JP2002013528A - 高ダンピング軸受け装置 - Google Patents

高ダンピング軸受け装置

Info

Publication number
JP2002013528A
JP2002013528A JP2000197152A JP2000197152A JP2002013528A JP 2002013528 A JP2002013528 A JP 2002013528A JP 2000197152 A JP2000197152 A JP 2000197152A JP 2000197152 A JP2000197152 A JP 2000197152A JP 2002013528 A JP2002013528 A JP 2002013528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
bearing
high damping
displacement
bearing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000197152A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Yamashita
勝也 山下
Takanobu Oda
隆信 小田
Chiaki Yasuda
千秋 安田
Makihito Yamada
牧人 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000197152A priority Critical patent/JP2002013528A/ja
Publication of JP2002013528A publication Critical patent/JP2002013528A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/02Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
    • F16C17/03Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only with tiltably-supported segments, e.g. Michell bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C27/00Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
    • F16C27/02Sliding-contact bearings

Abstract

(57)【要約】 【課題】ロータの振動に対し振動低減機能を持ち、該機
能に基づき大きな減衰力の系への付与を可能とするとと
もに、軸受けの減衰効果を軸振動系の特性の向上に寄与
するべく外部より調整可能とした高ダンピング軸受け装
置を提供する。 【構成】本発明の高ダンピング軸受け装置は、FP軸受
けの振動により変位を受けるパッド10aにOリング1
5aまたはシボリ機構15bまたはラビリンスシール1
5cの付設により振動低減機能の増大を図る構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、滑り軸受けにピボ
ット式のティルティングパッド軸受けの改良形FP軸受
けを使用し、該軸受けを形成する複数のパッドの内変位
を受けるパットに振動低減手段を設け、大きな減衰を付
与できる軸受け装置に関するとともに、該軸受けの減衰
効果を軸系の振動特性が良好になるよう外部より調整可
能とした高ダンピング軸受け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より滑り軸受けにおいては、軸であ
るロータと軸受けの間の潤滑油を形成する粘性流体によ
るくさび効果、スクイーズ効果によって摩擦面の内部で
流体圧を発生させ荷重を支える軸受け機能を生じさせて
いる。しかし、振動低減機能に寄与する減衰能のみを増
加させたり、外部より前記減衰能を制御できる機能を持
つ軸受けは見受けられない状況でこのような軸受けの出
現が強く望まれている。
【0003】また、能動形磁気軸受けにおいては、特性
をある範囲内で変化させることは可能であるが、制御系
が複雑であり軸受けの大きさが大きく且コスト高になる
問題がある。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】本発明は、上記課題を解決すべくなされた
もので、ロータの振動に対し振動低減機能を持ち、該機
能に基づき大きな減衰力の付与を可能とするとともに、
軸受けの減衰効果を軸振動系の特性の向上に寄与するべ
く外部より調整可能とした高ダンピング軸受け装置の提
供を目的とするものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明は上記課題解決の
ため、軸受けに、ピボット支持のセグメント形軸受けを
形成するティルティングパッドの改良形であるフレキシ
ブルパッド(FP)を使用するとともに、図8に示すよ
うに振動低減機能を形成する減衰係数Cのダンパ50を
設け、質量mのパッド51及び油膜弾性係数kを持つ油
膜52とにより振動系を形成させるようにした。即ち、
上記振動系において質量mのパッド51に上下方向の力
fが作用したときのパッドの変位をxとすると下記運動
方程式が成立する。
【数1】 上記第2項が当該振動系が変位xで振動したときの持つ
減衰力の大きさを示したものである。本発明は、パッド
51が振動により変位する速度に対応して減衰力を発生
する減衰係数Cを持つダンパを当該パッドに付設する構
成としたものである。
【0006】そこで、本発明の高ダンピング軸受け装置
に係わる第1の発明は、リング体を半径方向に複数分割
した弧状分割パッドを円筒状軸受けケース内にそれぞれ
ピボットを介して支持収納させ、各パッドは周囲を囲繞
する潤滑油流路を流動する流体膜を介在させて振動変位
する軸に対し傾動変位し、潤滑を行なうようにしたティ
ルティングパッド軸受けを備える高ダンピング軸受け装
置であって、軸の振動変位によりパッドの背面へ導かれ
る潤滑油流路の出入り口に、流路シボリ手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0007】上記請求項1記載の発明は、パッドがピボ
ットを支点にして傾斜するとき、その傾斜に対応してパ
ッドの周囲を取りまく油膜は潤滑油流路を介してパッド
背面へ導かれ移動するが、この潤滑油の移動をシボリ手
段により抑圧してスクイーズ効果によって軸振動の減衰
効果を得るようにしたもので、この効果はパッドの変位
速度の大なる程潤滑油の移動の抑制の度合いを高めるよ
うにしたものである。
【0008】また、請求項1記載のシボリ手段は、Oリ
ングまたはシボリ機構またはラビリンスシールより構成
したことを特徴とする。
【0009】また、本発明の第2の発明は、リング体を
半径方向に複数分割した弧状分割パッドを円筒状軸受け
ケース内にそれぞれピボットを介して支持収納させ、各
パッドは周囲を囲繞して流動する流体膜を介在させて変
位する軸に対し傾動変位し、潤滑を行なうようにしたテ
ィルティングパッド軸受けを備える高ダンピング軸受け
装置であって、前記傾動変位するパッドと軸受けケース
間の変位を検出する検出手段を設け、検出信号に基づい
てアクチュェータを作動させ、外部より上記変位の抑制
制御する構成としたことを特徴とする。
【0010】上記請求項3記載の発明は、傾動変位を受
けるパッドと軸受けケースの間の動作状態を検出手段で
検出し、該検出信号に基づきアクチュェータを介して当
該パッドに作動させ、外部より上記変位の抑制と減衰の
制御をする構成としたものである。
【0011】前記請求項3記載の検出手段は、圧力セン
サを使用する構成したことを特徴とする。
【0012】また、前記請求項3記載の検出手段には、
ギャップセンサを使用し、該検出値を微分回路で速度変
換をし、変換電流によりアクチュェータを作動させる構
成としたことを特徴とする。
【0013】上記請求項4記載の発明では検出手段に圧
力センサを使用するようにしたため、微分回路を使用す
ることなく、アクチュェータを作動させるようにし、請
求項5記載の発明では検出手段にギャップセンサを使用
するようにしたため、微分回路に掛け速度変換をした
後、アクチュェータを作動させるようにしたものであ
る。
【0014】また、本発明の第3の発明は、リング体を
半径方向に複数分割した弧状分割パッドを円筒状軸受け
ケース内にそれぞれピボットを介して支持収納させ、各
パッドは周囲を囲繞して流動する流体膜を介在させて変
位する軸に対し傾動変位し、潤滑を行なうようにしたテ
ィルティングパッド軸受けを備える高ダンピング軸受け
装置であって、前記パッドに傾動変位を与える軸の変位
を軸受けケースとの間で検出するギャップセンサを設
け、該検出値を微分回路で速度変換をし、変換電流によ
りアクチュェータを前記パッドに作動させ、外部より上
記変位の抑制制御を可能とする構成としたことを特徴と
する。
【0015】上記請求項6記載の発明は、軸の振動変位
をギャップセンサで検出し、微分回路を経由、電磁石を
介してパッドの作動制御させるようにしたものである。
【0016】また、前記請求項3、請求項6記載のアク
チュェータは、単一パッドに二つ以上設ける構成とした
ことを特徴とする。
【0017】上記請求項7記載の発明は、請求項3、請
求項4、請求項5、請求項6記載の電磁石をパッド支持
するピボットの両側に設け、制御機能の迅速化を図った
ものである。
【0018】なお、上記請求項3、請求項4、請求項
5、請求項6記載の発明は、当該振動系の固有振動数に
基づく共振を起こす運転回転数の手前の回転数領域で前
記電磁石を介しての減衰機能を大なる状態に置き、前記
共振を起こす運転回転数経過後は前記減衰機能を小なる
状態に置くよう制御し、振動特性の最適化可能の構成に
してある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特
に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。図1
(A)、(B)は本発明の高ダンピング軸受け装置に適
用されるFP軸受けの概略の構成を示す模式図で、図2
は本発明の高ダンピング軸受け装置に係わる第1の発明
の一実施例の概略構成を示す断面図とパッドのロータ対
応面から見た模式図で、(A)はOリングを設けた場合
の構成を示す図で、(B)はシボリ機構を設けた場合の
構成を示す図で、(C)はラビリンスシールを設けた場
合の構成を示す図である。図3は本発明の第2の発明の
一実施例の概略の構成を示す図で、図4は本発明の第2
の発明の別の実施例の概略の構成を示す図で、図5は本
発明の第3の発明の一実施例の概略の構成を示す図で、
図6は本発明の第2、第3の発明の図3、図4、図5図
示の実施例とは別の実施例の概略の構成を示す図であ
る。
【0020】本発明の第1の発明においては、軸受けに
高圧タービン軸や中圧タービン軸の軸受けに多用されて
いるピボット式のティルティングパッド軸受けの改良形
FP軸受けを使用し、該軸受けを構成する複数のパッド
の内変位を受けるパッドにダンパ機能を付与する構成と
したものである。上記FP軸受けは、一体材料への放電
加工により形成されパッド背面隙間を狭く高精度に加工
したもので、例えば図1に見るように図の(B)は
(A)の軸受けケース14を除いた図面を示してある
が、リング体を半径方向に4分割した弧状分割パッド1
0a〜10dよりなり、各パッドはピボット11a、1
1b、11c、11dを支点として傾動可能に支持さ
れ、円筒状の軸受けケース14に内蔵され、回転状態に
ある軸12(以後ロータという)の振動変位につれ、パ
ッドを傾動させ、各パッドの周囲を囲繞する流体油膜に
潤滑油流路13を形成させ、最適の潤滑を行なうように
している。又、ピボットは図1(B)に示すように球状
でも、(A)に示すように針状でもよい。なお、上記パ
ッドはロータである軸12の振動変位に沿って傾き、流
体油膜はロータ12の運動を安定化する働きをする。
【0021】図2には、本発明の高ダンピング軸受け装
置に係わる第1の発明の一実施例の概略の構成を示す断
面図とパッドをロータ対応面から見た模式図で、(A)
はOリングを設けた場合の構成を示す図で、(B)はシ
ボリ機構を設けた場合の構成を示す図で、(C)はラビ
リンスシールを設けた場合の構成を示す図である。
【0022】本発明の第1の発明の場合は、前記FP軸
受けの複数のパッドの内、軸の振動変位により変位を受
ける例えばパッド10aに図2の(A)、(B)、
(C)に示すOリング15aまたはシボリ機構15bま
たはラビリンスシール15cの付設により前記振動低減
機能の増大を図ったもので、軸振動による変位を受ける
パッド10aの背面に導かれる潤滑油流路13の出入り
口に、Oリング15a、または シボリ機構15b、ま
たは曲折した狭い隙間を利用した非接触シールを形成す
るラビンリンスシール15cを設けてある。
【0023】図2に見るように、パッド10aのロータ
12との対応面の周囲に、油の漏洩を皆無とするなかで
設けられ、当該パッド10aが軸の振動変位により傾動
したとき、パッド背面に通ずる潤滑油流路13に油の流
通を阻害するOリング15aまたはシボリ機構15bま
たはラビリンスシール15cによりダンパ機構を形成さ
せたもので、図7(A)、に見るように、当該振動系は
或る運転回転数αのとき共振を起し危険速度に近くなる
が、上記ダンパ機構により共振点を下げ、点線図示のよ
うに危険速度を抑え振動低減機能を発揮させる。なお、
上記減衰効果は、パッド10aの変位速度dx/dtの
大なる程潤滑油の移動の抑制の度合いを高まる。
【0024】図3は本発明の第2の発明の一実施形態の
概略構成をを示す図で、図4は同じく本発明の第2の発
明の別の実施形態の概略構成を示す図である。
【0025】図3に見るように、この場合はパッド10
aの円筒状の軸受けケース14との間の変位を検出する
ギャップセンサ17を設け、該センサ17による検出値
を微分回路16に掛け速度変換をした後、アンプ20を
介して電磁石18により前記パッドに対し作動して、該
パッドの変位を抑える減衰効果を外部より与えるように
したもので、上記減衰効果は前記アンプ20のゲインに
より調節する。
【0026】図4に見るように、この場合はパッド10
aが受ける軸の変位により軸受けケース14に与える圧
力を検出する圧力センサ21を軸受けケース14に設
け、該センサ21による検出値をアンプ20を介して電
磁石18により前記パッドに対し作動して、該パッドの
傾動変位を抑える減衰効果を外部より与えるようにした
もので、上記減衰効果は前記アンプ20のゲインにより
調節する。
【0027】図5には、本発明の第3の発明の一実施形
態の概略構成を示してある。図5の(B)に見るよう
に、この場合はパッド10aの変位を検出する代わり
に、軸であるロータ12と軸受けケース14との間の変
位を検出するギャップセンサ17を軸受けケース14に
設け、図の(A)に示すようにセンサ17による検出値
を微分回路16に掛け速度変換をした後、アンプ20を
介して電磁石18により前記変位するロータにより傾動
変位を受けるパッド10aに対し作動させ、パッド10
aの変位を抑える減衰効果を外部より与えるようにした
もので、上記減衰効果は前記アンプ20のゲインにより
調節する。
【0028】図6には本発明の第2、第3の発明の別の
実施形態の概略構成を示す図である。即ち、上記本発明
の第2、第3の実施例である図3、図4、図5に示す実
施例の別の実施例を示してあり、パッド10a一つに対
し、二つの電磁石19a、19bを設け、該二つの電磁
石により外部よりパッド10aの傾動変位に対する減衰
効果を調整するようにしたものである。この場合は、例
えばセンサに圧力センサを使用した場合は図に示すよう
に、得られた検出値をアンプ20を介して一方は直接電
磁石19aを作動させ、他方の前記ピボットに対し反対
側に作動点を持つ電磁石19bにはインバータ22を経
由作動させ、パッドの変位に対する減衰効果を外部より
の制御コントロールをより円滑迅速に行なうようにした
ものである。
【0029】上記外部よりの減衰に対する制御コントロ
ールは、図7(B)に示すように、当該振動系の固有振
動数に基づく共振を起こす運転回転数αの手前の回転数
領域では、前記電磁石18または19a、19bのアン
プ20のゲインを上げ最大励磁状態に置き、変位に対し
大なる減衰効果を与える状態に置き、前記共振を起こす
運転回転数経過後は前記減衰効果の小なる状態に置くよ
う制御し、振動特性の最適化可能の構成にしてある。こ
れは変位検出後の前記アクチュェータの作動迄には時間
の遅れを伴うため、共振時の手前で減衰制御を行なうよ
うにしてある。
【0030】
【発明の効果】以上、記載のごとく第一の発明によっ
て、軸受けの減衰効果を軸受けの構造を大きく変化させ
ることなく増大させることができ、従来の軸受けに比較
し大きな減衰機能を付加できる。又、第2、第3の発明
によって、軸受けの減衰効果を軸系の振動特性が良好に
なるように外部から調整して、振動特性の最適化が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の高ダンピング軸受け装置に使用する
FP軸受けの概略の構成を示す模式図であり、(A)は
軸受けケースありの図、(B)は軸受けケースを除いた
図である。
【図2】 本発明の高ダンピング軸受け装置に係わる第
1の発明の一実施例の概略の構成を示す断面図とパッド
をロータ対応面から見た模式図で、(A)はOリングを
設けた場合の構成を示す図で、(B)はシボリ機構を設
けた場合の構成を示す図で、(C)はラビリンスシール
を設けた場合の構成を示す図である。
【図3】 本発明の第2の発明の一実施例の概略の構成
を示す図である。
【図4】 本発明の第2の発明の別の実施例の概略の構
成を示す図である。
【図5】 本発明の第3の発明の一実施例の概略の構成
を示す図である。
【図6】 本発明の第2、第3の発明の図3、図4、図
5図示の実施例とは別の実施例の概略の構成を示す図で
ある。
【図7】 本発明の実施の状況を示す図で(A)はパッ
ドに設けたOリングまたはシボリ機構またはラビリンス
シールによる減衰効果を示す図で、(B)はパッドまた
は軸に変位センサ等を設け外部より系の減衰を制御コン
トロールする状況を示す図である。
【図8】 振動低減機能を形成する減衰係数Cのダンパ
を軸受けパッドに設けた振動系を示す図である。
【符号の説明】
10a〜10d パッド 11a〜11d ピボット 12 ロータ 13 潤滑油流路 14 軸受けケース 15a Oリング 15b シボリ機構 15c ラビリンスシール 17 ギャップセンサ 18 電磁石 16 微分回路 19a、19b 電磁石 20 アンプ 21 圧力センサ 22 インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 千秋 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 山田 牧人 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 Fターム(参考) 3J011 AA04 BA02 BA14 3J012 AB07 BB01 CB10 DB04 DB12 FB01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング体を半径方向に複数分割した弧状
    分割パッドを円筒状軸受けケース内にそれぞれピボット
    を介して支持収納させ、各パッドは周囲を囲繞する潤滑
    油流路を流動する流体膜を介在させて変位する軸に対し
    傾動変位し、潤滑を行なうようにしたティルティングパ
    ッド軸受けを備える高ダンピング軸受け装置であって、 軸変位によりパッドの背面へ導かれる潤滑油流路の出入
    り口に、流路シボリ手段を設けたことを特徴とする高ダ
    ンピング軸受け装置。
  2. 【請求項2】 前記シボリ手段は、Oリングまたはシボ
    リ機構またはラビリンスシールより構成したことを特徴
    とする高ダンピング軸受け装置。
  3. 【請求項3】 リング体を半径方向に複数分割した弧状
    分割パッドを円筒状軸受けケース内にそれぞれピボット
    を介して支持収納させ、各パッドは周囲を囲繞して流動
    する流体膜を介在させて変位する軸に対し傾動変位し、
    潤滑を行なうようにしたティルティングパッド軸受けを
    備える高ダンピング軸受け装置であって、 前記傾動変位するパッドと軸受けケース間の動作状態を
    検出する検出手段を設け、検出信号に基づいてアクチュ
    ェータを作動させ、外部より上記変位の抑制制御する構
    成としたことを特徴とする高ダンピング軸受け装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は圧力センサを使用する構
    成したことを特徴とする請求項3記載の高ダンピング軸
    受け装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は変位センサを使用し、該
    検出値を微分回路で速度変換をし、変換電流によりアク
    チュェータを作動させる構成としたことを特徴とする請
    求項3記載の高ダンピング軸受け装置。
  6. 【請求項6】 リング体を半径方向に複数分割した弧状
    分割パッドを円筒状軸受けケース内にそれぞれピボット
    を介して支持収納させ、各パッドは周囲を囲繞して流動
    する流体膜を介在させて変位する軸に対し傾動変位し、
    潤滑を行なうようにしたティルティングパッド軸受けを
    備える高ダンピング軸受け装置であって、 前記パッドに傾動変位を与える軸の変位を軸受けケース
    との間で検出するギャップセンサを設け、該検出値を微
    分回路で速度変換をし、変換電流によりアクチュェータ
    を前記パッドに作動させ、外部より上記変位の抑制制御
    を可能とする構成としたことを特徴とする高ダンピング
    軸受け装置。
  7. 【請求項7】 前記アクチュェータは、単一パッドに二
    つ以上設ける構成としたことを特徴とする請求項3、請
    求項4、請求項5、請求項6記載の高ダンピング軸受け
    装置。
JP2000197152A 2000-06-29 2000-06-29 高ダンピング軸受け装置 Withdrawn JP2002013528A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000197152A JP2002013528A (ja) 2000-06-29 2000-06-29 高ダンピング軸受け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000197152A JP2002013528A (ja) 2000-06-29 2000-06-29 高ダンピング軸受け装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002013528A true JP2002013528A (ja) 2002-01-18

Family

ID=18695523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000197152A Withdrawn JP2002013528A (ja) 2000-06-29 2000-06-29 高ダンピング軸受け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002013528A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093007A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Elliot Co 軸受アセンブリ及び該軸受アセンブリに対するセンタリング支持構造体、並びに、軸受配置方法
WO2008001736A1 (fr) * 2006-06-29 2008-01-03 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Structure de support pour corps rotatif
WO2018105162A1 (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 三菱重工業株式会社 ティルティングパッド、ガス軸受装置及び圧縮機
JP2021514048A (ja) * 2018-02-23 2021-06-03 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh ティルティングパッド軸受

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093007A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Elliot Co 軸受アセンブリ及び該軸受アセンブリに対するセンタリング支持構造体、並びに、軸受配置方法
WO2008001736A1 (fr) * 2006-06-29 2008-01-03 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Structure de support pour corps rotatif
WO2018105162A1 (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 三菱重工業株式会社 ティルティングパッド、ガス軸受装置及び圧縮機
JP2021514048A (ja) * 2018-02-23 2021-06-03 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh ティルティングパッド軸受

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2709735B2 (ja) 高速回転軸の流体圧縮膜式ダンパ
RU2372535C2 (ru) Устройство увеличения допустимой осевой нагрузки в подшипниковой системе ротора
JP4194348B2 (ja) 記録ディスク用駆動モータ及び記録ディスク駆動装置
JP4296292B2 (ja) 流体軸受
JPH0814256A (ja) ロータ用の静圧型軸受けサポート
US6469411B2 (en) Compliant foil fluid film bearing with eddy current damper
JPH01200320A (ja) 回転鏡光偏向器
JP2002013528A (ja) 高ダンピング軸受け装置
JP4280320B2 (ja) 磁気軸受機構で支持されたロータの振動減衰装置
JPS6316599B2 (ja)
JPH01240791A (ja) ターボ分子ポンプ
JPH07293553A (ja) 傾斜パッド軸受
JP2000205251A (ja) 軸受機構
US5874793A (en) High speed rotor assembly
JPH0914262A (ja) 動圧気体ジャーナル軸受
JPH03255213A (ja) 気体軸受装置
JPH11280755A (ja) 流体軸受装置及びこれを用いたスピンドルモータ
US5531523A (en) Rotor journal bearing having adjustable bearing pads
JPH09126228A (ja) 圧力ダム型ジャーナル軸受
JP3337296B2 (ja) 動圧軸受
JP3256449B2 (ja) 磁性流体を利用した密封装置
JP2004353756A (ja) 高速回転機械の振動抑制方法
JP2004538425A (ja) 気体軸受けの偏心的な変位を行なうための変位装置を有する高速回転軸の気体軸受け装置並びにこの様式の気体軸受け装置を運転するための方法
JP2012052632A (ja) 可撓パッド軸受
JP2000113582A (ja) 記録ディスク駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070904