JP2002010077A - 画像処理システムおよび画像処理方法 - Google Patents

画像処理システムおよび画像処理方法

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JP2002010077A
JP2002010077A JP2000181886A JP2000181886A JP2002010077A JP 2002010077 A JP2002010077 A JP 2002010077A JP 2000181886 A JP2000181886 A JP 2000181886A JP 2000181886 A JP2000181886 A JP 2000181886A JP 2002010077 A JP2002010077 A JP 2002010077A
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JP2000181886A
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Masakazu Kiko
正和 木虎
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ補正テーブルの容量が不足した場合で
も、適切なデータ補正を行って出力処理を迅速に行うこ
と。 【解決手段】 リーダ200の有するヘッドシェーディ
ング回路305の補正テーブル容量がネットワーク上に
接続されているプリンタ220の印字ヘッド数(又は画
素数)より少ない場合にも、印刷を中止することなくそ
の処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドシェーディ
ング技術を用いて画像処理を行う画像処理システムおよ
び画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、スキャナやプリンタ、複写機
といった画像処理装置は、コンピュータ周辺装置として
ネットワーク上に接続され、不特定のスキャナや複写機
から読み取られた画像を不特定のプリンタ、複写機から
出力させるという形態のシステム対応製品として開発さ
れてきている。
【0003】プリンタや複写機などの出力装置は、適正
な画像出力を得るため、それぞれの出力特性に応じて、
出力補正を行っている。
【0004】例えば、電子写真方式の画像処理装置の出
力特性は、レーザースキャナの発光特性、感光体の光感
度特性のばらつき、温度や湿度の変化、各種部品の摩耗
による特性変化等により、印字特性のばらつきが避けら
れない。従来の画像処理装置では、プリンタに依存する
特性を補正するためのデータを記憶し、常にプリンタに
必要な補正が行われた画像出力が得られていた。
【0005】また、インクジェット方式のプリンタの出
力特性は、ノズルからのインク吐出量の差違によって濃
度むらが生じる。これを防止するために、ヘッドシェー
ディングという技術が用いられており、各ノズルに対応
した出力変換補正を行っている。
【0006】同様に、LEDヘッドを用いたプリンタの
出力特性は、LEDの画素の発光むらによって濃度むら
が生じる。これに対しても、インクジェットと同様にヘ
ッドシェーディングが用いられ、各発光画素に対応した
出力変換補正を行っている。
【0007】これらの出力補正用のデータは、特定のデ
ータをテスト出力し、そのテスト出力のデータを画像読
取装置に読み込んで補正値を求め、画像読取装置が補正
用のデータを記憶している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】画像読取装置は、前述
のように、主走査方向の画像位置や各LEDヘッド、イ
ンクノズルそれぞれに対応して作成されたデータ補正テ
ーブルを基に、画素毎に出力補正を行う。
【0009】ネットワークに接続されたシステム上で
は、A4プリンタ、A3プリンタ他、A3ノビ対応など
の大判プリンタ等が同時に接続され、出力先のプリンタ
の印字可能領域がそれぞれ異なる場合が考えられる。
【0010】また、プリンタの持つ解像度も600dp
i,1200dpiを始め様々なものが想定される。
【0011】従って、リーダの備えるヘッドシェーディ
ング用のデータ補正テーブルの容量が不足した場合、適
正なデータ補正が行えないことが問題となる。
【0012】そこで、本発明の目的は、データ補正テー
ブルの容量が不足した場合でも、適切なデータ補正を行
って出力処理を迅速に行うことが可能な処理能力に優れ
た画像処理システムおよび画像処理方法を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力画像デー
タの画像処理を行う画像処理装置が、複数の出力装置に
対応した適正な出力制御を行う画像処理システムであっ
て、前記画像処理装置は、前記入力画像データの出力先
となる出力装置を選択する選択手段と、前記選択された
出力装置の出力特性に関する情報を取得する取得手段
と、前記取得した出力装置の出力特性に関する情報に対
して、補正領域を用いて出力補正を行う出力補正手段
と、前記選択された出力装置の出力領域が前記補正領域
よりも大きいか否かを比較する比較手段と、前記比較に
より、前記出力領域が前記補正領域よりも大きいとき、
前記入力画像データを当該補正領域内で分割して出力補
正を行う制御手段とを具えることによって、画像処理シ
ステムを構成する。
【0014】ここで、前記出力補正手段は、前記選択さ
れた出力装置固有の主走査方向の出力特性に応じて、主
走査方向の画素毎に出力補正テーブルを切り替えて出力
補正を行うことができる。
【0015】前記出力補正手段は、前記出力補正テーブ
ルを記憶する手段と、前記出力補正テーブルを主走査方
向の画素毎に切り替えるための番号テーブルを記憶する
手段とを有し、前記番号テーブルにより主走査方向の画
素毎に前記出力補正テーブルを切り替えて出力補正を行
うことができる。
【0016】前記出力補正手段は、前記選択された出力
装置より所定のパターンを印字し、該印字されたパター
ンを読み取って出力補正のためのデータを得ることによ
って出力補正を行うことができる。
【0017】前記画像処理装置は、前記選択された出力
装置の解像度が、前記入力画像データの解像度よりも高
い場合、当該入力画像データの解像度を変更させずに出
力補正を行う手段をさらに具えることができる。
【0018】前記選択された出力装置の出力領域が前記
出力補正手段の補正領域よりも大きいとき、出力補正の
処理を中止して印刷する手段をさらに具えることができ
る。
【0019】本発明は、入力画像データの画像処理を行
う画像処理装置が、複数の出力装置に対応した適正な出
力制御を行う画像処理方法であって、前記画像処理装置
は、前記入力画像データの出力先となる出力装置を選択
する工程と、前記選択された出力装置の出力特性に関す
る情報を取得する工程と、前記取得した出力装置の出力
特性に関する情報に対して、補正領域を用いて出力補正
を行うに際して、前記選択された出力装置の出力領域が
前記補正領域よりも大きいか否かを比較する工程と、前
記比較により、前記出力領域が前記補正領域よりも大き
いとき、前記入力画像データを当該補正領域内で分割し
て出力補正を行う工程とを具えることによって、画像処
理方法を提供する。
【0020】本発明は、コンピュータによって、入力画
像データの画像処理を行う画像処理装置が、複数の出力
装置に対応した適正な出力制御を行うための制御プログ
ラムを記録した媒体であって、該制御プログラムはコン
ピュータに、前記画像処理装置によって、前記入力画像
データの出力先となる出力装置を選択させ、前記選択さ
せた出力装置の出力特性に関する情報を取得させ、前記
取得させた出力装置の出力特性に関する情報に対して、
補正領域を用いて出力補正を行わせるに際して、前記選
択させた出力装置の出力領域が前記補正領域よりも大き
いか否かを比較させ、該比較により前記出力領域が前記
補正領域よりも大きいとき、前記入力画像データを当該
補正領域内で分割して出力補正を実行させることによっ
て、画像処理制御プログラムを記録した媒体を提供す
る。
【0021】本発明は、入力画像データの画像処理を行
い、該画像処理された入力画像データを出力装置に出力
する装置であって、前記入力画像データの出力先となる
出力装置を選択する選択手段と、前記選択された出力装
置の出力特性に関する情報を取得する取得手段と、前記
取得した出力装置の出力特性に関する情報に対して、出
力補正を行うための補正領域を有する出力補正手段と、
前記選択された出力装置の出力領域が前記出力補正手段
の補正領域よりも大きいか否かを比較する比較手段と、
前記比較により前記出力領域が前記補正領域よりも大き
いとき、前記入力画像データを当該補正領域内で分割し
て出力補正を行う制御手段とを具えることによって、画
像処理装置を構成する。
【0022】前記出力補正手段は、前記選択された出力
装置固有の主走査方向の出力特性に応じて、主走査方向
の画素毎に出力補正テーブルを切り替えて出力補正を行
うことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0024】[第1の例]本発明の第1の実施の形態
を、図1〜図5に基づいて説明する。
【0025】本例では、ネットワーク等を介して複数の
リーダとプリンタが接続されているシステムを例に挙げ
て説明する。
【0026】(システム構成)まず、本システムの構成
を、図3〜図5に基づいて説明する。
【0027】図5は、画像処理システムの構成例を示
す。
【0028】200は、リーダ(スキャナ)である。2
20,230,250は、LEDプリンタである。24
0は、トークンリングである。
【0029】本画像処理システムにおいて、リーダ20
0で読み取った画像をLEDプリンタ220,230又
は250から出力する場合について説明する。
【0030】図4は、図5の画像処理システムにおける
リーダ200及びプリンタ220,230,250の内
部構成を示す。
【0031】リーダ200の構成について説明する。
【0032】301はCCDイメージセンサ、302は
増幅・AD変換回路である。303はシェーディング回
路、304はガンマ変換回路、305はヘッドシェーデ
ィング回路、306は2値化回路である。307はプロ
グラムROM、308はプログラムRAMであり、これ
ら307,308の領域に本発明に係る制御プログラム
(後述する図1,図2参照)が記録される。309はC
PU、310はヘッドシェーディング用データRAM、
311は通信用ICである。
【0033】プリンタ220の構成について説明する。
【0034】321はLEDヘツドドライバ回路、32
2はLEDヘッド、323は通信用IC、324はCP
U、325はプログラムRAM、326はプログラムR
OMである。
【0035】なお、各種駆動モータ、センサ類、操作パ
ネルについては省略する。
【0036】図3は、ヘッドシェーディング回路305
の内部の詳細な構成を示す。
【0037】401はカウンタ、404はCPU309
が制御するレジスタ、402はヘッドシェーディング補
正テーブルを指定するための番号テーブル、403はヘ
ッドシェーディング補正テーブルである。
【0038】(システム動作)次に、本システムの動作
を、図1および図2に基づいて説明する。
【0039】ここでは、図4に示す画像処理系で印字出
力する場合を例に挙げる。
【0040】具体的には、リーダ200が出力先のプリ
ンタ220からヘッド数又は印字画素数の情報を受け取
り、自身の備える補正テーブル容量が不足している場合
は、ワーニング・メッセージを表示し、データ補正を行
わずにデータを出力するモードを設ける例について説明
する。
【0041】まず、リーダ200の電源が投入される
と、リーダ200側のCPU309は、305内部にあ
るレジスタを初期化し、プログラムROM307内に予
め記憶されている各補正テーブルを、ヘッドシェーディ
ング回路305中のヘッドシェーディング補正テーブル
に書き込む。
【0042】また、バックアップRAM310に記憶さ
れている補正テーブル番号データをヘッドシェーディン
グ回路305中のヘッドシェーディング補正テーブル番
号指定テーブルヘ設定する(ステップS100)。
【0043】データRAM310にはLED各画素の濃
度補正処理であるヘッドシェーディングのための補正テ
ーブル番号が記憶されており、LEDの各画素に対し
て、濃度補正用のテーブル番号をそれぞれ指示するもの
である。
【0044】RAM310のデータは、後述するヘッド
シェーディング番号指定テーブル作成動作にて作成され
る。プリントアウトを実行する場合、まず、操作パネル
(図示せず)からネットワーク上に接続されたプリンタ
220,230,250のうち、どのプリンタを出力装
置として使用するかの情報が通知される(ステップS1
01)。
【0045】リーダ200は、出力先に選択されたプリ
ンタ(例えば、プリンタ220)と通信を行い、その選
択されたプリンタ220が使用する印字ヘッド数(又は
印字画素数)を確認する(ステップS102)。
【0046】印字ヘッド数(画素数)が番号指定テーブ
ルのメモリ容量内に収まる場合は、RAM310のデー
タが選択されたプリンタ220に用いられる番号指定テ
ーブルであるか否かを確認する(ステップS103)。
【0047】RAM310のデータが選択されたプリン
タ220の番号指定テーブルと違う場合は、番号指定テ
ーブルの作成を行う(ステップS104)。
【0048】ここで、番号指定テーブルの作成処理を、
図2に基づいて説明する。
【0049】図2は、ヘッドシェーディング番号指定テ
ーブルを作成するフローチャートである。
【0050】まず、所定の濃度のパターンを全LEDで
印字する(ステップS500)。
【0051】次に、その印字内容をリーダ200で読み
取り、各LEDヘッド素子に対応する画素の濃度を読み
取る(ステップS501)。
【0052】このとき、濃度が薄い画素に対しては濃度
を上げるようなヘッドシェーディング補正テーブル番号
を指定し、逆の場合は濃度を下げるようなヘッドシェー
ディング補正テーブル番号を指定する(ステップS50
2)。
【0053】補正テーブルは、出力に指定されたプリン
タの特性によって、必要数が異なる。本例では、LED
の予想される特性に併せて64種類用意している。
【0054】リーダ200は、各LED画素について補
正する補正データを決定し、該当する補正データが記憶
されているヘッドシェーディング補正テーブルのアドレ
スをヘッドシェーディング補正テーブル番号とする1ラ
イン分の番号指定テーブルを作成し、RAM310に記
憶しておく(ステップS503)。
【0055】この記憶部は電池等でバックアップしてあ
るので、一旦作成したプリンタのヘッドシェーディング
テーブルは、次回の接続時からは再使用できることにな
る。ヘッドシェーディング作成動作は、各プリンタにつ
いて実行する。
【0056】その後、図1において、ステップS105
に進む。
【0057】また、ステップS103において、RAM
310のデータが番号指定テーブルと同じ場合は、ステ
ップS105に進む。
【0058】プリントスタートが指示されると(ステッ
プS105)、スキャナ読み取り部が原稿台の走査を開
始し、CCDセンサ301で読み取られる。CCDの出
力は、増幅・AD変換回路302で増幅およびAD変換
され、8ビットの画像データとして出力される。
【0059】次に、シェーディング回路303で読み取
り画像がシェーディング補正される。さらに、ガンマ変
換回路304でガンマ変換され、ヘッドシェーディング
回路305により濃度補正される(ステップS10
6)。
【0060】ここで、ヘッドシェーディング回路305
の動作を説明する。
【0061】図3において、カウンタ401は、画像ク
ロックVCKに同期してカウントアップし、主走査方向
に画素アドレスを順次出力する。このカウンタ401
は、主走査同期信号HSYNCによってレジスタ404
が保持している値がロードされる。
【0062】レジスタ404には、CPU309によっ
て選択されたプリンタに応じた任意のオフセット値がセ
ットされる。こうすることによって、入力される画像と
印字されるLED素子に正しく対応するように画素アド
レスを出力することができる。
【0063】出力された画素アドレスは、ヘッドシェー
ディング補正テーブル番号指定テーブル402に入力さ
れる。
【0064】このヘッドシェーディング補正テーブル番
号指定テーブル402は、LEDアドレスをヘッドシェ
ーディング補正テーブル番号(6ビット)へ変換するテ
ーブルであり、主走査方向1ライン分の記憶容量を持
つ。
【0065】このヘッドシェーディング補正テーブル番
号指定テーブル402は、LEDの何番地はヘッドシェ
ーディング補正テーブルの何番テーブルを使用するかを
示す。すなわち、LEDの画素アドレスを64個のガン
マテーブルのうちの何番テーブルヘ割り当てるかを指示
するものである。
【0066】このヘッドシェーディング補正テーブル番
号指定テーブル402は、前述したヘッドシェーディン
グデータ作成動作で作成されたものである。
【0067】これにより、ヘッドシェーディング補正テ
ーブル番号指定テーブル402において、画素アドレス
より変換されて出力されたテーブル番号と、入力される
画像データとを用いて、ヘッドシェーディング補正テー
ブル403で濃度補正される。
【0068】ヘッドシェーディング補正テーブル403
のアドレス上位6ビットには、ヘッドシェーディング補
正テーブル番号指定テーブル402からの選択テーブル
番号が出力される。
【0069】また、アドレス下位8ビットが画像信号で
ある。すなわち、ヘッドシェーディング補正テーブル4
03において、1画素当たり64種類のヘッドシェーデ
ィング補正テーブルが格納されている。
【0070】このようにして濃度補正されたデータは、
セレクタ405を介して、後段のセレクタ405ヘと出
力される。
【0071】一方、図1のステップS102において、
ヘッド数がテーブルメモリ容量よりも多い場合は、CP
U310によって操作パネル上にメモリ容量不足を示す
メッセージが表示される(ステップS107)。
【0072】さらに、そのままプリント動作を継続する
かどうかを確認(ステップS108)し、継続しない場
合はステップS101に戻り、新たに出力先のプリンタ
を再選択する。
【0073】プリント動作を継続するときは、プリント
ジョブを開始(ステップS109)する。
【0074】プリントスタートが指示されると、スキャ
ナ読み取り部が原稿台の走査を開始し、CCDセンサ3
01で読み取られる。CCDの出力は、増幅・AD変換
回路302で増幅およびAD変換され、8ビットの画像
データとして出力される。
【0075】次に、シェーディング回路303で読み取
り画像がシェーディング補正される。さらに、ガンマ変
換回路304でガンマ変換をされ、ヘッドシェーディン
グ回路305に入力される。
【0076】ヘッド数がテーブルメモリ容量より多いの
で、出力補正は行わず、図3のセレクタ404に直接入
力されたデータが出力される(ステップS110)。
【0077】以上のように、ヘッドシェーディング回路
にバイパス回路を設け、CPU309からのセレクト信
号に応じて、出力を選択することにより、ヘッド数の多
いプリンタが選択された場合もヘッドシェーディング補
正は実行されないが、プリンタに印字することができる
ようになる。
【0078】ヘッドシェーディング回路305から出力
されたデータは、2値化回路306で誤差拡散等の処理
を用いて、画像が2値化されてリーダ200から出力さ
れる。リーダ200から出力された画像データは、プリ
ンタ220へ送信され、ドライバ回路321でLED駆
動信号へ変換され、LEDヘッド322へ送出され、用
紙(図示せず)に印字される。
【0079】上述したように、ネットワーク上の複数の
出力装置に対して、濃度補正を実施できない場合でも、
ワーニングメッセージを発行して、濃度補正をバイパス
して出力する系を設けたので、テストプリントなど高画
質が要求されないジョブとしてプリンタ出力することが
できる。
【0080】[第2の例]次に、本発明の第2の実施の
形態を、図6および図7に基づいて説明する。なお、前
述した第1の例と同一部分についてはその説明を省略
し、同一符号を付す。
【0081】本例では、解像度の低いリーダから高解像
度のプリンタヘ出力する場合の濃度補正処理について説
明する。
【0082】図7に示す画像処理システムにおいて、解
像度変換回路600が新たに設けられている。なお、そ
の他のシステム構成は、図4と基本的に同じであるた
め、ここでの説明は省略する。
【0083】(システム動作)次に、本システムの動作
を、図6に基づいて説明する。
【0084】ここでは、図7に示す画像処理系で印字出
力する場合を例に挙げる。
【0085】すなわち、リーダが出力先のプリンタから
ヘッド数又は印字画素数の情報を受け取り、自身の補正
テーブル容量が不足している場合は、補正を行える画素
数になるように、解像度変換処理(縮小処理)を行って
からデータ補正を実施して画像を出力するモードを設け
た例について説明する。
【0086】まず、リーダ200の電源が投入される
と、リーダ200側のCPU309は、ヘッドシェーデ
ィング回路305内部にあるレジスタを初期化し、プロ
グラムROM307内に予め記憶されている各補正テー
ブルを、ヘッドシェーディング回路305中のテーブル
に書き込む。
【0087】また、バックアップ用のデータRAM31
0に記憶されている補正テーブル番号データをヘッドシ
ェーディング回路305中のヘッドシェーディング補正
テーブル番号指定テーブルヘ設定する(ステップS20
0)。
【0088】データRAM310には、LED各画素の
濃度補正処理であるヘッドシェーディングのための補正
テーブル番号が記憶されており、LEDの各画素に対し
て、濃度補正用のテーブル番号をそれぞれ指示するもの
である。
【0089】データRAM310のデータは、ヘッドシ
ェーディングデータ作成動作にて作成される。プリント
アウトを実行する場合、操作パネル(図示せず)からネ
ットワーク上に接続されたプリンタ220,230,2
50のうち、どのプリンタを出力装置として使用するか
の情報が通知される(ステップS201)。
【0090】リーダ200は、出力先に選択されたプリ
ンタ(例えば、プリンタ220)と通信を行い、この選
択されたプリンタ220が指定された紙サイズを印字す
るために使用する印字ヘッド数(又は印字画素数)を確
認する(ステップS202)。
【0091】印字ヘッド数(画素数)が番号指定テーブ
ルのメモリ容量内に収まる場合は、データRAM310
のデータが、選択されたプリンタ220に用いられる番
号指定テーブルであるかどうかを確認する(ステップS
203)。
【0092】データが、選択されたプリンタ220の番
号指定テーブルと違う場合には、番号指定テーブルの作
成を行う(ステップS206)。
【0093】一方、ステップS202において、高解像
度プリンタが選択され、印字ヘッド数がテーブルメモリ
容量よりも多い場合は、CPU309によって操作パネ
ル上にメモリ容量不足を示すワーニング・メッセージが
表示される(ステップS204)。
【0094】それに続いて、プリント動作を継続するか
否かを確認するメッセージを表示する(ステップS20
5)。
【0095】継続しない場合はステップS201に戻
り、新たに別のプリンタを出力先として再選択するよう
にさせる。プリント動作を継続する時は、データRAM
310のデータが選択されたプリンタ220に用いられ
る番号指定テーブルであるか否かを確認し(ステップS
203)、違う場合は、番号指定テーブルの作成を行う
(ステップS206)。
【0096】そして、プリントスタートが指示されると
(ステップS207)、スキャナ読み取り部が原稿台の
走査を開始し、CCDセンサ301で読み取られる。C
CDの出力は、増幅・AD変換回路302で増幅および
AD変換され、8ビットの画像データとして出力され
る。
【0097】次に、シェーディング回路303で読み取
り画像がシェーディング補正される。さらに、ガンマ変
換回路304でガンマ変換される。
【0098】次に、解像度変換を行うか否かを調べ(ス
テップS208)、変換する場合にはステップS209
に進む。
【0099】解像度変換回路600では、プリンタ22
0の解像度に合わせて解像度変換される(ステップS2
09)。
【0100】通常のプリント・ジョブの場合は、プリン
タ220の印字サイズと読み取った原稿画像の画像サイ
ズが倍率設定された大きさで出力されるように、プリン
タ220の解像度に合わせて、画像データの解像度変換
処理を行う。
【0101】一方、ステップS205から出力指示され
たジョブの場合は、プリンタ220のヘッド数がヘッド
シェーディング回路305のシェーディングテーブルメ
モリ数を上回っているので、解像度変換を行わない(ス
テップS210)。
【0102】この解像度変換を行わない場合は、リーダ
200のシェーディングテーブル数を上回る画像サイズ
になることはないが、実質的にプリンタ220に送られ
る画像データは、指定倍率よりも小さいサイズの画像と
して扱われることになる。
【0103】そして、解像度変換回路600から出力さ
れたデータは、印字するために必要なヘッド数だけ番号
指定テーブルの作成を行った後、ヘッドシェーディング
回路305で濃度補正が行われる(ステップS21
1)。
【0104】その後、2値化回路306で誤差拡散等の
処理を用いて、画像が2値化されてリーダ200から出
力される。リーダ200から出力された画像データは、
プリンタ220へ送信され、ドライバ回路321でLE
D駆動信号へ変換され、LEDヘッド322へ送出さ
れ、用紙(図示せず)に印字される。
【0105】上述したように、ネットワーク上の複数の
出力装置に対して、高解像度な出力装置に対しても、解
像度変換を実施せずに出力することによって、濃度補正
を実施して出力することができる。また、画像サイズが
変わることを、ワーニングメッセージを発行して、ユー
ザに通知することによって、通常のプリントと区別する
ことができる。
【0106】[第3の例]次に、本発明の第3の実施の
形態を、図8および図9に基づいて説明する。なお、前
述した各例と同一部分についてはその説明を省略し、同
一符号を付す。
【0107】本例では、ぺージメモリを備えたプリンタ
がネットワーク上に接続されているシステムの例につい
て説明する。
【0108】図9において、プリンタ220には、ぺー
ジメモリ700が設けられている。なお、その他のシス
テム構成は、図7と同じであるため、ここでの説明は省
略する。
【0109】(システム動作)次に、本システムの動作
を、図8に基づいて説明する。
【0110】ここでは、図9に示す画像処理系で印字出
力する場合を例に挙げる。
【0111】具体的には、リーダ200は出力先のプリ
ンタ220がページメモリ700を備えているか否かの
情報を受け取り、ぺージメモリ700を持っている場
合、自身の補正テーブル容量を越える大きさの画像を出
力させるときは、複数回に分けて画像を送信することに
よって出力補正を行って画像出力するモードを設ける例
について説明する。
【0112】まず、リーダ200の電源が投入される
と、リーダ200側にあるCPU309は、ヘッドシェ
ーディング回路305内部にあるレジスタを初期化し、
ヘッドシェーディング作成動作にて作成され、データR
AM310に記憶されているデータをヘッドシェーディ
ング回路305中のヘッドシェーディング補正テーブル
番号指定テーブルヘ設定する(ステップS300)。
【0113】データRAM310には、LED各画素の
濃度補正処理であるヘッドシェーディングのための補正
テーブル番号が記憶されており、LEDの各画素に対し
て、濃度補正用のテーブル番号をそれぞれ指示するもの
である。
【0114】また、プログラムROM307内に予め記
憶されている各補正テーブルを、ヘッドシェーディング
回路305中のテーブルに書き込む。
【0115】次に、操作パネル(図示せず)から、出力
装置として使用するプリンタの情報が通知される(ステ
ップS301)。
【0116】リーダ200は、出力先として選択された
プリンタ(例えば、プリンタ220)と通信を行い、デ
ータRAM310のデータが、その選択されたプリンタ
220に用いられる番号指定テーブルであるか否かを確
認する(ステップS302)。
【0117】選択されたプリンタ220の番号指定テー
ブルと違う場合は、番号指定テーブルの作成を行う(ス
テップS303)。
【0118】番号指定テーブルデータの作成後、データ
RAM310に記憶されたシェーディングデータをヘッ
ドシェーディング回路305に読み込むが、このとき、
プリンタの印字ヘッド数(又は画素数)がヘッドシェー
ディング回路305中のデータ容量よりも大きい場合
は、設定できるヘッド(又は画素)まで設定しておく
(ステップS304)。
【0119】濃度補正テーブルの設定が終了し、コピー
スタートが指示されると、スキャナ読み取り部が原稿台
の走査を開始し、CCDセンサ301で読み取られる。
CCDの出力は、増幅・AD変換回路302で増幅およ
びAD変換され、8ビットの画像データとして出力され
る。
【0120】次に、シェーディング回路303で読み取
り画像がシェーディング補正される。さらに、ガンマ変
換回路304でガンマ変換をされる。
【0121】そして、解像度変換回路600で必要に応
じて解像度変換が施される。解像度変換回路600で変
換されたデータは、ヘッドシェーディング回路305に
より濃度補正される(ステップS305)。
【0122】ヘッドシェーディング回路305で濃度補
正が行われた後、2値化回路306で誤差拡散等の処理
を用いて、画像が2値化され、この2値化画像はリーダ
200から出力される(ステップS306)。
【0123】リーダ200から出力された2値化データ
は、プリンタ220へ送信され、ぺージメモリ700に
一旦蓄えられる(ステップS307)。
【0124】そして、出力先のプリンタ220の印字ヘ
ッド数(画素数)が、テーブルメモリ700のメモリ容
量より多いか否かを確認する(ステップS308)。
【0125】印字ヘッド数がメモリ容量よりも大きい場
合は、全データが送信終了したか否かを確認する(ステ
ップS309)。
【0126】全データの送信が終了していない場合は、
ステップS305に戻り、ヘッドシェーディング回路3
05のテーブルに残りのシェーディングデータを設定
し、再度画像を読み込んで各処理を実行して、プリンタ
220に送信する。
【0127】プリンタ220のぺージメモリ700に全
画像が記憶されたならば、ステップS310に進み、ド
ライバ回路321でLED駆動信号へ変換され、LED
ヘッド322へ送出され、用紙(図示せず)に印字され
る(ステップS310)。
【0128】上述したように、プリンタ220の印字ヘ
ッド数(又は画素数)がリーダのヘッドシェーディング
データの記憶容量を超えても、プリンタ220側にぺー
ジメモリ700を備えているので、複数回に分割してデ
ータ送信を行うことができ、これにより、好適な出力補
正を実施して出力することができる。
【0129】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1
つの機器(例えば、複写機、ファクシミリ装置)からな
る装置に適用してもよい。
【0130】また、本発明は、システム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成
するためのソフトウェアによって表されるプログラムを
格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そ
のシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出
し実行することによっても、本発明の効果を享受するこ
とが可能となる。
【0131】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0132】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
(マスクROM、フラッシュEEPROMなど)などを
用いることができる。
【0133】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0134】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力画像データの画像処理を行う画像処理装置が、複数
の出力装置に対応した適正な出力制御を行う画像処理シ
ステムにおいて、画像処理装置により、入力画像データ
の出力先となる出力装置を選択し、該選択された出力装
置の出力特性に関する情報を取得し、該取得した出力装
置の出力特性に関する情報に対して、補正領域を用いて
出力補正を行うに際して、選択された出力装置の出力領
域が補正領域よりも大きいか否かを比較し、出力領域が
補正領域よりも大きいとき、入力画像データを当該補正
領域内で分割して出力補正を行うようにしたので、画像
処理装置の有する補正領域の容量が選択された出力装置
の出力特性より少ない場合にも、出力を中止することな
くその処理を継続して行うことができる。
【0136】以上により、例えば、リーダの有するヘッ
ドシェーディング補正回路の補正テーブル容量がネット
ワーク上に接続されているプリンタの印字ヘッド数(又
は画素数)より少ない場合にも、印刷を中止することな
く実行することができ、処理効率を高めることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である、出力補正処
理の1例を説明するフローチャートである。
【図2】ヘッドシェーディング補正テーブルの作成処理
を示すフローチャートである。
【図3】ヘッドシェーディング回路の内部処理を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明に係る画像処理システムを構成するリー
ダおよびプリンタの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係るネットワーク上での画像処理シス
テムの構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態である、出力補正処
理の1例を説明するフローチャートである。
【図7】本発明に係る画像処理システムを構成するリー
ダおよびプリンタの構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態である、出力補正処
理の1例を説明するフローチャートである。
【図9】本発明に係る画像処理システムを構成するリー
ダおよびプリンタの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
200 リーダ 220,230,250 プリンタ 301 CCDセンサ 302 増幅・AD変換回路 303 シェーディング回路 304 ガンマ変換回路 305 ヘッドシェーディング回路 306 2値化回路 401 カウンタ 402 ヘッドシェーディング補正テーブル番号指定テ
ーブル 403 ヘッドシェーディング補正テーブル 404 レジスタ 405 セレクタ 700 ページメモリ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データの画像処理を行う画像処
    理装置が、複数の出力装置に対応した適正な出力制御を
    行う画像処理システムであって、 前記画像処理装置は、 前記入力画像データの出力先となる出力装置を選択する
    選択手段と、 前記選択された出力装置の出力特性に関する情報を取得
    する取得手段と、 前記取得した出力装置の出力特性に関する情報に対し
    て、補正領域を用いて出力補正を行う出力補正手段と、 前記選択された出力装置の出力領域が前記補正領域より
    も大きいか否かを比較する比較手段と、 前記比較により、前記出力領域が前記補正領域よりも大
    きいとき、前記入力画像データを当該補正領域内で分割
    して出力補正を行う制御手段とを具えたことを特徴とす
    る画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記出力補正手段は、 前記選択された出力装置固有の主走査方向の出力特性に
    応じて、主走査方向の画素毎に出力補正テーブルを切り
    替えて出力補正を行うことを特徴とする請求項1記載の
    画像処理システム。
  3. 【請求項3】 前記出力補正手段は、 前記出力補正テーブルを記憶する手段と、 前記出力補正テーブルを主走査方向の画素毎に切り替え
    るための番号テーブルを記憶する手段とを有し、 前記番号テーブルにより主走査方向の画素毎に前記出力
    補正テーブルを切り替えて出力補正を行うことを特徴と
    する請求項2記載の画像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記出力補正手段は、 前記選択された出力装置より所定のパターンを印字し、
    該印字されたパターンを読み取って出力補正のためのデ
    ータを得ることによって出力補正を行うことを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の画像処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記画像処理装置は、 前記選択された出力装置の解像度が、前記入力画像デー
    タの解像度よりも高い場合、当該入力画像データの解像
    度を変更させずに出力補正を行う手段をさらに具えたこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画
    像処理システム。
  6. 【請求項6】 前記選択された出力装置の出力領域が前
    記出力補正手段の補正領域よりも大きいとき、出力補正
    の処理を中止して印刷する手段をさらに具えたことを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像処理
    システム。
  7. 【請求項7】 入力画像データの画像処理を行う画像処
    理装置が、複数の出力装置に対応した適正な出力制御を
    行う画像処理方法であって、 前記画像処理装置は、 前記入力画像データの出力先となる出力装置を選択する
    工程と、 前記選択された出力装置の出力特性に関する情報を取得
    する工程と、 前記取得した出力装置の出力特性に関する情報に対し
    て、補正領域を用いて出力補正を行うに際して、 前記選択された出力装置の出力領域が前記補正領域より
    も大きいか否かを比較する工程と、 前記比較により、前記出力領域が前記補正領域よりも大
    きいとき、前記入力画像データを当該補正領域内で分割
    して出力補正を行う工程とを具えたことを特徴とする画
    像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記出力補正は、 前記選択された出力装置固有の主走査方向の出力特性に
    応じて、主走査方向の画素毎に出力補正テーブルを切り
    替えることによって行うことを特徴とする請求項7記載
    の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記出力補正テーブルと、該出力補正テ
    ーブルを主走査方向の画素毎に切り替えるための番号テ
    ーブルとを記憶媒体に記憶する工程を有し、 前記番号テーブルにより主走査方向の画素毎に前記出力
    補正テーブルを切り替えることによって出力補正を行う
    ことを特徴とする請求項8記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記選択された出力装置より所定のパ
    ターンを印字し、該印字されたパターンを読み取って出
    力補正のためのデータを得ることによって出力補正を行
    うことを特徴とする請求項7ないし9のいずれかに記載
    の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記画像処理装置は、 前記選択された出力装置の解像度が、前記入力画像デー
    タの解像度よりも高い場合、該入力画像データの解像度
    を変更させずに出力補正を行うことを特徴とする請求項
    7ないし10のいずれかに記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記選択された出力装置の出力領域が
    前記出力補正の補正領域よりも大きいとき、出力補正を
    中止して印刷することを特徴とする請求項7ないし11
    のいずれかに記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータによって、入力画像デー
    タの画像処理を行う画像処理装置が、複数の出力装置に
    対応した適正な出力制御を行うための制御プログラムを
    記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記画像処理装置によって、 前記入力画像データの出力先となる出力装置を選択さ
    せ、 前記選択させた出力装置の出力特性に関する情報を取得
    させ、 前記取得させた出力装置の出力特性に関する情報に対し
    て、補正領域を用いて出力補正を行わせるに際して、 前記選択させた出力装置の出力領域が前記補正領域より
    も大きいか否かを比較させ、 該比較により前記出力領域が前記補正領域よりも大きい
    とき、前記入力画像データを当該補正領域内で分割して
    出力補正を実行させることを特徴とする画像処理制御プ
    ログラムを記録した媒体。
  14. 【請求項14】 前記選択させた出力装置固有の主走査
    方向の出力特性に応じて、主走査方向の画素毎に出力補
    正テーブルを切り替えて出力補正を行わせることを特徴
    とする請求項13記載の画像処理制御プログラムを記録
    した媒体。
  15. 【請求項15】 前記出力補正テーブルと、該出力補正
    テーブルを主走査方向の画素毎に切り替えさせるための
    番号テーブルとを記憶媒体に記憶させ、 前記番号テーブルにより主走査方向の画素毎に前記出力
    補正テーブルを切り替えることによって出力補正を行わ
    せることを特徴とする請求項14記載の画像処理制御プ
    ログラムを記録した媒体。
  16. 【請求項16】 前記選択させた出力装置より所定のパ
    ターンを印字させ、該印字させたパターンを読み取って
    出力補正のためのデータを得ることによって出力補正を
    行わせることを特徴とする請求項13ないし15のいず
    れかに記載の画像処理制御プログラムを記録した媒体。
  17. 【請求項17】 前記画像処理装置は、 前記選択させた出力装置の解像度が、前記入力画像デー
    タの解像度よりも高い場合、該入力画像データの解像度
    を変更させずに出力補正の処理を行わせることを特徴と
    する請求項13ないし16のいずれかに記載の画像処理
    制御プログラムを記録した媒体。
  18. 【請求項18】 前記選択させた出力装置の出力領域が
    前記出力補正の補正領域よりも大きいとき、出力補正を
    中止させて印刷させることを特徴とする請求項13ない
    し17のいずれかに記載の画像処理制御プログラムを記
    録した媒体。
  19. 【請求項19】 入力画像データの画像処理を行い、該
    画像処理された入力画像データを出力装置に出力する装
    置であって、 前記入力画像データの出力先となる出力装置を選択する
    選択手段と、 前記選択された出力装置の出力特性に関する情報を取得
    する取得手段と、 前記取得した出力装置の出力特性に関する情報に対し
    て、出力補正を行うための補正領域を有する出力補正手
    段と、 前記選択された出力装置の出力領域が前記出力補正手段
    の補正領域よりも大きいか否かを比較する比較手段と、 前記比較により前記出力領域が前記補正領域よりも大き
    いとき、前記入力画像データを当該補正領域内で分割し
    て出力補正を行う制御手段とを具えたことを特徴とする
    画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記出力補正手段は、 前記選択された出力装置固有の主走査方向の出力特性に
    応じて、主走査方向の画素毎に出力補正テーブルを切り
    替えて出力補正を行うことを特徴とする請求項19記載
    の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記出力補正手段は、 前記出力補正テーブルを記憶する手段と、 前記出力補正テーブルを主走査方向の画素毎に切り替え
    るための番号テーブルを記憶する手段とを有し、 前記番号テーブルにより主走査方向の画素毎に前記出力
    補正テーブルを切り替えて出力補正を行うことを特徴と
    する請求項20記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記出力補正手段は、 前記選択された出力装置より所定のパターンを印字し、
    該印字されたパターンを読み取って出力補正のためのデ
    ータを得ることによって出力補正を行わせることを特徴
    とする請求項19ないし21のいずれかに記載の画像処
    理装置。
  23. 【請求項23】 前記選択された出力装置の解像度が、
    前記入力画像データの解像度よりも高い場合、当該入力
    画像データの解像度を変更させずに出力補正を行わせる
    手段をさらに具えたことを特徴とする請求項19ないし
    22のいずれかに記載の画像処理装置。
  24. 【請求項24】 前記選択された出力装置の出力領域が
    前記出力補正手段の補正領域よりも大きいとき、出力補
    正の処理を中止して印刷する手段をさらに具えたことを
    特徴とする請求項19ないし23のいずれかに記載の画
    像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101826212B1 (ko) 2014-03-26 2018-02-06 인텔 코포레이션 근접 센서 데이터에 응답한 정전식 센서 동작

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