JP2006162166A - 電気給湯機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】貯湯タンク1の上方にシスターンタンク2を配設し、このシスターンタンク2の水を貯湯タンク1に導入するとともに、この貯湯タンク1に導入された水を加熱することにより温水として貯留し、貯湯タンク1に貯留された温水を配管を介して使用箇所に供給するようにした電気給湯機において、水道水を貯湯タンク1の温水により間接的に加熱する給湯用熱交換器3を設け、この給湯用熱交換器3により加熱した水道水を混合栓4に供給する。
【選択図】図1
Description
しかしながら、この大気開放式のシスターンタンクを備えた電気給湯機を、従来の密閉式の電気給湯機と同様に用いるようにした場合、例えば、混合栓においては、1次側水である水道水と、2次側水であるシスターンタンクを通過した電気給湯機(貯湯タンク)の温水とが、直接接触する、所謂「クロスコネクション」が発生することになる。そして、最近、このようなクロスコネクションが発生するような水道水の使用方法(配管構造)について規制が強化されてきている。
「電気温水器の設計・施工マニュアル」日本工業出版、平成7年1月5日
また、水道管の高い水圧を利用できるため、例えば、3階でのシャワーも可能であり、減圧弁や負圧破壊弁も不要とすることができる。
この電気給湯機は、貯湯タンク1の上方にシスターンタンク2を配設し、このシスターンタンク2の水を貯湯タンク1に導入するとともに、この貯湯タンク1に導入された水を加熱することにより温水として貯留し、貯湯タンク1に貯留された温水を配管を介して使用箇所、例えば、浴槽B等に供給するようにした電気給湯機において、水道水を貯湯タンク1の温水により間接的に加熱する給湯用熱交換器3を設け、該給湯用熱交換器3により加熱した水道水を混合栓4に供給するようにしている。
なお、貯湯タンク1に導入された水の加熱は、貯湯タンク1外に配設したヒートポンプ式加熱機構等により行うこともできる。
給水管6から貯湯タンク1に導入された水は、上部ヒータ5a及び下部ヒータ5bにより加温されて貯湯タンク1に貯留されるが、貯湯タンク1の上ほど温度が高く、例えば、上部で約90℃、中間部で約50℃の中間水となっている。
また、シスターンタンク2には、貯湯タンク1の上部から膨張管9が接続されており、シスターンタンク2を導管等(図示省略)により大気に開放するようにしている。
このように、シスターンタンク2を設置することにより、貯湯タンク1に水道水の高い水圧がかからず、貯湯タンク1の補強構造を簡略化するとともに、沸上げ時に貯湯タンク1から溢れ出る膨張水をシスターンタンク2に導入するようにし、温水を貯留して再利用するようにしている。
貯湯タンク1への水の供給は、給水管7からシスターンタンク2に供給された水を、給水管6を介して、貯湯タンク1の下部に導入することにより行われる。
貯湯タンク1は、給湯用熱交換器3と、追い焚き用熱交換器10とを配設した温水の循環回路11を備えており、この循環回路11は、貯湯タンク上部の高温水をポンプ12により導出し、各熱交換器3、10を経て温度が下がった温水を貯湯タンク1の下部に返還する。
循環回路11は、上流部で分岐して給湯用熱交換器3と追い焚き用熱交換器10とを配設するとともに、これらの熱交換器3、10の下流側の第1三方バルブ13で合流し、さらに、その下流側に、混合弁14、ポンプ12、第2三方バルブ15を順次配設している。
この給湯用熱交換器3を使用する際には、図2に示すように、給水管16から水道水を給湯用熱交換器3に導入するとともに、該給湯用熱交換器3により加熱した水道水を混合栓4に供給し、混合栓4の他の側に接続した水道管Sからの水道水と混合して温度を調節する。
また、給水管16の水道水を、給湯管17に設けた混合弁17aで混合することにより、混合栓4の手前で温度を調節することもできる。
混合栓4では、このように温水と冷水が混合されるが、いずれも水道水であるため、クロスコネクションが生じることはない。
また、水道管Sの高い水圧を利用できるため、例えば、3階でのシャワーも可能であり、減圧弁や負圧破壊弁も不要とすることができる。
この追い焚き用熱交換器10を使用する際には、図3に示すように、ポンプ20により入口側配管18から追い焚き用熱交換器10に浴槽水を導入するとともに、該追い焚き用熱交換器10で加熱した浴槽水を出口側配管19から浴槽Bに戻す。
この湯張り回路を使用する際には、図4に示すように、ポンプ12を稼働するとともにポンプ20を停止して、循環回路11から貯湯タンク1の温水を取り出し、第2三方バルブ15から給湯管21と追い焚き用の入口側配管18及び追い焚き用配管の出口側配管19とを介して浴槽Bに温水を供給するようにしている。この際、給水管22によって、循環回路11の混合弁14で貯湯タンク下部の水を混合することにより、温水の温度調節を行うようにしている。
本実施例のように、入口側配管18の合流点25より下流側の給湯管21と、追い焚き用の入口側配管18及び追い焚き用配管の出口側配管19とを利用して浴槽Bに湯張りをすることにより、湯張り時間を短縮化することができる。
この湯張り回路は、貯湯タンク1の中間水を導出して給湯する中間水取出し回路からなり、貯湯タンク1の中間部から延設され、循環回路11の混合弁14に合流する給湯管23を備えるとともに、該給湯管23に設けた混合弁24に、貯湯タンク1の下部から延設した給水管22を接続して温度調整をしている。
この湯張り回路を使用する際には、図6に示すように、ポンプ12を稼働するとともにポンプ20を停止して、給湯管23から貯湯タンク1の中間水を取り出して混合弁24にて温度調整をした後、混合弁14を経由して第2三方バルブ15から給湯管21と追い焚き用の入口側配管18及び追い焚き用配管の出口側配管19とを介して浴槽Bに温水を供給するようにしている。この際、給湯管23の混合弁24で、貯湯タンク下部の水を給水管22から混合することにより、中間水の温度調節を行うようにしている。
本実施例のように、入口側配管18の合流点25より下流側の給湯管21と、追い焚き用の入口側配管18及び追い焚き用配管の出口側配管19とを利用して浴槽Bに湯張りをすることにより、湯張り時間を短縮化することができる。
また、貯湯タンク1の中間部に、中間水を導出して給湯する中間水取出し回路を設けることにより、例えば、貯湯タンク上部の高温水を必ずしも必要としない湯張り等において、中間温度の温水を積極的に利用し、これにより、熱交換器3、10に必要な高温水を効率的に使用することができる。
また、水道管Sの高い水圧を利用できるため、例えば、3階でのシャワーも可能であり、減圧弁や負圧破壊弁も不要とすることができる。
2 シスターンタンク
3 給湯用熱交換器
4 混合栓
5a 上部ヒータ
5b 下部ヒータ
6 給水管
7 給水管
8 オーバーフロースイッチ
9 膨張管
10 追い焚き用熱交換器
11 循環回路
12 ポンプ
13 第1三方バルブ
14 混合弁
15 第2三方バルブ
16 給水管
17 給湯管
17a 混合弁
18 入口側配管
19 出口側配管
20 ポンプ
21 給湯管
22 給水管
23 給湯管
24 混合弁
25 合流点
S 水道管
B 浴槽
Claims (2)
- 貯湯タンクの上方にシスターンタンクを配設し、該シスターンタンクの水を貯湯タンクに導入するとともに、該貯湯タンクに導入された水を加熱することにより温水として貯留し、貯湯タンクに貯留された温水を配管を介して使用箇所に供給するようにした電気給湯機において、水道水を貯湯タンクの温水により間接的に加熱する熱交換器を設け、該熱交換器により加熱した水道水を混合栓等の給湯箇所に供給するようにしたことを特徴とする電気給湯機。
- 貯湯タンクの中間部に、中間水を導出して給湯する中間水取出し回路を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気給湯機。
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