JP2002005202A - ラチェット型ワンウェイクラッチ - Google Patents

ラチェット型ワンウェイクラッチ

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JP2002005202A
JP2002005202A JP2000187628A JP2000187628A JP2002005202A JP 2002005202 A JP2002005202 A JP 2002005202A JP 2000187628 A JP2000187628 A JP 2000187628A JP 2000187628 A JP2000187628 A JP 2000187628A JP 2002005202 A JP2002005202 A JP 2002005202A
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way clutch
inner ring
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ratchet
ring
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JP2000187628A
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Kazuhiko Muramatsu
和彦 村松
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NSK Warner KK
Original Assignee
NSK Warner KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/12Freewheels or freewheel clutches with hinged pawl co-operating with teeth, cogs, or the like

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラチェット型ワンウェイクラッチにおい
て、引き摺りトルクを減少させると共に、潤滑性の向上
が実現する。また、軸受部材を軽量化し、軸受部材の固
定精度が向上させる。 【解決手段】 同軸上に設けられ相対回転自在に配置さ
れた内輪(3)及び外輪(4)と、前記内輪及び外輪の間に配
置され、前記内輪の外周面に設けられた凹部(23)に嵌合
しトルクを伝達する爪部材(2)と、前記爪部材を内輪の
外周へ付勢するスプリング(10)と、前記爪部材及びスプ
リングを軸方向に支持し、前記内輪と外輪との軸受を行
うブッシュ(31)と、から成り、前記ブッシュの内周面に
凹部(32)を形成したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、農機、建
機、工業機械などの変速機、特に車両等の自動変速機等
に使用され、バックストップなどの機能を果たすワンウ
ェイクラッチのうち、ロック機構にラチェット(爪部材)
を用いたラチェット型ワンウェイクラッチに関する。よ
り詳細には、軸受の引き摺りトルクを減少させる手段を
設けたラチェット型ワンウェイクラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動変速機に用いられるワンウ
ェイクラッチは、相対回転する外輪及び内輪を有し、外
輪と内輪との間でトルクを伝達するスプラグやローラな
どが外輪または内輪の軌道面に設けたカム面に噛み合う
ことで、一方向のみに回転トルクを伝達している。ま
た、逆方向では空転する構成となっている。
【0003】このようなワンウェイクラッチの中で、外
輪と内輪との間でトルクを伝達するトルク伝達部材とし
てラチェットを用いたラチェット型ワンウェイクラッチ
がある。ラチェット型ワンウェイクラッチは、内周にポ
ケットを有する外輪と、外輪と同軸上に配置され外周に
ノッチを有する内輪と、前記ポケットに収納され内輪の
ノッチに嵌合してワンウェイクラッチをロック状態にし
内輪と外輪との間でトルクを伝達させる爪部材と、爪部
材を内輪へ付勢するスプリングなどの弾性体とによって
構成される。
【0004】以上の構成のラチェット型ワンウェイクラ
ッチは、ワンウェイクラッチが一方向に回転すると、爪
部材が内輪の外周に対してフリーで摺動するので、外輪
と内輪とは相対的に空転する。次に、ワンウェイクラッ
チが他方向に回転しようとすると、爪部材がノッチに嵌
合し、ワンウェイクラッチがロックアップ状態になる。
【0005】ラチェット型ワンウェイクラッチをトルク
コンバータ装置のステータへ組み込んで使用することが
提案されている。例えば、自動車の自動変速機用のトル
クコンバータ装置のステータに用いることが、米国特許
第5,947,245号に提案されている。図8は、そ
のように使用された従来のワンウェイクラッチの軸方向
断面図である。また、図9は、図8のワンウェイクラッ
チの正面図である。
【0006】図8及び図9に示すように、ステータ1
は、内周に設けたスプライン9により不図示のステータ
シャフトに嵌合される内輪3と、内周側に外輪部4を有
する羽根車8と、外輪部4に設けられたポケット21、
22(図9参照)に夫々配置された爪部材2及びスプリ
ング10とによって構成される。スプリング10は、プ
レート型軸受、ブッシュ31により軸方向に脱落するこ
とを防止されている。ブッシュ31は、スナップリング
5により軸方向で固定されている。また、外輪4及びブ
ッシュ31の軸方向の端面は、それぞれスラスト軸受7
に支持されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来のワンウェイクラッチでは、軸受、すなわちブッ
シュ31の内周摺動面が、内輪3の外周面24との摺動
や偏芯回転により生ずる油圧の影響で引き摺りトルクが
発生する。特に、ブッシュ31の内周摺動面と内輪3の
外周面24との接触面積が大きいので、引き摺りトルク
の低減が困難であった。
【0008】また、接触面積が大きいため、爪部材2と
ノッチ23を中心とする作動部材を潤滑する潤滑油の流
通が阻害される恐れがあった。更に、軽量化や固定精度
向上などに充分対応できていなかった。
【0009】そこで、本発明は、引き摺りトルクを低減
させると共に、潤滑性の向上が達成できるラチェット型
ワンウェイクラッチを提供することを目的とする。更
に、本発明は、軽量化を達成でき、固定精度の向上した
ラチェット型ワンウェイクラッチを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明のラチェット型ワンウェイ
クラッチは、同軸上に設けられ相対回転自在に配置され
た内輪(3)及び外輪(4)と、前記内輪及び外輪の間に配置
され、前記内輪の外周面に設けられた凹部(23)に嵌合し
トルクを伝達する爪部材(2)と、前記爪部材を内輪の外
周へ付勢するスプリング(10)と、前記爪部材及びスプリ
ングを軸方向に支持し、前記内輪と外輪との軸受を行う
ブッシュ(31)と、から成り、前記ブッシュの内周面に凹
部(32)を形成したことを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の本発明は、請求項1にお
いて前記ブッシュの外周に径方向外方に突出する突起が
設けられ、該突起が前記外輪に設けられた窪み部に嵌合
することで、前記ブッシュが固定されることを特徴とし
ている。
【0012】請求項3に記載の本発明は、請求項1また
は2において前記ブッシュは、前記ラチェット型ワンウ
ェイクラッチの軸方向両端に設けられていることを特徴
としている。
【0013】請求項4に記載の本発明は、請求項1−3
のいずれか1項において前記外輪の内周にブロックベア
リングを更に設けたことを特徴としている。
【0014】請求項5に記載の本発明は、同軸上に設け
られ相対回転自在に配置された内輪(3)及び外輪(4)と、
前記内輪及び外輪の間に配置され、前記内輪の外周面に
設けられた凹部(23)に嵌合しトルクを伝達する爪部材
(2)と、前記爪部材を内輪の外周へ付勢するスプリング
(10)と、前記外輪の内周に設けられたブロックベアリン
グ(41)と、から成ることを特徴としている。
【0015】請求項6に記載の本発明は、請求項5にお
いて前記ブロックベアリングは軸方向に貫通する貫通孔
が設けられていることを特徴としている。
【0016】請求項7に記載の本発明は、請求項6にお
いて前記貫通孔とから前記内輪側へ貫通する第2の貫通
孔を設けたことを特徴としている。
【0017】請求項8に記載の本発明は、請求項7にお
いて前記ブロックベアリングの外周に径方向外方に突出
する突起が設けられ、該突起が前記外輪に設けられた窪
み部に嵌合することで、前記ブロックベアリングが固定
されることを特徴としている。
【0018】請求項9に記載の発明では、請求項6−8
のいずれか1項において前記爪部材及びスプリングを軸
方向に支持し、前記内輪と外輪との軸受を行うブッシュ
を更に有し、前記ブッシュの内周面に凹部を形成したこ
とを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明によれば、軸受の内周摺動
面と内輪の外周面との間の接触面積を減少させ、また微
小な偏芯回転によって生じる油圧を解放することができ
るので、発生する引き摺りトルクを減少させることがで
きる。
【0020】また、接触面積を小さくしたので、爪部材
と凹部を中心とする作動部材を潤滑する潤滑油の流通が
良好になる。更に、軽量化や固定精度向上などが達成で
きる。
【0021】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の各実施例
を詳細に説明する。尚、図面において同一部分は同一符
号にて示している。また、ラチェット型ワンウェイクラ
ッチをトルクコンバータ装置のステータに用いた場合の
基本構成は、図8−9で説明した従来例のものとほぼ同
じなので装置全体の説明は省略する。また符号もそれと
同一のものを用いる。
【0022】(第1実施例)図1−図5は、本発明の第
1実施例のラチェット型ワンウェイクラッチ(以下、単
に「ワンウェイクラッチ」と称する)を示している。図
1は、ステータ1に用いたワンウェイクラッチの正面図
であり、図2は、環状のプレート型軸受31の正面図、
図3は、プレート型軸受31の軸方向断面図、図4及び
図5は、ワンウェイクラッチの軸方向断面図である。図
4では、プレート型軸受31が軸方向の一端部に設けら
れ、図5では、プレート型軸受31が軸方向の両端に設
けられている。尚、図1は、第2実施例として説明する
ブロックベアリング、すなわちパッド型軸受41も示し
ている。
【0023】図1において、ワンウェイクラッチ50
は、トルクコンバータ装置(不図示)のステータ1の一
部を形成する、外輪4と、外輪4と同軸上に設けられ相
対回転自在に配置された内輪3と、内輪3及び外輪4と
の間に配置され、内輪3の外周面に設けられた凹部23
に嵌合しトルクを伝達する爪部材2と、内輪3の外周面
と摺動自在である軸受部材31とから成っている。
【0024】波ばね等の板ばねであるスプリング部材、
すなわちスプリング10は、外輪4に周方向で所定個数
設けられたポケット22に配置されている。スプリング
10は、ラチェット、すなわち爪部材2と接触し、爪部
材2を径方向内側へ、すなわち凹部23と係合する方向
へ付勢している。また、爪部材2は、ポケット23と連
通するように外輪4の内周に刻設されたポケット21内
に揺動自在に収容されている。内輪3は、内周に設けら
れたスプライン(不図示)によって不図示の回転部材に嵌
合する。
【0025】図2に示すように、環状のプレート型軸受
31は、外周に複数の突起34を周方向で等間隔に有し
ている。突起34は、突起34に対応して外輪4に設け
られた凹部36に嵌合し、プレート型軸受31を確実に
固定する。また、プレート型軸受31の内周には内周面
を切り欠いた複数の凹部32が設けられている。凹部3
2間には内輪3の外周面と接触する摺動部33が画成さ
れている。凹部32は、周方向に所定個数設けられてい
る。突起34や凹部32は図示の個数に限定されるもの
ではなく、その他の個数に設定できることは言うまでも
ない。
【0026】図3に示すように、ブッシュ、すなわちプ
レート型軸受31は、軸方向の一端面に突出部35を備
えている。この突出部35は、図4及び5のように、ワ
ンウェイクラッチ50に組みつけられると、爪部材2の
軸方向の端面に当接して、爪部材2を軸方向で位置決め
すると共に支持する。
【0027】図4は、ワンウェイクラッチ50の軸方向
断面図である。プレート型軸受31が外輪4と内輪3と
の間に固定されている様子を示している。プレート型軸
受31は、外輪4に固定されたストッパリング5により
軸方向で固定されている。また、突起34が外輪4の凹
部32に嵌合することで径方向においても固定されてい
る。
【0028】外輪4は、プレート型軸受31と反対側の
端部に環状のフランジ部37を一体に備えている。この
フランジ部37の内面には軸方向に突出した突出部6が
設けられており。爪部材2の側面に当接して、爪部材2
を軸方向で支持している。従って、図4において、爪部
材2は、プレート型軸受31の突出部35とフランジ部
37の突出部6とにより、軸方向の両方から支持され
る。
【0029】図5は、ワンウェイクラッチ50の軸方向
断面図である。図4と同様にプレート型軸受31が外輪
4と内輪3との間に固定されている様子を示している。
プレート型軸受31は、外輪4に固定されたストッパリ
ング5により軸方向で固定されている。また、突起34
が外輪4の凹部32に嵌合することで径方向においても
固定されている。
【0030】しかしながら、図5においては、外輪4に
は、フランジ部が設けられておらず、爪部材2は、プレ
ート型軸受31により軸方向の両端から支持されてい
る。プレート型軸受31は、左右とも同一のものを対向
して用いているが、左右異なる形状のものを用いること
もできる。異なる形状の軸受を用いる場合でも、爪部材
2を支持する突出部35が設けられていることが好まし
い。
【0031】以上のように、プレート型軸受31に凹部
32を設けたことで、凹部32間の摺動部33のみが内
輪3の外周と摺動することになり、接触面積を減少する
ことができる。また、偏芯回転により半径方向の片側に
生じる油圧を凹部32から解放できるので、油圧により
内輪3が外輪側に押し付けられて生じる引き摺りトルク
が減少する。また、凹部32が潤滑油の通路となるの
で、ワンウェイクラッチ内に潤滑油を供給することが容
易になる。また、凹部32を設けたことで、プレート型
軸受31全体の軽量化が実現する。
【0032】(第2実施例)図6及び7は、本発明の第
2実施例のラチェット型ワンウェイクラッチに用いられ
るパッド型軸受を示している。第1実施例と同様に、第
2実施例においてもステータ1に用いることができる。
図6は、図7のB−B線に沿った切ったパッド型軸受4
1の断面図であり、図7は、パッド型軸受41を図6の
A矢視方向より見た底面図である。
【0033】パッド型軸受41は、図1に示すように外
輪4の内周に設けた孔46に嵌合している。図1では、
周方向に1個のみ示しているが、個数は限定されていな
い。複数個設けることももちろん可能である。図6から
分かるように、パッド型軸受41は、大径部分45と、
大径部分45よりも軸方向の幅が大きいが、周方向の幅
が小さい小径部分49とからなる。小径部分49のほぼ
中央には、軸方向に貫通する貫通孔42が設けられてい
る。
【0034】図7に示すように、パッド型軸受41の底
面44には、貫通孔42に連通する底部貫通孔43が穿
設されている。従って、底部貫通孔43から貫通孔42
へ、また逆に貫通孔42から底部貫通孔43へと潤滑油
が流れるので、ワンウェイクラッチに対する潤滑性が向
上する。
【0035】ここで、図1に戻ると、パッド型軸受41
は、大径部分45が外輪4の孔51に嵌合しており、小
径部分49が、孔51より小径の孔46に嵌合してい
る。従って、パッド型軸受41は、大径部分45が孔5
1と孔46との間の段部に規制され、半径方向内方へと
落ちることが防止されている。すなわち外輪4に対する
パッド型軸受41の固定精度が向上する。また、パッド
型軸受41の底面44は、外輪4の内周面52より半径
方向内方に突出しており、この底面44のみが内輪3の
外周面に摺擦する。従って、内輪3に対する接触面積が
減少するため、引き摺りトルクも減少する。
【0036】また、図1では、パッド型軸受41とプレ
ート型軸受31とを両方用いているが、パッド型軸受4
1のみ用いることもできる。更に、プレート型軸受31
のみ用いることもできる。両方用いれば、引き摺りトル
クの減少及び潤滑性の向上により有効な結果が得られ
る。
【0037】
【発明の効果】本発明のラチェット型ワンウェイクラッ
チは、以下のような効果を奏する。 (1)ブッシュやブロックベアリングに凹部を設けること
で、ブッシュの内輪の外周面に対する接触面積を減少さ
せるとともに、偏芯回転により生じる油圧を凹部から解
放できるので、引き摺りトルクを低減させると共に、潤
滑性の向上が達成できる。従って、ワンウェイクラッチ
全体の動作の円滑化及び寿命延長が期待できる。 (2)ブッシュに凹部、またブロックベアリングに貫通孔
を設けたので、ブロックベアリング、またはブッシュを
軽量化できる。 (3)実施例によれば、ブッシュに固定用の突出部を設け
たので、軸受部材の固定精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステータに用いた本発明の第1実施例のワンウ
ェイクラッチの正面図である。
【図2】環状のプレート型軸受の正面図である。
【図3】プレート型軸受の軸方向断面図である。
【図4】ワンウェイクラッチの軸方向断面図である。
【図5】プレート型軸受を軸方向の両方に用いたワンウ
ェイクラッチの軸方向断面図である。
【図6】本発明の第2実施例のラチェット型ワンウェイ
クラッチに用いられるパッド型軸受を示す、図7のB−
B線に沿ったパッド型軸受の断面図である。
【図7】図6のA矢視方向より見たパッド型軸受の底面
図である。
【図8】従来のワンウェイクラッチの軸方向断面図であ
る。
【図9】図8のワンウェイクラッチの正面図である。
【符号の説明】
1 ラチェット型ワンウェイクラッチのステータ 3 内輪 23 凹部 4 外輪 2 爪部材 5 ストッパリング 10 スプリング 31 プレート型軸受(ブッシュ) 41 パッド型軸受(ブロックベアリング) 32 凹部 42、43 貫通孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸上に設けられ相対回転自在に配置さ
    れた内輪及び外輪と、 前記内輪及び外輪の間に配置され、前記内輪の外周面に
    設けられた凹部に嵌合しトルクを伝達する爪部材と、 前記爪部材を内輪の外周へ付勢するスプリングと、 前記爪部材及びスプリングを軸方向に支持し、前記内輪
    と外輪との軸受を行うブッシュと、から成り、前記ブッ
    シュの内周面に凹部を形成したことを特徴とするラチェ
    ット型ワンウェイクラッチ。
  2. 【請求項2】 前記ブッシュの外周に径方向外方に突出
    する突起が設けられ、該突起が前記外輪に設けられた窪
    み部に嵌合することで、前記ブッシュが固定されること
    を特徴とする請求項1に記載のラチェット型ワンウェイ
    クラッチ。
  3. 【請求項3】 前記ブッシュは、前記ラチェット型ワン
    ウェイクラッチの軸方向両端に設けられていることを特
    徴とする請求項1または2に記載のラチェット型ワンウ
    ェイクラッチ。
  4. 【請求項4】 前記外輪の内周にブロックベアリングを
    更に設けたことを特徴とする請求項1−3のいずれか1
    項に記載のラチェット型ワンウェイクラッチ。
  5. 【請求項5】 同軸上に設けられ相対回転自在に配置さ
    れた内輪及び外輪と、 前記内輪及び外輪の間に配置され、前記内輪の外周面に
    設けられた凹部に嵌合しトルクを伝達する爪部材と、 前記爪部材を内輪の外周へ付勢するスプリングと、 前記外輪の内周に設けられたブロックベアリングと、か
    ら成ることを特徴とするラチェット型ワンウェイクラッ
    チ。
  6. 【請求項6】 前記ブロックベアリングは軸方向に貫通
    する貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項5
    に記載のラチェット型ワンウェイクラッチ。
  7. 【請求項7】 前記貫通孔とから前記内輪側へ貫通する
    第2の貫通孔を設けたことを特徴とする請求項6に記載
    のラチェット型ワンウェイクラッチ。
  8. 【請求項8】 前記ブロックベアリングの側部に周方向
    外方に突出する突起が設けられ、該突起が前記外輪に設
    けられた窪み部に嵌合することで、前記ブロックベアリ
    ングが固定されることを特徴とする請求項7に記載のラ
    チェット型ワンウェイクラッチ。
  9. 【請求項9】 前記爪部材及びスプリングを軸方向に支
    持し、前記内輪と外輪との軸受を行うブッシュを更に有
    し、前記ブッシュの内周面に凹部を形成したことを特徴
    とする請求項6−8のいずれか1項に記載のラチェット
    型ワンウェイクラッチ。
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