JP2002016315A - レーザダイオード出力制御装置 - Google Patents
レーザダイオード出力制御装置Info
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- JP2002016315A JP2002016315A JP2000273341A JP2000273341A JP2002016315A JP 2002016315 A JP2002016315 A JP 2002016315A JP 2000273341 A JP2000273341 A JP 2000273341A JP 2000273341 A JP2000273341 A JP 2000273341A JP 2002016315 A JP2002016315 A JP 2002016315A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】レーザダイオード(LD)のレーザ光の出力調
整において、制御部の故障等により生じるLDの破損を
確実に防ぐことができるレーザダイオード出力制御装置
を提供する。 【解決手段】LD62から出力されるレーザ光の光量を
検出するPD90から出力される検出結果を保持するサ
ンプルホールド回路78に制御部76から入力されるサ
ンプルホールド信号と、LD62から出射されるレーザ
光のON・OFFを制御するレーザダイオード制御回路
79に制御部76から入力される信号にとを、ウォッチ
ドッグタイマ91で監視し、これらの信号が所定時間以
上入力されないと、ウォッチドッグタイマ91によっ
て、レーザ光の出力レベルを調整するパワーコントロー
ル回路77をOFFして、LD62の出力を停止させ
る。
整において、制御部の故障等により生じるLDの破損を
確実に防ぐことができるレーザダイオード出力制御装置
を提供する。 【解決手段】LD62から出力されるレーザ光の光量を
検出するPD90から出力される検出結果を保持するサ
ンプルホールド回路78に制御部76から入力されるサ
ンプルホールド信号と、LD62から出射されるレーザ
光のON・OFFを制御するレーザダイオード制御回路
79に制御部76から入力される信号にとを、ウォッチ
ドッグタイマ91で監視し、これらの信号が所定時間以
上入力されないと、ウォッチドッグタイマ91によっ
て、レーザ光の出力レベルを調整するパワーコントロー
ル回路77をOFFして、LD62の出力を停止させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザダイオード
のレーザ光の出力調整の際に、レーザダイオードの破損
を確実に防ぐことができるレーザダイオード出力制御装
置に関する。
のレーザ光の出力調整の際に、レーザダイオードの破損
を確実に防ぐことができるレーザダイオード出力制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビームプリンタ(以下、L
BPと称する。)やディジタル複写機等の画像形成装置
では、感光体ドラム上に静電潜像を形成するために、光
走査光学装置であるレーザ書き込みユニット(以下、L
SUと称する。)が用いられる。LSUは、ディジタル
光学系の書き込み部であり、レーザダイオード(以下、
LDと称する。)を光源として、ポリゴンミラーやfθ
レンズ等によって構成され、感光体ドラム面上にレーザ
光を走査(主走査)して、静電潜像を形成する装置であ
る。
BPと称する。)やディジタル複写機等の画像形成装置
では、感光体ドラム上に静電潜像を形成するために、光
走査光学装置であるレーザ書き込みユニット(以下、L
SUと称する。)が用いられる。LSUは、ディジタル
光学系の書き込み部であり、レーザダイオード(以下、
LDと称する。)を光源として、ポリゴンミラーやfθ
レンズ等によって構成され、感光体ドラム面上にレーザ
光を走査(主走査)して、静電潜像を形成する装置であ
る。
【0003】LD光量調整は、従来、感光体ドラム上へ
の像形成時の主走査毎に行なわれている。つまり、LD
から出射されたレーザ光は、フォトダイオード(以下、
PDと称する。)で光量が検出され、これによるフィー
ドバック信号により出力調整されるように、レーザダイ
オード出力制御装置によってLD光量調整が行われる。
の像形成時の主走査毎に行なわれている。つまり、LD
から出射されたレーザ光は、フォトダイオード(以下、
PDと称する。)で光量が検出され、これによるフィー
ドバック信号により出力調整されるように、レーザダイ
オード出力制御装置によってLD光量調整が行われる。
【0004】図8は、従来のレーザダイオード出力制御
装置の具体的な構成を示すブロック図である。従来のレ
ーザダイオード出力制御装置には、パワーコントロール
回路102、サンプルホールド回路103、及びレーザ
ダイオード制御回路104の3つの回路が設けられてお
り、これらの3つの回路は、それぞれ制御部101から
送信される各信号によって制御されている。
装置の具体的な構成を示すブロック図である。従来のレ
ーザダイオード出力制御装置には、パワーコントロール
回路102、サンプルホールド回路103、及びレーザ
ダイオード制御回路104の3つの回路が設けられてお
り、これらの3つの回路は、それぞれ制御部101から
送信される各信号によって制御されている。
【0005】パワーコントロール回路102は、LD1
05の出力レベルを調整する。PD106は、LD10
5から出射されたレーザ光の光量を検出して、検出した
光量に応じた信号を出力し、サンプルホールド回路10
3は、PD106の出力レベルのサンプリングを行な
う。レーザダイオード制御回路104は、感光体ドラム
107上に画像を形成するLD105のレーザ光出射タ
イミングを制御するためのものであり、制御部101か
ら入力された画像信号に応じてLD105をON・OF
Fする信号を出力する。
05の出力レベルを調整する。PD106は、LD10
5から出射されたレーザ光の光量を検出して、検出した
光量に応じた信号を出力し、サンプルホールド回路10
3は、PD106の出力レベルのサンプリングを行な
う。レーザダイオード制御回路104は、感光体ドラム
107上に画像を形成するLD105のレーザ光出射タ
イミングを制御するためのものであり、制御部101か
ら入力された画像信号に応じてLD105をON・OF
Fする信号を出力する。
【0006】次に、図8を用いて、従来のLD光量調整
について詳細に説明する。まず、制御部101からパワ
ーコントロール回路102をONにする信号が送られ
る。そして、パワーコントロール回路102からLD1
05へ電流が供給され、LD105から感光体ドラム1
07の面上にレーザ光が出射される。なお、パワーコン
トロール回路102がOFFの場合は、LD105への
電流供給はまったく行なわれないので、LD105はレ
ーザ光を出射しない。
について詳細に説明する。まず、制御部101からパワ
ーコントロール回路102をONにする信号が送られ
る。そして、パワーコントロール回路102からLD1
05へ電流が供給され、LD105から感光体ドラム1
07の面上にレーザ光が出射される。なお、パワーコン
トロール回路102がOFFの場合は、LD105への
電流供給はまったく行なわれないので、LD105はレ
ーザ光を出射しない。
【0007】LD105から出射されたレーザ光の光量
は、PD106によって検出される。その検出結果がサ
ンプルホールド回路103へフィードバックされる。こ
の時、制御部101からサンプリング信号がサンプルホ
ールド回路103に入力され、サンプルホールド回路1
03は、フィードバックされてきたPD106での検出
値をサンプリングする。
は、PD106によって検出される。その検出結果がサ
ンプルホールド回路103へフィードバックされる。こ
の時、制御部101からサンプリング信号がサンプルホ
ールド回路103に入力され、サンプルホールド回路1
03は、フィードバックされてきたPD106での検出
値をサンプリングする。
【0008】パワーコントロール回路102は、サンプ
ルホールド回路103から出力された検出結果と予め設
定させた目標値とを比較し、このときPD106の検出
結果、すなわち、LD105のレーザ光量に応じたサン
プルホールド回路103の出力値と、目標値と、に差が
ある場合、パワーコントロール回路102は、目標値に
近づけるようにLD105に通電する電流を制御する。
ルホールド回路103から出力された検出結果と予め設
定させた目標値とを比較し、このときPD106の検出
結果、すなわち、LD105のレーザ光量に応じたサン
プルホールド回路103の出力値と、目標値と、に差が
ある場合、パワーコントロール回路102は、目標値に
近づけるようにLD105に通電する電流を制御する。
【0009】サンプリング信号の入力期間内にこの制御
ループを平衡状態に近づけ、同信号入力の終了時でサン
プルホールド回路は、その出力値を保持することによっ
て、LD105に通電する電流量を制御する。
ループを平衡状態に近づけ、同信号入力の終了時でサン
プルホールド回路は、その出力値を保持することによっ
て、LD105に通電する電流量を制御する。
【0010】制御部101は、画像データに応じたVI
DEO信号をレーザダイオード制御回路104に出力
し、この信号によってレーザダイオード制御回路104
はON・OFFする。レーザダイオード制御回路104
がONの場合は、レーザダイオード制御回路104に電
流が流れ込むため、LD105側には微量の電流しか流
れない。よって、この時、LD105からレーザ光は出
力されない。また、レーザダイオード制御回路104が
OFFの場合は、レーザダイオード制御回路104に電
流が流れ込まないため、LD105側に電流が供給され
る。よって、この時、LD105からレーザ光が出力さ
れる。
DEO信号をレーザダイオード制御回路104に出力
し、この信号によってレーザダイオード制御回路104
はON・OFFする。レーザダイオード制御回路104
がONの場合は、レーザダイオード制御回路104に電
流が流れ込むため、LD105側には微量の電流しか流
れない。よって、この時、LD105からレーザ光は出
力されない。また、レーザダイオード制御回路104が
OFFの場合は、レーザダイオード制御回路104に電
流が流れ込まないため、LD105側に電流が供給され
る。よって、この時、LD105からレーザ光が出力さ
れる。
【0011】上記のように、LD105から出射された
レーザ光は、PD106でその光量が検出され、パワー
コントロール回路102へ、その検出結果をフィードバ
ックすることにより、LD105の出力パワー(光量)
が調整される構成である。
レーザ光は、PD106でその光量が検出され、パワー
コントロール回路102へ、その検出結果をフィードバ
ックすることにより、LD105の出力パワー(光量)
が調整される構成である。
【0012】LD105の出力パワー(光量)が過大か
否かの判断基準は、正常な発光量に対して十分なマージ
ンを必要とし、実際にLD発光量が異常な変化をするま
で検出できないため、LBPのように発光量の増大が即
印字出力結果にあらわれる場合には適していない。
否かの判断基準は、正常な発光量に対して十分なマージ
ンを必要とし、実際にLD発光量が異常な変化をするま
で検出できないため、LBPのように発光量の増大が即
印字出力結果にあらわれる場合には適していない。
【0013】この対策として、実際にはLD発光量制御
にオートパワーコントロール回路を使用して、レーザ発
光量を常にほぼ一定に保つようにしている。しかし、オ
ートパワーコントロール回路を使用した場合、正常に制
御される限りLDの破損や発光量の異常な増加を行う事
はないが、制御に異常があった場合はこの限りでない。
にオートパワーコントロール回路を使用して、レーザ発
光量を常にほぼ一定に保つようにしている。しかし、オ
ートパワーコントロール回路を使用した場合、正常に制
御される限りLDの破損や発光量の異常な増加を行う事
はないが、制御に異常があった場合はこの限りでない。
【0014】そこで、LDに多大な電流が流れることに
よるLDの破損を防ぐために、特開平5−94633号
公報には、LDのレーザ発光量を常時監視して発光量が
過大となった場合に検出信号をフィードバックしてLD
電流/電圧の制御を行いLDを破壊から保護するレーザ
ダイオードの保護回路に関する技術が開示されている。
この構成においては、実際の発光量過大を検知するので
はなく、制御信号の異常を検知して、LDの破損及び発
光量の異常変化を未然に防ぐものである。
よるLDの破損を防ぐために、特開平5−94633号
公報には、LDのレーザ発光量を常時監視して発光量が
過大となった場合に検出信号をフィードバックしてLD
電流/電圧の制御を行いLDを破壊から保護するレーザ
ダイオードの保護回路に関する技術が開示されている。
この構成においては、実際の発光量過大を検知するので
はなく、制御信号の異常を検知して、LDの破損及び発
光量の異常変化を未然に防ぐものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−94633号公報に開示されたレーザダイオードの
保護回路においては、制御部において故障等の不具合が
生じた場合、LDからのレーザ光のフィードバックによ
り、レーザ光の出力パワーの調整が正常に行なわれなく
なってしまい、レーザ光の出力パワーが過大となって、
最終的にはLDが破損しまうという問題点を有してい
る。
5−94633号公報に開示されたレーザダイオードの
保護回路においては、制御部において故障等の不具合が
生じた場合、LDからのレーザ光のフィードバックによ
り、レーザ光の出力パワーの調整が正常に行なわれなく
なってしまい、レーザ光の出力パワーが過大となって、
最終的にはLDが破損しまうという問題点を有してい
る。
【0016】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
ので、LDのレーザ光の出力調整において、制御部の故
障等により生じるLDの破損を確実に防ぐことができる
レーザダイオード出力制御装置を提供することを課題と
する。
ので、LDのレーザ光の出力調整において、制御部の故
障等により生じるLDの破損を確実に防ぐことができる
レーザダイオード出力制御装置を提供することを課題と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0018】(1) 装置の各部を制御する制御部と、レー
ザダイオードから出力されるレーザ光の光量を検出する
光量検出手段と、制御部からサンプルホールド信号が入
力されると光量検出手段から出力される検出結果を保持
するサンプルホールド部と、上記サンプルホールド部の
出力結果を受け取り、その出力結果に応じてレーザ光の
出力レベルを調整するパワーコントロール部と、制御部
から入力される駆動信号に応じて上記レーザダイオード
から出射されるレーザ光のON・OFFを制御するレー
ザダイオード制御部と、を備えたレーザダイオード出力
制御装置において、制御部からのサンプルホールド部に
対するサンプルホールド信号、又は、レーザダイオード
制御部に対する駆動信号の少なくとも一方の出力状態に
基づいてレーザダイオードの出力を停止するレーザダイ
オード監視手段を備えたことを特徴とする。
ザダイオードから出力されるレーザ光の光量を検出する
光量検出手段と、制御部からサンプルホールド信号が入
力されると光量検出手段から出力される検出結果を保持
するサンプルホールド部と、上記サンプルホールド部の
出力結果を受け取り、その出力結果に応じてレーザ光の
出力レベルを調整するパワーコントロール部と、制御部
から入力される駆動信号に応じて上記レーザダイオード
から出射されるレーザ光のON・OFFを制御するレー
ザダイオード制御部と、を備えたレーザダイオード出力
制御装置において、制御部からのサンプルホールド部に
対するサンプルホールド信号、又は、レーザダイオード
制御部に対する駆動信号の少なくとも一方の出力状態に
基づいてレーザダイオードの出力を停止するレーザダイ
オード監視手段を備えたことを特徴とする。
【0019】この構成においては、レーザダイオード出
力制御装置は、装置の各部を制御する制御部と、レーザ
ダイオードから出力されるレーザ光の光量を検出する光
量検出手段と、制御部からサンプルホールド信号が入力
されると光量検出手段から出力される検出結果を保持す
るサンプルホールド部と、サンプルホールド部の出力結
果を受け取り、その出力結果に応じてレーザ光の出力レ
ベルを調整するパワーコントロール部と、制御部から入
力される信号に応じてレーザダイオードから出射される
レーザ光のON・OFFを制御するレーザダイオード制
御部と、を備えており、制御部からのサンプルホールド
部に対するサンプルホールド信号、又は、レーザダイオ
ード制御部に対する駆動信号の少なくとも一方の出力状
態に基づいてレーザダイオードの出力が停止される。し
たがって、制御部に故障を生じてサンプルホールド信号
又は駆動信号が出力されなくなった場合に、これらの信
号の出力状態から制御部に故障を生じたことが検出さ
れ、レーザダイオードの出力が停止される。このため、
制御部に故障を生じた場合でも、レーザ光の出力パワー
が過大となることがなく、レーザダイオードの破壊が防
止される。
力制御装置は、装置の各部を制御する制御部と、レーザ
ダイオードから出力されるレーザ光の光量を検出する光
量検出手段と、制御部からサンプルホールド信号が入力
されると光量検出手段から出力される検出結果を保持す
るサンプルホールド部と、サンプルホールド部の出力結
果を受け取り、その出力結果に応じてレーザ光の出力レ
ベルを調整するパワーコントロール部と、制御部から入
力される信号に応じてレーザダイオードから出射される
レーザ光のON・OFFを制御するレーザダイオード制
御部と、を備えており、制御部からのサンプルホールド
部に対するサンプルホールド信号、又は、レーザダイオ
ード制御部に対する駆動信号の少なくとも一方の出力状
態に基づいてレーザダイオードの出力が停止される。し
たがって、制御部に故障を生じてサンプルホールド信号
又は駆動信号が出力されなくなった場合に、これらの信
号の出力状態から制御部に故障を生じたことが検出さ
れ、レーザダイオードの出力が停止される。このため、
制御部に故障を生じた場合でも、レーザ光の出力パワー
が過大となることがなく、レーザダイオードの破壊が防
止される。
【0020】(2) 前記レーザダイオード監視手段は、サ
ンプルホールド部にサンプルホールド信号が所定時間以
上入力されない時にレーザダイオードの出力を停止する
レーザダイオード監視手段を備えたことを特徴とする。
ンプルホールド部にサンプルホールド信号が所定時間以
上入力されない時にレーザダイオードの出力を停止する
レーザダイオード監視手段を備えたことを特徴とする。
【0021】この構成においては、制御部からサンプル
ホールド部にサンプルホールド信号が所定時間以上入力
されない時にレーザダイオードの出力が停止される。し
たがって、サンプルホールド信号の出力状態に基づいて
制御部における故障の発生が検出された時にレーザダイ
オードの出力が停止され、制御部に故障を生じた場合で
も、レーザ光の出力パワーが過大となることがなく、レ
ーザダイオードの破壊が防止される。
ホールド部にサンプルホールド信号が所定時間以上入力
されない時にレーザダイオードの出力が停止される。し
たがって、サンプルホールド信号の出力状態に基づいて
制御部における故障の発生が検出された時にレーザダイ
オードの出力が停止され、制御部に故障を生じた場合で
も、レーザ光の出力パワーが過大となることがなく、レ
ーザダイオードの破壊が防止される。
【0022】(3) 前記レーザダイオード監視手段は、レ
ーザダイオード制御部にレーザダイオードをONする駆
動信号が所定時間以上入力されない時にレーザダイオー
ドの出力を停止するレーザダイオード監視手段を備えた
ことを特徴とする。
ーザダイオード制御部にレーザダイオードをONする駆
動信号が所定時間以上入力されない時にレーザダイオー
ドの出力を停止するレーザダイオード監視手段を備えた
ことを特徴とする。
【0023】この構成においては、制御部からレーザダ
イオード制御部にレーザダイオードをONする駆動信号
が所定時間以上入力されない時にレーザダイオードの出
力が停止される。したがって、レーザダイオードをON
する駆動信号の出力状態に基づいて制御部における故障
の発生が検出された時にレーザダイオードの出力が停止
され、制御部に故障を生じた場合でも、レーザ光の出力
パワーが過大となることがなく、レーザダイオードの破
壊が防止される。
イオード制御部にレーザダイオードをONする駆動信号
が所定時間以上入力されない時にレーザダイオードの出
力が停止される。したがって、レーザダイオードをON
する駆動信号の出力状態に基づいて制御部における故障
の発生が検出された時にレーザダイオードの出力が停止
され、制御部に故障を生じた場合でも、レーザ光の出力
パワーが過大となることがなく、レーザダイオードの破
壊が防止される。
【0024】(4) 光路上に設けた偏向手段によるレーザ
光の書き込みタイミングを検知するビーム受光手段を備
えた光走査光学装置に用いられ、装置の各部を制御する
制御部と、レーザダイオードから出力されるレーザ光の
光量を検出する光量検出手段と、上記制御部からサンプ
ルホールド信号が入力されると上記光量検出手段から出
力される検出結果を保持するサンプルホールド部と、上
記サンプルホールド部の出力結果を受け取り、その出力
結果に応じてレーザ光の出力レベルを調整するパワーコ
ントロール部と、上記制御部から入力される信号に応じ
て上記レーザダイオードから出射されるレーザ光のON
・OFFを制御するレーザダイオード制御部と、を備え
たレーザダイオード出力制御装置において、ビーム受光
手段の検知信号を受け取り、ビーム受光手段が所定時間
以上レーザ光を検知されない時にレーザダイオードの出
力を停止するレーザダイオード監視手段を備えたことを
特徴とする。
光の書き込みタイミングを検知するビーム受光手段を備
えた光走査光学装置に用いられ、装置の各部を制御する
制御部と、レーザダイオードから出力されるレーザ光の
光量を検出する光量検出手段と、上記制御部からサンプ
ルホールド信号が入力されると上記光量検出手段から出
力される検出結果を保持するサンプルホールド部と、上
記サンプルホールド部の出力結果を受け取り、その出力
結果に応じてレーザ光の出力レベルを調整するパワーコ
ントロール部と、上記制御部から入力される信号に応じ
て上記レーザダイオードから出射されるレーザ光のON
・OFFを制御するレーザダイオード制御部と、を備え
たレーザダイオード出力制御装置において、ビーム受光
手段の検知信号を受け取り、ビーム受光手段が所定時間
以上レーザ光を検知されない時にレーザダイオードの出
力を停止するレーザダイオード監視手段を備えたことを
特徴とする。
【0025】この構成においては、所定時間以上レーザ
光がビーム受光手段で検出されない時にレーザダイオー
ドの出力が停止される。したがって、ビーム受光手段が
所定時間以上レーザ光を検出しない場合に制御部に異常
が生じたと判断してレーザダイオードの駆動が停止さ
れ、制御部の異常により生じるレーザダイオードの破損
が防止される。
光がビーム受光手段で検出されない時にレーザダイオー
ドの出力が停止される。したがって、ビーム受光手段が
所定時間以上レーザ光を検出しない場合に制御部に異常
が生じたと判断してレーザダイオードの駆動が停止さ
れ、制御部の異常により生じるレーザダイオードの破損
が防止される。
【0026】(5) 前記所定時間は、少なくとも1ライン
分以上の画像データを走査する時間であることを特徴と
する。
分以上の画像データを走査する時間であることを特徴と
する。
【0027】この構成においては、1ライン分の画像デ
ータを走査する時間以上レーザ光がビーム受光手段で検
出されない時にレーザダイオードの出力が停止される。
したがって、制御部の異常の発生が素早く検出され、制
御部の異常により生じるレーザダイオードの破壊がより
確実に防止される。
ータを走査する時間以上レーザ光がビーム受光手段で検
出されない時にレーザダイオードの出力が停止される。
したがって、制御部の異常の発生が素早く検出され、制
御部の異常により生じるレーザダイオードの破壊がより
確実に防止される。
【0028】(6) 前記レーザダイオード監視手段は、パ
ワーコントロール部をOFFしてレーザダイオードの出
力を停止することを特徴とする。
ワーコントロール部をOFFしてレーザダイオードの出
力を停止することを特徴とする。
【0029】この構成においては、制御部に故障を発生
した時に、パワーコントロール部がOFFされる。した
がって、制御部の異常時にパワーコントロール部からレ
ーザダイオードに電流が供給されなくなり、レーザダイ
オードが確実に停止する。
した時に、パワーコントロール部がOFFされる。した
がって、制御部の異常時にパワーコントロール部からレ
ーザダイオードに電流が供給されなくなり、レーザダイ
オードが確実に停止する。
【0030】(7) パワーコントロール部とレーザダイオ
ードとの間の電流経路を他の電流経路に選択的に接続す
るレーザダイオード保護回路を備え、前記レーザダイオ
ード監視手段は、レーザダイオード保護回路によりパワ
ーコントロール部とレーザダイオードとの間の電流経路
を他の電流経路に接続してレーザダイオードの出力を停
止することを特徴とする。
ードとの間の電流経路を他の電流経路に選択的に接続す
るレーザダイオード保護回路を備え、前記レーザダイオ
ード監視手段は、レーザダイオード保護回路によりパワ
ーコントロール部とレーザダイオードとの間の電流経路
を他の電流経路に接続してレーザダイオードの出力を停
止することを特徴とする。
【0031】この構成においては、制御部に故障を発生
した時に、パワーコントロール部とレーザダイオードと
の間の電流経路が他の電流経路に接続される。したがっ
て、制御部の異常時にパワーコントロール部からレーザ
ダイオードに対する電流経路が断たれ、レーザダイオー
ドが確実に停止する。
した時に、パワーコントロール部とレーザダイオードと
の間の電流経路が他の電流経路に接続される。したがっ
て、制御部の異常時にパワーコントロール部からレーザ
ダイオードに対する電流経路が断たれ、レーザダイオー
ドが確実に停止する。
【0032】(8) (1) の構成において、画像形成装置に
設けられた光走査光学装置に用いられ、前記レーザダイ
オード制御部入力される信号は画像信号とすることがで
きる。
設けられた光走査光学装置に用いられ、前記レーザダイ
オード制御部入力される信号は画像信号とすることがで
きる。
【0033】この構成によれば、画像形成装置の制御部
に故障を発生した場合であっても、光走査光学装置のレ
ーザダイオードから出射されるレーザ光の出力パワーが
過大となる虞がなくなり、レーザダイオードの破壊を防
ぐことができる。
に故障を発生した場合であっても、光走査光学装置のレ
ーザダイオードから出射されるレーザ光の出力パワーが
過大となる虞がなくなり、レーザダイオードの破壊を防
ぐことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
乃至図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。図
1は、本発明の実施の形態に係るレーザダイオード出力
制御装置を備えた画像形成装置である複写機の構成の一
例を示す正面側の断面図である。
乃至図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。図
1は、本発明の実施の形態に係るレーザダイオード出力
制御装置を備えた画像形成装置である複写機の構成の一
例を示す正面側の断面図である。
【0035】複写機本体1の上面には透明なガラス体の
原稿台2が配置されており、複写機本体1の内部におい
て原稿台2の下方には、スキャナ部3が配置されてい
る。
原稿台2が配置されており、複写機本体1の内部におい
て原稿台2の下方には、スキャナ部3が配置されてい
る。
【0036】スキャナ部3は、露光ランプ31、第1反
射ミラー32a、第2反射ミラー32b、第3反射ミラ
ー32c、レンズ33及び光電変換素子(以下、CCD
と称する。)34を含む構成である。そして、露光ラン
プ31及び第1反射ミラー32aと、第2反射ミラー3
2b及び第3反射ミラー32cとを、原稿台2の下面に
おいて水平方向(副走査方向)に往復運動させて、原稿
台2の上面に載置された原稿の画像を、露光ランプ31
から照射された光によって露光・走査する。
射ミラー32a、第2反射ミラー32b、第3反射ミラ
ー32c、レンズ33及び光電変換素子(以下、CCD
と称する。)34を含む構成である。そして、露光ラン
プ31及び第1反射ミラー32aと、第2反射ミラー3
2b及び第3反射ミラー32cとを、原稿台2の下面に
おいて水平方向(副走査方向)に往復運動させて、原稿
台2の上面に載置された原稿の画像を、露光ランプ31
から照射された光によって露光・走査する。
【0037】露光ランプ31から原稿に照射された光の
画像面における反射光は、第1〜第3反射ミラー32a
〜32c及びレンズ33を介して、CCD34の受光面
に結像し、CCD34は受光面における受光量に応じた
信号を出力する。このCCD34の出力信号は、ディジ
タルデータに変換された後に、図外の画像処理部におい
て所定の処理が施され、画像データとして出力される。
画像面における反射光は、第1〜第3反射ミラー32a
〜32c及びレンズ33を介して、CCD34の受光面
に結像し、CCD34は受光面における受光量に応じた
信号を出力する。このCCD34の出力信号は、ディジ
タルデータに変換された後に、図外の画像処理部におい
て所定の処理が施され、画像データとして出力される。
【0038】複写機本体1の内部中央部には、感光体ド
ラム(像担持体)4が矢印A方向に回転自在に支持され
ている。この感光体ドラム4の周囲には、帯電器5、L
SU6、現像槽7、転写器8及びクリーニング装置9が
配置されて作像部を構成している。
ラム(像担持体)4が矢印A方向に回転自在に支持され
ている。この感光体ドラム4の周囲には、帯電器5、L
SU6、現像槽7、転写器8及びクリーニング装置9が
配置されて作像部を構成している。
【0039】また、複写機本体1の最下部には、記録紙
Pを収納した給紙カセット10が装着されている。さら
に、複写機本体1の内部には、給紙カセット10から作
像部を経由して排紙トレイ11に至る用紙搬送路が形成
されている。この用紙搬送路には、給紙ローラ12、レ
ジストローラ13、定着ローラ14及び排紙ローラ16
が配置されている。
Pを収納した給紙カセット10が装着されている。さら
に、複写機本体1の内部には、給紙カセット10から作
像部を経由して排紙トレイ11に至る用紙搬送路が形成
されている。この用紙搬送路には、給紙ローラ12、レ
ジストローラ13、定着ローラ14及び排紙ローラ16
が配置されている。
【0040】画像形成時において、矢印A方向に回転す
る感光体ドラム4の表面に対して、帯電器5で単一極性
の電荷を均一に付与した後、LSU6が画像処理部から
出力された画像データに基づいて変調した画像光を照射
する。そして、感光体ドラム4の表面に、光導電作用に
よる静電潜像を作成する。
る感光体ドラム4の表面に対して、帯電器5で単一極性
の電荷を均一に付与した後、LSU6が画像処理部から
出力された画像データに基づいて変調した画像光を照射
する。そして、感光体ドラム4の表面に、光導電作用に
よる静電潜像を作成する。
【0041】現像槽7は、感光体ドラム4の表面に現像
剤を供給し、静電潜像を現像剤画像に顕像化する。感光
体ドラム4の回転に先立って、給紙ローラ12の回転に
よって給紙カセット10内の記録紙Pが、1枚ずつ用紙
搬送路内に給紙される。給紙された記録紙Pは、搬送ロ
ーラ12によりレジストローラ13へ搬送される。記録
紙Pは前端部をレジストローラ13に当接させた状態で
停止している。
剤を供給し、静電潜像を現像剤画像に顕像化する。感光
体ドラム4の回転に先立って、給紙ローラ12の回転に
よって給紙カセット10内の記録紙Pが、1枚ずつ用紙
搬送路内に給紙される。給紙された記録紙Pは、搬送ロ
ーラ12によりレジストローラ13へ搬送される。記録
紙Pは前端部をレジストローラ13に当接させた状態で
停止している。
【0042】レジストローラ13は、感光体ドラム4と
転写器8との間において記録紙Pの前端部が感光体ドラ
ム4の表面に担持された現像剤画像の前端に対抗するタ
イミングで回転を開始し、記録紙Pを作像部に導く。
転写器8との間において記録紙Pの前端部が感光体ドラ
ム4の表面に担持された現像剤画像の前端に対抗するタ
イミングで回転を開始し、記録紙Pを作像部に導く。
【0043】転写器8は、感光体ドラム4に担持された
現像剤画像を記録紙Pの表面に転写する。クリーニング
装置9は、感光体ドラム4の表面に残留したトナーを除
去する。現像剤画像が転写された記録紙Pは、定着ロー
ラ14を通過する間に加熱及び加圧され、現像剤画像が
溶融して記録紙Pの第1面(片面)に固着する。第1面
に現像剤画像を固着した記録紙Pは、排紙ローラ16の
回転によって排紙トレイ11に排出されることで、ユー
ザに画像形成された印刷物を提供する。
現像剤画像を記録紙Pの表面に転写する。クリーニング
装置9は、感光体ドラム4の表面に残留したトナーを除
去する。現像剤画像が転写された記録紙Pは、定着ロー
ラ14を通過する間に加熱及び加圧され、現像剤画像が
溶融して記録紙Pの第1面(片面)に固着する。第1面
に現像剤画像を固着した記録紙Pは、排紙ローラ16の
回転によって排紙トレイ11に排出されることで、ユー
ザに画像形成された印刷物を提供する。
【0044】次に、LSU6の構成について、図2
(A)及び(B)に基づいて説明する。図2(A)は、
本実施の形態に係るLSU6の概略の構成を示す上面図
である。同図(B)は、LSU6の概略の構成を示す側
面図である。なお、同図(A)において、LSU6の周
囲を覆うLSUカバー75は省略している。また、主走
査方向及び副走査方向は、図中にそれぞれ矢印で示す。
(A)及び(B)に基づいて説明する。図2(A)は、
本実施の形態に係るLSU6の概略の構成を示す上面図
である。同図(B)は、LSU6の概略の構成を示す側
面図である。なお、同図(A)において、LSU6の周
囲を覆うLSUカバー75は省略している。また、主走
査方向及び副走査方向は、図中にそれぞれ矢印で示す。
【0045】LSU6は、LSU基板61に設けられた
LD62、コリメータレンズ63、シリンダレンズ6
4、ポリゴンミラー65aを備えたポリゴンモータ(偏
向手段)65、fθレンズ66・67・70、第1折り
返しミラー68、第2折り返しミラー69、第3折り返
しミラー71、LSUカバー75の透過部である防塵ガ
ラス72、フォトセンサ用折り返しミラー73、ビーム
受光センサであるフォトセンサ74及びLSUカバー7
5を有している。
LD62、コリメータレンズ63、シリンダレンズ6
4、ポリゴンミラー65aを備えたポリゴンモータ(偏
向手段)65、fθレンズ66・67・70、第1折り
返しミラー68、第2折り返しミラー69、第3折り返
しミラー71、LSUカバー75の透過部である防塵ガ
ラス72、フォトセンサ用折り返しミラー73、ビーム
受光センサであるフォトセンサ74及びLSUカバー7
5を有している。
【0046】LD62は、画像データに応じたレーザ光
を発生するものである。コリメータレンズ63は、LD
62から出射されたレーザ光を主走査方向(水平方向)
について集光する。シリンダレンズ64は、コリメータ
レンズ63によって主走査方向が集光されたレーザ光を
副走査方向(垂直方向)について集光する。
を発生するものである。コリメータレンズ63は、LD
62から出射されたレーザ光を主走査方向(水平方向)
について集光する。シリンダレンズ64は、コリメータ
レンズ63によって主走査方向が集光されたレーザ光を
副走査方向(垂直方向)について集光する。
【0047】ポリゴンモータ65は、駆動手段であるモ
ータにより図2に示した矢印B方向に回転する回転多面
鏡であるポリゴンミラー65aを有する。主走査方向及
び副走査方向に集光されたレーザ光は、ポリゴンミラー
65aの偏向面で偏向反射される。
ータにより図2に示した矢印B方向に回転する回転多面
鏡であるポリゴンミラー65aを有する。主走査方向及
び副走査方向に集光されたレーザ光は、ポリゴンミラー
65aの偏向面で偏向反射される。
【0048】fθ特性を有するfθレンズ66,67
は、ポリゴンミラー65aによって偏向・反射された光
束を、第1折り返しミラー68に導光する。
は、ポリゴンミラー65aによって偏向・反射された光
束を、第1折り返しミラー68に導光する。
【0049】第1折り返しミラー68は、ガラス層68
aの表面に反射層としてアルミ蒸着層68bが設けられ
ており、反射ミラーとして機能する。
aの表面に反射層としてアルミ蒸着層68bが設けられ
ており、反射ミラーとして機能する。
【0050】第1折り返しミラー68のアルミ蒸着層6
8bで反射されたレーザ光は、第2折り返しミラー69
で再び反射される。第2折り返しミラー69も第1折り
返しミラー68と同様、ガラス層69aと反射層として
のアルミ蒸着層69bとからなる。
8bで反射されたレーザ光は、第2折り返しミラー69
で再び反射される。第2折り返しミラー69も第1折り
返しミラー68と同様、ガラス層69aと反射層として
のアルミ蒸着層69bとからなる。
【0051】第2折り返しミラー69のアルミ蒸着層6
9bで反射したレーザ光は、fθ特性を有するfθレン
ズ70により第3折り返しミラー71に導光される。第
3折り返しミラー71も第1及び第2折り返しミラー6
8,69と同様、ガラス層71aとアルミ蒸着層71b
とからなる。
9bで反射したレーザ光は、fθ特性を有するfθレン
ズ70により第3折り返しミラー71に導光される。第
3折り返しミラー71も第1及び第2折り返しミラー6
8,69と同様、ガラス層71aとアルミ蒸着層71b
とからなる。
【0052】第3折り返しミラー71のアルミ蒸着層7
1bで反射したレーザ光は、防塵ガラス72を通過後、
感光体ドラム4の表面上に静電潜像を形成する。
1bで反射したレーザ光は、防塵ガラス72を通過後、
感光体ドラム4の表面上に静電潜像を形成する。
【0053】このように、ポリゴンミラー65aは矢印
B方向に回転し、これによって、レーザ光が感光体ドラ
ム4表面上を矢印C方向(主走査方向)に走査して、感
光体ドラム4表面に静電潜像を形成する。
B方向に回転し、これによって、レーザ光が感光体ドラ
ム4表面上を矢印C方向(主走査方向)に走査して、感
光体ドラム4表面に静電潜像を形成する。
【0054】また、第2折り返しミラー69で反射した
レーザ光の一部はフォトセンサ用折り返しミラー73で
反射し、フォトセンサ74に到達するようになってい
る。フォトセンサ74は、感光体ドラム4表面上を走査
するレーザ光のスタートタイミングを検出するためのも
のである。
レーザ光の一部はフォトセンサ用折り返しミラー73で
反射し、フォトセンサ74に到達するようになってい
る。フォトセンサ74は、感光体ドラム4表面上を走査
するレーザ光のスタートタイミングを検出するためのも
のである。
【0055】そのため、第2折り返しミラー69からf
θレンズ70、第3折り返しミラー71及び防塵ガラス
72を経由して感光体ドラム4に到達するまで(レーザ
走査位置まで)のレーザ光路長と、第2折り返しミラー
69からフォトセンサ用折り返しミラー73を経由し
て、フォトセンサ74に到達するまでのレーザ光路長と
は、略同じ距離となるように配置されている。フォトセ
ンサ74がレーザ光を受光することによって、感光体ド
ラム4への書き込みタイミングを検出することができ
る。
θレンズ70、第3折り返しミラー71及び防塵ガラス
72を経由して感光体ドラム4に到達するまで(レーザ
走査位置まで)のレーザ光路長と、第2折り返しミラー
69からフォトセンサ用折り返しミラー73を経由し
て、フォトセンサ74に到達するまでのレーザ光路長と
は、略同じ距離となるように配置されている。フォトセ
ンサ74がレーザ光を受光することによって、感光体ド
ラム4への書き込みタイミングを検出することができ
る。
【0056】なお、通常、折り返しミラー(反射ミラ
ー)には、ガラスや樹脂(プラスチックやアクリル樹
脂)等の透明材の表面にアルミを蒸着させたものが使用
され、普通、アルミを蒸着させた面がレーザ光の入射側
となるように配置される。
ー)には、ガラスや樹脂(プラスチックやアクリル樹
脂)等の透明材の表面にアルミを蒸着させたものが使用
され、普通、アルミを蒸着させた面がレーザ光の入射側
となるように配置される。
【0057】〔第1実施形態〕次に、本発明の第1実施
形態に係るレーザダイオード出力制御装置について説明
する。図3は、LSU6に設けられ、LD62から出射
されるレーザ光の光量調整を行なうレーザダイオード出
力制御装置の構成を示すブロック図である。
形態に係るレーザダイオード出力制御装置について説明
する。図3は、LSU6に設けられ、LD62から出射
されるレーザ光の光量調整を行なうレーザダイオード出
力制御装置の構成を示すブロック図である。
【0058】レーザダイオード出力制御装置には、パワ
ーコントロール回路(パワーコントロール部)77、サ
ンプルホールド回路(サンプルホールド部)78、及び
レーザダイオード制御回路(レーザダイオード制御部)
79の3つの回路と、これら3つの回路を制御している
制御部76と、レーザ光の光量を検出するPD(光量検
出手段)90と、レーザ光のフィードバックを監視する
ウォッチドックタイマ(レーザダイオード監視手段)9
1とが、設けられている。
ーコントロール回路(パワーコントロール部)77、サ
ンプルホールド回路(サンプルホールド部)78、及び
レーザダイオード制御回路(レーザダイオード制御部)
79の3つの回路と、これら3つの回路を制御している
制御部76と、レーザ光の光量を検出するPD(光量検
出手段)90と、レーザ光のフィードバックを監視する
ウォッチドックタイマ(レーザダイオード監視手段)9
1とが、設けられている。
【0059】パワーコントロール回路77は、制御部7
6からのLD制御信号により制御され、サンプルホール
ド回路78の出力信号によってLD62の出力レベルを
調整している。
6からのLD制御信号により制御され、サンプルホール
ド回路78の出力信号によってLD62の出力レベルを
調整している。
【0060】サンプルホールド回路78は、制御部76
から出力されたサンプルホールド信号により制御され、
所定のタイミングでLD62の出力レベルをサンプリン
グする。
から出力されたサンプルホールド信号により制御され、
所定のタイミングでLD62の出力レベルをサンプリン
グする。
【0061】レーザダイオード制御回路79は、制御部
76から出力されたVIDEO信号(画像を書き込むた
めの信号)により制御され、この信号によってレーザダ
イオード制御回路79はON・OFFする。レーザダイ
オード制御回路79がONの場合は、レーザダイオード
制御回路79に電流が流れ込むため、LD62側には微
量の電流しか流れない。よって、この時、LD62から
レーザ光は出力されない。また、レーザダイオード制御
回路79がOFFの場合は、レーザダイオード制御回路
79に電流が流れ込まないため、LD62側に電流が供
給される。よって、この時、LD62からレーザ光が出
力される。
76から出力されたVIDEO信号(画像を書き込むた
めの信号)により制御され、この信号によってレーザダ
イオード制御回路79はON・OFFする。レーザダイ
オード制御回路79がONの場合は、レーザダイオード
制御回路79に電流が流れ込むため、LD62側には微
量の電流しか流れない。よって、この時、LD62から
レーザ光は出力されない。また、レーザダイオード制御
回路79がOFFの場合は、レーザダイオード制御回路
79に電流が流れ込まないため、LD62側に電流が供
給される。よって、この時、LD62からレーザ光が出
力される。
【0062】PD90は、LD62から出射されたレー
ザ光を検出し、上記したサンプルホールド信号の検出結
果をサンプルホールド回路77にフィードバックしてい
る。すなわち、サンプルホールド回路77は、制御部7
6から出力されたサンプルホールド信号がONの時に、
レーザ光の検出結果を受け取り保持する。
ザ光を検出し、上記したサンプルホールド信号の検出結
果をサンプルホールド回路77にフィードバックしてい
る。すなわち、サンプルホールド回路77は、制御部7
6から出力されたサンプルホールド信号がONの時に、
レーザ光の検出結果を受け取り保持する。
【0063】ウォッチドックタイマ91は、制御部76
から出力されるサンプルホールド信号及びVIDEO信
号が入力されるように接続されている。そして、画像デ
ータの1ライン分の主走査時間(以下、1ライン主走査
時間と称する。)以上、サンプルホールド信号がON
(サンプリング)にならない場合、またはレーザダイオ
ード制御回路がOFFにならずに、LD62からレーザ
光が出力されない場合に、パワーコントロール回路77
をOFFにして、LD62が点灯しないようにする。
から出力されるサンプルホールド信号及びVIDEO信
号が入力されるように接続されている。そして、画像デ
ータの1ライン分の主走査時間(以下、1ライン主走査
時間と称する。)以上、サンプルホールド信号がON
(サンプリング)にならない場合、またはレーザダイオ
ード制御回路がOFFにならずに、LD62からレーザ
光が出力されない場合に、パワーコントロール回路77
をOFFにして、LD62が点灯しないようにする。
【0064】次に、図3に基づいて、本実施の形態に係
るLD光量調整について詳細に説明する。まず、制御部
76からLD制御信号が出力されて、パワーコントロー
ル回路77がONになると、この回路からLD62へ電
流が供給される。そして、LD62から感光ドラム4上
にレーザ光が出射される。なお、パワーコントロール回
路77がOFFの場合は、LD62への電流供給はまっ
たく行なわれない。
るLD光量調整について詳細に説明する。まず、制御部
76からLD制御信号が出力されて、パワーコントロー
ル回路77がONになると、この回路からLD62へ電
流が供給される。そして、LD62から感光ドラム4上
にレーザ光が出射される。なお、パワーコントロール回
路77がOFFの場合は、LD62への電流供給はまっ
たく行なわれない。
【0065】LD62から出射されたレーザ光は、PD
90でその光量が検出され、その検出結果が、サンプル
ホールド回路78へフィードバックされる。サンプルホ
ールド回路78は、制御部76から出力されるサンプル
ホールド信号がON時にフィードバックされてきたPD
90での検出値をサンプリングする。
90でその光量が検出され、その検出結果が、サンプル
ホールド回路78へフィードバックされる。サンプルホ
ールド回路78は、制御部76から出力されるサンプル
ホールド信号がON時にフィードバックされてきたPD
90での検出値をサンプリングする。
【0066】パワーコントロール回路77は、サンプル
ホールド回路78から出力されたこの検出結果と、LD
62から出射されるレーザ光の光量が所定の値となるよ
うに予め設定された目標値とを、比較する。このとき、
パワーコントロール回路77が、PD90での検出結果
であるLD62の出力電圧と目標値とに差を検出した場
合、出力電圧をその目標値へ近づけるようLD62の電
流を制御する。
ホールド回路78から出力されたこの検出結果と、LD
62から出射されるレーザ光の光量が所定の値となるよ
うに予め設定された目標値とを、比較する。このとき、
パワーコントロール回路77が、PD90での検出結果
であるLD62の出力電圧と目標値とに差を検出した場
合、出力電圧をその目標値へ近づけるようLD62の電
流を制御する。
【0067】制御部76は、画像データに応じたVID
EO信号をレーザダイオード制御回路79に出力し、こ
の信号によってレーザダイオード制御回路79はON・
OFFする。レーザダイオード制御回路79がONの場
合は、レーザダイオード制御回路79に電流が流れ込む
ため、LD62側には微量の電流しか流れない。よっ
て、この時、LD62からレーザ光は出力されない。ま
た、レーザダイオード制御回路79がOFFの場合は、
レーザダイオード制御回路79に電流が流れ込まないた
め、LD62側に電流が供給される。よって、この時、
LD62からレーザ光が出力される。
EO信号をレーザダイオード制御回路79に出力し、こ
の信号によってレーザダイオード制御回路79はON・
OFFする。レーザダイオード制御回路79がONの場
合は、レーザダイオード制御回路79に電流が流れ込む
ため、LD62側には微量の電流しか流れない。よっ
て、この時、LD62からレーザ光は出力されない。ま
た、レーザダイオード制御回路79がOFFの場合は、
レーザダイオード制御回路79に電流が流れ込まないた
め、LD62側に電流が供給される。よって、この時、
LD62からレーザ光が出力される。
【0068】LD62にて出射されたレーザ光は、PD
90でその光量が検出され、サンプルホールド回路78
へその検出結果がフィードバックされることにより、出
力パワー(光量)が調整される。
90でその光量が検出され、サンプルホールド回路78
へその検出結果がフィードバックされることにより、出
力パワー(光量)が調整される。
【0069】次に、ウォッチドックタイマ91によるサ
ンプルホールド信号及びVIDEO信号の監視につい
て、図4を参照しながら詳細に説明する。図4は、ウォ
ッチドックタイマが監視する制御部から出力される信号
の状態を示す波形図である。
ンプルホールド信号及びVIDEO信号の監視につい
て、図4を参照しながら詳細に説明する。図4は、ウォ
ッチドックタイマが監視する制御部から出力される信号
の状態を示す波形図である。
【0070】PD90により検出されるLD62からの
レーザ光の主走査周期には、画像領域であり、画像デー
タに応じて検出光量の変動する期間と、非画像領域であ
り、同期検知用のレーザ光によって検出光量の安定する
期間とが、含まれている。なお、本実施形態において、
主走査周期は480μs、同期検知用にレーザ光によっ
て検出光量の安定する期間は100μsとする。
レーザ光の主走査周期には、画像領域であり、画像デー
タに応じて検出光量の変動する期間と、非画像領域であ
り、同期検知用のレーザ光によって検出光量の安定する
期間とが、含まれている。なお、本実施形態において、
主走査周期は480μs、同期検知用にレーザ光によっ
て検出光量の安定する期間は100μsとする。
【0071】つまり、画像領域では感光体ドラム4への
画像データの書き込みが行われているので、LD62か
らは画像データに応じてレーザ光の出力のON・OFF
が繰り返される。また、同期検知用の出力として、画像
領域から外れた非画像領域で同期検知用のレーザ光が出
力される。
画像データの書き込みが行われているので、LD62か
らは画像データに応じてレーザ光の出力のON・OFF
が繰り返される。また、同期検知用の出力として、画像
領域から外れた非画像領域で同期検知用のレーザ光が出
力される。
【0072】画像領域の範囲でレーザ光の光量調整をす
ると、すなわち画像領域の範囲でPD90により検出さ
れるレーザ光の出力パワーの結果をサンプルホールド回
路78にフィードバックすると、レーザ光の出力が弱い
範囲で検出されてしまうと、パワーコントロール回路7
7がレーザ光の出力が基本的に弱いものと誤った判断を
行なってしまう。そこで、通常、LD62の同期検知用
のレーザ光の出力を検出して、レーザ光の光量調整を行
う。本実施の形態においても、LD62の同期検知用の
レーザ光を(100μs)の出力を、サンプルホールド
信号をONとすることによってサンプルホールド回路7
8にフィードバックさせて、レーザ光の光量調整を行な
っている。
ると、すなわち画像領域の範囲でPD90により検出さ
れるレーザ光の出力パワーの結果をサンプルホールド回
路78にフィードバックすると、レーザ光の出力が弱い
範囲で検出されてしまうと、パワーコントロール回路7
7がレーザ光の出力が基本的に弱いものと誤った判断を
行なってしまう。そこで、通常、LD62の同期検知用
のレーザ光の出力を検出して、レーザ光の光量調整を行
う。本実施の形態においても、LD62の同期検知用の
レーザ光を(100μs)の出力を、サンプルホールド
信号をONとすることによってサンプルホールド回路7
8にフィードバックさせて、レーザ光の光量調整を行な
っている。
【0073】ウォッチドックタイマ91は、上述したよ
うに、制御部76から出力されるサンプルホールド信号
が入力されるようになっており、1ライン主走査時間以
上PD90からの検出信号がフィードバックされない場
合に、パワーコントロール回路77をOFFにする。す
なわち、本実施の形態においては、PD90が検出した
同期検知用のレーザ光の出力がフィードバックされない
場合に、制御部76に故障等の不具合が生じたものと判
断し、パワーコントロール回路77を強制的にOFFに
してLD62への電流の供給を止め、レーザ光の出力を
停止させる。
うに、制御部76から出力されるサンプルホールド信号
が入力されるようになっており、1ライン主走査時間以
上PD90からの検出信号がフィードバックされない場
合に、パワーコントロール回路77をOFFにする。す
なわち、本実施の形態においては、PD90が検出した
同期検知用のレーザ光の出力がフィードバックされない
場合に、制御部76に故障等の不具合が生じたものと判
断し、パワーコントロール回路77を強制的にOFFに
してLD62への電流の供給を止め、レーザ光の出力を
停止させる。
【0074】なお、本実施の形態においては、同期検知
用のレーザ光出力時にVIDEO信号がOFFとなって
いるか否か、すなわち、LD62によってレーザ光が出
力されているか否かによっても、制御部76の正常、異
常を判断できるように、ウォッチドックタイマ91をV
IDEO信号にも付加している。したがって、1ライン
分の主走査周期時間以上レーザ光が出力されない場合、
つまり1ライン分の主走査周期時間以上同期検知用のレ
ーザ光が出力されない場合にも、制御部76に故障等の
不具合が生じたものと判断し、パワーコントロール回路
77を強制的にOFFにする構成となっている。
用のレーザ光出力時にVIDEO信号がOFFとなって
いるか否か、すなわち、LD62によってレーザ光が出
力されているか否かによっても、制御部76の正常、異
常を判断できるように、ウォッチドックタイマ91をV
IDEO信号にも付加している。したがって、1ライン
分の主走査周期時間以上レーザ光が出力されない場合、
つまり1ライン分の主走査周期時間以上同期検知用のレ
ーザ光が出力されない場合にも、制御部76に故障等の
不具合が生じたものと判断し、パワーコントロール回路
77を強制的にOFFにする構成となっている。
【0075】以上のように、ウォッチドックタイマ91
により、制御部76が故障してLD62のレーザ光のフ
ィードバックによる出力パワーの調整が正常に行われな
い場合に、上記のような制御を行うことで、LDのレー
ザ光の出力パワー(光量)が過大となり、最終的にLD
を破壊する虞がなくなる。
により、制御部76が故障してLD62のレーザ光のフ
ィードバックによる出力パワーの調整が正常に行われな
い場合に、上記のような制御を行うことで、LDのレー
ザ光の出力パワー(光量)が過大となり、最終的にLD
を破壊する虞がなくなる。
【0076】なお、本実施の形態においては、ウォッチ
ドックタイマ91がサンプルホールド信号とVIDEO
信号との両方とを監視する構成となっているが、サンプ
ルホールド信号のみを監視して制御部76の故障等の不
具合を判断する構成することも可能である。
ドックタイマ91がサンプルホールド信号とVIDEO
信号との両方とを監視する構成となっているが、サンプ
ルホールド信号のみを監視して制御部76の故障等の不
具合を判断する構成することも可能である。
【0077】〔第2実施形態〕本発明の第2実施形態に
ついて図4及び図5に基づいて説明すれば、以下の通り
である。なお、説明の便宜上、前記の第1実施形態で示
した構成と同様の部分には、同一符号を付記して詳細な
説明を省略する。
ついて図4及び図5に基づいて説明すれば、以下の通り
である。なお、説明の便宜上、前記の第1実施形態で示
した構成と同様の部分には、同一符号を付記して詳細な
説明を省略する。
【0078】図5は、本発明の第2実施形態に係るレー
ザダイオード出力制御装置の構成を示すブロック図であ
る。同図に示すように、本実施形態においては、ウォッ
チドックタイマ92はLSU6に設けたフォトセンサ
(BDセンサ)74の出力を検出するように接続されて
いる。そして、これ以外の構成は本発明の第1実施形態
に係るレーザダイオード出力制御装置と同じである。
ザダイオード出力制御装置の構成を示すブロック図であ
る。同図に示すように、本実施形態においては、ウォッ
チドックタイマ92はLSU6に設けたフォトセンサ
(BDセンサ)74の出力を検出するように接続されて
いる。そして、これ以外の構成は本発明の第1実施形態
に係るレーザダイオード出力制御装置と同じである。
【0079】本実施の態においては、ウォッチドックタ
イマ92が、感光体ドラム4の表面上を走査するレーザ
光の書き込みタイミングを検出し、同期をとるための同
期検知用のレーザ光を監視している。そして、画像デー
タの1ライン分の主走査周期を最小期間のタイミングと
して、1ライン主走査時間以上同期検知用のレーザ光が
検出されなければ、制御部76に故障等の不具合が生じ
たものと判断して、強制的にパワーコントロール回路7
7をOFFにする。すなわち、図4に示されているBD
検知用の信号が同期検知用出力時に検出されなければ、
パワーコントロール回路77をOFFにしてLD62へ
の電流の供給を止めて、レーザ光の出力を停止させる。
このように、本実施形態では、制御部76の異常をフォ
トセンサ74の検出結果によりウォッチドックタイマ9
2が判断する構成となっている。これにより、第1実施
形態で示した効果と同様の効果を得ることができる。
イマ92が、感光体ドラム4の表面上を走査するレーザ
光の書き込みタイミングを検出し、同期をとるための同
期検知用のレーザ光を監視している。そして、画像デー
タの1ライン分の主走査周期を最小期間のタイミングと
して、1ライン主走査時間以上同期検知用のレーザ光が
検出されなければ、制御部76に故障等の不具合が生じ
たものと判断して、強制的にパワーコントロール回路7
7をOFFにする。すなわち、図4に示されているBD
検知用の信号が同期検知用出力時に検出されなければ、
パワーコントロール回路77をOFFにしてLD62へ
の電流の供給を止めて、レーザ光の出力を停止させる。
このように、本実施形態では、制御部76の異常をフォ
トセンサ74の検出結果によりウォッチドックタイマ9
2が判断する構成となっている。これにより、第1実施
形態で示した効果と同様の効果を得ることができる。
【0080】〔第3実施形態〕本発明の第3実施形態に
ついて図6及び図7に基づいて説明すれば、以下の通り
である。なお、説明の便宜上、前記の第1実施形態で示
した構成と同様の部分には、同一符号を付記して詳細な
説明を省略する。
ついて図6及び図7に基づいて説明すれば、以下の通り
である。なお、説明の便宜上、前記の第1実施形態で示
した構成と同様の部分には、同一符号を付記して詳細な
説明を省略する。
【0081】図6は、本発明の第3実施形態に係るレー
ザダイオード出力制御装置の構成を示すブロック図であ
る。同図に示すように、本実施形態においては、ウォッ
チドックタイマ91の出力信号は、電流強制即断信号と
して、パワーコントロール回路77とレーザダイオード
62との間の電流経路中に配置されたレーザダイオード
保護回路80に入力される。これ以外の構成は、本発明
の第1実施形態に係るレーザダイオード出力制御装置と
同じである。
ザダイオード出力制御装置の構成を示すブロック図であ
る。同図に示すように、本実施形態においては、ウォッ
チドックタイマ91の出力信号は、電流強制即断信号と
して、パワーコントロール回路77とレーザダイオード
62との間の電流経路中に配置されたレーザダイオード
保護回路80に入力される。これ以外の構成は、本発明
の第1実施形態に係るレーザダイオード出力制御装置と
同じである。
【0082】レーザダイオード保護回路80は、トリガ
素子81及びPUT82によって構成されている。トリ
ガ素子81は電流強制即断信号によってPUT82のア
ノード端子とゲート端子との間の電位差をPUT82の
動作電圧以上にし、パワーコントロール回路77とレー
ザダイオード62との間の電流経路をPUT82を介し
て直接接地する。したがって、ウォッチドックタイマ9
1から電流強制即断信号が出力されると、パワーコント
ロール回路77からレーザダイオード62に至る電流経
路が即断され、レーザダイオード62に電流が供給され
なくなる。これによって、制御部76における故障の発
生が検出された際に、直ちにレーザダイオード62に対
する電流の供給が断たれ、過電流が流れることによるレ
ーザダイオード62の破損を確実に防止することができ
る。
素子81及びPUT82によって構成されている。トリ
ガ素子81は電流強制即断信号によってPUT82のア
ノード端子とゲート端子との間の電位差をPUT82の
動作電圧以上にし、パワーコントロール回路77とレー
ザダイオード62との間の電流経路をPUT82を介し
て直接接地する。したがって、ウォッチドックタイマ9
1から電流強制即断信号が出力されると、パワーコント
ロール回路77からレーザダイオード62に至る電流経
路が即断され、レーザダイオード62に電流が供給され
なくなる。これによって、制御部76における故障の発
生が検出された際に、直ちにレーザダイオード62に対
する電流の供給が断たれ、過電流が流れることによるレ
ーザダイオード62の破損を確実に防止することができ
る。
【0083】〔第4実施形態〕本発明の第4実施形態に
ついて図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。
なお、説明の便宜上、前記の第3実施形態で示した構成
と同様の部分には、同一符号を付記して詳細な説明を省
略する。
ついて図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。
なお、説明の便宜上、前記の第3実施形態で示した構成
と同様の部分には、同一符号を付記して詳細な説明を省
略する。
【0084】図7は、本発明の第4実施形態に係るレー
ザダイオード出力制御装置の構成を示すブロック図であ
る。同図に示すように、本実施の形態においては、ウォ
ッチドックタイマ92はLSU6に設けたフォトセンサ
(BDセンサ)74の出力を検出するように接続されて
いる。そして、これ以外の構成は本発明の第3実施形態
に係るレーザダイオード出力制御装置と同じである。
ザダイオード出力制御装置の構成を示すブロック図であ
る。同図に示すように、本実施の形態においては、ウォ
ッチドックタイマ92はLSU6に設けたフォトセンサ
(BDセンサ)74の出力を検出するように接続されて
いる。そして、これ以外の構成は本発明の第3実施形態
に係るレーザダイオード出力制御装置と同じである。
【0085】本実施の形態においては、ウォッチドック
タイマ92が、感光体ドラム4の表面上を走査するレー
ザ光の書き込みタイミングを検出し、同期をとるための
同期検知用のレーザ光を監視している。そして、画像デ
ータの1ライン分の主走査周期を最小期間のタイミング
として、1ライン主走査時間以上同期検知用のレーザ光
が検出されなければ、制御部76に故障等の不具合が生
じたものと判断して、強制的にパワーコントロール回路
77をOFFにする。すなわち、図4に示されているB
D検知用の信号が同期検知用出力時に検出されなけれ
ば、パワーコントロール回路77をOFFにしてLD6
2への電流の供給を止めて、レーザ光の出力を停止させ
る。このように、本実施形態では、制御部76の異常を
フォトセンサ74の検出結果によりウォッチドックタイ
マ92が判断する構成となっている。これにより、第3
実施形態で示した効果と同様の効果を得ることができ
る。
タイマ92が、感光体ドラム4の表面上を走査するレー
ザ光の書き込みタイミングを検出し、同期をとるための
同期検知用のレーザ光を監視している。そして、画像デ
ータの1ライン分の主走査周期を最小期間のタイミング
として、1ライン主走査時間以上同期検知用のレーザ光
が検出されなければ、制御部76に故障等の不具合が生
じたものと判断して、強制的にパワーコントロール回路
77をOFFにする。すなわち、図4に示されているB
D検知用の信号が同期検知用出力時に検出されなけれ
ば、パワーコントロール回路77をOFFにしてLD6
2への電流の供給を止めて、レーザ光の出力を停止させ
る。このように、本実施形態では、制御部76の異常を
フォトセンサ74の検出結果によりウォッチドックタイ
マ92が判断する構成となっている。これにより、第3
実施形態で示した効果と同様の効果を得ることができ
る。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
る。
【0087】(1) 制御部からのサンプルホールド部に対
するサンプルホールド信号、又は、レーザダイオード制
御部に対する駆動信号の少なくとも一方の出力状態に基
づいてレーザダイオードの出力を停止することにより、
制御部に故障を生じてサンプルホールド信号又は駆動信
号が出力されなくなった場合に、これらの信号の出力状
態から制御部に故障を生じたことを検出し、レーザダイ
オードの出力を停止することができる。これによって、
制御部に故障を生じた場合でも、レーザ光の出力パワー
が過大となることを未然に防いでレーザダイオードの破
壊を防止することができる。
するサンプルホールド信号、又は、レーザダイオード制
御部に対する駆動信号の少なくとも一方の出力状態に基
づいてレーザダイオードの出力を停止することにより、
制御部に故障を生じてサンプルホールド信号又は駆動信
号が出力されなくなった場合に、これらの信号の出力状
態から制御部に故障を生じたことを検出し、レーザダイ
オードの出力を停止することができる。これによって、
制御部に故障を生じた場合でも、レーザ光の出力パワー
が過大となることを未然に防いでレーザダイオードの破
壊を防止することができる。
【0088】(2) 制御部からサンプルホールド部にサン
プルホールド信号が所定時間以上入力されない時にレー
ザダイオードの出力を停止することにより、サンプルホ
ールド信号の出力状態に基づいて制御部における故障の
発生を検出した時にレーザダイオードの出力を停止する
ことができ、制御部に故障を生じた場合でも、レーザ光
の出力パワーが過大となることを未然に防いでレーザダ
イオードの破壊を防止することができる。
プルホールド信号が所定時間以上入力されない時にレー
ザダイオードの出力を停止することにより、サンプルホ
ールド信号の出力状態に基づいて制御部における故障の
発生を検出した時にレーザダイオードの出力を停止する
ことができ、制御部に故障を生じた場合でも、レーザ光
の出力パワーが過大となることを未然に防いでレーザダ
イオードの破壊を防止することができる。
【0089】(3) 制御部からレーザダイオード制御部に
レーザダイオードをONする駆動信号が所定時間以上入
力されない時にレーザダイオードの出力を停止すること
により、レーザダイオードをONする駆動信号の出力状
態に基づいて制御部における故障の発生を検出した時に
レーザダイオードの出力を停止することができ、制御部
に故障を生じた場合でも、レーザ光の出力パワーが過大
となることを未然に防いでレーザダイオードの破壊を防
止することができる。
レーザダイオードをONする駆動信号が所定時間以上入
力されない時にレーザダイオードの出力を停止すること
により、レーザダイオードをONする駆動信号の出力状
態に基づいて制御部における故障の発生を検出した時に
レーザダイオードの出力を停止することができ、制御部
に故障を生じた場合でも、レーザ光の出力パワーが過大
となることを未然に防いでレーザダイオードの破壊を防
止することができる。
【0090】(4) 所定時間以上レーザ光がビーム受光手
段で検出されない時にレーザダイオードの出力を停止す
ることにより、ビーム受光手段が所定時間以上レーザ光
を検出しない場合に制御部に異常が生じたと判断してレ
ーザダイオードの駆動を停止することができ、制御部の
異常により生じるレーザダイオードの破損を防止するこ
とができる。
段で検出されない時にレーザダイオードの出力を停止す
ることにより、ビーム受光手段が所定時間以上レーザ光
を検出しない場合に制御部に異常が生じたと判断してレ
ーザダイオードの駆動を停止することができ、制御部の
異常により生じるレーザダイオードの破損を防止するこ
とができる。
【0091】(5) 1ライン分の画像データを走査する時
間以上レーザ光がビーム受光手段で検出されない時にレ
ーザダイオードの出力を停止することにより、制御部の
異常の発生を素早く検出することができ、制御部の異常
により生じるレーザダイオードの破壊をより確実に防止
することができる。
間以上レーザ光がビーム受光手段で検出されない時にレ
ーザダイオードの出力を停止することにより、制御部の
異常の発生を素早く検出することができ、制御部の異常
により生じるレーザダイオードの破壊をより確実に防止
することができる。
【0092】(6) 制御部に故障を発生した時に、パワー
コントロール部をOFFすることにより、制御部の異常
時にパワーコントロール部からレーザダイオードに電流
を供給しないようにし、レーザダイオードを確実に停止
させることができる。
コントロール部をOFFすることにより、制御部の異常
時にパワーコントロール部からレーザダイオードに電流
を供給しないようにし、レーザダイオードを確実に停止
させることができる。
【0093】(7) 制御部に故障を発生した時に、パワー
コントロール部とレーザダイオードとの間の電流経路を
他の電流経路に接続することにより、制御部の異常時に
パワーコントロール部からレーザダイオードに対する電
流経路を断つことができ、レーザダイオードを確実に停
止させることができる。
コントロール部とレーザダイオードとの間の電流経路を
他の電流経路に接続することにより、制御部の異常時に
パワーコントロール部からレーザダイオードに対する電
流経路を断つことができ、レーザダイオードを確実に停
止させることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るレーザダイオ
ード出力制御装置を備えた画像形成装置である複写機の
構成の一例を示す正面側の断面図である。
ード出力制御装置を備えた画像形成装置である複写機の
構成の一例を示す正面側の断面図である。
【図2】(A)は、本実施の形態に係るLSU6の概略
の構成を示す上面図である。(B)は、LSU6の概略
の構成を示す側面図である。
の構成を示す上面図である。(B)は、LSU6の概略
の構成を示す側面図である。
【図3】LSU6に設けられ、LD62から出射される
レーザ光の光量調整を行なうレーザダイオード出力制御
装置の構成を示すブロック図である。
レーザ光の光量調整を行なうレーザダイオード出力制御
装置の構成を示すブロック図である。
【図4】ウォッチドックタイマが監視する制御部から出
力される信号の状態を示す波形図である。
力される信号の状態を示す波形図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るレーザダイオード
出力制御装置の構成を示すブロック図である。
出力制御装置の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係るレーザダイオード
出力制御装置の構成を示すブロック図である。
出力制御装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係るレーザダイオード
出力制御装置の構成を示すブロック図である。
出力制御装置の構成を示すブロック図である。
【図8】従来のレーザダイオード出力制御装置の具体的
な構成を示すブロック図である。
な構成を示すブロック図である。
62−LD(レーザダイオード) 76−制御部 77−パワーコントロール回路 78−サンプルホールド回路 79−レーザダイオード制御回路 90−PD 91,92−ウォッチドッグタイマ(レーザダイオード
監視手段)
監視手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 範智 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 伊藤 学 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 北尻 正広 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 加藤 竹博 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 百瀬 典英 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 村上 哲 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C362 AA53 AA55 AA56 AA72 AA73 BB34 EA04 EA06 EA07 5C051 AA02 CA07 DB30 DE03 DE29 DE30 5C072 AA03 HA02 HA13 HB02 UA09 XA05 5C074 AA20 BB03 BB26 CC22 CC26 EE02 EE06 HH02 5F073 AB27 BA07 FA01 GA02 GA12 GA32
Claims (7)
- 【請求項1】 装置の各部を制御する制御部と、レーザ
ダイオードから出力されるレーザ光の光量を検出する光
量検出手段と、制御部からサンプルホールド信号が入力
されると光量検出手段から出力される検出結果を保持す
るサンプルホールド部と、上記サンプルホールド部の出
力結果を受け取り、その出力結果に応じてレーザ光の出
力レベルを調整するパワーコントロール部と、制御部か
ら入力される駆動信号に応じて上記レーザダイオードか
ら出射されるレーザ光のON・OFFを制御するレーザ
ダイオード制御部と、を備えたレーザダイオード出力制
御装置において、 制御部からのサンプルホールド部に対するサンプルホー
ルド信号、又は、レーザダイオード制御部に対する駆動
信号の少ないとも一方の出力状態に基づいてレーザダイ
オードの出力を停止するレーザダイオード監視手段を備
えたことを特徴とするレーザダイオード出力制御装置。 - 【請求項2】 前記レーザダイオード監視手段は、サン
プルホールド部にサンプルホールド信号が所定時間以上
入力されない時にレーザダイオードの出力を停止するレ
ーザダイオード監視手段を備えたことを特徴とする請求
項1に記載のレーザダイオード出力制御装置。 - 【請求項3】 前記レーザダイオード監視手段は、レー
ザダイオード制御部にレーザダイオードをONする駆動
信号が所定時間以上入力されない時にレーザダイオード
の出力を停止するレーザダイオード監視手段を備えたこ
とを特徴とする請求項1に記載のレーザダイオード出力
制御装置。 - 【請求項4】 光路上に設けた偏向手段によるレーザ光
の書き込みタイミングを検知するビーム受光手段を備え
た光走査光学装置に用いられ、装置の各部を制御する制
御部と、レーザダイオードから出力されるレーザ光の光
量を検出する光量検出手段と、上記制御部からサンプル
ホールド信号が入力されると上記光量検出手段から出力
される検出結果を保持するサンプルホールド部と、上記
サンプルホールド部の出力結果を受け取り、その出力結
果に応じてレーザ光の出力レベルを調整するパワーコン
トロール部と、上記制御部から入力される信号に応じて
上記レーザダイオードから出射されるレーザ光のON・
OFFを制御するレーザダイオード制御部と、を備えた
レーザダイオード出力制御装置において、 ビーム受光手段の検知信号を受け取り、ビーム受光手段
が所定時間以上レーザ光を検知されない時にレーザダイ
オードの出力を停止するレーザダイオード監視手段を備
えたことを特徴とするレーザダイオード出力制御装置。 - 【請求項5】 前記所定時間は、少なくとも1ライン分
以上の画像データを走査する時間であることを特徴とす
る請求項1乃至4のいずれかに記載のレーザダイオード
出力制御装置。 - 【請求項6】 前記レーザダイオード監視手段は、パワ
ーコントロール部をOFFしてレーザダイオードの出力
を停止することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
に記載のレーザダイオード出力制御装置。 - 【請求項7】 パワーコントロール部とレーザダイオー
ドとの間の電流経路を他の電流経路に選択的に接続する
レーザダイオード保護回路を備え、前記レーザダイオー
ド監視手段は、レーザダイオード保護回路によりパワー
コントロール部とレーザダイオードとの間の電流経路を
他の電流経路に接続してレーザダイオードの出力を停止
することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
のレーザダイオード出力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000273341A JP2002016315A (ja) | 2000-04-24 | 2000-09-08 | レーザダイオード出力制御装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000123198 | 2000-04-24 | ||
JP2000-123198 | 2000-04-24 | ||
JP2000273341A JP2002016315A (ja) | 2000-04-24 | 2000-09-08 | レーザダイオード出力制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002016315A true JP2002016315A (ja) | 2002-01-18 |
Family
ID=26590681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000273341A Pending JP2002016315A (ja) | 2000-04-24 | 2000-09-08 | レーザダイオード出力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002016315A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7196996B2 (en) | 2003-09-04 | 2007-03-27 | Hiatchi-Lg Data Storage, Inc. | Optical disk apparatus and control method thereof |
JP2009116042A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Konica Minolta Business Technologies Inc | レーザ走査光学装置 |
JP2019209575A (ja) * | 2018-06-04 | 2019-12-12 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2021525006A (ja) * | 2018-05-30 | 2021-09-16 | オッポ広東移動通信有限公司Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. | レーザー投射器の制御システム及びモバイル端末 |
-
2000
- 2000-09-08 JP JP2000273341A patent/JP2002016315A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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