JP2002013374A - 開閉装置および貨物自動車 - Google Patents

開閉装置および貨物自動車

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JP2002013374A
JP2002013374A JP2000193867A JP2000193867A JP2002013374A JP 2002013374 A JP2002013374 A JP 2002013374A JP 2000193867 A JP2000193867 A JP 2000193867A JP 2000193867 A JP2000193867 A JP 2000193867A JP 2002013374 A JP2002013374 A JP 2002013374A
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rod
lever
lock
closing
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Seizo Hayashiguchi
精三 林口
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Hayashiguchi Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉体の開閉操作用の操作桟を閉鎖位置で自
動的にロックすることができるようにした開閉装置を提
供することである。 【解決手段】 開口部8の上部に巻取り軸10を設け、
その巻取り軸10に巻き取られたスクリーン11の先端
に操作桟13を取り付ける。開口部8の両側に操作桟1
3の両端部の昇降動を案内する一対のガイドレール14
を設ける。操作桟13の内部に、揺動可能な操作レバー
31と、その操作バー31の揺動に連動して軸方向に移
動するロッド38と、そのロッド38を後退位置で保持
し、先端部が操作桟13の下面より下方に突出する揺動
可能なロックレバー45を組込む。操作桟13を受面2
aにほぼ重なる閉鎖位置まで引き下げたとき、受面2a
との当接によりロックレバー45をロック解除位置まで
揺動させ、スプリング37の弾力によりロッド38を外
方に移動させてガイドレール14に設けられた係合孔5
4にロッド38の先端を挿入させて操作桟13を全閉位
置でロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、巻取り軸に巻き
取られた開閉体によって開口部を開閉する開閉装置およ
びその開閉装置を用いた貨物自動車に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】開口部の上部に巻取り軸を設け、その巻
取り軸によってうず巻状に巻き取られたスクリーン等の
開閉体の先端部に操作桟を取付け、前記開口部の両側に
は前記操作桟の両端部を昇降自在に案内するガイドレー
ルを設け、このガイドレールに沿って操作桟を引き下
げ、巻取り軸から引き出される開閉体によって前記開口
部を閉じるようにした開閉装置は、電車の窓の日除けや
車庫の入口の開閉等に広く用いられている。
【0003】上記のような開閉装置においては、普通、
開閉体が開口部を閉じる状態で操作桟をロック機構でロ
ックするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来から知
られている開閉装置において、操作桟を下限位置まで下
降させたのち、ロック機構を手動によって操作するよう
にしているため、操作が煩わしく、ロック機構をかけ忘
れるおそれがある。
【0005】この発明は、操作桟を下限位置まで下降さ
せることによって、その操作桟を自動的にロックするこ
とができるようにした開閉装置およびその開閉装置を用
いた貨物自動車を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明に係る開閉装置においては、開口部の上
部に巻取り軸を設け、その巻取り軸によって前記開口部
を開閉する開閉体を巻取り、その開閉体の先端に取付け
られた内部中空の操作桟の両端部を開口部の両側に設け
られた一対のガイドレールによって昇降自在に支持し、
前記操作桟の内部には、その操作桟の表面に形成された
指先挿入孔に操作端部が臨む揺動可能な操作レバーと、
前記操作端部が指先挿入孔に臨む方向に操作レバーを付
勢するスプリングと、前記操作レバーの揺動に連動して
相反する方向に移動し、外側方向に向けての移動時に先
端部が操作桟の端面より外方に突出する一対のロッド
と、各ロッドを後退位置において係止し、操作桟の下面
より下方に突出する先端部が操作桟を閉鎖位置で受ける
受面に当接する状態から操作桟がさらに引き下げられた
とき揺動してロッドに対する係止を解除するロックレバ
ーとを組込み、前記ガイドレールには操作桟が受面で支
持される最下降位置において、前記ロッドの先端と対向
する位置に係合孔を設けた構成を採用している。
【0007】上記のように構成すれば、操作桟を最下降
位置まで引き下げると、その操作桟が受面で支持される
少し手前の位置でロックレバーの先端が受面に当接す
る。その状態から操作桟が受面で支持される位置まで引
き下げられると、ロックレバーが揺動してロッドの係止
を解除するため、各ロッドはスプリングの弾力により外
方向に移動して先端部がガイドレールの下端部に形成さ
れた係合孔内に挿入し、係合孔とロッドの係合によって
操作桟を自動的にロックすることができる。
【0008】ここで、ロッドを前部ロッドと後部ロッド
に分割し、その前部ロッドと後部ロッドを連結し、その
連結部間に両ロッドの相対的な移動を可能とする遊びを
設け、前記前部ロッドをスプリングによって外方向への
突出性を付与し、この前部ロッドを前記ロックレバーに
よって係止させるようにした構成を採用すると、ロック
レバーがロック解除方向に揺動した場合にロッドは前部
ロッドのみが外方向に移動して係合孔に係合する。この
ため、ロッドを一本のもので形成する場合に比較して、
前部ロッドを係合位置に向けて円滑に移動させることが
できる。
【0009】上記のような開閉装置は、車庫の入口の開
閉用として、あるいは、電車の窓の日除け用として用い
ることができる。
【0010】この発明に係る貨物自動車においては、左
右および後方にあおりを有する荷台上に箱形の収納庫を
設け、この収納庫の両側および背面の少なくとも1つに
前記荷台の上面を下端とする開口部を設け、この開口部
を前記発明に係る開閉装置で開閉させるようにしたので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図面は、この発明に係る開閉装
置を貨物自動車の荷台に設けられた収納庫の開口部の開
閉用に用いた例を示す。
【0012】図1に示すように、貨物自動車Aは荷台1
を有し、その荷台1の左右および後方に開閉自在のあお
り2が設けられている。また、荷台1上には収納庫3が
設けられている。
【0013】図1および図2に示すように、収納庫3
は、箱型のフレーム4と、そのフレーム4の外周を覆う
耐水性および遮光性を有する合成樹脂のシート5とから
成る。
【0014】フレーム4は、荷台1の上面四隅から起立
する四本の支柱6を有し、荷台1の左右において前後で
対向する支柱6の上部間および荷台1の後側において左
右で対向する支柱6の上部間に横桟7が渡され、各横桟
7と支柱6で囲まれた空間が開口部8とされている。
【0015】前記シート5は開口部8を除くフレーム4
の外周全体を覆うようになっている。
【0016】図3および図4に示すように、収納庫3の
内部には各開口部8の上側に設けられた横桟7の背部に
巻取り軸10が設けられている。巻取り軸10は対向す
る一対の支柱6間にわたる長さを有している。この巻取
り軸10は回転自在の支持とされ、その巻取り軸10に
よって開口部8のそれぞれを開閉する開閉体としてのス
クリーン11が巻取られている。また、巻取り軸10は
その内部に組込まれた図示省略のねじりコイルばねによ
ってスクリーン11を巻取る方向の回転力が付与されて
いる。
【0017】前記スクリーン11は耐水性および遮光性
を有する合成樹脂シートから成り、その両側には図5に
示すように、可とう性を有する突条12が設けられてい
る。
【0018】スクリーン11の下端には操作桟13が取
付けられている。操作桟13はスクリーン11の幅方向
に長く延び、その両端部をスライド自在に案内するガイ
ドレール14が各支柱6に取付けられている。
【0019】ガイドレール14は上下方向に長く延び、
その下端は起立状態とされたあおり2の上面と略同一の
高さとされている。ガイドレール14は角筒状のアウタ
ーレール15と、その内部に組込まれたインナーレール
16とから成り、アウターレール15には上下方向に延
びるガイド溝17が形成され、そのガイド溝17に前記
操作桟13の両端部がスライド自在に挿入されている。
【0020】一方、インナーレール16には前記ガイド
溝17と対向する面に上下方向に延びるスクリーン案内
溝18が形成され、その案内溝18に沿ってスクリーン
11の側部が移動自在とされている。案内溝18の開口
部にはスクリーン11の両側縁に設けた前記突条12を
抜け止め状態でスライド自在に案内する係合突条19が
設けられている。
【0021】インナーレール16はアウターレール15
内に組込まれた弾性部材20によってスクリーン11が
幅方向に緊張する方向に押圧され、その押圧によって係
合突条19と突条12の接触部に摩擦力が付与される。
この摩擦力は、巻取り軸10がスクリーン11を巻取る
巻取り力とほぼ同じ大きさとされており、スクリーン1
1を任意の開閉位置で停止保持し得るようになってい
る。
【0022】前記操作桟13はあおり2の上面に重なる
位置まで下降自在とされ、その下降位置において、ロッ
ク機構30によって自動的にロックされる。
【0023】図6乃至図10は、後ろあおり2上に設け
られた操作桟13をロックするロック機構30を示す。
なお、側面あおり2上に設けられた操作桟13をロック
するロック機構は後ろあおり2上に設けられた操作桟1
3をロックするロック機構30と同じであるため、同一
部品に同一に符号を付して説明を省略する。
【0024】ロック機構30は、内部が中空状とされた
操作桟13内の長さ方向のほぼ中央部に操作レバー31
を組み込んでその中央部をピン32で揺動自在に支持
し、その操作レバー31の一端部を操作片部31aと
し、他端部を作用片部31bとし、その作用片部31b
の下縁に折曲片31cを設けている。
【0025】また、操作桟13の内部には操作レバー3
1の作用片部31b側に連動用レバー33を設け、この
連動用レバー33の中途をピン34で揺動自在に支持
し、その連動用レバー33に前記折曲片31cの下面と
対向する連動ピン35を設け、この連動ピン35が折曲
片31cを押し上げて操作レバー31の操作片部31a
が操作桟13の外表面に設けられた指先挿入孔36に臨
む方向に連動用レバー33をスプリング37によって付
勢している。
【0026】さらに、連動用レバー33の両端部に一対
のロッド38の各一端部を連結している。一対のロッド
38は、前部ロッド38aと後部ロッド38bに分割さ
れ、後部ロッド38bの他端部に平面コの字形の連結枠
39を取付け、この連結枠39の対向する側板39aに
ロッド38の軸方向に長い長孔40を形成し、その長孔
40に前部ロッド38aの後端部に設けたピン41を挿
入して、ピン41と長孔40の端部間に前部ロッド38
aと後部ロッド38bの相互間に相対的な移動を可能と
する遊びδを設けている。なお、ロッド38は一本のバ
ー材から成るものであってもよい。
【0027】前部ロッド38aは、操作桟13の両端部
内側に取付けられたレバー支持枠42の端板42aをス
ライド自在に貫通し、その先端部が操作桟13の両端部
に形成されたガイド孔43内にスライド自在に挿入され
ている。
【0028】前記前部ロッド38aにはレバー支持枠4
2内に位置する部分にスプリング44が嵌合され、その
スプリング44は前部ロッド38aを外方向に向けて押
圧している。
【0029】レバー支持枠42内にはロックレバー45
が設けられている。ロックレバー45は前部ロッド38
aを跨ぐL形の一対の側板45aを有し、その一対の側
板45aの一端部がピン46を介してレバー支持枠42
に揺動自在に支持されている。ロックレバー45におけ
る一対の側板45aの他端部は操作桟13の下板に形成
された開口47に対して出没自在とされ、前記ピン46
に支持されたスプリング48は側板45aの他端部に設
けたローラ49が開口47から操作桟13の下方に突出
する方向に向けてロックレバー45を付勢している。
【0030】ロックレバー45における各側板45aの
下縁にはテーパ縁50が設けられ、そのテーパ縁50の
後端側に切欠部51が形成されている。一方、前部ロッ
ド38aには上記切欠部51に対して係合可能な係合ピ
ン52が設けられ、その係合ピン52と切欠部51の係
合によって前部ロッド38aは先端部がガイド孔43内
に没入する状態に保持される。上記係合ピン52はレバ
ー支持枠42の側板に形成された長孔53内にスライド
自在に挿入されている。
【0031】図9に示すように、ガイドレール14の下
端部には前記操作桟13が後ろあおり2の受面としての
上面で支持される下降位置で前記前部ロッド38aの先
端と対向する位置に係合孔54が設けられ、その係合孔
54に前部ロッド38aの先端部が挿入されることによ
って、操作桟13は下降位置で停止保持される。
【0032】図7および図8に示すように、操作桟13
の内部には前記連動用レバー33と前後で対向する位置
にガイド筒60が取付けられている。ガイド筒60内に
はロックバー61がスライド自在に挿入され、そのロッ
クバー61に設けられた操作ピン62は操作桟13の側
板に形成された長孔63内にスライド自在に挿入されて
いる。
【0033】上記ロックバー61は操作ピン62を長孔
63の一端部に当接する位置まで移動したとき、先端部
が操作レバー31に設けられた折曲片31cの下面に対
向して、操作レバー31が揺動されるのを防止する。
【0034】ロックバー61の後端面にはレバー64の
一端部が対向配置されている。このレバー64は操作桟
13に取付けられたシリンダ錠65の外部からの施解錠
操作によって揺動され、上記シリンダ錠65を施錠する
ことによってロックバー61は先端部が折曲片31cの
下面と対向する位置に保持される。
【0035】実施の形態で示す貨物自動車は上記の構造
から成り、図9は操作桟13が最下降位置まで引き下げ
られた状態を示し、ロックレバー45は、他端と後ろあ
おり2の上面の当接によってロック解除位置に保持さ
れ、ロッド38における前部ロッド38aはガイドレー
ル14の下端に設けられた係合孔54に先端部が挿入さ
れ、その前部ロッド38aと係合孔54の係合によって
操作桟13は最下降位置においてロックされている。こ
のとき、前部ロッド38aの後端部に設けられたピン4
1は連結枠39に設けられた長孔40の先端に当接して
いる。
【0036】また、操作レバー31は、図7に示すよう
に、操作端部31aが指先挿入孔36に臨む状態に保持
されている。
【0037】図7に示す状態において、ロックバー61
を同図の右方向に移動させることにより、そのロックバ
ー61の先端部が操作レバー31の折曲片31cの下面
と対向して操作レバー31の揺動を阻止する。
【0038】図7に示すように、ロックバー61が操作
レバー31の折曲片31cの下面から退避するロック解
除位置に保持された状態において、指先挿入孔36に指
先を挿入し、操作レバー31の操作端部31aを引き上
げると、折曲片31cが連動用レバー33の連動ピン3
5を押し下げるため、連動用レバー33が同図の時計方
向に揺動し、一対のロッド38における後部ロッド38
bのそれぞれが引き込まれる。このとき、前部ロッド3
8aの後端部に設けられたピン41は連結枠39の長孔
40の先端に当接しているため、後部ロッド38bの引
き込みによって前部ロッド38aも後部ロッド38bと
同方向に移動して先端部が係合孔54から引き抜かれ、
操作桟13はロックが解除される。
【0039】そこで、操作レバー31の操作端部31a
を引き上げた状態を保つ状態で操作桟13を引き上げる
ことにより、図4に示すように、巻取り軸10がスクリ
ーン11を巻取り、開口部8が開放状態とされる。
【0040】ここで、前記のように、操作レバー31の
操作端部31aを引き上げて前部ロツド38aを係合孔
54から引き抜くと、ロックレバー45の切欠部51が
前部ロッド38aに設けられたピン52と対向する。
【0041】このため、操作桟13を引き上げると、ロ
ックレバー45はスプリング48の弾力により他端が操
作桟13の開口47より突出するロック方向に揺動し、
ロックレバー45の他端が後ろあおり2の上面から離れ
る位置まで操作桟13が引き上げられると、ロックレバ
ー45の切欠部51がピン52に係合し、前部ロッド3
8aは後退位置に保持される。
【0042】したがって、操作桟13の引き上げ途中で
操作レバー31の操作端部31aの引き上げが解除され
ても、前部ロッド38aは係合解除位置に保持される。
【0043】開口部8を開放する状態において、後ろあ
おり2を倒すことにより、開口部8は全開される。その
全開状態において、収納庫3内に対して荷物の積み込
み、あるいは荷おろしを行なう。このとき、開口部8は
一対の支柱6間に形成されているため、間口は広く、そ
の開口部8は荷台1の上面を底とするため、荷物の積み
込み、あるいは荷おろしを容易に行なうことができる。
【0044】荷物の積み込み、あるいは荷おろし後は、
その開口部8を閉鎖する。開口部8の閉鎖に際しては、
後ろあおり2を起こし、その後ろあおり2の上面2aに
ほぼ重なる位置まで操作桟13を引き下げる。
【0045】操作桟13の引き下げによって巻取り軸1
0からスクリーン11が引き出され、そのスクリーン1
1によって開口部8は閉鎖される。
【0046】また、操作桟13を後ろあおり2の上面2
aにほぼ当接する位置まで引き下げると、ロックレバー
45の他端部が後ろあおり2の上面2aに当接する。そ
の当接状態から操作桟13がさらに引き下げられると、
操作桟13とロックレバー45の他端とが相対的に移動
するため、ロックレバー45がロック解除位置に向けて
揺動し、切欠部51が前部ロッド38aのピン52から
外れ、前部ロッド38aはスプリング44の弾力により
外方に向けて移動して、図9に示すように、先端部が係
合孔54に挿入し、前部ロッド38aと係合孔54の係
合によって操作桟13は後ろあおり2の上面2aにほぼ
重なる位置にロックされる。
【0047】このように、操作桟13を後ろあおり2の
上面2aにほぼ重なる位置まで引き下げることにより、
その操作桟13を自動的にロックすることができ、ロッ
ク機構のロック操作の忘れを未然に防止することができ
る。
【0048】実施の形態のように、収納庫3の両側およ
び後側に開口部8を設けることにより、荷台1の左右両
側および後側から荷物の積み込みや荷おろしを行なうこ
とができるので、荷台に対する荷物の積み込みや荷おろ
し作業の容易化を図ることができる。
【0049】また、あおりを起こし、操作桟を引き下げ
て開口部を閉じることにより、荷物を直射日光や雨から
保護する状態で安全に輸送することができる。
【0050】さらに、開口部を開閉するスクリーンは巻
取り式であるため、開放時にはコンパクトな収納状態を
得ることができると共に、そのスクリーンの開閉に要す
る操作力は小さく、スクリーンをきわめて容易に開閉さ
せることができる。
【0051】実施の形態では、収納庫3に設けられた開
口部8の開閉を例にとって説明したが、この発明に係る
開閉装置の使用例はこれに限定されるものではない。例
えば、車庫における入口の開閉用として用いるようにし
てもよい。あるいは電車の窓の日除けとして使用しても
よい。
【0052】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、操
作桟を受面にほぼ当接する位置まで引き下げることによ
り、操作桟を全閉位置において自動的にロックすること
ができ、ロック機構のロック操作の忘れを未然に防止す
ることができる。
【0053】また、操作桟と、その操作桟の昇降動を案
内するガイドレールの相互間でロック機構を設けるよう
にしたので、操作桟を全閉位置で保持する受面側に何も
加工する必要がなく、しかも、ガイドレールの下端部に
ロッドの先端部が挿入する係合孔を設けるだけでよいた
め、加工がきわめて容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る開閉装置を用いた貨物自動車の
斜視図
【図2】図1に示す貨物自動車の収納庫のフレームを示
す斜視図
【図3】図1に示す貨物自動車の縦断正面図
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図
【図5】図3のV−V線に沿った断面図
【図6】貨物自動車に設けられた開閉装置の一部分を示
す正面図
【図7】図6に示す操作桟の内部のロック機構を示す断
面図
【図8】図7の横断平面図
【図9】図7に示すロック機構のロック状態を示す断面
【図10】図9のX−X線に沿った断面図
【符号の説明】
1 荷台 2a 上面(受面) 3 収納庫 8 開口部 10 巻取り軸 11 スクリーン(開閉体) 13 操作桟 14 ガイドレール 31 操作レバー 36 指先挿入孔 37 スプリング 38 ロッド 38a 前部ロッド 38b 後部ロッド δ 遊び 44 スプリング 45 ロックレバー 54 係合孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部の上部に巻取り軸を設け、その巻
    取り軸によって前記開口部を開閉する開閉体を巻取り、
    その開閉体の先端に取付けられた内部中空の操作桟の両
    端部を開口部の両側に設けられた一対のガイドレールに
    よって昇降自在に支持し、前記操作桟の内部には、その
    操作桟の表面に形成された指先挿入孔に操作端部が臨む
    揺動可能な操作レバーと、前記操作端部が指先挿入孔に
    臨む方向に操作レバーを付勢するスプリングと、前記操
    作レバーの揺動に連動して相反する方向に移動し、外側
    方向に向けての移動時に先端部が操作桟の端面より外方
    に突出する一対のロッドと、各ロッドを後退位置におい
    て係止し、操作桟の下面より下方に突出する先端部が操
    作桟を閉鎖位置で受ける受面に当接する状態から操作桟
    がさらに引き下げられたとき揺動してロッドに対する係
    止を解除するロックレバーとを組込み、前記ガイドレー
    ルには操作桟が受面で支持される最下降位置において、
    前記ロッドの先端と対向する位置に係合孔を設けた開閉
    装置。
  2. 【請求項2】 前記各ロッドを前部ロッドと後部ロッド
    に分割し、その前部ロッドと後部ロッドを連結し、その
    連結部間に両ロッドの相対的な移動を可能とする遊びを
    設け、前記前部ロッドをスプリングによって外方向への
    突出性を付与し、この前部ロッドを前記ロックレバーに
    よって係止させるようにした請求項1に記載の開閉装
    置。
  3. 【請求項3】 左右および後方にあおりを有する荷台上
    に箱形の収納庫を設け、この収納庫の両側および背面の
    少なくとも1つに前記荷台の上面を下端とする開口部を
    設け、この開口部を請求項1又は2に記載の開閉装置に
    よって開閉するようにした貨物自動車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008024300A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Wagon Sas 係止手段を有する自動車用の遮蔽装置、および対応する自動車
JP2021011676A (ja) * 2019-07-03 2021-02-04 文化シヤッター株式会社 施錠装置付きシャッター装置

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