JPH03255213A - 気体軸受装置 - Google Patents
気体軸受装置Info
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- JPH03255213A JPH03255213A JP5446590A JP5446590A JPH03255213A JP H03255213 A JPH03255213 A JP H03255213A JP 5446590 A JP5446590 A JP 5446590A JP 5446590 A JP5446590 A JP 5446590A JP H03255213 A JPH03255213 A JP H03255213A
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- load converter
- bearing seat
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract description 9
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 6
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
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- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば、発電プラントにおけるタービン、ニ
アコンプレッサー(空気圧縮機)やターボ機械等の超高
速回転のロータ軸を支承する動圧形のティルティングパ
ット式の気体軸受装置に関する。
アコンプレッサー(空気圧縮機)やターボ機械等の超高
速回転のロータ軸を支承する動圧形のティルティングパ
ット式の気体軸受装置に関する。
(従来の技術)
最近、超高速回転のロータ軸を支承するティルティング
パット式の気体軸受装置が提案されている。
パット式の気体軸受装置が提案されている。
既に提案されているこの種のティルティングパット式の
気体軸受装置は、第5図に示されるように構成されてい
る。
気体軸受装置は、第5図に示されるように構成されてい
る。
即ち、第5図において、円筒状をなす軸受座aには、複
数(図では3個)のピボット支杆すが三方より軸心方向
へ向けて設けられており、この各ピボット支杆すの各球
部biには、各パット部材Cが、例えば、タービン、ニ
アコンプレッサーやターボ機械等の超高速回転のロータ
軸dを支承するにして設けられている。又、上記各パッ
ト部材Cと上記ロータ軸dとの間には、気体膜(軸受ク
リヤランス)が形成されており、このロータ軸dは上記
各パット部材Cに気体膜を介して支承されている。
数(図では3個)のピボット支杆すが三方より軸心方向
へ向けて設けられており、この各ピボット支杆すの各球
部biには、各パット部材Cが、例えば、タービン、ニ
アコンプレッサーやターボ機械等の超高速回転のロータ
軸dを支承するにして設けられている。又、上記各パッ
ト部材Cと上記ロータ軸dとの間には、気体膜(軸受ク
リヤランス)が形成されており、このロータ軸dは上記
各パット部材Cに気体膜を介して支承されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上述したティルティングパット式の気体
軸受装置は、上記ロータ軸dが超高速回転すると、軸受
損失、ロータ軸dの摺動面の攪拌損失等により、軸受各
部の温度が上昇し、これに起因して、軸受各部が熱膨脹
を生じ、上記各パット部材Cと上記ロータ軸dとの間の
気体膜(軸受クリヤランス)が変化して小さくなり過ぎ
ると、気体膜がなくなり、上記各パット部材Cと上記ロ
ータ軸dとが接触して軸受を焼損するおそれがある。
軸受装置は、上記ロータ軸dが超高速回転すると、軸受
損失、ロータ軸dの摺動面の攪拌損失等により、軸受各
部の温度が上昇し、これに起因して、軸受各部が熱膨脹
を生じ、上記各パット部材Cと上記ロータ軸dとの間の
気体膜(軸受クリヤランス)が変化して小さくなり過ぎ
ると、気体膜がなくなり、上記各パット部材Cと上記ロ
ータ軸dとが接触して軸受を焼損するおそれがある。
一方、上記各パット部材Cと上記ロータ軸dとの間の気
体膜(軸受クリヤランス)が変化して大きくなり過ぎる
と、ロータ軸dの振動、パット部材Cの振動とも極端に
大きくなり、軸受性能が著しく低下するおそれがある。
体膜(軸受クリヤランス)が変化して大きくなり過ぎる
と、ロータ軸dの振動、パット部材Cの振動とも極端に
大きくなり、軸受性能が著しく低下するおそれがある。
他方、上記各パット部材Cと上記ロータ軸dとが接触し
て軸受の熱膨脹を生じないときでも、第5図において、
荷重方向が下向きに作用している場合、上記ロータ軸d
の下位に位置する2個の各パット部材Cには、負荷があ
るために、圧力が気体膜に発生し、この両パット部材C
は安定した状態に保持されるけれども、上記ロータ軸d
の上位に位置する1個のパット部材Cには、予圧がない
ために、不安定な状態になり、これに起因して、振動が
発生して、上記ロータ軸dの振動を誘発し、軸系の安定
した超高速回転を損なうおそれがある等の問題がある。
て軸受の熱膨脹を生じないときでも、第5図において、
荷重方向が下向きに作用している場合、上記ロータ軸d
の下位に位置する2個の各パット部材Cには、負荷があ
るために、圧力が気体膜に発生し、この両パット部材C
は安定した状態に保持されるけれども、上記ロータ軸d
の上位に位置する1個のパット部材Cには、予圧がない
ために、不安定な状態になり、これに起因して、振動が
発生して、上記ロータ軸dの振動を誘発し、軸系の安定
した超高速回転を損なうおそれがある等の問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、ロータ軸の熱膨脹による各パット部材とロータ軸との
間の気体III(軸受クリヤランス)の変化を低減し、
上記ロータ軸の上位に位置するパット部材を安定状態に
保持して、上記ロータ軸の振動を防止して、ロータ軸の
安定した超高速回転を保持して信頼性や安全性の向上を
図るようにした気体軸受装置を提供することを目的とす
る。
、ロータ軸の熱膨脹による各パット部材とロータ軸との
間の気体III(軸受クリヤランス)の変化を低減し、
上記ロータ軸の上位に位置するパット部材を安定状態に
保持して、上記ロータ軸の振動を防止して、ロータ軸の
安定した超高速回転を保持して信頼性や安全性の向上を
図るようにした気体軸受装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段)
本発明は、軸受座に複数のピボット支杆を三方より軸心
方向へ向けて設け、この各ピボット支杆に各パット部材
をロータ軸を支承するように設けられた気体軸受装置に
おいて、上記軸受座の上部に上位ピボット支杆を上下動
するように軸装し、この上位ピボット支杆に荷重変換器
を付設し、上記軸受座にダンパー装置を上記荷重変換器
を予圧できるように設けたものである。
方向へ向けて設け、この各ピボット支杆に各パット部材
をロータ軸を支承するように設けられた気体軸受装置に
おいて、上記軸受座の上部に上位ピボット支杆を上下動
するように軸装し、この上位ピボット支杆に荷重変換器
を付設し、上記軸受座にダンパー装置を上記荷重変換器
を予圧できるように設けたものである。
(作 用)
本発明は、上記軸受座の上部の上下動する上位ピボット
支杆に上記ダンパー装置を上記荷重変換器と上記各パッ
ト部材へ予圧することにより、ロータ軸の熱膨脹による
各パット部材とロータ軸との間の気体膜の変化を低減し
、上記ロータ軸の上位に位置するパット部材を安定状態
に保持して、上記ロータ軸の振動を防止してロータ軸の
安定した超高速回転を保持して信頼性や安全性の向上を
図るようにしたものである。
支杆に上記ダンパー装置を上記荷重変換器と上記各パッ
ト部材へ予圧することにより、ロータ軸の熱膨脹による
各パット部材とロータ軸との間の気体膜の変化を低減し
、上記ロータ軸の上位に位置するパット部材を安定状態
に保持して、上記ロータ軸の振動を防止してロータ軸の
安定した超高速回転を保持して信頼性や安全性の向上を
図るようにしたものである。
(実施例)
以下、本発明を図示の一実施例について説明する。
第1図及び第2図において、符号1は、円筒状をなす軸
受座であって、この軸受座1には、複数(図では3個)
のピボット支杆2.3.4が三方より軸心方向へ向けて
設けられており、この各ピボット支杆2.3.4の各球
部2a、3a、4aには、各パット部材5.6.7が、
例えば、タービン8やニアコンプレッサー9の超高速回
転のロータ軸10を支承するにして設けられている(第
2図参照)。又、上記各パット部材5.6.7と上記ロ
ータ軸10との間には、第2図に誇張して示されるよう
に気体膜(軸受クリヤランス)11が形成されており、
このロータ軸10は上記各パット部材5.6.7に気体
allを介して支承されている。
受座であって、この軸受座1には、複数(図では3個)
のピボット支杆2.3.4が三方より軸心方向へ向けて
設けられており、この各ピボット支杆2.3.4の各球
部2a、3a、4aには、各パット部材5.6.7が、
例えば、タービン8やニアコンプレッサー9の超高速回
転のロータ軸10を支承するにして設けられている(第
2図参照)。又、上記各パット部材5.6.7と上記ロ
ータ軸10との間には、第2図に誇張して示されるよう
に気体膜(軸受クリヤランス)11が形成されており、
このロータ軸10は上記各パット部材5.6.7に気体
allを介して支承されている。
特に、上記軸受座1の上部1aには、上位ビボソト支杆
2が上下動するように緩く軸装されており、この上位ピ
ボット支杆2の中程には、鍔部2bが上記軸受座1の一
部に当接するようにして形成されている。又、上位ピボ
ット支杆2の上部には、例えば、荷重検出センサーのよ
うな荷重変換器12が受は座13を介して付設されてお
り、この荷重変換器12の近傍の上記軸受座1には、空
気圧によるダンパー装置14が上記荷重変換器12を空
気圧により押圧して予圧できるように設けられている。
2が上下動するように緩く軸装されており、この上位ピ
ボット支杆2の中程には、鍔部2bが上記軸受座1の一
部に当接するようにして形成されている。又、上位ピボ
ット支杆2の上部には、例えば、荷重検出センサーのよ
うな荷重変換器12が受は座13を介して付設されてお
り、この荷重変換器12の近傍の上記軸受座1には、空
気圧によるダンパー装置14が上記荷重変換器12を空
気圧により押圧して予圧できるように設けられている。
即ち、このダンパー装置14は上記軸受座1の上部1a
に密閉されたシリンダー15を立設し、このシリンダー
15内にOリング16aでシールしたピストン16を上
記荷重変換器12をコイルばね17の弾力に抗して押動
し得るように摺動自在に嵌装して構成してものである。
に密閉されたシリンダー15を立設し、このシリンダー
15内にOリング16aでシールしたピストン16を上
記荷重変換器12をコイルばね17の弾力に抗して押動
し得るように摺動自在に嵌装して構成してものである。
又、上記シリンダー15の上部には、給気口15aが付
設されており、この給気口15aには、給気管18が接
続されている。さらに、この給気管18は上記ニアコン
プレッサー9に圧力調整弁19を介して接続されており
、この圧力調整弁19は遠隔操作袋ft(遠隔制御装置
)20にリード線21を通して連結されている。さらに
又、上記荷重変換器12には、上記遠隔操作装置20が
リード線23を通して連結されており、このリード線2
3には、増幅器22が設けられている。
設されており、この給気口15aには、給気管18が接
続されている。さらに、この給気管18は上記ニアコン
プレッサー9に圧力調整弁19を介して接続されており
、この圧力調整弁19は遠隔操作袋ft(遠隔制御装置
)20にリード線21を通して連結されている。さらに
又、上記荷重変換器12には、上記遠隔操作装置20が
リード線23を通して連結されており、このリード線2
3には、増幅器22が設けられている。
従って、今、上記ダンパー装置14が上記圧力調整弁1
9からの高圧空気により上記ピストン16を押下するこ
とにより、このピストン16が荷重変換器12へ加圧し
て予圧することにより、この荷重変換器12が予圧荷重
を検出し、この検出信号を上記増幅器22を介して上記
遠隔操作装置20にリード線22を通して送信し、予め
、入力して設定された予圧力(予圧設定値)と比較して
上記圧力調整弁19を開閉制御すると同時に、上記ピス
トン16が荷重変換器12へ加圧して予圧することによ
り、上位ピボット支杆2を上下動し、上記パット部材5
を適正な圧力で押圧し、これにより、各パット部材5.
6.7が上記ロータ軸10を気体膜11を形成して支承
するようになっでいる。
9からの高圧空気により上記ピストン16を押下するこ
とにより、このピストン16が荷重変換器12へ加圧し
て予圧することにより、この荷重変換器12が予圧荷重
を検出し、この検出信号を上記増幅器22を介して上記
遠隔操作装置20にリード線22を通して送信し、予め
、入力して設定された予圧力(予圧設定値)と比較して
上記圧力調整弁19を開閉制御すると同時に、上記ピス
トン16が荷重変換器12へ加圧して予圧することによ
り、上位ピボット支杆2を上下動し、上記パット部材5
を適正な圧力で押圧し、これにより、各パット部材5.
6.7が上記ロータ軸10を気体膜11を形成して支承
するようになっでいる。
このようにして、上記ロータ軸10は上記各パット部材
5.6.7を安定状態に保持して、上記ロータ軸10の
振動を防止してロータ軸10の安定した超高速回転を保
持して信頼性や安全性の向上を図るようにしている。
5.6.7を安定状態に保持して、上記ロータ軸10の
振動を防止してロータ軸10の安定した超高速回転を保
持して信頼性や安全性の向上を図るようにしている。
又一方、上記ダンパー装置14が上記圧力調整弁19か
らの高圧空気により上記ピストン16を押下することに
より、このピストン16が荷重変換器12へ加圧する押
圧力は軸受平均面圧に対して、約20〜40%程度にと
ると、上記各パット部材5.6.7が安定状態に保持さ
れることが、実験の結果、確認されている。
らの高圧空気により上記ピストン16を押下することに
より、このピストン16が荷重変換器12へ加圧する押
圧力は軸受平均面圧に対して、約20〜40%程度にと
ると、上記各パット部材5.6.7が安定状態に保持さ
れることが、実験の結果、確認されている。
従って、上記押圧力の値を荷重に換算して制御する必要
がある。
がある。
即ち、押圧力が軸受平均面圧に対して、例えば、30±
5%に設定した場合、ロータ軸10の熱膨脹若しくは軸
の浮上により、上記荷重変換器12により検出される信
号が上記設定値の範囲を越えたら、上記遠隔操作装置2
0により開度制御する信号を上記圧力調整弁19へ送信
され、圧力調整が許容範囲に達するまで反復継続して繰
返される。
5%に設定した場合、ロータ軸10の熱膨脹若しくは軸
の浮上により、上記荷重変換器12により検出される信
号が上記設定値の範囲を越えたら、上記遠隔操作装置2
0により開度制御する信号を上記圧力調整弁19へ送信
され、圧力調整が許容範囲に達するまで反復継続して繰
返される。
なお、上記ダンパー装置]4に組込まれたコイルばね1
7は、上位ピボット支杆2の鍔部2bが上記軸受座1の
一部に当接したとき、自然長になるようにして介装され
ているので、このコイルばね17の弾力は、上記ダンパ
ー装置14のピストン16を戻すようにしている。又、
上記給気口15aは絞り機構を備えており、この絞り機
構は給気管18とシリンダー15内の気体との連成振動
を防止するようになっている。
7は、上位ピボット支杆2の鍔部2bが上記軸受座1の
一部に当接したとき、自然長になるようにして介装され
ているので、このコイルばね17の弾力は、上記ダンパ
ー装置14のピストン16を戻すようにしている。又、
上記給気口15aは絞り機構を備えており、この絞り機
構は給気管18とシリンダー15内の気体との連成振動
を防止するようになっている。
次に、第3図及び第4図に示される本発明の他の実施例
は、空気圧によるダンパー装置14を油圧によるダンパ
ー装W26にすると共に、軸受座1内に位置する上位ピ
ボット支杆2に弾性体24を設け、この弾性体24の両
端部に各永久磁石25を上位パット部材5へ吸着するよ
うに付設したものである。
は、空気圧によるダンパー装置14を油圧によるダンパ
ー装W26にすると共に、軸受座1内に位置する上位ピ
ボット支杆2に弾性体24を設け、この弾性体24の両
端部に各永久磁石25を上位パット部材5へ吸着するよ
うに付設したものである。
即ち、上記軸受座1内に位置する上位ピボット支杆2に
は、板状をなす弾性体24が設けられており、この弾性
体24の両端部には、各永久磁石25と各ヨーク25a
が上位パット部材5へ吸着するように付設されている。
は、板状をなす弾性体24が設けられており、この弾性
体24の両端部には、各永久磁石25と各ヨーク25a
が上位パット部材5へ吸着するように付設されている。
又、上記上位ピボット支杆2の上部には、油圧によるダ
ンパー装置26が設置されており、このダンパー装置2
6は上記軸受座1にシリンダー27を立設し、このシリ
ンダー27内に位置する上記上位ピボット支杆2の上部
にピストン28を付設し、このピストン28にコイルば
ね29を介して受は座30を設け、この受は座30を上
記シリンダー27の頂板に螺装された調整線杆31て加
減調整するようにしたものである。
ンパー装置26が設置されており、このダンパー装置2
6は上記軸受座1にシリンダー27を立設し、このシリ
ンダー27内に位置する上記上位ピボット支杆2の上部
にピストン28を付設し、このピストン28にコイルば
ね29を介して受は座30を設け、この受は座30を上
記シリンダー27の頂板に螺装された調整線杆31て加
減調整するようにしたものである。
なお、上記ダンパー装置26の圧油は上記シリンダー2
7に穿設された給油口27aから給油されるようになっ
ている。
7に穿設された給油口27aから給油されるようになっ
ている。
従って、上述した他の実施例の上記コイルばね29は、
軸受各部の熱変形差を吸収できるように弱いバネ定数と
し、上記調整線杆31によって上位ピボット支杆2を介
して上位パット部材5へ一定の予圧を加えている。
軸受各部の熱変形差を吸収できるように弱いバネ定数と
し、上記調整線杆31によって上位ピボット支杆2を介
して上位パット部材5へ一定の予圧を加えている。
又一方、上記ロータ軸10が超高速回転するとき、上記
上位パット部材5は動的に振動し易いが、この振動は上
記油圧によるダンパー装置26によって吸振される。
上位パット部材5は動的に振動し易いが、この振動は上
記油圧によるダンパー装置26によって吸振される。
次に、上述した他の実施例の作用を第4図について説明
する。
する。
即ち、上記弾性体24と永久磁石25の結合は、接着方
向には剛体であり、接着接線方向には滑り易い。
向には剛体であり、接着接線方向には滑り易い。
従って、上記弾性体24と永久磁石25の組合せによっ
て、上記上位ピボット支杆2と上位パット部材5との間
には、バネ定数とダンパー作用が発生し、この上記上位
ピボット支杆2の球部2aを中心に上位パット部材5が
回動して振動を抑制する。さらに、上記上位パット部材
5の振動は上記油圧によるダンパー装置26によって吸
振される。
て、上記上位ピボット支杆2と上位パット部材5との間
には、バネ定数とダンパー作用が発生し、この上記上位
ピボット支杆2の球部2aを中心に上位パット部材5が
回動して振動を抑制する。さらに、上記上位パット部材
5の振動は上記油圧によるダンパー装置26によって吸
振される。
なお、上記上位ピボット支杆2と上位パット部材5とは
、永久磁石25によって引張られているから、脱落する
おそれはない。又、上記弾性体24と永久磁石25の接
着接線方向に容易に移動できるので、静的な上位パット
部材5の変位を拘束することなく、軸受機能を損なうお
それはない。
、永久磁石25によって引張られているから、脱落する
おそれはない。又、上記弾性体24と永久磁石25の接
着接線方向に容易に移動できるので、静的な上位パット
部材5の変位を拘束することなく、軸受機能を損なうお
それはない。
以上述べたように本発明によれば、軸受座に複数のピボ
ット支杆を三方より軸心方向へ向けて設け、この各ピボ
ット支杆に各パット部材をロータ軸を支承するようにし
て設けた気体軸受装置において、上記軸受座の上部に上
下動するように上位ピボット支杆を軸装し、この上位ピ
ボット支杆に荷重変換器を付設し、上記軸受座にダンパ
ー装置を上記荷重変換器を予圧できるように設け、上記
軸受座の上部の上下動する上位ピボット支杆に上記ダン
パー装置を上記荷重変換器と各パット部材へ予圧するよ
うになっているので、ロータ軸の熱膨脹による各パット
部材とロータ軸との間の気体膜の変化を低減できるばか
りでなく、上記ロータ軸の上位に位置するパット部材を
安定状態に保持できると共に、上記ロータ軸の振動を防
止してロータ軸の安定した超高速回転を保持して信頼性
や安全性の向上を図ることができる等の優れた効果を有
する。
ット支杆を三方より軸心方向へ向けて設け、この各ピボ
ット支杆に各パット部材をロータ軸を支承するようにし
て設けた気体軸受装置において、上記軸受座の上部に上
下動するように上位ピボット支杆を軸装し、この上位ピ
ボット支杆に荷重変換器を付設し、上記軸受座にダンパ
ー装置を上記荷重変換器を予圧できるように設け、上記
軸受座の上部の上下動する上位ピボット支杆に上記ダン
パー装置を上記荷重変換器と各パット部材へ予圧するよ
うになっているので、ロータ軸の熱膨脹による各パット
部材とロータ軸との間の気体膜の変化を低減できるばか
りでなく、上記ロータ軸の上位に位置するパット部材を
安定状態に保持できると共に、上記ロータ軸の振動を防
止してロータ軸の安定した超高速回転を保持して信頼性
や安全性の向上を図ることができる等の優れた効果を有
する。
第1図は、本発明の気体軸受装置の断面図、第2図は、
本発明の適用されるシステム系統図、第3図及び第4図
は、本発明の他の実施例を示す各図、第5図は、従来の
気体軸受装置の断面図である。 1・・・軸受座、2.3.4・・・ピボット支杆、5.
6.7・・・パット部材、10・・・ロータ軸、12・
・・荷重変換器、14・・・ダンパー装置、15・・・
シリンダー、16・・・ピストン、1つ・・・圧力調整
弁、20・・・遠隔操作装置、24・・・弾性体、25
・・・永久磁石、26・・・ダンパー装置、27・・・
シリンダー、28・・・ピストン、31・・・調整線杆
。
本発明の適用されるシステム系統図、第3図及び第4図
は、本発明の他の実施例を示す各図、第5図は、従来の
気体軸受装置の断面図である。 1・・・軸受座、2.3.4・・・ピボット支杆、5.
6.7・・・パット部材、10・・・ロータ軸、12・
・・荷重変換器、14・・・ダンパー装置、15・・・
シリンダー、16・・・ピストン、1つ・・・圧力調整
弁、20・・・遠隔操作装置、24・・・弾性体、25
・・・永久磁石、26・・・ダンパー装置、27・・・
シリンダー、28・・・ピストン、31・・・調整線杆
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、軸受座に三方より軸心方向へ向けて設けられた複数
のピボット支杆と、この各ピボット支杆にロータ軸を支
承するように設けられた各パット部材とを備えた気体軸
受装置において、上記軸受座の上部に上下動するように
軸装された上位ピボット支杆と、この上位ピボット支杆
に付設された荷重変換器と、上記軸受座に上記荷重変換
器を予圧できるように設けられたダンパー装置とを具備
したことを特徴とする気体軸受装置。 2、軸受座内に位置する上位ピボット支杆に設けられた
弾性体と、この弾性体の両端部に上位パット部材へ吸着
するように付設された各永久磁石とを具備したことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の気体軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5446590A JPH03255213A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 気体軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5446590A JPH03255213A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 気体軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03255213A true JPH03255213A (ja) | 1991-11-14 |
Family
ID=12971421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5446590A Pending JPH03255213A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 気体軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03255213A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011256773A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Hitachi Ltd | ティルティングパッド式ジャーナル軸受装置、およびそれを用いた蒸気タービン |
JP2013204651A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ジャーナル軸受 |
JP2016539286A (ja) * | 2013-10-11 | 2016-12-15 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | ジャーナル軸受組立体およびこれを組み立てる方法 |
JP2016540931A (ja) * | 2013-10-11 | 2016-12-28 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 密閉シールされたダンパーアセンブリ及びこのダンパーアセンブリを組み立てる方法 |
JP2017172697A (ja) * | 2016-03-24 | 2017-09-28 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ラジアル軸受装置、及び、回転機械 |
JP2019138455A (ja) * | 2018-02-15 | 2019-08-22 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ジャーナル軸受及び回転機械 |
JP2021514048A (ja) * | 2018-02-23 | 2021-06-03 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh | ティルティングパッド軸受 |
WO2024014366A1 (ja) * | 2022-07-12 | 2024-01-18 | トキコシステムソリューションズ株式会社 | 回転機械、制御装置 |
-
1990
- 1990-03-06 JP JP5446590A patent/JPH03255213A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011256773A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Hitachi Ltd | ティルティングパッド式ジャーナル軸受装置、およびそれを用いた蒸気タービン |
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JP2016540931A (ja) * | 2013-10-11 | 2016-12-28 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 密閉シールされたダンパーアセンブリ及びこのダンパーアセンブリを組み立てる方法 |
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WO2024014366A1 (ja) * | 2022-07-12 | 2024-01-18 | トキコシステムソリューションズ株式会社 | 回転機械、制御装置 |
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