JP2002014475A - 溶剤の再生方法及び装置 - Google Patents

溶剤の再生方法及び装置

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JP2002014475A JP2000399583A JP2000399583A JP2002014475A JP 2002014475 A JP2002014475 A JP 2002014475A JP 2000399583 A JP2000399583 A JP 2000399583A JP 2000399583 A JP2000399583 A JP 2000399583A JP 2002014475 A JP2002014475 A JP 2002014475A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体、液晶の製造工程で生ずるレジスト樹
脂を含む使用済み溶剤を再生し得る、溶剤の再生方法を
提供する。 【解決手段】 半導体、液晶の製造において、レジスト
樹脂成分の溶解に用いた使用済み溶剤、もしくは基板に
重ねたレジスト樹脂の剥離工程で生ずる樹脂成分を含む
使用済みの溶剤を再生する方法である。樹脂成分を除去
する樹脂成分除去工程及び、水分などの低沸点不純物を
除去する低沸点除去工程及び、溶剤を精製する精製工程
を含み、まず、樹脂成分除去工程の処理をし、最終的に
精製溶剤を蒸発させた後、凝縮液として再生溶剤を回収
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は溶剤の再生方法及
び再生装置に関し、詳しくは、たとえば半導体や液晶デ
ィスプレイのモジュールを製造する際の、基板レジスト
層の剥離工程にて生ずる使用済みの剥離液、もしくはそ
の他用途でレジスト樹脂を溶解させて使用した使用済み
のシンナー等を含む溶剤を再生する方法と装置に係わる
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体や液晶ディスプレイのモジ
ュール製造における基板レジスト層の剥離には、加熱し
た剥離液(溶剤)が用いられている。この剥離液は、通
常、モノエタノールアミン(以下、MEAと略記す
る。)とジメチルスルホキシド(以下、DMSOと略記
する。)の混合物よりなる。この混合物は少量の水を含
む場合がある。また、シンナーと称する溶剤としてプロ
ピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(以
下、PGMEAと略記する。)とプロピレングリコール
モノメチルエーテル(以下、PGMEと略記する。)の
混合物が使用され、いずれも、水溶性で少量の水を含ん
でいる。
【0003】近年、基板は大型化が進み、剥離液、シン
ナーの使用量が増加しており、これらの廃液は廃棄物処
理業者が引取って廃棄処分しているが、引取りコストが
かかり、また、廃液の廃棄処分は地球環境に悪影響を与
えるので、廃棄処分せずに、使用済み剥離液、シンナー
等の溶剤を再生して使用することが望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この使用済み溶剤の再
生に関しては、近年、蒸留分離等の操作を用いた方法が
用いられつつあるが、剥離液やシンナーの新液同等の成
分への再生は難しく、また、再生液の品質を維持した状
態で再生装置を長時間安定稼動させることも難しく、半
導体、液晶デバイス分野における使用済み溶剤の再生方
法、専用の装置はまだ確立された状態になく、この分野
の使用済み溶剤の再生方法及び装置が望まれていた。
【0005】また、装置の製作、設置に関しては処理能
力を重視すると大型化する傾向になるが、再生能力が高
くかつ、再生液の品質維持が容易で、小型化した、溶剤
再生装置が望まれていた。
【0006】そこで、本発明は前記した従来の要望に応
えるためのものであり、第1の課題は、半導体、液晶基
板の製造において使用されたレジスト樹脂の剥離液もし
くはシンナー等の使用済み溶剤を再使用し得る、溶剤の
再生方法を提供することにある。
【0007】また、本発明の第2の課題は、液晶・半導
体基板の製造において使用されたレジスト樹脂の剥離液
もしくはシンナー等の使用済み溶剤を長時間安定して再
生処理し得て、かつ、小型化にし得る溶剤の再生装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した第1の課題を解
決するための、第1の発明は請求項1に記載のとおりの
構成を要旨とする。
【0009】第1の発明において、使用済み溶剤は溶剤
成分の他に、レジスト樹脂と水成分等の低沸点成分を含
んでいる。第1の発明の再生方法によれば、使用済み溶
剤はレジスト樹脂成分が除去され、水成分等の低沸点成
分が除去されて、溶剤成分が再生されて回収される。
【0010】第2の発明は請求項2に記載のとおりの構
成を要旨とする。
【0011】第2の発明において、溶剤を処理する工程
の排気系統には少なからず気化した溶剤成分を含んでい
る。この気化した溶剤成分は排気ガスとして処理せずに
溶剤成分として回収される。
【0012】第3の発明は請求項3に記載のとおりの構
成を要旨とする。
【0013】第3の発明においては、使用済み溶剤の樹
脂成分および水などの低沸点成分が除去され、次いで一
成分もしくは複数の成分の剥離液が回収される。
【0014】第4の発明は請求項4に記載のとおりの構
成を要旨とする。
【0015】第4の発明においては、使用済み溶剤の樹
脂成分および水などの低沸点成分が除去され、次いで一
成分もしくは複数の成分のシンナーが回収される。
【0016】第5の発明は請求項5に記載のとおりの構
成を要旨とする。
【0017】第5の発明においては、樹脂成分除去工程
を流下膜式濃縮手段とすることにより、樹脂成分が使用
済み用溶剤から除去される。
【0018】第6の発明は請求項6に記載のとおりの構
成を要旨とする。
【0019】第6の発明においては、溶剤成分がガスを
吸収して塩類を発生することがあるが、低沸点物除去工
程にてガス成分が分離除去される。
【0020】第7の発明は請求項7に記載のとおりの構
成を要旨とする。
【0021】第7の発明においては、各工程の処理液を
還流もしくは移送もしくは返送する移送手段は熱交換手
段により液温低下されることにより、温度低下させた処
理液を移送手段に導入し通過させることができる。
【0022】第8の発明は請求項8に記載のとおりの構
成を要旨とする。
【0023】第8の発明においては、脱気工程により、
使用済み溶剤に溶存する不要の気体が除去される。
【0024】第9の発明は請求項9に記載のとおりの構
成を要旨とする。
【0025】第9の発明においては、分光分析手段を設
けたため、たとえば、900nmから2100nmの波
長の赤外光により処理液成分中の分子固有の赤外光吸収
作用を利用して、処理液成分を連続監視し運転制御する
ことにより、再生溶剤の品質が常時確認できる。
【0026】第10の発明は請求項10に記載のとおり
の構成を要旨とする。
【0027】第10の発明においては、取り扱い液に対
する使用材質の耐温度腐食性を考慮し、混合液から分離
する液の分離温度を使用材質の腐食に耐える温度以下に
なるよう減圧することにより、耐腐食性向上がはかれ
る。
【0028】第11の発明は請求項11に記載のとおり
の構成を要旨とする。
【0029】第11の発明においては、低沸点除去物中
の溶剤濃度を調節し、低沸点物除去工程の出口温度を凝
縮工程の冷媒温度より高い適度な温度に設定することに
より、低沸点成分が液体として回収される。
【0030】第12の発明は請求項12に記載のとおり
の構成を要旨とする。
【0031】第12の発明においては、貯槽及び、また
は処理液槽から次工程への液の供給を窒素ガスの圧送に
より行うことにより、精製後の溶剤に不要な気体に触さ
せることなく、清浄な溶剤が供給される。
【0032】第13の発明は請求項13に記載のとおり
の構成を要旨とする。
【0033】第13の発明においては、精製工程の残液
分を廃液として処理する廃棄経路に、残液分を樹脂成分
除去工程に戻す戻し経路を設け、前記戻し経路を選択的
に使用可能としたことにより、残液側に含まれる溶剤成
分の再精製抽出が図れる。
【0034】第14の発明は請求項14に記載のとおり
の構成を要旨とする。
【0035】第14の発明においては、レジスト樹脂成
分の溶解に用いた樹脂成分を含む使用済み溶剤、もしく
は基板に重ねたレジスト樹脂の剥離工程で生ずる樹脂成
分を含む使用済みの溶剤は、最終的に精製溶剤を蒸発し
た後、凝縮液として回収されることにより、レジスト樹
脂成分が除去され、水成分等の低沸点成分が除去され
て、溶剤成分が再生し回収される。
【0036】第15の発明は請求項15に記載のとおり
の構成を要旨とする。
【0037】第15の発明においては、流下膜式濃縮装
置により、樹脂成分が使用済み溶剤から除去される。
【0038】第16の発明は請求項16に記載のとおり
の構成を要旨とする。
【0039】第16の発明においては、充填式蒸留塔に
より、小型でも棚段式と同等の蒸留性能が得られる。
【0040】第17の発明は請求項17に記載のとおり
の構成を要旨とする。
【0041】第17の発明においては、設置雰囲気温度
に関係無く、一定の凝縮性能が得られる。
【0042】第18の発明は請求項18に記載のとおり
の構成を要旨とする。
【0043】第18の発明においては、装置全体を少な
くとも2つの装置の間で分割した複数のユニットから構
成することにより、施工性向上が図れる。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明に用いる使用済みの溶剤は
半導体、液晶基板の製造においてレジスト樹脂の溶解、
剥離に使用された使用済みの廃液であり、主要溶剤成分
の他に、樹脂成分としてのレジスト樹脂、及びわずかの
水分を主体とする。
【0045】本発明方法は、図1に示すように最初に使
用済み溶剤を樹脂成分除去工程で樹脂成分(レジスト樹
脂)を除き、次いで低沸点物除去工程で水分等の低沸点
物を除去し、最終的に、再生溶剤成分を蒸発後に凝縮液
として得る精製工程よりなる。この工程により、不揮発
性の樹脂成分を最初に除去できるため、その後段の操作
において浮遊樹脂成分による影響を考慮する必要がない
点で、安定化運転が可能となる利点がある。樹脂成分を
除去した後に、低沸点成分を除去し、最終的に溶剤を蒸
発分離させ精製し、凝縮させて再生溶剤を得るこの方法
はフローが簡素化できる。(この工程処理は請求項1に
対応する)。
【0046】図2に示すように、溶剤を扱う工程で気化
した溶剤を含む雰囲気の排気系統の排気ガスは、排気ガ
ス処理工程に至る前の排気凝縮工程で凝縮液とし、前記
凝縮液を使用済み溶剤とすることができる。(この処理
は請求項2に対応する)。この使用済み溶剤は再生溶剤
に再生することができる。
【0047】また、本発明方法は、レジスト樹脂の剥離
工程で使用する一成分もしくは複数の成分からなる剥離
液廃液(たとえばMEAとDMSOを主成分とする)な
どの使用済み溶剤から、図3に示すように、レジスト樹
脂、水分等を除去して剥離液を再生することができる。
(この処理方法は請求項3に対応する)。
【0048】また、本発明方法は、図4に示すように、
使用済み溶剤が剥離工程及びその他の工程で使用する一
成分もしくは複数の成分からなるシンナー廃液(たとえ
ばPGMEAとPGMEを主成分とする)の場合におい
ても適用される。すなわち、シンナー廃液から、レジス
ト樹脂、水分等を除去してシンナーを再生することがで
きる。(この処理方法は請求項4に対応する)。
【0049】樹脂成分除去工程は流下膜式濃縮手段とす
ることにより、樹脂成分の高濃度分離が可能である。
(この工程処理は請求項5に対応する)。
【0050】溶剤成分の内、MEAなどは大気中のガス
(CO2)を吸収して、塩類(炭酸塩)を生成しやす
い。この塩類からガスを低沸点物除去工程にて分離す
る。(この工程は請求項6に対応する)。
【0051】各工程で分離された成分液は次または前の
工程もしくは槽に送液する場合に、熱交換手段をその液
送手段(たとえばポンプ等)の前段又は途中に設け、処
理液温度を低下し、液送手段の長寿命化を図ることがで
きる(この工程処理は請求項7に対応する)。
【0052】前記、記載の通り、溶剤成分はガスを吸収
し塩類となる場合があり、またガスを溶存している場合
がある。このようなガスを吸収した使用剤み溶剤は脱気
工程(超音波印加方法等による溶存気体の分離。)での
処理を追加することにより、後段での様々な悪影響の低
減や再生溶剤の純度向上を図ることができる(この処理
工程は請求項8に対応する。図5参照)。
【0053】図6に示すように、精製工程以降の再生溶
剤の品質を連続監視し、最適化制御することで、溶剤品
質を安定に保つことができる。(この処理工程は請求項
9に対応する)。
【0054】減圧度を高めることにより、使用済み溶剤
から溶剤成分の分離温度を低下させることができ、腐食
性を有する溶剤に対し、耐温度腐食性を有する材質を特
殊な金属(ハステロイ等)を使用しなくても、耐腐食性
が得られる(この処理工程は請求項10に対応する)。
【0055】低沸点物除去工程で蒸発分離される低沸点
成分(水分等)に混入する溶剤成分の割合を調整して、
その後段の凝縮工程の冷媒温度より高めでベーパー化す
ることにより、ベーパーは、前記凝縮工程に導入されて
凝縮液となる。(この処理工程は請求項11に対応す
る)。
【0056】主として精製後の再生溶剤の貯槽へ、貯槽
からの液送は窒素ガスの圧送によって行うことにより、
再生溶剤の液質を保つことができる(この処理工程は請
求項12に対応する)。
【0057】精製工程で分離された高沸点成分を、廃液
処理と返送ポンプによる樹脂成分除去工程に返送処理の
双方を選択可能とし、通常は返送して再度、最初からの
処理を行い分離効率を高めることができる(この処理工
程は請求項13に対応する)。
【0058】図7に示す各工程が処理されるように樹脂
成分除去装置を前段に、次に低沸点物除去装置、最後に
精製装置の主構成とする使用済溶剤の再生装置におい
て、樹脂成分を予め除去することで、後段の装置での樹
脂成分による悪影響を防ぐことが可能となる。また、最
終的に再生溶剤を蒸発させ凝縮して得ることにより、純
度の高い再生溶剤が得られる(この処理工程は請求項1
4対応する)。
【0059】樹脂成分除去装置を図8に示すような流下
膜式蒸発装置とすることによって、樹脂成分の分離が容
易である。(この処理工程は請求項15対応する)。
【0060】また、樹脂成分(不揮発成分)を予め除去
することで、装置運転上、液品質上の有害要因がまず、
取り除け、後段の低沸点物除去工程以降の蒸留塔は、付
着物等の可能性がなく、充填型蒸留塔の使用が可能とな
る。(この処理工程は請求項16対応する)。
【0061】低沸点物除去装置からベーパー化させ除去
された低沸点成分を液化させる凝縮手段を保温すること
により、冷媒の所定温度範囲を維持でき,安定した運転
が可能となる。(この処理工程は請求項17に対応す
る)。
【0062】また、充填型蒸留塔を採用することによ
り、再生装置の小型化が容易となるため、施工性、運搬
性を考慮し、装置全体を複数のユニット構造とすること
が可能となる。(この処理工程は請求項18に対応す
る)。
【0063】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、溶剤再生方法の実施に使用する溶剤再生装
置(以下、再生装置と略記する)について説明する。
【0064】以下、図7図12に再生装置1の構造を示
す。使用済溶剤Lは、半導体もしくは液晶製造工程から
の廃液や排気系統の凝縮液を回収した液である。図7お
いて、使用済溶剤Lを貯留する溶剤回収槽2はポンプ3
により第1導管4を介して、樹脂分除去機5(本発明の
樹脂成分除去装置、流下膜式濃縮手段に対応する。)の
上部に接続されている。前記樹脂分除去機5は下部側面
に加熱用蒸気取入口6a、取出し口6b、更に底部に樹
脂分取出し口6cが形成され、前記樹脂分取出し口6c
は樹脂分貯槽7に接続され、樹脂分が排出可能とされて
いる。
【0065】樹脂分除去機5の上部はベーパー排出口8
a、返送液受入口8bを有している。前記、ベーパー排
出口は8aは第2導管8を介して、蒸留塔9(本発明の
低沸点物除去装置に対応する。)のほぼ中段に接続され
る。本蒸留塔9は充填式蒸留塔であり、上段側に充填物
10aを内蔵し、より上部に還流口11、最上部付近に
ベーパー排出口12が構成されている。
【0066】前記ベーパー排出口12は第3導管13を
介して、それぞれ冷却水往復路を有する第1コンデンサ
ー14、第1ベントコンデンサー15を経由し、還流槽
16に至っている。前記還流槽16は槽下部より液を取
り出し、還流ポンプ17を介し、前記還流口11へ至る
還流路18と還流路18より三方弁19で分岐し、還流
槽16に戻る戻り管20、更に槽の上側部より取り出す
低沸点成分排出路21を有している。
【0067】前記低沸点成分排出路21は低沸点成分貯
槽22に至り、排出可能とされている。一方、前記、蒸
留塔9の下段側には充填物10bを内蔵し、最下部に塔
内貯槽23を構成している。前記塔内貯槽23は加熱用
リボイラー24からの循環管路25が接続され、他方で
移送ポンプ26を介し精留塔27へ至る第4導管28が
接続されている。
【0068】前記精留塔27は縦型の多段式蒸留塔であ
り、上段側に複数の棚段29を内蔵し、より上部に還流
口30、最上部付近にベーパー排出口31を構成してい
る。前記ベーパー排出口31は第5導管32を介して、
それぞれ冷却水往復路を有する第2コンデンサー33、
第2ベントコンデンサー34を経由し、還流槽35に至
っている。
【0069】前記還流槽35は槽下部より液を取り出
し、還流ポンプ36を介し、前記還流口30へ至る還流
路37と槽の上側部より取り出す再生成分排出路38を
有している。
【0070】一方、前記精留塔27の下段側には、最下
部に塔内貯槽39が構成され、前記塔内貯槽39は加熱
用リボイラー40からの循環管路41が接続され、他方
で熱交換器(熱交換手段)42、返送ポンプ43を介
し、前記樹脂分除去機5の返送液受入口8bへ至る返送
路44が接続されている。
【0071】前記再生成分排出路38は第1処理液槽4
5及び第2処理液槽46に接続されている。第1処理液
槽45及び第2処理液槽46はそれぞれ低部より第6導
管47a、47bを介し濃度調整槽48に接続されてい
る。更に濃度調整槽48は内部にテフロン(登録商標)
製の濾材が内装された濾過器49を経由する第7導管5
0を介して薬液供給槽51に接続され、半導体、液晶製
造工程へ供給可能とされている。
【0072】前記第7導管50は濾過器49と薬液供給
槽51の間で分岐され、分岐管50aは分光分析手段5
2を経由し、第7導管50に戻されている。
【0073】また、減圧装置53(たとえば真空ポンプ
など)から減圧導管54a、54bを介して、第1ベン
トコンデンサー15、第2ベントコンデンサー34、低
沸点成分貯槽22、処理液槽45、46に接続され、蒸
留塔9、精留塔27、樹脂分除去機5をも減圧可能な構
成としている。
【0074】前記樹脂分除去機5は図8に示すように、
密閉円筒状の筒本体55が外周面の蒸気等を導入する加
熱手段56により加熱され、筒本体55が蒸発面57と
されている。筒本体55の内部には円筒形の回転体58
が前記、筒本体55に同軸上で回転可能にされている。
回転体58の周面は放射状にブラシ59を有し、ブラシ
59面と筒本体55内面は接触回動自在に配備されてい
る。
【0075】また、前記、蒸留塔9、精留塔27共、塔
内の内部温度、圧力が計測可能に上段、中段、下段には
温度計、圧力計が配備されている。前記蒸留塔9、精留
塔27共、本実施例では外部にリボイラー24、40を
設ける構造としているが、それぞれの塔内貯槽23、3
9に一体型として設ける(たとえば、カランドリア型)
場合も加熱効果は同等であり、省スペース面でより効果
が得られる。
【0076】図7及び図9に示すとおり、低沸点貯槽2
2は窒素ガスを導入する窒素導管60と開閉バルブ61
aを有し、各状況を切換える切換え用バルブ61b、6
1c、61d、61eが配備されている。61bは大気
開放系、61cは前段からの送液系(低沸点成分排出路
21)、61dは減圧系、61eは槽からの排出系に設
けられている。
【0077】同様に、図10に示すとおり、第1処理液
槽45及び第2処理液槽46もそれぞれ窒素ガスを導入
する窒素導管62、63と開閉バルブ64a、65aを
有し、各状況の切換え用バルブ64b、64c、64
d、64e及び65b、65c、65d、65eが配備
されている。64b、65bは大気開放系、64c,6
5cは前段からの送液系(再生成分排出路38a、38
b)、64d、65dは減圧系、64e、65eは槽か
らの排出系に設けられている。
【0078】また、図11に示すとおり、蒸留塔9上部
から接続される第1コンデンサー14、第1ベントコン
デンサー15及び冷媒配管(冷却水)の外周面には保温
材67及び減圧用配管には加温手段66を包み込んだ保
温材67が覆われている。加温手段66としては蒸気、
ヒーター等が有効である。
【0079】次に、再生装置1の作用を装置運転手順と
使用済み溶剤の流れに沿って説明する。図7において、
減圧装置53(真空ポンプ)を作動させ、減圧導管54
a、54bを経由して、樹脂分除去機5、蒸留塔9、精
留塔27内が真空に近い減圧状態に保持される。また、
樹脂分除去機5、蒸留塔9、精留塔27内は加熱手段に
よって所定温度に加熱される。
【0080】しかる後、溶剤回収槽2の使用済み溶剤L
がポンプ3により樹脂分除去機5に送液される。樹脂分
除去機5に導入された使用済み溶剤Lは図8に示す機内
の回転体58及びブラシ59に飛ばされて蒸発面57に
接触し、膜状に分散し、ベーパー化した揮発成分L1が
蒸発し、液状の不揮発成分(樹脂成分)L2に分離さ
れ、揮発成分L1はベーパー排出口8aから蒸留塔9に
導入される。なお、前記した樹脂分除去機5は、この樹
脂分除去機5と同構造の日本車輌製造株式会社製造販売
の「薄膜蒸発装置」を用いることができる。
【0081】前記不揮発成分L2は樹脂分除去機5の下
部側に内壁を伝い落ち、底部に貯まり、樹脂分貯槽7に
貯留される(図7、図8参照)。一方、図7に示すよう
に、蒸留塔9に導入された揮発成分L1は充填物10
a、10b内で下降する還流液Lr1と加熱により上昇
するベーパーとの気液接触による蒸留が行われ、低沸点
成分L3はベーパー化し、上昇してベーパー排出口12
から排出され、冷却水が循環する第1コンデンサー1
4、第2ベントコンデンサー15で凝縮し、還流槽16
に一時貯留され、下部から還流ポンプ17により還流液
Lr1として蒸留塔9の還流口11へ蒸留のバランスを
保ちながら送液し、余剰液Leは還流槽16に戻る。還
流槽16の高レベルのオーバーフロー分は低沸点成分排
出路21経由で低沸点成分貯槽22に貯え、排出に備え
る。
【0082】低沸点成分貯槽22における低沸点成分L
3の排出は、開閉バルブ(切換え用バルブ)61c、6
1dを閉じ、開閉バルブ(切換え用バルブ)61bを開
とし大気圧に戻し、その後 61bを閉とし、次いで開
閉バルブ61a、61eを開とし、開閉バルブ61aか
ら窒素ガスを送ることによって行なうことができる。排
出を終了時は開閉バルブ61a、61eを閉じ、61b
を開き大気圧に戻す。次いで、開閉バルブ61c、61
dを開き、貯槽に備える。
【0083】一方、図7において、高沸点成分L4は塔
内貯槽23に液体として貯えられ、移送ポンプ26によ
り第4導管28経由で精留塔27の下層部に供給され
る。精留塔27に導入された高沸点成分L4は塔内で塔
内貯槽39に貯まり、加熱により一部はベーパー化し上
昇する。棚段29で下降する還流液Lr2と前記上昇す
るベーパーとの気液接触による蒸留が行われ、精留成分
L5(最終再生成分)は、上昇してベーパー排出口31
から排出され、冷却水が循環する第2コンデンサー3
3、第2ベントコンデンサー34で凝縮され、還流槽3
5に一時貯留される。還流槽35に貯留された低沸点成
分L5は前記還流槽35の下部から還流ポンプ36によ
り還流液Lr2として精留塔27の還流口30へ蒸留の
バランスを保ちながら送液される。図7に示すように、
還流槽35の設定液面のオーバーフロー分は再生成分排
出路38経由で処理液槽45、46のいづれか一方に再
生液成分(精留成分)L5として貯留され、貯留した再
生液槽が一杯になったときには他方の処理液槽が使用さ
れる交互貯留を行う。
【0084】図10に示すように、第1処理液槽45が
満杯になった場合、開閉バルブ64c、64dを閉じ、
第2処理液槽46側の開閉バルブ65c、65dを開
き、第2処理液槽46側に貯留を開始する。第1処理液
槽45もしくは第2処理液槽46に貯留された再生液成
分L5は満杯になった槽から窒素ガスの圧送により、そ
れぞれの第6導管47a、47bを経由させて濃度調整
槽48に交互に送液を行う。
【0085】図10に示すように、第1処理液槽45か
らの排出は、開閉バルブ64bを開とし大気圧に戻し、
その後 64bを閉とし、次いで開閉バルブ64a、6
4eを開とし、開閉バルブ64aから窒素ガスを送るこ
とによって行なうことができる。排出の終了時は開閉バ
ルブ64a、64eを閉じ、64bを開き大気圧に戻
す。次いで、開閉バルブ64c、64dを開き、貯槽に
備える。第2処理液槽46からの排出も同様の開閉バル
ブ操作によって、行なわれる。
【0086】濃度調整槽48では後段の分光分析手段5
2の即座の分析結果により、必要に応じ、所定成分濃度
となるように、例えば、再生溶剤がMEAとDMSOか
らなる剥離液の場合、所定濃度に満たない成分を必要量
供給する。所定成分濃度内に収まっている場合は濃度調
整槽48での濃度調整の必要はない(図6、図7参
照)。
【0087】分光分析手段は、分岐管50aを流れる再
生溶剤L6に対して赤外光の固有の吸収作用を利用して
成分濃度測定を行ない、再生溶剤L6が所定濃度外の場
合は再生装置の運転を停止したり、濃度調整したりして
再生溶剤L6の品質を知るようにしたものである。分光
分析手段には各種の分光器を用い得る。濃度調整をされ
た処理液L6は濾過器49において、液に含まれる粗大
粒子が除去されたのち、薬液供給槽51に貯留され、製
造工程への供給に備える。
【0088】本実施の形態によれば、溶剤の廃液を再生
使用する効率を高めることができ、安定した再生溶剤の
品質、装置の長寿命化が図れ、廃液量、廃液処理コスト
が低減できる。また、地球環境に及ぼす悪影響を軽減す
ることができる。
【0089】蒸留塔9、精留塔27など、混合成分を含
む溶剤から溶剤を蒸発分離する液の分離温度は減圧で蒸
発させることにより、溶剤の分離温度を下げることが可
能となり、所定温度以下での分離にすれば、特殊な材質
を使用しなくても、短時間で部品交換すること無く、長
時間安定して装置の運転を行うことが可能となる。たと
えば、表1に示すように、MEAとDMSOの混合液に
対し、SUS304でも従来状態(圧力、温度:P0、
T0)より、12.7kpa減圧すると約40℃温度を
低減でき、腐食度を大幅に良化でき、特殊材質を使用し
なくても、寿命を長期化ができ、コスト、製作納期の面
で削減できる。
【0090】
【表1】
【0091】また、本実施例においては、使用済み溶剤
Lの再生使用が可能となり、表2に示すように、その再
生を約90%と高い効率で行なうことができ、従来、購
入していた溶剤の新液量を10%以下へと大幅に低減で
き、その分のコスト削減が可能となる。廃液量、廃液処
理コストも大幅に低減できる。また、排気凝縮を行なう
と更に回収廃液量を増加でき、再生液の絶対量を増やす
ことができると共に、排ガス処理工程での環境面の負荷
を低減でき、新液の購入量の削減ができる。また、品質
面では安定した再生溶剤の品質が維持でき、装置の長寿
命化が可能となる。
【0092】
【表2】
【0093】上記した再生装置1は樹脂分除去機5、蒸
留塔9、精留塔27などを順次組付けて形成している
が、再生装置1は、各装置部分ごとに予じめ分割して組
付けた複数のユニットとして構成し、設置現場で各ユニ
ットを接続して所定の再生装置1とすることができる。
たとえば図12に示すユニット68,69として予じめ
組付け構成しておき、設定現場で、ユニット68,69
をボルト類で接続し、相互ユニット68、69間の連結
配管類もフランジ構造を結合可能とすれば施設し易い。
【0094】
【発明の効果】請求項1に記載の第1の発明によれば、
使用済み溶剤から溶剤成分を回収再生して、使用可能な
溶剤を得ることができる。
【0095】請求項2に記載の第2の発明によれば、排
気系統ガスの凝縮液を、溶剤成分として回収することが
できる。
【0096】請求項3に記載の第3の発明によれば、主
成分が一成分もしくは複数の剥離液を回収再生できる。
【0097】請求項4に記載の第4の発明によれば、主
成分が一成分もしくは複数のシンナーを回収再生でき
る。
【0098】請求項5に記載の第5の発明によれば、使
用済み溶剤の樹脂成分を予め効率的に除去することがで
き、後段の成分分離処理が容易となる。
【0099】請求項7に記載の第7の発明によれば、温
度によって影響を受けるポンプの寿命を長期化すること
が可能となる。
【0100】請求項8に記載の第8の発明によれば、使
用済み溶剤に溶存される余分なガス等を予め除去でき、
回収再生効率の向上が計れる。
【0101】請求項9に記載の第9の発明によれば、連
続的に再生溶剤の成分分析が装置運転中ににでき、異常
に対する対応も即座にでき、常に安定した液質を薬液供
給槽に供給できる。
【0102】請求項10に記載の第10の発明によれ
ば、減圧により溶剤の分離温度を下げることが可能とな
り、所定温度以下での分離にすれば、特殊な材質を使用
しなくても、短期間で部品交換すること無く、長期間安
定して装置の運転を行うことが可能となる。
【0103】請求項11に記載の第11の発明によれ
ば、冷媒温度を考慮し、凝縮手段にて最適な条件で低沸
点成分を液化させることができる。
【0104】請求項12に記載の第12の発明によれ
ば、液質に不純物を混入させることなく、安定した、送
液が可能となる。
【0105】請求項13に記載の第13の発明によれ
ば、精製工程での高沸点成分を再度分離抽出でき、再生
効率を上げることができる。
【0106】請求項14に記載の第14の発明によれ
ば、使用済み溶剤から溶剤成分を回収再生して、使用可
能な溶剤を得ることができる。
【0107】請求項15に記載の第15の発明によれ
ば、使用済み溶剤の樹脂成分を予め効率的に除去するこ
とができる。
【0108】請求項16に記載の第16の発明によれ
ば、蒸留塔を小型化でき、そのため、装置全体を小型に
することが可能となり、コスト、施工性で改善がはかれ
る。
【0109】請求項17に記載の第17の発明によれ
ば、季節によって設置周囲温度が変わるため、特に冬
期、外気温低下の過冷却による析出物の発生等を防ぐ事
ができ、品質、装置運転の安定が図れる。
【0110】請求項18に記載の第18の発明によれ
ば、装置全体を複数のユニットに機能的に分けることが
でき、運搬性、施工性の改善が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の各処理工程を示す図である。
【図2】同実施例の前段の処理工程を示す図である。
【図3】同実施例の処理工程を示す図である。
【図4】同実施例の処理工程を示す図である。
【図5】本発明方法変更例の各処理工程を示す図であ
る。
【図6】本発明方法のさらなる変更例の処理工程を示す
図である。
【図7】本発明実施例の溶剤再生装置の略体図である。
【図8】同一部破断した樹脂分除去機の構造図である。
【図9】同低沸点成分貯槽周りの略体図である。
【図10】同両処理液槽周りの略体図である。
【図11】同凝縮手段周りの略体図である。
【図12】本発明の他の実施例の装置構成図である。
【符号の説明】
1…… 再生装置 2…… 溶剤回収槽 5…… 樹脂分除去機 7…… 樹脂分貯槽 9…… 蒸留塔 10…… 充填物 14…… 第1コンデンサー 15…… 第1ベントコンデンサー 16…… 還流槽 22…… 低沸点成分貯槽 23…… 塔内貯槽 27…… 精留塔 33…… 第2コンデンサー 34…… 第2ベントコンデンサー 35…… 還流槽 42…… 熱交換手段 43…… 返送ポンプ 44…… 返送路 48…… 濃度調整槽 49…… 濾過器 51…… 薬液供給槽 52…… 分光分析手段 53…… 減圧装置 66…… 加温手段 67…… 保温材 68…… 第1ユニット 69…… 第2ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 恭 石川県能美郡川北町山田先出25 松下環境 空調エンジニアリング株式会社石川出張所 内 (72)発明者 山口 典生 石川県能美郡川北町山田先出25 松下環境 空調エンジニアリング株式会社石川出張所 内 (72)発明者 増田 義登 石川県能美郡川北町山田先出25 松下環境 空調エンジニアリング株式会社石川出張所 内 (72)発明者 川瀬 泰人 東京都千代田区丸の内2−2−1 岸本ビ ル11F 日本リファイン株式会社東京事務 所内 (72)発明者 青島 芳芝 千葉県市原市八幡海岸通74−18 日本リフ ァイン株式会社千葉工場内 (72)発明者 小田 昭昌 千葉県市原市八幡海岸通74−18 日本リフ ァイン株式会社千葉工場内 Fターム(参考) 2H096 AA25 AA27 LA03 LA25 4D011 AA18 4D076 AA07 AA12 BA19 BB04 BB05 BC01 CA06 CB04 CB06 CD03 CD22 CD24 CD36 DA10 DA25 FA02 FA20 FA34 HA03 HA12 JA02 JA03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レジスト樹脂成分の溶解に用いた樹脂成
    分を含む使用済み溶剤、もしくはレジスト樹脂の剥離工
    程で生ずる樹脂成分を含む使用済みの溶剤を再生する方
    法であって、樹脂成分を除去する樹脂成分除去工程、低
    沸点不純物を除去する低沸点物除去工程及び、溶剤を精
    製する精製工程を有し、樹脂成分除去工程を前段に設
    け、後段にて溶剤を蒸発させた後、凝縮液として回収す
    ることを特徴とした溶剤の再生方法。
  2. 【請求項2】 気化した溶剤を含む雰囲気を排出する排
    気系統に排気凝縮工程を設け、前記工程の凝縮液を使用
    済みの溶剤の一部として回収することを特徴とした請求
    項1に記載の溶剤の再生方法。
  3. 【請求項3】 使用済み溶剤の主成分が一成分もしくは
    複数の成分からなる剥離液であることを特徴とした請求
    項1又は請求項2に記載の溶剤の再生方法。
  4. 【請求項4】 使用済み溶剤の主成分が一成分もしくは
    複数の成分からなるシンナーであることを特徴とした請
    求項1又は請求項2に記載の溶剤の再生方法。
  5. 【請求項5】 樹脂成分除去工程を流下膜式濃縮手段と
    することを特徴とした請求項1又は請求項2又は請求項
    3又は請求項4に記載の溶剤の再生方法。
  6. 【請求項6】 低沸点物除去工程における低沸点物及び
    ガス成分の分離温度を、ガス成分を分離可能となる温度
    以上とすることを特徴とした請求項1又は請求項2又は
    請求項3又は請求項4又は請求項5に記載の溶剤の再生
    方法。
  7. 【請求項7】 各工程間の処理液を還流もしくは移送も
    しくは返送に用いるそれぞれの移送手段の前段には液温
    度低下のための熱交換手段を設けることを特徴とした請
    求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求
    項5又は請求項6に記載の溶剤の再生方法。
  8. 【請求項8】 樹脂成分除去工程の前段に脱気工程を設
    けることを特徴とした請求項1又は請求項2又は請求項
    3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7
    に記載の溶剤の再生方法。
  9. 【請求項9】 精製工程から得られた再生溶剤の後段の
    主送液管から一部を取り出して前記主送液管に戻す経路
    に分光分析手段を設け、処理液成分を連続監視し運転制
    御することを特徴とした請求項1又は請求項2又は請求
    項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項
    7又は請求項8に記載の溶剤の再生方法。
  10. 【請求項10】 混合液から溶剤を蒸発分離する液の分
    離温度を使用材質の腐食に耐える温度以下になるよう減
    圧することで、低温で蒸発させることを特徴とした請求
    項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項
    5又は請求項6又は請求項7又は請求項8又は請求項9
    に記載の溶剤の再生方法。
  11. 【請求項11】 低沸点物除去工程において、低沸点除
    去物中の溶剤濃度を調節することにより、低沸点物除去
    工程の出口温度を凝縮工程の冷媒温度より高い凝縮可能
    範囲の温度に設定することを特徴とした請求項1又は請
    求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求
    項6又は請求項7又は請求項8又は請求項9又は請求項
    10に記載の溶剤の再生方法。
  12. 【請求項12】 貯槽及び、または処理液槽から次工程
    への液の供給を窒素ガスの圧送により行うことを特徴と
    した請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又
    は請求項5又は請求項6又は請求項7又は請求項8又は
    請求項9又は請求項10又は請求項11に記載の溶剤の
    再生方法。
  13. 【請求項13】 精製工程の残液分を廃液として処理す
    る廃液経路に残液分を樹脂成分除去工程に戻す経路を設
    け、前記戻し経路を選択的に使用可能としたことを特徴
    とした請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4
    又は請求項5又は請求項6又は請求項7又は請求項8又
    は請求項9又は請求項10又は請求項11又は請求項1
    2に記載の溶剤の再生方法。
  14. 【請求項14】 レジスト樹脂成分の溶解に用いた樹脂
    成分を含む使用済み溶剤、もしくはレジスト樹脂の剥離
    工程で生ずる樹脂成分を含む使用済みの溶剤を再生する
    装置であって、樹脂成分を除去する樹脂成分除去装置、
    低沸点不純物を除去する低沸点物除去装置及び、溶剤を
    精製する精製装置を含み、樹脂成分除去装置を前段に設
    け、後段において精製溶剤を蒸発させた後、凝縮液とし
    て回収することを特徴とした溶剤の再生装置。
  15. 【請求項15】 樹脂成分除去装置を流下膜式濃縮装置
    とすることを特徴とした請求項14に記載の溶剤の再生
    装置。
  16. 【請求項16】 低沸点物除去装置と精製装置のどちら
    か一方、もしくは双方を充填式蒸留塔とすることを特徴
    とした請求項14又は請求項15に記載の溶剤の再生装
    置。
  17. 【請求項17】 低沸点物除去装置から除去される低沸
    点成分を凝縮させる凝縮手段を保温し、凝縮手段が循環
    冷媒の所定温度範囲を保つことを特徴とした請求項14
    又は請求項15又は請求項15又は請求項16に記載の
    溶剤の再生装置。
  18. 【請求項18】 樹脂成分除去装置、低沸点物除去装置
    及び精製装置を主体に構成する溶剤再生用の装置であっ
    て、予じめ少なくとも2つの装置間で分割した分割装置
    の各ユニットを形成し、前記各ユニットを組付けて前記
    溶剤の再生装置を構成することを特徴とした請求項14
    又は請求項15又は請求項16又は請求項17に記載の
    溶剤の再生装置。
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