JPS6186919A - 濾材の製造方法 - Google Patents

濾材の製造方法

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JPS6186919A
JPS6186919A JP20557184A JP20557184A JPS6186919A JP S6186919 A JPS6186919 A JP S6186919A JP 20557184 A JP20557184 A JP 20557184A JP 20557184 A JP20557184 A JP 20557184A JP S6186919 A JPS6186919 A JP S6186919A
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JP
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fiber layer
fiber
filter medium
glass fiber
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Shuichi Inoue
修一 井上
Hiroshi Nakajima
博 中島
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Azumi Filter Paper Co Ltd
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Azumi Filter Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高い濾過精度と強度が要求される液体あるいは
気体の濾過等に用いる濾材に関するものである。
従来の技術 従来周知のこの種の濾材には、ガラス繊維F紙の両側を
化学繊維層で挾み、さらにその両方の外側を金網で挾ん
で、この5枚の層を一諸にf IJ−ツ状tcMl)込
み、菊花状のカートリッジに成型したものがある。
発明が解決しようとJる問題点 しかしこの種の濾材はガラス繊維P紙を化学繊維層が接
触して支えているだけであるので、強度が不充分である
。高い圧力損失の濾過の場合やあるいは強い脈動が生じ
る濾過の場合、ガラス繊維p紙の強度が弱い部分に流れ
が集中しやがてその部分の孔が大きくなって捕捉すべき
粒子が洩れ、濾過精度が悪くなるという欠点がある。ま
たこの種の濾材のガラス繊維F紙は強度が小さいので、
ある程度以上の厚さを必要とする。そのため価格が高く
、透過抵抗が大きくなる、という欠点がある。さらに、
この種の濾材は壊れやすく、取シ扱いに注意を要すると
いう欠点がある。
また、上記の欠点を解消する目的で、ガラス繊維層とそ
れを補強する化学繊維層あるいは天然繊維層を樹脂接着
剤による二次加工で貼り合わせたものがある。
しかし、この種の濾材はガラス繊維を形成する段階と二
次加工の段階があるので製造コストが高くなる欠点があ
る。
また、樹脂接着剤による二次加工は樹脂がガラス繊維を
覆い濾材の比表面積を減少させ、濾過精度を低下させる
、という欠点がある。
問題点を解決するだめの手段、作用 本発明は上記の欠点を解消するものである。
本発明の濾材は、高分子のバインダー層を接着剤として
ガラス繊維層と補強材の化学繊維層を接着したもので、
大きな強度を持ち、良好な濾過精度が得られる。また、
ガラス繊維層の厚さを薄くすることができるので、透過
抵抗が小さく、安価な濾材を提供することができる。さ
らに、化学繊維で補強されているため、取シ扱いも容易
である。
本発明の三層構造の濾材は第1図のように、3の化学繊
維層で補強されているため、強度が犬きくなシ、1のガ
ラス繊維層によって濾過精度が高い濾材となる。2はl
と3を貼り合わせるバインダー層である。
また、本発明の五層構造の濾材は第2図3と4の化学繊
維によって補強されるため、さらに強度が大きな濾材と
なる。4はまたブレフィルタの機能を果たし、ダスト保
持能力が高く、テ過精度も高い濾材となる。lはガラス
繊維層、2はlと3を貼り合わせるバインダー層である
5はlと4を貼り合わせるバインダー層である。
実施例 本発明の三層構造の濾材の製造方法および実施例は、次
のとおシである。
まず、補強材の化学繊維にスパンピント5型ポリエステ
ル繊維層を用い、この繊維層上にスt4ンメンド方式で
、溶融点が110℃から120℃のポリアミド繊維を積
層する。
実施例では、補強材のポリエステル繊維層の繊維量は3
0 g、zm  で、バインダー層の繊維量はto I
/rn  とした。
第3図、第4図は本発明の製造方法を示したもので、第
3図は本発明の三層構造の濾材の場合、第4図は五層構
造の場合である。
第3図のように、上記の補強材層3とバインダー層2と
を積層した二層構造の繊維層ロール13をセットし11
の抄き網の上に供給し、その上に14のガラス繊維とア
クリル樹脂エマルジョンを混合した抄紙原料を流しこみ
、上記の二層構造の繊維層の上にガラス繊維層lを形成
する。
この三層を抄紙機械のドライヤ一部を通して接着させる
以上のように、紙を抄く操作と同じ要領で、ポリエステ
ルの補強材層およびガラス繊維層をバインダー層で接着
した三層構造の濾材ができる。
次に本発明の五層構造の濾材の実施例を述べる。
まず、本発明の三層構造の実施例と同様に補強材の化学
繊維として、スパンボンド型ぼりエステル繊維層を用い
、この繊維層上にスノソンデンド方式で、溶融点が11
0℃から120℃のポリアミド繊維を積層する。
実施例では、補強材のポリエステル繊維層のlaa量は
3011/m  で、バインダー層の繊維量は1OII
/rn2とした。
第4図のように、上記の補強材層3とバインダー層2と
を積層した二層構造の繊維層ロール13をセットし11
の抄き網の上に供給し、その上に14のガラス繊維とア
クリル樹脂エマルノヨ/を混合した抄紙原料を流しこみ
、上記の二層構造の繊維層の上にガラス繊維層lを形成
する。
ここまでは、三層構造の濾材の製造方法と同じである。
さらに、ガラス繊維の層の上にロール12から二層構造
の繊維層を供給して重ね、抄紙機械の加熱ロール15の
熱で五層を接着する。
以上のように、紙を抄く操作と同じ要領で、ガラス繊維
層の両面をバインダー層を中にいれてポリエステルの補
強材層と接着した五層構造の濾材ができる。
実施例では、補強材層をスパンメンド型ポリエステル繊
維層としたが、これは補強材としての強度を持ち、流体
の透過率がある程度の大きさがある繊維層であれば、他
のものでもよい。
例えば繊維の種類は、レーヨン、アクリル、ポリプロピ
レンあるいは麻繊維や綿繊維、木材繊維等でもよい。ま
た、繊維層の製造方法についても、乾式法、湿式法ある
いは他の方法で製造したものでもよい。
ガラス繊維層のm総量は濾過に必要な精度と圧力損失に
応じて変化させることができる。補強材層の繊維量は、
この濾材を使用する時に必要な強度、硬度に応じて変化
させることができる。
バインダー繊維Oia量は多過ぎると、濾材抵抗が大き
くなシ、少ないと眉間の密着力が弱くなる。したがって
、適切な量を見いださなければならない。実施例では、
1OVn2くらいが最通であった。
また、実施例では、/?バインダー層、スノやンゼンド
方式で、ポリアミド繊維を補強材層の上に積層したが、
繊維はドライヤーあるいはカロ熱ロールの温度よシ低い
溶融点を持つ繊維であれば他のものでもよい。また、・
々イング一層は繊維状でなく、ドツト状、格子状あるい
は補強材層の全面を償わないその他の形状で、通切な溶
融点をもつ高分子を補強材層の上に配列する方法でもよ
い。
発明の効果 次に、本発明の実施例と従来の濾材の性能試験の結果を
衣lに示す。
表  1 表1のように、本発明の濾材は、従来の濾材に較べて、
強度が強い。透気度が小さいので、濾過抵抗が小さb6
濾過粒度が小さいので、濾過精度が良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図の矢印は、濾過の流体の流れの方向を示している
。第1図の1はガラス繊維層で、2ハハインダ一層、3
は補強材層である。第2図の矢印は、濾過の流体の流れ
の方向を示している。第2図の1は、ガラス繊維層で、
2と5はバインダー層、3と4は補強材層である。第3
図、第4図は本発明の製造工程の2例を示し、11は抄
き網で、12および13は補強材層と・ぐインダ一層と
の二層構造の繊維層ロール、14はガラス繊維層の原料
、15は加熱ロールである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)低溶融点のバインダーの層を中間に入れて、ガラ
    ス繊維層と化学繊維層を貼り合わせたことを特徴とする
    三層構造の濾材。
  2. (2)低溶融点のバインダーの層を中間に入れて、ガラ
    ス繊維層の両面に化学繊維層を貼り合わせたことを特徴
    とする五層構造の濾材。
  3. (3)ガラス繊維を水に分散させて濾材を作る工程とこ
    のガラス繊維層にバインダー層と化学繊維層の二層の繊
    維層を貼り合わせる工程を同時に行うことを特徴とする
    三層構造あるいは五層構造の濾材の製造方法。
JP20557184A 1984-10-02 1984-10-02 濾材の製造方法 Granted JPS6186919A (ja)

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