JP2002019218A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
マルヘッドとの圧接ラインが互いに平行に保たれるよう
にする。 【解決手段】 プラテン3を取り付けた収納部カバー7
を矢示K方向に回動するように、またサーマルヘッド4
を取り付けた揺動カバー17を矢示M方向に回動するよ
うにそれぞれフレーム1に取り付け、その収納部カバー
7を支持する軸8と、揺動カバー17を支持する軸の各
回動支点の向きを、収納部カバー7と揺動カバー17が
閉じ位置から全開までの全ての回動位置で、常にプラテ
ン3とサーマルヘッド4との圧接ラインLptとLst
の平行が互いに保たれる方向にする。
Description
ーム内に設けた用紙収納部に収納して印字を行うプリン
タに関する。
紙をフレーム内に設けた用紙収納部に収納し、その巻き
終り側から所定量ずつ繰り出してそこにプラテンとサー
マルヘッドとにより印字を行ってそれをフレームの外部
に排出するようにしたものがある。
示すように、ロール紙40をフレーム46内の用紙収納
部41に収納して印字が可能な状態にするためには、用
紙収納部41の上部に開閉可能に設けている収納部カバ
ー42を開いて、用紙収納部41にロール紙40をセッ
トする。
若干引き出してプラテン44とサーマルヘッド45との
間に印字可能な状態にセットした後、矢示Bのロール紙
の繰り出し方向に対して直交する矢示J方向に収納部カ
バー42を閉じる。そして、図10に実線で示すように
左方側の退避位置に後退させておいたピールローラユニ
ット43を、同図に仮想線で示す所定のセット位置まで
スライドさせる。なお、収納部カバー42を閉じた位置
では、図11に示すように収納部カバー42に一体に形
成されている鉤状のフック47が、フレーム46側に形
成されている凸部48に係合してロックされる。
うな従来のプリンタの場合には、収納部カバー42がロ
ール紙40の繰り出し方向に対して直交する図11の矢
示J方向に開閉する構成であるため、図示のように収納
部カバー42を閉じた状態では、プラテン44のサーマ
ルヘッド45との圧接ラインLptが、サーマルヘッド
45側の圧接ラインとなる発熱ライン45aに対して平
行度が保たれにくいという問題点があった。
44の左端部44aの上下方向の位置は、収納部カバー
42に一体に形成されている鉤状のフック47がフレー
ム46側に形成されている凸部48に係合することによ
り決まり、プラテン44の右端部44bの上下方向の位
置は収納部カバー42のヒンジ部50の高さ方向の寸法
精度によって決まる。
合するわけではないので、プラテン44の左端部44a
の上下方向の位置は、鉤状のフック47の凸部48と係
合する鉤部の高さ方向の寸法精度のバラツキの影響を直
接受けることになる。そのため、このような従来の構成
のプリンタの場合には、プラテン44のサーマルヘッド
45との圧接ラインLptが、サーマルヘッド45側の
圧接ラインとなる発熱ライン45aに対して平行度を保
ちにくい。
ものであり、収納部カバーを閉じた状態でプラテンとサ
ーマルヘッドとの圧接ラインが互いに平行に保たれるよ
うにすることを目的とする。
達成するため、フレーム内に設けた用紙収納部に収納し
たロール紙を、その巻き終り側から所定量ずつ繰り出し
てそれをプラテンとサーマルヘッドとで挾持しながら印
字を行うプリンタにおいて、上記フレームに、収納部カ
バーと揺動カバーを開放側が互いに接近・離間する方向
にそれぞれ回動可能に設け、その収納部カバーにプラテ
ンを取り付けると共に揺動カバーにサーマルヘッドを取
り付け、上記収納部カバーと揺動カバーの回動支点の向
きを、その収納部カバーと揺動カバーが閉じ位置から全
開までの全ての回動位置で常にプラテンとサーマルヘッ
ドとの圧接ラインが互いに平行に保たれる方向にしたも
のである。
バーをそれぞれ回動可能に設け、その収納部カバーにプ
ラテンを取り付けると共に、揺動カバーにサーマルヘッ
ドと、上記収納部カバーを閉じ位置に回動させる過程で
プラテンと一体の部品を略コ字状又は略U字状の係合溝
に係合させて上記揺動カバーの閉じ位置で上記係合溝の
溝方向がプラテンの回動軌跡線に略直交する姿勢になっ
てプラテンを位置決めする係合部材を設けてプリンタを
構成するとよい。
ーを閉じ位置まで回動させたときにプラテンの一部ある
いはそのプラテンと一体の部品を嵌入させてそのプラテ
ンのサーマルヘッドに対して接近・離間する方向の位置
を規制する位置決め嵌入溝を形成するとよい。
面に基づいて説明する。図1はこの発明によるプリンタ
の主要な部分のみを簡略化して示す概略構成図、図2は
同じくそのプリンタに設けられている収納部カバーを閉
じる過程でプラテンの軸受部分が揺動カバーと一体の揺
動板と係合する様子を示す概略図である。
プリンタであり、フレーム1内に設けた用紙収納部2に
収納したロール紙10を、その巻き終り側から所定量ず
つ繰り出してそれをプラテン3とサーマルヘッド4とで
挾持しながら印字を行って、それをピールローラ5を介
して外部に排出するプリンタである。
1の外に排出される排出口付近を開放可能にする収納部
カバー7と、揺動カバー17とを、開放側が互いに接近
・離間する方向にそれぞれ回動可能に設けている。そし
て、収納部カバー7を図1に仮想線で示す開放位置から
実線図示の閉じ位置に回動させる過程で、図2に示すよ
うに収納部カバー7に取り付けられているプラテン3の
軸受部分3aを、図示のように略U字状(略コ字状でも
よい)の係合溝14aに係合させて揺動カバー17を閉
じ位置(図1の実線図示位置)まで収納部カバー7に連
動して回動させ、その閉じ位置で係合溝14aの溝方向
が図3に示すようにプラテン3の回動軌跡線Lpに略直
交する姿勢になってプラテン3を位置決めする係合部材
である揺動板14を設け、その揺動板14を揺動カバー
17に一体に設けている。
ールローラ5が回転可能に取り付けられており、その揺
動板14はフレーム1側に軸9により回動可能に取り付
けられている。そして、この揺動板14は、上述したよ
うに収納部カバー7を閉じると、その過程でプラテン3
の軸部を支持する軸受部分3aが横向きの略U字状に形
成している係合溝14aに当接してそれを押し下げるた
め、図1に実線で示した位置まで回動する。
上部に、その用紙収納部2にセットされたロール紙10
の上部を覆うように、図1で右端部が軸8により開閉可
能にフレーム1に取り付けられている。そして、このプ
リンタでは図4に示すように、収納部カバー7が矢示K
方向に回動し、揺動カバー17が矢示M方向に回動する
ように、その収納部カバー7と揺動カバー17の軸8と
軸9(図1)の各回動支点の向きを、収納部カバー7と
揺動カバー17が閉じ位置から全開までの全ての回動位
置で、常にプラテン3とサーマルヘッド4との圧接ライ
ンLptとLstの平行が互いに保たれる図示の方向に
している。それにより、収納部カバー7を閉じ位置にし
たときにはプラテン3とサーマルヘッド4の互いの圧接
ラインLptとLstが平行になるので、良好な印字が
できる。
を図1に実線図示の閉じ位置に回動させた状態では、図
3で説明したようにプラテン3の両側の軸受部分3a,
3aが、略U字状で溝方向がプラテン3の回動軌跡線L
pに略直交する同図で水平方向に位置する係合溝14a
に係合して上下方向の位置が正確な位置に規制されるの
で、プラテン3とサーマルヘッド4の図4に示した互い
の圧接ラインLptとLstとが高い精度で一致する。
それにより、高い印字品質が得られる。
バー7の一端に回転可能に支持されており、それを支持
する軸部の一端には、図示しないギヤが固定されてい
て、収納部カバー7を同図に実線で示したように閉じる
と、そのギヤがフレーム1側に設けられている図示しな
い駆動ギヤに噛み合って、それが回転可能な状態にな
る。なお、収納部カバー7は、それが開放側に図示しな
いバネにより常に回動付勢されている。また、この実施
の形態では、揺動カバー17を開放側にバネにより回動
付勢すると、その付勢力により後述するロック機構30
のロック解除レバー31の操作力が増してしまうため揺
動カバー17は回動付勢させていないが、ロック解除の
操作力に影響を与えない構成のロック機構を使用した場
合には、揺動カバー17も開放側にバネにより回動付勢
してよい。さらに、収納部カバー7と揺動カバー17を
共に開放側にバネにより回動付勢しないようにしても、
操作性は落ちるがプリンタとしての使用は可能である。
部2に収納したロール紙10を、その巻き終り側から矢
示A方向に回転するローラ状のプラテン3により矢示B
方向に繰り出す。そのプラテン3は、印字時にはロール
紙10を介してサーマルヘッド4に圧接するようになっ
ており、ロール紙10はそのサーマルヘッド4により所
望の印字がなされる。
例えば台紙(ライナ)11上にラベル片12をロール紙
の繰り出し方向に所定の間隔を置いて糊により予め貼着
したものをコア13に巻き付けてロール状にしたもので
ある。そして、そのロール紙10のロール部分をフレー
ム1の用紙収納部2にセットし、その巻き終り側を引き
出して、プラテン3とそのプラテン3に圧接しながら同
図の矢印方向に回転するピールローラ5とにより、台紙
11の部分を矢示C方向に送り出す。
は、そのプラテン3に近接させて収納部カバー7に取り
付けられた剥離部材6を設けている。したがって、ロー
ル紙10のラベル片12上に所望の印字を行った後に矢
示B方向に送り出されるロール紙10は、剥離部材6に
より搬送方向が急激に変えられることによりラベル片1
2が自身の持つ腰の強さにより台紙11から剥離され、
それが台紙11と分離されて矢示E方向に排出される。
に取り付けられており、その揺動板14は図2に示した
ように、収納部カバー7を閉じる過程でプラテン3の軸
部を支持する軸受部分3aが横向きの略U字状に形成し
ている前述した係合溝14aに当接してそれを押し下げ
るため、図1に実線で示した位置まで回動する。そし
て、この閉じ位置では、後述するロック機構30により
揺動板14がロックされ、それにより収納部カバー7と
揺動カバー17とが閉じた位置に保たれる。
部カバー7を閉じ位置まで回動させたときに、図5に示
すようにプラテン3の軸に一体の両側の部品3b,3b
(プラテン3の軸でもよい)をそれぞれ嵌入させて、そ
のプラテン3のサーマルヘッド4に対して接近・離間す
る矢示Q方向の位置を規制する対の位置決め嵌入溝2
4,24(一方のみ図示)を形成している。
で回動させたときには、その収納部カバー7に取り付け
られているプラテン3の軸に一体の両側の部品3b,3
bがフレーム1の両側の位置決め嵌入溝24,24にそ
れぞれ嵌入することにより、プラテン3のサーマルヘッ
ド4に対して接近・離間する矢示Q方向の位置が正確な
位置に規制される。それにより、プラテン3とサーマル
ヘッド4との接触圧を最適なものにすることができる。
7を開けるときには、このプリンタの上面の略中央に設
けている後述するロック解除レバー31を操作して図1
に示した揺動板14のロックを解除する。すると、その
揺動板14が開くことにより、収納部カバー7が図示し
ないバネの付勢力により開く。
揺動板14の係合部14aとの位置関係が、図2(収納
部カバー7を閉じるときの説明に使用した図であるが、
便宜上開くときの説明にも使用)に示すようになり、そ
のプラテン3の軸受部分3aが揺動板14の係合部14
aから抜け出てそれらの係合が外れるため、ピールロー
ラ5がプラテン3と干渉しない位置まで退避した状態
で、収納部カバー7が図1に仮想線で示したように大き
く回動し、用紙収納部2にロール紙10を挿入可能な状
態になる。
入して、その巻き終り側を図1でピールローラ5の右側
上方まで引き出した状態で収納部カバー7を閉じれば、
前述したようにその収納部カバー7を閉じる過程でプラ
テン3の軸部を支持する軸受部分3aが揺動板14に形
成している係合溝14aに当接してそれを押し下げる。
それにより、ピールローラ5とサーマルヘッド4を保持
した揺動板14が収納部カバー7の閉じ動作に連動して
ワンタッチの動作だけで、図1に実線で示した閉じ位置
まで回動して、その状態でロックされる。
台紙11上に多数のラベル片12を繰り出し方向に沿っ
て所定の間隔を置いてそれぞれ糊により貼着したロール
紙10を収納する。そして、そのロール紙10を用紙収
納部2の収納位置に収納した状態で、そのロール紙10
が幅方向(図1で手前と奥方向)に位置ずれを生じて印
字位置に幅方向のずれが生じないようにするため、その
収納位置でロール紙10の繰り出し方向に対する両側面
の位置を側面規制部材でそれぞれ規制する必要がある。
部材として、図8に示すようにロール紙10の一方の搬
送基準側となる側面をフレーム1の内面1aで直接規制
するようにしている。また、ロール紙10の他方の側面
は、側面規制部材として機能するロール紙ガイド板15
により規制するようにしている。
に対して抜き差し可能な板金製のガイド板であり、フレ
ーム1の用紙収納部2の収納位置でロール紙を載置する
収納部底面2aにロール紙10の幅方向に間隔を置いて
複数形成した各ガイド板差込溝16に下端を差し込むこ
とにより、ロール紙10の幅に適した位置に移動させる
ことができるようになっている。
いて説明する。ロック機構30は、図6に示したように
プリンタの上面の略中央に、矢示G方向にスライド可能
に設けているロック解除レバー31を矢示G方向にスラ
イドさせることにより揺動板14(図1)のロックを解
除する。
ように揺動カバー17に形成した開口21内に突出する
ようになっており、そのロック解除レバー31は両側に
平面部を有していて、その平面部に互いに対称な形状の
ガイド孔33,34をそれぞれ略45度傾斜させた角度
で形成している。
5aを形成したロック部材35の後端部上面に形成した
円形凸部35bを嵌入させている。同様に、ガイド孔3
4にも、先端に係合突起36aを形成したロック部材3
6の後端部上面に形成した円形凸部36bを嵌入させて
いる。
面に形成しているバネ受け37との間には圧縮コイルス
プリング38を介装し、ロック部材36と同様に揺動カ
バー17の内面に形成しているバネ受け37と同様なバ
ネ受け(図示を省略)との間にも圧縮コイルスプリング
39を介装し、その各圧縮コイルスプリング38,39
によりロック部材35,36をそれぞれ両側の各揺動板
14,14側に突出付勢している。
カバー7を閉じたときに、それに連動して揺動カバー1
7が同図の実線図示位置まで回動したときに、図5に示
したロック部材35,36の係合突起35a,36a
が、両側のフレーム1,1にそれぞれ形成している各係
合孔1b,1bに嵌入することにより、各揺動板14,
14の位置が規制され、それにより揺動カバー17がロ
ックされて、その回動が規制される。
G方向にスライドさせると、同図に示したように斜めに
傾いたガイド孔33,34により両側の円形凸部35
b,36bが互いに接近する方向に圧縮コイルスプリン
グ38,39の付勢力に抗して移動するため、両側の係
合突起35a,36aが、両側のフレーム1,1の係合
孔1b,1bから共に抜け出ることにより、フレーム1
に対するロックがそれぞれ解除される。それにより、揺
動板14の規制が解除される。
明したように収納部カバー7を閉じ位置に回動させる過
程で、その収納部カバー7と一体のプラテン3の軸受部
分3aが揺動カバー17と一体の係合溝14aに係合し
て揺動カバー17が閉じ位置まで連動して回動するが、
係合溝14aに係合させるのを収納部カバー7の一部に
しても、同様に収納部カバー7の回動に揺動カバー17
の回動を連動させることができる。
形態を示す外観斜視図であり、図1及び図6と対応する
部分には同一の符号を付してある。この実施形態による
プリンタは、図1乃至図8で説明したプリンタに対し、
収納部カバー7′を矢示Jの横開きに開閉するようにし
た点のみが異なる。そして、収納部カバー7′にプラテ
ン3を取り付け、揺動カバー17と一体の揺動板14に
サーマルヘッド4とピールローラ5とを取り付けてい
て、その揺動板14の両端部にはプラテン3の両側の軸
受部分3a,3aを嵌入させる略U字状の対をなす係合
溝14a,14aを形成している点も、図1で説明した
プリンタと同様である。
1で説明したプリンタと同様な方向に収納部カバー7′
を回動させる構成であるため、通常はプラテン3のサー
マルヘッド4との圧接ラインが、サーマルヘッド4側の
圧接ラインとなる発熱ラインに対して平行度が保たれに
くいが、収納部カバー7′を閉じ位置まで閉じたときに
は、プラテン3の両側の軸受部分3a,3aが略U字状
の各係合溝14a,14aに嵌入した状態で、各係合溝
14a,14aの溝方向がプラテン3の回動軌跡線Lp
に略直交する姿勢になってプラテン3の上下方向(回動
方向)の位置を正確に位置決めする。したがって、プラ
テン3のサーマルヘッド4との圧接ラインと、サーマル
ヘッド4側の圧接ラインとを平行且つ正確な位置に保つ
ことができる。
ば、次に記載する効果を奏する。請求項1のプリンタに
よれば、プラテンを取り付けた収納部カバーとサーマル
ヘッドを取り付けた揺動カバーの回動支点の向きを、そ
の収納部カバーと揺動カバーが閉じ位置から全開までの
全ての回動位置で常にプラテンとサーマルヘッドとの圧
接ラインが互いに平行に保たれる方向にしたので、収納
部カバーを閉じ位置にしたときにはプラテンとサーマル
ヘッドとの圧接ラインが互いに平行になる。したがっ
て、良好な印字ができる。
ーを閉じ位置に回動させると、その収納部カバーに設け
られているプラテンと一体の部品が閉じ位置に至る過程
で、揺動カバーに設けられている係合部材の略コ字状又
は略U字状の係合溝に係合して揺動カバーも閉じ位置に
回動する。そして、その閉じ位置では、上記係合溝の溝
方向がプラテンの回動軌跡線に略直交する姿勢になって
プラテンを直接位置決めするので、プラテンを他の部品
を介して間接的に位置決めする場合に比べて高い精度で
位置決めできる。それにより、プラテンとサーマルヘッ
ドとの圧接ラインの平行度を保てるため、良好な印字が
できる。
形成した位置決め嵌入溝により、プラテンのサーマルヘ
ッドに対して接近・離間する方向の位置も規制すること
ができるので、プラテンとサーマルヘッドとの接触圧を
最適なものにすることができる。
略化して示す概略構成図である。
バーを閉じる過程でプラテンの軸受部分が揺動カバーと
一体の揺動板と係合する様子を示す概略図である。
て係合溝の溝方向がプラテンの回動軌跡線Lpに略直交
する姿勢になった状態を示す図2と同様な概略図であ
る。
と揺動カバーの各回動支点の向きを説明するための斜視
図である。
プラテンのサーマルヘッドに対して接近・離間する方向
の位置を規制する位置決め嵌入溝を説明するための斜視
図である。
構のロック解除レバーを説明するためにプリンタ全体を
示す外観斜視図である。
である。
規制する構成を説明するために用紙収納部の中央で切断
した縦断面図である。
外観斜視図である。
にフレームを断面にしてプラテンとサーマルヘッドとの
位置関係のズレを示した正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 フレーム内に設けた用紙収納部に収納し
たロール紙を、その巻き終り側から所定量ずつ繰り出し
てそれをプラテンとサーマルヘッドとで挾持しながら印
字を行うプリンタにおいて、 前記フレームに、収納部カバーと揺動カバーを開放側が
互いに接近・離間する方向にそれぞれ回動可能に設け、
前記収納部カバーに前記プラテンを取り付けると共に前
記揺動カバーに前記サーマルヘッドを取り付け、前記収
納部カバーと前記揺動カバーの回動支点の向きを、その
収納部カバーと揺動カバーが閉じ位置から全開までの全
ての回動位置で常に前記プラテンと前記サーマルヘッド
との圧接ラインが互いに平行に保たれる方向にしたこと
を特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】 フレーム内に設けた用紙収納部に収納し
たロール紙を、その巻き終り側から所定量ずつ繰り出し
てそれをプラテンとサーマルヘッドとで挾持しながら印
字を行うプリンタにおいて、 前記フレームに、収納部カバーと揺動カバーをそれぞれ
回動可能に設け、前記収納部カバーに前記プラテンを取
り付けると共に、前記揺動カバーに前記サーマルヘッド
と、前記収納部カバーを閉じ位置に回動させる過程で前
記プラテンと一体の部品を略コ字状又は略U字状の係合
溝に係合させて前記揺動カバーの閉じ位置で前記係合溝
の溝方向が前記プラテンの回動軌跡線に略直交する姿勢
になって前記プラテンを位置決めする係合部材を設けた
ことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項3】 前記フレームに、前記収納部カバーを閉
じ位置まで回動させたときに前記プラテンの一部あるい
はそのプラテンと一体の部品を嵌入させて該プラテンの
前記サーマルヘッドに対して接近・離間する方向の位置
を規制する位置決め嵌入溝を形成したことを特徴とする
請求項1又は2記載のプリンタ。
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JP2000198952A JP4412821B2 (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | プリンタ |
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JP4412821B2 JP4412821B2 (ja) | 2010-02-10 |
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