JP2002007787A - オンラインオークションを円滑に進めるための方法 - Google Patents

オンラインオークションを円滑に進めるための方法

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JP2002007787A
JP2002007787A JP2000191892A JP2000191892A JP2002007787A JP 2002007787 A JP2002007787 A JP 2002007787A JP 2000191892 A JP2000191892 A JP 2000191892A JP 2000191892 A JP2000191892 A JP 2000191892A JP 2002007787 A JP2002007787 A JP 2002007787A
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Kazu Sato
計 佐藤
Toru Taki
徹 滝
Hiroshi Hasegawa
博史 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンラインオークションへの出品を促進する
ことができるオンラインオークションを円滑に進めるた
めの方法を提供する。 【解決手段】 出品者は、自動車ディーラーA社に出品
物である車両を持ち込む。自動車ディーラーA社は、車
検証等の書類のチェックを行う。次いで、車両の品質査
定を行い、品質チェックの結果にもとづいて査定金額見
積もりを行う。また、加修費用を見積もる。さらに、査
定金額見積もりの結果にもとづいて、買取価格を決定す
る。出品者は、買取価格が満足のいくものであれば、そ
の価格で車両を自動車ディーラーA社に売却することが
できる。オンラインオークションに出品した方が高価格
で売却できると判断するのであれば、流札したら車両を
自動車ディーラーA社が買い取るという買取保証を付け
てもらって、電子商取引支援業者にオークションへの代
行出品を依頼する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の通信ネットワークを介して売り手と買い手とが物品等
の売買を行うオンラインオークションを円滑に進めるた
めの方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及に伴って、インタ
ーネットを介した電子商取引が盛んに行われるようにな
っている。インターネットは誰でもが使用可能な通信ネ
ットワークであるから、個人と商品販売業者との間や企
業間のみならず、個人間での商取引も活発に行われてい
る。
【0003】個人間の商取引として、いわゆるオークシ
ョンサイトを介するオンラインオークションも盛んに行
われている。一般に、オンラインオークションでは、オ
ークションサイトを開設する取引仲介業者が存在し、物
品等の取引対象物を売りたい者(売り手)は、インター
ネットを介してオンラインで、取引対象物の情報をオー
クションサイトに登録する。取引仲介業者は、あらかじ
め住所や電話番号等の登録を含む会員登録を行わせるこ
となどによって、売り手が確かに存在していることを認
証している。売り手の取引対象物は、オークションサイ
トに登録されることによってオンライン出品されたこと
になる。
【0004】オークションサイトは、インターネット経
由で誰でもがアクセスできる。オークションに参加した
い者は、一般に、比較的簡易な会員登録(電子メールに
よる確認にもとづく登録等)を経て出品物に対するオン
ライン入札を行うことができる。そして、通常、締め切
り時間内に最高価格を提示した者が買い手となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】オンラインオークショ
ンによる個人間売買では、最高価格を提示した者に品物
を売ることができ、また、中間業者が介在しないので中
間業者のマージンは発生せず、品物を高価格で売却する
ことができる。その反面、必ず落札される保証はなく、
品物を売却できない可能性もある。
【0006】また、例えば、自動車(車両)の場合は中
古車市場が確立されているので、中古車両を買い取る業
者が多数ある。また、車両買い換えの場合には、保有中
古車両は自動車ディーラーに買い取られる場合もある。
中古車両を保有している者は、より高い価格で保有車両
を売却したいのであるが、オンラインオークションにお
ける落札の成否や落札価格を予測することは難しいの
で、買取業者や自動車ディーラーに売却した方が有利
(高価格で売却すること)であるのか、オンラインオー
クションに出品した方が有利であるのか判断に苦しむ。
【0007】その場合、結局は、オンラインオークショ
ンにおいて落札された方が高価格であるという可能性が
残るものの、確実に売却することができる買取業者や自
動車ディーラーを選択する結果になることが多い。従っ
て、既に流通市場が存在している品物については、オン
ラインオークションへの出品がためらわれるという課題
がある。
【0008】また、高額商品をオンラインオークション
に出品することにした場合、低価格で落札されたのでは
意味がないので、出品者は、最低落札価格を設定するこ
とを希望することが多い。しかし、車両の保有者が最低
落札価格を適正に設定することは難しく、このことから
も、オンラインオークションへの出品がためらわれてし
まう。
【0009】そこで、本発明は、オンラインオークショ
ンへの出品を促進することができるオンラインオークシ
ョンを円滑に進めるための方法を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるオンライン
オークションを円滑に進めるための方法は、査定業者が
出品予定物を査定するステップと、査定にもとづいて、
査定業者(査定業者が買取業者を兼ねる場合)またはそ
の査定業者とは異なる買取業者が買取保証を行った後に
オンラインオークションに出品するステップと、買取保
証の保証額に応じた金額を越える値がオンラインオーク
ションで付かなかった場合に、査定業者またはその査定
業者とは異なる買取業者が、買取保証にもとづいて出品
予定物を買い取るステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0011】本発明によるオンラインオークションを円
滑に進めるための方法は、特に、出品物が自動車(車
両)である場合に効果的である。その場合、買取保証
は、車両買取業者が行うことが好ましい。
【0012】なお、車両査定業者は、ユーザからの車両
の買い取りおよびユーザへの車両の販売を行う自動車デ
ィーラーや、車両買取専門業者である場合もあるし、車
両の査定を業とする独立系査定士等の場合もある。ま
た、車両買取業者は、車両、特に中古車両の買い取りを
業とする買取専門業者である場合もあるし、ユーザから
の中古車両の買い取りおよびユーザへの中古車両の販売
を行う中古車自動車ディーラーである場合もあるし、主
として新車を扱う自動車ディーラーである場合もある。
【0013】インターネットに接続可能な電子商取引支
援装置を有する電子商取引支援業者が存在し、車両持ち
込み先の車両査定業者が、電子商取引支援業者に車両の
オンラインオークション出品を依頼し、電子商取引支援
装置が、依頼に応じて、出品者に代行してオンラインオ
ークションサイトに代行出品を行うように構成されてい
てもよい。その場合には、出品者は、オンラインオーク
ションに関する知識がなくても、オンラインオークショ
ンのメリットを享受することができる。
【0014】車両の保有者が出品予定物の車両の製造メ
ーカに応じた自動車ディーラーとは異なる自動車ディー
ラーに車両を持ち込んだ場合には、車両持ち込み先の自
動車ディーラーが、車両の製造メーカに応じた自動車デ
ィーラーに査定依頼を行い、車両の製造メーカに応じた
自動車ディーラーの査定結果に応じて、車両持ち込み先
の自動車ディーラーが買取保証を行うように構成されて
いてもよい。
【0015】車両持ち込み先の自動車ディーラーが、車
両の製造メーカに応じた自動車ディーラーとは異なる自
動車ディーラーである場合、車両の製造メーカに応じた
自動車ディーラーが、落札者に車両を引き渡すことが好
ましい。その場合には、落札者にとって、適切な自動車
ディーラーによって加修を受けやすい環境が提供され
る。
【0016】車両持ち込み先の自動車ディーラーが、オ
ンラインオークション出品前に加修見積もりを行い、加
修見積もりもオンラインオークションで入札者に提示さ
れるように構成されていてもよい。その場合、入札者
は、落札後の費用も事前に知ることができるので、安心
して入札を行うことができる。
【0017】車両査定業者に持ち込まれた車両が業者間
オークションに出品され、業者間オークションにおける
最高価格が買取保証額とされた後に、オンラインオーク
ションに出品されるような構成であってもよい。その場
合には、より高い買取保証額を得ることが期待できる。
【0018】さらに、買取保証額に応じた金額が、オン
ラインオークションで各入札者に提示されるように構成
されていてもよい。その場合、出品車両は一種の品質保
証がなされた出品物であるから、入札者は、より安心し
て入札を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明による方法を適用
するのに適した電子商取引システムの一例を示すブロッ
ク図である。
【0020】オンラインオークションサイトを運営する
仲介業者はオークション運営サーバ10を有する。オー
クション運営サーバ10はインターネット1に接続され
ている。また、電子商取引支援業者は電子商取引支援装
置30を有する。電子商取引支援装置30はインターネ
ット1に接続されている。後述するように、この電子商
取引支援装置30は、依頼に応じてオンラインオークシ
ョンへの代行出品を行う端末装置でもある。
【0021】オークションにおける出品物の入札者とな
りうるユーザ20B,20Cは、インターネット1に接
続可能なユーザ端末21〜22を介して、オークション
運営サーバ10をアクセスすることができる。また、図
1に示すシステムでは、インターネット1に接続可能な
ディーラー端末40も示されている。ディーラー端末4
0は電子商取引支援業者に対して代行出品依頼等を行う
ための自動車ディーラーが有する端末であるが、自動車
ディーラーと電子商取引支援業者との間の情報のやり取
りは、インターネット1経由でなくてもよい。
【0022】オンラインオークションでは、出品者は最
低落札価格を付けることもできるし、最低落札価格を付
けずに出品することもできるようになっているのが一般
的であるが、車両のような高額商品の場合には、出品者
が最低落札価格を付けることを希望するのが普通であ
る。高額商品を極めて低価格で落札されたのでは、出品
者の損失が甚だしいからである。
【0023】しかし、上述したように、車両をオンライ
ンオークションに出品すべきか否かの判断が難しいので
あるが、車両の保有者が、オンラインオークションに出
品すると判断した場合でも、実際にオンラインオークシ
ョンに出品するにあたって最低落札価格をどの程度にす
ればよいのか判断することも難しい。
【0024】この実施の形態では、車両の保有者が、オ
ンラインオークションに出品しやすくするとともに、妥
当な最低落札価格を容易に設定できるオンラインオーク
ションを円滑に進めるための方法が実現される。図2
は、そのような方法の第1の実施の形態における最低落
札価格を決定するための処理を示す流れ図である。
【0025】図2に示すように、オンラインオークショ
ンに車両の出品を希望する者20A(以下、出品者20
Aという。)は、例えば、車両の販売その他のサービス
を行う自動車ディーラーに車両(一般に中古車両)を持
ち込む。この例では、自動車ディーラーA社に車両が持
ち込まれる。
【0026】すると、自動車ディーラーA社は、まず、
車検証等の書類のチェックを行って、車両が出品者のも
のであるか否か等のチェックを行う(ステップS1)。
次いで、車両の品質査定を行う(ステップS2)。そし
て、品質チェックの結果にもとづいて査定金額見積もり
を行う(ステップS3)。また、下取りの後に他者に売
却する際に修理したほうがよいと思われる箇所があれ
ば、それに要する加修費用を見積もる(ステップS
4)。
【0027】さらに、査定金額見積もりの結果にもとづ
いて、買取価格を決定する(ステップS5)。また、こ
こで、この部位については所定期間内に問題が生じた場
合には無料補修するといった品質保証条件を決定する
(ステップS6)。
【0028】買取価格等は、出品者20Aに提示され
る。出品者20Aは、買取価格が満足のいくものであっ
てオンラインオークションに出品するまでもないと判断
すれば、その価格で車両を自動車ディーラーA社に売却
することができる。買取価格等を勘案して、オンライン
オークションに出品した方がより高価格で売却できると
判断するのであれば、出品者20Aは、オンラインオー
クションに車両を出品することにする。
【0029】上述したように、価格の面から出品者がオ
ンラインオークションに出品すべきか否か判断すること
が難しいのであるが、この実施の形態では、オンライン
オークションへの出品前に、専門家である自動車ディー
ラーA社の査定によって売却可能価格を知ることができ
る。従って、オンラインオークションに車両を出品する
か否かの判断を付けやすくなっている。
【0030】また、この実施の形態で特徴的なことは、
出品者20Aがオンラインオークションに出品すること
を希望した場合に、自動車ディーラーA社は買取保証を
付けることである。すなわち、ステップS5で決定され
た買取価格を越えてオークションが成立したらオークシ
ョンを介した売買が行われるが、そうでない場合には、
ステップS5で決定された買取価格で自動車ディーラー
A社が車両を買い取ることを出品者に約する買取保証書
を出品者20Aに発行する。
【0031】出品者20Aがオンラインオークションに
車両を出品することにした場合には、ディーラー端末4
0から電子商取引支援業者の電子商取引支援装置30に
対して、車両に関する詳細情報、自動車ディーラーA社
の買取保証額、加修費用見積もりおよび品質保証条件等
の情報とともに、オンラインオークションへの出品依頼
が転送される。また、オンラインオークションサイトに
画像情報もアップロードされるように、自動車ディーラ
ーA社は、車両をディジタルカメラ等で撮影し、画像情
報も電子商取引支援装置30に転送してもよい。電子商
取引支援装置30は、オンラインオークションへの出品
依頼に応じて、その車両の情報をオークション運営サー
バ10にアップロードしてオンラインオークションへの
代行出品を行う。
【0032】出品の際に、ステップS5で決定した買取
価格にもとづく最低落札価格を付けて出品してもよい。
最低落札価格は、例えば、買取保証額に対して、必要な
ら電子商取引支援業者に対する手数料を加味し、さら
に、必要ならオンラインオークション主催者に対する出
品料および落札料等を加味した価格とされる。
【0033】ここで、自動車ディーラーAが、出品者2
0Aに代行して直接オンラインオークションへの代行出
品を行ってもよいが、電子商取引支援業者が代行出品を
行うように構成した場合には、以下のような利点が生ず
る。すなわち、電子商取引支援業者のもとには、自動車
ディーラーAに限らず、多数の自動車ディーラー等から
オンラインオークションへの出品依頼が集まる。する
と、電子商取引支援装置30が、それらの依頼に応じて
一括して多数の車両についてオンラインオークションへ
の代行出品を行うことができる。しかも、電子商取引支
援装置30が、出品車両の情報を、排気量別や年式別に
ソーティングするプログラムを有していれば、多数の出
品車両が、整理された状態で出品されることになる。
【0034】その結果、入札者となるユーザ20B,2
0Cが、ユーザ端末21,22を介してオークション情
報を見たときに、電子商取引支援業者が代行出品した一
連の車両の情報が整理された状態で車両比較を行うこと
ができる。さらに、後述するように、入札者が見ること
ができる出品情報に、最低落札価格すなわち買取保証額
に応じた金額も付されている場合には、入札者は、買取
保証額が付されている車両の情報が連続している状態で
オークション情報を見ることができる。従って、買取保
証額が付されている車両の中から希望する車両を見つけ
だすことが容易になる。
【0035】図3は、出品物の情報を入力するための画
面例を示す説明図である。図4は、この実施の形態にお
けるオンラインオークションの流れを示す流れ図であ
る。図4に示すように、出品者20Aが自動車ディーラ
ーAにオンラインオークションへの車両の査定を要求し
(ステップS11)、査定結果にもとづいてオンライン
オークションへの出品を決断すると、自動車ディーラー
Aは、電子商取引支援業者に対して出品依頼を行う(ス
テップS12)。電子商取引支援業者は、出品依頼に応
じて、電子商取引支援装置30でインターネット1を介
してオークションサイトの出品用のページをアクセスす
る。すると、例えば、図3に例示するような画面が電子
商取引支援装置30に表示される。
【0036】図3に示す例では、出品者(この場合には
電子商取引支援業者)は、商品、商品のカテゴリー、商
品をアピールするための説明文(商品の説明)、落札後
の品物の発送方法、落札後の代金の支払方法、最低落札
価格(希望落札価格)、画像情報のアップロード先のU
RLに関する情報を入力する(ステップS13)。それ
らの情報は、ディーラー端末40から転送されてきた情
報にもとづいて作成された情報である。特に、希望落札
価格は、買取保証額に応じた価格である。
【0037】オンラインオークションの運営者は、その
ような情報を出品者から受信すると、規約にもとづく審
査等を行った後に、出品者から受信した情報にもとづい
て、その品物をオークションページに掲載する。なお、
上述したように、希望落札価格も、入札者が見ることが
できるようにオークションページに掲載してもよい。そ
の際、希望落札価格が、しかるべき買取業者による買取
保証価格に応じた金額であることを明示してもよい。
【0038】さらに、出品する際に、商品説明として、
加修見積もりおよび品質保証条件の内容をオークション
サイトにアップロードしてもよい。そのような加修見積
もりや品質保証条件も公開されれば、入札を検討する者
の判断材料が増えるので、オンラインオークションがよ
り活発になることが期待される。また、電子商取引支援
業者は、加修見積もりや品質保証条件の詳細を自社のウ
ェブページに掲載し、そのページのURLを商品説明と
してオンラインオークションで公開されるようにしても
よい。そのようにシステム構成すれば、入札を検討する
者は、電子商取引支援業者のウェブページから加修見積
もりや品質保証条件の詳細をダウンロードすることもで
きる。
【0039】インターネットに接続可能なユーザ端末2
1,22によってインターネットを介してオークション
サイトをアクセスしオークションページを閲覧した者の
うち、入札を希望する者は、入札価格をオークションサ
イトに送信する(ステップS14)。所定の時間内に、
一人または複数人の入札者があれば、オークションサイ
トは、最高価格を提示した者を落札者に決定する。そし
て、電子メールによって出品者(この例では電子商取引
支援業者)および落札者に落札通知を行う(ステップS
15)。なお、入札の最高価格が最低落札価格に達しな
い場合には、例えば、オークションサイトがオークショ
ン成立とはしない。
【0040】この実施の形態では、オンラインオークシ
ョンへの出品前に、専門家である自動車ディーラーA社
の査定によって売却可能価格を知ることができる。従っ
て、ユーザにとって、オンラインオークションに車両を
出品するか否かの判断を付けやすくなっている。
【0041】また、オークションページに買取保証価格
も掲載される場合、その買取保証価格は専門の査定業者
による査定にもとづくものであるから一種の品質保証に
もなっている。従って、入札者は、買取保証価格が付い
ていない場合に比べて、安心して入札を行うことができ
る。さらに、加修見積額や品質保証条件もオークション
ページに掲載される場合には、それらの情報も専門の査
定業者による査定にもとづくものであるから、入札者
は、より安心して入札を行うことができる。
【0042】その後、電子商取引支援業者は、落札があ
ったことおよび落札者に関する情報をディーラー端末4
0に送信する(ステップS16)。ただし、それらの情
報は、電話やファクシミリ等で電子商取引支援業から自
動車ディーラーAに通知されてもよい。また、自動車デ
ィーラーAが直接オンラインオークションに出品した場
合には、ステップS16の処理は不要である。
【0043】自動車ディーラーA社は、出品者20Aに
対して落札があったことを通知するとともに車両の再持
ち込みを依頼する(ステップS17)。また、車両の再
持ち込み日に合わせて落札者に対して実車確認の日程を
通知する(ステップS18)。出品者20Aは、その日
に車両を自動車ディーラー20Aに持ち込み(ステップ
S19)、落札者は、現車確認(実車確認)を行う(ス
テップS20)。
【0044】なお、オンラインオークションにおいて、
最低落札価格を越える価格で落札がなされなかった場合
には、出品者は、買取保証書を提示して車両の買い取り
を、自動車ディーラーA社に要求することができる。要
求に応じて、自動車ディーラーA社は、買取保証書に記
載されている金額で車両を買い取る。
【0045】図5は、車両の再持ち込みから車両が落札
者に至るまでの流れの一例を示す流れ図である。図5に
示すように、出品者は、買取保証書とともに自動車ディ
ーラーA社に車両を持ち込む(ステップS31)。する
と、自動車ディーラーA社は、車両の再査定を行う(ス
テップS32)。ここで、前回の持ち込み時の査定に対
して劣化箇所があれば、その旨がチェックされる。そし
て、落札者が実車確認を行い(ステップS33)、オン
ラインオークションにおける画像から受けた印象と甚だ
しく乖離しているとか、再査定の結果、車両の劣化が甚
だしかった等の理由で引き取りを拒否した場合には、自
動車ディーラーA社が、買取保証書に記載されている金
額で車両を買い取る(ステップS34)。ただし、車両
の劣化が甚だしいような場合には、その分減額されるこ
ともある。
【0046】落札者が引き取りを承諾した場合に、要加
修箇所があって落札者が加修を希望した場合には、オン
ラインオークションページに公開された加修見積もりの
金額で加修が行われる(ステップS35)。そして、落
札者が車両の落札価格および加修費用を支払うと(ステ
ップS36)、売買契約が成立し(ステップS37)、
名義変更等の諸登録手続が開始される。そして、落札者
が支払った落札価格から諸手数料を差し引いた金額が出
品者に支払われる。
【0047】なお、出品者に対して、自動車ディーラー
A社または電子商取引支援業者が、あらかじめ代行支払
いを行ってもよい。また、落札者は、ローン会社のロー
ンを利用することもできる。その場合、ローン会社は、
代金を出品者に直接支払ってもよい。
【0048】以上に説明したように、この実施の形態で
は、出品者がオンラインオークションに出品したい車両
を自動車ディーラーA社に持ち込んだときに、自動車デ
ィーラーA社は、査定にもとづく買取保証を付けた上
で、車両をオンラインオークションに代行出品する。そ
して、買取保証額にもとづく最低落札価格を上回る価格
で落札がなされると、オークションを介した車両の売買
が成立する。その場合、出品者は、自動車ディーラーA
社に売却する場合に比べて高い価格で車両を売却するこ
とができる。そして、オークションで最低落札価格を上
回る価格での落札がなされなかった場合には、出品者
は、あらかじめ提示されている買取保証額で車両を売却
することができる。
【0049】従って、出品者は、落札がなされなかった
場合の心配をすることなくオンラインオークションに出
品することができる。また、出品者は、オンラインオー
クションに関する知識がなくてもオンラインオークショ
ンを利用することができる。
【0050】さらに、このシステムは、自動車ディーラ
ーA社が介在するものの、オンラインオークションで落
札された場合には、個人間取引で車両が売買されたこと
になる。従って、従来の一般的な自動車ディーラーを介
した取引のように自動車ディーラーの売買手数料が加算
されるということもない。
【0051】なお、自動車ディーラーA社は、出品者の
車両を引き取る際に自身のマージンを加算しなくても、
集客効果や加修による利益を期待できる。
【0052】また、この実施の形態における自動車ディ
ーラーA社は、ユーザとの間で主として中古車両の売買
を行う中古車ディーラーであってもよいし、ユーザに対
して新車を提供するディーラーであってもよい。また、
ユーザからの中古車買取を専門に行う買取専門業者であ
ってもよい。
【0053】上記の実施の形態では、査定業者と買取業
者とが同一業者であったが、それらは別業者であっても
よい。図6は、査定業者と買取業者とが別業者である形
態の一例として、車両査定を業とする独立系査定士が介
在する第2の実施の形態を示す流れ図である。
【0054】この実施の形態では、出品者20Aは、独
立系査定士に車両の査定を依頼する。独立系査定士は、
まず、車検証等の書類のチェックを行って、車両が出品
者のものであるか否か等のチェックを行う(ステップS
1)。次いで、車両の品質査定を行う(ステップS
2)。そして、品質チェックの結果にもとづいて査定金
額見積もりを行う(ステップS3)。また、下取りの後
に他者に売却する際に修理したほうがよいと思われる箇
所があれば、それに要する加修費用を見積もる(ステッ
プS4)。
【0055】さらに、査定金額見積もりの結果にもとづ
いて、買取価格を決定する(ステップS5)。また、こ
こで、この部位については所定期間内に問題が生じた場
合には無料補修するといった品質保証条件を決定する
(ステップS6)。独立系査定士は、一般に、査定のみ
を行い、車両の売買を行わない。そこで、独立系査定士
は、車両の買い取りを業とする自動車ディーラーに各情
報を送り、買取保証額の交渉を行う。すなわち、買取保
証を行ってもらうように自動車ディーラーと交渉する。
一般には、ステップS5で決定した買取価格が、独立系
査定士および自動車ディーラーのマージン分が考慮され
た価格であれば、独立系査定士が決定した買取価格が自
動車ディーラーの買取保証額となる。
【0056】買取価格等は、出品者20Aに提示され
る。出品者20Aは、買取価格が満足のいくものであっ
てオンラインオークションに出品するまでもないと判断
すれば、その価格で車両を自動車ディーラーに売却する
ことができる。買取価格等を勘案して、オンラインオー
クションに出品した方が高価格で売却できると判断する
のであれば、出品者20Aは、オンラインオークション
に車両を出品することにする。
【0057】出品者20Aがオンラインオークションに
車両を出品することにした場合には、独立系査定士また
は自動車ディーラーから電子商取引支援業者に対して、
車両に関する詳細情報、買取保証額、加修費用見積もり
および品質保証条件等の情報とともに、オンラインオー
クションへの出品依頼が通知される。電子商取引支援業
者は、オンラインオークションへの出品依頼に応じて、
その車両の情報をオークション運営サーバ10にアップ
ロードしてオンラインオークションへの代行出品を行
う。
【0058】以後の処理の流れは、第1の実施の形態の
場合と同様である。ただし、落札者による実車確認は、
独立系査定士の立ち会いのもとに行われる場合もある
し、自動車ディーラーにおいて行われる場合もある。な
お、この実施の形態における自動車ディーラーは、ユー
ザに対して中古車両の売買を行う中古車ディーラーであ
ってもよいし、ユーザからの中古車買取を専門に行う買
取専門業者であってもよい。
【0059】図7は、第3の実施の形態における買取保
証額を決定するための処理を示す流れ図である。
【0060】図7に示すように、この場合には、自動車
ディーラーA社は、主としてAA自動車製造メーカー
(AA社)の車両の販売その他のサービスを行うディー
ラーである。出品者20Aが保有する車両がAA社製の
ものである場合には、ステップS1,S2,S3,S
4,S5,S6の処理が実行される。出品者20Aは、
買取価格が満足のいくものであってオンラインオークシ
ョンに出品するまでもないと判断すれば、その価格で車
両を自動車ディーラーA社に売却することができる。買
取価格等を勘案して、オンラインオークションに出品し
た方がより高価格で売却できると判断するのであれば、
出品者20Aは、オンラインオークションに車両を出品
する。
【0061】この実施の形態で特徴的なことは、出品者
20Aが自動車ディーラーA社に持ち込んだ車両がAA
社とは異なるBB自動車製造メーカー(BB社)の車両
であった場合には、主としてBB社の車両の販売その他
のサービスを行う自動車ディーラーB社が査定を行うこ
とである。自動車ディーラーA社にBB社製の車両が持
ち込まれた場合、自動車ディーラーA社は、書類チェッ
ク(ステップS1)および品質査定(ステップS2)を
行った後に、自動車ディーラーB社に宛てて査定のため
の品質情報(査定情報)を送り査定を依頼する。
【0062】図8は、自動車ディーラーA社における端
末装置に表示される査定情報入力画面の一例を示す説明
図である。この例では、車両の型番、年式、車検有効期
限、使用者性別および年齢、傷の有無、オプション装備
の有無等が入力可能である。入力欄に入力された情報
は、一旦端末装置に格納される。そして、操作者の送信
指示に応じて、査定情報は、通信ネットワークを介して
自動車ディーラーB社における端末装置に送信される。
また、自動車ディーラーA社が車両をディジタルカメラ
等で撮影し、画像情報も自動車ディーラーB社における
端末装置に送信するようにしてもよい。
【0063】自動車ディーラーA社における端末装置
は、少なくとも査定情報入力欄を表示するためのプログ
ラムおよび入力された査定情報を送信するためのプログ
ラムを有している。また、端末装置は通信装置を備えて
いる。自動車ディーラーA社と自動車ディーラーB社と
の間の通信媒体はインターネットであってもよく、他の
通信媒体(例えば公衆電話回線網)であってもよい。
【0064】なお、査定情報は、情報端末装置間のオン
ライン情報転送ではなく、電話やファクシミリ等の他の
手段によって、自動車ディーラーA社から自動車ディー
ラーB社に送信されてもよい。
【0065】自動車ディーラーB社は、自動車ディーラ
ーA社から査定情報を入手すると(ステップS41)、
その査定情報にもとづいて、査定金額見積もり(ステッ
プS42)および加修費用見積もり(ステップS43)
を行う。そして、買取価格を決定し(ステップS4
4)、自動車ディーラーA社に通知する。なお、この買
取価格は、自動車ディーラーB社がこの価格で車両を買
い取るという買取保証額である。また、自動車ディーラ
ーB社による査定金額および加修費用も、自動車ディー
ラーA社に通知される。自動車ディーラーB社は、さら
に、品質保証条件を決定し(ステップS45)、決定し
た品質保証条件を自動車ディーラーA社に通知する。
【0066】自動車ディーラーB社から買取保証額の情
報を受け取った自動車ディーラーA社は、買取価格を決
定する(ステップS5)。このシステムでは、BB社製
の車両がオンラインオークションで落札されなかった場
合には自動車ディーラーB社で買い取りがなされること
を想定しているので、自動車ディーラーB社から通知さ
れた買取保証額が買取価格となる。また、品質保証条件
を出品者に提示する。出品者は、提示された買取保証額
等にもとづいて、車両を自動車ディーラーA社に売却す
るかオンラインオークションに出品するかを決定するこ
とができる。
【0067】出品者20Aは、買取価格が満足のいくも
のであってオンラインオークションに出品するまでもな
いと判断すれば、その価格でBB社製の車両を自動車デ
ィーラーA社に売却することができる。また、自動車デ
ィーラーB社に車両を持ち込んで、自動車ディーラーB
社で買い取ってもらうこともできる。
【0068】この実施の形態では、出品者20AがBB
社製の車両を自動車ディーラーA社に持ち込んだ場合、
自動車ディーラーB社が買取価格見積もりおよび品質保
証条件の決定を行う。従って、BB社製の車両を自動車
ディーラーA社に持ち込んでも精度のよい買取価格およ
び品質保証条件を得ることができる。例えば、保有車両
がBB社製のものであってAA社製に新型車に買い換え
るような場合であっても、出品者20Aは、自動車ディ
ーラーB社に赴くことなく、売却予定の保有車両につい
て精度のよい買取価格および品質保証条件を得ることが
できる。
【0069】なお、自動車ディーラーB社が自動車ディ
ーラーA社に、査定金額、加修費用買取保証価格および
品質保証条件を通知する際に、情報端末装置間のオンラ
イン情報転送を用いてもよいし、電話やファクシミリ等
の他の手段を用いてもよい。
【0070】この実施の形態でも、出品者20Aがオン
ラインオークションに出品することを希望した場合に、
自動車ディーラーA社は買取保証を付ける。そして、こ
の場合には、ステップS5で決定された買取価格を越え
てオークションが成立したらオークションを介した売買
が行われるが、そうでない場合には、ステップS5で決
定された買取価格で自動車ディーラーA社または自動車
ディーラーB社(BB社製の場合)が車両を買い取るこ
とを出品者に約する買取保証書を発行する。
【0071】なお、自動車ディーラーA社の買取保証額
は、査定にもとづくものであるからその価格で車両を引
き取っても自動車ディーラーA社が損失を被ることはな
い。車両がBB社製のものであっても、買取保証額は自
動車ディーラーB社の買取保証額にもとづくものである
から、自動車ディーラーB社がその価格で車両を引き取
っても自動車ディーラーB社が損失を被ることはない。
さらに、自動車ディーラーA社および自動車ディーラー
B社は、情報送受信のための端末装置等の設備を導入す
るだけで、買取保証付きでオンラインオークションの代
行サービスを出品者に提供することができるようにな
る。従って、少ない設備投資で大きな集客効果を見込む
ことができる。
【0072】出品者20Aがオンラインオークションに
車両を出品することにした場合には、ディーラー端末4
0から電子商取引支援業者の電子商取引支援装置30に
対して、車両に関する詳細情報、自動車ディーラーA社
の買取保証額、加修費用見積もりおよび品質保証条件等
の情報とともに、オンラインオークションへの出品依頼
が転送される。電子商取引支援装置30は、オンライン
オークションへの出品依頼に応じて、その車両の情報を
オークション運営サーバ10にアップロードしてオンラ
インオークションへの代行出品を行う。なお、自動車デ
ィーラーA社が、直接に代行出品を行ってもよい。
【0073】代行出品の際に、ステップS5で決定した
買取価格にもとづく最低落札価格を付けて出品してもよ
い。また、AA社製の車両を出品する際に、「発送方
法」として、「自動車ディーラーA社にて受け取り」と
する(図3参照)。BB社製の車両を出品する際には、
「発送方法」として、「落札者の最寄りの自動車ディー
ラーB社にて受け取り」としてもよい。すなわち、自動
車ディーラーA社が出品代行をして、落札者が自動車デ
ィーラーB社において車両を受け取ることができるよう
にしてもよい。
【0074】落札者が決定すると、そのことが落札者お
よび出品者(この場合には電子商取引支援業者)に電子
メールで通知される。電子商取引支援業者は、落札があ
ったことおよび落札者に関する情報をディーラー端末4
0に送信する。ただし、それらの情報は、電話やファク
シミリ等で電子商取引支援業から自動車ディーラーAに
通知されてもよい。
【0075】そして、自動車ディーラーA社は、出品者
20Aに対して落札があったことを通知するとともに車
両の再持ち込みを依頼する。また、車両の再持ち込み日
に合わせて落札者に対して実車確認の日程を通知する。
図9は、この実施の形態における車両の再持ち込みから
車両が落札者に至るまでの流れの一例を示す流れ図であ
る。上段はAA社製の車両の場合であり、下段はBB社
製の車両の場合である。
【0076】出品者は、AA社製の車両を、買取保証書
とともに自動車ディーラーA社に車両を持ち込む(ステ
ップS31)。すると、自動車ディーラーA社は、車両
の再査定を行う(ステップS32)。ここで、前回の持
ち込み時の査定に対して劣化箇所があれば、その旨がチ
ェックされる。そして、落札者が実車確認を行い(ステ
ップS33)、引き取りを拒否した場合には、自動車デ
ィーラーA社が、買取保証書に記載されている金額で車
両を買い取る(ステップS34)。ただし、車両の劣化
が甚だしいような場合には、その分減額されることもあ
る。
【0077】落札者が引き取りを承諾した場合に、要加
修箇所があって落札者が加修を希望した場合には、既に
公開されている加修見積もりの金額で加修が行われる
(ステップS35)。そして、落札者が車両の落札価格
および加修費用を支払うと(ステップS36)、売買契
約が成立し(ステップS37)、名義変更等の諸登録手
続が開始される。そして、落札者が支払った落札価格か
ら諸手数料を差し引いた金額が出品者に支払われる。
【0078】なお、出品者に対して、自動車ディーラー
A社または電子商取引支援業者があらかじめ代行支払い
を行ってもよい。また、落札者は、ローン会社のローン
を利用することもできる。その場合、ローン会社は、代
金を出品者に直接支払ってもよい。さらに、出品者がA
A社製の新規車を購入する場合には、出品車の対価を新
規車購入代金の一部に充当することもできる。
【0079】出品者がBB社製の車両を出品していた場
合には、自動車ディーラーA社に再持ち込みされた車両
が自動車ディーラーB社に配送される(ステップS5
1)。また、出品者が直接自動車ディーラーB社に持ち
込んでもよい。出品者が直接自動車ディーラーB社に持
ち込む場合には、その旨があらかじめ自動車ディーラー
A社から自動車ディーラーB社に通知される。
【0080】この場合も、まず、車両の再査定が行われ
る(ステップS52)。ここで、前回の持ち込み時の査
定に対して劣化箇所があれば、その旨がチェックされ
る。そして、落札者が実車確認を行い(ステップS5
3)、落札者が引き取りを拒否した場合には、自動車デ
ィーラーA社が発行した買取保証書に記載されている金
額で自動車ディーラーB社が車両を買い取る(ステップ
S54)。
【0081】落札者が引き取りを承諾した場合に、要加
修箇所があって落札者が加修を希望した場合には、オー
クションサイトで公開された加修見積もりの金額で加修
が行われる(ステップS55)。加修見積もりは自動車
ディーラーA社経由で公開されたものであるが、見積も
りの根拠は自動車ディーラーB社による加修見積もりで
ある。従って、その精度は高く、見積額よりも余分な費
用がかかる可能性は極めて低い。
【0082】また、BB社製の車両が最初に自動車ディ
ーラーA社に持ち込まれた場合であっても、加修処理は
自動車ディーラーB社によってなされる。従って、落札
者は、自動車ディーラーA社で加修を受ける場合に比べ
て低価格で加修を受けることができる。
【0083】そして、落札者が車両の落札価格および加
修費用を支払うと(ステップS56)、売買契約が成立
し(ステップS57)、名義変更等の諸登録手続が開始
される。そして、落札者が支払った落札価格から諸手数
料を差し引いた金額が出品者に支払われる。なお、出品
者に対して、自動車ディーラーB社または電子商取引支
援業者があらかじめ代行支払いを行ってもよい。また、
落札者は、ローン会社のローンを利用することもでき
る。
【0084】なお、オンラインオークションにおいて、
最低落札価格を越える価格で落札がなされなかった場合
には、出品者は、買取保証書を提示して車両の買い取り
を、自動車ディーラーA社または自動車ディーラーB社
(車両がBB社製の場合)に要求することができる。要
求に応じて、自動車ディーラーA社または自動車ディー
ラーB社は、買取保証書に記載されている金額で車両を
買い取る。
【0085】以上に説明したように、この実施の形態で
も、出品者がオンラインオークションに出品したい車両
を自動車ディーラーA社に持ち込んだときに、自動車デ
ィーラーA社は、査定にもとづく買取保証を付けた上
で、車両をオンラインオークションに代行出品する。そ
して、買取保証額にもとづく最低落札価格を上回る価格
で落札がなされると、オークションを介した車両の売買
が成立する。その場合、出品者は、自動車ディーラーA
社に売却する場合に比べて高い価格で車両を売却するこ
とができる。そして、オークションで最低落札価格を上
回る価格での落札がなされなかった場合には、出品者
は、あらかじめ提示されている買取保証額で車両を売却
することができる。
【0086】従って、出品者は、落札がなされなかった
場合の心配をすることなくオンラインオークションに出
品することができる。また、出品者は、オンラインオー
クションに関する知識がなくてもオンラインオークショ
ンを利用することができる。
【0087】さらに、買取保証額を決定する際に、BB
社製の車両であれば、自動車ディーラーA社に持ち込ん
だ場合でも自動車ディーラーB社によって査定がなされ
る。よって、BB社製の車両の場合には自動車ディーラ
ーA社が査定する場合に比べて高い買取保証額が決定さ
れることが期待される。したがって、出品者は、このよ
うなシステムを適用した自動車ディーラーであればいず
れの自動車ディーラーに車両を持ち込んでも高い買取保
証を付けてもらえることが期待できる。
【0088】また、自動車ディーラーA社に持ち込まれ
たBB社製の車両を落札した落札者は、自動車ディーラ
ーB社が見積もった加修見積もりに応じて自動車ディー
ラーB社において加修を受けることができる。すなわ
ち、自動車ディーラーA社が代行出品した車両であって
も、落札者は、より低価格で加修を受けられる適切な自
動車ディーラーで加修を受けることができる。
【0089】さらに、このシステムは、自動車ディーラ
ーA社および自動車ディーラーB社が介在するものの、
オンラインオークションで落札された場合には、個人間
取引で車両が売買されたことになる。従って、従来の一
般的な自動車ディーラーを介した取引のように自動車デ
ィーラーの売買手数料が加算されするということもな
い。従って、このシステムでは、落札者は、オンライン
オークションのメリットを享受できた上で、適切な自動
車ディーラーにおいて加修を受けられるというメリット
も享受することができる。
【0090】なお、自動車ディーラーA社および自動車
ディーラーBは、出品者の車両を引き取る際に自身のマ
ージンを加算しなくても、集客効果や加修による利益を
期待できる。
【0091】また、この実施の形態では、自動車ディー
ラーA社と自動車ディーラーBとの2社が存在したが、
本発明による方法は、さらに他の自動車製造メーカの車
両を扱う自動車ディーラーが存在する場合にも適用する
ことができる。その場合、各ディーラーの相互間で品質
情報をやり取りすることによって、常に出品者にとって
有利な買取保証額を提示したり、落札者にとって有利な
加修費用見積もりを提示することができる。
【0092】図10は、この発明の第4の実施の形態が
適用される電子商取引システムの一例を示すシステム構
成図である。図10に示すように、このシステムでは、
独立系査定士が有する査定士端末50が存在する。ま
た、中古車取扱業者間でのオークションである業者間オ
ークション60も利用される。
【0093】図11は、買取保証額を決定するための処
理を示す流れ図である。出品者20Aが独立系査定士に
車両の査定を依頼すると(ステップS11)、独立系査
定士は、査定士端末50から電子商取引支援装置30に
対して、車両の詳細情報(査定に必要な情報)を転送す
るとともに業者間オークションで値決めを行ってもらう
ことを要求する(ステップS61)。電子商取引支援業
者は、車両に関する詳細情報にもとづいて、業者間オー
クション60に車両を出品する(ステップS62)。こ
こで、独立系査定士が、独自に業者間オークション60
に車両を出品してもよい。
【0094】なお、独立系査定士は、電話やファクシミ
リ等で電子商取引支援業者に対して車両の詳細情報を転
送するとともに業者間オークションで値決めを行っても
らうことを要求してもよい。
【0095】また、図6に示されたように、書類チェッ
クを行うことはもちろんであるが(ステップS1)、業
者間オークションへの出品依頼を行う前に、ステップS
2〜S6の処理を行って、独自の買取保証額を決定して
おいてもよい。
【0096】業者間オークション60において落札者が
決定されると、落札者に関する情報とともに落札価格が
電子商取引支援業者に通知される(ステップS63)。
電子商取引支援業者は、電子メールまたは電話もしくは
ファクシミリ等で、落札価格を独立系査定士に通知する
(ステップS64)。
【0097】独立系査定士は、業者間オークション60
における落札価格(最高価格)を出品者20Aに通知す
る(ステップS65)。ここで、独立系査定士が独自に
出した買取価格の方が業者間オークション60における
落札価格よりも高い場合には、独立系査定士は、その価
格を出品者20Aに提示してもよい。
【0098】出品者20Aは、業者間オークション60
における落札価格または独立系査定士が提示した買取価
格が満足のいくものであってオンラインオークションに
出品するまでもないと判断すれば、その価格で車両を業
者間オークション60における落札業者に売却すること
ができる。オンラインオークションに出品した方がより
高価格で売却できると判断するのであれば、出品者20
Aは、オンラインオークションに車両を出品することに
する。
【0099】出品者20Aがオンラインオークションに
車両を出品することにした場合には、独立系査定士から
電子商取引支援業者に対して、車両に関する詳細情報、
買取保証額、加修費用見積もりおよび品質保証条件等の
情報とともに、オンラインオークションへの出品依頼が
通知される。電子商取引支援業者は、オンラインオーク
ションへの出品依頼に応じて、その車両の情報をオーク
ション運営サーバ10にアップロードしてオンラインオ
ークションへの代行出品を行う。以後の処理の流れは、
上記の各実施の形態の場合と同様である。
【0100】なお、この実施の形態では、出品者20A
がオンラインオークションに出品することを希望した場
合に、業者間オークション60における落札業者が買取
保証を付ける。独立系査定士の査定にもとづく買取価格
が出品者20Aに提示される場合には、独立系査定士が
買取保証を付ける。すなわち、オンラインオークション
で車両が落札されなかった場合には、業者間オークショ
ン60における落札価格または独立系査定士が提示した
買取価格で、業者間オークション60における落札業者
または自動車ディーラーが車両を買い取ることを出品者
に約する買取保証書が出品者20Aに発行される。
【0101】独立系査定士が独自の査定にもとづいて買
取保証書を発行する場合、図6に示された第2の実施の
形態の場合と同様に、車両の買い取り自体は自動車ディ
ーラーによって行われる。従って、車両の買い取りを行
うことになる自動車ディーラーが買取保証を行ってもよ
い。
【0102】この実施の形態では、オンラインオークシ
ョンに出品される前に、業者間オークションにおいてオ
ークションがなされ、そこでの落札価格にもとづく買取
保証額が出品者20Aに提示される。従って、単一の自
動車ディーラーや単一の独立系査定士が査定を行う場合
に比べて、中古車市況等も十分に反映されることが予想
されるので、買取保証額がより高くなることが期待され
る。
【0103】以上に説明したように、上記の各実施の形
態では、車両の査定能力を有する者によって査定がなさ
れ、その査定による買取価格が出品者20Aに提示され
る。出品者20Aは、その買取価格を信頼性のある最低
落札価格としてオンラインオークションに出品すること
ができる。また、オンラインオークションで落札されな
かった場合には、査定による買取価格にもとづく買取保
証額で車両が買い取られる。従って、出品者20Aは、
流札したときのことを心配することなくオンラインオー
クションに出品することができるので、オンラインオー
クションが活発になることが期待される。
【0104】また、自動車ディーラー等は、オンライン
オークションを希望する出品者20Aの車両を査定する
ことによって、オンラインオークションで落札されなか
ったときの車両買い取りを行うことができるので、自動
車ディーラー等の商機会が増えることも期待できる。さ
らに、電子商取引支援業者が一括してオンラインオーク
ションに代行出品する場合には、オンラインオークショ
ンにおける入札者が、多数のオークション対象車両の情
報を比較しやすい形で見ることができる。
【0105】なお、上記の各実施の形態では、出品物と
して車両を例示したが、査定が有効である他の商品につ
いて本発明を適用することもできる。
【0106】また、上記の各実施の形態では、車両等の
出品物がオンラインオークションに代行出品される場合
を例にしたが、出品者20A自身がオンラインオークシ
ョンに出品することもできる。
【0107】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、査定業者が出品予定物を査定し、査定にもとづい
て、査定業者または買取業者が買取保証を行ってオンラ
インオークションに出品し、買取保証の保証額に応じた
金額を越える値がオンラインオークションで付かなかっ
た場合に査定業者または買取業者が買取保証にもとづい
て出品予定物を買い取るような方法が提供されるので、
出品者は、オンラインオークションで流札してしまった
場合のことを心配をすることなく、オンラインオークシ
ョンに出品することができるので、オンラインオークシ
ョンをより活発にすることができる。
【0108】また、出品物が車両である場合で、車両の
保有者が出品予定物の車両の製造メーカに応じた自動車
ディーラーとは異なる自動車ディーラーに車両を持ち込
んだ場合には、車両持ち込み先の自動車ディーラーが、
車両の製造メーカに応じた自動車ディーラーに査定依頼
を行い、車両の製造メーカに応じた自動車ディーラーの
査定結果に応じて、車両持ち込み先の自動車ディーラー
が買取保証を行うように構成されている場合には、出品
者は、より適切な買取保証額を得ることができる。
【0109】さらに、車両持ち込み先の自動車ディーラ
ーが、車両の製造メーカに応じた自動車ディーラーとは
異なる自動車ディーラーである場合、車両の製造メーカ
に応じた自動車ディーラーが落札者に車両を引き渡すよ
うに構成されている場合には、落札者にとって、適切な
自動車ディーラーによって加修等を受けやすい環境が提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による方法を適用するのに適した電子
商取引システムの一例を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態における最低落札価格を決
定するための処理を示す流れ図である。
【図3】 オンラインオークション出品物の情報を入力
するための画面例を示す説明図である。
【図4】 オンラインオークションの流れを示す流れ図
である。
【図5】 車両の再持ち込みから車両が落札者に至るま
での流れの一例を示す流れ図である。
【図6】 第2の実施の形態を示す流れ図である。
【図7】 第3の実施の形態における最低落札価格を決
定するための処理を示す流れ図である。
【図8】 自動車ディーラーにおける端末装置に表示さ
れる査定情報入力画面の一例を示す説明図である。
【図9】 第3の実施の形態における車両の再持ち込み
から車両が落札者に至るまでの流れの一例を示す流れ図
である。
【図10】 この発明の第4の実施の形態が適用される
電子商取引システムの一例を示すシステム構成図であ
る。
【図11】 第4の実施の形態にお買取保証額を決定す
るための処理を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 インターネット 10 オークション運営サーバ 21,22 ユーザ端末 30 電子商取引支援装置 40 ディーラー端末 50 査定士端末 60 業者間オークション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 博史 東京都千代田区一ツ橋1丁目2番2号 住 友商事株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA01 BB11 BB16 BB36 CC11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを介するオンラインオ
    ークションを円滑に進めるための方法であって、 査定業者が出品予定物を査定するステップと、 査定にもとづいて、査定業者またはその査定業者とは異
    なる買取業者が買取保証が行うステップと、 前記出品予定物をオンラインオークションに出品するス
    テップと、 前記買取保証の保証額に応じた金額を越える値がオンラ
    インオークションで付かなかった場合に、査定業者また
    はその査定業者とは異なる買取業者が、前記買取保証に
    もとづいて出品予定物を買い取るステップとを備えたオ
    ンラインオークションを円滑に進めるための方法。
  2. 【請求項2】 出品予定物は車両である請求項1記載の
    オンラインオークションを円滑に進めるための方法。
  3. 【請求項3】 買取保証は、車両買取業者によって行わ
    れる請求項2記載のオンラインオークションを円滑に進
    めるための方法。
  4. 【請求項4】 インターネットに接続可能な電子商取引
    支援装置を有する電子商取引支援業者が存在し、 車両持ち込み先の車両査定業者は、前記電子商取引支援
    業者に車両のオンラインオークション出品を依頼し、 前記電子商取引支援装置は、依頼に応じて、出品者に代
    行してオンラインオークションサイトにオンライン出品
    を行う請求項3記載のオンラインオークションを円滑に
    進めるための方法。
  5. 【請求項5】 出品予定物の車両の製造メーカに応じた
    自動車ディーラーとは異なる自動車ディーラーに車両が
    持ち込まれた場合には、車両持ち込み先の自動車ディー
    ラーが、車両の製造メーカに応じた自動車ディーラーに
    査定依頼を行い、 車両の製造メーカに応じた自動車ディーラーの査定結果
    に応じて、車両持ち込み先の自動車ディーラーが買取保
    証を行う請求項2ないし請求項4記載のオンラインオー
    クションを円滑に進めるための方法。
  6. 【請求項6】 車両持ち込み先の自動車ディーラーが、
    車両の製造メーカに応じた自動車ディーラーとは異なる
    自動車ディーラーである場合、車両の製造メーカに応じ
    た自動車ディーラーが、落札者に車両を引き渡す請求項
    5記載のオンラインオークションを円滑に進めるための
    方法。
  7. 【請求項7】 車両持ち込み先の自動車ディーラーは、
    オンラインオークション出品前に加修見積もりを行い、 加修見積もりもオンラインオークションで入札者に提示
    される請求項5または請求項6記載のオンラインオーク
    ションを円滑に進めるための方法。
  8. 【請求項8】 車両査定業者に持ち込まれた車両を業者
    間オークションに出品するステップをさらに含み、 前記業者間オークションにおける最高価格が買取保証額
    とされる請求項1ないし請求項4記載のオンラインオー
    クションを円滑に進めるための方法。
  9. 【請求項9】 買取保証額に応じた金額が、オンライン
    オークションで入札者に提示される請求項1ないし請求
    項8記載のオンラインオークションを円滑に進めるため
    の方法。
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