JP2002018317A - 流体管内の金属切粉除去装置 - Google Patents

流体管内の金属切粉除去装置

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Takeaki Kawamura
剛朗 川村
Yasuhiro Toyoda
康弘 豊田
Kenji Kokido
賢治 古城戸
Tsuyomichi Takamura
強道 高村
Kensuke Nakazato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属粉をほぼ完全に捕集して除去するととも
に、吸着体への金属粉の吸着状態を目視により確認し得
るようにする。 【解決手段】 案内管18の後方の開口端部に、案内管
18内の通路を開閉し得る開閉弁23を設けるととも
に、開閉弁23の後端部に補助案内管27を取付け、こ
の補助案内管27の後端開口部に、操作杆30の後端部
が挿通する閉塞キャップ29を着脱可能として取付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本管内の流体の流
れを遮断することなく、本管に分岐管へ分流させるため
の分岐孔を穿設する際において、分岐孔の穿孔時に発生
した金属粉を捕集して除去しうるようにした金属切粉除
去装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス等の流体の流れを遮断することな
く、本管に分岐管を取付ける工法において、本管に分岐
孔を穿設する際に発生した金属粉が、切断部付近の本管
内や接続管内に残留した状態のまま分岐管の取付作業を
終了すると、金属粉が流体と共に本管や分岐管内を流動
し、途中に設けたバルブ等に咬み込んで密閉不良を起こ
したり、流体が水道水等の場合には、飲料水に混入した
りする恐れもある。
【0003】このような問題の生じるのを防止するため
に、本願出願人は、永久磁石を備える吸着体を、接続管
側より本管に向かって挿入し、分岐孔の穿孔時に発生し
た金属粉を吸着して捕集し得る金属切粉除去装置を案出
し、先に特許出願している(特開平9−47910号公
報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した先願の金属切
粉除去装置においては、吸着体表面の吸着面積が限られ
ていることから、永久磁石の吸着面全体に金属粉が付着
してしまうと、吸着効率が低下し、特に、大口径の本管
に大きな分岐孔を穿設するなど、金属粉の発生量が多い
場合に、それの取り残しが生じることがあった。
【0005】また、金属粉の吸着状態を確認し得ない問
題があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、金属粉の発生量が多くても、それをほぼ
完全に捕集して除去し得るようにするとともに、金属粉
の吸着状態を直接目視により確認することができるよう
にした流体管内の金属切粉除去装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の金属切粉除去装置は、金属製本管の外周壁
に装着された継手における前記本管とほぼ直交する方向
を向く接続管の開口端に、該接続管の方向を向き、かつ
軸線が接続管の軸線と所定角度傾斜して交叉する案内管
を備える補助管を取付け、前記案内管より挿入した、外
部より操作可能な可撓性を有する操作杆の先端に、永久
磁石を備える吸着体を、前記接続管及び本管に向かって
進退可能に設けてなる流体管内の金属切粉除去装置にお
いて、前記案内管の後方の開口端部に、該案内管内の通
路を開閉し得る開閉弁を設けるとともに、開閉弁の後端
部に補助案内管を取付け、この補助案内管の後端開口部
に、前記操作杆の後端部が挿通する閉塞部材を着脱可能
として装着したことを特徴としている。上記構成の本発
明によると、金属粉を吸着した吸着体を補助案内管内ま
で引き上げて開閉弁を閉じれば、流体が補助案内管内に
流入するのが防止されるので、閉塞部材を取外して吸着
体を外部に取出し、金属粉の吸着状態を目視により直接
確認することができる。また、吸着状態に応じて、再度
開閉弁を開いて吸着体を挿入し、金属粉を再捕集するこ
とができる。
【0008】上記装置において、吸着体を操作杆の先端
部に着脱可能に取付けるのが好ましい。このようにする
と、吸着体を繰り返し挿入する際、それに吸着された金
属粉を取り除くことなく、別に用意した吸着体と交換し
て迅速に挿入することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、流体
の流れを遮断することなく分岐管を接続する工法に適用
した一例について、図1に基づいて説明する。
【0010】なお、分岐管の接続工法については、本願
発明とは直接関係しないので、その詳細な説明を省略す
る。
【0011】図1において、1は、内部をガス等の流体
が流通するダクタイル鋳鉄製の本管で、その外周面に
は、接続管2を有する半割継手3が密封状に装着されて
いる。
【0012】接続管2の上面には、ベース板4が、図示
しないチェーン式の締付具により固定され、その上部に
は、仕切弁装置5とプラグ挿入装置(図示略)とからな
る取付装置6の下端部が、上下方向を向く支軸(図示
略)を中心として水平回動可能に取付けられている。
【0013】仕切弁装置5のケーシング内には、上端の
角軸部7をもって回転可能な2本のねじ杆8,8が収容
され、各ねじ杆8にはスリーブ9が昇降のみ可能として
螺合されている。各スリーブ9の下端には、接続管2の
上部に穿設した挿入孔10を密栓しうる弁保持体11
と、その下端に可撓性の弁体12が取付けられている。
【0014】上記弁体12は、接続管2の内径に整合し
うる外周形状を有する弾性シール枠12aと、シール枠
12aの全周に亘って保持された柔軟なゴム又は合成樹
脂製の薄板12bとからなっている。
【0015】ねじ杆8の回転により、スリーブ9を下降
させると、弁体12は挿入孔10を弾性変形しつつ通過
し、接続管2内の底部に当接したとき、シール枠12a
及び薄板12bが拡張して内周壁に密着することによ
り、接続管2の流路が閉塞される。
【0016】接続管2の開口端のフランジ13には、本
発明の金属切粉除去装置14が、フランジ15の合せ面
に介設したパッキン16により密封状にボルト止めされ
ている。
【0017】金属切粉除去装置14におけるほぼ円筒形
をなす補助管17の上部外周壁には、接続管2の方向を
向く案内管18が、その軸線が接続管2の管軸に対して
ほぼ30゜傾斜して交叉するように一体的に連設されて
いる。また、補助管17の接続管2側端部上半部は切欠
かれており、その下半部の受皿部17aが接続管2の開
口内に入り込むようにして接続管2に対して接続されて
いる。
【0018】案内管18の上部開口端の外周面に形成さ
れた雄ねじ19には、支持筒20が螺着され、この支持
筒20の上端部外周面に形成された雄ねじ21には、中
心に通孔(図示略)が穿設されたボール状の弁体22を
備える開閉弁23が、案内管18の通路を開閉しうるよ
うにして螺着されている。
【0019】開閉弁23の弁体22は、その弁軸24に
固着したレバー25を回動操作することにより、開閉す
ることができる。
【0020】開閉弁23の後端開口部の内面に形成され
た雌ねじ26には、補助案内管27の先端部が螺着され
ている。
【0021】補助案内管27の後端開口部の外周面に形
成された雄ねじ28には、閉塞キャップ29が、着脱可
能として取付けられている。
【0022】接続管2、案内管18及び補助案内管27
内には、操作杆30が、開放状態にある弁体22の通孔
を挿通するようにして収容され、その先端部には、ほぼ
円柱状の吸着体31が取付けられている。
【0023】操作杆30は、ナイロン等の可撓性のチュ
ーブ30a内に、ピアノ線等の弾性線材(図示略)を挿
通して構成され、弾性的に撓曲しうるようになってい
る。
【0024】吸着体28は、前後及び中央部の3個の合
成樹脂製の保持部材32により、リング状の複数の永久
磁石33を挟持して構成され、その全長は、本管1内に
ほぼ収容される長さとされている。
【0025】操作杆30の後端部は、閉塞キャップ29
の中心の挿通孔34に嵌合したダストシール35に密封
状に挿通され、その突出端には把手部36が取付けられ
ている。
【0026】次に、上記実施形態の金属切粉除去装置1
4の使用要領について説明する。
【0027】本発明の装置14は、本管1の穿孔工程の
後に使用される。
【0028】すなわち、補助管17のフランジ37に取
付けた穿孔装置38におけるセンタドリル39と円筒形
のカッター40とを前進させて、本管1の側壁に分岐孔
41を穿設し、切断片42を保持した状態でカッター4
0を後退させたのち、予めカッター40と干渉しない位
置まで引き上げておいた吸着体31を、把手部36を持
って押し入れ、その先端を分岐孔41を通して本管1の
内壁に当接させる。なお、この挿入時には、開閉弁23
の弁体22は開放しておく。
【0029】これにより、分岐孔41の穿孔時において
本管1及び接続管2の内底面に落下した金属粉が、吸着
体31の永久磁石33により吸着されて捕集される。
【0030】ついで、把手部36を持って操作杆30を
引っ張り、吸着体31を、2点鎖線で示すように、補助
案内管27内まで引き上げたのち、開閉体23の弁体2
2を閉じ、流体の流出を防止する。
【0031】ついで、閉塞キャップ29を取外して、吸
着体31を外部に取出せば、金属粉の吸着状態を目視に
より直接確認することができる。
【0032】金属粉の吸着量が多く、まだ本管1内に金
属粉が残存していることが予想されるときには、永久磁
石33より金属粉を除去したのち、閉塞キャップ29を
再度補助案内管27に取付け、弁体22を開いて吸着体
31を本管1内まで押し入れて残存している金属粉を再
吸着する。
【0033】その後、上記の要領で吸着体31を外部に
取出し、金属粉の吸着状態を確認する。
【0034】この操作を繰り返し行い、吸着体31に金
属粉が吸着されなくなれば、管内の金属粉はほぼ完全に
除去されたことになる。
【0035】管内の金属粉を除去したのち、仕切弁装置
5の弁体12を下降させて、接続管2内の流路を一時的
に遮断し、その後金属切粉除去装置14と穿孔装置38
とを取外し、接続管2に分岐管(図示略)を接続する。
また、吸着体31を補助案内管27内に引き上げるまで
に補助管17の受皿部17a上に落下した金属粉は、補
助管17の取外しとともに除去されるため、分岐管の接
続管2への接続持において、金属粉が邪魔して水密な接
続が出来なくなる恐れがない。
【0036】ついで、弁体12を引き上げて流体を分岐
管に流通させたのち、プラグ挿入装置を操作して、挿入
孔10をプラグにより密栓し、最後に取付装置6を取外
せば、一連の工程が完了する。
【0037】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、種々の実施形態をとり得る。
【0038】上記実施形態では、操作杆30の先端部に
吸着体31を一体的に取付けているが、例えば図2に示
すように、吸着体31の中心の芯材43を後方に若干突
出させ、その突出部に雌ねじ孔44を穿設し、この雌ね
じ孔44に、操作杆30の先端の弾性線材45の雄ねじ
46を螺合することにより、操作杆30より吸着体31
を取外すことができるようにしてもよい。
【0039】このようにすると、吸着体31を外部に取
出して、再度挿入する際に、それに吸着されている金属
粉をその都度除去することなく、別に用意しておいた吸
着体31に交換して迅速に再度挿入することができる。
【0040】閉塞キャップ29をねじにより補助案内杆
27に取付けているが、それらの嵌合面のいずれか一方
にゴム等の弾性材を固着するなどし、その弾性変形を利
用して閉塞キャップ29をワンタッチで着脱しうるよう
にしてもよい。
【0041】開閉弁23を支持筒20を介して案内管1
8に取付けているが、支持筒20を省略して直接案内管
18に取付けてもよい。
【0042】吸着体31の形状は、上記実施形態の外、
楕円形断や多角形等としてもよいことは勿論である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。
【0044】(a)請求項1記載の発明によれば、金属
粉を吸着した吸着体を補助案内管内まで引き上げて開閉
弁を閉じれば、流体が補助案内管内に流入するのが防止
されるので、閉塞部材を取外して吸着体を外部に取出
し、金属粉の吸着状態を目視により直接確認することが
できる。また、吸着状態に応じて、再度閉塞部材を取付
け、開閉弁を開いて吸着体を挿入し、金属粉を再捕集す
ることができるので、管内の金属粉は、その量に関係な
くほぼ完全に除去される。
【0045】(b)請求項2記載の発明によれば、吸着
体を繰り返し挿入する際、それに吸着されている金属粉
をその都度除去することなく、別に用意しておいた吸着
体に交換して速やかに作業を開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明と、それが適用された本管継手部の縦断
側面図である。
【図2】操作杆と吸着体との他の取付形態を示す要部の
一部切欠拡大側面図である。
【符号の説明】 1 本管 2 接続管 3 継手 4 ベース板 5 仕切弁装置 6 取付装置 7 角軸部 8 ねじ杆 9 スリーブ 10 挿入孔 11 弁保持体 12 弁体 13 フランジ 14 金属切粉除去装置 15 フランジ 16 パッキン 17 補助管 17a 受皿部 18 案内管 19 雄ねじ 20 支持筒 21 雄ねじ 22 弁体 23 開閉弁 24 弁軸 25 レバー 26 雌ねじ 27 補助案内管 28 雄ねじ 29 閉塞キャップ(閉塞部材) 30 操作杆 31 吸着体 32 保持部材 33 永久磁石 34 挿通孔 35 ダストシール 36 把手部 37 フランジ 38 穿孔装置 39 センタドリル 40 カッター 41 分岐孔 42 切断片 43 芯材 44 雌ねじ孔 45 弾性線材 46 雄ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23B 47/34 B23B 47/34 Z B23Q 11/00 B23Q 11/00 L (71)出願人 000105556 コスモ工機株式会社 東京都港区新橋2丁目16番の1−701号 ニュー新橋ビル7階706号室 (72)発明者 斉藤 大介 千葉県市川市市川南2丁目8番8号 京葉 瓦斯株式会社内 (72)発明者 川村 剛朗 千葉県市川市市川南2丁目8番8号 京葉 瓦斯株式会社内 (72)発明者 豊田 康弘 福岡県福岡市博多区千代1丁目17番1号 西部瓦斯株式会社内 (72)発明者 古城戸 賢治 福岡県福岡市博多区千代1丁目17番1号 西部瓦斯株式会社内 (72)発明者 高村 強道 東京都港区新橋2丁目16番の1の701号ニ ュー新橋ビル706号室 コスモ工機株式会 社内 (72)発明者 中里 謙介 東京都港区新橋2丁目16番の1の701号ニ ュー新橋ビル706号室 コスモ工機株式会 社内 Fターム(参考) 3C036 AA18 HH12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製本管の外周壁に装着された継手に
    おける前記本管とほぼ直交する方向を向く接続管の開口
    端に、該接続管の方向を向き、かつ軸線が接続管の軸線
    と所定角度傾斜して交叉する案内管を備える補助管を取
    付け、前記案内管より挿入した、外部より操作可能な可
    撓性を有する操作杆の先端に、永久磁石を備える吸着体
    を、前記接続管及び本管に向かって進退可能に設けてな
    る流体管内の金属切粉除去装置において、 前記案内管の後方の開口端部に、該案内管内の通路を開
    閉し得る開閉弁を設けるとともに、開閉弁の後端部に補
    助案内管を取付け、この補助案内管の後端開口部に、前
    記操作杆の後端部が挿通する閉塞部材を着脱可能として
    装着したことを特徴とする流体管内の金属切粉除去装
    置。
  2. 【請求項2】 吸着体を操作杆の先端部に着脱可能に取
    付けた請求項1に記載の流体管内の金属切粉除去装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100341682C (zh) * 2003-09-24 2007-10-10 株式会社牧田 作业工具
KR101246004B1 (ko) 2010-12-30 2013-03-20 두산모트롤주식회사 감속기 내부의 철분 제거 장치
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