JP2002005561A - 冷蔵庫の扉ハンドル - Google Patents

冷蔵庫の扉ハンドル

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JP2002005561A
JP2002005561A JP2000184672A JP2000184672A JP2002005561A JP 2002005561 A JP2002005561 A JP 2002005561A JP 2000184672 A JP2000184672 A JP 2000184672A JP 2000184672 A JP2000184672 A JP 2000184672A JP 2002005561 A JP2002005561 A JP 2002005561A
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JP
Japan
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door handle
resin film
thermoplastic resin
metal tube
refrigerator door
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Abandoned
Application number
JP2000184672A
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English (en)
Inventor
Shozaburo Iwabuchi
正三郎 岩▲渕▼
Seiichiro Uzawa
誠一郎 鵜沢
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉ハンドル表面の熱可塑性樹脂膜7に、クラ
ックが発生する恐れを防止することにより、製造上の歩
留りと、製品の信頼性を向上させると共に外観の見栄え
を良くし、また、高級感を持たせるため、透明色もしく
は着色透明色とし、且つ手触りの良い断面形状をした冷
蔵庫の扉ハンドルを提供する。 【解決手段】 扉ハンドル4は円筒状の金属管6と、同
金属管6の外周に配設された熱可塑性樹脂膜7とで構成
し、前記金属管6を耐蝕性を有するステンレス合金と
し、その外周部に滑剤8としてステアリン酸を成形前に
塗布しておき、前記熱可塑性樹脂膜7を透明色もしくは
着色透明色のメチルメタアクリレートとし、インサート
成形することにより、前記金属管6と前記熱可塑性樹脂
膜7との間を密着させることなく形成でき、且つ手指が
触る前記熱可塑性樹脂膜7の裏面側を薄くした形状とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の扉ハンド
ルに係わり、より詳細には、扉ハンドルの構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫の扉ハンドルは、例えば特
開平11ー237169号公報に開示されたものがあ
る。以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵庫の扉ハ
ンドルについて説明する。
【0003】従来の扉ハンドルを備えた冷蔵庫1は、例
えば図1に示すように、冷蔵庫本体2と扉3から構成さ
れ、同扉3の表面には取付具5を介して扉ハンドル4が
取付られている。同扉ハンドル4は図5(A)および
(B)に示すように、円筒状の金属管6と、同金属管6
の外周に配設された熱可塑性樹脂膜7で構成されてい
る。前記金属管6と熱可塑性樹脂膜7は共押し出しによ
り作製されており、同熱可塑性樹脂膜7には2色以上の
顔料9が混合分散され、意匠性と質感を向上させてい
る。
【0004】以上のように、従来の冷蔵庫の扉ハンドル
にあっては、金属管6と熱可塑性樹脂膜7とが共押し出
しによって作製されているため、両者が密着した状態と
なっており、従って収縮率の差異によって、温度変化に
より熱可塑性樹脂膜7にクラックが発生する恐れや、透
明色もしくは着色透明色の場合、密着している部分と密
着してない部分があると、光の反射の違いにより見苦し
くなり、また、熱可塑性樹脂膜7が均一な肉厚となるた
め、同一円筒状にしか出来ないという問題を有してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、熱可塑性樹脂膜にクラックが発生す
る恐れを防止することにより、製造上の歩留りと、製品
の信頼性を向上させると共に外観の見栄えを良くし、ま
た、高級感を持たせるため、透明色もしくは着色透明色
とし、且つ手触りの良い断面形状をした冷蔵庫の扉ハン
ドルを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、扉の表面に、取付具を介して取付られる円筒
状の金属管と、同金属管の外周に配設された熱可塑性樹
脂膜とで構成してなる冷蔵庫の扉ハンドルにおいて、前
記金属管と、前記熱可塑性樹脂膜との間に滑剤を介在さ
せて形成した構成となっている。
【0007】また、前記金属管と、前記熱可塑性樹脂膜
をインサート成形した構成となっている。
【0008】また、手指が触る前記熱可塑性樹脂膜の裏
面側を薄くした構成となっている。
【0009】また、前記熱可塑性樹脂膜を透明色もしく
は着色透明色にした構成となっている。
【0010】一方、前記滑剤をステアリン酸とした構成
となっている。
【0011】また、前記金属管の素材を、耐蝕性を有す
るステンレス合金とした構成となっている。
【0012】また、前記金属管に、色付けもしくは刻み
模様を施した構成となっている。
【0013】更に、前記熱可塑性樹脂膜の素材を、メチ
ルメタアクリレートとした構成となっている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基ずいた実施例として説明する。図1は本発明
による扉ハンドルを備えた冷蔵庫の概略図であり、図2
は本発明による冷蔵庫の扉ハンドルの基本構成の一実施
例を示す断面図(A)と、(A)で示すa矢視図(B)
であり、図3は本発明による冷蔵庫の扉ハンドルの一実
施例を示す側面図(A)と、正面図(B)であり、図4
は本発明による冷蔵庫の扉ハンドルの主要部を説明する
軸方向の拡大断面図(A)と、輪切りにした拡大断面図
(B)であり、以下、図1,図2,図3,図4を参照し
ながら説明する。ここで、従来例と同じ部分の符号は、
同一とする。
【0015】図1において、1は冷蔵庫で、冷蔵庫本体
2と扉3から構成されいる。4は本発明による冷蔵庫の
扉ハンドルで、扉3の表面に取付具5を介して取付られ
ている。
【0016】前記扉ハンドル4は、図2と、図3および
図4とで示すように、円筒状の金属管6と、その外周に
配設された熱可塑性樹脂膜7で構成されている。前記金
属管6を耐蝕性を有するステンレス合金とし、その外周
部に滑剤8としてステアリン酸を成形前に塗布してお
き、前記熱可塑性樹脂膜7を透明色もしくは着色透明色
のメチルメタアクリレートとし、インサート成形するこ
とにより、前記金属管6と前記熱可塑性樹脂膜7との間
を密着させることなく形成でき、且つ手指が触る前記熱
可塑性樹脂膜7の裏面側を薄くすることができる。
【0017】また、前記金属管6に、色付けもしくは、
刻み模様を施したことにより、意匠性や質感に優れた高
級感のある扉ハンドル4にすることができるようにな
る。
【0018】なお、前記扉ハンドル4の扉3表面への取
付は、図2で示すように、扉ハンドル4を取付具5に挿
入し、その取付具5を、扉板3aを介して複数のネジ5bを
用いて扉補強5aに固定している。その後、カバー10を取
付具5に被せてネジ部を覆う構造としている。
【0019】以上の構成により、図1と、図2と、図3
および図4とで示すように、前記金属管6と、前記熱可
塑性樹脂膜7との間を密着させるのではなく、その間に
滑剤8を介在させて形成したので、従って、収縮率の差
異によって、温度変化により熱可塑性樹脂膜7にクラッ
クが発生する恐れや、透明色もしくは着色透明色の場合
密着している部分と密着してない部分があると、光の反
射の違いにより見苦しくなることを防ぐことができ、ま
た、前記金属管6と、その外周に配設される前記熱可塑
性樹脂膜7をインサート成形することにより、手指が触
る裏面側の前記熱可塑性樹脂膜7を薄くして、手触りの
良い冷蔵庫の扉ハンドルとなる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によると、熱可塑性
樹脂膜にクラックが発生する恐れを防止することによ
り、製造上の歩留りと、製品の信頼性を向上させると共
に外観の見栄えを良くし、また、高級感を持たせるた
め、透明色もしくは着色透明色とし、且つ手触りの良い
断面形状をした冷蔵庫の扉ハンドルとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例および本発明による扉ハンドルを備えた
冷蔵庫の概略図である。
【図2】本発明による冷蔵庫の扉ハンドルの基本構成の
一実施例を示す断面図(A)と、(A)で示すa矢視図
(B)である。
【図3】本発明による冷蔵庫の扉ハンドルの一実施例を
示す側面図(A)と、正面図(B)である。
【図4】本発明による冷蔵庫の扉ハンドルの主要部を説
明する軸方向の拡大断面図(A)と、輪切りにした拡大
断面図(B)である。
【図5】従来例による冷蔵庫の扉ハンドルの斜視図
(A)と、主要部の要部拡大断面図(B)である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 2 冷蔵庫本体 3 扉 3a 扉板 4 扉ハンドル 5 取付具 5a 扉補強 5b ネジ 6 金属管 7 熱可塑性樹脂膜 8 滑剤 10 カバー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉の表面に、取付具を介して取付られる
    円筒状の金属管と、同金属管の外周に配設された熱可塑
    性樹脂膜とで構成してなる冷蔵庫の扉ハンドルにおい
    て、 前記金属管と、前記熱可塑性樹脂膜との間に滑剤を介在
    させて形成したことを特徴とする冷蔵庫の扉ハンドル。
  2. 【請求項2】 前記金属管と、前記熱可塑性樹脂膜をイ
    ンサート成形したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵
    庫の扉ハンドル。
  3. 【請求項3】 手指が触る前記熱可塑性樹脂膜の裏面側
    を薄くしたことを特徴とする請求項1または2記載の冷
    蔵庫の扉ハンドル。
  4. 【請求項4】 前記熱可塑性樹脂膜を透明色もしくは着
    色透明色にしてなることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3記載の冷蔵庫の扉ハンドル。
  5. 【請求項5】 前記滑剤をステアリン酸としたことを特
    徴とする請求項1記載の冷蔵庫の扉ハンドル。
  6. 【請求項6】 前記金属管の素材を、耐蝕性を有するス
    テンレス合金としたことを特徴とする請求項1または2
    記載の冷蔵庫の扉ハンドル。
  7. 【請求項7】 前記金属管に、色付けもしくは刻み模様
    を施したことを特徴とする請求項1、2または6記載の
    冷蔵庫の扉ハンドル。
  8. 【請求項8】 前記熱可塑性樹脂膜の素材を、メチルメ
    タアクリレートとしたことを特徴とする請求項4記載の
    冷蔵庫の扉ハンドル。
JP2000184672A 2000-06-20 2000-06-20 冷蔵庫の扉ハンドル Abandoned JP2002005561A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100757451B1 (ko) 2006-04-06 2007-09-11 엘지전자 주식회사 냉장고용 도어 손잡이 및 그 제조 방법
US7458133B2 (en) * 2005-01-12 2008-12-02 Maytag Corporation Refrigerator handle assembly with exchangeable end caps
CN102419049A (zh) * 2010-09-27 2012-04-18 泰州乐金电子冷机有限公司 一种电冰箱门把手及其生产工艺
CN103438650A (zh) * 2013-09-12 2013-12-11 合肥华凌股份有限公司 冰箱及其门把手

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