JP2002018970A - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

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JP2002018970A
JP2002018970A JP2000206920A JP2000206920A JP2002018970A JP 2002018970 A JP2002018970 A JP 2002018970A JP 2000206920 A JP2000206920 A JP 2000206920A JP 2000206920 A JP2000206920 A JP 2000206920A JP 2002018970 A JP2002018970 A JP 2002018970A
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JP
Japan
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hot air
temperature
heating device
web
duct
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Application number
JP2000206920A
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English (en)
Inventor
Takao Yamano
隆男 山野
Kazuhiro Nakagawa
和博 中川
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Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
Original Assignee
Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエブの幅方向(左右方向)の加熱を均一に
行うことができる熱処理装置を提供する。 【解決手段】 チャンバー12の上部に設けられた左右
一対の左ファン34と右ファン36の吸込み側に左右一
対の左加熱装置42と右加熱装置44を設け、さらに、
左ダクト38に左温度センサ48を設け、右ダクト40
の内部に右温度センサ50を設け、左検出温度データと
右検出温度データに基づいて左加熱装置42と右加熱装
置44を制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム、エンプ
ラフィルム、布帛等のウエブの熱処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ウエブの幅が比較的広い熱処理装
置においては、ウエブの左右の均一加熱を目的に熱風の
循環ファンは、チャンバーの左右に一対設けられてい
る。そして、空気の加熱装置は、チャンバーの中央部に
1台設けられている。しかし、左右均一の加熱をより正
確に行うために、左右の循環ファンの回転数をそれぞれ
変えて熱風の風速を変化させ、これにより熱伝導係数を
変えて、左右均一の加熱を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンプラフ
ィルムは、その材料の熱履歴がエンプラフィルムの特性
を決めることとなるため、エンプラフィルムを熱処理す
る場合にはその左右方向の加熱を特に均一に行う必要が
ある。
【0004】しかし、上記構成の熱処理装置であると、
左右の風速を変えるだけではその左右の均一な加熱を行
うことが難しい。
【0005】特に、熱処理装置のチャンバーが置かれて
いる環境が、熱風の温度に影響を与える場合にその微調
整が難しい。
【0006】具体的には、チャンバーの左壁を、部屋の
壁に沿って配した場合には、左壁からの放熱量は、何も
ない右壁に比べて少なく、エンプラフィルムの左右方向
の加熱は左の方が多く加熱されてしまう。
【0007】しかし、このような場合に従来の熱処理装
置においてはその微調整を行うことが困難である。
【0008】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、ウエ
ブの幅方向(左右方向)の加熱を均一に行うことができ
る熱処理装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、チャ
ンバー内部においてウエブを前後方向に走行させる走行
路が配され、前記走行路に沿って複数の上ノズルが配さ
れ、前記走行路に沿って複数の下ノズルが配され、前記
各上ノズルはウエブの上面の左右方向に熱風を吹き付け
るように配され、前記各下ノズルはウエブの下面の左右
方向に熱風を吹き付けるように配された熱処理装置にお
いて、前記チャンバーの上部に左右一対の循環ファンが
配され、前記左循環ファンの熱風吹き出し口から前記各
上ノズルの左側と前記各下ノズルの左側へ熱風を供給す
る左ダクトが配され、前記右循環ファンの熱風吹き出し
口から前記各上ノズルの右側と前記各下ノズルの右側へ
熱風を供給する右ダクトが配され、前記左循環ファンの
吸い込み側に熱風の左加熱装置が配され、前記右循環フ
ァンの吸い込み側に熱風の右加熱装置が配され、前記左
ダクト内部の熱風の温度を検出する左温度センサが配さ
れ、前記右ダクト内部の熱風の温度を検出する右温度セ
ンサが配され、前記左温度センサが検出した左検出温度
に基づいて前記左加熱装置を制御し、前記右温度センサ
が検出した右検出温度に基づいて前記右加熱装置を制御
し、前記左検出温度と前記右検出温度が所定の関係にな
るように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とす
る熱処理装置である。
【0010】請求項2の発明は、チャンバー内部におい
てウエブを前後方向に走行させる走行路が配され、前記
走行路に沿って複数の上ノズルが配され、前記走行路に
沿って複数の下ノズルが配され、前記各上ノズルはウエ
ブの上面の左右方向に熱風を吹き付けるように配され、
前記各下ノズルはウエブの下面の左右方向に熱風を吹き
付けるように配された熱処理装置において、前記チャン
バーの上部に左右一対の循環ファンが配され、前記左循
環ファンの熱風吹き出し口に熱風の左加熱装置が配さ
れ、前記右循環ファンの熱風吹き出し口に熱風の右加熱
装置が配され、前記左加熱装置の熱風供給側から前記各
上ノズルの左側と前記各下ノズルの左側へ熱風を供給す
る左ダクトが配され、前記右加熱装置の熱風供給側から
前記各上ノズルの右側と前記各下ノズルの右側へ熱風を
供給する右ダクトが配され、前記左ダクト内部の熱風の
温度を検出する左温度センサが配され、前記右ダクト内
部の熱風の温度を検出する右温度センサが配され、前記
左温度センサが検出した左検出温度に基づいて前記左加
熱装置を制御し、前記右温度センサが検出した右検出温
度に基づいて前記右加熱装置を制御し、前記左検出温度
と前記右検出温度が所定の関係になるように制御する制
御手段と、を備えたことを特徴とする熱処理装置であ
る。
【0011】請求項3の発明は、前記制御手段は、前記
左循環ファンの左ファンモータの回転数及び前記左循環
ファンの左ファンモータの回転数をインバータ制御する
ことを特徴とする請求項1,2記載の熱処理装置であ
る。
【0012】請求項4の発明は、ウエブは、前記上ノズ
ルと前記下ノズルとの間をフローティングで走行させる
ことを特徴とする請求項1から3記載の熱処理装置であ
る。
【0013】請求項5の発明は、前記チャンバーから搬
出されるウエブの搬出速度を、前記チャンバーへ搬入さ
れるウエブの搬入速度より早くして、前記チャンバーの
走行中にウエブを長さ方向に延伸させることを特徴とす
る請求項4記載の熱処理装置である。
【0014】請求項6の発明は、ウエブは、前記上ノズ
ルと前記下ノズルとの間をテンター装置で拡布した状態
で走行させることを特徴とする請求項1から3記載の熱
処理装置である。
【0015】請求項7の発明は、チャンバー内部におい
てウエブを前後方向に走行させる走行路が配され、前記
走行路に沿って複数の上ノズルが配され、前記走行路に
沿ってウエブを搬送するための複数の搬送ローラが配さ
れ、前記各上ノズルはウエブの上面の左右方向に熱風を
吹き付けるように配された熱処理装置において、前記チ
ャンバーの上部に左右一対の循環ファンが配され、前記
左循環ファンの熱風吹き出し口から前記各上ノズルの左
側へ熱風を供給する左ダクトが配され、前記右循環ファ
ンの熱風吹き出し口から前記各上ノズルの右側へ熱風を
供給する右ダクトが配され、前記左循環ファンの吸い込
み側に熱風の左加熱装置が配され、前記右循環ファンの
吸い込み側に熱風の右加熱装置が配され、前記左ダクト
内部の熱風の温度を検出する左温度センサが配され、前
記右ダクト内部の熱風の温度を検出する右温度センサが
配され、前記左温度センサが検出した左検出温度に基づ
いて前記左加熱装置を制御し、前記右温度センサが検出
した右検出温度に基づいて前記右加熱装置を制御し、前
記左検出温度と前記右検出温度が所定の関係になるよう
に制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする熱処
理装置である。
【0016】請求項8の発明は、チャンバー内部におい
てウエブを前後方向に走行させる走行路が配され、前記
走行路に沿って複数の上ノズルが配され、前記走行路に
沿ってウエブを搬送するための複数の搬送ローラが配さ
れ、前記各上ノズルはウエブの上面の左右方向に熱風を
吹き付けるように配された熱処理装置において、前記チ
ャンバーの上部に左右一対の循環ファンが配され、前記
左循環ファンの熱風吹き出し口に熱風の左加熱装置が配
され、前記右循環ファンの熱風吹き出し口に熱風の右加
熱装置が配され、前記左加熱装置の熱風供給側から前記
各上ノズルの左側へ熱風を供給する左ダクトが配され、
前記右加熱装置の熱風供給側から前記各上ノズルの右側
へ熱風を供給する右ダクトが配され、前記左ダクト内部
の熱風の温度を検出する左温度センサが配され、前記右
ダクト内部の熱風の温度を検出する右温度センサが配さ
れ、前記左温度センサが検出した左検出温度に基づいて
前記左加熱装置を制御し、前記右温度センサが検出した
右検出温度に基づいて前記右加熱装置を制御し、前記左
検出温度と前記右検出温度が所定の関係になるように制
御する制御手段と、を備えたことを特徴とする熱処理装
置である。
【0017】
【作 用】本発明であると、左ダクトを流れる熱風の温
度を左温度センサで検出し、右ダクトを流れる熱風の温
度を右温度センサで検出し、これら検出した左右の温度
に基づいて、左右一対の加熱装置を制御することによ
り、ウエブに吹き付ける熱風の温度を左右均等になるよ
うに、制御装置が制御する。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施例)以下、本発明の一実施
例である熱処理装置10について図1〜図3に基づいて
説明する。
【0019】本実施例の熱処理装置10は、フローティ
ング状態のエンプラフィルム(以下、ウエブWという)
の上面及び下面に熱風を当てて加熱を行うものである。
なお、熱処理中にウエブWを長さ方向に延伸させるため
に、搬入速度V1に比べて搬出速度V2を大きくしてい
る。
【0020】熱処理装置10の本体の熱処理室であるチ
ャンバー12は、断熱構造を有した箱体であり水平に載
置され、その前壁14には、ウエブWの搬入口16が設
けられ、後壁18には搬出口20が設けられている。そ
して、ウエブWは、搬入口16からチャンバー12内部
に搬入された後、フローティング状態でほぼ水平に走行
し、搬出口20から搬出される。なお、チャンバー12
は、水平載置のみならず、左右方向に水平であれば、前
後方向に傾斜させて載置してもよい。
【0021】ウエブWの走行路の上方に沿って上ノズル
22が配されている。この各上ノズル22は、ウエブW
の左右方向(幅方向)に沿って配され、上ノズル22の
下面に熱風の吹出口が設けられている。
【0022】ウエブWの走行路の下方にも複数の下ノズ
ル24が設けられ、図1に示すように、下ノズル24は
上ノズル22に対して千鳥状に配されている。そして、
下ノズル24の上面に熱風の吹出口がある。
【0023】各上ノズル22の左上方には、上ノズル2
2の左に熱風を供給するための左上連通管26が配さ
れ、右にも右上連通管28が配されている。
【0024】各下ノズル24の左に熱風を供給するため
の左下連通管30が配され、右にも右下連通管32が配
されている。
【0025】チャンバー12の上部後方には、左右一対
の左循環ファン(以下、左ファンという)34、右循環
ファン(以下、右ファンという)36が配されている。
【0026】左ファン34の下面に設けられた熱風の供
給口から左上連通管26と左下連通管30に向かって左
ダクト38が設けられている。
【0027】右ファン36の下面に設けられた熱風の供
給口から、右上連通管28と右下連通管32に向かって
右ダクト40が設けられている。
【0028】左ファン34の熱風の吸込口は、図1に示
すように、前面側に位置し、右ファン36の熱風の吸込
口もその前面に位置している。左ファン34と右ファン
36の吸込口の前方には、左右一対の左加熱装置42と
右加熱装置44とが配されている。これら加熱装置4
2,44は、蒸気を流して加熱する蒸気ヒータで構成さ
れている。そして、各加熱装置42,44でそれぞれ熱
風の温度調整が可能となっている。
【0029】左右一対の加熱装置42,44の熱風の吸
込み側であって、上ノズル22の上方には、HEPAフ
ィルタよりなる高性能のフィルタ46が設けられてい
る。
【0030】上記構成の熱処理装置10の熱風の流れに
ついて説明する。
【0031】左ファン34で吹き出された熱風は左ダク
ト38を経て左上連通管26と左下連通管30に送ら
れ、上下ノズル22,24の左から吹き出される。ま
た、右ファン36によって吹き出された熱風は右ダクト
40を経て右上連通管28と右下連通管32を経て上下
ノズル22,24の右から吹き出される。
【0032】上下ノズル22,24から吹き出された熱
風はウエブWに当たった後、上方に流れ、フィルタ46
を経て左右一対の加熱装置42,44に至る。
【0033】左加熱装置42によって所定の温度に加熱
され左ファン34に吸い込まれる。また、右加熱装置4
4においても所定の温度に加熱され右ファン36に吸い
込まれる。
【0034】以上のようにして熱風がチャンバー12内
部で循環する。
【0035】次に、図3に基づいて、熱風の温度の制御
関係について説明する。
【0036】左ダクト38には、その内部を流れる熱風
の温度を検出する左温度センサ48が配され、右ダクト
40にもその内部を流れる熱風の温度を検出する右温度
センサが配されている。
【0037】左加熱装置42には、熱源を蒸気として、
この蒸気を供給する左蒸気供給装置52が配され、その
供給経路の途中には供給量を調整するための調整バルブ
54が設けられている。なお、左加熱装置42を通った
蒸気は再び左蒸気供給装置52に戻る。
【0038】右加熱装置44にも同様に右蒸気供給装置
56が設けられ、供給経路の途中には調整バルブ58が
設けられている。
【0039】この熱処理装置10には、マイクロコンピ
ュータよりなる制御装置60が設けられ、左温度センサ
48から検出された左温度データと右温度センサ50に
よって検出された右温度データに基づいて、左調整バル
ブ54を開閉し、また、右調整バルブ58も開閉する。
【0040】すなわち、制御装置60は、左温度センサ
48の左温度データと右温度センサ50の温度データの
差が所定の温度差になるように、左調整バルブ54と右
調整バルブ58を開閉して、左の熱風と右の熱風の温度
をフィードバック制御するものである。
【0041】ここで、その温度制御方法について説明す
る。
【0042】理想状態においては、左ダクト38と右ダ
クト40を流れる熱風の温度は等しくすれば、ウエブW
の左と右に吹き付けられる熱風の温度は同じになる。し
たがって、制御装置60は左温度データと右温度データ
が同じ値になるようにフィードバック制御する。
【0043】ところが、現実的には熱処理装置10の左
右の微妙な製作誤差(例えば開口部の大小)や、左右の
微妙なシールエアーの流れの相違や、チャンバー12の
配置の仕方によっては、チャンバーの左右の熱バランス
が等しくない場合がある。この場合には、上記の理想的
な状態のように左温度データと右温度データを等しくす
るようにフィードバック制御すると、そのアンバランス
な分だけ吹き付けられる熱風に温度差が生じ、ウエブW
の左右方向の加熱が均一にならない場合がある。その場
合には、この温度差を調整する必要がある。
【0044】以下に、その具体例を示して温度制御方法
について説明する。
【0045】図2に示すように、チャンバー12の左を
壁に沿って配置し、右は何も置いていない状態とする。
この場合には、左側は壁であるため放熱現象は少なく、
右側の放熱現象は大きくなる。したがって、チャンバー
12の内部における左右のバランスが取れていない状態
となる。
【0046】そこで、本実施例では、放熱量の少ない左
ダクト38の左温度データが放熱量の多い右ダクト40
の右温度データよりも0.5℃低くなるように制御す
る。すると、ウエブWの左右方向に与えられる熱量が等
しくなる。したがって、左右均等に熱が与えられてウエ
ブWが熱処理される。
【0047】(変更例1)上記実施例では、左加熱装置
42と右加熱装置44を左ファン34と右ファン36の
吸込み側に配したが、これに代えて熱風の供給口側に配
しても同様である。
【0048】(変更例2)上記実施例では、ウエブWを
フローティングさせて走行させたが、これに代えて、ピ
ンテンター装置またはクリップテンター装置の一対のテ
ンターチェーンに拡布状態でウエブWを保持して走行さ
せてもよい。
【0049】(変更例3)上記実施例では、ウエブWを
フローティングさせて走行させたが、これに代えて、下
ノズル24の代わりに搬送ローラを複数設け、この搬送
ローラの上でウエブWを保持して走行させてもよい。
【0050】(変更例4)上記実施例では、左右の加熱
装置の熱源として、蒸気を用いたが、これに代えて、バ
ーナー、加熱オイル、電気ヒーター、温水でもよい。
【0051】
【発明の効果】以上により本発明の熱処理装置である
と、ウエブに供給される左と右の熱風の温度を微調整す
ることができるため、その環境や状態に応じて熱風の温
度を調整することができ、ウエブに与えられる左右方向
の熱量を均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す熱処理装置の側面から
見た縦断面図である。
【図2】正面から見た縦断面図である。
【図3】制御系の説明図である。
【符号の説明】
10 熱処理装置 12 チャンバー 22 上ノズル 24 下ノズル 34 左ファン 36 右ファン 38 左ダクト 40 右ダクト 42 左加熱装置 44 右加熱装置 48 左温度センサ 50 右温度センサ 60 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F27B 9/36 F27B 9/36 9/40 9/40 F27D 19/00 F27D 19/00 A // F26B 13/10 F26B 13/10 C Z B29L 7:00 B29L 7:00 Fターム(参考) 3B154 AB20 AB27 BA43 BB12 BB43 BB47 BC08 BC47 BE01 CA12 CA42 DA26 3L113 AA03 AB02 AC01 AC31 AC67 BA28 CA08 CB01 DA04 DA24 4F201 AC02 AC03 AG01 AG15 AK01 AM17 AQ00 AR06 AR09 BA07 BC02 BC07 BC13 BC29 BQ14 BQ22 BQ57 BR02 BR05 4K050 AA02 BA09 BA11 CD17 CG04 EA04 EA05 4K056 AA09 BA02 CA14 FA02 FA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャンバー内部においてウエブを前後方向
    に走行させる走行路が配され、 前記走行路に沿って複数の上ノズルが配され、 前記走行路に沿って複数の下ノズルが配され、 前記各上ノズルはウエブの上面の左右方向に熱風を吹き
    付けるように配され、 前記各下ノズルはウエブの下面の左右方向に熱風を吹き
    付けるように配された熱処理装置において、 前記チャンバーの上部に左右一対の循環ファンが配さ
    れ、 前記左循環ファンの熱風吹き出し口から前記各上ノズル
    の左側と前記各下ノズルの左側へ熱風を供給する左ダク
    トが配され、 前記右循環ファンの熱風吹き出し口から前記各上ノズル
    の右側と前記各下ノズルの右側へ熱風を供給する右ダク
    トが配され、 前記左循環ファンの吸い込み側に熱風の左加熱装置が配
    され、 前記右循環ファンの吸い込み側に熱風の右加熱装置が配
    され、 前記左ダクト内部の熱風の温度を検出する左温度センサ
    が配され、 前記右ダクト内部の熱風の温度を検出する右温度センサ
    が配され、 前記左温度センサが検出した左検出温度に基づいて前記
    左加熱装置を制御し、前記右温度センサが検出した右検
    出温度に基づいて前記右加熱装置を制御し、前記左検出
    温度と前記右検出温度が所定の関係になるように制御す
    る制御手段と、を備えたことを特徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】チャンバー内部においてウエブを前後方向
    に走行させる走行路が配され、 前記走行路に沿って複数の上ノズルが配され、 前記走行路に沿って複数の下ノズルが配され、 前記各上ノズルはウエブの上面の左右方向に熱風を吹き
    付けるように配され、 前記各下ノズルはウエブの下面の左右方向に熱風を吹き
    付けるように配された熱処理装置において、 前記チャンバーの上部に左右一対の循環ファンが配さ
    れ、 前記左循環ファンの熱風吹き出し口に熱風の左加熱装置
    が配され、 前記右循環ファンの熱風吹き出し口に熱風の右加熱装置
    が配され、 前記左加熱装置の熱風供給側から前記各上ノズルの左側
    と前記各下ノズルの左側へ熱風を供給する左ダクトが配
    され、 前記右加熱装置の熱風供給側から前記各上ノズルの右側
    と前記各下ノズルの右側へ熱風を供給する右ダクトが配
    され、 前記左ダクト内部の熱風の温度を検出する左温度センサ
    が配され、 前記右ダクト内部の熱風の温度を検出する右温度センサ
    が配され、 前記左温度センサが検出した左検出温度に基づいて前記
    左加熱装置を制御し、前記右温度センサが検出した右検
    出温度に基づいて前記右加熱装置を制御し、前記左検出
    温度と前記右検出温度が所定の関係になるように制御す
    る制御手段と、 を備えたことを特徴とする熱処理装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、 前記左循環ファンの左ファンモータの回転数及び前記左
    循環ファンの左ファンモータの回転数をインバータ制御
    することを特徴とする請求項1,2記載の熱処理装置。
  4. 【請求項4】ウエブは、前記上ノズルと前記下ノズルと
    の間をフローティングで走行させることを特徴とする請
    求項1から3記載の熱処理装置。
  5. 【請求項5】前記チャンバーから搬出されるウエブの搬
    出速度を、前記チャンバーへ搬入されるウエブの搬入速
    度より早くして、前記チャンバーの走行中にウエブを長
    さ方向に延伸させることを特徴とする請求項4記載の熱
    処理装置。
  6. 【請求項6】ウエブは、前記上ノズルと前記下ノズルと
    の間をテンター装置で拡布した状態で走行させることを
    特徴とする請求項1から3記載の熱処理装置。
  7. 【請求項7】チャンバー内部においてウエブを前後方向
    に走行させる走行路が配され、 前記走行路に沿って複数の上ノズルが配され、 前記走行路に沿ってウエブを搬送するための複数の搬送
    ローラが配され、 前記各上ノズルはウエブの上面の左右方向に熱風を吹き
    付けるように配された熱処理装置において、 前記チャンバーの上部に左右一対の循環ファンが配さ
    れ、 前記左循環ファンの熱風吹き出し口から前記各上ノズル
    の左側へ熱風を供給する左ダクトが配され、 前記右循環ファンの熱風吹き出し口から前記各上ノズル
    の右側へ熱風を供給する右ダクトが配され、 前記左循環ファンの吸い込み側に熱風の左加熱装置が配
    され、 前記右循環ファンの吸い込み側に熱風の右加熱装置が配
    され、 前記左ダクト内部の熱風の温度を検出する左温度センサ
    が配され、 前記右ダクト内部の熱風の温度を検出する右温度センサ
    が配され、 前記左温度センサが検出した左検出温度に基づいて前記
    左加熱装置を制御し、前記右温度センサが検出した右検
    出温度に基づいて前記右加熱装置を制御し、前記左検出
    温度と前記右検出温度が所定の関係になるように制御す
    る制御手段と、 を備えたことを特徴とする熱処理装置。
  8. 【請求項8】チャンバー内部においてウエブを前後方向
    に走行させる走行路が配され、 前記走行路に沿って複数の上ノズルが配され、 前記走行路に沿ってウエブを搬送するための複数の搬送
    ローラが配され、 前記各上ノズルはウエブの上面の左右方向に熱風を吹き
    付けるように配された熱処理装置において、 前記チャンバーの上部に左右一対の循環ファンが配さ
    れ、 前記左循環ファンの熱風吹き出し口に熱風の左加熱装置
    が配され、 前記右循環ファンの熱風吹き出し口に熱風の右加熱装置
    が配され、 前記左加熱装置の熱風供給側から前記各上ノズルの左側
    へ熱風を供給する左ダクトが配され、 前記右加熱装置の熱風供給側から前記各上ノズルの右側
    へ熱風を供給する右ダクトが配され、 前記左ダクト内部の熱風の温度を検出する左温度センサ
    が配され、 前記右ダクト内部の熱風の温度を検出する右温度センサ
    が配され、 前記左温度センサが検出した左検出温度に基づいて前記
    左加熱装置を制御し、前記右温度センサが検出した右検
    出温度に基づいて前記右加熱装置を制御し、前記左検出
    温度と前記右検出温度が所定の関係になるように制御す
    る制御手段と、を備えたことを特徴とする熱処理装置。
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