JP2002009655A - 双方向無線通信システム及び双方向無線通信方法 - Google Patents

双方向無線通信システム及び双方向無線通信方法

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JP2002009655A
JP2002009655A JP2000190216A JP2000190216A JP2002009655A JP 2002009655 A JP2002009655 A JP 2002009655A JP 2000190216 A JP2000190216 A JP 2000190216A JP 2000190216 A JP2000190216 A JP 2000190216A JP 2002009655 A JP2002009655 A JP 2002009655A
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JP
Japan
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signal
radio
frequency band
local oscillation
modulation signal
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Application number
JP2000190216A
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English (en)
Inventor
Yozo Shoji
洋三 荘司
Kiyoshi Hamaguchi
清 浜口
Hirotsugu Ogawa
博世 小川
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Communications Research Laboratory
Original Assignee
Communications Research Laboratory
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Publication date
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Priority to CA002351271A priority patent/CA2351271C/en
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質な局部発振信号を用いることなく高品
質な双方向無線通信を実現できる双方向無線通信システ
ムを提供する。 【解決手段】 第1無線局A1のみが局部発振信号源1
を備えるものとし、第2無線局A2への送信信号には、
中間周波数帯信号成分と併せて中間周波数帯変調信号を
アップコンバートするのに用いた局部発振信号成分を含
ませておき、第1無線局A1からの信号を受信した第2
無線局A2は、局部発振信号成分再生回路13によって
第1無線局A1が用いた局部発振信号を抽出再生し、こ
の抽出再生した局部発振信号を用いて受信信号の無線変
調信号成分を中間周波数帯へダウンコンバートすると共
に、第1無線局A1へ送信するための中間周波数帯変調
信号を無線周波数帯域へアップコンバートする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システ
ム、特にSHF帯以上の高周波数帯で用いる無線通信
(例えば、ミリ波帯を用いた無線LAN、無線ホームリ
ンク、無線映像伝送システム、無線路車間通信システ
ム、無線車車間通信システム等)の双方向無線通信にお
いて、ディジタル信号またはアナログ信号を高速かつ高
品質に伝送する上で好適な双方向無線通信システムおよ
び双方向無線通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】送信局が中間周波数帯変調信号を無線周
波数帯へ周波数変換する際に用いた局部発振信号の一部
を送信無線周波数と同時に無線伝送し、受信局はこの両
成分の乗積成分を生成することで、受信無線信号を中間
周波数帯変調信号に周波数変換する自己ヘテロダイン検
波を用いた無線通信システムが、本願発明者らにより、
特願平11−227508号(出願日:平成11年8月
11日)として提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案においては、自己ヘテロダイン検波を用いる双方向通
信の実現手法について具体的な技術内容は提案されてい
なかった。そこで、本発明は、高品質な局部発振信号を
用いることなく高品質な双方向無線通信を実現できる双
方向無線通信システムおよび双方向無線通信方法の提供
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、第1無線局と第2無線局と
の間で双方向通信を行う双方向無線通信システムにおい
て、第1無線局は、無線周波数よりも低い中間周波数帯
において変調信号を生成する変調信号生成手段と、上記
変調信号生成手段により生成された変調信号を局部発振
信号を用いて無線周波数帯へアップコンバートすること
で送信無線変調信号を生成する送信無線変調信号生成手
段と、上記送信無線変調信号生成手段が用いた局部発振
信号を無線変調信号と共に無線送信する送信手段と、上
記送信無線変調信号生成手段がアップコンバートに用い
た局部発振信号を用いて、通信相手となる第2無線局か
ら受信した無線信号を中間周波数帯へダウンコンバート
する受信手段と、を備えるものとし、第2無線局は、通
信相手となる第1無線局から受信した無線変調信号成分
と局部発振信号成分のうち、局部発振信号成分のみを抽
出再生する局部発振信号抽出再生手段と、上記局部発振
信号抽出再生手段により抽出再生した局部発振信号を用
いて、受信した無線変調信号を中間周波数帯へダウンコ
ンバートする受信手段と、無線周波数よりも低い中間周
波数帯において変調信号を生成する変調信号生成手段
と、上記局部発振信号抽出再生手段により抽出再生され
た局部発振信号を用いて、上記変調信号生成手段により
生成された変調信号を無線周波数帯へアップコンバート
して送信する送信手段と、を備えるものとしたことを特
徴とする。
【0005】また、請求項2に係る発明は、第1無線局
と第2無線局との間で双方向通信を行う双方向無線通信
システムにおいて、第1無線局および第2無線局は、無
線周波数よりも低い中間周波数帯において変調信号を生
成する変調信号生成手段と、上記変調信号生成手段によ
り生成された変調信号を局部発振信号を用いて無線周波
数帯へアップコンバートすることで送信無線変調信号を
生成する送信無線変調信号生成手段と、上記送信無線変
調信号生成手段が用いた局部発振信号を無線変調信号と
共に無線送信する送信手段と、通信相手の無線局から受
信した無線変調信号成分と局部発振信号成分の乗積成分
を生成することで、受信無線変調信号を中間周波数帯の
変調信号へダウンコンバートする受信手段と、各々備え
るものとしたことを特徴とする。
【0006】また、請求項3に係る発明は、第1無線局
と第2無線局との間で双方向無線通信を行う双方向無線
通信システムにおいて、第1無線局は、無線周波数より
も低い中間周波数帯において変調信号を生成する変調信
号生成手段と、上記変調信号生成手段により生成された
変調信号を局部発振信号を用いて無線周波数帯へアップ
コンバートする無線変調信号生成手段と、上記無線変調
信号生成手段により中間周波数帯変調信号が無線周波数
帯に変換される際に生じる側帯波信号のうち、上側帯波
を送信無線信号として選択し、上記送信無線変調信号生
成手段が用いた局部発振信号と共に送信する送信手段
と、通信相手の第2無線局から受信した無線信号成分と
局部発振信号成分の乗積成分を生成することで、受信無
線信号を中間周波数帯へダウンコンバートする受信手段
と、を備えるものとし、第2無線局は、無線周波数より
も低い中間周波数帯において変調信号を生成する変調信
号生成手段と、上記変調信号生成手段により生成された
変調信号を局部発振信号を用いて無線周波数帯へアップ
コンバートする無線変調信号生成手段と、上記無線変調
信号生成手段により中間周波数帯変調信号が無線周波数
帯に変換される際に生じる側帯波信号のうち、下側帯波
を送信無線信号として選択し、上記送信無線変調信号生
成手段が用いた局部発振信号と共に送信する送信手段
と、通信相手の第1無線局から受信した無線信号成分と
局部発振信号成分の乗積成分を生成することで、受信無
線信号を中間周波数帯へダウンコンバートする受信手段
と、を備えるものとしたことを特徴とする。
【0007】また、請求項4に係る発明は、第1無線局
と第2無線局との間で双方向通信を行う双方向無線通信
方法において、第1無線局は、通信相手となる第2無線
局へ無線信号を送信する場合には、無線周波数よりも低
い中間周波数帯において変調信号を生成し、該変調信号
を局部発振信号を用いて無線周波数帯へアップコンバー
トすることで送信無線変調信号を生成し、アップコンバ
ートに用いた局部発振信号を無線変調信号と共に無線送
信するものとし、通信相手となる第2無線局から無線信
号を受信した場合には、アップコンバートに用いた局部
発振信号を用いて受信無線信号を中間周波数帯へダウン
コンバートするものとし、第2無線局は、通信相手とな
る第1無線局から無線信号を受信した場合には、受信し
た無線変調信号成分と局部発振信号成分のうち、局部発
振信号成分のみを抽出再生し、この局部発振信号を用い
て、受信した無線変調信号を中間周波数帯へダウンコン
バートするものとし、通信相手となる第1無線局へ無線
信号を送信する場合には、無線周波数よりも低い中間周
波数帯において変調信号を生成し、受信に際して抽出再
生した局部発振信号を用いて変調信号を無線周波数帯へ
アップコンバートして送信するものとしたことを特徴と
する。
【0008】また、請求項5に係る発明は、第1無線局
と第2無線局との間で双方向通信を行う双方向無線通信
方法において、第1無線局および第2無線局は、通信相
手の無線局へ無線信号を送信する場合、無線周波数より
も低い中間周波数帯において変調信号を生成し、該変調
信号を局部発振信号を用いて無線周波数帯へアップコン
バートすることで送信無線変調信号を生成し、アップコ
ンバートに用いた局部発振信号を無線変調信号と共に無
線送信するものとし、通信相手の無線局から無線信号を
受信した場合には、受信した無線変調信号成分と局部発
振信号成分の乗積成分を生成することで、受信無線変調
信号を中間周波数帯の変調信号へダウンコンバートする
するものとしたことを特徴とする。
【0009】また、請求項6に係る発明は、第1無線局
と第2無線局との間で双方向無線通信を行う双方向無線
通信方法において、第1無線局は、通信相手となる第2
無線局へ無線信号を送信する場合には、無線周波数より
も低い中間周波数帯において変調信号を生成し、該変調
信号を局部発振信号を用いて無線周波数帯へアップコン
バートし、中間周波数帯変調信号が無線周波数帯に変換
される際に生じる側帯波信号のうち、上側帯波を送信無
線信号として選択し、上記送信無線変調信号生成手段が
用いた局部発振信号と共に送信するものとし、通信相手
となる第2無線局から無線信号を受信した場合には、受
信した無線信号成分と局部発振信号成分の乗積成分を生
成することで、受信無線信号を中間周波数帯へダウンコ
ンバートするものとし、第2無線局は、通信相手となる
第1無線局へ無線信号を送信する場合には、無線周波数
よりも低い中間周波数帯において変調信号を生成し、該
変調信号を局部発振信号を用いて無線周波数帯へアップ
コンバートし、中間周波数帯変調信号が無線周波数帯に
変換される際に生じる側帯波信号のうち、下側帯波を送
信無線信号として選択し、上記送信無線変調信号生成手
段が用いた局部発振信号と共に送信するものとし、通信
相手となる第1無線局から無線信号を受信した場合に
は、受信した無線信号成分と局部発振信号成分の乗積成
分を生成することで、受信無線信号を中間周波数帯へダ
ウンコンバートするものとしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施形態を詳細に説明する。
【0011】図1は、第1無線局A1と第2無線局A2
との間での双方向通信を行う双方向無線通信システムの
第1実施形態を示すもので、その特徴を端的に述べるな
ら、第1無線局A1は内部に持つ局部発振信号源を送信
すべき中間周波数帯変調信号を無線周波数に周波数変換
する目的と同時に、受信無線信号を中間周波数帯に変換
する目的について共通利用し、第2無線局は第1無線局
が送信した局部発振信号成分を抽出再生し、これを送信
機1と同様に送信すべき中間周波数帯変調信号を無線周
波数に周波数変換する目的と同時に、受信無線信号を中
間周波数帯に変換する目的として共通利用するのであ
る。すなわち、双方向通信を行う2つの無線局のうち、
一方の無線局のみに局部発振信号源を持たせておけば、
他方の無線局には局部発振信号源が不要となるのであ
る。
【0012】第1無線局(親局)A1は、内部に局部発
振信号源1を有しており、無線周波数よりも低い中間周
波数帯において変調信号を生成する中間周波数帯変調信
号生成回路2の出力(中間周波数帯変調信号)と局部発
振信号源1からの局部発振信号を乗積器3で乗積するこ
とで、変調信号を無線周波数帯域へアップコンバートす
る。すなわち、中間周波数帯変調信号生成回路2は、
「無線周波数よりも低い中間周波数帯において変調信号
を生成する変調信号生成手段」として機能し、乗積器3
は、「変調信号生成手段により生成された変調信号を局
部発振信号を用いて無線周波数帯へアップコンバートす
ることで送信無線変調信号を生成する送信無線変調信号
生成手段」として機能する。
【0013】上記のように生成された送信無線変調信号
は、帯域フィルタ4で不要成分を除去した後、加算器5
によって局部発振信号を加算され、増幅器6により増幅
され、送信アンテナ7aから送信される。すなわち、加
算器5,送信アンテナ7a等が協働することで、「送信
無線変調信号生成手段が用いた局部発振信号を無線変調
信号と共に無線送信する送信手段」として機能する。
【0014】また、第1無線局A1は、通信相手となる
第2無線局からの無線信号を受信アンテナ7bで受信
し、帯域フィルタ8で不要成分を除去し、増幅器9によ
り増幅した後、局部発振信号源1からの局部発振信号を
乗積器10で乗積することにより無線信号を中間周波数
帯へダウンコンバートし、この中間周波数帯変調信号を
中間周波数帯変調信号復調回路11によって復調する。
すなわち、受信アンテナ7b,乗積器10等が協働する
ことで、「送信無線変調信号生成手段がアップコンバー
トに用いた局部発振信号を用いて、通信相手となる第2
無線局A2から受信した無線信号を中間周波数帯へダウ
ンコンバートする受信手段」として機能する。
【0015】一方、第2無線局(子局)A2は、通信相
手となる第1無線局A1からの無線信号(無線変調信号
成分と局部発振信号成分を含む信号)を受信アンテナ1
2aで受信し、受信信号の一部は局部発振信号成分再生
回路13に供給されて、局部発振信号成分のみが抽出再
生される。すなわち、局部発振信号成分生成回路13
が、「通信相手となる第1無線局から受信した無線変調
信号成分と局部発振信号成分のうち、局部発振信号成分
のみを抽出再生する局部発振信号抽出再生手段」として
機能する。なお、局部発振信号抽出再生手段は、狭帯域
フィルタ、注入同期発振器、または単一同調増幅器等に
より実現可能である。
【0016】そして、上記のように局部発振信号成分再
生回路13により抽出再生された局部発振信号は、帯域
フィルタ14および増幅器15を経た受信信号と乗積器
16で乗積され、受信信号の無線変調信号成分が中間周
波数帯へダウンコンバートされ、中間周波数帯変調信号
復調回路17によって復調される。すなわち、乗積器1
6が、「局部発振信号抽出再生手段により抽出再生した
局部発振信号を用いて、受信した無線変調信号を中間周
波数帯へダウンコンバートする受信手段」として機能す
る。
【0017】また、第2無線局A2は、無線周波数より
も低い中間周波数帯において変調信号を生成する中間周
波数帯変調信号生成回路18の出力(中間周波数帯変調
信号)と局部発振信号成分再生回路13からの局部発振
信号を乗積器19で乗積することで、変調信号を無線周
波数帯域へアップコンバートし、帯域フィルタ20およ
び増幅器21を介して送信アンテナ12bから送信す
る。すなわち、中間周波数帯変調信号生成回路18が、
「無線周波数よりも低い中間周波数帯において変調信号
を生成する変調信号生成手段」として機能し、乗積器1
9,送信アンテナ12b等が協働することで、「局部発
振信号抽出再生手段により抽出再生された局部発振信号
を用いて、上記変調信号生成手段により生成された変調
信号を無線周波数帯へアップコンバートして送信する送
信手段」として機能する。
【0018】上述した第1無線局A1と第2無線局A2
とで双方向無線通信を行う方式によれば、第1無線局A
1と第2無線局A2が、周波数および位相の同期がとれ
た局部発振信号源を各々有することと等価となるため、
局部発振信号源に含まれる位相雑音と周波数オフセット
の影響を受けない高品質な通信を実現できると同時に、
高価かつ高品質な局部発振信号源を用いる必要がないた
め、低コストな双方向無線通信システムを実現できる。
【0019】図2は、第1無線局B1と第2無線局B2
との間での双方向通信を行う双方向無線通信システムの
第2実施形態を示すもので、その特徴を端的に述べるな
ら、第1無線局B1と第2無線局B2の両方が内部に局
部発振信号源をもち、各無線局で各々送信すべき中間周
波数帯変調信号を局部発振信号で無線周波数帯にアップ
コンバートすると同時に、得られた無線変調信号と局部
発振信号を同時に送信し、各無線局で受信する場合に
は、無線周波数帯変調信号成分と局部発振信号成分を含
む受信無線信号から、両成分の乗積成分を生成すること
で、中間周波数帯変調信号を生成するのである。すなわ
ち、双方向通信を行う2つの無線局は、送信時にのみ自
局の局部発振信号源の局部発振信号を用い、受信時には
自局の局部発振信号源の局部発振信号を用いないので、
両無線局が周波数および位相の同期がとれた局部発振信
号源を備える必要がないのである。
【0020】なお、本実施形態における第1無線局B1
と第2無線局B2は、送信回路30aと受信回路30b
を独立して備える同一の構成としてあり、以下、第1無
線局B1の構成についてのみ説明する。
【0021】第1無線局B1の送信回路30aは、内部
に局部発振信号源1を有しており、無線周波数よりも低
い中間周波数帯において変調信号を生成する中間周波数
帯変調信号生成回路2の出力(中間周波数帯変調信号)
と局部発振信号源1からの局部発振信号を乗積器3で乗
積することで、変調信号を無線周波数帯域へアップコン
バートする。すなわち、中間周波数帯変調信号生成回路
2は、「無線周波数よりも低い中間周波数帯において変
調信号を生成する変調信号生成手段」として機能し、乗
積器3は、「変調信号生成手段により生成された変調信
号を局部発振信号を用いて無線周波数帯へアップコンバ
ートすることで送信無線変調信号を生成する送信無線変
調信号生成手段」として機能する。
【0022】上記のように生成された送信無線変調信号
は、帯域フィルタ4で不要成分を除去した後、加算器5
によって局部発振信号を加算され、増幅器6により増幅
され、送信アンテナ7aから送信される。すなわち、加
算器5,送信アンテナ7a等が協働することで、「送信
無線変調信号生成手段が用いた局部発振信号を無線変調
信号と共に無線送信する送信手段」として機能する。
【0023】また、第1無線局B1の受信回路30b
は、通信相手となる第2無線局B2からの無線信号を受
信アンテナ7bで受信し、帯域フィルタ8で不要成分を
除去し、増幅器9により増幅した後、2乗器31(増幅
器等の非線形効果を有するデバイスにより実現可能)等
により、無線局B2より受信した無線信号と局部発振信
号成分の乗積成分を生成することで、無線信号を中間周
波数帯へダウンコンバートし、この中間周波数帯変調信
号を中間周波数帯変調信号復調回路11によって復調す
る。すなわち、受信アンテナ7b,2乗器31等が協働
することで、「通信相手の無線局から受信した無線変調
信号成分と局部発振信号成分の乗積成分を生成すること
で、受信無線変調信号を中間周波数帯の変調信号へダウ
ンコンバートする受信手段」として機能する。
【0024】上述した第1無線局B1と第2無線局B2
とで双方向無線通信を行う方式によれば、相手局からの
信号を受信する際には、通信相手から送信された無線変
調信号成分と局部発振信号成分を受信し、両成分の乗積
成分を生成することで受信無線信号を中間周波数帯へダ
ウンコンバージョンするので、双方の無線局で使用する
局部発振信号源による局部発振信号の周波数および位相
の同期がとれている必要がないため、低コストな双方向
無線通信システムを実現できる。また、上述した第2実
施形態では、第1無線局B1と第2無線局B2とで異な
る送信無線周波数帯を用いるように設定し、周波数分割
復信方式を実現するものとしてある。
【0025】図3は、第1無線局C1と第2無線局C2
との間での双方向通信を行う双方向無線通信システムの
第3実施形態を示すもので、その特徴を端的に述べるな
ら、上述した第2実施形態により実現する双方向通信に
おいて、第1無線局C1は周波数変換により生じた上側
帯波の無線信号を選択して伝送し、第2無線局C2は第
1無線局C1が用いた局部発振周波数とは異なる周波数
(例えば、より高い周波数)の局部発振信号を用い、さ
らに周波数変換によって生じる下側帯波を送信無線信号
として送信することにより、上りの信号で用いる周波数
帯域と下りの信号で用いる周波数帯域を無駄なく利用で
きるようにしたものである。なお、本実施形態において
も、上述した第2実施形態と同様に、双方向通信を行う
2つの無線局は、送信時にのみ自局の局部発振信号源の
局部発振信号を用い、受信時には自局の局部発振信号源
の局部発振信号を用いないので、両無線局が周波数およ
び位相の同期がとれた局部発振信号源を備える必要がな
いという利点もある。
【0026】第1無線局C1(親局)の送信回路40a
は、内部に局部発振信号源1を有しており、無線周波数
よりも低い中間周波数帯において変調信号を生成する中
間周波数帯変調信号生成回路2の出力(中間周波数帯変
調信号)と局部発振信号源1からの局部発振信号を乗積
器3で乗積することで、変調信号を無線周波数帯域へア
ップコンバートする。すなわち、中間周波数帯変調信号
生成回路2は、「無線周波数よりも低い中間周波数帯に
おいて変調信号を生成する変調信号生成手段」として機
能し、乗積器3は、「変調信号生成手段により生成され
た変調信号を局部発振信号を用いて無線周波数帯へアッ
プコンバートすることで送信無線変調信号を生成する送
信無線変調信号生成手段」として機能する。
【0027】上記のように、中間周波数帯変調信号生成
回路2と局部発振信号源1と乗積器3によって、中間周
波数帯信号が無線周波数帯に変換される際に生じた側帯
波信号のうち、上側帯波のみが帯域フィルタ41を通過
し、加算器5によって上側帯波信号に局部発振信号が加
算され、増幅器6により増幅され、送信アンテナ7aか
ら送信される。すなわち、加算器5,帯域フィルタ4
1,送信アンテナ7a等が協働することで、「無線変調
信号生成手段により中間周波数帯変調信号が無線周波数
帯に変換される際に生じる側帯波信号のうち、上側帯波
を送信無線信号として選択し、上記送信無線変調信号生
成手段が用いた局部発振信号と共に送信する送信手段」
として機能する。
【0028】一方、第2無線局C2(子局)の送信回路
50aは、内部に局部発振信号源1を有しており、無線
周波数よりも低い中間周波数帯において変調信号を生成
する中間周波数帯変調信号生成回路2の出力(中間周波
数帯変調信号)と局部発振信号源1からの局部発振信号
を乗積器3で乗積することで、変調信号を無線周波数帯
域へアップコンバートする。すなわち、中間周波数帯変
調信号生成回路2は、「無線周波数よりも低い中間周波
数帯において変調信号を生成する変調信号生成手段」と
して機能し、乗積器3は、「変調信号生成手段により生
成された変調信号を局部発振信号を用いて無線周波数帯
へアップコンバートすることで送信無線変調信号を生成
する送信無線変調信号生成手段」として機能する。
【0029】上記のように、中間周波数帯変調信号生成
回路2と局部発振信号源1と乗積器3によって、中間周
波数帯信号が無線周波数帯に変換される際に生じた側帯
波信号のうち、下側帯波のみが帯域フィルタ51を通過
し、加算器5によって上側帯波信号に局部発振信号が加
算され、増幅器6により増幅され、送信アンテナ7aか
ら送信される。すなわち、加算器5,帯域フィルタ5
1,送信アンテナ7a等が協働することで、「無線変調
信号生成手段により中間周波数帯変調信号が無線周波数
帯に変換される際に生じる側帯波信号のうち、下側帯波
を送信無線信号として選択し、上記送信無線変調信号生
成手段が用いた局部発振信号と共に送信する送信手段」
として機能する。
【0030】そして、上記のように第2無線局C2から
送信された無線信号を受信する第1無線局C1の受信回
路40bは、無線信号を受信アンテナ7bで受信し、帯
域フィルタ8で不要成分を除去し、増幅器9により増幅
した後、2乗器31(増幅器等の非線形効果を有するデ
バイスにより実現可能)等により、第2無線局C2より
受信した無線信号と局部発振信号成分の乗積成分を生成
することで、無線信号を中間周波数帯へダウンコンバー
トし、この中間周波数帯変調信号を中間周波数帯変調信
号復調回路11によって復調する。すなわち、受信アン
テナ7b,2乗器31等が協働することで、「通信相手
の第2無線局から受信した無線信号成分と局部発振信号
成分の乗積成分を生成することで、受信無線信号を中間
周波数帯へダウンコンバートする受信手段」として機能
する。
【0031】同様に、第1無線局C1から送信された無
線信号を受信する第2無線局C2の受信回路50bは、
無線信号を受信アンテナ7bで受信し、帯域フィルタ8
で不要成分を除去し、増幅器9により増幅した後、2乗
器31(増幅器等の非線形効果を有するデバイスにより
実現可能)等により、第2無線局C2より受信した無線
信号と局部発振信号成分の乗積成分を生成することで、
無線信号を中間周波数帯へダウンコンバートし、この中
間周波数帯変調信号を中間周波数帯変調信号復調回路1
1によって復調する。すなわち、受信アンテナ7b,2
乗器31等が協働することで、「通信相手の第1無線局
から受信した無線信号成分と局部発振信号成分の乗積成
分を生成することで、受信無線信号を中間周波数帯へダ
ウンコンバートする受信手段」として機能する。
【0032】上述した第1無線局C1と第2無線局C2
とで双方向無線通信を行う方式によれば、相手局からの
信号を受信する際には、通信相手から送信された上側帯
波もしくは下側帯波の無線信号成分と局部発振信号成分
を受信し、両成分の乗積成分を生成することで受信無線
信号を中間周波数帯へダウンコンバージョンするので、
双方の無線局で使用する局部発振信号源による局部発振
信号の周波数および位相の同期がとれている必要がない
ため、低コストな双方向無線通信システムを実現でき
る。また、上述した第3実施形態では、第1無線局C1
が用いた局部発振周波数よりも高い局部発振周波数を第
2無線局C2が用いると同時に、周波数変換後に生じる
下側帯波を無線信号として選択し送信することにより、
局部発振周波数と無線信号との間の未利用周波数帯を上
り信号の周波数帯として利用するので、周波数を有効に
利用することが可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
3に係る双方向無線通信システムおよび請求項4〜請求
項6に係る双方向無線通信方法によれば、何れも、局部
発振信号に含まれる位相雑音及び周波数オフセットをキ
ャンセルできるため非常に高品質な双方向無線通信を実
現でき、しかも、高品質な局部発振信号源を用いる必要
がないため、低コストな双方向無線通信を実現できると
いう利点がある。
【0034】また、請求項3に係る双方向無線通信シス
テムおよび請求項6に係る双方向無線通信方法において
は、無線局が送信する無線周波数帯変調信号と局部発振
信号の間の未使用周波数帯を通信相手となる無線局が利
用する通信形態を採ることができるので、周波数帯域を
無駄にすることがなく、低コストかつ高品質な双方向通
信を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る双方向無線通信システムの第1実
施形態の概略構成図である。
【図2】本発明に係る双方向無線通信システムの第2実
施形態の概略構成図である。
【図3】本発明に係る双方向無線通信システムの第3実
施形態の概略構成図である。
【符号の説明】
A1 第1無線局 A2 第2無線局 1 局部発振信号源 2 中間周波数帯変調信号生成回路 3 乗積器 4 帯域フィルタ 5 加算器 6 増幅器 7a 送信アンテナ 7b 受信アンテナ 8 帯域フィルタ 9 増幅器 10 乗積器 11 中間周波数帯変調信号復調回路 12a 受信アンテナ 12b 送信アンテナ 13 局部発振信号成分再生回路 14 帯域フィルタ 15 増幅器 16 乗積器 17 中間周波数帯変調信号復調回路 18 中間周波数帯変調信号生成回路 19 乗積器 20 帯域フィルタ 21 増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 博世 東京都小金井市貫井北町4−2−1 郵政 省通信総合研究所内 Fターム(参考) 5K011 DA03 DA06 JA01 KA01 5K033 AA04 DA17 DB19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1無線局と第2無線局との間で双方向
    通信を行う双方向無線通信システムにおいて、 第1無線局は、 無線周波数よりも低い中間周波数帯において変調信号を
    生成する変調信号生成手段と、 上記変調信号生成手段により生成された変調信号を局部
    発振信号を用いて無線周波数帯へアップコンバートする
    ことで送信無線変調信号を生成する送信無線変調信号生
    成手段と、 上記送信無線変調信号生成手段が用いた局部発振信号を
    無線変調信号と共に無線送信する送信手段と、 上記送信無線変調信号生成手段がアップコンバートに用
    いた局部発振信号を用いて、通信相手となる第2無線局
    から受信した無線信号を中間周波数帯へダウンコンバー
    トする受信手段と、 を備えるものとし、 第2無線局は、 通信相手となる第1無線局から受信した無線変調信号成
    分と局部発振信号成分のうち、局部発振信号成分のみを
    抽出再生する局部発振信号抽出再生手段と、 上記局部発振信号抽出再生手段により抽出再生した局部
    発振信号を用いて、受信した無線変調信号を中間周波数
    帯へダウンコンバートする受信手段と、 無線周波数よりも低い中間周波数帯において変調信号を
    生成する変調信号生成手段と、 上記局部発振信号抽出再生手段により抽出再生された局
    部発振信号を用いて、上記変調信号生成手段により生成
    された変調信号を無線周波数帯へアップコンバートして
    送信する送信手段と、 を備えるものとしたことを特徴とする双方向無線通信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 第1無線局と第2無線局との間で双方向
    通信を行う双方向無線通信システムにおいて、 第1無線局および第2無線局は、 無線周波数よりも低い中間周波数帯において変調信号を
    生成する変調信号生成手段と、 上記変調信号生成手段により生成された変調信号を局部
    発振信号を用いて無線周波数帯へアップコンバートする
    ことで送信無線変調信号を生成する送信無線変調信号生
    成手段と、 上記送信無線変調信号生成手段が用いた局部発振信号を
    無線変調信号と共に無線送信する送信手段と、 通信相手の無線局から受信した無線変調信号成分と局部
    発振信号成分の乗積成分を生成することで、受信無線変
    調信号を中間周波数帯の変調信号へダウンコンバートす
    る受信手段と、 各々備えるものとしたことを特徴とする双方向無線通信
    システム。
  3. 【請求項3】 第1無線局と第2無線局との間で双方向
    無線通信を行う双方向無線通信システムにおいて、 第1無線局は、 無線周波数よりも低い中間周波数帯において変調信号を
    生成する変調信号生成手段と、 上記変調信号生成手段により生成された変調信号を局部
    発振信号を用いて無線周波数帯へアップコンバートする
    無線変調信号生成手段と、 上記無線変調信号生成手段により中間周波数帯変調信号
    が無線周波数帯に変換される際に生じる側帯波信号のう
    ち、上側帯波を送信無線信号として選択し、上記送信無
    線変調信号生成手段が用いた局部発振信号と共に送信す
    る送信手段と、 通信相手の第2無線局から受信した無線信号成分と局部
    発振信号成分の乗積成分を生成することで、受信無線信
    号を中間周波数帯へダウンコンバートする受信手段と、 を備えるものとし、 第2無線局は、 無線周波数よりも低い中間周波数帯において変調信号を
    生成する変調信号生成手段と、 上記変調信号生成手段により生成された変調信号を局部
    発振信号を用いて無線周波数帯へアップコンバートする
    無線変調信号生成手段と、 上記無線変調信号生成手段により中間周波数帯変調信号
    が無線周波数帯に変換される際に生じる側帯波信号のう
    ち、下側帯波を送信無線信号として選択し、上記送信無
    線変調信号生成手段が用いた局部発振信号と共に送信す
    る送信手段と、 通信相手の第1無線局から受信した無線信号成分と局部
    発振信号成分の乗積成分を生成することで、受信無線信
    号を中間周波数帯へダウンコンバートする受信手段と、 を備えるものとしたことを特徴とする双方向無線通信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 第1無線局と第2無線局との間で双方向
    通信を行う双方向無線通信方法において、 第1無線局は、 通信相手となる第2無線局へ無線信号を送信する場合に
    は、無線周波数よりも低い中間周波数帯において変調信
    号を生成し、該変調信号を局部発振信号を用いて無線周
    波数帯へアップコンバートすることで送信無線変調信号
    を生成し、アップコンバートに用いた局部発振信号を無
    線変調信号と共に無線送信するものとし、 通信相手となる第2無線局から無線信号を受信した場合
    には、アップコンバートに用いた局部発振信号を用いて
    受信無線信号を中間周波数帯へダウンコンバートするも
    のとし、 第2無線局は、 通信相手となる第1無線局から無線信号を受信した場合
    には、受信した無線変調信号成分と局部発振信号成分の
    うち、局部発振信号成分のみを抽出再生し、この局部発
    振信号を用いて、受信した無線変調信号を中間周波数帯
    へダウンコンバートするものとし、 通信相手となる第1無線局へ無線信号を送信する場合に
    は、無線周波数よりも低い中間周波数帯において変調信
    号を生成し、受信に際して抽出再生した局部発振信号を
    用いて変調信号を無線周波数帯へアップコンバートして
    送信するものとしたことを特徴とする双方向無線通信方
    法。
  5. 【請求項5】 第1無線局と第2無線局との間で双方向
    通信を行う双方向無線通信方法において、 第1無線局および第2無線局は、 通信相手の無線局へ無線信号を送信する場合、無線周波
    数よりも低い中間周波数帯において変調信号を生成し、
    該変調信号を局部発振信号を用いて無線周波数帯へアッ
    プコンバートすることで送信無線変調信号を生成し、ア
    ップコンバートに用いた局部発振信号を無線変調信号と
    共に無線送信するものとし、 通信相手の無線局から無線信号を受信した場合には、受
    信した無線変調信号成分と局部発振信号成分の乗積成分
    を生成することで、受信無線変調信号を中間周波数帯の
    変調信号へダウンコンバートするするものとしたことを
    特徴とする双方向無線通信方法。
  6. 【請求項6】 第1無線局と第2無線局との間で双方向
    無線通信を行う双方向無線通信方法において、 第1無線局は、 通信相手となる第2無線局へ無線信号を送信する場合に
    は、無線周波数よりも低い中間周波数帯において変調信
    号を生成し、該変調信号を局部発振信号を用いて無線周
    波数帯へアップコンバートし、中間周波数帯変調信号が
    無線周波数帯に変換される際に生じる側帯波信号のう
    ち、上側帯波を送信無線信号として選択し、上記送信無
    線変調信号生成手段が用いた局部発振信号と共に送信す
    るものとし、 通信相手となる第2無線局から無線信号を受信した場合
    には、受信した無線信号成分と局部発振信号成分の乗積
    成分を生成することで、受信無線信号を中間周波数帯へ
    ダウンコンバートするものとし、 第2無線局は、 通信相手となる第1無線局へ無線信号を送信する場合に
    は、無線周波数よりも低い中間周波数帯において変調信
    号を生成し、該変調信号を局部発振信号を用いて無線周
    波数帯へアップコンバートし、中間周波数帯変調信号が
    無線周波数帯に変換される際に生じる側帯波信号のう
    ち、下側帯波を送信無線信号として選択し、上記送信無
    線変調信号生成手段が用いた局部発振信号と共に送信す
    るものとし、 通信相手となる第1無線局から無線信号を受信した場合
    には、受信した無線信号成分と局部発振信号成分の乗積
    成分を生成することで、受信無線信号を中間周波数帯へ
    ダウンコンバートするものとしたことを特徴とする双方
    向無線通信方法。
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