JP2002009645A - 無線受信装置及び無線送信装置並びに無線送受信装置 - Google Patents

無線受信装置及び無線送信装置並びに無線送受信装置

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JP2002009645A
JP2002009645A JP2000187861A JP2000187861A JP2002009645A JP 2002009645 A JP2002009645 A JP 2002009645A JP 2000187861 A JP2000187861 A JP 2000187861A JP 2000187861 A JP2000187861 A JP 2000187861A JP 2002009645 A JP2002009645 A JP 2002009645A
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clock signal
clock
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frequency
shifting
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Koichi Taguchi
貢市 田口
Yoshio Katayama
良雄 片山
Kazuhiro Kato
和広 加藤
Tomomi Kashiwabara
智巳 柏原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の受信チャンネルを有し、内部の発振源
から発生する妨害波を抑制する無線受信装置を提供する
ものである。 【解決手段】 所定の周波数のクロック信号を発生する
クロック信号源と、クロック信号源の発振周波数をシフ
トするクロックシフト手段21aと、クロック信号源の
発振周波数をクロックシフト手段でシフトするための情
報を複数の受信チャンネル別に記憶するメモリ手段22
とを備え、無線信号の受信時にメモリ手段からクロック
シフト手段でシフトするための情報を読み出してクロッ
ク信号源の発振周波数をシフトすることで内部から発生
する妨害波を抑制する構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線装置の内部か
ら発生する妨害波によって無線信号に悪影響を及ぼすの
を防止する無線受信装置及び無線送信装置並びに無線送
受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無線装置は局部発振器のほかにも制御用
CPU(コンピュータ)に用いるクロック信号源や、回
路用IC(集積回路)に用いるクロック信号源など、多
くの発振源を有している。
【0003】このため、これらの発振源から発生するク
ロック信号の高調波成分が受信回路に回り込み、その中
の受信波の周波数あるいは中間周波数に相当する信号に
よって本来の受信波(希望波)が妨害を受けることがあ
った。
【0004】また、これらの発振源から発生するクロッ
ク信号の高調波成分が送信回路に回り込み、その中の送
信波の周波数近傍の信号が送信波と共に送信され、無線
受信装置で雑音として生じることがあった。
【0005】図8は無線送信装置から送信した送信波S
Aに妨害波SBが重畳し、しかも送信波SAの中心周波
数近傍に妨害波SBが重畳すると、それが無線受信装置
側でノイズとなって現れることを示す特性図である。な
お、SCは無線受信装置の帯域阻止特性を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、このような妨害
波が発生した場合、個別に発振源の水晶振動子を差し替
えるなどして発振周波数を調整し、妨害波を抑制するよ
うにしていた。しかし、複数の受信チャンネルまたは送
信チャンネルを有する無線装置では、ある発振源の発振
周波数を調整することで特定のチャンネルにおける妨害
波の発生を抑制することができても、他のチャンネルで
妨害波が発生する場合があり、調整が極めて困難であっ
た。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、複数の受信チャンネルまたは
送信チャンネルを有する無線装置において、自己の発振
源から発生する妨害波を抑制するようにした無線受信装
置及び無線送信装置並びに無線送受信装置を提供するも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の無線受信装置
は、所定の周波数のクロック信号を発生するクロック信
号源と、クロック信号源の発振周波数をシフトするクロ
ックシフト手段と、クロック信号源の発振周波数をクロ
ックシフト手段でシフトするための情報を複数の受信チ
ャンネル別に記憶するメモリ手段とを備え、無線信号の
受信時にメモリ手段からクロックシフト手段でシフトす
るための情報を読み出してクロック信号源の発振周波数
をシフトすることにより内部から発生する妨害波を抑制
する構成を有している。
【0009】この構成により、アンテナ端子を終端した
状態で受信波を受信した場合は、この受信波が妨害波と
なるので、クロックシフト手段でクロック信号源の発振
周波数をシフトすることで妨害波の発生を抑制し、この
ときのシフト情報をメモリ手段に記憶しておき、無線信
号の受信時にメモリ手段からこの情報を読み出してクロ
ック信号源の発振周波数をシフトすることにより妨害波
の発生を抑制することとなる。
【0010】本発明の無線送信装置は、所定の周波数の
クロック信号を発生するクロック信号源と、クロック信
号源の発振周波数をシフトするクロックシフト手段と、
クロック信号源の発振周波数をクロックシフト手段でシ
フトするための情報を複数の送信チャンネル別に記憶す
るメモリ手段とを備え、無線信号の送信時にメモリ手段
からクロックシフト手段でシフトするための情報を読み
出してクロック信号源の発振周波数をシフトすることに
より内部から発生する妨害波を抑制する構成を有してい
る。
【0011】この構成により、無線信号の送信時に中心
周波数の近傍に妨害波が発生した場合は、クロックシフ
ト手段でクロック信号源の発振周波数をシフトすること
で妨害波の発生を抑制し、このときのシフト情報をメモ
リ手段に記憶しておき、無線信号の送信時にメモリ手段
からこの情報を読み出してクロック信号源の発振周波数
をシフトすることにより妨害波の発生を抑制することと
なる。
【0012】本発明の無線送受信装置は、所定の周波数
のクロック信号を発生するクロック信号源と、クロック
信号源の発振周波数をシフトするクロックシフト手段
と、クロック信号源の発振周波数をクロックシフト手段
でシフトするための情報を複数の送信および受信チャン
ネル別に記憶するメモリ手段とを備え、無線信号の受信
時または送信時にメモリ手段からクロックシフト手段で
シフトするための情報を読み出してクロック信号源の発
振周波数をシフトすることにより内部から発生する妨害
波を抑制する構成を有している。
【0013】この構成により、予めメモリ手段にクロッ
クシフト手段によってクロック信号源の発振周波数をシ
フトすることで妨害波の発生を抑制するための情報を記
憶しておき、無線信号の受信時または送信時にメモリ手
段からこの情報を読み出してクロック信号源の発振周波
数をシフトすることにより妨害波の発生を抑制すること
となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0015】(実施の形態1)図1は、本発明による無
線受信装置の実施の形態を示すブロック図である。この
無線受信装置は受信アンテナ11で受信した受信波を増
幅する高周波増幅器12と、PLLシンサイザ構成の第
一局部発振器13と、前述した高周波増幅器12の出力
および第一局部発信器13の出力を混合して第一中間周
波数信号を作り出す第一周波数混合器14と、第一中間
周波数信号を増幅する第一中間周波増幅器15とを備え
ている。
【0016】さらに、この無線受信装置は第二局部発信
器16と、前述した第一中間周波増幅器15の出力およ
び第二局部発信器16の出力を混合して第二中間周波数
信号を作り出す第二周波数混合器17と、この第二中間
周波数信号を増幅し復調する第二中間周波増幅器18
と、復調した音声信号を増幅する低周波増幅器19と、
音声信号を音響変換するスピーカ20とを備えている。
また、第二中間周波増幅器18は受信電界強度を測定で
きる機能を有し、その測定結果をキャリアディテクト
(CD)電圧Vcdとして出力する構成を有している。
【0017】さらに、この無線受信装置は制御部21
と、この制御部21に接続されたメモリ部22および操
作部23とを有する。制御部21は操作部23の操作に
基づいて複数の受信チャンネルの中から所定の受信波を
受信できるように第一局部発信器13の発振周波数を制
御するものである。
【0018】また、制御部21は内部にクロックシフト
回路21aを有している。このクロックシフト回路21
aは、図2にその構成を示すように、クロック信号源を
構成する水晶振動子X1と、その一方の端子に並列に接
続されたコンデンサC1およびC3と、その他方の端子
に互いに接続されたコンデンサC2およびC4と、コン
デンサC3に直列に接続されたトランジスタQ1と、コ
ンデンサC4に直列に接続されたトランジスタQ2とか
らなっている。
【0019】トランジスタQ1およびQ2は、第二中間
周波増幅器18からCD電圧Vcdが入力される中央処
理部21bからの制御信号によってオン/オフ制御され
る構成を有している。
【0020】なお、コンデンサC1にはコンデンサC3
以外にも複数のコンデンサを並列に接続し、同様にコン
デンサC2にはコンデンサC4以外にも複数のコンデン
サを並列に接続し、それに合わせて各コンデンサにトラ
ンジスタをそれぞれ直列に接続するように構成してもよ
い。こうすることでクロック信号源の発振周波数を複数
ステップで切り換えることができる。
【0021】次に、図3に示す処理フロー図を参照しな
がら、本実施の形態による無線受信装置の調整動作につ
いて説明する。この調整動作は局部発振器以外の発振源
の発振周波数を調整することで、各受信チャンネルにお
ける妨害波の発生を抑制するようにするものである。な
お、この調整動作は自装置の妨害波を抑制するためであ
るので、アンテナ端子を終端した状態で行う。
【0022】まず、複数の受信チャンネルの中から最初
の受信チャンネルを指定する(ステップS1)。受信チ
ャンネルの指定は操作部23の操作子を操作することに
よって行う。これによって制御部21から第一局部発信
器13に指定したチャンネルを受信するためのチャンネ
ル選択信号が供給される。第一局部発信器13はこのチ
ャンネル選択信号を受け、指定された受信波を受信する
ための局部発振周波数信号を第一周波数混合器14に供
給する。
【0023】次いで、無線受信装置を受信状態に設定し
(ステップS2)、CD電圧Vcdを測定する(ステッ
プS3)。制御部21はCD電圧Vcdの測定値が一定
値以上であると(ステップS4)、この受信チャンネル
は自装置の妨害波によって妨害を受けるデットチャンネ
ルであると判断し、中央処理部21bからクロックシフ
ト回路21aに制御信号を送る。
【0024】これによってトランジスタQ1およびQ2
がオンしてコンデンサC1およびC3が並列接続状態と
なり、同様にコンデンサC2およびC4が並列接続状態
となる。その結果、水晶振動子X1の接続容量が変化
し、クロック信号源の発振周波数がシフトされることな
る(ステップS5)。
【0025】この状態で再び受信状態に設定し(ステッ
プS2)、CD電圧Vcdを測定する(ステップS
3)。制御部21はCD電圧Vcdの測定値が一定値未
満であると、この受信チャンネルは自装置の妨害波によ
って妨害を受信けていないと判断する(ステップS
4)。
【0026】そして、クロックシフト回路21aを動作
させたか判断し(ステップS6)、動作させた場合は現
在選択しているチャンネル情報とクロックシフト回路2
1aの設定状態とをメモリ部22に記憶する(ステップ
S7)。そして、この一連の処理(ステップS1〜S
7)を全ての受信チャンネルについて行い(ステップS
8〜S9)、調整動作を終了する。
【0027】こうして、各受信チャンネル別にクロック
シフト回路21aの設定状態に関する情報をメモリ部2
2に予め記憶する。そして、受信アンテナ11を接続
し、通常の無線受信装置として希望波を受信するとき
に、その受信チャンネルのクロックシフト回路21aの
設定状態に関する情報をメモリ部22から読み出し、ク
ロックシフト回路21aをこの情報に基づいて設定する
ことで、妨害波の発生を抑制する。
【0028】(実施の形態2)図4は、本発明による無
線受信装置の他の実施の形態を示すブロック図で、前述
の実施の形態と同一の構成部分については同一符号を付
して説明する。
【0029】本実施の形態による無線受信装置1は、第
二中間周波増幅器18が受信電界強度を測定する機能を
有していない場合の構成を示すもので、第二中間周波増
幅器18の後段に復調後の音声信号の高域成分(例えば
中心周波数30kHz)を取り出す帯域通過フィルタ
(BPF)24と、この高域成分から受信信号のSN比
を判定しノイズ検出信号を制御部21に出力するノイズ
判定部25とを設けた点を除いては、前述の実施の形態
1と同一の構成を有している。
【0030】本実施の形態による無線受信装置の調整動
作、すなわち局部発振器以外の発振源の発振周波数を調
整することで、各受信チャンネルにおける妨害波の発生
を抑制する動作については、前述の実施の形態1と同様
であるので詳細説明は省略する。ただし、本実施の形態
では制御部21の中央処理部21bがCD電圧Vcdに
代えてノイズ判定部25からのノイズ検出信号を受けて
クロックシフト回路21aを制御するようにしている。
【0031】(実施の形態3)図5は、本発明による無
線送信装置の実施の形態を示すブロック図である。この
無線送信装置はVCO(電圧制御発振器)とPLL回路
とを用いてFM信号を直接得る構成を示している。
【0032】この無線受信装置は送信信号を増幅する低
周波増幅器31と、周波数が高い方の信号を増強してS
N比を改善するためのプリエンファシス回路32と、V
CO33と、周波数逓倍器34と、電力増幅器35と、
送信アンテナ36とを備えている。
【0033】また、この無線受信装置は基準周波数信号
を発生する水晶発振器37と、この水晶発振器37の基
準周波数信号に位相を合わせることでVCO33の出力
信号の中心周波数の安定化を図るPLL回路38と、P
LL回路38を制御する制御部39と、制御部39に接
続されたメモリ部40および操作部41とを有してい
る。
【0034】また、制御部39は内部にクロックシフト
回路39aを有する。この制御部39およびクロックシ
フト回路39aは、前述した制御部21およびクロック
シフト回路21aと同様の構成を有しているので詳細説
明は省略するが、制御部39は操作部41からの操作を
受けてトランジスタQ1およびQ2のオン/オフ制御を
行うように構成されている。
【0035】次に、図6に示す処理フロー図を参照しな
がら、本実施の形態による無線送信装置の調整動作につ
いて説明する。この調整動作は水晶発振器37以外の発
振源の発振周波数を調整することで、各送信チャンネル
における妨害波の発生を抑制するようにするものであ
る。
【0036】まず、複数の送信チャンネルの中から最初
の送信チャンネルを指定する(ステップS11)。送信
チャンネルの指定は操作部41の操作子を操作すること
によって行う。これによって制御部39から指定したチ
ャンネルで送信するためのチャンネル選択信号がPLL
回路38に供給される。PLL回路38はこのチャンネ
ル選択信号を受けて指定された送信チャンネルで送信す
るためにVCO33を制御する(ステップS12)。
【0037】一方、受信用の無線受信装置において、こ
の送信チャンネルの信号を受信すると、その受信状態を
判定し、妨害波が発生している場合は(ステップS1
3)、その旨を無線送信装置の調整者に伝える。調整者
はその情報を受けて操作部41を操作し、クロックシフ
ト回路39aのトランジスタQ1およびQ2をオン制御
する。
【0038】これによってコンデンサC1およびC3が
並列接続状態となり、同様にコンデンサC2およびC4
が並列接続状態となるので、水晶振動子X1の接続容量
が変化し、クロック信号源の発振周波数がシフトされる
(ステップS14)。
【0039】この状態で再び受信用の無線受信装置で送
信チャンネルの信号を受信する(ステップS12)。妨
害波が発生していなければ(ステップS13)、クロッ
クシフト回路39aを動作させたか判断し(ステップS
15)、動作させた場合は現在選択しているチャンネル
情報とクロックシフト回路39aの設定状態とをメモリ
部40に記憶する(ステップS16)。この一連の処理
(ステップS11〜S16)を全ての送信チャンネルに
ついて行い(ステップS17〜S18)、調整動作を終
了する。
【0040】こうして、各送信チャンネル別にクロック
シフト回路39aの設定状態に関する情報をメモリ部4
0に予め記憶しておく。そして、通常の無線送信装置と
して送信波を送信するときに、その送信チャンネルのク
ロックシフト回路39aの設定状態に関する情報をメモ
リ部40から読み出し、クロックシフト回路39aをこ
の情報に基づいて設定することで、妨害波の発生を抑制
する。
【0041】(実施の形態4)図7は、本発明による無
線送受信装置の実施の形態を示すブロック図である。こ
の無線送受信装置はアンテナ51と、アンテナ51で受
信した無線信号をアンテナスイッチ52を経て受信する
受信部53と、受信部53で復調した音声信号を出力す
る音声処理部54と、音声処理部54からの音声信号を
変調して送信する送信部55とを有する。変調した送信
信号はアンテナスイッチ52を経てアンテナ51から無
線信号として出力する。
【0042】また、この無線受信装置は制御部56と、
この制御部56に接続されたメモリ部57および操作部
58を有する。制御部56は操作部58の操作に基づい
て複数の受信チャンネルの中から所定の受信チャンネル
の受信波を受信し、あるいは複数の送信チャンネルの中
から所定の送信チャンネルの送信波を送信するものであ
る。
【0043】メモリ部57は各受信チャンネル別にクロ
ックシフト回路56aの設定状態に関する情報を記憶
し、各送信チャンネル別にクロックシフト回路56aの
設定状態に関する情報を記憶するものである。
【0044】受信部53は前述した無線受信装置(図
1)の高周波増幅器12から第二中間周波増幅器18に
至るまでの構成を有しており、送信部55は前述した無
線送信装置(図5)の低周波増幅器31から電力増幅器
35に至るまでの構成を有している。
【0045】また、制御部56は制御部21および制御
部39と同様に、内部にクロックシフト回路56aを備
えており、水晶振動子に接続されたコンデンサの接続状
態を切り換えることでクロック信号源の発振周波数をシ
フトするようにしている。
【0046】本実施の形態による無線送受信装置の調整
動作、すなわち局部発振器以外の発振源の発振周波数を
調整することで、各受信チャンネルにおける妨害波の発
生を抑制する動作、あるいは各送信チャンネルにおける
妨害波の発生を抑制する動作については、前述の実施の
形態と同様であるので詳細説明は省略する。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は各受信チ
ャンネル別にクロックシフト回路の設定状態に関する情
報をメモリ部に予め記憶しておき、通常の無線受信装置
として使用するときは、その受信チャンネルのクロック
シフト回路の設定状態に関する情報をメモリ部から読み
出し、クロックシフト回路をこの情報に基づいて設定す
ることで、自装置から発生する妨害波を抑制することが
できる無線受信装置を提供することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線受信装置の実施の形態を示す
ブロック図
【図2】クロックシフト回路を有する制御部の構成を示
すブロック図
【図3】本発明による無線受信装置の動作を説明するた
めの処理フロー図
【図4】本発明による無線受信装置の他の実施の形態を
示すブロック図
【図5】本発明による無線送信装置の実施の形態を示す
ブロック図
【図6】本発明による無線送信装置の動作を説明するた
めの処理フロー図
【図7】本発明による無線送受信装置の実施の形態を示
すブロック図
【図8】送信波に重畳した妨害波と受信装置側の帯域阻
止特性を示す図
【符号の説明】
11 受信アンテナ 12 高周波増幅器 13 第一局部発信器 14 第一周波数混合器 15 第一中間周波増幅器 16 第二局部発信器 17 第二周波数混合器 18 第二中間周波増幅器 19 低周波増幅器 20 スピーカ 21、39、56 制御部 21a、39a、56a クロックシフト回路 21b 中央処理部 22、40、57 メモリ部 23、41、58 操作部 24 帯域通過フィルタ(BPF) 25 SN判定部 31 低周波増幅器 32 プリエンファシス回路 33 VCO 34 周波数逓倍器 35 電力増幅器 36 送信アンテナ 37 水晶発信器 38 PLL回路 51 アンテナ 52 アンテナスイッチ 53 受信部 54 音声処理部 55 送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 和広 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 柏原 智巳 神奈川県横浜市港北区新羽町1224番地 ト ム通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K020 DD05 EE01 GG11 MM04 5K052 AA01 BB02 BB07 DD16 EE13 EE25 FF34 GG22 GG24 GG26 GG32 5K060 BB05 CC04 HH23 HH31 JJ04 JJ08 LL04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周波数のクロック信号を発生する
    クロック信号源と、 前記クロック信号源の発振周波数をシフトするクロック
    シフト手段と、 前記クロック信号源の発振周波数を前記クロックシフト
    手段でシフトするための情報を複数の受信チャンネル別
    に記憶するメモリ手段とを備え、 無線信号の受信時に前記メモリ手段から前記クロックシ
    フト手段でシフトするための情報を読み出して前記クロ
    ック信号源の発振周波数をシフトすることにより内部か
    ら発生する妨害波を抑制することを特徴とする無線受信
    装置。
  2. 【請求項2】 所定の周波数のクロック信号を発生する
    クロック信号源と、 前記クロック信号源の発振周波数をシフトするクロック
    シフト手段と、 前記クロック信号源の発振周波数を前記クロックシフト
    手段でシフトするための情報を複数の送信チャンネル別
    に記憶するメモリ手段とを備え、 無線信号の送信時に前記メモリ手段から前記クロックシ
    フト手段でシフトするための情報を読み出して前記クロ
    ック信号源の発振周波数をシフトすることにより内部か
    ら発生する妨害波を抑制することを特徴とする無線送信
    装置。
  3. 【請求項3】 所定の周波数のクロック信号を発生する
    クロック信号源と、 前記クロック信号源の発振周波数をシフトするクロック
    シフト手段と、 前記クロック信号源の発振周波数を前記クロックシフト
    手段でシフトするための情報を複数の送信および受信チ
    ャンネル別に記憶するメモリ手段とを備え、 無線信号の受信時または送信時に前記メモリ手段から前
    記クロックシフト手段でシフトするための情報を読み出
    して前記クロック信号源の発振周波数をシフトすること
    により内部から発生する妨害波を抑制することを特徴と
    する無線送受信装置。
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