JP3337296B2 - 動圧軸受 - Google Patents
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/02—Sliding-contact bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/02—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
- F16C17/03—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only with tiltably-supported segments, e.g. Michell bearings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
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- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタービンやコンプレッサ
などの高速ターボ機械の回転支承部に設けられる動圧軸
受に関する。
などの高速ターボ機械の回転支承部に設けられる動圧軸
受に関する。
【0002】
【従来の技術】図5および図6に従来の動圧軸受の一例
を示す。
を示す。
【0003】図5に示す動圧軸受は、高速回転する軸0
1の周りにパッド02が複数個配置され、このパッド0
2の表面には焼付け防止のため油軸受ではホワイトメタ
ルなどの軟金属からなるライニング材03を設けてい
る。また、軟金属の代りに減衰性の向上をねらってゴム
やゲルなどで形成されたエラストマ(elastome
r)をライニング材03を用いている。
1の周りにパッド02が複数個配置され、このパッド0
2の表面には焼付け防止のため油軸受ではホワイトメタ
ルなどの軟金属からなるライニング材03を設けてい
る。また、軟金属の代りに減衰性の向上をねらってゴム
やゲルなどで形成されたエラストマ(elastome
r)をライニング材03を用いている。
【0004】また、図5に示す軸受ハウジング06の外
周にゴムなどのエラストマからなるダンパ材を取付け外
部との振動絶縁を図っている。なお、08はパッド02
と軸受ハウジング06との間に配置したピボットであ
る。
周にゴムなどのエラストマからなるダンパ材を取付け外
部との振動絶縁を図っている。なお、08はパッド02
と軸受ハウジング06との間に配置したピボットであ
る。
【0005】また、図6は軸受パッド02と軸受パッド
06との間にダンパ機構を設けたもので、回転軸01の
振動をピボット08を介してばね05に伝達し、ダンパ
材04の弾性ヒステリシス損失を減衰に使うものであ
る。
06との間にダンパ機構を設けたもので、回転軸01の
振動をピボット08を介してばね05に伝達し、ダンパ
材04の弾性ヒステリシス損失を減衰に使うものであ
る。
【0006】ダンパ材04にはエラストマを使用し、こ
れにより軸受パッド02の振動に伴うばね05の振動エ
ネルギーを吸収している。なお、ダンパ性能はダンパ材
の弾性損失エネルギーの大きさに依存している。なお、
07はダンパ受板、09はボルト、010はピボットナ
ットである。
れにより軸受パッド02の振動に伴うばね05の振動エ
ネルギーを吸収している。なお、ダンパ性能はダンパ材
の弾性損失エネルギーの大きさに依存している。なお、
07はダンパ受板、09はボルト、010はピボットナ
ットである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、動圧軸受を
気体軸受として使用する場合には、そのままでは減衰性
が劣るためにエラストマを用いることは有効である。
気体軸受として使用する場合には、そのままでは減衰性
が劣るためにエラストマを用いることは有効である。
【0008】しかし、エラストマは一般に耐摩耗性が劣
り、またしばしば熱伝導性に劣る。このため、数ミクロ
ン程度のすきまで作動するような気体軸受では、起動、
停止の際の軸とパッドの接触による摩耗によって軸受す
きま形状が大きく変化して性能劣化をきたす不具合があ
る。
り、またしばしば熱伝導性に劣る。このため、数ミクロ
ン程度のすきまで作動するような気体軸受では、起動、
停止の際の軸とパッドの接触による摩耗によって軸受す
きま形状が大きく変化して性能劣化をきたす不具合があ
る。
【0009】また、接触時に局所温度が上昇しやすく焼
付き損傷に到り易い不具合がある。さらに、ダンパ材に
ゴムなどのエラストマを使ったダンパ機構の性能はエラ
ストマの貯蔵ばね定数に対する損失係数の大きさに支配
される。
付き損傷に到り易い不具合がある。さらに、ダンパ材に
ゴムなどのエラストマを使ったダンパ機構の性能はエラ
ストマの貯蔵ばね定数に対する損失係数の大きさに支配
される。
【0010】図5に示す動圧軸受の軸受ハウジング06
の外周にゴムやゲルで形成されるエラストマを配置した
いわゆる背面ダンパ型では、心保持の観点からエラスト
マにある程度の剛性が必要であり、このためエラストマ
の厚みを薄くする場合にOリングなどでは大きなつぶし
代が必要であったり、シートを使用する場合にはハウジ
ングの2つ割は不可欠となるほか、運動体の質量も大き
くエラストマ性能に大きな調整代が必要となる。
の外周にゴムやゲルで形成されるエラストマを配置した
いわゆる背面ダンパ型では、心保持の観点からエラスト
マにある程度の剛性が必要であり、このためエラストマ
の厚みを薄くする場合にOリングなどでは大きなつぶし
代が必要であったり、シートを使用する場合にはハウジ
ングの2つ割は不可欠となるほか、運動体の質量も大き
くエラストマ性能に大きな調整代が必要となる。
【0011】また、図6のような軸受パッドとハウジン
グとの間に設ける方式では、エラストマの圧縮変形に基
く内部減衰が減衰作用にあずかるので、その大きさに限
度があるという難点がある。
グとの間に設ける方式では、エラストマの圧縮変形に基
く内部減衰が減衰作用にあずかるので、その大きさに限
度があるという難点がある。
【0012】このように従来の動圧軸受に設けるダンパ
機構は、ダンパ性能がエラストマの損失係数に依存して
おり、さらにばね05の剛性が並列して作用するため
に、そのダンパの総合性能であるダンパの減衰と剛性比
は劣化してしまう。
機構は、ダンパ性能がエラストマの損失係数に依存して
おり、さらにばね05の剛性が並列して作用するため
に、そのダンパの総合性能であるダンパの減衰と剛性比
は劣化してしまう。
【0013】本発明は、以上のような従来技術の不具合
点を解消した動圧軸受を提供することを目的とする。
点を解消した動圧軸受を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の動圧軸
受は、回転軸の周囲に設けられたハウジングと、このハ
ウジングの内側において前記回転軸の周囲に複数配置さ
れた軸受パッドとを具備し、この軸受パッドは前記ハウ
ジングに傾斜可能に支持され、且つ前記軸受パッドの前
記回転軸に面する側に弾性体が貼付けられ、この弾性体
の前記回転軸に面する側に金属薄板が貼付けられ、この
金属薄板は前記軸受パッドの傾斜支点と同位相の位置を
厚くした金属塊を有するとともに、この金属塊は前記軸
受パッドの内部を半径方向に移動可能となるように前記
軸受パッドに設けられた凹部に支持されていることを特
徴とする。
受は、回転軸の周囲に設けられたハウジングと、このハ
ウジングの内側において前記回転軸の周囲に複数配置さ
れた軸受パッドとを具備し、この軸受パッドは前記ハウ
ジングに傾斜可能に支持され、且つ前記軸受パッドの前
記回転軸に面する側に弾性体が貼付けられ、この弾性体
の前記回転軸に面する側に金属薄板が貼付けられ、この
金属薄板は前記軸受パッドの傾斜支点と同位相の位置を
厚くした金属塊を有するとともに、この金属塊は前記軸
受パッドの内部を半径方向に移動可能となるように前記
軸受パッドに設けられた凹部に支持されていることを特
徴とする。
【0015】請求項2の発明の動圧軸受は、回転軸の周
囲に設けられたハウジングと、このハウジングの内側に
おいて前記回転軸の周囲に複数配置された軸受パッドと
を具備し、この軸受パッドを弾性的に支持するダンパ機
構を備え、このダンパ機構は、前記軸受パッドを支持す
るピボットと、このピボットが中央部に設けられたダン
パ弾性板と、前記ハウジングに設けられ前記ダンパ弾性
板の両端が支持されたダンパ受板とを有し、前記ダンパ
弾性板は前記ピボットの反対側部に円錐部が突設され、
前記ダンパ受板には前記円錐部と対面してこの円錐部が
嵌合される凹んだ円錐部が形成され、これら両方の円錐
部の間に弾性体からなる薄板が挟まれていることを特徴
とする。
囲に設けられたハウジングと、このハウジングの内側に
おいて前記回転軸の周囲に複数配置された軸受パッドと
を具備し、この軸受パッドを弾性的に支持するダンパ機
構を備え、このダンパ機構は、前記軸受パッドを支持す
るピボットと、このピボットが中央部に設けられたダン
パ弾性板と、前記ハウジングに設けられ前記ダンパ弾性
板の両端が支持されたダンパ受板とを有し、前記ダンパ
弾性板は前記ピボットの反対側部に円錐部が突設され、
前記ダンパ受板には前記円錐部と対面してこの円錐部が
嵌合される凹んだ円錐部が形成され、これら両方の円錐
部の間に弾性体からなる薄板が挟まれていることを特徴
とする。
【0016】請求項3の発明の動圧軸受は、回転軸の周
囲に設けられたハウジングと、このハウジングの内側に
おいて前記回転軸の周囲に複数配置された軸受パッドと
を具備し、この軸受パッドを弾性的に支持するダンパ機
構を備え、このダンパ機構は、前記ハウジングの内部に
半径方向に設けられたシリンダと、このシリンダの底部
に設けられ内部に粘性流体を満たした袋状をなすチャン
バと、一端に前記軸受パッドを支持するピボットを有す
るとともに他端にシリンダ周辺に向けて薄く形成された
ピストンヘッドを有し且つこのピストンヘッドが前記チ
ャンバに接して前記シリンダの内部に設けられたピスト
ンとを有することを特徴とする
囲に設けられたハウジングと、このハウジングの内側に
おいて前記回転軸の周囲に複数配置された軸受パッドと
を具備し、この軸受パッドを弾性的に支持するダンパ機
構を備え、このダンパ機構は、前記ハウジングの内部に
半径方向に設けられたシリンダと、このシリンダの底部
に設けられ内部に粘性流体を満たした袋状をなすチャン
バと、一端に前記軸受パッドを支持するピボットを有す
るとともに他端にシリンダ周辺に向けて薄く形成された
ピストンヘッドを有し且つこのピストンヘッドが前記チ
ャンバに接して前記シリンダの内部に設けられたピスト
ンとを有することを特徴とする
【0017】
【作用】請求項1の発明によれば、軸受パッドの回転軸
に面する側に貼付したエラストマに金属薄板を貼付けた
ことによって、多くの場合耐摩耗性が向上するが、さら
に表面が金属であることによってスパッタリングなどの
方法によって耐摩耗性皮膜や固体潤滑膜の形成が容易に
なる。
に面する側に貼付したエラストマに金属薄板を貼付けた
ことによって、多くの場合耐摩耗性が向上するが、さら
に表面が金属であることによってスパッタリングなどの
方法によって耐摩耗性皮膜や固体潤滑膜の形成が容易に
なる。
【0018】また、回転軸と軸受パッドとの強い接触
は、半径方向へのパッド表面の運動が制限されている傾
斜支持点近傍になり、その接触時間は短いので接触点付
近に金属塊を設けることによって局所的に熱容量を大き
くして平均温度上昇を抑制でき焼付きを防止できる。
は、半径方向へのパッド表面の運動が制限されている傾
斜支持点近傍になり、その接触時間は短いので接触点付
近に金属塊を設けることによって局所的に熱容量を大き
くして平均温度上昇を抑制でき焼付きを防止できる。
【0019】請求項2の発明によれば、ダンパ弾性板の
突出する円錐部とダンパ受板の凹んだ円錐部とでダンパ
部を構成することにより、ダンパ部のラジアル剛性を高
めるためにダンパ材を薄くしても円錐部間に介在される
エラストマのせん断ひずみを大きくすることができるた
め、コンパクトで減衰性の高いダンパ機構となる。
突出する円錐部とダンパ受板の凹んだ円錐部とでダンパ
部を構成することにより、ダンパ部のラジアル剛性を高
めるためにダンパ材を薄くしても円錐部間に介在される
エラストマのせん断ひずみを大きくすることができるた
め、コンパクトで減衰性の高いダンパ機構となる。
【0020】請求項3の発明によれば、ピストンヘッド
による圧縮によってチャンバはピストンヘッド周辺部を
圧縮方向とは逆の方向へ押し返す。その際、チャンバ中
央付近の粘性流体が周辺部に流動することによりスクイ
ズ作用が発生してピストンの弾性回復によってチャンバ
周辺部の粘性流体が中央に戻されて繰り返し作動でき
る。
による圧縮によってチャンバはピストンヘッド周辺部を
圧縮方向とは逆の方向へ押し返す。その際、チャンバ中
央付近の粘性流体が周辺部に流動することによりスクイ
ズ作用が発生してピストンの弾性回復によってチャンバ
周辺部の粘性流体が中央に戻されて繰り返し作動でき
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0022】本発明の第1の実施例について図1を参照
して説明する。図1は動圧軸受であるティルティングパ
ッドジャーナル軸受である。
して説明する。図1は動圧軸受であるティルティングパ
ッドジャーナル軸受である。
【0023】図1に示すように高速回転する回転軸1の
周囲に円筒形をなすハウジング6が設けられている。こ
のハウジング6の内側には回転軸1の周囲に複数例えば
3個の軸受パッド2が配されている。各軸受パッド2は
点支持によりハウジング6に傾斜可能に設けられ、この
軸受パッド2の回転軸1に面する表面にフッ素ゴム、プ
チルゴムなどからなるエラストマ3(弾性体)が貼付し
てあり、そのエラストマ3の回転軸1に面する側に金属
薄板4が貼付けられている。この金属薄板4は傾斜支持
点9に位相を合わせたところにインコネルや銅合金から
なる円柱状の金属塊10を有している。
周囲に円筒形をなすハウジング6が設けられている。こ
のハウジング6の内側には回転軸1の周囲に複数例えば
3個の軸受パッド2が配されている。各軸受パッド2は
点支持によりハウジング6に傾斜可能に設けられ、この
軸受パッド2の回転軸1に面する表面にフッ素ゴム、プ
チルゴムなどからなるエラストマ3(弾性体)が貼付し
てあり、そのエラストマ3の回転軸1に面する側に金属
薄板4が貼付けられている。この金属薄板4は傾斜支持
点9に位相を合わせたところにインコネルや銅合金から
なる円柱状の金属塊10を有している。
【0024】この金属塊10は対応する軸受パッド2に
設けられた凹部11とゆるやかに嵌合されており、エラ
ストマ3の変位を吸収することができる。
設けられた凹部11とゆるやかに嵌合されており、エラ
ストマ3の変位を吸収することができる。
【0025】なお、軸受パッド2は支持点近傍以外は肉
厚を薄くして、エラストマ3に対して圧縮変形のみなら
ず、パッド面のわずかな曲げによるずり変形を与えて減
衰を稼ぐこともできる。15は回り止め、17はボルト
である。
厚を薄くして、エラストマ3に対して圧縮変形のみなら
ず、パッド面のわずかな曲げによるずり変形を与えて減
衰を稼ぐこともできる。15は回り止め、17はボルト
である。
【0026】金属塊10と金属薄板4は溶接による接合
でも良いし、また削り出して一体に形成しても良い。
でも良いし、また削り出して一体に形成しても良い。
【0027】本発明の第2の実施例について図2を参照
して説明する。図2はダンパ機構を搭載した動圧軸受を
示し、図1と同じ部分は同じ符号を付して示している。
すなわち、1は回転軸、2は軸受パッド、6はハウジン
グである。
して説明する。図2はダンパ機構を搭載した動圧軸受を
示し、図1と同じ部分は同じ符号を付して示している。
すなわち、1は回転軸、2は軸受パッド、6はハウジン
グである。
【0028】図1に示すように回転軸1の周りに配され
た軸受パッド2はピボット8と一体化した両端支持のダ
ンパ弾性板5に対して傾斜可能なティルティングパッド
ジャーナル軸受をなしている。
た軸受パッド2はピボット8と一体化した両端支持のダ
ンパ弾性板5に対して傾斜可能なティルティングパッド
ジャーナル軸受をなしている。
【0029】この軸受は軸受パッド2をハウジング6を
弾性的に支持するダンパ機構を備えている。このダンパ
機構は、軸受パッド2を支持するピボット8を有し、こ
のピボット8はダンパ弾性板5の中央部に設けられ、こ
のダンパ弾性板5の両端部はダンパ受板7に取付けられ
ている。ダンパ受板7はハウジング6に固定されてい
る。ダンパ弾性板5はピボットの反対側部に円錐部5′
が突出形成され、ダンパ受板7には円錐部5Aと対面し
てこの円錐部5′が嵌合される凹んだ円錐部5″が形成
されている。これら円錐部5′のテーパ面と円錐部5″
のテーパ面との間にエラストマ23が挟まれている。
弾性的に支持するダンパ機構を備えている。このダンパ
機構は、軸受パッド2を支持するピボット8を有し、こ
のピボット8はダンパ弾性板5の中央部に設けられ、こ
のダンパ弾性板5の両端部はダンパ受板7に取付けられ
ている。ダンパ受板7はハウジング6に固定されてい
る。ダンパ弾性板5はピボットの反対側部に円錐部5′
が突出形成され、ダンパ受板7には円錐部5Aと対面し
てこの円錐部5′が嵌合される凹んだ円錐部5″が形成
されている。これら円錐部5′のテーパ面と円錐部5″
のテーパ面との間にエラストマ23が挟まれている。
【0030】軸振動により軸受パッド2は半径方向へ移
動し、ダンパ弾性板5の円錐部5′はエラストマ23に
圧縮変形とせん断変形が同時に作用する。エラストマ2
3は薄くできるので圧縮変形に対する剛性は高くなる
が、せん断ひずみによる損失弾性が稼げるために減衰能
に低下を抑制できる。
動し、ダンパ弾性板5の円錐部5′はエラストマ23に
圧縮変形とせん断変形が同時に作用する。エラストマ2
3は薄くできるので圧縮変形に対する剛性は高くなる
が、せん断ひずみによる損失弾性が稼げるために減衰能
に低下を抑制できる。
【0031】本発明の第3の実施例について図3および
図4を参照して説明する。図4はダンパ機構を搭載した
動圧軸受を示しており、図1と同じ部分は同じ符号を付
して示している。1は回転軸、2は軸受パッド、18は
ハウジングである。各軸受パッド2は夫々ダンパ機構1
4、15および16によってハウジング18に弾性的に
支持されている。
図4を参照して説明する。図4はダンパ機構を搭載した
動圧軸受を示しており、図1と同じ部分は同じ符号を付
して示している。1は回転軸、2は軸受パッド、18は
ハウジングである。各軸受パッド2は夫々ダンパ機構1
4、15および16によってハウジング18に弾性的に
支持されている。
【0032】図3(a)、(b)はダンパ機構14、1
5および16を示し、(a)はピストンヘッドの変形
前、(b)はピストンヘッドの変形後を示している。ダ
ンパ機構は、ハウジングの内部に半径方向に設けられた
シリンダ19と、このシリンダの底部に設けられ内部に
粘性流体17を満たしたチャンバ16と、一端にピボッ
ト13を有するとともに他端にシリンダ周辺に向けて薄
く形成された薄板をなすピストンヘッド15を有し、こ
のピストンヘッド15がチャンバ16に接してシリンダ
19の内部に設けられたピストン14を備えている。チ
ャンバ16は高強度繊維や銅板などで形成されていると
ともに、薄い座布団のような変形容易な袋状をなすもの
で、シリンダ19と同じ底面積を有している。ピストン
14のピストンヘッド15はその周辺が容易に弾性変形
する薄板状をなしている。軸受パッド2はピストン14
のピボット13に傾斜可能に支持されている。
5および16を示し、(a)はピストンヘッドの変形
前、(b)はピストンヘッドの変形後を示している。ダ
ンパ機構は、ハウジングの内部に半径方向に設けられた
シリンダ19と、このシリンダの底部に設けられ内部に
粘性流体17を満たしたチャンバ16と、一端にピボッ
ト13を有するとともに他端にシリンダ周辺に向けて薄
く形成された薄板をなすピストンヘッド15を有し、こ
のピストンヘッド15がチャンバ16に接してシリンダ
19の内部に設けられたピストン14を備えている。チ
ャンバ16は高強度繊維や銅板などで形成されていると
ともに、薄い座布団のような変形容易な袋状をなすもの
で、シリンダ19と同じ底面積を有している。ピストン
14のピストンヘッド15はその周辺が容易に弾性変形
する薄板状をなしている。軸受パッド2はピストン14
のピボット13に傾斜可能に支持されている。
【0033】ピストン14のピボット13に力が作用す
ると、ピストンヘッド15が図3(b)のように変形
し、この弾性回復によってピストン14が図示右向きに
変位する。ピストンヘッド15により圧縮されたチャン
バ16はピストンヘッド15の周辺部を圧縮方向とは逆
に押し返す。その際、チャンバ16中央部付近の粘性流
体17が周辺部に流動することによりスクイズ作用が発
生してピストンヘッド15の運動に対して減衰力が作用
する。一方、除荷時にはピストンヘッド15の弾性回復
によって周辺部の粘性流体17が中央部に戻されて、繰
り返し作動できる。
ると、ピストンヘッド15が図3(b)のように変形
し、この弾性回復によってピストン14が図示右向きに
変位する。ピストンヘッド15により圧縮されたチャン
バ16はピストンヘッド15の周辺部を圧縮方向とは逆
に押し返す。その際、チャンバ16中央部付近の粘性流
体17が周辺部に流動することによりスクイズ作用が発
生してピストンヘッド15の運動に対して減衰力が作用
する。一方、除荷時にはピストンヘッド15の弾性回復
によって周辺部の粘性流体17が中央部に戻されて、繰
り返し作動できる。
【0034】なお、本発明は前述した実施例に限定され
ず、本願発明技術思想の範囲内において設計変更が可能
であり、それらは何れも本発明の技術的範囲に属する。
ず、本願発明技術思想の範囲内において設計変更が可能
であり、それらは何れも本発明の技術的範囲に属する。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明の動圧軸受によれば、動
圧軸受、特に動圧気体軸受の低摩擦性という優れた特徴
が、減衰性の向上と摩耗、焼付きに対する安全性を得
て、高速ターボ機械への適用範囲が拡大することにより
広く生かされる。
圧軸受、特に動圧気体軸受の低摩擦性という優れた特徴
が、減衰性の向上と摩耗、焼付きに対する安全性を得
て、高速ターボ機械への適用範囲が拡大することにより
広く生かされる。
【0036】請求項2の発明の動圧軸受によれば、心保
持性が良く、また組立て性の良いコンパクトなダンパ機
構を提供することができ、特に減衰性能の不足し易い動
圧気体軸受の高速性能が改善される。
持性が良く、また組立て性の良いコンパクトなダンパ機
構を提供することができ、特に減衰性能の不足し易い動
圧気体軸受の高速性能が改善される。
【0037】請求項3の発明の動圧軸受によれば、従来
材料固有の減衰などに頼っていたダンパの性能がチャン
バサイズの変更なしにその粘性流体などによって調整で
き、より高い減衰のダンパ機構を提供することができ
る。また、粘性流体が密閉チャンバ内にのみ存在するこ
とで、オイルフリーの気体軸受にも適用が可能であり、
高減衰軸受システムを構築できる。
材料固有の減衰などに頼っていたダンパの性能がチャン
バサイズの変更なしにその粘性流体などによって調整で
き、より高い減衰のダンパ機構を提供することができ
る。また、粘性流体が密閉チャンバ内にのみ存在するこ
とで、オイルフリーの気体軸受にも適用が可能であり、
高減衰軸受システムを構築できる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る動圧軸受を示す断
面図。
面図。
【図2】本発明の第2の実施例に係る動圧軸受を示す断
面図。
面図。
【図3】本発明の第3の実施例に係る動圧軸受に設ける
ダンパ機構を示す図。
ダンパ機構を示す図。
【図4】本発明の第3の実施例に係る動圧軸受を示す
図。
図。
【図5】従来の動圧軸受を示す断面図。
【図6】従来の動圧軸受を示す断面図。
1…回転軸 2…軸受パッド 3…エラストマ 4…金属薄板、 5…ダンパ弾性板 6…ハウジング 7…ダンパ受板 8…ピボット 10…金属板 11…凹部 13…ピボット 14…ピストン 15…ピストンヘッド 16…チャンバ 17…粘性流体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 17/00 - 17/26 F16C 21/00 - 27/08 F16C 33/00 - 33/28 F16F 9/00 - 9/54
Claims (3)
- 【請求項1】 回転軸の周囲に設けられたハウジング
と、このハウジングの内側において前記回転軸の周囲に
複数配置された軸受パッドとを具備し、この軸受パッド
は前記ハウジングに傾斜可能に支持され、且つ前記軸受
パッドの前記回転軸に面する側に弾性体が貼付けられ、
この弾性体の前記回転軸に面する側に金属薄板が貼付け
られ、この金属薄板は前記軸受パッドの傾斜支点と同位
相の位置を厚くした金属塊を有するとともに、この金属
塊は前記軸受パッドの内部を半径方向に移動可能となる
ように前記軸受パッドに設けられた凹部に支持されてい
ることを特徴とする動圧軸受。 - 【請求項2】 回転軸の周囲に設けられたハウジング
と、このハウジングの内側において前記回転軸の周囲に
複数配置された軸受パッドとを具備し、この軸受パッド
を弾性的に支持するダンパ機構を備え、このダンパ機構
は、前記軸受パッドを支持するピボットと、このピボッ
トが中央部に設けられたダンパ弾性板と、前記ハウジン
グに設けられ前記ダンパ弾性板の両端が支持されたダン
パ受板とを有し、前記ダンパ弾性板は前記ピボットの反
対側部に円錐部が突設され、前記ダンパ受板には前記円
錐部と対面してこの円錐部が嵌合される凹んだ円錐部が
形成され、これら両方の円錐部の間に弾性体からなる薄
板が挟まれていることを特徴とする動圧軸受。 - 【請求項3】 回転軸の周囲に設けられたハウジング
と、このハウジングの内側において前記回転軸の周囲に
複数配置された軸受パッドとを具備し、この軸受パッド
を弾性的に支持するダンパ機構を備え、このダンパ機構
は、前記ハウジングの内部に半径方向に設けられたシリ
ンダと、このシリンダの底部に設けられ内部に粘性流体
を満たした袋状をなすチャンバと、一端に前記軸受パッ
ドを支持するピボットを有するとともに他端にシリンダ
周辺に向けて薄く形成されたピストンヘッドを有し且つ
このピストンヘッドが前記チャンバに接して前記シリン
ダの内部に設けられたピストンとを有することを特徴と
する動圧軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32342693A JP3337296B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 動圧軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32342693A JP3337296B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 動圧軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07151139A JPH07151139A (ja) | 1995-06-13 |
| JP3337296B2 true JP3337296B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=18154556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32342693A Expired - Fee Related JP3337296B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 動圧軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3337296B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5094833B2 (ja) | 2009-12-28 | 2012-12-12 | 株式会社日立製作所 | ティルティングパッドジャーナル軸受装置 |
| CN103267064B (zh) * | 2013-05-16 | 2016-06-29 | 大唐鲁北发电有限责任公司 | 汽轮机轴承可倾瓦的安装工艺 |
| DE102016216396A1 (de) * | 2016-08-31 | 2018-03-01 | Robert Bosch Gmbh | Kippsegmentlager |
| DE102016216395A1 (de) | 2016-08-31 | 2018-03-01 | Robert Bosch Gmbh | Kippsegmentlager |
| KR102009110B1 (ko) * | 2018-04-16 | 2019-08-08 | 국민대학교산학협력단 | 저널 베어링 |
| CN111720442B (zh) * | 2020-06-29 | 2025-02-25 | 青岛科技大学 | 一种气体静压轴承 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP32342693A patent/JP3337296B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07151139A (ja) | 1995-06-13 |
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