JP2002013333A - 蓋部材の錠装置 - Google Patents

蓋部材の錠装置

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JP2002013333A
JP2002013333A JP2000198178A JP2000198178A JP2002013333A JP 2002013333 A JP2002013333 A JP 2002013333A JP 2000198178 A JP2000198178 A JP 2000198178A JP 2000198178 A JP2000198178 A JP 2000198178A JP 2002013333 A JP2002013333 A JP 2002013333A
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locking device
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JP2000198178A
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Yoshiyuki Seki
善之 関
Masakazu Fukuda
正和 福田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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    • E05B83/00Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
    • E05B83/16Locks for luggage compartments, car boot lids or car bonnets
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B83/00Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
    • E05B83/16Locks for luggage compartments, car boot lids or car bonnets
    • E05B83/26Emergency opening means for persons trapped in the luggage compartment
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋部材にて閉鎖された空間側から蓋部材を開
放できる蓋部材の錠装置を提供する。 【解決手段】 錠装置11は収納ケースの蓋部に設け
る。蓋部は収納ケースのケース本体に対して回動可能に
開閉する。ケース本体の開口近傍に引掛部を設ける。錠
装置11は引掛部に対して係合可能な係合部材15と、
引掛部と係合した係合部材15の係合状態を保持する保
持部材28と、蓋部外部から保持部材28の保持機能を
無効化する外部操作レバー23とを備える。さらに錠装
置11は蓋部にて閉鎖される空間から手動操作可能な内
部操作レバー34を備え、内部操作レバー34を操作し
ても保持部材28の保持機能を無効化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋部材の錠装置に
係り、詳しくは収納ケース等の蓋部材に用いる蓋部材の
錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車は消費者の多様な用途に合
わせて、様々なタイプのものが製造されている。特にそ
の内装は、バリエイションが豊富で、例えば、車両内部
の後部に人が入れるほどの容量をもつ収納ケース等を備
えたものがある。このような収納ケースには、回動可能
に開閉する蓋部が上部又は側面に設けられており、その
蓋部には蓋部材の錠装置が設けられている。前記錠装置
には、蓋部外面から操作可能な操作ノブが設けられてお
り、その操作ノブを操作すると、閉鎖状態の蓋部を開放
することができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の蓋部
材の錠装置では、収納ケース内部から操作ノブを操作す
ることができない。そのため、収納ケース内で施錠した
状態で作業する必要が生じた場合、解錠しようとすると
外の人に頼まなければならないので、作業性が悪く不便
であった。
【0004】従って、本発明は、前述した事情に鑑みて
なされたものであって、その目的は蓋部材にて閉鎖され
た空間側から蓋部材を開放できる蓋部材の錠装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、開閉自在に設けられた蓋
部材、又は閉鎖状態の蓋部材と相対する他の部材のいず
れか一方に設けられるとともに、他方に対して係合可能
な係合部材と、前記他方と係合した係合部材の係合状態
を保持する保持部材と、前記保持部材の保持機能を無効
化する、外部操作可能な外部解除部材を含む蓋部材の錠
装置において、前記保持部材に対して、内部解除部材を
蓋部材にて閉鎖される空間側から手動操作可能に設け、
同内部解除部材の操作により保持部材の保持機能を無効
化することを要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記錠装置は、外部からのキー操作により、アンロ
ック方向及びロック方向の作動が可能であるキーロック
機構を備え、前記保持部材は、キーロック機構のアンロ
ック方向及びロック方向の作動により、それぞれ作用位
置と不作用位置との間を選択的に移動可能とし、前記作
用位置は、外部操作された外部解除部材により保持部材
が作動して保持機能が無効化される位置であり、不作用
位置は、外部解除部材の保持部材に対して作用しない位
置であることを要旨とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2において、前記保持部材の周囲には、蓋部材の外
部から保持部材の操作を不能にする外部操作防止部材を
設けたことを要旨とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のうちいずれか1項において、前記内部解除部材
には、過大負荷にて操作された際に、破壊される脆弱部
を設けたことを要旨とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項4におい
て、前記外部操作防止部材は、内部解除部材に係合可能
な係合部を設け、同係合部は過大負荷にて内部解除部材
が操作された際に、同係合部にて係合することにより、
脆弱部に応力集中が生じさせる位置に配置したことを要
旨とする。 (作用)従って、請求項1に記載の発明においては、蓋
部材にて閉鎖される空間側から内部解除部材を手動操作
すると、内部解除部材は保持部材の保持機能を無効化す
る。すると、保持部材は他の部材と係合部材との係合状
態を解除する。すると、蓋部材は開閉自在にされる。
【0010】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の作用に加えて、キー操作にてキーロック機構
をアンロック方向へ作動させると、保持部材は作用位置
に移動される。このとき、外部解除部材を外部操作する
と、保持部材が作動して保持機能が無効化される。一
方、キー操作にてキーロック機構をロック方向へ移動さ
せると、保持部材は不作用位置に移動される。このと
き、外部解除部材を外部操作しても保持部材は作動され
ず、保持部材の保持機能は無効化されない。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の作用に加えて、蓋部材の外部から
保持部材を操作しようとすると、保持部材の周囲に設け
られた外部操作防止部材にて操作を不能にされる。
【0012】請求項4に記載の発明においては、請求項
1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の作用に加え
て、内部解除部材が過大負荷にて操作されると、内部解
除部材の脆弱部が破壊される。すると、内部解除部材以
外における蓋部材の錠装置を構成する他の構成部材は、
過大負荷による操作の被害を受けない。
【0013】請求項5に記載の発明においては、請求項
4に記載の作用に加えて、内部解除部材が過大負荷にて
操作されると、その脆弱部には外部操作防止部材の係合
部と係合して応力集中が生ずる。すると、脆弱部は破壊
される。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化した第1実施形態を図1〜図14に従って説明す
る。
【0015】なお、本実施形態では図5において右方向
をX方向、上方向をZ方向、及び図6において上方向を
Y方向とし、それぞれの方向は互いに直交する。図1
は、自動車内の後部に錠装置11を備えた収納ボックス
12を示している。収納ボックス12は、一側面が開口
したケース本体12aと、その開口部の一側部に対して
回動可能に支持された蓋部12bから構成されている。
前記ケース本体12aは他の部材に相当し、前記蓋部1
2bは蓋部材に相当する。
【0016】錠装置11は蓋部12bに設けられてお
り、蓋部12bを閉鎖した際に、ケース本体12aの開
口近傍に設けられた棒状をなす引掛部13と相対するよ
うになっている。図3に示すように、錠装置11はボッ
クス体20を備えている。図5に示すように、ボックス
体20のX側は、反Z方向側に開口を備えるとともに、
残りの5方向が側壁に区画された略四角箱状をなす第1
ボックス部100とされている。また、ボックス体20
の反X側は、Z方向側に開口を備えるとともに、残りの
5方向が側壁に区画された略四角箱状をなす第2ボック
ス部200とされている。
【0017】前記第1ボックス部100のX側側壁及び
第2ボックス部200の反X側側壁にはネジ穴18a,
19aを備えたボス18,19がそれぞれ設けられてい
る。図6に示すように、前記ボックス体20は、蓋部1
2bに対して一対のボルト24がネジ穴18a,19a
に螺合されることにより締付け固定されている。
【0018】図4に示すように、第1ボックス部100
のY側側面には逆L字状をなす突出部14が突出形成さ
れている。突出部14の幅方向の中央部において、Y方
向に延びる部分から反Z方向に延びる部分までは、スリ
ットKが形成されている。又、図8に示すように、前記
スリットKに対応するボックス体20のY側側壁には、
反Z方向へ向け開口する溝20aが形成されている。
【0019】スリットKを挟んで突出部14の基端には
支軸16が挿通固定され、同支軸16には前記溝20a
及びスリットK内を移動可能な係合部材15の中央部が
回動可能に支持されている。前記係合部材15の反Y側
端部には係止突片15cが反Y方向へ向け突出形成され
ている。
【0020】図9に示すように、第1ボックス部100
内において前記突出部14の基端部に対応したZ側側壁
は係止壁20bとされ、同係止壁20bは係合部材15
の係止突片15cと当接可能にされている(図10参
照)。本実施形態では、図10に示すように、係止突片
15cが係止壁20bに係止している際の係合部材15
の位置を解除位置という。また、図9に示すように、前
記係合部材15の係止突片15cが後述する長尺部28
bに係止している際の係合部材15の位置を係合位置と
いう。
【0021】前記支軸16にはコイルバネ17が巻装さ
れている。同コイルバネ17の両端が突出部14に係止
され、中央部が係合部材15に係止されることにより、
係合部材15は、同支軸16を中心として係合部解除方
向a(図9において反時計回り方向)へ向け付勢されて
いる。
【0022】前記係合部材15は中央部からY側端部へ
向け延設された係合溝15aが形成され、二股状に形成
されている。前記係合溝15aはY方向側端部にて開口
されている。係合溝15aには前記引掛部13が係入可
能とされている。
【0023】図9に示すように、係合部材15の二股状
に分岐した分岐端部においてZ側の分岐端部先端から当
接部15bが突出されている。同当接部15bは係合部
材15が解除位置(図10参照)に位置しているとき
に、略Y方向に向かうように斜状に延出され、かつ、常
時スリットK内に配置されるように形成されている。
【0024】このため、蓋部12bを閉鎖する際に、引
掛部13にて同当接部15bは押圧可能とされ、係合部
材15は支軸16を中心として係合部係合方向b(図1
0において時計回り方向)に回動されるようになってい
る。
【0025】第1ボックス部100の反Y側側壁は係止
壁20cとされている。図5,8に示すように、第1ボ
ックス部100のZ側側部及び第2ボックス部200の
反X側側壁には、貫通孔21aを有する一対の延出片2
1がZ方向へ向け突出形成されており、延出片21の貫
通孔21aには支持軸22が回動自在に挿通されてい
る。
【0026】前記支持軸22の両端には一対の連結片2
3aを介して外部解除部材としての外部操作レバー23
が一体に固定され、同外部操作レバー23は支持軸22
とともに延出片21に対して相対回動可能とされてい
る。なお、図2において、前記支持軸22を中心として
外部操作レバー23の操作端部がZ方向へ回動する方向
を外部操作解除方向cとし、逆に、外部操作レバー23
の操作端部が反Z方向へ回動する方向を外部操作戻り方
向dとする。
【0027】図4に示すように、前記外部操作レバー2
3のX方向中央近傍には押圧片23bが反Z方向へ向け
突出形成され、同押圧片23bは第2ボックス部200
の開口内に挿入されている。そして、同押圧片23b
は、外部操作レバー23が外部操作戻り方向dに回動操
作した際に、第2ボックス部200のY側側壁に係止す
るようにされている。
【0028】ボス18の基端には取付板50が一体に形
成され、同取付板50にはキーロックケース25が一体
に連結されている。キーロックケース25の反X側側面
と外部操作レバー23のX側側面との間にはクリアラン
スCLが設けられている。
【0029】前記キーロックケース25内にはキーロッ
ク機構が内装されている。キーロック機構は公知の構成
であるため、詳説はしないが、キーロック機構の一部を
構成するロータ26がZ方向に沿うように設けられてい
る。そして、ロータ26のキー溝26a内に正規キーを
挿入してロック方向eに回動すると、ロータ26が図7
(b)において、その軸心Oを中心として反時計回り方
向に回動するようにされ、回動後、正規キーを抜いた際
には、ロータ26が回動しないロック状態となる。ロッ
ク状態のロータ26の位置をロック位置という。又、正
規キーを挿入してアンロック方向fに回動すると、前記
ロータ26が図7(a)において、時計回り方向に回動
され、ロック解除状態となる。このロック解除状態の位
置をロータ26の位置をアンロック位置という。
【0030】同ロータ26はZ側端部がキーロックケー
ス25のZ側側面に対して面一になるようにされ、ま
た、反Z側端部が取付板50の反Z側側面に対して若干
突出するようにされている。前記取付板50の反Z側側
面において、Y側端部中央近傍には当接突起50aが突
出形成され、前記ロータ26の外周に相対した部分には
ロータ26の軸心Oを中心とした所定角度範囲を有する
円弧状の凹所50bが凹設されている。
【0031】前記ロータ26の反Z端部側部には凹所5
0b内に相対するように回動規制片27が突出形成され
ている。回動規制片27は、凹所50bの両端側部に当
接することにより、ロータ26の回動を規制し、ロータ
26のアンロック位置、ロック位置を決定するようにさ
れている。図7(a)は、アンロック位置を示し、図7
(b)はロック位置を示している。前記回動規制片27
は取付板50の反Z側側面よりもZ側に位置するように
されている。
【0032】ロータ26の反Z側側面において、軸心O
からオフセットした位置には固定軸26bが反Z方向へ
向け突出形成されている。前記固定軸26bには保持部
材28が設けられている。
【0033】前記保持部材28は平面視略L字状に形成
されており、その短尺部28aがY方向に沿うように形
成され、その長尺部28bがX方向に沿うように形成さ
れている。前記短尺部28aの反Y側端部近傍には貫通
孔29が設けられ、同貫通孔29には固定軸26bに対
して回動自在に連結されている。なお、以下、前記保持
部材28の図11おける反時計回り方向を保持部解除方
向gといい、時計回り方向を保持部係合方向hという。
同短尺部28aの基端部は長尺部28bの基端部と一体
に連結されている。
【0034】前記長尺部28bの基端部には当接片30
がY方向へ向け突出形成され、同当接片30は前記当接
突起50aに対して当接可能とされている。長尺部28
bは第1ボックス部100のX側側壁とZ側側壁間に設
けられたガイド溝51、及び第1ボックス部100と第
2ボックス部200間の側壁のガイド溝52を介して第
2ボックス部200内に挿入されている。前記ガイド溝
52は係止壁20cまで延設されている。
【0035】第2ボックス部200内において、前記長
尺部28bの先端部近傍に係止爪31が反Y方向へ向け
突出形成され、同係止爪31は保持部材28が保持部解
除方向gに回動した際に前記係止壁20cに係止可能な
位置まで移動するようになっている。また、長尺部28
bの先端部は被押圧部32となっており、図11に示す
ように、ロータ26がアンロック位置に位置する際に
は、外部操作レバー23の押圧片23bの先端部から反
Y側の移動軌跡上の位置に配置されている。このときの
保持部材28の位置を作用位置という。
【0036】図11に示すように作用位置に位置した保
持部材28が、保持部解除方向gに移動し、係合部材1
5との係合が解除された位置に移動した際、保持部材2
8はその係止爪31が第2ボックス部200の反Y側側
壁に設けられた係合溝53内に係入されるように配置さ
れている。図12に示すように、この係合溝53内に係
止爪31がに係入されることにより、保持部材28は、
X方向側に移動しようとした際、係止壁20cに係止
し、ロータ26をロック方向eへ移動できないようにな
っている。
【0037】又、図13に示すように、保持部材28
は、ロータ26がロック位置に位置する際には、被押圧
部32が押圧片23bの先端部の移動軌跡上に位置しな
いようにX方向側へ退出した位置に配置される。このと
きの保持部材28の位置を不作用位置という。前記保持
部材28が不作用位置に位置している際には、保持部材
28の当接片30と取付板50の当接突起50aとが当
接するようになっている。この当接片30と当接突起5
0aとの当接により、保持部材28が不作用位置からX
方向側への移動を防ぐようになっている。
【0038】なお、図8に示すように前記支持軸22に
はコイルバネ33が巻装されており、同コイルバネ33
の一端部は押圧片23bの反Y側側面に当接し、外部操
作レバー23を外部操作戻り方向dへ向け付勢させてい
る。また、前記コイルバネ33の他端部は図4及び図1
1,12に示すように長尺部28bの反Y側側面に当接
し、保持部材28を保持部係合方向hへ向け付勢させて
いる。このコイルバネ33,17の付勢により、図9に
示すように作用位置又は不作用位置に位置する保持部材
28の長尺部28bは、係合位置に位置する係止突片1
5cのZ面側及び係止突片15cの基端側近傍の段部1
5dに相対的に押圧した状態で当接されている。
【0039】又、作用位置又は不作用位置に位置した保
持部材28(長尺部28b)が、図9において、反Y方
向に移動すると、係合部材15の係止突片15cとの係
合状態が解除され、係合部材15はコイルバネ17の付
勢により、係合部解除方向aに回動し、解除位置(図1
0参照)まで移動する。
【0040】前記短尺部28aには内部解除部材として
の内部操作レバー34がX方向へ向け延設されている。
同内部操作レバー34は蓋部12bを閉鎖状態の際に、
蓋部12bにて閉鎖される空間側から手動操作可能とな
っている。前記内部操作レバー34は保持部材28と一
体となって固定軸26bに対して回動可能となってい
る。
【0041】次に、上記第1実施形態のように構成され
た錠装置11の作用について説明する。 <ロータ26がアンロック状態において、外部操作レバ
ー23にて蓋部12bを閉鎖状態から開放状態にする場
合>なお、この場合、係合部材15は係合位置に位置
し、保持部材28は作用位置に位置し、外部操作レバー
23の押圧片23bは第2ボックス部200のY側側壁
に係止されているものとする。
【0042】図2に示すように、外部操作レバー23を
外部操作解除方向cへ回動させると、図11に示すよう
に外部操作レバー23の押圧片23bは保持部材28の
被押圧部32を略反Y方向に押圧する。すると、保持部
材28は保持部解除方向gへ移動し、係合部材15との
係合が解除される。そして、保持部材28との係合が解
除された係合部材15はコイルバネ17の付勢により、
係合位置(図9参照)から解除位置(図10参照)に移
動される。すると、引掛部13は係合溝15aとの係合
状態から開放される。このため、蓋部12bはケース本
体12aに対して開放可能となる。
【0043】<蓋部12bを開放状態から閉鎖状態にす
る場合>なお、この場合、係合部材15は解除位置に位
置し、保持部材28はコイルバネ33の付勢にて解除位
置に位置した係合部材15の係止突片15cの反Z側側
部外周に当接し、ロータ26はアンロック位置に位置し
ているものとする。
【0044】蓋部12bを閉鎖させると、収納ボックス
12の引掛部13に対して係合部材15の当接部15b
が当接する(図10参照)。すると、係合部材15は引
掛部13にて相対的に押圧され、支軸16を中心にコイ
ルバネ17の付勢に抗して係合部係合方向bに回動さ
れ、前記引掛部13と係合溝15aとが係合される(図
9参照)。そして、この係合部材15の係合位置への移
動により、係止突片15cが長尺部28bのY方向上面
の移動軌跡から待避するため、保持部材28はコイルバ
ネ33の付勢にて保持部係合方向hへ移動される。する
と、保持部材28は作用位置(図11参照)に位置さ
れ、係合部材15の係止突片15cは長尺部28bに係
止することにより係合位置(図9参照)に位置される。
【0045】<ロータ26がロック状態において、外部
操作レバー23を操作して蓋部12bを開放しようとす
る場合>なお、この場合、係合部材15は係合位置に位
置し、保持部材28は不作用位置に位置し、外部操作レ
バー23の押圧片23bは第2ボックス部200のY側
側壁に係止されているものとする。
【0046】図13に示すように、この場合、保持部材
28の被押圧部32は、外部操作レバー23の押圧片2
3bの反Y側移動軌跡よりもX側に位置している。この
結果、外部操作レバー23を外部操作解除方向cへ回動
させても、外部操作レバー23の押圧片23bは保持部
材28の被押圧部32を押圧できない。従って、外部操
作レバー23を操作しても蓋部12bは開放されない。
【0047】<ロータ26がアンロック状態において、
内部操作レバー34にて蓋部12bを閉鎖状態から開放
状態にする場合>なお、この場合、係合部材15は係合
位置に位置し、保持部材28は作用位置に位置している
ものとする。
【0048】図11に示すように、内部操作レバー34
を保持部解除方向gへ回動させると、保持部材28は保
持部解除方向gへ移動し、係合部材15との係合が解除
される。そして、保持部材28との係合が解除された係
合部材15はコイルバネ17の付勢により、係合位置
(図9参照)から解除位置(図10参照)に移動され
る。すると、引掛部13は係合溝15aとの係合状態か
ら開放され、蓋部12bは開放可能になる。
【0049】<ロータ26がロック状態において、内部
操作レバー34にて蓋部12bを閉鎖状態から開放状態
にする場合>なお、この場合、係合部材15は係合位置
に位置し、保持部材28は不作用位置に位置しているも
のとする。
【0050】この場合、上記「ロータ26がアンロック
状態において、内部操作レバー34にて蓋部12bを閉
鎖状態から開放状態にする場合」と同様の作用を奏す
る。従って、上記第1実施形態の錠装置11によれば、
以下のような効果を得ることができる。
【0051】(1)本実施形態の錠装置11には、蓋部
12bにて閉鎖される空間から錠装置11を手動操作可
能な内部操作レバー34を設けている。従って、蓋部1
2bが錠装置11にて閉鎖された状態の収納ボックス1
2内で、作業する必要が生じた場合、収納ボックス12
内で作業している人は外の人に頼まなくても蓋部12b
を開放でき、作業性がよい。
【0052】(2)本実施形態では、キーロック機構の
ロータ26がアンロック状態及びロック状態の何れの状
態おいても、内部操作レバー34にて保持部材28を保
持部解除方向gへ移動させ、係合部材15を係合位置
(図9参照)から解除位置(図10参照)に移動でき
る。この結果、解除位置に位置した係合部材15の係合
溝15aはケース本体12aの引掛部13との係合が解
除されるため、たとえキーロック機構がロック方向eに
作動していても、蓋部12bにて閉鎖される空間から内
部操作レバー34にて蓋部12bを開放できる。
【0053】(第2実施形態)以下、本発明を具体化し
た第2実施形態を図15〜図20に従って説明する。な
お、第2実施形態では、前記第1実施形態の錠装置11
に新たな機能を加えたものであり、前記第1実施形態と
同様の構成については、同一符号を付して、その詳細な
説明を省略し、異なるところのみを説明する。
【0054】本実施形態の錠装置40は取付板50の反
Z側側面に外部操作防止部材41が固定されている。前
記外部操作防止部材41は保持部材28に対してZ側に
位置している。外部操作防止部材41の略中央部に設け
られた貫通孔41aには前記ロータ26の反Z側端部が
挿入され、外部操作防止部材41のY側端部には前記当
接突起50aが突出されている。
【0055】外部操作防止部材41の反X側端部はクリ
アランスCLに相対する防壁部41cとなっており、防
壁部41cのY方向幅は、前記保持部材28の長尺部2
8bの移動軌跡をZ側からカバーするように形成されて
いる。この結果、図15,16に示すように、蓋部12
bの外部から前記クリアランスCL内に棒などを挿入
し、その棒にて保持部材28を操作しようとしても防壁
部41cに阻まれて操作不能となっている。
【0056】前記外部操作防止部材41のX側端部に
は、反Y方向へ向け開口する係合溝41eを挟んで係合
部としての係合片41dが形成されている。前記係合片
41dは前記外部操作防止部材41に対して若干反Z側
に位置されている。前記内部操作レバー34の先端部は
係合溝41eを貫通し、係合片41dよりも先端がX方
向へ延出されている。また、図18,20に示すよう
に、同係合溝41eは保持部材28の回動操作を許容す
る長さを備えている。
【0057】内部操作レバー34は、保持部材28が作
用位置(図17参照)に位置している際の係合片41d
のX側側面に対応する部位にY側側面及び反Y側側面の
両側面に切欠きを備えた脆弱部34aが設けられてい
る。又、内部操作レバー34は、保持部材28が不作用
位置(図19参照)に位置している際の係合片41dの
X側側面に対応する部位にY側側面及び反Y側側面の両
側面に切欠きを備えた脆弱部34bが設けられている。
【0058】本実施形態の錠装置40では、前記第1実
施形態の錠装置11と同様の作用を奏するとともに以下
の作用を奏する。なお、前記第1実施形態と同様の作用
の説明については省略する。
【0059】蓋部12bの外部から図16に示すクリア
ランスCL内に例えば棒などを挿入し、保持部材28を
操作しようとすると、外部操作防止部材41の防壁部4
1cにてその操作を阻まれる。仮に、外部操作防止部材
41がない場合、ロータ26がロック状態にもかかわら
ずクリアランスCL内に棒などが挿入され、保持部材2
8を回動操作し蓋部12bを開放されてしまうおそれが
ある。
【0060】図17に示すように、前記保持部材28が
作用位置に位置している際において、内部操作レバー3
4を過大負荷にて反Z方向へ操作した場合、外部操作防
止部材41の係合片41dと係合した際に、脆弱部34
aにおいて応力集中を受け破壊される。この結果、前記
過大負荷の影響が内部操作レバー34以外の錠装置40
を構成する部材に及ぶことがない。この結果、過大負荷
にて内部操作レバー34以外の錠装置40を構成する部
材が破壊されることがない。なお、図19に示すよう
に、保持部材28が不作用位置に位置している際におい
ても、同様に外部操作防止部材41の係合片41dと係
合した際に、脆弱部34bにおいて、応力集中を受け破
壊される。
【0061】従って、上記第2実施形態の錠装置40に
よれば、前記第1実施形態における(1)、(2)の効
果に加えて、以下のような効果を得ることができる。 (1)本実施形態では、蓋部12bの外方において、ク
リアランスCLから棒などの侵入を防ぐ外部操作防止部
材41を設けている。従って、ロータ26がロック状態
時において、クリアランスCL内に棒などが侵入されて
も、保持部材28は操作が不能であるため蓋部12bが
開放されることはない。
【0062】(2)本実施形態では、内部操作レバー3
4に脆弱部34a,34bを設けている。従って、内部
操作レバー34を過大負荷にて反Z方向へ操作させる
と、内部操作レバー34は脆弱部34a又は脆弱部34
bにて破壊されるが、内部操作レバー34以外の錠装置
40を構成する部材にはその過大負荷の影響が及ぶこと
がない。
【0063】(3)本実施形態では、脆弱部34a及び
脆弱部34bに係合するように係合片41dを設けた。
従って、内部操作レバー34を過大負荷にて反Z方向へ
操作させた際に、脆弱部34a及び脆弱部34bに対し
て応力集中が生じさせ、効率よく内部操作レバー34を
破壊できる。 (他の実施形態)なお、上記各実施形態は以下のような
他の実施形態に変更して具体化してもよい。
【0064】・前記各実施形態では、錠装置11を蓋部
12bに対して設け、錠装置11の係合部材15と係合
する引掛部13をケース本体12aに設けていた。しか
し、錠装置11をケース本体12aに設け、係合部材1
5と係合する引掛部13を蓋部12bに設けてもよい。
【0065】・前記第2実施形態では、脆弱部34a及
び脆弱部34bは内部操作レバー34におけるY側側面
及び反Y側側面から切欠きを形成することにより設け
た。これに限らず脆弱部34a及び脆弱部34bは内部
操作レバー34における他の部位より断面積が小さくな
るようにされていればどのような形状でもよい。例え
ば、内部操作レバー34におけるZ側側面に切欠きを形
成しその部位を脆弱部34a又は脆弱部34bとしても
よい。
【0066】・前記第2実施形態において、係合片41
dを省略してもよい。 ・前記第2実施形態において、防壁部41cを省略して
もよい。
【0067】
【発明の効果】請求項1〜5に記載の発明によれば、蓋
部材にて閉鎖される空間側から閉鎖状態の蓋部材を開放
できる。
【0068】請求項2に記載の発明によれば、キーロッ
ク機構をロック方向に作動させると、保持部材は不作用
位置に位置し、外部操作解除部材の外部操作にて保持機
能が無効化されない。
【0069】請求項3に記載の発明によれば、蓋部材の
外部から保持部材が操作されることを防止できる。請求
項4に記載の発明によれば、内部解除部材が過大負荷に
て操作された際に、内部解除部材が脆弱部にて破壊され
るため、内部解除部材以外の、蓋部材の錠装置を構成す
る他の構成部材に、過大負荷による破壊などの悪影響を
防止できる。
【0070】請求項5に記載の発明によれば、内部解除
部材が過大負荷にて操作されると、脆弱部に応力集中が
生ずるため確実に脆弱部にて内部解除部材を破壊するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態における自動車車内を示す概略
図。
【図2】 第1実施形態における錠装置の概略斜視図。
【図3】 第1実施形態における錠装置の斜視図。
【図4】 第1実施形態における錠装置の部分断面斜視
図。
【図5】 図3のボックス体におけるA−A矢視断面
図。
【図6】 第1実施形態における錠装置と蓋部との関係
を示す説明図。
【図7】 (a)は、第1実施形態におけるロータの固
定軸がアンロック位置に位置することを示す平面図。
(b)は、第1実施形態におけるロータの固定軸がロッ
ク位置に位置することを示す平面図。
【図8】 第1実施形態における外部操作レバーを示す
部分断面図。
【図9】 第1実施形態における係合部材が係合位置に
位置することを示す部分断面図。
【図10】 第1実施形態における係合部材が解除位置
に位置することを示す部分断面図。
【図11】 第1実施形態における保持部材が作用位置
に位置することを示す概略説明図。
【図12】 第1実施形態における保持部材と係合部材
との係合解除を示す概略説明図。
【図13】 第1実施形態における保持部材が不作用位
置に位置することを示す概略説明図。
【図14】 第1実施形態における保持部材と係合部材
との係合解除を示す概略説明図。
【図15】 第2実施形態における錠装置の部分断面斜
視図。
【図16】 第2実施形態における錠装置のクリアラン
スを示す平面図。
【図17】 第2実施形態における保持部材が作用位置
に位置することを示す概略説明図。
【図18】 第2実施形態における保持部材と係合部材
との係合解除を示す概略説明図。
【図19】 第2実施形態における保持部材が不作用位
置に位置することを示す概略説明図。
【図20】 第2実施形態における保持部材と係合部材
との係合解除を示す概略説明図。
【符号の説明】
11,40…蓋部材の錠装置としての錠装置、12a…
他の部材としてのケース本体、12b…蓋部材としての
蓋部、15…係合部材、23…外部解除部材としての外
部操作レバー、28…保持部材、34…内部解除部材と
しての内部操作レバー、34a,34b…脆弱部、41
…外部操作防止部材、41d…係合部としての係合片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA21 HH02 JJ00 KK01 LL14 NN02 PP04 PP05 PP11 PP15 QQ09 3D022 BA12 BB03 BB04 BC09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉自在に設けられた蓋部材、又は閉鎖
    状態の蓋部材と相対する他の部材のいずれか一方に設け
    られるとともに、他方に対して係合可能な係合部材と、
    前記他方と係合した係合部材の係合状態を保持する保持
    部材と、前記保持部材の保持機能を無効化する、外部操
    作可能な外部解除部材を含む蓋部材の錠装置において、 前記保持部材に対して、内部解除部材を蓋部材にて閉鎖
    される空間側から手動操作可能に設け、同内部解除部材
    の操作により保持部材の保持機能を無効化することを特
    徴とする蓋部材の錠装置。
  2. 【請求項2】 前記錠装置は、外部からのキー操作によ
    り、アンロック方向及びロック方向の作動が可能である
    キーロック機構を備え、 前記保持部材は、キーロック機構のアンロック方向及び
    ロック方向の作動により、それぞれ作用位置と不作用位
    置との間を選択的に移動可能とし、 前記作用位置は、外部操作された外部解除部材により保
    持部材が作動して保持機能が無効化される位置であり、 不作用位置は、外部解除部材の保持部材に対して作用し
    ない位置であることを特徴とする請求項1に記載の蓋部
    材の錠装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部材の周囲には、蓋部材の外部
    から保持部材の操作を不能にする外部操作防止部材を設
    けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蓋
    部材の錠装置。
  4. 【請求項4】 前記内部解除部材には、過大負荷にて操
    作された際に、破壊される脆弱部を設けたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の
    蓋部材の錠装置。
  5. 【請求項5】 前記外部操作防止部材は、内部解除部材
    に係合可能な係合部を設け、同係合部は過大負荷にて内
    部解除部材が操作された際に、同係合部にて係合するこ
    とにより、脆弱部に応力集中が生じさせる位置に配置し
    たことを特徴とする請求項4に記載の蓋部材の錠装置。
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