JP2002016172A - パッケージ型半導体装置用回路原板及びパッケージ型半導体装置の製造方法 - Google Patents

パッケージ型半導体装置用回路原板及びパッケージ型半導体装置の製造方法

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JP2002016172A JP2000197687A JP2000197687A JP2002016172A JP 2002016172 A JP2002016172 A JP 2002016172A JP 2000197687 A JP2000197687 A JP 2000197687A JP 2000197687 A JP2000197687 A JP 2000197687A JP 2002016172 A JP2002016172 A JP 2002016172A
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semiconductor chip
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chip mounting
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Shuichi Sawamoto
修一 澤本
Nobuya Tsurusaki
伸弥 鶴崎
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切分け工程の簡易化と切分け精度の向上を図
る。 【解決手段】 第1の主面上2aに互いに区割りされて
多数の半導体チップ実装領域6が設けられるとともに、
第2の主面2b上に各半導体チップ実装領域6に対応し
てそれぞれ端子パターン7が形成され、各半導体チップ
実装領域6にそれぞれ半導体チップ3を実装した後に切
断領域10から切り分けられる。第2の主面2bに、各
切断領域10に対応位置するとともに捨て領域11に位
置してそれぞれ切分けガイドマーク12が形成され、こ
れら切分けガイドマーク12が切断手段13による切断
幅tよりも大きな形状に形成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パッケージ型半導
体装置用回路原板及びパッケージ型半導体装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置は、例えば携帯型電話機等の
小型電子機器に搭載されて用いられているが、機器の小
型軽量化の要求に応じてCSP(チップサイズパッケー
ジ)型やBGA(ボールグリッドアレィ)型等のパッケ
ージタイプが提供されている。CSP半導体装置には、
所定の大きさを有する回路原板の主面上に形成された電
極パターンや接続端子等によって区割りされた多数の半
導体チップ実装領域が設けられた回路原板が用いられ
る。CSP半導体装置は、回路原板の各半導体チップ実
装領域にそれぞれ半導体チップをベアチップ実装すると
ともに、各半導体チップや電極パターン部等をエポキシ
樹脂等の樹脂パッケージによって封装して構成される。
CSP半導体装置は、ダイサー等によって各半導体チッ
プ実装領域に対応した樹脂パッケージと回路原板とが切
断されて切り分けられることによって製造される。
【0003】また、BGA半導体装置も、多数の半導体
チップ実装領域が設けられた回路原板が用いられ、各半
導体チップ実装領域に形成された適宜の接続ランド上に
半田ボールを介して半導体チップがそれぞれ実装され
る。BGA半導体装置は、加熱処理を施して半田ボール
を熱溶融することによって半導体チップの電気的接続と
機械的固定が行われた後に、エポキシ樹脂等の樹脂パッ
ケージによって封装して構成される。BGA半導体装置
は、ダイサー等によって各半導体チップ実装領域に対応
した樹脂パッケージと回路原板とが切断されて切り分け
られることによって製造される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パッケージ型半導体装
置の製造工程においては、上述したようにダイサーに備
えられたダイブレードによって、樹脂パッケージと回路
原板とを切断する切分け工程が施されて個々のパッケー
ジ型半導体装置の切り分けが行われる。切分け工程は、
図4に示すように回路原板50に設けた切分けガイドマ
ーク51に対してダイブレード52が位置制御される。
切分け工程は、同図鎖線で示す切分け線に沿ってダイブ
レード52による切断処理が行われて個々のパッケージ
型半導体装置の切り分けが行われる。
【0005】切分けガイドマーク51は、パッケージ型
半導体装置の機能と何ら影響の無い部位であることか
ら、回路原板50の主面上に、各半導体チップ実装領域
間に対応位置するとともに外周部のいわゆる捨て領域に
位置して比較的小さな形状を以ってそれぞれ形成されて
いる。ダイブレード52は、回路原板50を、その刃厚
に対応した切断幅tを以って切断する。
【0006】ところで、切分け工程においては、パッケ
ージ型半導体装置が半導体チップとほぼ同等の微小サイ
ズで構成されることから、回路原板50に形成される半
導体チップ実装領域も微小であり高精度の切断が行われ
なければならない。切分け工程においては、切分けガイ
ドマーク51に対するダイブレード52のアライメント
のズレ等により、このダイブレード52が電極パターン
や接続端子を破断させるといった事態を生じさせること
があった。切分け工程においては、回路原板50と樹脂
パッケージとの大きな熱膨張率の差異によってこの回路
原板50に歪みが生じて切分けガイドマーク51の位置
がズレ、ダイブレード52による精密な切断が行い得な
くなるといった問題があった。
【0007】パッケージ型半導体装置の製造工程におい
ては、例えば切分け工程後に切り残された回路原板50
の捨て領域部によってダイブレード52による切断状態
の確認が行われ、ダイブレード52の位置制御の再設定
操作が行われる。この確認工程は、具体的には切り残さ
れた切分けガイドマーク51の状態確認により可能とさ
れるが、所定の切断幅tを以って切断が行われることで
切分けガイドマーク51の残存量が僅かであったり切り
取られてしまうことから高精度の確認が困難である。
【0008】本発明は、パッケージ型半導体装置の切分
け工程の簡易化と切分け精度の向上を図ったパッケージ
型半導体装置用回路原板及びパッケージ型半導体装置の
製造方法を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明にかかるパッケージ型半導体装置用回路原板は、第1
の主面上に互いに区割りされて多数の半導体チップ実装
領域が設けられるとともに、第2の主面上に各半導体チ
ップ実装領域に対応してそれぞれ端子パターンが形成さ
れ、各半導体チップ実装領域にそれぞれ半導体チップを
実装した後に各半導体チップ実装領域間を切断領域とし
て切り分けられる。パッケージ型半導体装置用回路原板
は、第2の主面に、各切断領域に対応位置するとともに
端子パターン形成領域の周辺の捨て領域に位置してそれ
ぞれ切分けガイドマークが形成され、これら切分けガイ
ドマークが切断手段による切断幅よりも大きな形状に形
成されてなる。
【0010】各切分けガイドマークは、切断手段による
切断方向寸法を大とされた形状とされてなる。各切分け
ガイドマークは、端子パターン形成領域の周辺領域に構
成される捨て領域に、その幅寸法の少なくとも1/2よ
りも内側に位置して形成されてなる。各切分けガイドマ
ークは、第2の主面上に、端子パターンの形成と同一工
程で形成されてなる。
【0011】以上のように構成された本発明にかかるパ
ッケージ型半導体装置用回路原板によれば、切断後にお
いても切分けガイドマークが大きな残存量を以って切断
部位に存在することから、切断手段による切断状態の確
認を容易に行うことを可能とする。パッケージ型半導体
装置用回路原板によれば、切断手段の再設定操作等が的
確かつ容易に行われるようにして高精度のパッケージ型
半導体装置の製造を可能とする。
【0012】また、パッケージ型半導体装置用回路原板
によれば、切分けガイドマークを指標として、切断手段
の切断方向の設定も簡易かつ正確に行うことを可能とす
る。パッケージ型半導体装置用回路原板によれば、切分
けガイドマークが切断位置と近接して形成されることに
よって、歪み等による位置ズレが低減されて精密な切断
が行われるようにする。パッケージ型半導体装置用回路
原板によれば、切分けガイドマークを形成するために工
程が増加することも無い。
【0013】上述した目的を達成する本発明にかかるパ
ッケージ型半導体装置の製造方法は、半導体装置用回路
原板の第1の主面上に区割りされた多数の半導体チップ
実装領域にそれぞれ半導体チップを実装する工程と、各
半導体チップを樹脂パッケージによって一括して封装す
る工程と、各半導体チップ実装領域に対応してそれぞれ
端子パターンが形成された第2の主面上に形成された切
分けガイドマークをガイドとして切断手段による切断処
理を施して個別のパッケージ型半導体装置を切り分ける
工程とを備える。パッケージ型半導体装置の製造方法
は、各半導体チップ実装領域間に対応位置するとともに
端子パターン形成領域の周辺領域に位置してそれぞれ形
成され、切断手段による切断幅よりも大きな形状とされ
た切分けガイドマークを有する回路板板が用いられる。
【0014】以上の工程を備える本発明にかかるパッケ
ージ型半導体装置の製造方法によれば、切断後において
も切分けガイドマークが大きな残存量を以って切断部位
に存在することから、切断手段による切断状態の確認が
容易に行われる。パッケージ型半導体装置の製造方法に
よれば、切断手段の再設定操作等を的確かつ容易に行わ
れるようにして高精度のパッケージ型半導体装置を効率
的に製造する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
示すCSP半導体装置1の適用例について、図面を参照
して詳細に説明する。CSP半導体装置1の製造工程
は、供給された回路原板2に対して多数個の半導体チッ
プ3を実装する工程と、各半導体チップ3を樹脂パッケ
ージ4によって一括して封装する工程とを経て図1に示
したCSP半導体中間装置5を製造する。CSP半導体
装置1の製造工程は、CSP半導体中間装置5に対し
て、切分け工程を施してパッケージ型半導体装置1を個
々に切り分けて製造する。
【0016】回路原板2は、緩衝材(インタポーザ)作
用を奏する樹脂材やセラミック材或いはポリイミド材等
を基材とした銅貼り基板を素材とし、第1の主面2a上
に半導体チップ3をそれぞれ実装する多数の半導体チッ
プ実装領域6をマトリックス状に構成してなる。回路原
板2は、例えばホトグラフィック技術等により各半導体
チップ実装領域6にそれぞれ電極パターン7を形成して
なる。回路原板2については、プリント基板ばかりでな
く、テープ基板であってもよい。
【0017】回路原板2には、電極パターン7に対応し
てスルーホール8が形成されており、第2の主面2b側
にマザー基板等に実装するための多数個の接続ランド9
が形成されている。接続ランド9は、図2に示すように
各半導体チップ実装領域6に対応して、回路原板2の第
2の主面2bに矩形枠状を呈するように配列されて形成
されている。回路原板2は、後述するように各半導体チ
ップ実装領域6間に構成される周辺領域をそれぞれ切断
領域10(縦切断領域10a、横切断領域10b)とし
て切断されることにより切り分けられ、CSP半導体装
置1の回路基板を構成する。回路原板2には、図2に示
すように第2の主面2bの外周部の捨て領域11に、各
切断領域10に対応位置して切分けガイドマーク12
(縦切分けガイドマーク12a、横切分けガイドマーク
12b)がそれぞれ形成されている。ここで、縦切分け
ガイドマーク12aは、図面の上、下の捨て領域11
(上側のマークは図省略)に形成され、横切分けガイド
マーク12bは、図の如く、左、右の捨て領域11に形
成されている。各切分けガイドマーク12は、第2の主
面2b上にホトグラフィック技術等により接続ランド9
を形成する際に、同時に形成される。各切分けガイドマ
ーク12は、それぞれ略楕円形を呈しており、縦切断領
域10aに対応する縦切分けガイドマーク12aが縦向
き、横切断領域10bに対応する横切分けガイドマーク
12bが横向きとなるように形成されている。換言すれ
ば、縦切分けガイドマーク12aと横切分けガイドマー
ク12bとは、互いに同形であり、90°ずれた状態で
第2の主面2bに設けられている。
【0018】各切分けガイドマーク12は、その短軸方
向の幅aが、後述するダイブレード13の切刃、すなわ
ち切断幅tよりも充分に大きい。各切分けガイドマーク
12は、上述したように捨て領域11にそれぞれ形成さ
れるが、図2に示すように最外周側の各半導体チップ実
装領域6aに近接する位置に、各接続ランド9と独立し
て形成される。各切分けガイドマーク12は、捨て領域
11の幅寸法の少なくとも1/2よりも内側に位置して
形成されている。
【0019】以上のように構成された各切分けガイドマ
ーク12は、後述するダイブレード13による切分け工
程に際して、その長軸方向の向きが切断方向となるよう
に、また縦切分けガイドマーク12a、12a、あるい
は横切分けガイドマーク12b、12bをそれぞれ認識
してダイブレード13を位置決めさせる。各切分けガイ
ドマーク12は、ダイブレード13によって切り分けさ
れるが、その幅aが切断幅tよりも大きく形成されてい
ることによって、図3に示すように切断縁14(14
a、14b)の両側に充分に大きな形状の切残し片15
(15a、15b)を構成する。
【0020】したがって、各切分けガイドマーク12
は、これら一対の切残し片15のそれぞれの形状を比較
することによって、ダイブレード13による回路原板2
の切断状態を視認可能とする。各切分けガイドマーク1
2は、同図鎖線で示すように、ダイブレード13が斜め
の状態で回路原板2を切断した場合には、一対の切残し
片15の形状に大きな相違を呈する。
【0021】回路原板2は、樹脂パッケージ4との熱膨
張率の差異が大きく、これによって外周部位においてよ
り大きな歪みが生じる。各切分けガイドマーク12は、
上述したように半導体チップ実装領域6に近接して形成
されていることから、回路原板2の歪みによる影響が抑
制されてその位置精度が保持される。したがって、各切
分けガイドマーク12は、ダイブレード13による回路
原板2の精密な切断が行われるようにする。
【0022】なお、各切分けガイドマーク12は、それ
ぞれ楕円形に形成したが、かかる形状に限定されるもの
では無い。各切分けガイドマーク12は、切分け方向を
識別可能とするとともに、切断幅tよりも充部に大きな
幅を有する適宜の形状を以って形成されればよい。
【0023】上述した回路原板2には、半導体チップ実
装領域6上に接着剤等によって半導体チップ3が接合固
定される。半導体チップ3は、詳細を省略するが上面に
複数個の電極片3aが設けられており、例えばワイヤボ
ンディング法によってこれら電極片3aと端子ランド7
との間がワイヤ16によって接続されている。半導体チ
ップ3は、樹脂パッケージ4によって全体が封装される
ことによって機械的保護が図られるとともに電気的絶縁
が保持される。樹脂パッケージ4には、例えばエポキシ
樹脂が用いられる。
【0024】CSP半導体装置1は、従来とほぼ同様の
製造工程によって製造され、上述したように回路原板2
上に複数個が一括して形成されたCSP半導体中間装置
5に切分け工程を施して個々に切断することによって切
り分けられて製造される。CSP半導体装置1は、この
場合上述した各切分けガイドマーク12にダイブレード
13が位置合わせされて切り分けが行われる。
【0025】CSP半導体装置1の製造工程において
は、基板原板2が供給されて複数個の半導体チップ3を
実装する半導体チップ実装工程が施される。基板原板2
には、第1の主面2aに構成された各半導体チップ実装
領域6の中央部に、各1個ずつ半導体チップ3がヘアチ
ップ実装される。半導体チップ3は、例えばワイヤボン
ディング法によってワイヤ16により電極片3aと端子
ランド7との接続が行われる。
【0026】CSP半導体装置1の製造工程において
は、実装された複数個の半導体チップ3を封装するよう
にして回路原板2の第1の主面2a全体に樹脂パッケー
ジ4を成形する樹脂パッケージ形成工程が施される。樹
脂パッケージ4は、例えば半導体チップ3を実装した回
路原板2を成形金型に投入してエポキシ樹脂を流し込ん
で成形される。樹脂パッケージ4は、電極パターン7或
いは半導体チップ3やワイヤ16を包み込んで機械的保
護を図る。
【0027】CSP半導体装置1の製造工程において
は、上述した工程を経て製造されたCSP半導体中間装
置5がダイサーに供給されて、回路原板2の第2の主面
2bに形成した各切分けガイドマーク12をガイドとし
てダイブレード13によりCSP半導体装置1を1個ず
つに切り分ける切分け工程が施される。CSP半導体中
間装置5は、ダイサーの載置台に位置決めされて載置さ
れ、切分けガイドマーク12に対して位置決めされたダ
イブレード13による切断が行われる。
【0028】ダイブレード13は、例えば金属材或いは
ボンド材とダイヤモンド粒とから形成され、切断領域1
0において回路原板2と樹脂パッケージ4とを一括して
切断する。ダイブレード13は、その切り歯が切分けガ
イドマーク12の幅よりも薄厚とされており、上述した
ように切断縁14の両側にそれぞれ切分けガイドマーク
12の大きな切残し片15を形成する。CSP半導体装
置1の製造工程においては、例えば切り残された回路原
板2の捨て領域11に残った切分けガイドマーク12の
切残し片15の形状が確認される。CSP半導体装置1
の製造工程においては、上述したように切残し片15の
形状を確認することによって、回路原板2に対してダイ
ブレード13が正確に移動されたかが簡単に視認され
る。
【0029】CSP半導体装置1の製造工程において
は、切残し片15の形状確認に基づいて、ダイブレード
13の位置制御の再設定操作の要否等が判断される。C
SP半導体装置1の製造工程においては、切残し片15
の形状データに基づいて、ダイブレード13の位置制御
プログラミングが行われる。CSP半導体装置1の製造
工程においては、切残し片15の形状データに基づい
て、ダイブレード13の摩耗状態等の確認が行われる。
【0030】なお、上述したCSP半導体装置1は、端
子ランド7と半導体チップ3の電極片3aとをワイヤボ
ンディング方によって接続するようにしたが、例えばフ
リップチップ接続等したものであってもよい。また、本
発明は、CSP半導体装置1への適用に限定されるもの
ではなく、例えばBGA半導体装置等にも適用可能であ
る。
【0031】また、上述した実施の形態においては、回
路原板2の切断をダイサーに備えたダイブレード13に
よって行うようにしたが、その他の適宜の切断装置を用
いて切分け工程を施すようにしてもよいことは勿論であ
る。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かるパッケージ型半導体装置用回路原板によれば、切断
後においても切分けガイドマークが大きな残存量を以っ
て切断部位に存在することから、切断手段による切断状
態の確認が容易に行われ、検査工程の簡易化による工程
の合理化や切断手段の再設定操作等が的確かつ容易に行
われるようになって高精度のパッケージ型半導体装置の
製造が行われるようになる。また、パッケージ型半導体
装置用回路原板によれば、切分けガイドマークを指標と
して切断手段の切断方向の設定が簡易かつ正確に行うこ
とを可能とする。さらに、パッケージ型半導体装置用回
路原板によれば、切分けガイドマークを切断位置と近接
して形成することによって、歪み等による位置ズレが低
減されて精密な切断が行われるようにする。さらにま
た、パッケージ型半導体装置用回路原板によれば、切分
けガイドマークを形成するために工程が増加することも
無い。
【0033】本発明にかかるパッケージ型半導体装置の
製造方法によれば、切断後においても切分けガイドマー
クが大きな残存量を以って切断部位に存在することか
ら、切断手段による切断状態の確認が容易に行われ、検
査工程の簡易化による工程の合理化や切断手段の再設定
操作等が的確かつ容易に行われるようになって高精度の
パッケージ型半導体装置の製造が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したCSP半導体中間装置の要部
縦断面図である。
【図2】同CSP半導体装置の製造に用いられる回路原
板の要部平面図である。
【図3】同回路原板を切断した状態の説明図である。
【図4】同従来の回路原板の説明図である。
【符号の説明】
1 CSP半導体装置 2 回路原板 2a 第1の主面 2b 第2の主面 3 半導体チップ 4 樹脂パッケージ 5 CSP半導体中間装置 6 半導体チップ実装領域 7 電極パターン 9 接続ランド 10 切断領域 11 捨て領域 12 切分けガイドマーク 13 ダイブレード 14 切断縁 15 切残し片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01L 21/60 311 H01L 23/12 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の主面上に互いに区割りされて多数
    の半導体チップ実装領域が設けられるとともに、第2の
    主面上に前記各半導体チップ実装領域に対応してそれぞ
    れ端子パターンが形成され、前記各半導体チップ実装領
    域にそれぞれ半導体チップを実装した後に各半導体チッ
    プ実装領域間を切断領域として切り分けられるパッケー
    ジ型半導体装置用回路原板において、 前記第2の主面に、前記各半導体チップ実装領域間の切
    断領域に対応位置するとともに前記端子パターン形成領
    域の周辺の捨て領域に位置してそれぞれ切分けガイドマ
    ークが形成され、これら切分けガイドマークが切断手段
    による切断幅よりも大きな形状であることを特徴とする
    パッケージ型半導体装置用回路原板。
  2. 【請求項2】 前記切分けガイドマークは、前記切断手
    段による切断方向寸法を大とされた形状であり、切断方
    向を表示することを特徴とする請求項1に記載のパッケ
    ージ型半導体装置用回路原板。
  3. 【請求項3】 前記切分けガイドマークは、前記捨て領
    域に、その幅の少なくとも1/2より内側に位置して形
    成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    のパッケージ型半導体装置用回路原板。
  4. 【請求項4】 前記切分けガイドマークは、前記第2の
    主面上に、前記端子パターンの形成と同一工程で形成さ
    れることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    1項に記載のパッケージ型半導体装置用回路原板。
  5. 【請求項5】 半導体装置用回路原板の、第1の主面上
    に区割りされた多数の半導体チップ実装領域にそれぞれ
    半導体チップを実装する工程と、 前記各半導体チップを樹脂パッケージによって一括して
    封装する工程と、 前記各半導体チップ実装領域に対応してそれぞれ端子パ
    ターンが形成された第2の主面上に、前記各半導体チッ
    プ実装領域間に対応位置するとともに前記端子パターン
    形成領域の周辺領域に位置してそれぞれ形成された切分
    けガイドマークをガイドとして、切断手段による切断処
    理を施すことによって個別のパッケージ型半導体装置を
    切り分けする工程とを備え、 前記各切分けガイドマークが、前記切断手段による切断
    幅よりも大きな形状とされることによって、その切残し
    部位により切断位置の確認が行われることを特徴とする
    パッケージ型半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記切分けガイドマークが切断方向寸法
    を大とした形状であり、前記切分けガイドマークをガイ
    ドとして、前記切断手段による切断処理が施されること
    を特徴とした請求項5に記載のパッケージ型半導体装置
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の主面上に、前記端子パターン
    と切分けガイドマークとを同一工程で形成することを特
    徴とする請求項5又は請求項6に記載のパッケージ型半
    導体装置の製造方法。
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