JP2002011468A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JP2002011468A
JP2002011468A JP2000198845A JP2000198845A JP2002011468A JP 2002011468 A JP2002011468 A JP 2002011468A JP 2000198845 A JP2000198845 A JP 2000198845A JP 2000198845 A JP2000198845 A JP 2000198845A JP 2002011468 A JP2002011468 A JP 2002011468A
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water
reverse osmosis
quality
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filter
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Shigeru Utsunomiya
滋 宇都宮
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MERON CORP KK
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MERON CORP KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水質の改善効果や浄水性能の劣化を容易に確認
することのできる浄水器を提供する。 【解決手段】逆浸透膜フィルタ等を通過させる前の原水
の水質と、逆浸透膜フィルタ等を通過させた後の浄水の
水質をそれぞれ検知し、検知した各水質をユーザによる
切替部22の操作に基づいて、表示部21に切り替えて
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浄水器に関し、
特に、逆浸透膜を利用して浄水を行う浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境や健康に対する関心が高ま
り、これに伴って浄水器の需要が増加している。通常、
水道水は、安全な水ではあるが、その安全を確保するた
めに混入された塩素の影響等により、味に対する不満や
トリハロメタンを初めとする有害物質の誘発に結びつい
ている。また、貯水タンクの清掃の怠りや配水管の老朽
化を原因とする赤錆や鉛の混入や細菌類の混入といった
ことも生じており、これらの対策として浄水器の需要が
増加したものである。
【0003】また、最近では、半透膜による逆浸透の原
理を利用し、限りなく純水に近い水を供給する浄水器も
登場しており、今後益々の需要増が見込まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
浄水器は、ユーザが水質の改善効果や浄水性能の劣化を
確認することは困難であった。例えば、水道水は、不純
物を視覚で確認できるほど劣悪なものではなく、トリハ
ロメタンや細菌類の混入を味覚で判断することも困難で
あるからである。
【0005】このように、水質の改善効果や浄水性能の
劣化をユーザが確認できない浄水器は、健康志向の強い
ユーザに対して、不満や不安を生じさせる原因となる場
合があった。
【0006】そこで、この発明は、水質の改善効果や浄
水性能の劣化を容易に確認することのできる浄水器を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明は、逆浸透膜フィルタを利用し、
逆浸透により原水を浄水する浄水器において、前記逆浸
透膜フィルタへの流入水の水質を検知する第1の検知手
段と、前記逆浸透膜フィルタからの流出水の水質を検知
する第2の検知手段と、前記第1の検知手段による水質
の検知結果と前記第2の検知手段による水質の検知結果
とを選択的に表示する表示手段とを具備することを特徴
とする。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、流入水を濾過して不純物を除去する濾過フィ
ルタ、流入水の不純物を吸着して除去する第1の活性炭
フィルタ、前記逆浸透膜フィルタ、流入水の不純物を吸
着して除去する第2の活性炭フィルタの順に前記原水を
通過させて浄水を行い、前記第1の検知手段を前記濾過
フィルタの前段に配設したことを特徴とする。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
において、前記第2の活性炭フィルタを通過した水を直
ちに給水することを特徴とする。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項1の発明
において、前記第1の検知手段および前記第2の検知手
段は、それぞれ1対の電極で構成され、前記表示手段
は、前記電極間の導電率に基づく値を前記水質として表
示することを特徴とする。
【0011】また、請求項5の発明は、請求項1の発明
において、前記逆浸透膜フィルタを洗浄した廃棄水を一
定量排水する排水量調整手段をさらに具備することを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る浄水器の一
実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明す
る。
【0013】図1は、この発明を適用した浄水器の外観
を示した図である。同図に示すように、浄水器1には、
その正面に取水した原水や給水する浄水の水質を示す表
示器2が配されている。
【0014】図2は、表示器2の外観を示した図であ
る。表示器2は、取水した原水や給水する浄水の水質を
数値で示す表示部21と、表示部21に表示する水質を
原水と浄水とに切り替える切替部22を具備して構成さ
れている。
【0015】この表示器2は、表示部21に原水の水質
と浄水の水質を切り替えて表示することができるため、
ユーザが浄水器1による水質の改善効果を確認できるの
はもちろんのこと、両者の差から浄水器1の性能の劣化
を確認することができ、メンテナンスの実施時期等を判
断する基準とすることも可能となる。
【0016】次に、浄水器1の構成について説明する。
図3は、浄水器1の構成を示した図であり、図4は、浄
水器1の構成をブロック化して示した図である。
【0017】浄水器1は、取水口11と濾過フィルタ1
2、活性炭フィルタ13、逆浸透膜フィルタ14、活性
炭フィルタ15、給水口16、排水弁17、排水口18
を中空パイプ等で接続して構成されている。また、取水
口11と濾過フィルタ12の間に取水口11から取水し
た原水の水質を検知するセンサ23を配し、逆浸透膜フ
ィルタ14と活性炭フィルタ15の間に逆浸透膜フィル
タ14により浄化された浄水の水質を検知するセンサ2
4を配している。なお、センサ24に代えて、センサ2
5を活性炭フィルタ15と給水口16の間に配し、セン
サ25により給水口16より給水する浄水の水質を検知
するようにしてもよい。
【0018】ここで、浄水器1による原水の浄化の流れ
を説明する。取水口11は水道栓等に接続されており、
取水口11から取水された原水(水道水)は、まず、濾
過フィルタ12を通過することで、水垢や泥等の不純物
が除去される。続いて、活性炭フィルタ13で塩素イオ
ンやにおい成分(カルキ臭、かび臭等)が除去され、逆
浸透膜フィルタ14でトリハロメタンやバクテリア、細
菌等の有害物質等が除去される。その後、活性炭フィル
タ15によりにおい成分やガスが完全に除去され、これ
ら各過程を経て浄化された浄水は、給水口16から給水
される。給水口16には、給水栓等を設けておくこと
で、給水量を調節(給水停止を含む)することができ、
給水を停止した際には、水圧により、取水口11からの
取水も停止される。
【0019】また、逆浸透膜フィルタ14で除去された
有害物質等の不純物は、廃棄水として排水弁17を介し
て排水口18から排水される。排水弁17は、廃棄水の
排水量を調整するものである。
【0020】次に、表示器2について説明する。図5
は、表示器2の構成を示したブロック図である。
【0021】同図に示すように、表示器2は、切替部2
2と測定部26、表示部21を具備して構成される。
【0022】切替部22は、センサ23の出力とセンサ
24(若しくはセンサ25)の出力を選択的に切り替え
て測定部26に出力し、測定部26は、切替部22によ
り選択されたセンサ23等の出力を数値化し、これを表
示部21に表示させる。
【0023】この表示器2については、例えば、センサ
23、24、25を1対の電極により構成し、切替部2
2を電気的スイッチ、測定部26を検流器および電源、
表示部21をLEDやLCD等のディスプレイとして構
成する。そして、この構成により、原水および浄水の導
電率を測定し、当該測定結果を水質として表示する。こ
こで、測定されるのは、主として塩素等のイオン化した
物質である。
【0024】また、表示器2は、他の構成も可能であ
り、原水や浄水中のどのような成分を検出するかによっ
てセンサ23、24、25の種別を決定し、測定部26
をそれに伴う構成とする。なお、センサ23、24、2
5を複数種類のセンシング素子で構成し、原水、浄水中
の様々な成分を同時に検出するようにしてもよい。
【0025】また、測定部26に演算機能を設け、原水
中の不純物と浄水中の不純物の濃度比を表示部21に表
示するといった構成も可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、逆浸透膜フィルタ等を通過させる前の原水の水質
と、逆浸透膜フィルタ等を通過させた後の浄水の水質を
それぞれ検知し、検知した各水質をユーザの切替指示に
基づいて表示するように構成したので、ユーザは、浄水
器の性能の確認を容易に行うことができるとともに、浄
水性能の劣化によるフィルタ等の交換時期を判断するこ
とが可能となる。
【0027】また、この発明では、フィルタ等を介して
浄化された浄水をタンク等にためることなく直ちに給水
する構成としたため、設置スペースを小さくすることも
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した浄水器の外観を示した図で
ある。
【図2】表示器2の外観を示した図である。
【図3】浄水器1の構成を示した図である。
【図4】浄水器1の構成をブロック化して示した図であ
る。
【図5】表示器2の構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 浄水器 2 表示器 11 取水口 12 濾過フィルタ 13 活性炭フィルタ 14 逆浸透膜フィルタ 15 活性炭フィルタ 16 給水口 17 排水弁 18 排水口 21 表示部 22 切替部 23 センサ 24 センサ 25 センサ 26 測定部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆浸透膜フィルタを利用し、逆浸透によ
    り原水を浄水する浄水器において、 前記逆浸透膜フィルタへの流入水の水質を検知する第1
    の検知手段と、 前記逆浸透膜フィルタからの流出水の水質を検知する第
    2の検知手段と、 前記第1の検知手段による水質の検知結果と前記第2の
    検知手段による水質の検知結果とを選択的に表示する表
    示手段とを具備することを特徴とする浄水器。
  2. 【請求項2】 流入水を濾過して不純物を除去する濾過
    フィルタ、流入水の不純物を吸着して除去する第1の活
    性炭フィルタ、前記逆浸透膜フィルタ、流入水の不純物
    を吸着して除去する第2の活性炭フィルタの順に前記原
    水を通過させて浄水を行い、 前記第1の検知手段を前記濾過フィルタの前段に配設し
    たことを特徴とする請求項1記載の浄水器。
  3. 【請求項3】 前記第2の活性炭フィルタを通過した水
    を直ちに給水することを特徴とする請求項2記載の浄水
    器。
  4. 【請求項4】 前記第1の検知手段および前記第2の検
    知手段は、 それぞれ1対の電極で構成され、 前記表示手段は、 前記電極間の導電率に基づく値を前記水質として表示す
    ることを特徴とする請求項1記載の浄水器。
  5. 【請求項5】 前記逆浸透膜フィルタを洗浄した廃棄水
    を一定量排水する排水量調整手段をさらに具備すること
    を特徴とする請求項1記載の浄水器。
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