JP2002018248A - スパイラル型気液接触膜モジュール - Google Patents

スパイラル型気液接触膜モジュール

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JP2002018248A
JP2002018248A JP2000210137A JP2000210137A JP2002018248A JP 2002018248 A JP2002018248 A JP 2002018248A JP 2000210137 A JP2000210137 A JP 2000210137A JP 2000210137 A JP2000210137 A JP 2000210137A JP 2002018248 A JP2002018248 A JP 2002018248A
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gas
liquid contact
spiral
contact membrane
type gas
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JP2000210137A
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Makoto Himeno
誠 姫野
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気体側流路に発生した凝縮水を円滑に排出す
ることにより、生成される気体溶解液の濃度を一定に保
つことができるスパイラル型気液接触膜モジュールを提
供することである。 【解決手段】 スパイラル型気液接触膜エレメント10
の外周部に溝構造スペーサ50が巻き付けられる。溝構
造スペーサ50は、平行に配列された複数の縦糸51と
縦糸51に直交するように配列された複数の横糸52と
により構成される。溝構造スペーサ50は、スパイラル
型気液接触膜エレメント10の軸方向に対して垂直方向
に溝部53が延びるようにスパイラル型気液接触膜エレ
メント10の外周部に巻き付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体中への気体の
溶解または液体中からの気体の放散といった気液接触操
作に用いられるスパイラル型気液接触膜モジュールに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、化学工業等の多くの分野では、液
体へのガス溶解あるいは液体からのガス放散といった気
液接触操作が行われている。たとえば、ガス溶解とし
て、医薬品分野等における微生物培養液への酸素供給、
電子工業における超純水ラインへのオゾン溶解、水産業
界における養魚への酸素供給、あるいはNOx (窒素酸
化物)やSOx (硫黄酸化物)等の排ガス処理が挙げら
れ、また、ガス放散としては、純水製造における脱炭酸
処理があげられる。
【0003】また、気液接触の一例として、半導体工業
におけるオゾン水の製造がある。現在、ウェーハの洗浄
には、アンモニア−過酸化水素水混合液、塩酸−過酸化
水素水混合液等の薬液が用いられているが、廃水処理に
かかるコストダウン、環境問題等の観点から、オゾン水
による洗浄が注目されている。ここで、ウェーハの洗浄
に用いられるオゾン水は、10〜30ppmと高濃度な
オゾン水が要求され、濃度コントロールも容易でなけれ
ばならない。
【0004】これらの条件を満たすためには、従来から
用いられているいわゆるバブリング法では、高濃度なイ
オン水が得られにくい、クリーン度に問題がある、濃度
コントロールが困難である等の課題があり、膜モジュー
ルを使用してオゾンガスを超純水中に溶解させる方法が
近年用いられている。
【0005】気液接操作に使用される膜モジュールの形
態としては、スパイラル型、平膜積層型、プレート・ア
ンド・フレーム型などの平膜を用いた平膜状膜モジュー
ル、および中空糸のような環状膜を用いた環状膜モジュ
ールがある。それらの中でも中空糸膜モジュールやスパ
イラル型膜モジュールが一般的である。
【0006】中空糸膜モジュールの場合、中空糸膜内部
に純水が層流の状態で流動するため、中空糸膜の内周面
近傍での境膜抵抗が大きく、純水へのオゾンガスの移動
係数が低い。また、中空糸膜モジュールでは、構造上、
膜の充填効率が低いため、膜モジュールとしては大型の
ものになり、コストも高くなる。
【0007】一方、スパイラル型膜モジュールでは、液
体側流路に乱流促進を図る流路材を用いることにより、
多孔質膜近傍の境膜抵抗が低くなり、純水へのオゾンガ
スの移動係数が高くなる。また、スパイラル型膜モジュ
ールでは、膜の充填効率が高いため膜モジュールを小型
化でき、コストも低く抑えられるという利点を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】例えば、ウエーハの洗
浄に用いるオゾン水を膜モジュールを用いて製造する場
合、電解法で得られたオゾンガスはその製法上飽和ガス
となっている。また、オゾンガスおよび超純水の温度は
特に制御されていないことが多いが、通常、共に18〜
30℃とほぼ同じ温度領域内にある。
【0009】しかし、一般的には、超純水の温度がオゾ
ンガスの温度よりも高い場合が多く、この場合、超純水
側とオゾンガス側との温度差から水が水蒸気となってオ
ゾンガス側に入ることになる。オゾンガスはもともと飽
和状態となっていることから、この水蒸気により過飽和
となり、凝縮水が発生する。オゾンガス側に凝縮水が溜
まると、オゾンガスの接触面積が減少し、その結果、生
成されるオゾン水の濃度が低下する。そのため、オゾン
水の濃度を一定にするためには、オゾンガスの供給圧力
を上げてオゾンガスの供給量を増加させる必要が生じ
る。
【0010】しかしながら、超純水側の圧力以上にオゾ
ンガス側の圧力を上げると、超純水側にオゾンガスが抜
けて後工程に支障が出る。そのため、オゾンガス側の圧
力を超純水側の圧力以上に上げることはできない。
【0011】また、気液接触により生成されるオゾン水
は希釈されてウエーハの洗浄に用いられることから、オ
ゾン水の濃度が変動すると、ウエーハの洗浄性にばらつ
きが発生する。その結果、歩留りが低下する。
【0012】さらに、スパイラル型膜モジュールは、ハ
ウジング内にスパイラル型膜エレメントが収容されてな
る。特に、スパイラル型膜エレメントの外周面とハウジ
ングの内周面との間に隙間がほとんどなく気体側流路材
がハウジングの内周面に接触している場合には、発生し
た凝縮水の流路が確保されず、凝縮水がハウジングの外
部に抜けにくい状態となっている。
【0013】本発明の目的は、気体側流路で発生した凝
縮水を円滑に排出することにより、生成される気体溶解
液の濃度を一定に保つことができるスパイラル型気液接
触膜モジュールを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る気液接触膜モジュールは、透過性膜と流路材
とを重ねて有孔中空管の外周面にスパイラル状に巻回す
ることにより形成されたスパイラル型気液接触膜エレメ
ントが容器内に収容されてなるスパイラル型気液接触膜
モジュールであって、容器の外周部に気体出口が設けら
れ、スパイラル型気液接触膜エレメントの気体側流路が
気体出口に連通し、スパイラル型気液接触膜エレメント
の外周部に外周部流路材が巻き付けられたものである。
【0015】本発明に係るスパイラル型気液接触膜モジ
ュールにおいては、スパイラル型気液接触膜エレメント
の気体側流路を流れる気体が容器の外周部の気体出口よ
り外部に排出される。スパイラル型気液接触膜エレメン
トの外周部に外周部流路材が巻き付けられているので、
気体側流路に発生した凝縮水は外周部流路材に沿って速
やかに流動する。それにより、気体側流路に凝縮水が滞
留せず、気体とともに容器の気体出口から外部に円滑に
排出される。したがって、凝縮水の滞留による気液接触
面積の減少が防止されるので、気体溶解液の濃度が一定
に保たれる。
【0016】外周部流路材が溝部を有することが好まし
い。この場合、溝部が凝縮水の流路となり、気体側流路
に発生した凝縮水が外周部流路材の溝部を通って外部に
円滑に排出される。
【0017】溝部がスパイラル型気液接触膜エレメント
の周方向に延びることが好ましい。それにより、気体側
流路材に発生した凝縮水が気体の流れにのってスパイラ
ル型気液接触膜エレメントの外周部を周方向に流れつつ
容器の気体出口から外部に円滑に排出される。
【0018】溝部が連続形状していることが好ましい。
この場合、凝縮水は流動開始点から終点まで障害物のな
い連続した溝部を流れる。したがって、溝部内での気体
および凝縮水の流動抵抗が小さくなる。
【0019】溝部が直線形状をしていることが好まし
い。この場合、溝部の流路長さが最短となり、気体およ
び凝縮水の流動抵抗が減少する。その結果、凝縮水が速
やかに外部に排出される。
【0020】外周部流路材が、複数の縦糸と複数の縦糸
に交差する複数の横糸とにより構成され、複数の縦糸間
に溝部が形成されてもよい。この場合、気体側流路に発
生した凝縮水は気体とともに外周部流路材の複数の縦糸
間の溝部を通って容器の気体出口から外部に速やかに排
出される。
【0021】縦糸の外径が横糸の外径以上であることが
好ましい。これにより、外周部流路材の厚さを抑えつつ
縦糸間に凝縮水の流路となる溝部を形成することができ
る。
【0022】横糸の外径が縦糸の外径の2分の1以下で
あることが好ましい。それにより、外周部流路材の厚さ
を厚くすることなく縦糸間に十分な深さの溝部を形成す
ることができる。したがって、凝縮水の十分な流路を確
保しつつ外周部流路材の厚さが厚くなることによるコス
トの上昇および容器の外径が不必要に大きくなることに
よるコストの上昇を防止することができる。
【0023】縦糸の外径が100μmよりも小さいと、
溝部の深さが浅くなり、気体および凝縮水の流動抵抗が
増加する。それにより、気体および凝縮水が十分に流れ
ず、凝縮水を外部に円滑に排出することができない。一
方、縦糸の外径が500μmよりも大きいと、外周部流
路材を含めたスパイラル型気液接触膜エレメントの外径
が大きくなり、容器の外径も大きくなる。それにより、
材料費が高くなるとともに、設置スペースが増大し、不
経済となる。
【0024】また、横糸の外径が50μmよりも小さい
と、外周部流路材の強度を確保することが困難となる。
一方、横糸の外径が250μmよりも大きいと、外周部
流路材の厚さが大きくなり、外周部流路材を含めたスパ
イラル型気液接触膜エレメントの外径が大きくなるとと
もに、容器の外径が大きくなる。それにより、材料費が
高くなるとともに、設置スペースも増大し、不経済とな
る。
【0025】さらに、溝部の幅が200μmよりも小さ
いと、気体および凝縮水が十分に流れず、凝縮水を速や
かに外部に排出することが困難になる。一方、溝部の幅
が1000μmよりも大きいと、外周部流路材同士が重
なり合う場合に、一方の外周部流路材の部分が他方の外
周部流路材の溝部内に陥没し、凝縮水の流路が狭くな
る。
【0026】したがって、縦糸の外径が100μm以上
500μm以下であり、横糸の外径が50μm以上25
0μm以下であり、溝部の幅が200μm以上1000
μm以下であることが好ましい。
【0027】溝部が外周部流路材の両面に設けられるこ
とが好ましい。それにより、凝縮水の流路を十分に確保
することができる。溝部が外周部流路材の片面に設けら
れてもよい。この場合、外周部流路材の厚さを小さくす
ることができる。
【0028】溝部は外周部流路材の表側の面に設けられ
てもよく、裏側の面に設けられてもよい。
【0029】透過性膜および外周部流路材がフッ素樹脂
からなることが好ましい。フッ素樹脂は種々の気体およ
び液体に対して耐久性があるため広い分野への適用が可
能となる。特に、オゾンおよびオゾン水に対する耐久性
があるため、オゾン水の製造に好適に使用できる。
【0030】透過性膜が連続または独立した一または複
数対の多孔質膜からなり、多孔質膜が内側に液体側流路
材を挟んでかつ外側に気体側流路材を重ねて有孔中空管
の外周面にスパイラル状に巻回され、多孔質膜間で液体
側流路材により形成される液体側流路の内周側の側部お
よび外周側の側部が封止されるとともに、多孔質膜間で
気体側流路材により形成される気体側流路の両端部が封
止されることが好ましい。
【0031】この場合、気体は、有孔中空管内を通り、
スパイラル状の気体側流路内を流れ、液体は、有孔中空
管にほぼ平行にスパイラル型気液接触膜エレメントの一
方の端部から他方の端部へ液体側流路内を流れる。この
過程で、気体と液体とは多孔質膜を介して接触し、目的
成分の透過作用が行われる。
【0032】このとき、気体側流路に発生した凝縮水が
気体とともに外周部流路材に沿って速やかに流動し、容
器の気体出口から外部に円滑に排出される。したがっ
て、凝縮水の滞留による気液接触面積の減少が防止され
るので、気体溶解液の濃度が一定に保たれる。
【0033】第2の発明に係るスパイラル型気液接触膜
モジュールは、連続または独立した一または複数対の多
孔質膜を、内側に第1の流路材を挟んでかつ外側に第2
の流路材を重ねて有孔中空管の外周面にスパイラル状に
巻回することによりスパイラル型気液接触膜エレメント
が形成され、多孔質膜間で第1の流路材により形成され
る第1の流路の内周側の側部および外周側の側部が封止
されるとともに、多孔質膜間で第2の流路材により形成
される第2の流路の両端部が封止され、スパイラル型気
液接触膜エレメントは筒形容器内に収容され、筒形容器
は、両端部にそれぞれ第1の流体口を有しかつ少なくと
も一端部および外周部にそれぞれ第2の流体口を有し、
筒形容器内で前記スパイラル型気液接触膜エレメントの
両端部側にそれぞれ形成される第1の空間とスパイラル
型気液接触膜エレメントの外周側に形成される第2の空
間とが分離され、第1の空間が第1の流体口に連通し、
第2の空間が筒形容器の外周部の第2の流体口に連通し
かつ有孔中空管の内部が前記筒形容器の少なくとも一端
部の第2の流体口に連通し、スパイラル型気液接触膜エ
レメントの外周部に外周部流路材が設けられたものであ
る。
【0034】本発明に係るスパイラル型気液接触膜モジ
ュールにおいて、液体は、筒形容器の一端部の第1の流
体口から一方の第1の空間内に供給され、スパイラル型
気液接触膜エレメントの多孔質膜間に形成された第1の
流路を通り他方の第1の空間に流動し、筒形容器の他端
部の第1の流体口から外部に排出される。また、気体
は、筒形容器の少なくとも一端部の第2の流体口から有
孔中空管の内部に供給され、スパイラル型気液接触膜エ
レメントの多孔質膜間に形成された第2の流路を通り筒
形容器内の第2の空間に流動し、筒形容器の外周部に形
成された第2の流体口から外部に排出される。
【0035】筒形容器の内部において、液体は有孔中空
管にほぼ平行に流動し、気体は多孔質膜を介して液体と
ほぼ直交する方向にスパイラル状に流動する。液体と気
体とは多孔質膜を介して接触し、目的成分の透過作用が
行われる。
【0036】第2の流路に発生した凝縮水は、外周部流
路材に沿ってスパイラル型気液接触膜エレメントの外周
部を速やかに流れ、第2の流体口から外部へ円滑に排出
される。したがって、凝縮水の滞留による気液接触面積
の減少が防止されるので、気体溶解度の濃度が一定に保
たれる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスパイラル型
気液接触膜モジュールの一実施の形態について説明す
る。以下の説明では、オゾンガスおよび純水を用いてオ
ゾン水を生成する場合を説明する。
【0038】図1は本発明による一実施の形態のスパイ
ラル型気液接触膜モジュールを示す軸方向の断面図、図
2は図1のスパイラル型気液接触膜モジュールにおける
スパイラル型気液接触膜エレメントの一部切欠き斜視
図、図3は図1中のA−A線断面図、図4は図1のスパ
イラル型気液接触膜エレメントの封止部の拡大断面図で
ある。
【0039】図1に示すスパイラル型気液接触膜モジュ
ール1は、圧力容器であるハウジング2およびハウジン
グ2の内部に挿入されたスパイラル型気液接触膜エレメ
ント10を備える。ハウジング2は円筒状の胴部を有
し、胴部の一方端部3に液体入口4が形成され、他方端
部5に気体溶解液出口6が形成されている。また、ハウ
ジング2の胴部の外周面には気体出口7が1または複数
箇所形成されている。
【0040】有孔中空管からなる気体供給管11の一方
端はハウジング2の一方端部3を貫通して気体入口11
aを構成し、他方端は樹脂剤16により密封されてい
る。気体供給管11の管壁には、供給流体流量に対して
圧力損失を低く抑えることができるように複数の供給孔
11bが形成されている。
【0041】また、後述するように、スパイラル型気液
接触膜エレメント10の外周部には溝構造スペーサ50
が巻き付けられている。
【0042】図2において、スパイラル型気液接触膜エ
レメント10は、液体側流路材13の両面に疎水性多孔
質膜14を重ね合わせ、さらに疎水性多孔質膜14の他
方の面に2枚の気体側流路材15を重ね合わせ、それら
を気体供給管11の周りに巻回することにより構成され
ている。
【0043】オゾンガスあるいはオゾン水に接する部材
の材質としては、オゾンに対する耐久性を有することは
もちろんのこと、部材の成分の溶出がないものを選定す
る必要がある。一般的にフッ素樹脂が用いられている
が、中でも四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、パーフ
ルオロアルコキシ樹脂(PFA)またはNewPFAが
好適に用いられる。ここで、NewPFAとは、PFA
の両末端基が不安定基であったものをCF3 基に変える
ことにより化学的に一番安定な構造を持ち、よりピュア
なフッ素樹脂である。また、用途および使用条件によっ
て、ビニリデンフルオライド樹脂(PVDF)、パーフ
ルオロエチレンプロピレン樹脂(FEP)を用いること
もできる。
【0044】本実施の形態では、疎水性多孔質膜14と
して、平均孔径が0.01〜1μmのPTFEからなる
平膜を用いる。また、液体側流路材13としては、PF
Aからなる線材を平織して形成されたネットを用いる。
また、気体側流路材15はPFAにより形成される。さ
らに、溝構造スペーサ50はNewPFAにより形成さ
れる。
【0045】図3に示すように、液体側流路材13を挟
んだ疎水性多孔質膜14間のスパイラル状の空間が液体
側流路19を構成する。スパイラル状の液体側流路19
の内周側の側部(気体供給管11に平行な辺)および外
周側の側部が、液体側流路材13を挟む疎水性多孔質膜
14同士を融接することにより封止されている。これに
より、液体側流路19の内周側の側部および外周側の側
部にそれぞれ内周側封止部21aおよび外周側封止部2
1bが形成される。したがって、液体側流路19は、純
水およびオゾン水がスパイラル型気液接触膜エレメント
10の軸方向に流動可能な空間になる。また、液体側流
路19の軸方向の両端部は開放されており、純水の流入
およびオゾン水の流出が可能である。
【0046】なお、本実施の形態では、2枚の疎水性多
孔質膜14の間に液体側流路材13を挟んで両方の側部
を融接しているが、1枚の疎水性多孔質膜14を折り畳
んでその間に液体側流路材13を挿入し、一方の側部を
融接してもよい。
【0047】2枚の気体側流路材15を挟んだ疎水性多
孔質膜14間のスパイラル状の空間が気体側流路18を
構成する。そして、図4に示すように、スパイラル状の
気体側流路18の軸方向の両端部は、樹脂材17により
封止される。また、スパイラル型気液接触膜エレメント
10の外周面の両端部とハウジング2の胴部の内周面と
の間も樹脂材17により封止され、円筒形空間18aを
形成する。これにより、気体側流路18の両端部に封止
部10b,10cが形成される。したがって、気体側流
路18は、オゾンガス25がスパイラル型気液接触膜エ
レメント10のスパイラル方向に流動可能な空間とな
り、オゾンガス25が円筒形空間18aから気体出口7
を通ってモジュール外へ流動可能となる。
【0048】このように、スパイラル型気液接触膜エレ
メント10の両端部の封止部10b,10cを除く気液
接触部10aにおける気体側流路18と液体側流路19
とは、疎水性多孔質膜14、内周側封止部21a、外周
側封止部21bおよび封止部10b,10cによって、
分離された構成となる。
【0049】図5は図2のスパイラル型気液接触膜エレ
メント10の外周部への溝構造スペーサ50の巻き付け
を示す斜視図である。図6は溝構造スペーサ50が巻き
付けられたスパイラル型気液接触膜エレメント10の軸
方向の断面図である。図7は溝構造スペーサ50の一例
を示す平面図、図8は溝構造スペーサ50の断面図であ
る。
【0050】図5および図6に示すように、スパイラル
型気液接触膜エレメント10の外周部に溝構造スペーサ
50が巻き付けられる。この溝構造スペーサ50は、1
重に巻き付けてもよく、あるいは多重に巻き付けてもよ
い。
【0051】図7および図8に示すように、溝構造スペ
ーサ50は、平行に配列された複数の縦糸51と、縦糸
51に直交するように配列された複数の横糸52とによ
り構成される。本実施の形態では、縦糸51を2本ずつ
束ねて凸部54を形成し、凸部54間に溝部53を形成
している。横糸52は、縦糸51を一定間隔で固定する
ために用いている。
【0052】図5に示すように、溝構造スペーサ50
は、矢印Rで示すように、スパイラル型気液接触膜エレ
メント10の軸方向に対して垂直方向に溝部53が延び
るようにスパイラル型気液接触膜エレメント10の外周
部に巻き付けられる。本実施の形態では、溝構造スペー
サ50を4重に巻き付けている。
【0053】図5および図6の溝構造スペーサ50にお
いて、縦糸の外径Dが100μmよりも小さいと、溝部
53の深さが浅くなり、気体および凝縮水の流動抵抗が
増加する。それにより、気体および凝縮水が十分に流れ
ず、凝縮水を外部に円滑に排出することができない。一
方、縦糸51の外径Dが500μmよりも大きいと、溝
構造スペーサ50を含めたスパイラル型気液接触膜エレ
メント10の外径が大きくなり、ハウジング2の外径も
大きくなる。それにより、材料費が高くなるとともに、
設置スペースが増大し、不経済となる。したがって、縦
糸51の外径Dは100〜500μmであることが好ま
しい。
【0054】また、横糸52の外径dが50μmよりも
小さいと、溝構造スペーサ50の強度を確保することが
困難となる。一方、横糸52の外径dが250μmより
も大きいと、溝構造スペーサ50の厚さが大きくなり、
溝構造スペーサ50を含めたスパイラル型気液接触膜エ
レメント10の外径が大きくなるとともに、ハウジング
2の外径が大きくなる。それにより、材料費が高くなる
とともに、設置スペースも増大し、不経済となる。した
がって、横糸52の外径dは50〜250μmであるこ
とが好ましい。
【0055】さらに、溝部53の幅Wが200μmより
も小さいと、気体および凝縮水が十分に流れず、凝縮水
を速やかに外部に排出することが困難になる。一方、溝
部53の幅Wが1000μmよりも大きいと、溝構造ス
ペーサ50同士が重なりあう場合、一方の溝構造スペー
サ50の部分が他方の溝構造スペーサ50の溝部53内
に陥没し、凝縮水の流路が狭くなる。したがって、溝部
53の幅Wは200〜1000μmであることが好まし
い。
【0056】さらに、溝部53間の凸部54の幅が20
0μmよりも小さいと、溝構造スペーサ50の強度が低
下し、凸部54が潰れてしまう可能性がある。一方、凸
部54の幅が1000μmよりも大きいと、流路が狭く
なり、凝縮水を十分に排出することが困難になる。した
がって、凸部54の幅は200〜1000μmであるこ
とが好ましい。
【0057】本実施の形態では、縦糸51の外径Dを2
50μmとし、横糸52の外径dを80μmとし、溝部
53の幅Wを450μmとする。
【0058】図1のスパイラル型気液接触膜モジュール
1の運転時には、純水30は液体入口4を通り、ハウジ
ング2の一方端部3とスパイラル型気液接触膜エレメン
ト10の端面とで構成された入口空間3aに流入する。
そして、液体側流路19内を図2に示すように、液体側
流路材13に沿って軸方向に流れる。
【0059】一方、オゾンガス25は、図1に示すよう
に、気体入口11aから気体供給管11の内部に供給さ
れる。そして、図3に示すように、気体供給管11の側
面の供給孔11bから気体側流路18内に入り、気体側
流路材に沿って気体供給管11に直交する方向にスパイ
ラル状に流動し、ハウジング2の内側の円筒形空間18
aを通って気体出口7から外部へ排出される。なお、気
体出口7を複数設けることによって気体側流路18にお
けるオゾンガス25の流れを均一にすることができる。
【0060】図2に示すように、スパイラル型気液接触
膜エレメント10の気液接触部10aでは、気体供給管
11にほぼ直交する方向にスパイラル状に流動するオゾ
ンガス25と気体供給管11に平行に流動する純水30
とが疎水性多孔質膜14を介して接触する。これによ
り、オゾンガス25が疎水性多孔質膜14を透過して純
水30中に溶解し、オゾン水31が生成される。
【0061】スパイラル型気液接触膜エレメント10の
端面から流出したオゾン水31は、図1に示すように、
ハウジング2の他方端部5とスパイラル型気液接触膜エ
レメント10の端面とで構成された出口空間5aを通
り、気体溶解液出口6から外部へ排出される。
【0062】また、図2に示すように、スパイラル型気
液接触膜エレメント10の液体側流路19(図3参照)
で発生した水蒸気9は、疎水性多孔質膜14を透過し、
気体側流路18(図3参照)で凝縮する。このようにし
て発生した凝縮水8は、気体供給管11にほぼ直交する
方向に延びる気体側流路材15に沿ってオゾンガス25
とともにスパイラル状に流動し、スパイラル型気液接触
膜エレメント10の外周部に排出される。そして、凝縮
水8は、気体供給管11にほぼ直交する方向に延びる溝
構造スペーサ50の溝部53に沿ってオゾンガス25と
ともに円周方向に流動し、気体出口7から排出される。
この場合、溝構造スペーサ50の溝部53は直線的かつ
連続的にスパイラル型気液接触膜エレメント10の外周
部の円周方向に延びているため、凝縮水8は気体出口7
まで円滑に流動できる。
【0063】その結果、凝縮水8が気体側流路18内に
滞留しないため、オゾンガス25および純水30による
気液接触操作に寄与する疎水性多孔質膜14の有効膜面
積が減少しない。このため、オゾン水濃度が一定に保た
れる。また、凝縮水8による気体側流路18の圧力損失
の増加が防止されるので、気体側流路18の圧力が液体
側流路19の圧力より高くならず、液体側流路19内に
気泡が発生する問題が発生しない。
【0064】図9は溝構造スペーサ50の他の例を示す
断面図である。図9に示す溝構造スペーサ50において
は、複数の横糸52の両側に複数の縦糸51からなる凸
部54が配置され、凸部間に溝部53が形成されてい
る。それにより、図9の溝構造スペーサ50は、両面に
複数の溝部53を有する。
【0065】図9の溝構造スペーサ50をスパイラル型
気液接触膜エレメント10の外周部に巻き付けた場合に
も、気体側流路に発生した凝縮水を気体出口7から円滑
に排出することができる。
【0066】
【実施例】ここで、以下に示す実施例、比較例1および
比較例2のスパイラル型気液接触膜モジュールを作製
し、凝縮水が滞留することにより上昇する気体側の圧力
損失を測定した。
【0067】実施例では、スパイラル型気液接触膜エレ
メント10の外周部に図7および図8に示した溝構造ス
ペーサ50を巻き付け、図1に示す構造を有するスパイ
ラル型気液接触膜モジュールを作製した。
【0068】比較例1では、図2のスパイラル型気液接
触膜エレメント10の外周部に平織りネットを巻き付
け、スパイラル型気液接触膜モジュールを作製した。
【0069】比較例2では、図2のスパイラル型気液接
触膜エレメント10の外周部に何も巻き付けずに、スパ
イラル型気液接触膜モジュールを作製した。
【0070】なお、実施例、比較例1および比較例2に
おいて、疎水性多孔質膜としてPTFE疎水性多孔質膜
NTF1121を用いた。また、膜モジュールのサイズ
はドームの直径が84mm、長さが310mmであり、
有効膜面積は約0.5m2 である。
【0071】気体入口11aから10体積%のオゾンガ
スを流量を変化させて供給し、液体入口4から温度25
℃の純水を圧力2kgf/cm2 および流量5L/mi
nで供給し、気体側流路の気体流量と気体流路側におけ
る圧力損失(凝縮時の圧力損失)との関係を測定した。
【0072】図10に実施例、比較例1および比較例2
の気体流量と気体側流路の圧力損失との関係の測定結果
を示す。
【0073】図10に示すように、スパイラル型気液接
触膜エレメント10の外周部に何も巻き付けていない比
較例2のスパイラル型気液接触膜モジュールでは、凝縮
水を膜モジュール外に排出させることができず、流量の
増加に伴って気体側流路における圧力損失が増加した。
【0074】また、スパイラル型気液接触膜エレメント
10の外周部に平織りネットを巻き付けた比較例1のス
パイラル型気液接触膜モジュールでは、気体側流路にお
ける圧力損失の増加が比較例2に比べて小さくなった。
【0075】これに対し、スパイラル型気液接触膜エレ
メント10の外周部に溝構造スペーサ50を巻き付けた
実施例のスパイラル型気液接触膜モジュールでは、凝縮
水を常時膜モジュール外へ排出できるため、流量の増加
に伴う気体側流路における圧力損失の増加が最も低く抑
えられた。
【0076】これらの結果から、スパイラル型気液接触
膜エレメント10の外周部に溝構造スペーサ50を巻き
付けることにより、凝縮水をモジュール外へ円滑に排出
することができることがわかる。
【0077】以上のように、本発明のスパイラル型気液
接触膜モジュールによると、凝縮水が発生しても、溝構
造スペーサ50の溝部53を通って外部に円滑に排出さ
れるので、一定濃度の気体溶解液を供給することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態のスパイラル型気液
接触膜モジュールを示す軸方向の断面図である。
【図2】図1のスパイラル型気液接触膜モジュールにお
けるスパイラル型気液接触膜エレメントの一部切欠き斜
視図である。
【図3】図1中のA−A線断面図である。
【図4】図1のスパイラル型気液接触膜エレメントの封
止部の拡大断面図である。
【図5】スパイラル型気液接触膜エレメントへの溝構造
スペーサの巻き付けを示す斜視図である。
【図6】溝構造スペーサが巻き付けられたスパイラル型
気液接触膜エレメントの断面図である。
【図7】溝構造スペーサの一例を示す平面図である。
【図8】溝構造スペーサの一例を示す断面図である。
【図9】溝構造スペーサの他の例を示す断面図である。
【図10】実施例、比較例1および比較例2のスパイラ
ル型気液接触膜モジュールにおける気体側流路の気体流
量と気体流路側圧力損失との関係の測定結果を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 スパイラル型気液接触膜モジュール 2 ハウジング 3a 入口空間 4 液体入口 5a 出口空間 6 気体溶解液出口 7 気体出口 10 スパイラル型気液接触膜エレメント 10b,10c 封止部 11 気体供給管 11a 気体入口 13 液体側流路材 14 疎水性多孔質膜 15 気体側流路材 18 気体側流路 18a 円筒形空間 19 液体側流路 21a 内周側封止部 21b 外周側封止部 50 溝構造スペーサ 51 縦糸 52 横糸 53 溝部 54 凸部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過性膜と流路材とを重ねて有孔中空管
    の外周面にスパイラル状に巻回することにより形成され
    たスパイラル型気液接触膜エレメントが容器内に収容さ
    れてなるスパイラル型気液接触膜モジュールであって、
    前記容器の外周部に気体出口が設けられ、前記スパイラ
    ル型気液接触膜エレメントの気体側流路が前記気体出口
    に連通し、前記スパイラル型気液接触膜エレメントの外
    周部に外周部流路材が巻き付けられたことを特徴とする
    気液接触膜モジュール。
  2. 【請求項2】 前記外周部流路材が溝部を有することを
    特徴とする請求項1記載のスパイラル型気液接触膜モジ
    ュール。
  3. 【請求項3】 前記溝部が前記スパイラル型気液接触膜
    エレメントの周方向に延びることを特徴とする請求項2
    記載のスパイラル型気液接触膜モジュール。
  4. 【請求項4】 前記溝部が連続形状をしていることを特
    徴とする請求項2または3記載のスパイラル型気液接触
    膜モジュール。
  5. 【請求項5】 前記溝部が直線形状をしていることを特
    徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のスパイラル型
    気液接触膜モジュール。
  6. 【請求項6】 前記外周部流路材が、複数の縦糸と前記
    複数の縦糸に交差する複数の横糸とにより構成され、前
    記複数の縦糸間に前記溝部が形成されたことを特徴とす
    る請求項2〜5のいずれかに記載のスパイラル型気液接
    触膜モジュール。
  7. 【請求項7】 前記縦糸の外径が前記横糸の外径以上で
    あることを特徴とする請求項6記載のスパイラル型気液
    接触膜モジュール。
  8. 【請求項8】 前記横糸の外径が前記縦糸の外径の2分
    の1以下であることをことを特徴とする請求項7記載の
    スパイラル型気液接触膜モジュール。
  9. 【請求項9】 前記縦糸の外径が100μm以上500
    μm以下であり、前記横糸の外径が50μm以上250
    μm以下であり、前記溝部の幅が200μm以上100
    0μm以下であることを特徴とする請求項1〜8のいず
    れかに記載の気液接触膜モジュール。
  10. 【請求項10】 前記透過性膜および前記外周部流路材
    がフッ素樹脂からなることを特徴とする請求項1〜9の
    いずれかに記載のスパイラル型気液接触膜モジュール。
  11. 【請求項11】 前記透過性膜が連続または独立した一
    または複数対の多孔質膜からなり、前記多孔質膜が内側
    に液体側流路材を挟んでかつ外側に前記気体側流路材を
    重ねて前記有孔中空管の外周面にスパイラル状に巻回さ
    れ、前記多孔質膜間で前記液体側流路材により形成され
    る液体側流路の内周側の側部および外周側の側部が封止
    されるとともに、前記多孔質膜間で前記気体側流路材に
    より形成される気体側流路の両端部が封止されることを
    特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のスパイラ
    ル型気液接触膜モジュール。
  12. 【請求項12】 連続または独立した一または複数対の
    多孔質膜を、内側に第1の流路材を挟んでかつ外側に第
    2の流路材を重ねて有孔中空管の外周面にスパイラル状
    に巻回することによりスパイラル型気液接触膜エレメン
    トが形成され、前記多孔質膜間で前記第1の流路材によ
    り形成される第1の流路の内周側の側部および外周側の
    側部が封止されるとともに、前記多孔質膜間で前記第2
    の流路材により形成される第2の流路の両端部が封止さ
    れ、前記スパイラル型気液接触膜エレメントは筒形容器
    内に収容され、前記筒形容器は、両端部にそれぞれ第1
    の流体口を有しかつ少なくとも一端部および外周部にそ
    れぞれ第2の流体口を有し、前記筒形容器内で前記スパ
    イラル型気液接触膜エレメントの両端部側にそれぞれ形
    成される第1の空間と前記スパイラル型気液接触膜エレ
    メントの外周側に形成される第2の空間とが分離され、
    前記第1の空間が前記第1の流体口に連通し、前記第2
    の空間が前記筒形容器の外周部の前記第2の流体口に連
    通しかつ前記有孔中空管の内部が前記筒形容器の少なく
    とも一端部の前記第2の流体口に連通し、前記スパイラ
    ル型気液接触膜エレメントの外周部に外周部流路材が設
    けられたことを特徴とするスパイラル型気液接触膜モジ
    ュール。
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