JP2002008241A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JP2002008241A
JP2002008241A JP2000182370A JP2000182370A JP2002008241A JP 2002008241 A JP2002008241 A JP 2002008241A JP 2000182370 A JP2000182370 A JP 2000182370A JP 2000182370 A JP2000182370 A JP 2000182370A JP 2002008241 A JP2002008241 A JP 2002008241A
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JP
Japan
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signal
polarity
optical pickup
pickup means
comparator
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Application number
JP2000182370A
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English (en)
Inventor
Youichi Kenjiyou
陽一 兼上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップ手段からの再生信号の極性に
左右されず、安定した再生信号の処理を行なう汎用性の
高い光ディスク再生装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 光ピックアップ手段2からの再生信号
を、DC成分をカットすることなしに全加算手段4に入
力し、全加算手段4からの出力と、光ピックアップ手段
2の基準電圧と同じ電位にしてあるコンパレータ5の基
準電圧とをコンパレータ5を用い比較することにより、
光ピックアップ手段2の再生信号の極性を自動的に検出
することができる。このコンパレータ5の出力である極
性検出信号によって、極性調整手段8は出力の極性を信
号処理回路14の極性に合わせて切替えることができ、
信号を2値化するコンパレータ手段13の出力である2
値化信号の極性が逆になったり、ドロップアウト、オフ
トラックが誤検出されることなく、安定した光ディスク
1の再生ができる汎用性の高い光ディスク再生装置を実
現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク再生装置
において、光ピックアップ手段より得られる再生信号を
最適に信号処理するための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CDやDVDなどの光ディスクの
普及が進んでいる。これら記録媒体としての光ディスク
に記録されている信号を再生する光ピックアップ手段
は、それぞれの光ディスクに対応する再生方式により分
類されるが、それだけではなく、その光ピックアップ手
段の出力である再生信号が光ピックアップ手段の基準電
圧に対してプラス方向なのか、マイナス方向なのかによ
る分類もなされる。そのため、使用する光ピックアップ
手段の再生方式と光ピックアップ手段の出力である再生
信号の極性を決定した後に、その光ピックアップ手段か
ら出力される再生信号に適した信号処理を行っている。
【0003】従来の光ディスク再生装置の一例を、図2
を用いて説明する。図2において、1は光ディスク、2
は光ピックアップ手段、3は光ピックアップ手段の基準
電圧源、7はDC成分カット手段、9は波形正規化手
段、10は波形等価手段、11はドロップアウト検出手
段、12はオフトラック検出手段、13は信号を2値化
するコンパレータ手段、14は信号処理回路である。な
お、信号処理回路14は、波形正規化手段9、波形等価
手段10、ドロップアウト検出手段11、オフトラック
検出手段12、信号を2値化するコンパレータ手段13
により構成される。
【0004】このように構成される従来の光ディスク再
生装置は、光ディスク1に記録されている信号を光ピッ
クアップ手段2により再生し、その再生信号のDC成分
をDC成分カット手段7でカットした後に信号処理回路
14により、再生信号に適した形で処理する。
【0005】光ピックアップ手段2から照射されたレー
ザー光は、記録媒体である光ディスク1で反射され、光
ピックアップ手段2により光電変換されて再生信号とな
る。前記光ピックアップ手段2からの再生信号は、DC
成分カット手段7により、いったんDC成分をカットさ
れ、所定のバイアス電圧(基準電圧)が印加される。そ
の後、再生信号は波形正規化手段9と波形等価手段10
により振幅の正規化と波形等価が行なわれ、信号を2値
化するコンパレータ手段13により基準電圧と比較され
ることによって2値化信号(デジタル信号)となる。ま
た、波形正規化手段9と波形等価手段10により正規化
と波形等価が行われた再生信号は、前記光ディスク1の
表面状の埃、ゴミ、傷などを検出するドロップアウト検
出手段11や、レーザー光が前記光ディスク1のトラッ
クに対してズレていないかを検出するオフトラック検出
手段12にも用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光ディスク再生装置においては、使用する光ピック
アップ手段からの出力である再生信号の極性に対しての
み信号処理回路の最適化が行なわれており、前記使用す
る光ピックアップ手段からの再生信号とは極性が逆であ
る再生信号が前記信号処理回路に入力された場合、前記
信号処理回路は、その再生信号を安定して処理すること
ができず、その汎用性は低い。
【0007】上記従来の光ディスク再生装置の課題を、
以下に、図3を用いて説明する。光ピックアップ手段か
らの再生信号は、図3の(a)、(b)に示すように、
その極性が正極性の場合(再生信号の電圧が基準電圧よ
り高い場合)は、再生信号の電圧が基準電圧より高くな
るほど光ディスクからの反射光量が多い(明るい)こと
を顕わしている。すなわち、再生信号の電圧が高いとき
がオフトラック側、低いときがドロップアウト側とな
る。また、上述とは逆に、その再生信号の極性が負極性
の場合(再生信号の電圧が基準電圧より低い場合)は、
再生信号の電圧が基準電圧より低くなるほど光ディスク
からの反射光量が多い(明るい)ことを顕わしており、
再生信号の電圧が低い時がオフトラック側、高い時がド
ロップアウト側となる。このように、正極性の光ピック
アップ手段からの再生信号と負極性の光ピックアップ手
段からの再生信号は、光ピックアップ手段に入力される
基準電圧に対して線対称となる。
【0008】従来の光ディスク再生装置による再生信号
の処理においては、光ピックアップ手段からの再生信号
をDC成分カット手段に入力し、そのDC成分をカット
すると、図3の(c)に示すような波形となって出力さ
れ、光ピックアップ手段からの再生信号の極性による違
いが見分けられなくなる。
【0009】例えば、図3の(b)に示すように光ピッ
クアップ手段からの再生信号が負極性の場合であって、
信号処理回路が正極性の再生信号を基準に設計されてい
る場合は、再生信号を2値化するコンパレータ手段から
の出力である2値化信号の極性が逆になり、また、オフ
トラック検出信号とドロップアウト検出信号はそれぞれ
図3の(d)、(e)に示すような波形となり、本来出
力されるべき図3の(f)、(g)の波形とはそれぞれ
が逆に検出されてしまうことになる。このように、2値
化信号の極性の反転や、オフトラックとドロップアウト
の誤検出がなされるため、再生信号を安定して処理する
ことができず、その汎用性が低いという課題があった。
【0010】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
であり、光ピックアップ手段からの再生信号の極性に左
右されず、安定した再生信号の処理を行なう汎用性の高
い光ディスク再生装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク再生
装置は、光ディスクに記録されている信号を再生する光
ピックアップ手段と、前記光ピックアップ手段からの再
生信号を、DC成分をカットすることなしに全加算する
全加算手段と、前記全加算手段からの出力と前記光ピッ
クアップ手段の基準となる電圧を比較するコンパレータ
と、前記光ピックアップ手段からの再生信号のDC成分
をDC成分カット手段によりカットした後に、前記コン
パレータの出力により後段の信号処理回路の極性に合わ
せて再生信号の極性を反転または非反転させる極性調整
手段を備えることを特徴とする。この構成により光ピッ
クアップ手段からの再生信号の極性に左右されず、安定
した再生信号の処理を行なう汎用性の高い光ディスク再
生装置を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。なお、従来例を示
す図2と同一のものには同一の符号を付けて説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態による光ディ
スク再生装置のブロック図を示している。図1におい
て、1は光ディスク、2は前記光ディスク1に記録され
た信号を再生する光ピックアップ手段、3は前記光ピッ
クアップ手段2の基準電圧を出力する基準電圧源、4は
前記光ピックアップ手段2からの再生信号をDC成分を
カットすることなしに全加算する全加算手段、5は前記
全加算手段4の出力と基準電圧とを比較するコンパレー
タ、6は前記コンパレータ5の基準電圧源、7は前記光
ピックアップ手段2からの再生信号のDC成分をカット
するDC成分カット手段、8は前記コンパレータ5の出
力によって極性を反転または非反転する極性調整手段、
9は再生信号の振幅を正規化する波形正規化手段、10
は再生信号の波形等価を行なう波形等価手段、11は前
記波形正規化手段9と前記波形等価手段10により振幅
が正規化され、波形等価がなされた再生信号からドロッ
プアウトの検出を行なうドロップアウト検出手段、12
は前記波形正規化手段9と前記波形等価手段10により
振幅が正規化され、波形等価がなされた再生信号からオ
フトラックの検出を行なうオフトラック検出手段、13
は前記波形正規化手段9と前記波形等価手段10により
振幅が正規化され、波形等価がなされた再生信号を2値
化するコンパレータ手段、14は信号処理回路である。
なお、信号処理回路14は前記波形正規化手段9、前記
波形等価手段10、前記ドロップアウト検出手段11、
前記オフトラック検出手段12、前記信号を2値化する
コンパレータ手段13から構成される。
【0014】以上のように構成された本発明の光ディス
ク再生装置について図3を用いて、以下にその動作を説
明する。光ディスク1に記録された信号は光ピックアッ
プ手段2を用いて読み出される。この光ピックアップ手
段2によって読み出された再生信号は、その極性によっ
て、図3(a)に示すように再生信号が正極性の場合は
基準電圧に対して上側に、逆に、図3(b)に示すよう
に再生信号が負極性の場合は基準電圧に対して下側に出
力され、それぞれの極性での再生信号は基準電圧に対し
て線対称となる。
【0015】そこで、光ピックアップ手段2からの再生
信号を、DC成分をカットすることなしに全加算手段4
に入力し、全加算手段4により全加算された光ピックア
ップ手段2からの再生信号を、コンパレータ5に入力
し、光ピックアップ手段2の基準電圧の電位と同じ電位
にしてあるコンパレータ5の基準電圧と比較することに
より、光ピックアップ手段2の再生信号の極性を自動的
に検出することができる。このコンパレータ5からの出
力である極性検出信号によって、極性調整手段8は出力
の極性を後段の信号処理回路14に合わせて切替える。
【0016】例えば、信号処理回路14が正極性の再生
信号を基準に設計されている場合には、極性調整手段8
が信号処理回路14の極性に再生信号の極性を合わせる
働きを行ない、光ピックアップ手段2の再生信号の極性
が正極性、負極性のどちらであっても、後段の信号処理
回路14に伝達される光ディスク1の再生信号は正極性
のみとなる。これにより、従来例のように2値化信号の
極性が逆になったり、ドロップアウト、オフトラックが
誤検出されることなく、安定した光ディスク1の再生が
できる汎用性の高い光ディスク再生装置を実現すること
ができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光ピック
アップ手段からの再生信号の極性を検出し、信号処理回
路の極性に合わせて再生信号の極性を反転または非反転
させることにより、光ピックアップ手段の出力極性に左
右されず、安定した再生信号を得ることができる汎用性
の高い光ディスク再生装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における光ディスク再生装
置のブロック図
【図2】従来の光ディスク再生装置のブロック図
【図3】従来の光ディスク再生装置における再生信号の
図 (a)光ピックアップ手段からの再生信号が正極性の場
合の再生信号の図 (b)光ピックアップ手段からの再生信号が負極性の場
合の再生信号の図 (c)光ピックアップ手段からの再生信号のDC成分が
カットされた後の再生信号の図 (d)光ピックアップ手段からの再生信号が正極性の場
合のドロップアウト検出信号の図 (e)光ピックアップ手段からの再生信号が正極性の場
合のオフトラック検出信号の図 (f)光ピックアップ手段からの再生信号が負極性の場
合のドロップアウト検出信号の図 (g)光ピックアップ手段からの再生信号が負極性の場
合のオフトラック検出信号の図
【符号の説明】 1 光ディスク 2 光ピックアップ手段 3 光ピックアップ手段の基準電圧源 4 全加算手段 5 コンパレータ 6 コンパレータの基準電圧源 7 DC成分カット手段 8 極性調整手段 9 波形正規化手段 10 波形等価手段 11 ドロップアウト検出手段 12 オフトラック検出手段 13 信号を2値化するコンパレータ手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクに記録されている信号を再生す
    る光ピックアップ手段と、前記光ピックアップ手段から
    の再生信号を、DC成分をカットすることなしに全加算
    する全加算手段と、前記全加算手段からの出力と前記光
    ピックアップ手段の基準となる電圧を比較するコンパレ
    ータと、前記光ピックアップ手段からの再生信号のDC
    成分をDC成分カット手段によりカットした後に、前記
    コンパレータの出力により後段の信号処理回路の極性に
    合わせて再生信号の極性を反転または非反転させる極性
    調整手段を備えることを特徴とする光ディスク再生装
    置。
JP2000182370A 2000-06-19 2000-06-19 光ディスク再生装置 Pending JP2002008241A (ja)

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