JP2002018216A - フィルタ - Google Patents

フィルタ

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JP2002018216A
JP2002018216A JP2001111565A JP2001111565A JP2002018216A JP 2002018216 A JP2002018216 A JP 2002018216A JP 2001111565 A JP2001111565 A JP 2001111565A JP 2001111565 A JP2001111565 A JP 2001111565A JP 2002018216 A JP2002018216 A JP 2002018216A
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fiber sheet
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Ryoichi Togashi
良一 富樫
Kazuhiko Matsumoto
和彦 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】強度を高めるととともに圧力損失を抑えて捕集
効率を維持し、さらに、作業上、安全上の上記問題点を
解決できるフィルタを提供することを目的とするもので
ある。 【解決手段】ガラス繊維シートの両面に不織布を設け、
フィルタの表面やそのフィルタをプリーツ加工した場合
の屈曲部に尖ったガラス繊維が露出しにくい、取扱易く
安全性の高い薄型フィルタとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般産業用、空調
用、空気清浄機用、掃除機用、エアコン用として広く使
用でき、特にプリーツ型等立体的な形状に形成するのに
好適なフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】空気清浄機用等に用いられるフィルタと
しては、たとえば、特許1558249号や特公平5−
30481号などに、フィルタに強度を付与するため
に、捕集機能を狙ったエレクトレット不織布に非エレク
トレット不織布を多層に重ね合わせたフィルタが開示さ
れている。しかしながら、このようなフィルタでは、強
度を高めることができるものの不織布を多層に重ね合わ
るために圧力損失が高くなり捕集効率が低下する。
【0003】一方、特開平6−198108号公報や特
開平6−205915号公報には、ガラス繊維シートを
骨材に用いて、そのガラス繊維シートにメルトブロー不
織布を重ね合わせたフィルタが開示されている。このよ
うなフィルタでは、強度を高めつつ圧力損失を抑え捕集
効率を維持することができるが、このフィルタを折り加
工したりする場合にガラス繊維が作業者の皮膚に刺さっ
たりチクチクするといった作業上および安全上の問題点
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、強度を高め
るととともに圧力損失を抑えて捕集効率を維持し、さら
に、作業上、安全上の上記問題点を解決できるフィルタ
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラス繊維シ
ートの両面に不織布を設けたフィルタを特徴とするもの
である。
【0006】ここで、ガラス繊維シートは、シート製造
時のMD方向に対して45度方向の剛軟度が100mg
以上のものであること、ガラス繊維シートに含まれるガ
ラス繊維の平均繊維径が25μm以下であること、不織
布がメルトブロー不織布であること、不織布が帯電処理
を施したものであることが好ましい。また、不織布に含
まれる繊維の平均繊維径が7μm以下であること、不織
布が濾過風速5.3cm/秒の条件下において粒子径
0.3μmの粒子に対するQF値が0.5以上のもので
あること、ガラス繊維シートと不織布とがホットメルト
樹脂で接合されていること、そしてホットメルト樹脂が
ウレタン樹脂であることが好ましい。さらに、ガラス繊
維シートと不織布とが超音波接合されていることも好ま
しい。さらにまた、本発明のフィルタは粒子径0.3μ
mの粒子に対する捕集効率が99.97%以上であるこ
とが好ましい。
【0007】また、本発明は、上記のフィルタを備えた
フィルタユニットを特徴とするものである。本発明のフ
ィルタユニットは、空気清浄機用フィルタユニットであ
ることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のフィルタは、図1に示す
ように、ガラス繊維シート3の両面に不織布2が設けら
れて構成されている。ガラス繊維シート3によってフィ
ルタ1としての強度が高められ、そのガラス繊維シート
3を不織布2で挟み込んむことでガラス繊維が表面に露
出して皮膚に刺さったりすることがないようにしてい
る。
【0009】本発明において、ガラス繊維シートとは、
ガラス繊維を含むシートであればよく、レーヨン繊維、
パルプ、熱接着性繊維などを混在させてもよく、混在さ
せる場合には50重量%を超えない程度に混合させるこ
とが好ましい。これらの繊維が、ポリビニルアルコール
樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂などのバインダー
と、たとえば重量比8対2の割合で混ぜられてガラス繊
維シートを構成している。バインダーにポリビニルアル
コール樹脂やアクリル樹脂を用いると、異臭が少なく好
ましい。また、バインダーは、液体、繊維状体のものい
ずれか一方でも、併用してもよい。
【0010】ここで、フィルタの圧力損失は、主に、濾
材そのものによる圧力損失と、濾材をたとえばプリーツ
加工等し山谷状に折り加工してユニット化することによ
って生じる構造圧力損失(風を流した場合に空気の通ら
ない部分による圧力損失)の2つに起因する。濾材を山
谷状に折り加工した場合、構造圧力損失はその山谷の屈
曲点付近で生じるが、濾材の厚みが厚い程、また濾材の
剛性が低い程、濾材同士の接触面積が増加し、構造圧力
損失が大きくなる。
【0011】そこで、本発明においては、フィルタの構
造圧力損失を極力抑えるために、ガラス繊維シート3
は、シート製造時のMD方向に対して45度方向の剛軟
度が100mg以上のものを用いることが好ましい。剛
軟度は、JIS L1085B法に準じ、MD方向に対
して45度方向とは、シート製造時におけるシート流れ
方向に対して45度方向に軸をとり試料を採取すること
を意味する。これは縦方向および横方向のいずれか一方
が剛性の高い材料では、プリーツの加工性が悪かったり
ミニプリーツ化した場合、隣接するプリーツ片の触れ合
う面積が増え構造圧力損失が増すためである。
【0012】また、ガラス繊維シート3は、強度を保ち
つつフィルタの山谷の屈曲点で破断し難いしなやかさと
低圧力損失とを合わせもつために、含むガラス繊維の平
均繊維径が5〜25μmの範囲にあることが好ましい。
繊維径が太過ぎると屈曲点で割れて危険性が増し、また
細過ぎると通気度が低下する。通気度は、フィルタの処
理能力のために100cc/秒/cm2以上であること
が好ましい。また、同様の観点から、目付が10〜60
g/m2、厚みが0.07〜0.35mmの範囲にある
ことが好ましい。より好ましくは、平均繊維径が7〜1
5μmの範囲、目付が15〜30g/m2の範囲にある
ものである。
【0013】そして、剛性を高めるために、ガラス繊維
シート3を構成する繊維は、円形より三角形やY型のも
のが好ましい。
【0014】ガラス繊維シート3の両表面を覆う不織布
2としては、ガラス繊維シート3の両面に不織布2を設
けるものの圧力損失増加を防ぐために、目付が60g/
2以下のものが好ましい。また、圧力損失を高めるこ
となくガラス繊維シート3の両面を均一に覆うために、
不織布3を構成する繊維の平均繊維径は7μm以下が好
ましく、より好ましくは3μm以下である。そして、不
織布2としては、極細繊維によって形成される不織布、
たとえばメルトブロー不織布やスパンボンド不織布、さ
らにはフラッシュ紡糸によって得られた不織布等を用い
ることができるが、上記の観点から、構成する繊維の繊
維径をより細くできるメルトブロー不織布を用いること
が好ましい。さらに、捕集効率を高めるためには、帯電
処理を施したエレクトレット不織布を用いることも好ま
しい。エレクトレット化したフィルムを切断し繊維状と
したものを集合化した不織布なども好適に用いることが
できる。
【0015】また、濾過風速5.3cm/秒の条件にお
いて粒子径0.3μmの粒子に対するQF値が0.5以
上である不織布を用いることも好ましい。QF値とは、
濾材の透過率の自然対数および圧力損失から、次式のよ
うに計算されるものである。QF[1/Pa]=−ln
(透過率[%])/圧力損失[Pa]ここで、透過率は、濾
材に対して風速5.3cm/秒で空気を通したときに粒
子径0.3μmの粒子がどれだけ透過するかを示すもの
であり、圧力損失は、濾材に対して風速5.3cm/秒
で空気を通したときの値である。
【0016】通常のコロナ放電方式でのエレクトレット
不織布濾材のQF値は0.05程度であるが、不織布に
水を接触させた後に乾燥させることにより電荷を生じさ
せたハイドロチャージ方式エレクトレット不織布濾材の
場合には0.5以上とすることが可能である。これは、
ハイドロチャージ方式では不織布の電荷密度を高くでき
るため、同じ圧力損失でも透過率を低くできるためであ
る。すなわち、より低圧力損失で、透過率を低くすなわ
ち捕集効率を高くできる。
【0017】上述のガラス繊維シート3と不織布2と
は、たとえばホットメルト樹脂によって接合される。こ
のとき、溶融ホットメルト樹脂を細ノズルから微細繊維
状に噴射してシート3や不織布2に付与し、両者を重ね
合わせると、圧力損失上昇を防ぎつつ接合できるので好
ましい。そして、ホットメルト樹脂としては、ウレタン
樹脂やポリオレフィン樹脂、エチルビニルアルコール樹
脂などを用いることができるが、ウレタン樹脂は変成さ
せることにより再加熱しても溶融しない耐熱性に優れた
湿気硬化型ウレタン樹脂とすることができ、好ましい。
【0018】また、ガラス繊維シート3と不織布2との
接合は、安価で生産性が高い超音波法にて接合すること
も好ましい。この場合、外層の不織布2をガラス繊維シ
ート3の表裏面に、または、ガラス繊維シート3を貫通
させて不織布2同士を、超音波法にて接合する。超音波
法でガラス繊維シート3と不織布2とを接合する場合に
は、上述のような有機繊維を全繊維の20重量%以上5
0重量%未満の範囲で混合すると、フィルタ全体の強度
とともにガラス繊維シート3と不織布2の接合力を高め
ることができる。
【0019】そして、たとえば家庭用空気清浄機等で求
められている低騒音化のためのHEPAフィルタ(粒子
径が0.3μmの粒子に対する捕集効率が99.97%
以上であるフィルタ)の場合、フィルタユニットとして
の圧力損失値は40Pa程度に抑える必要がある。この
ためには、たとえば約410×313×35mmのフィ
ルタ枠に約1.8m2のフィルタをプリーツ加工して収
納し風量4.0m3 /分で処理する場合、濾材そのもの
による圧力損失が約20Pa程度になるので、構造圧力
損失を約20Pa以下抑える必要がある。そのため、濾
材全体の厚みは0.6mm以下にすることが好ましい
が、この条件を満たすガラス繊維シートとしては、含ま
れるガラス繊維の平均繊維径が10μm以上になるよう
に、そして、厚みが0.15mm以上、シート製造時の
MD方向に対して45度方向の剛軟度が250mg以
上、また、通気度が250cc/秒/m2以上の性能が
得られるものが好ましい。なお、厚みは剛軟度が許す範
囲であれば薄ければ薄い程好ましい。一方、不織布は、
繊維径が1.7μm以下、目付が20g/m2以下、
0.3μm粒子の捕集効率が99%以上のものが好まし
い。そしてこの不織布をガラス繊維シートの両面に接合
すると、強度、安全性、作業性が高く、かつ、低圧力損
失で捕集効率の高いHEPAフィルタを得ることができ
る。
【0020】
【実施例】<実施例1>ガラス繊維、ポリビニルアルコ
ール繊維、酢酸ビニル樹脂とを重量比8:1:1で含む
シート(厚み0.19mm、繊維径13μm、目付25
g/m2、通気度250cc/秒/cm2、バインダー酢
酸ビニル)の両面に湿気硬化型ウレタン微粒子を噴射
し、帯電処理したポリプロピレンメルトブロー不織布
(繊維径1.7μm、目付20g/m2、捕集効率9
9.5%、圧力損失10Pa、厚さ0.16mm)を重
ね合わせて、サンドイッチ構造の厚さ0.43mmの濾
材を得た。
【0021】得られた濾材を山高さ30mmでプリーツ
加工してみたが、濾材の表面や屈曲部からガラス繊維の
露出はなく使用に際し安全であることが確認できた。
【0022】また、濾材に、山高さ30mm、山数13
9、山ピッチ3.66mmになるようにプリーツ加工を
施し、510×300×32mmの枠体内に収納し、濾
材面積2.49m2のフィルタユニット得た。そのフィ
ルタユニットを風量4.5m3/分(3.0cm/秒)
で評価したところ、圧力損失は40Paであった。 <実施例2>ガラス繊維、ポリビニルアルコール繊維、
アクリル樹脂とを重量比8:1:1で含むシート(厚み
0.28mm、繊維径13μm、目付32g/m2、通
気度190cc/秒/cm2、バインダー樹脂アクリル
樹脂)の両面に湿気硬化型ウレタン微粒子を噴射し、帯
電処理したポリプロピレンメルトブロー不織布(QF値
0.57、繊維径1.6μm、目付10g/m2、透過
率0.1%、圧力損失4.0Pa、厚さ0.1mm)を
重ね合わせて、サンドイッチ構造の厚さ0.43mmの
濾材(QF値0.57、透過率0.01%、圧力損失
9.2Pa)を得た。
【0023】得られた濾材を山高さ30mmでプリーツ
加工してみたが、濾材の表面や屈曲部からガラス繊維の
露出はなく使用に際し安全であることが確認できた。
【0024】また、濾材に、山高さ30mm、山数11
3、山ピッチ3.45mmになるようにプリーツ加工を
施し、392×310×32mmの枠体内に収納し、濾
材面積2.1m2のフィルタユニット得た。そのフィル
タユニットを風量4m3/分(3.2cm/秒)で評価
したところ、圧力損失は5.9Paであった。このフィ
ルタユニットを空気清浄機に取付けて評価したところ、
風量4m3/分での騒音レベルは21dbで非常に低騒
音であった。 <比較例1>ポリプロピレンメルトブロー不織布をガラ
ス繊維とポリビニルアルコール繊維とを含むシートの片
面のみに設けた以外は実施例1と同様にして厚み0.3
3mmの濾材を得て、同様のプリーツ加工を施した。し
かしながら、この結果、表面に遊離したガラス繊維が飛
び出し危険なため、フィルタとして適さないことがわか
った。 <比較例2>ガラス繊維シートの代わりに、ポリエステ
ル繊維とビニロン繊維を重量比6:4で含む短繊維樹脂
加工不織布(厚さ0.42mm、剛軟度250mg、目
付50g/m2、通気度250cc/秒/cm2)を用い
た以外は、実施例1と同様にして厚み0.65mmの濾
材を得た。なお、短繊維樹脂加工不織布は、ポリエステ
ル繊維とビニロン繊維を混合したウエブを、スチレンブ
タジエンラテックス液に含浸し、その後20重量%のス
チレンブタジエンラテックス液を乾燥付着させて得たも
のである。
【0025】得られた濾材を実施例1と同様にユニット
化して圧力損失を評価したところ62Paであった。
【0026】
【発明の効果】本発明のフィルタは、ガラス繊維シート
の両面に不織布を設けるので、強度を高めるととともに
圧力損失を抑えて捕集効率を維持し、かつ、フィルタの
表面やそのフィルタをプリーツ加工した場合の屈曲部に
尖ったガラス繊維が露出しにくく、取扱易い安全性の高
いものとなる。
【0027】そして、シート製造時のMD方向に対して
45度方向の剛軟度が100mg以上のガラス繊維シー
トを用いると、加工性が高まり、構造圧力損失を抑える
ことができる。また、ガラス繊維シートに含まれるガラ
ス繊維の平均繊維径が25μm以下であると、プリーツ
加工等の際のガラス繊維の割れ等を防ぐことができ、危
険性をより高めることができる。
【0028】そして、メルトブロー不織布を用いる場合
には、構成する繊維の繊維径を小さくでき、圧力損失を
高めることなくガラス繊維シートの両面を均一に覆うこ
とができる。また、不織布に帯電処理を施すと、捕集効
率をさらに高めることができ、含まれる繊維の平均繊維
径が7μm以下の不織布を用いると、圧力損失の上昇を
さらに抑えつつガラス繊維シート3の両面を均一に覆う
ことができる。さらに、不織布が、濾過風速5.3cm
/秒の条件において粒子径0.3μmの粒子に対するQ
F値が0.5以上のものであると、より低圧力損失で、
透過率を低くすなわち捕集効率の高いフィルタを得るこ
とができる。
【0029】さらに、ガラス繊維シートと不織布とをホ
ットメルト樹脂で接合すると、接着剤をシート3や不織
布2に微細繊維状に薄く均一に付与できるので、圧力損
失の偏りおよび上昇を防ぐことができ、ホットメルト樹
脂が湿気硬化型ウレタン樹脂の場合には耐熱性の高いフ
ィルタとすることができる。また、超音波法でガラス繊
維シートと不織布とを接合する場合には、安価で生産性
が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係るフィルタの概略断面
図である。
【符号の説明】
1:フィルタ 2:不織布 3:ガラス繊維シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D04H 1/42 D04H 1/42 B 1/46 1/46 C 3/16 3/16 F24F 13/28 F24F 1/00 371A Fターム(参考) 3L051 BB01 4D019 AA01 BA04 BA12 BA13 BA16 BB03 BB08 BB10 BC01 BD01 CA02 CB03 CB04 DA03 4D054 AA13 AA14 AA15 BC05 BC16 EA22 4L047 BA23 CA05 CA07 CB10 CC12 EA22

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス繊維シートの両面に不織布を設けた
    ことを特徴とするフィルタ。
  2. 【請求項2】ガラス繊維シートは、シート製造時のMD
    方向に対して45度方向の剛軟度が100mg以上のも
    のである、請求項1に記載のフィルタ。
  3. 【請求項3】ガラス繊維シートに含まれるガラス繊維の
    平均繊維径が25μm以下である、請求項1または2に
    記載のフィルタ。
  4. 【請求項4】不織布がメルトブロー不織布である、請求
    項1〜3のいずれかに記載のフィルタ。
  5. 【請求項5】不織布が帯電処理を施したものである、請
    求項1〜4のいずれかに記載のフィルタ。
  6. 【請求項6】不織布に含まれる繊維の平均繊維径が7μ
    m以下である、請求項1〜5のいずれかに記載のフィル
    タ。
  7. 【請求項7】不織布が、濾過風速5.3cm/秒の条件
    下において粒子径0.3μmの粒子に対するQF値が
    0.5以上のものである、請求項1〜6のいずれかに記
    載のフィルタ。
  8. 【請求項8】ガラス繊維シートと不織布とがホットメル
    ト樹脂で接合されている、請求項1〜7のいずれかに記
    載のフィルタ。
  9. 【請求項9】ホットメルト樹脂がウレタン樹脂である、
    請求項8に記載のフィルタ。
  10. 【請求項10】ガラス繊維シートと不織布とが超音波接
    合されている、請求項1〜7のいずれかに記載のフィル
    タ。
  11. 【請求項11】粒子径0.3μmの粒子に対する捕集効
    率が99.97%以上である、請求項1〜10のいずれ
    かに記載のフィルタ。
  12. 【請求項12】請求項1〜11のいずれかに記載のフィ
    ルタを備えたフィルタユニット。
  13. 【請求項13】空気清浄機用フィルタユニットである、
    請求項12に記載のフィルタユニット。
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