JP2002012100A - 車両制御装置 - Google Patents
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/037—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for occupant comfort, e.g. for automatic adjustment of appliances according to personal settings, e.g. seats, mirrors, steering wheel
- B60R16/0373—Voice control
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/02—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
- F16H61/0202—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
- F16H61/0204—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signal
- F16H61/0213—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signal characterised by the method for generating shift signals
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W2540/00—Input parameters relating to occupants
- B60W2540/21—Voice
Abstract
(57)【要約】
【課題】 運転者がステアリングホイールから手を離す
ことなく車載制御システム（例えばエアコン、ワイパー
等）を制御することができる車両制御装置を提供するこ
と。 【解決手段】 運転者の音背による制御指令を入力する
音声入力手段と、該音声入力手段に入力された音声信号
を認識する音声認識手段と、該音声認識手段により認識
された制御指令を運転者が視認できる位置に表示する表
示手段と、該表示手段により表示された内容を運転者が
確認し、運転者の意図する制御指令と一致している場合
は運転者による許可操作により制御指令の出力を許可す
る制御許可判断手段と、前記制御許可判断手段による許
可判断時、制御指令に基づいて制御を実行する車載制御
システムと、を備えていることとした。
ことなく車載制御システム（例えばエアコン、ワイパー
等）を制御することができる車両制御装置を提供するこ
と。 【解決手段】 運転者の音背による制御指令を入力する
音声入力手段と、該音声入力手段に入力された音声信号
を認識する音声認識手段と、該音声認識手段により認識
された制御指令を運転者が視認できる位置に表示する表
示手段と、該表示手段により表示された内容を運転者が
確認し、運転者の意図する制御指令と一致している場合
は運転者による許可操作により制御指令の出力を許可す
る制御許可判断手段と、前記制御許可判断手段による許
可判断時、制御指令に基づいて制御を実行する車載制御
システムと、を備えていることとした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両装備機器を制
御する車両制御装置であって、特に音声による自動変速
機の変速制御装置に関する。
御する車両制御装置であって、特に音声による自動変速
機の変速制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動変速機の変速制御装置におい
ては、例えば特開平８−１７８０００号公報に記載の技
術が知られている。この従来技術は、無段変速機の変速
比を運転状態に応じて定まる目標変速比に制御する自動
変速モードと、シフトノブのＤレンジ等の横に設けら
れ、手動で設定される目標変速比に制御するマニュアル
モードとを備えている。そして、マニュアルモードによ
り運転者の指定した変速比への変速を行うことができる
よう構成されている。
ては、例えば特開平８−１７８０００号公報に記載の技
術が知られている。この従来技術は、無段変速機の変速
比を運転状態に応じて定まる目標変速比に制御する自動
変速モードと、シフトノブのＤレンジ等の横に設けら
れ、手動で設定される目標変速比に制御するマニュアル
モードとを備えている。そして、マニュアルモードによ
り運転者の指定した変速比への変速を行うことができる
よう構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術にあっては、運転者が変速するためにステアリ
ングホイールから手を離し、シフトレバーをマニュアル
モード側に移動し、シフトレバーを前後に操作しなけれ
ばならず、大きな手の動きを伴って変速しなければなら
ないという問題があった。特に、スポーツ走行中におい
ては、ステアリングホイールの切り返し等が頻繁に行わ
れるため、極力ステアリングホイールから手を離さない
ことが望ましい。また、シフトレバーに限らず、例えば
エアコンの温度調整やワイパー，前照灯等ステアリング
ホイールから一旦手を離して操作する車両装備機器類を
操作する場合においても同様の問題があった。
従来技術にあっては、運転者が変速するためにステアリ
ングホイールから手を離し、シフトレバーをマニュアル
モード側に移動し、シフトレバーを前後に操作しなけれ
ばならず、大きな手の動きを伴って変速しなければなら
ないという問題があった。特に、スポーツ走行中におい
ては、ステアリングホイールの切り返し等が頻繁に行わ
れるため、極力ステアリングホイールから手を離さない
ことが望ましい。また、シフトレバーに限らず、例えば
エアコンの温度調整やワイパー，前照灯等ステアリング
ホイールから一旦手を離して操作する車両装備機器類を
操作する場合においても同様の問題があった。
【０００４】本発明は、上述のような問題点に着目して
なされたもので、特に運転者がステアリングホイールか
ら手を離すことなく車載装備システムを制御することが
できる車両制御装置を提供することを目的とする。
なされたもので、特に運転者がステアリングホイールか
ら手を離すことなく車載装備システムを制御することが
できる車両制御装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明で
は、運転者の音声による制御指令を入力する音声入力手
段と、該音声入力手段に入力された音声信号を認識する
音声認識手段と、該音声認識手段により認識された制御
指令を運転者が視認できる位置に表示する表示手段と、
該表示手段により表示された内容を運転者が確認し、運
転者の意図する制御指令と一致している場合は運転者に
よる許可操作により制御指令の出力を許可する制御許可
判断手段と、前記制御許可判断手段による許可判断時、
制御指令に基づいて制御を実行する車載制御システム
と、を備えていることを特徴とする。
は、運転者の音声による制御指令を入力する音声入力手
段と、該音声入力手段に入力された音声信号を認識する
音声認識手段と、該音声認識手段により認識された制御
指令を運転者が視認できる位置に表示する表示手段と、
該表示手段により表示された内容を運転者が確認し、運
転者の意図する制御指令と一致している場合は運転者に
よる許可操作により制御指令の出力を許可する制御許可
判断手段と、前記制御許可判断手段による許可判断時、
制御指令に基づいて制御を実行する車載制御システム
と、を備えていることを特徴とする。
【０００６】請求項２に記載の発明では、請求項１に記
載の車両制御装置において、前記音声認識手段が音声信
号を認識した時点以降に作動を開始するタイマと、前記
タイマによる作動時間が、運転者による許可操作が行わ
れることなくあらかじめ設定さえた設定時間を経過した
ときは制御指令を出力しない制御取り消し手段とを設け
たことを特徴とする。
載の車両制御装置において、前記音声認識手段が音声信
号を認識した時点以降に作動を開始するタイマと、前記
タイマによる作動時間が、運転者による許可操作が行わ
れることなくあらかじめ設定さえた設定時間を経過した
ときは制御指令を出力しない制御取り消し手段とを設け
たことを特徴とする。
【０００７】請求項３に記載の発明では、請求項１また
は２に記載の車両制御装置において、前記制御許可判断
手段を、ステアリングホイールに設けた許可スイッチと
したことを特徴とする。
は２に記載の車両制御装置において、前記制御許可判断
手段を、ステアリングホイールに設けた許可スイッチと
したことを特徴とする。
【０００８】請求項４に記載の発明では、請求項１ない
し３に記載の車両制御装置において、前記車載制御シス
テムを、自動変速機の変速制御システムとしたことを特
徴とする。
し３に記載の車両制御装置において、前記車載制御シス
テムを、自動変速機の変速制御システムとしたことを特
徴とする。
【０００９】
【発明の作用及び効果】請求項１記載の車両制御装置に
おいては、音声入力手段において、運転者の音声による
制御指令が入力され、音声認識手段において、この入力
された音声信号を認識する。そして、表示手段におい
て、音声認識手段により認識された制御指令が運転者の
視認できる位置に表示される。この表示手段により表示
された信号が運転者により確認され、運転者の意図する
制御指令と一致している場合は、制御許可判断手段にお
いて、運転者による許可操作により制御指令の出力が許
可される。ここで、制御が許可されると、車載制御シス
テムにおいて、制御指令に基づいた制御が実行される。
よって、従来手を使って操作及び制御を行っていた車載
制御システムを音声により操作及び制御することで、ス
テアリングホイールから手を離す必要が無く、より安全
に運転することができる。また、１つの許可スイッチに
よって複数の操作及び制御を実行することが可能とな
り、構成をコンパクトにすることができる。
おいては、音声入力手段において、運転者の音声による
制御指令が入力され、音声認識手段において、この入力
された音声信号を認識する。そして、表示手段におい
て、音声認識手段により認識された制御指令が運転者の
視認できる位置に表示される。この表示手段により表示
された信号が運転者により確認され、運転者の意図する
制御指令と一致している場合は、制御許可判断手段にお
いて、運転者による許可操作により制御指令の出力が許
可される。ここで、制御が許可されると、車載制御シス
テムにおいて、制御指令に基づいた制御が実行される。
よって、従来手を使って操作及び制御を行っていた車載
制御システムを音声により操作及び制御することで、ス
テアリングホイールから手を離す必要が無く、より安全
に運転することができる。また、１つの許可スイッチに
よって複数の操作及び制御を実行することが可能とな
り、構成をコンパクトにすることができる。
【００１０】請求項２記載の車両制御装置では、音声認
識手段が音声信号を認識した時点以降に作動を開始する
タイマが備えられており、タイマによる作動時間が運転
者による許可操作が行われることなく予め設定された設
定時間を経過したときは、制御取消手段において、制御
指令が取り消される。これにより、認識手段において誤
った信号を認識した場合、運転者の動作を必要とするこ
となく誤認信号を取り消すことができる。
識手段が音声信号を認識した時点以降に作動を開始する
タイマが備えられており、タイマによる作動時間が運転
者による許可操作が行われることなく予め設定された設
定時間を経過したときは、制御取消手段において、制御
指令が取り消される。これにより、認識手段において誤
った信号を認識した場合、運転者の動作を必要とするこ
となく誤認信号を取り消すことができる。
【００１１】請求項３に記載の車両制御装置では、制御
許可判断手段が、ステアリングホイールに設けた許可ス
イッチとされている。よって、運転者がステアリングホ
イールから手を離すことなく許可スイッチを操作するこ
とが可能となり、より安全に運転することができる。
許可判断手段が、ステアリングホイールに設けた許可ス
イッチとされている。よって、運転者がステアリングホ
イールから手を離すことなく許可スイッチを操作するこ
とが可能となり、より安全に運転することができる。
【００１２】請求項４に記載の車両制御装置では、車載
制御システムが、自動変速機の変速制御システムとされ
ている。すなわち、従来技術の自動変速機において、運
転者の意図に応じて変速段を選択する際、シフトレバー
を操作する必要があった。しかしながら、音声により変
速段を選択することが可能となり、ステアリングホイー
ルから手を離すことがなく、より安全に変速動作を行う
ことができる。
制御システムが、自動変速機の変速制御システムとされ
ている。すなわち、従来技術の自動変速機において、運
転者の意図に応じて変速段を選択する際、シフトレバー
を操作する必要があった。しかしながら、音声により変
速段を選択することが可能となり、ステアリングホイー
ルから手を離すことがなく、より安全に変速動作を行う
ことができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。 （実施の形態１）図１は実施の形態1における車載制御
装置の全体構成図である。まず構成を説明すると、運転
者の音声を入力するマイク３が設けられ、このマイク３
から入力された音声を制御コントローラ１により認識す
る。この制御コントローラ１において認識された制御信
号は、メータパネルに設けられた表示装置４に出力され
る。この表示装置は現動作を表示するとともに点滅表示
により次の動作を表示する。また、運転者が表示装置４
に表示された動作を許可する許可スイッチ４がステアリ
ングホイールに設けられている。この許可スイッチ４の
信号により制御コントローラ１から出力される制御指令
に基づいてＣＶＴコントロールユニット１４により変速
制御される。
て図面を用いて説明する。 （実施の形態１）図１は実施の形態1における車載制御
装置の全体構成図である。まず構成を説明すると、運転
者の音声を入力するマイク３が設けられ、このマイク３
から入力された音声を制御コントローラ１により認識す
る。この制御コントローラ１において認識された制御信
号は、メータパネルに設けられた表示装置４に出力され
る。この表示装置は現動作を表示するとともに点滅表示
により次の動作を表示する。また、運転者が表示装置４
に表示された動作を許可する許可スイッチ４がステアリ
ングホイールに設けられている。この許可スイッチ４の
信号により制御コントローラ１から出力される制御指令
に基づいてＣＶＴコントロールユニット１４により変速
制御される。
【００１４】図２は実施の形態１におけるベルト式無段
変速機２（以下ＣＶＴと記載する）を備えた自動変速機
の制御系を表す図である。
変速機２（以下ＣＶＴと記載する）を備えた自動変速機
の制御系を表す図である。
【００１５】２はベルト型ＣＶＴ、９はスロットル開度
センサ、１４はＣＶＴコントロールユニット、１５は油
圧コントロールバルブユニット、２０はトルクコンバー
タ、２１はロックアップクラッチ、２２はプライマリ回
転数センサ、２３はセカンダリ回転数センサ、２４はラ
イン圧ソレノイド、２５はオイルポンプユニットであ
る。
センサ、１４はＣＶＴコントロールユニット、１５は油
圧コントロールバルブユニット、２０はトルクコンバー
タ、２１はロックアップクラッチ、２２はプライマリ回
転数センサ、２３はセカンダリ回転数センサ、２４はラ
イン圧ソレノイド、２５はオイルポンプユニットであ
る。
【００１６】エンジンからの出力軸には回転伝達機構と
してトルクコンバータ２０が連結され、トルクコンバー
タ２０の内部には締結によりエンジンとベルト型ＣＶＴ
２を直結するロックアップクラッチ２１が設けられてい
る。
してトルクコンバータ２０が連結され、トルクコンバー
タ２０の内部には締結によりエンジンとベルト型ＣＶＴ
２を直結するロックアップクラッチ２１が設けられてい
る。
【００１７】トルクコンバータ２０の出力側は変速機入
力軸２６に連結されており、この入力軸２６の端部には
ベルト型ＣＶＴ２のプライマリプーリ２７，２８が設け
られている。
力軸２６に連結されており、この入力軸２６の端部には
ベルト型ＣＶＴ２のプライマリプーリ２７，２８が設け
られている。
【００１８】ベルト型ＣＶＴ２は、上記プライマリプー
リ２７，２８とセカンダリプーリ２９，３０と、プライ
マリプーリ２７，２８の回転駆動力をセカンダリプーリ
２９，３０に伝達するベルト３１を有し、プライマリプ
ーリ２７，２８のうち可動側のプーリ２８は、プライマ
リプーリシリンダ室３２に作用するプライマリ油圧によ
って入力軸２６の軸方向に移動可能であり、セカンダリ
プーリ２９，３０のうち可動側のプーリ３０は、セカン
ダリプーリシリンダ室３３に作用するセカンダリ油圧に
よって出力軸３４の軸方向に移動可能である。前記出力
軸３４には頭蓋の駆動ギアが固着されており、この駆動
ギアはアイドラ軸に設けられたピニオン、ファイナルギ
ア、差動装置を介して車輪に至るドライブシャフトを駆
動する。
リ２７，２８とセカンダリプーリ２９，３０と、プライ
マリプーリ２７，２８の回転駆動力をセカンダリプーリ
２９，３０に伝達するベルト３１を有し、プライマリプ
ーリ２７，２８のうち可動側のプーリ２８は、プライマ
リプーリシリンダ室３２に作用するプライマリ油圧によ
って入力軸２６の軸方向に移動可能であり、セカンダリ
プーリ２９，３０のうち可動側のプーリ３０は、セカン
ダリプーリシリンダ室３３に作用するセカンダリ油圧に
よって出力軸３４の軸方向に移動可能である。前記出力
軸３４には頭蓋の駆動ギアが固着されており、この駆動
ギアはアイドラ軸に設けられたピニオン、ファイナルギ
ア、差動装置を介して車輪に至るドライブシャフトを駆
動する。
【００１９】上記可動側のプライマリプーリ２８とセカ
ンダリプーリ３０を軸方向に移動させてベルト３１との
接触位置半径を変えることにより、プライマリプーリ２
７，２８とセカンダリプーリ２９，３０との間の回転
比、つまり、変速比を変えることができる。このような
プライマリプーリ２７，２８とセカンダリプーリ２９，
３０のＶ時状プーリ溝の溝幅を変化させる制御は、ＣＶ
Ｔコントロールユニット１４からの指令により油圧コン
トロールバルブユニット１５にてプライマリ油圧とセカ
ンダリ油圧を作り出し、これらの油圧をそれぞれプライ
マリプーリシリンダ室３２とセカンダリプーリシリンダ
室３３へ供給することにより行われる。
ンダリプーリ３０を軸方向に移動させてベルト３１との
接触位置半径を変えることにより、プライマリプーリ２
７，２８とセカンダリプーリ２９，３０との間の回転
比、つまり、変速比を変えることができる。このような
プライマリプーリ２７，２８とセカンダリプーリ２９，
３０のＶ時状プーリ溝の溝幅を変化させる制御は、ＣＶ
Ｔコントロールユニット１４からの指令により油圧コン
トロールバルブユニット１５にてプライマリ油圧とセカ
ンダリ油圧を作り出し、これらの油圧をそれぞれプライ
マリプーリシリンダ室３２とセカンダリプーリシリンダ
室３３へ供給することにより行われる。
【００２０】前記ＣＶＴコントロールユニット１４に
は、スロットル開度センサ９からのスロットル開度信
号、キックダウンスイッチ３５からのスイッチ信号、車
速センサ３６からの車速信号、油温センサ３７からの変
速機油温信号、プライマリ回転数センサ２２からのプラ
イマリ回転数信号、セカンダリ回転数センサ２３からの
セカンダリ回転数信号やその他の信号が入力される。Ｃ
ＶＴコントロールユニット１４では、これらの入力信号
に基づいて演算処理が行われ、ライン圧ソレノイド２４
へライン圧制御信号を出力し、油圧コントロールバルブ
ユニット１５へ変速比制御信号を出力し、オイルポンプ
ユニット２５へオイルポンプユニット制御信号を出力す
る。
は、スロットル開度センサ９からのスロットル開度信
号、キックダウンスイッチ３５からのスイッチ信号、車
速センサ３６からの車速信号、油温センサ３７からの変
速機油温信号、プライマリ回転数センサ２２からのプラ
イマリ回転数信号、セカンダリ回転数センサ２３からの
セカンダリ回転数信号やその他の信号が入力される。Ｃ
ＶＴコントロールユニット１４では、これらの入力信号
に基づいて演算処理が行われ、ライン圧ソレノイド２４
へライン圧制御信号を出力し、油圧コントロールバルブ
ユニット１５へ変速比制御信号を出力し、オイルポンプ
ユニット２５へオイルポンプユニット制御信号を出力す
る。
【００２１】図３は本実施の形態１の無段変速機の変速
制御のフローチャートである。以下このフローチャート
に基づいて音声による無断変速機の制御内容を説明す
る。
制御のフローチャートである。以下このフローチャート
に基づいて音声による無断変速機の制御内容を説明す
る。
【００２２】ステップ１０１では、ドライバの音声によ
り変速意図をマイク３から制御コントローラ１に入力す
る。
り変速意図をマイク３から制御コントローラ１に入力す
る。
【００２３】ステップ１０２では、入力された音声信号
を制御指令として認識する。
を制御指令として認識する。
【００２４】ステップ１０３では、その制御コントロー
ラで認識した動作を表示装置５に表示する。
ラで認識した動作を表示装置５に表示する。
【００２５】ステップ１０４では、タイマの作動を開始
する。
する。
【００２６】ステップ１０５では、タイマ設定時間以内
かどうかを判断し、設定時間以内であればステップ１０
６へ進み、それ以外はステップ１０８へ進み、変速指令
を出力しない。
かどうかを判断し、設定時間以内であればステップ１０
６へ進み、それ以外はステップ１０８へ進み、変速指令
を出力しない。
【００２７】ステップ１０６では、許可スイッチ４がＯ
Ｎかどうかを判断し、ＯＮであればステップ１０７へ進
み、ＯＦＦであればステップ１０８へ進み、変速指令を
出力しない。
Ｎかどうかを判断し、ＯＮであればステップ１０７へ進
み、ＯＦＦであればステップ１０８へ進み、変速指令を
出力しない。
【００２８】ステップ１０７では、変速指令をCVTコン
トロールユニット１４に出力し、変速を行う。
トロールユニット１４に出力し、変速を行う。
【００２９】すなわち、運転者が音声により変速意図を
マイク３に入力することで、変速する変速段の表示を行
い、運転者の意図が正しく認識されているかどうかを確
認する。このとき、タイマが作動することで運転者が変
速を意図しない場合や誤認した場合、その表示を無視す
ることで設定時間経過後、自動的にその表示は無効とさ
れる。次に、ステアリングホイールに設けられた許可ス
イッチ４をＯＮとすることで、変速指令がＣＶＴコント
ロールユニット１４に出力され、変速が行われる。
マイク３に入力することで、変速する変速段の表示を行
い、運転者の意図が正しく認識されているかどうかを確
認する。このとき、タイマが作動することで運転者が変
速を意図しない場合や誤認した場合、その表示を無視す
ることで設定時間経過後、自動的にその表示は無効とさ
れる。次に、ステアリングホイールに設けられた許可ス
イッチ４をＯＮとすることで、変速指令がＣＶＴコント
ロールユニット１４に出力され、変速が行われる。
【００３０】これにより、運転者は変速を音声により行
うことで、スポーツ走行時等のステアリングホイールの
切り返しが頻繁に行われるような場合であっても、変速
時にステアリングホイールから手を離すことなく変速す
ることができる。また、許可スイッチ４を設けたこと
で、制御コントローラ１が誤認した場合でも、誤った変
速指令を出力することがない。よって、運転者の意図に
沿って確実に変速を実行することができる。
うことで、スポーツ走行時等のステアリングホイールの
切り返しが頻繁に行われるような場合であっても、変速
時にステアリングホイールから手を離すことなく変速す
ることができる。また、許可スイッチ４を設けたこと
で、制御コントローラ１が誤認した場合でも、誤った変
速指令を出力することがない。よって、運転者の意図に
沿って確実に変速を実行することができる。
【００３１】（他の実施の形態）図４には他の車載制御
システムを音声により制御するフローチャートを示す。
上述のように、実施の形態１では自動変速機の変速制御
に本願発明を適用した例を示したが、本願発明は自動変
速機の変速制御に限られるものではなく、例えば、ステ
ップ２０３，２０７，２０８において、ワイパー，前照
灯，エアコン，オーディオ，方向指示器，ハザードラン
プ，有段ＡＴまたはＣＶＴのセレクトポジション，有段
ＡＴのオーバードライブスイッチ，パワーシート，パワ
ーウインド，室内灯，時計，ＡＳＣＤ等の車両に装備さ
れた機器の動作全てに対して音声による制御が可能であ
る。
システムを音声により制御するフローチャートを示す。
上述のように、実施の形態１では自動変速機の変速制御
に本願発明を適用した例を示したが、本願発明は自動変
速機の変速制御に限られるものではなく、例えば、ステ
ップ２０３，２０７，２０８において、ワイパー，前照
灯，エアコン，オーディオ，方向指示器，ハザードラン
プ，有段ＡＴまたはＣＶＴのセレクトポジション，有段
ＡＴのオーバードライブスイッチ，パワーシート，パワ
ーウインド，室内灯，時計，ＡＳＣＤ等の車両に装備さ
れた機器の動作全てに対して音声による制御が可能であ
る。
【００３２】また、実施の形態１では許可スイッチとし
て、押しボタン式のスイッチを用いたが、この構成に限
られるものではなく、アップダウンシフトスイッチや強
くステアリングホイールを握りしめることでスイッチが
ＯＮする握力スイッチを用いても良い。
て、押しボタン式のスイッチを用いたが、この構成に限
られるものではなく、アップダウンシフトスイッチや強
くステアリングホイールを握りしめることでスイッチが
ＯＮする握力スイッチを用いても良い。
【００３３】また、実施の形態１では許可スイッチをス
テアリングホイールに設けたが、これに限られるもので
はなく、例えばフットスイッチ（足による踏み込み式の
スイッチ）を設けても良い。更に、電動車椅子等の福祉
車両における制御システムについても本発明を適用する
ことができる。
テアリングホイールに設けたが、これに限られるもので
はなく、例えばフットスイッチ（足による踏み込み式の
スイッチ）を設けても良い。更に、電動車椅子等の福祉
車両における制御システムについても本発明を適用する
ことができる。
【図１】実施の形態における車両制御装置の全体構成図
である。
である。
【図２】実施の形態１における無段変速機を備えた車両
の主要ユニットの構成を示すブロック図である。
の主要ユニットの構成を示すブロック図である。
【図３】実施の形態における音声による変速制御を表す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図４】実施の形態における音声による車載制御システ
ムの制御を表すフローチャートである。
ムの制御を表すフローチャートである。
１ 制御コントローラ ２ ベルト式無段変速機 ３ マイク ４ 許可スイッチ ５ 表示装置 ９ スロットル開度センサ １４ コントロールユニット １５ 油圧コントロールバルブユニット ２０ トルクコンバータ ２１ ロックアップクラッチ ２２ プライマリ回転数センサ ２３ セカンダリ回転数センサ ２４ ライン圧ソレノイド ２５ オイルポンプユニット ２６ 入力軸 ２７，２８ プライマリプーリ ２９，３０ セカンダリプーリ ３１ ベルト ３２ プライマリプーリシリンダ室 ３３ セカンダリプーリシリンダ室 ３４ 出力軸 ３５ キックダウンスイッチ ３６ 車速センサ ３７ 油温センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ１０Ｌ 15/00 Ｆ１６Ｈ 59:04 15/22 59:12 15/24 59:70 // Ｆ１６Ｈ 59:04 63:06 59:12 Ｇ１０Ｌ 3/00 ５５１Ｊ 59:70 ５６１Ｃ 63:06 ５７１Ｒ Ｆターム(参考） 3D044 BA16 BB01 BD07 3J552 MA07 MA12 NA01 NB01 PA20 PA51 PB09 RA27 SA34 SB09 SB10 VA32Z VA37Z VA43Z VA66Z VA74W VA76W VB01Z VC03Z VC07Z VD03Z VD16W VD17W 5D015 KK01 LL05 LL08
Claims (4)
- 【請求項１】 運転者の音声による制御指令を入力する
音声入力手段と、 該音声入力手段に入力された音声信号を認識する音声認
識手段と、 該音声認識手段により認識された制御指令を運転者が視
認できる位置に表示する表示手段と、 該表示手段により表示された内容を運転者が確認し、運
転者の意図する制御指令と一致している場合は運転者に
よる許可操作により制御指令の出力を許可する制御許可
判断手段と、 前記制御許可判断手段による許可判断時、制御指令に基
づいて制御を実行する車載制御システムと、 を備えていることを特徴とする車両制御装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の車両制御装置におい
て、 前記音声認識手段が音声信号を認識した時点以降に作動
を開始するタイマと、 前記タイマによる作動時間が、運転者による許可操作が
行われることなく予め設定された設定時間を経過したと
きは制御指令を出力しない制御取消手段とを設けたこと
を特徴とする車両制御装置。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載の車両制御装置
において、 前記制御許可判断手段を、ステアリングホイールに設け
た許可スイッチとしたことを特徴とする車両制御装置。 - 【請求項４】 請求項１ないし３に記載の車両制御装置
において、 前記車載制御システムを、自動変速機の変速制御システ
ムとしたことを特徴とする車両制御装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000195426A JP2002012100A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 車両制御装置 |
| US09/892,278 US20020128762A1 (en) | 2000-06-29 | 2001-06-27 | Vehicle control device |
| EP01305674A EP1172585A2 (en) | 2000-06-29 | 2001-06-29 | Vehicle control device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000195426A JP2002012100A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 車両制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002012100A true JP2002012100A (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=18694088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000195426A Pending JP2002012100A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 車両制御装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020128762A1 (ja) |
| EP (1) | EP1172585A2 (ja) |
| JP (1) | JP2002012100A (ja) |
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