JP2002005523A - 貯湯式加熱装置 - Google Patents

貯湯式加熱装置

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JP2002005523A
JP2002005523A JP2000184369A JP2000184369A JP2002005523A JP 2002005523 A JP2002005523 A JP 2002005523A JP 2000184369 A JP2000184369 A JP 2000184369A JP 2000184369 A JP2000184369 A JP 2000184369A JP 2002005523 A JP2002005523 A JP 2002005523A
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water
hot water
hot
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storage tank
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JP2000184369A
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English (en)
Inventor
Shoji Kishimoto
匠示 岸本
Toru Tsuruta
透 鶴田
Yoshinori Shicchi
義範 志智
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Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
Original Assignee
Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯湯タンクの上部に配置された温水混合弁や
遮断弁や配管などの漏水事故の場合に、タンク保温材の
被水を防ぎ、電装品の故障や内部部品の腐食を防止する
ことができる貯湯式加熱装置を提供する 【解決手段】 貯湯タンク32を覆うタンク保温材30
0の外側に、被水防止カバー301を被せたことによ
り、湯はり湯水混合弁46Bや温水遮断弁22Aなどが
故障して漏水を起こした場合にタンク保温材300が濡
れることを防ぎ、貯湯式加熱装置100A内の電装品が
故障したり、内部部品が腐食することを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水を加熱し給湯栓
や浴槽へ供給する機能を備えた貯湯式加熱装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、高温水と水を混合する湯水混
合弁や、混合湯水を浴槽に供給/停止するための遮断弁
を、貯湯タンクの上部に配置した貯湯式加熱装置は知ら
れている。図3はこの従来の貯湯式加熱装置100を電
気温水器に適用した構成図であり、図4はその模式図で
ある。以下、構成を説明する。
【0003】給水源からの水は減圧弁1で減圧され、減
圧弁1の下流で給水管2とバイパス管3とに分岐され
る。給水管2は貯湯タンク32に通じており、貯湯タン
ク32には、下部ヒーター33、上部ヒーター34が備
えられている。貯湯タンク32内の水は、下部ヒーター
33、上部ヒーター34によりタンク下部温度センサー
37、タンク上部温度センサー38の検出温度が高温
(例えば85℃)になるように加熱される。貯湯タンク
32の外側は、保温のため、グラスウール製のタンク保
温材300で覆われている。さらに、貯湯タンク32の
下部には排水バルブ36を備える。また、貯湯タンク3
2の上部には貯湯タンク32内の水の加熱時に発生する
膨張水を逃すための安全弁35と、貯湯タンク32から
の高温水を出湯するための高温給湯管4を備える。
【0004】高温給湯管4は下流の高温給湯管4Aに分
岐して給湯湯水混合弁46Aに通じ、またバイパス管3
は下流のバイパス管3Aに分岐して給湯湯水混合弁46
Aに通じている。給湯湯水混合弁46Aでは、バイパス
管3Aからの水と高温給湯管4Aからの高温水を混合
し、適温の湯が給湯管8Aへ供給される。給湯管8Aは
図示しない水栓等につながっている。
【0005】高温給湯管4はさらに下流の高温給湯管5
に分岐して湯はり湯水混合弁46Bに通じ、またバイパ
ス管3は下流のバイパス管7に分岐し湯はり湯水混合弁
46Bに通じている。バイパス管7には給水遮断弁23
Aが、高温給湯管5には温水遮断弁22Aが、それぞれ
備えられている。湯はり湯水混合弁46Bでは、バイパ
ス管7からの水と高温給湯管5からの高温水を混合し、
高温水、水、適温の湯のいずれかが湯はり給湯管9へ供
給される。湯はり給湯管9は湯はり給湯管9Aを経由し
て浴槽62に通じている。湯はり給湯管9には、逆止弁
52、53が備えられている。浴槽62への湯はりの開
始/停止は、給水遮断弁23Aと温水遮断弁22Aによ
り行われる。
【0006】ここで、給湯湯水混合弁46A、湯はり湯
水混合弁46B、温水遮断弁22A、給水遮断弁23A
は、固定板200上に固定され、給湯湯はりユニット9
6として、貯湯タンク32の上部に配置されている。上
記の構成により、高温に加熱された貯湯タンク32内の
湯は、給湯湯水混合弁46Aや湯はり湯水混合弁46B
で水と混合され、炊事やシャワー、湯はりなどの用途と
して使用される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の貯湯式加熱装置では、湯水混合弁や遮断弁、ま
たその周囲の配管などが故障して漏水を起こした場合、
これらを含む給湯湯はりユニットは貯湯タンクの上部に
配置されているため、漏れた水は、下に位置する貯湯タ
ンクの方へ滴下する。その結果、貯湯タンクを覆うタン
ク保温材が被水してしまう。貯湯タンクは内部の湯によ
り放熱するため、タンク保温材が被水した場合、貯湯式
加熱装置の内部空間が高温多湿状態となる。その結果、
貯湯式加熱装置内の電装品の故障や内部部品の腐食の原
因となる恐れがあるという問題点があった。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、貯湯タンクの上部に配置
された温水混合弁や遮断弁や配管などの漏水事故の場合
に、タンク保温材の被水を防ぎ、電装品の故障や内部部
品の腐食を防止することができる貯湯式加熱装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために請求項1では、貯湯タンクと、前
記貯湯タンク内の水を加熱する加熱部と、前記貯湯タン
クを覆うタンク保温材と、給水源からの水を前記貯湯タ
ンクに導くための給水管と、前記給水管から分岐した水
と前記貯湯タンクから供給される高温水を混合する湯水
混合弁とを備え、前記湯水混合弁を前記貯湯タンクの上
部に配置した貯湯式加熱装置において、前記タンク保温
材を覆う被水防止手段を備えた。よって、湯水混合弁が
故障して漏水を起こした場合でも、被水防止手段により
タンク保温材が濡れることを防げるため、貯湯式加熱装
置内の電装品が故障したり、内部部品が腐食することを
防止できる。
【0010】請求項2では、貯湯タンクと、前記貯湯タ
ンク内の水を加熱する加熱部と、前記貯湯タンクを覆う
タンク保温材と、給水源からの水を前記貯湯タンクに導
くための給水管と、前記給水管から分岐した水と前記貯
湯タンクから供給される高温水を混合する湯水混合弁
と、前記湯水混合弁により混合された湯水を浴槽に供給
/停止するための遮断弁とを備え、前記湯水混合弁およ
び前記遮断弁を前記貯湯タンクの上部に配置した貯湯式
加熱装置において、前記タンク保温材を覆う被水防止手
段を備えた。よって、湯水混合弁や前記遮断弁が故障し
て漏水を起こした場合でも、被水防止手段によりタンク
保温材が濡れることを防げるため、貯湯式加熱装置内の
電装品が故障したり、内部部品が腐食することを防止で
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態に於ける貯湯
式加熱装置100Aを電気温水器に適用した構成図であ
り、図2はその模式図である。前述の図3、図4に示す
従来の加熱装置と同じ役割の部位は同じ符号で示してい
る。
【0013】まず、給水源からの水は減圧弁1で減圧さ
れ、減圧弁1の下流で給水管2とバイパス管3とに分岐
される。給水管2は貯湯タンク32に通じており、貯湯
タンク32には、下部ヒーター33、上部ヒーター34
が備えられている。貯湯タンク32内の水は、下部ヒー
ター33、上部ヒーター34によりタンク下部温度セン
サー37、タンク上部温度センサー38の検出温度が高
温(例えば85℃)になるように加熱される。貯湯タン
ク32の外側は、保温のため、グラスウール製のタンク
保温材300で覆われており、タンク保温材300の外
側の上部には、被水防止手段としての被水防止カバー3
01が被せられている。本実施例では、被水防止カバー
301はポリエチレン製のフィルムで構成している。さ
らに、貯湯タンク32の下部には排水バルブ36を備え
る。また、貯湯タンク32の上部には貯湯タンク32内
の水の加熱時に発生する膨張水を逃すための安全弁35
と、貯湯タンク32からの高温水を出湯するための高温
給湯管4を備える。
【0014】高温給湯管4は下流の高温給湯管4Aに分
岐して給湯湯水混合弁46Aに通じ、またバイパス管3
は下流のバイパス管3Aに分岐して給湯湯水混合弁46
Aに通じている。給湯湯水混合弁46Aでは、バイパス
管3Aからの水と高温給湯管4Aからの高温水を混合
し、適温の湯が給湯管8Aへ供給される。給湯管8Aは
図示しない水栓等につながっている。
【0015】高温給湯管4はさらに下流の高温給湯管5
に分岐して湯はり湯水混合弁46Bに通じ、またバイパ
ス管3は下流のバイパス管7に分岐し湯はり湯水混合弁
46Bに通じている。バイパス管7には給水遮断弁23
Aが、高温給湯管5には温水遮断弁22Aが、それぞれ
備えられている。湯はり湯水混合弁46Bでは、バイパ
ス管7からの水と高温給湯管5からの高温水を混合し、
高温水、水、適温の湯のいずれかが湯はり給湯管9へ供
給される。湯はり給湯管9は湯はり給湯管9Aを経由し
て浴槽62に通じている。湯はり給湯管9には、逆止弁
52、53が備えられている。浴槽62への湯はりの開
始/停止は、給水遮断弁23Aと温水遮断弁22Aによ
り行われる。
【0016】ここで、給湯湯水混合弁46A、湯はり湯
水混合弁46B、温水遮断弁22A、給水遮断弁23A
は、固定板200上に固定され、給湯湯はりユニット9
6として、貯湯タンク32の上部に配置されている。上
記の構成により、高温に加熱された貯湯タンク32内の
湯は、給湯湯水混合弁46Aや湯はり湯水混合弁46B
で水と混合され、炊事やシャワー、湯はりなどの用途と
して使用される。
【0017】以上説明した貯湯式加熱装置100Aにお
いて、給湯湯水混合弁46Aや湯はり湯水混合弁46
B、また、温水遮断弁22Aや給水遮断弁23A、ある
いはその周囲の配管などが故障して漏水を起こした場
合、漏れた水は、下に位置する貯湯タンク32の方へ滴
下する。しかし、貯湯タンク32を覆うタンク保温材3
00の外側には被水防止カバー301が被せられている
ため、漏れた水でタンク保温材300が濡れることを防
止できる。その結果、貯湯式加熱装置100A内の電装
品が故障したり、内部部品が腐食することを防止できる
のである。
【0018】なお、本実施例においては、被水防止カバ
ー301はタンク保温材300の外側の上部を覆うとし
たが、タンク保温材300の外側の全体を覆うようにし
てもよい。また、被水防止カバー301はポリエチレン
製のフィルムとして説明したが、タンク保温材300の
被水を防止できる構成であれば、他の形態としてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の貯湯式加熱装置100Aを電気温水
器に適用した構成図
【図2】 本発明の貯湯式加熱装置100Aの模式図
【図3】 従来の貯湯式加熱装置100を電気温水器に
適用した構成図
【図4】 従来の貯湯式加熱装置100の模式図
【符号の説明】
1…減圧弁 2…給水管 3…バイパス管 3A…バイパス管 4…高温給湯管 4A…高温給湯管 5…高温給湯管 7…バイパス管 8A…給湯管 9…湯はり給湯管 9A…湯はり給湯管 22A…温水遮断弁 23A…給水遮断弁 32…貯湯タンク 33…下部ヒーター 34…上部ヒーター 35…安全弁 36…排水バルブ 37…タンク下部温度センサー 38…タンク上部温度センサー 46A…給湯湯水混合弁 46B…湯はり湯水混合弁 52…逆止弁 53…逆止弁 62…浴槽 96…給湯湯はりユニット 100…貯湯式加熱装置 100A…貯湯式加熱装置 200…固定板 300…タンク保温材 301…被水防止カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志智 義範 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜43番1号 日本 ユプロ株式会社内 Fターム(参考) 3L025 AD07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の水を加
    熱する加熱部と、前記貯湯タンクを覆うタンク保温材
    と、給水源からの水を前記貯湯タンクに導くための給水
    管と、前記給水管から分岐した水と前記貯湯タンクから
    供給される高温水を混合する湯水混合弁とを備え、前記
    湯水混合弁を前記貯湯タンクの上部に配置した貯湯式加
    熱装置において、前記タンク保温材を覆う被水防止手段
    を備えたことを特徴とした貯湯式加熱装置。
  2. 【請求項2】貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の水を加
    熱する加熱部と、前記貯湯タンクを覆うタンク保温材
    と、給水源からの水を前記貯湯タンクに導くための給水
    管と、前記給水管から分岐した水と前記貯湯タンクから
    供給される高温水を混合する湯水混合弁と、前記湯水混
    合弁により混合された湯水を浴槽に供給/停止するため
    の遮断弁とを備え、前記湯水混合弁および前記遮断弁を
    前記貯湯タンクの上部に配置した貯湯式加熱装置におい
    て、前記タンク保温材を覆う被水防止手段を備えたこと
    を特徴とした貯湯式加熱装置。
JP2000184369A 2000-06-20 2000-06-20 貯湯式加熱装置 Pending JP2002005523A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104034016A (zh) * 2014-02-21 2014-09-10 刘运柳 储水式热水器用加热装置
CN104976753A (zh) * 2014-04-11 2015-10-14 广东顺德光晟电器股份有限公司 快速加热式电热水器
CN105605766A (zh) * 2016-01-29 2016-05-25 广州松下空调器有限公司 热水器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104034016A (zh) * 2014-02-21 2014-09-10 刘运柳 储水式热水器用加热装置
CN104976753A (zh) * 2014-04-11 2015-10-14 广东顺德光晟电器股份有限公司 快速加热式电热水器
CN105605766A (zh) * 2016-01-29 2016-05-25 广州松下空调器有限公司 热水器
CN105605766B (zh) * 2016-01-29 2020-01-31 广州松下空调器有限公司 热水器

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Effective date: 20040823