダクト321の途中から分岐した低速側インレットダクト(低速側吸気導入路)322の2系統のインレットダクトが接続されている。
高速側インレットダクト321には開閉バルブ323が設けられている。開閉バルブ323は、高速側インレットダクト321を閉鎖または開放するバルブであって、負圧式アクチュエータ(ダイヤフラム式)324によって開閉駆動される。
負圧式アクチュエータ324は、上記した[実施形態1]と基本的に同じであるので、その説明は省略する。負圧式アクチュエータ324の負圧室には、後述するバルブ用バキューム配管(ホース)325が接続されており、このバルブ用バキューム配管325を介して負圧式アクチュエータ324に負圧が作用すると、負圧式アクチュエータ324が作動(ダイヤフラムが作動)して開閉バルブ323が開き、これによって高速側インレットダクト321及び低速側インレットダクト322の両方からの吸気がエアクリーナ303に供給される。なお、後述するACM用VSV340が閉じているときには開閉バルブ323は閉鎖状態となり、低速側インレットダクト322からの吸気のみがエアクリーナ303に供給される。エアクリーナ303に供給された吸入空気は吸気通路302を通じてエンジン1の燃焼室内に導入される。
エンジン1はACM(アクティブコントロールマウント)360によって支持されている。ACM360は、図4に示すように、車体Bに固定される筒状の本体ケース361、及び、エンジン1(図3参照)に連結される上部カバー362を備えている。これら本体ケース361及び上部カバー362は、ゴムなどの弾性体からなる弾性部材363を介して連結されており、その内部には、ゴムなどの弾性体からなる隔離部材364によって上下2つに区画された液室365,366が形成されている。これら2つの液室365,366の内部には、オイルなどの液体がそれぞれ充填されており、図示しない小径の通路を通じて両液室365,366間の上記液体の流通が許容されている。
隔離部材364の上面には、シート状の弾性部材からなるダイヤフラム367が設けられており、それら隔離部材364とダイヤフラム367との間には、空気が導入される空気室368が形成されている。この空気室368は、給排通路370を通じてACM用VSV340(図3)に接続されている。
ACM用VSV340には、図3に示すように、負圧通路(バキュームホース)341及び大気圧通路(エアホース)342が接続されている。負圧通路341は、バキュームタンク350及び負圧通路(バキュームホース)351を介して、吸気通路302のインテークマニホールド302aに接続されている。また、大気圧通路342は、吸気通路302のスロットルバルブ305の上流側のエアクリーナ303に接続されている。エアクリーナ303に流れる空気は大気圧となっており、インテークマニホールド302a内を流れる空気はスロットルバルブ305によって絞られることで負圧となっている。
バキュームタンク350はエアクリーナ303の筐体303aに組み付けられている。バキュームタンク350への負圧通路351の接続部には、逆止弁352が設けられている。この逆止弁352は、インテークマニホールド302aの負圧(吸気管負圧)の絶対値が、バキュームタンク350の負圧(絶対値)よりも大きい場合に開く。これによってバキュームタンク350に負圧が蓄積される。
ACM用VSV340は、その内部に設けられた電磁ソレノイドへの印加電圧に応じて作動して、負圧通路341及び大気圧通路342のいずれかを上記給排通路370に対して選択的に連通する。こうした電磁ソレノイドへの印加電圧(VSV駆動電圧)は、ECU301によってデューティ制御される。
そして、このACM用VSV340によって、給排通路370に負圧通路341が連通されたときには、ACM360の空気室368内の圧力が吸気通路302のスロットルバルブ305の下流側の内圧と等しくなるまで、空気室368内から空気が排出されるようになる。一方、給排通路370に大気圧通路342が連通されたときには、ACM360の空気室368内の圧力がスロットルバルブ305の上流側の内圧と等しくなるまで、空気室368内に空気が供給されるようになる。そして、こうしたACM360の空気室368に対する空気の給排によって同空気室368の容積が変化する。
このACM360では、空気室368の容積変化を通じて、その静的な制振特性つまりACM360のばね特性や減衰特性などを可変とすることができるようになっている。例えば、ACM用VSV340によって給排通路370と負圧通路341とを連通させた状態(ON状態)を保持することで、ACM360の空気室368の圧力(空気室内圧)は吸気負圧まで低下して、同空気室368の容積は最小となる。このときのACM360は緩衝材として最もハードに(固く)なる。
また、ACM用VSV340によって給排通路370と大気圧通路342とを連通させた状態(OFF状態)を保持することで、上記空気室20の内圧は大気圧まで高められ、同空気室368の容積は最大となる。このときのACM360は緩衝材として最もソフトに(柔らかく)なる。そして、こうしたACM360の静的な制振特性を調整する、いわゆるセミアクティブ方式のACM制御を行うことで、エンジン1の運転状態等の変化に伴う振動の発生態様の変化に応じて、車体B及びエンジン1間の振動伝達を適切に抑制できるようになる。
例えば、エンジン1の高速運転時には、ACM用VSV340によって給排通路370と大気圧通路342とを連通させた状態(OFF状態)を保持し、ACM360を緩衝材として最もソフトな状態としている。また、エンジン1の中低速運転時には、ACM用VSV340によって給排通路370と負圧通路341とを連通させた状態(ON状態)を保持し、ACM360を緩衝材として最もハードな状態としている。
−実施形態3の特徴的構成−
以上の吸気通路302、2系統のインレットダクト321,322、開閉バルブ323、負圧式アクチュエータ324、ACM用VSV340、及び、ECU301などによって吸気装置300が構成されている。そして、この例の吸気装置300においては、ACM用VSV340を用いて、バキュームタンク350の負圧を利用して、高速側インレットダクト321の開閉バルブ323を開閉制御することにより、高速側インレットダクト321を閉鎖または開放する点に特徴がある。
具体的には、図3に示すように、高速側インレットダクト321の開閉バルブ323を駆動する負圧式アクチュエータ324に負圧を導くためのバルブ用バキューム配管325を、ACM360とACM用VSV340との間の給排通路370に接続し、ACM用VSV340のON制御(給排通路370を負圧通路341に接続)により、バキュームタンク350の負圧の一部を負圧式アクチュエータ324に導いて開閉バルブ323が開くようにしている。その具体的な制御動作について以下に説明する。なお、下記の制御動作においてACM用VSV340のON/OFF制御はECU301によって実行される。
この例において、アイドル運転時には、ACM用VSV340をON状態に制御してバキュームタンク350の負圧をACM360及び負圧式アクチュエータ324に導く。
ここで、従来の2系統吸気システムでは、アイドル運転時には高速側インレットダクトを閉じている。これに対し、この例では、ACM用VSV340を高速側インレットダクト321の開閉バルブ323の開閉制御に共用しているので、アイドル運転時にACM用VSV340がON状態(給排通路370を負圧通路341に接続)となって負圧式アクチュエータ324に負圧が作用する。これにより、高速側インレットダクト321の開閉バルブ323が開いて、高速側インレットダクト321が開放状態となるが、アイドル運転時には吸入空気量が少ないので、吸気音には影響が及ぶことはない。
次に、中低速走行時(例えば、エンジン回転数が3600rpm未満)には、ACM用VSV340をOFF状態に制御する(給排通路370を大気圧通路342に接続)。これにより高速側インレットダクト321の開閉バルブ323も閉状態となるので、低速側インレットダクト322からの吸気のみがエアクリーナ303に供給される。
そして、高車速・高負荷時(例えば、エンジン回転数が3600rpm以上で、スロットル開度が30°以上)には、ACM用VSV340をON状態(デューティ:100%)に制御して、バキュームタンク350の負圧を負圧式アクチュエータ324に導く。これによって開閉バルブ323が開いて高速側インレットダクト321が開放され、高速側インレットダクト321及び低速側インレットダクト322両方から外気がエアクリーナ303に供給される。
なお、高車速・高負荷時にACM用VSV340をONに制御すると、ACM360の空気室368の圧力が低下して、ACM360の沈み込みによるショックが発生するが、高車速・高負荷時(高速回転時)では、そのようなショックが発生しても、運転者らが気づくことがないので問題にはならない。
以上のように、この例では、ACM用VSV340を高速側インレットダクト321の開閉バルブ323の開閉制御に共用し、バキュームタンク350の負圧を利用して高速側インレットダクト321の開閉バルブ323を開閉制御しているので、従来の2系統吸気システムにおいて必要であった開閉バルブ用のVSV(例えば、図6に示すVSV640)を廃止することができる。これによってコスト及び質量の低減化を図ることができる。
なお、ACM360の制御では、アイドル運転時において、エンジン振動やその振動に応じて、ACM用VSV340のON/OFFを繰り返すことにより制振振動を発生させてエンジン振動の車体への伝達を低減するという制御が実行されている。このため、開閉バルブ323に開閉ハンチングが発生し、アイドル運転時に開閉バルブ323の耐久性の低下やバルブ開閉時の騒音発生が懸念される。
この対策として、図3に示す負圧通路341のX箇所に、図5に示すようなサージタンク380を設けておく。このようなサージタンク380を設けておくと、ACM用VSV340のON/OFFの繰り返しにより発生する負圧の振動(脈動)をなますことができ、開閉バルブ323の開閉ハンチングを抑制することができる。また、サージタンク380を設けておくと、上記した高車速・高負荷時におけるACM360の沈み込みによるショックを抑制することも可能になる。
なお、このようなサージタンクは、上記した[実施形態1]のバルブ用バキューム配管25や[実施形態2]のバルブ用バキューム配管225に設けておいてもよい。
ここで、この例では、開閉バルブ323、負圧式アクチュエータ324、バルブ用バキューム配管325、バキュームタンク350、ACM用VSV340、及び、ECU301などによって、本発明の「開閉制御手段」が構成されている。
−他の実施形態−
以上の例では、ガソリンエンジンの吸気装置に本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限られることなく、ディーゼルエンジン等の他のエンジンの吸気装置にも適用可能である。
本発明は、車両等に搭載される内燃機関(エンジン)の吸気装置に利用可能であり、さらに詳しくは、高速側吸気導入路及び低速側吸気導入路の2系統の吸気導入路を備えた吸気装置に利用することができる。
1 エンジン
2 吸気通路
2a インテークマニホールド
21 高速側インレットダクト(高速側吸気導入路)
22 低速側インレットダクト(低速側吸気導入路)
23 開閉バルブ
24 負圧式アクチュエータ
25 バルブ用バキューム配管
3 エアクリーナ
30 ブレーキ装置
32 ブレーキブースタ
40 エゼクタシステム
41 エゼクタ
50 エゼクタVSV
101 ECU
340 ACM用VSV
360 ACM

Claims (2)

  1. 高速側吸気導入路及び低速側吸気導入路の2系統の吸気導入路を備えた内燃機関の吸気装置において、
    前記内燃機関がアクティブコントロールマウントによって支持されており、前記アクティブコントロールマウント用のバキュームスイッチングバルブを用いて、前記高速側吸気導入路の開閉を制御する開閉制御手段を備えていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の吸気装置において、
    前記バキュームスイッチングバルブを設けた負圧通路にサージタンクが設けられていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
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