JP2002014789A - 出力通知装置 - Google Patents

出力通知装置

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JP2002014789A
JP2002014789A JP2000194827A JP2000194827A JP2002014789A JP 2002014789 A JP2002014789 A JP 2002014789A JP 2000194827 A JP2000194827 A JP 2000194827A JP 2000194827 A JP2000194827 A JP 2000194827A JP 2002014789 A JP2002014789 A JP 2002014789A
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JP2000194827A
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Ichiro Bessho
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーがジョブの出力終了を他人のものと
識別でき、的確なタイミングで出力物を入手できる出力
通知装置を提供する。 【解決手段】 複数個の音声が格納された記録手段1
2、1000と、画像形成装置に入力されたジョブに対
して指定された音声を、前記記録手段から読み出すとと
もに、読み出した音声によって前記ジョブの終了を通知
する音声通知手段10とを備えている。これにより、現
場から離れているユーザーは、その音声からジョブの終
了が自分のものであることを明確に把握でき、直ぐに自
分の出力物を取り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタや複写機な
どの画像形成装置におけるジョブ終了通知に用いられる
出力通知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク接続されたプリンタ
や複写機などの使用時に、現場から離れているユーザー
のために、前記プリンタや複写機の使用状況を報知する
ようにした技術が知られている。
【0003】たとえば、特開平8−149239号公報
には、プリンタの使用状況、具体的には、予約状況、使
用可能になるまでの時間、使用不可、プリント完了など
を検知して、報知手段に表示する構成が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザーに
とっては、自己が指示したジョブについてその出力が終
了したときは、できるだけ早く出力物を入手したい意向
が強い。
【0005】しかしながら、上記従来の構成では、単に
その時の画像形成装置の使用状況を報知するだけである
ので、ユーザーは、自己のジョブが終了したのか他人の
ジョブが終了したのかを識別することができない。この
ため、どのタイミングで自己のジョブの出力物を取りに
行けば良いのか見当がつきにくく、現場に着いても直ち
に出力物を取り出せるとは限らない、という問題があっ
た。
【0006】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
のであり、ユーザーが自己のジョブの終了を他人のもの
と区別でき、的確なタイミングで出力物を入手できる出
力通知装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、複数個の音
声が記録された記録手段と、画像形成装置に入力された
ジョブに対して指定された音声を、前記記録手段から読
み出すとともに、読み出した音声によって前記ジョブの
終了を通知する音声通知手段と、を備えていることを特
徴とする出力通知装置によって解決される。
【0008】この出力通知装置によれば、画像形成装置
を使用中にユーザーが現場から離れていても、ジョブの
終了がそのジョブに対応した音声で通知される。従っ
て、これを聞いたユーザーは、終了したジョブが自己の
ものであることが明確に分かり、現場に着けば直ちに自
分のジョブの出力物を画像形成装置から取り出すことが
できる。
【0009】上記の出力通知装置において、記録手段に
格納された音声を変更可能に構成されていても良い。こ
れにより、ジョブに対応して指定される音声の種類を、
ユーザーが任意にかつ容易に設定することができる。記
録手段に格納された音声を変更可能に構成する具体例と
しては、記録手段に格納された音声の一部または全部
が、CDROM等の可搬性記録媒体で提供されたもので
ある場合を挙げることができ、ユーザーはこの可搬性記
録媒体を交換することで、音声の種類を容易に変更設定
できる。
【0010】さらに、上記の出力通知装置において、音
声通知手段による通知を、ジョブの終了前後の設定され
た任意のタイミングで行わせる通知タイミング制御手段
が設けられていても良い。この通知タイミング制御手段
により、前記通知を、ジョブ終了後だけでなくユーザー
が現場に到着するまでの時間を考慮してジョブ終了前に
も行えるようになり、ユーザーは待ち時間のないタイミ
ングで出力物を取り出すことができる。
【0011】この発明において「音声」とは、単に人の
声によるものに限らず、各種の単純音や楽音などを含む
概念である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。
【0013】図1は、この発明の一実施形態にかかる出
力通知装置を備えたデジタル複写機(以下、複写機とい
う)のネットワークシステムを示す概念図である。
【0014】図1に示すように、複写機100には、L
ANにより複数のパーソナルコンピュータ(以下、PC
という)が接続されている。また、複写機100には、
音声通知手段10が外付け接続され、さらに、排紙トレ
イ111上から出力物(プリント済用紙)が取り除かれ
たのを検出するセンサ112が配備されている。
【0015】図2は、複写機100および音声通知手段
10の電気的構成を示すブロック図である。
【0016】複写機100は、CPUからなるシステム
制御部101、制御プログラムを格納したROM10
2、装置各部の駆動条件や管理データなどを記憶すると
ともに、動作に必要なデータを記憶するRAM103、
操作部104、スキャナ106、記録部108およびL
ANインターフェース(LAN・I/F)109などか
らなる。
【0017】システム制御部101は、ROM102の
制御プログラムに従って画像形成装置の各部を統括制御
するとともに、操作部104やコンピュータPCで設定
されたジョブ終了通知タイミングで、ジョブ終了通知を
実行させるものである。
【0018】前記操作部104は、操作パネル上のLC
DやLEDなどの表示手段(図示せず)を使って、駆動
条件、装置状態、各種入力情報を表示させる他、ユーザ
ーがジョブ終了通知のために出力させたい音声(音楽も
含む)の選択、登録、変更や、さらにはジョブ終了通知
タイミングの設定を行いうる他に、テンキーやスタート
スイッチなどを操作(ON)して、駆動条件などを入力
する機能を有している。
【0019】スキャナ106は、原稿テーブル105
(図1)上にセットされた原稿搬送装置によりコンタク
トガラス上に搬送し、そこで原稿画像を照射し、その反
射光を光電変換して画像データを送出する。記録部10
8は、現像部、定着部等を有し、画像データを記録紙上
に記録し、出力するものである。
【0020】LAN・I/F109は、ユーザー毎に利
用されるPCにより構築されているLANに接続され
て、相互間のデータの伝送を実現するインターフェース
である。
【0021】このように構成された複写機100におい
ては、原稿テーブル105上に原稿をセットし、スキャ
ナ106により読み取った画像データをRAM103に
記憶させた後、記録部108により記録紙に記録して必
要部数をコピーする動作を、単独で行わせることができ
る。
【0022】さらに、複写機100は、RAM103に
記憶させた画像データをPCのアドレスを指定してLA
Nを介して送信するスキャナとして使用できる他、PC
からプリントデータをLANを介して受信してビットマ
ップ展開した後、記録部108により記録紙に記録する
プリンタとしても使用できるようになっており、複数の
ユーザーが共有可能である。
【0023】なお、この実施形態では、音声通知手段1
0は、複写機100に外付けした形式で説明するが、複
写機100に内蔵する形式であってもよい。
【0024】音声通知手段10は、図2に示すように、
複写機100との間を、双方のインターフェース(I/
F)120,16間に通信ケーブル(図示せず)を接続
することにより、複写機100に搭載された形態となっ
ており、通信制御部11、ROM12、CDROM10
00、RAM13、音声コーディック部14およびスピ
ーカ36などから構成されている。
【0025】通信制御部11はCPUを備え、予めRO
M12に格納されている制御プログラムに従って動作す
る一方、複写機100からの駆動命令に応じて装置各部
を統括制御して、音声通知に係る各種処理を実行するも
のである。ROM12は、制御プログラムを格納すると
ともに、後述する標準の音声メッセージを格納してい
る。CDROM1000は、ユーザーが任意に設定でき
る音声メッセージを格納している。また、RAM13
は、装置各部の駆動条件や管理データなどを記憶すると
ともに、動作に必要なデータを記憶するものである。
【0026】音声コーディック部14は、ROM12と
CDROM1000にそれぞれ格納された音声のデジタ
ルデータをアナログ音声信号に変換して、音声信号をス
ピーカ36を介して発音させる。
【0027】ROM12には、図3に示すように、予め
音声メッセージが格納されており、所定の番号(後述す
る音声番号)が付加されている。また、CDROM10
00にも、図3に示すように、音声メッセージが格納さ
れており、前記ROM12で付加された番号以降、順番
に、所定の番号(後述する音声番号)が自動的に付加さ
れる。
【0028】CDROM1000は、可搬性記録媒体の
一つとしてユーザーにより容易に交換可能であり、した
がって、音声メッセージは、ユーザーにより容易かつ任
意に変更できる。なお、音声メッセージを格納した可搬
性記録媒体はCDROMに限られることなく、光磁気デ
ィスクなどの他のものであってもよい。また、ROM1
2と可搬性記録媒体のいずれにも音声メッセージを格納
しなければならないものではなく、ROM12と可搬性
記録媒体のいずれか一方のみに格納してもよい。また、
可搬性記録媒体に格納された音声を、ハードディスク等
の固定記録媒体に格納し直しても良い。
【0029】なお、音声メッセージとは、図3にも示し
たように、単に人の声によるものに限らず、ベル音、チ
ャイム音、オルゴール音、発信音、楽曲、歌謡曲等の各
種の単純音や楽音などを含むものである。
【0030】次に、第1の実施形態として、音声通知手
段10によるROM12、もしくはCDROM1000
内の音声メッセージによるジョブ終了通知動作を、図4
のフローチャートを参照して説明する。
【0031】この第1の実施形態では、図1に示す環境
に設置された複写機100により原稿をコピーする場合
を例にしてある。
【0032】まず、複写機100において、原稿テーブ
ル105上に原稿をセットし、S1で、操作部104か
らコピー部数を入力し、S2で、印字濃度や変倍率など
のコピー条件を入力する。ついで、S3で、スタートス
イッチ(図示せず)をONすると、スキャナ106によ
り画像データが読取られ、記録部108により、読取り
画像データの記録出力が開始される。
【0033】この実施形態では、操作部104の#キー
の押下操作に続けてテンキーの入力を許容するようにな
っており、コピー動作を開始した後に、S4で#キーを
押下操作して、続けてS5でテンキーにより音声番号を
入力し、スタートスイッチを確定キーとして再度、押下
操作する。これにより、その入力された音声番号をRA
M103内に一時記憶する。なお、#キーの押下操作に
より、操作部104の表示パネルに、ROM12やCD
ROM1000に格納されている音声メッセージの内容
やそれに対応する音声番号を表示するようにしても良
い。また、音声メッセージは、ユーザー毎に予め設定し
ておいても良いし、同一ユーザーがジョブ毎に異なる音
声メッセージを選択しても良い。この実施形態では、音
声メッセージをCDROM1000で追加しているか
ら、ユーザーが好みの音声メッセージを用いることがで
きるとともに、選択範囲が拡大する。
【0034】そして、S6ではコピー動作を継続して、
システム制御部101が、動作を停止する必要のある異
常を検出したか否かを判断し、異常を検出しなければ
(S6の判定がNO)、S7で、必要な部数分のコピー
が終了したか否かを判断する。
【0035】原稿のジャム、記録紙切れ、トナー切れな
どの異常が検出されて動作を停止したときには(S6の
判定がYES)、システム制御部101は、その異常停
止要因を前記音声通知手段10側の通信制御部11に通
知する。
【0036】コピー動作途中に異常が検出されることな
く、コピーが終了したときには(S7の判定がYE
S)、定常動作終了通知と共に、CPU101は、RA
M103内に記憶されている音声番号を音声通知手段1
0に送出する。コピーが終了しなかったときは(S7の
判定がNO)、S12でその他の処理を行ったのち、本
ルーチンを終了する。
【0037】一方、音声通知手段10において、複写機
100から異常停止要因の通知を受け取ったときには、
S8で、通信制御部11が異常停止要因に対応付けされ
ているROM12の音声メッセージを読み出し、S9
で、スピーカ36より異常である旨の音声を出力したの
ち、本ルーチンを終了する。
【0038】また、音声通知手段10が、複写機100
からのコピー定常動作終了通知を受け取ったときは、S
10で、通信制御部11はコピー定常動作終了通知とと
もに送られてきた音声番号に対応付けされている、RO
M12もしくはCDROM1000の音声メッセージを
読出したのち、S11で、前記スピーカ36より音声を
出力する。
【0039】コピー中に現場から離れているユーザー
は、その音声メッセージから自分のジョブが終了したこ
とを知ることができるので、複写機100に戻れば、時
間待ちすることなく、排紙トレイ111上に排出されて
いる記録紙を取り出すことができる。
【0040】次にS13では、通信制御部11が、前記
音声メッセージ開始から所定時間tが経過したか否か、
あるいはユーザーが排紙トレイ111上から記録紙を取
り出したか否か(センサ112で検出されたか否か)を
判断し、上記所定時間tが経過したか記録紙が取り出さ
れると(S13の判定がYES)、S14で、上記音声
出力を停止して、本ルーチンを終了する。これにより、
音声メッセージが不必要に継続して他人に迷惑をかける
こともない。
【0041】上記所定時間が経過していないかあるいは
記録紙が取り出されていない場合は(S13の判定がN
O)、S11に戻って音声出力を継続する。
【0042】図5は、この発明の第2の実施形態を示
し、ネットワークに接続されたPCからジョブを受け取
って出力するプリンタとして使用する場合の動作を示す
フローチャーである。
【0043】なお、複写機100は、LAN上のPCか
ら送られてきたジョブのプリントデータを出力するプリ
ンタとして使用される際に、そのプリントデータに添付
されるプリント部数やプリント条件と共に、RAM10
3内に一時記憶する音声番号を受け取ることができるよ
うになっており、そのプリントデータに添付された情報
の中から音声番号を認識したとき、図4に示した実施形
態と同様に処理するようになっている。このため、PC
には、LANを介して複写機100をプリンタとして使
用するソフトウェアがインストールされており、その際
にはプリント部数やプリント条件に続けて音声番号を選
択できる。
【0044】図5において、まずS21で、PCからプ
リント部数を入力し、S22でプリント条件を入力す
る。続いて、S23で音声番号を選択して入力する。
【0045】この後、S24で、実行を選択命令するこ
とにより、そのプリントデータに、プリント部数やプリ
ント条件などと共に音声番号が添付されて、複写機10
0に送られる。
【0046】このとき、複写機100においては、音声
番号がプリントデータに添付されていることを認識する
と、その音声番号をRAM103内に一時記憶するとと
もに受け取ったプリントデータのプリント動作を開始す
る。そして、以降、上述した図4に示す第1の実施形態
と同様に動作する。即ち、S25で、システム制御部1
01が、プリント動作を継続して動作を停止する必要の
ある異常を検出したか否かを判断し、異常を検出しなけ
れば(S25の判定がNO)、S26で、必要な部数分
のプリントが終了したか否かを判断する。
【0047】記録紙切れ、トナー切れなどの異常が検出
されて動作を停止したときには(S25の判定がYE
S)、その異常停止要因を前記音声通知手段10側の通
信制御部11に通知する。
【0048】プリント動作途中に異常が検出されること
なく、プリントが終了したときには(S26の判定がY
ES)、定常動作終了通知と共に、音声番号を音声通知
手段10に送出する。プリントが終了しないときは(S
26の判定がNO)、S31でその他の処理を行ったの
ち、本ルーチンを終了する。
【0049】一方、音声通知手段10において、複写機
100から異常停止要因の通知を受け取ったときには、
S27で、通信制御部11が異常停止要因に対応付けさ
れたROM12の音声メッセージを読み出し、S28
で、スピーカ36より異常である旨の音声を出力したの
ち、本ルーチンを終了する。
【0050】また、音声通知手段10において、複写機
100からのプリント定常動作終了通知を受け取ったと
き、S29で、音声番号に対応付けされているROM1
2もしくはCDROM1000の音声メッセージを読出
し、S30で、前記スピーカ36より音声を出力する。
【0051】プリント中に現場から離れているユーザー
は、その音声メッセージから自分のジョブが終了したこ
とを知ることができるので、複写機100に戻れば、時
間待ちすることなく、排紙トレイ111上に排出されて
いる記録紙を取り出すことができる。
【0052】次に、S32では、通信制御部11が、前
記音声メッセージ開始から所定時間tが経過したか否
か、あるいはユーザーが排紙トレイ111上から記録紙
を取り出したか否か(センサ112で検出されたか否
か)を判断し、上記所定時間tが経過したか記録紙が取
り出されると(S32の判定がYES)、S33で、上
記音声出力を停止して、本ルーチンを終了する。これに
より、音声メッセージが不必要に継続して他人に迷惑を
かけることもない。
【0053】上記所定時間が経過していないかあるいは
記録紙が取り出されていない場合は(S32の判定がN
O)、S30に戻って音声出力を継続する。
【0054】図6は、この発明の第3の実施形態とし
て、複写機100における音声メッセージの出力動作を
示すフローチャートである。
【0055】ここで、上記第1および第2の実施形態で
は、音声メッセージをコピー(プリント)出力終了と略
同時に出力するようにしたが、コピー(プリント)出力
終了時点よりも所定時間前に、出力するようにしたもの
である。
【0056】まず、複写機100において、原稿テーブ
ル105上に原稿をセットし、S41で、操作部104
からコピー部数を入力し、S42で、印字濃度や変倍率
などのコピー条件を入力する。ついで、S43で、スタ
ートスイッチ(図示せず)をONすると、スキャナ10
6により画像データが読取られ、記録部108により、
読取り画像データの記録出力が開始される。
【0057】次いで、S44で操作部104の#キーを
押下操作し、続けてS45でテンキーにより音声番号を
入力し、スタートスイッチを確定キーとして再度、押下
操作する。これにより、その入力された音声番号をRA
M103内に一時記憶する。更に、S46で、コピー終
了通知の開始タイミングを入力設定する。入力は、例え
ば#キー、テンキー、スタートスイッチの操作を組み合
わせて行っても良いし、専用の入力キーを設けても良
い。この実施形態では、コピー終了1分前に通知を開始
するように設定してある。
【0058】そして、S47ではコピー動作を継続し
て、システム制御部101が、動作を停止する必要のあ
る異常を検出したか否かを判断し、異常を検出しなけれ
ば(S47の判定がNO)、S48では、コピー終了1
分前か否かを検出する。原稿のジャム、記録紙切れ、ト
ナー切れなどの異常が検出されて動作を停止したときに
は(S47の判定がYES)、システム制御部101
は、その異常停止要因を前記音声通知手段10側の通信
制御部11に通知する。
【0059】S48において、コピー終了1分前が到来
したときは(S48の判定がYES)、システム制御部
101は、RAM103内に記憶されている音声番号を
音声通知手段10に送出する。コピー終了1分前が到来
しなかったときは(S48の判定がNO)、S53でそ
の他の処理を行ったのち、本ルーチンを終了する。
【0060】一方、音声通知手段10において、複写機
100から異常停止要因の通知を受け取ったときには、
S49で、通信制御部11が異常停止要因に対応付けさ
れているROM12の音声メッセージを読み出し、S5
0で、スピーカ36より異常である旨の音声を出力した
のち、本ルーチンを終了する。
【0061】また、音声通知手段10が複写機100か
らの音声番号を受け取ったときは、S51で通信制御部
11は、送られてきた音声番号に対応付けされている、
ROM12もしくはCDROM1000の音声メッセー
ジを読出したのち、S52で、前記スピーカ36より音
声を出力する。
【0062】コピー中に現場から離れているユーザー
は、その音声メッセージから自分のジョブが終了間近で
あることを知ることができるので、現場まで戻る時間を
勘案して現場に戻れば、ジョブ終了時と略同じタイミン
グで排紙トレイ111上の記録紙を取り出すことができ
る。
【0063】次に、S54で、必要な部数分のコピーが
終了したか否かを判断する。終了していないときは(S
54にてNO)、S51に戻る。終了しているときは
(S54にてYES)、S55で、通信制御部11が、
前記音声メッセージ開始から所定時間tが経過したか否
か、あるいはユーザーが排紙トレイ111上から記録紙
を取り出したか否か(センサ112で検出されたか否
か)を判断し、上記所定時間tが経過したか記録紙が取
り出されると(S55の判定がYES)、S56で、上
記音声出力を停止して、本ルーチンを終了する。これに
より、音声メッセージが不必要に継続して他人に迷惑を
かけることもない。
【0064】上記所定時間が経過していないかあるいは
記録紙が取り出されていない場合は(S55の判定がN
O)、S52に戻って音声出力を継続する。
【0065】なお、図6においては、複写機100でコ
ピーを行う場合の例を示したが、複写機100がPCか
らのジョブを受け取ってプリンタとして動作する場合に
おいても、同様に、プリント終了時点よりも所定時間前
に、音声を出力するようにしても良い。この場合、音声
出力の開始タイミングはPCによって入力設定され、プ
リントデータ等と共に複写機100に送られる。
【0066】以上の実施形態では、画像形成装置が複写
機である場合を例示したが、プリンタその他の画像形成
装置にも同様に適用できる。
【0067】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、画像形成
装置を使用中にユーザーが現場から離れていても、ジョ
ブの終了がそのジョブに対応した音声で通知される。従
って、これを聞いたユーザーは、終了したジョブが自己
のものであることが明確に分かり、現場に着けば直ちに
自分のジョブの出力物を画像形成装置から取り出すこと
ができる。
【0068】請求項2に係る発明によれば、ジョブに対
応して指定される音声の種類を、ユーザーが任意にかつ
容易に設定することができるという効果がある。
【0069】請求項3に係る発明によれば、音声通知手
段による通知を、ジョブ終了後だけでなくユーザーが現
場に到着するまでの時間を考慮してジョブ終了前にも行
えるようになり、ユーザーは待ち時間のないタイミング
で出力物を取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態にかかるプリント出力通知
装置を備えたデジタル複写機のネットワークシステムを
示す概念図である。
【図2】同複写機および音声出力手段の電気的構成を示
すブロック図である。
【図3】同音声出力手段による音声メッセージ設定の様
態の説明図である。
【図4】第1の実施形態による音声メッセージの出力動
作を示すフローチャートである。
【図5】第2の実施形態による音声メッセージの出力動
作を示すフローチャートである。
【図6】第3の実施形態による音声メッセージの出力動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・・音声通知手段 100・・・複写機(画像形成装置) 101・・・システム制御部 11・・・・通信制御部(通知タイミング制御手段) 12・・・・ROM(記録手段) 1000・・CDROM(記録手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の音声が格納された記録手段と、 画像形成装置に入力されたジョブに対して指定された音
    声を、前記記録手段から読み出すとともに、読み出した
    音声によって前記ジョブの終了を通知する音声通知手段
    と、 を備えていることを特徴とする出力通知装置。
  2. 【請求項2】 記録手段に格納された音声を変更可能に
    構成されている請求項1に記載の出力通知装置。
  3. 【請求項3】 音声通知手段による通知を、ジョブの終
    了前後の設定された任意のタイミングで実行させる通知
    タイミング制御手段が設けられている請求項1に記載の
    出力通知装置。
JP2000194827A 2000-06-28 2000-06-28 出力通知装置 Pending JP2002014789A (ja)

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JP2000194827A JP2002014789A (ja) 2000-06-28 2000-06-28 出力通知装置

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