JP2001527622A - ラチェットワンウェイクラッチ組立体 - Google Patents

ラチェットワンウェイクラッチ組立体

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    • F16H41/24Details
    • F16H2041/246Details relating to one way clutch of the stator

Abstract

(57)【要約】 ラチェットワンウェイクラッチ組立体が開示されている。該組立体は、複数の切欠きを有するレース又は軸部材のような内側部材と、複数の空所を有するレース、ステータ又は反作用部材のような外側部材と、切欠きと係合し得るように空所内に配置された複数の爪部材とを備えている。該爪部材は、該爪を空所内にて正確に配置し得るように外側部材の空所内にて頂部又は凹所と合わさる回動リッジ部を有している。爪の質量中心は、選択的に配置され、爪が内側部材の切欠きと係合し又は非係合状態となる傾向となり得るようにされている。1つの代替的な実施の形態において、係合位置に向けて爪部材に傾動力を提供し得るようにばね部材が使用される。この目的のため、ガーターばね、コイルばね、リボンばね等を使用することができる。また、座金のような軸方向保持部材を本発明と共に使用することもできる。1つ以上の保持部材(リテーナ)は、半径方向への軸受機能を向上させ得るように軸方向に伸長するフランジを備えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 ラチェットワンウェイクラッチ組立体 技術分野 本発明は、遠心力によって係合/非係合状態となる爪を有するラチェットワン ウェイクラッチ組立体に関する。 背景技術 今日、種々の型式のワンウェイクラッチ組立体が使用されている。かかるクラ ッチ組立体は、スプラグ型、ローラ型、及び爪ラチェット型の組立体を含む。こ れらワンウェイクラッチ組立体の全ては、これら組立体が使用される特定の用途 に対応して満足し得るように機能する。 特定の伝動装置において、ワンウェイクラッチ組立体について大きいトルク能 力が必要とされる。更に、スペース上の制約のため、クラッチ組立体の寸法を特 定の制限値内に保つことも必要である。スプラグ又はローラを有する現在のワン ウェイクラッチ組立体は、負荷伝達能力を更に増し、しかもスペース上の制約を 満たすには不十分であることがしばしばである。 爪ワンウェイクラッチ組立体は、所定の配置寸法にて公称負荷能力を更に増す ことができる。ラチェット型爪クラッチ組立体の設計上の制約は、爪とレースと の間の接触応力及び/又はレース内にて発生される曲げ応力、せん断応力及びフ ープ応力によって決まる。 ラチェット組立体は、2つの切欠き付き又は空所付きレースを共に一方向に係 止し、反対方向に自由に回転させる働きをする少なくとも1つの爪を有している 。一般に、公知のラチェット組立体間の相違点は、爪の動作を制御し且つその動 作に対する遠心力の影響を制御する点にある。 ラチェットクラッチ組立体は、例えば、米国特許第2,226,247号、同第3,554,3 40号、及び同第5,449,057号に記載されている。別のラチェットクラッチ組立体 は、英国特許第2116号に図示されている。この米国特許第3,554,340号には、ラ チェットクラッチを有する回転自在の自転車のハブ組立体が図示されている。高 速時における遠心力の作用の下、この爪は、継手部分から投げ出されるように回 転して、極端に磨耗する可能比がある。 米国特許第2,226,247号には、ラチエットクラッチ組立体を有する回転自在の 自転車の 別のハブ組立体が図示されている。これらの爪は矩形の断面を有し、自在に動き 得るように、空所内にルーズに配置されている。このルーズさは、爪の質量中心 の位置、従って、爪の動作を制御不能にする。 米国特許第5,449,057号において、爪の動作は、爪を貫通する主軸を回動する ことによって制御される。この主軸は、リテーナ上に配置されており、設計の複 雑さ及びコストを増す。更に、高速運転に合った十分な精度にて爪の穴を車軸に 対し位置決めすることも難しい。 英国特許第2116号において、爪は、リテーナ上に配置された中心軸に取り付け られている。この中心軸も、同様に、設計の複雑さ及びコストを増す。更に、高 速運転中の遠心力の負荷は、主軸に大きい力を生じさせ、クラッチの機能に悪影 響を及ぼす可能性がある.本発明の1つの目的は、改良に係るラチェットワンウ ェイクラッチ組立体を提供することである。本発明の更に別の目的は、高速度時 の作動が改良された、改良に係るラチェットクラッチ組立体を提供することであ る。 本発明の更に別の目的は、爪に、係合方向へ傾動力又は勾配が付与されたラチ ェットワンウェイクラッチ組立体を提供することである。本発明の更に別の目的 は、係合方向に向けて爪に傾動力を付与するためにばねを利用するラチェットワ ンウェイクラッチを提供することである。 更に、本発明の1つの目的は、外側及び/又は内側レース部材が直接、相互に 接続され,若しくはステータ/反作用部材の一部分として且つ/又は中心の軸部 材として相互に接続されたラチェットワンウェイクラッチ組立体を提供すること である。 発明の概要 本発明の上記及びその他の目的は、上述したものを含む、公知のラチェットワ ンウェイクラッチ組立体の改良に係る、本発明によって達成される。 本発明は、1つの実施の形態において、クラッチ組立体の外側レースの空所内 に配置された複数の爪を有するワンウェイラチェット組立体を提供するものであ る。レースが一方向に向けて相対的に回転する間に、爪と係止係合状態にて合わ さるように内側レースの外周に複数の対応する切欠きが形成されている。これら の爪は、外側レースの空所内の回動リッジ又は凹所と合わさる、側部に頂部又は リッジを有している。爪の質量中心は、クラ ッチが回転するとき、質量中心の遠心力により爪が係合位置に向けて動くように 配置され且つ位置決めされている。この配置は、中心軸又は静止した回動点なし で行われる。 外側レースの空所におけるリッジは、係合力を制御し得るように爪の質量中心 に対して配置される。この配置は、高速時の耐久性を確保するために必要とされ る。更に、本発明の別の実施の形態に従って、爪が非係合位置に向けて付勢され 、若しくは、係合もせず、非係合状態でもない「中立位置」に向けてさえ付勢さ れるように質量中心を位置決めすることも可能である。 本発明の別の実施の形態において、ガーターばね、コイルばね、リボンばね等 のようなばね部材を使用して、爪を係合位置に向けて傾動し又は偏倚力を提供す る。このばね力は、中心溝に作用させ又は爪内の1つ以上の側部溝に作用させる か、若しくは、ばね力を爪自体に作用させ、或いは爪の長さに沿って軸方向に伸 長する凹所内にて作用させることができる。 本発明の他の実施の形態は、1つ以上の軸方向保持装置を利用する。これらの 装置は、軸方向に伸長するフランジ部材を有する対の座金又はプラスチック製リ テーナを含んでいる。これらの装置は、爪を軸方向に保持し、また、相対的な回 転を許容しつつ、レースを軸方向に整合した状態に保持する。更に、この保持装 置は、スラスト軸受としても機能し、爪の過剰な磨耗を防止するのに必要な潤滑 を保持することもできる。 本発明の更に別の実施の形態は、ステータ又は反作用機構若しくはその他の同 様の部材内に爪空所を直接、形成する。外側レース部材を不要にすることは、材 料の費用及び製造方法を節減することにつながる。同様に、内側レース部材を省 略することができ、切欠きを中心軸部材等に直接、形成することができる。この 場合にも、かかる配置は、材料、製造時間及び費用の節減になる。 本発明のラチェットワンウェイクラッチ組立体は、車両の伝動装置にて特に使 用され、また、双方のレースが回転し又はその−方のレースが固定される用途に て使用することができる。また、本発明は、エスカレータ機構等におけるように 、意図しない逆回転、後方回転を防止するため確実な逆回転ストッパが望まれる あらゆる機構にて使用することができる。 本発明のその他の特徴、有利な点及び利点は、添付した図面及び請求の範囲を 参照しつ つ、本発明の以下の説明から明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 図1は本発明によるラチェットワンウェイクラッチ組立体の図である。 図2は図1に図示したクラッチ組立体の一部分の拡大図である。 図3及び図4は、ばね部材を利用する本発明の1つの代替的な実施の形態の図 であり、図4は平面図、図3はその分解図である。 図5及び図6は、図4に示した実施の形態の部分断面図であり、これら断面図 は図4の線5-5及び線6-6にそれぞれ沿って且つ矢印の方向に見た図である。 図7は図4に図示したクラッチ組立体の実施の形態の一部分の拡大図である。 図8、図9及び図10は、本発明のばね型式の第一の実施の形態と共に使用さ れる爪部材の種々の実施の形態を示す図である。 図11及び図12は、本発明のばね型式の第二の実施の形態と共に使用される 爪部材の実施の形態を示す図である。 図13及び図14は、本発明の更なる実施の形態を示す図であり、図14は、 平面図、図13はその分解図である。 図15及び図16は、図14に図示したクラッチ組立体の部分断面図であり、 該部分断面図は、図14の線15-15及び線16-16にそれぞれ沿い且つ矢印 の方向に見たときの図である。 図17は、図14に図示したクラッチ組立体の実施の形態における一部分の拡 大図である。 図18及び図19は、本発明の別の実施の形態におけるリボンばねを示す図で ある。 図20及び図21は、本発明によるコイルばねの実施の形態の図である。 図22は、ステータ/反作用部材組立体中に爪空所を直接、組み込んだ、本発 明の一実施の形態の図である。 図23は、図22の組立体の断面図であり、この断面図は、図22の線23- 23に沿って且つ矢印方向に見たときの図である。 図24は、図22及び図23に示した組立体の別の実施の形態を示す図である 。 図25は、図24に示した組立体の一部分の拡大図である。 図26は、図24及び図25に示した実施の形態にて利用される補強部材の斜 視図である。 図27は、爪部材の係合切欠きを軸部材に直接、組み込んだ、本発明の実施の 形態を示す図である。 図28は、本発明と共に使用される爪及び空所部材の1つの好適な実施の形態 を示す図である。 図29は、本発明の別の代替的な実施の形態を示す図である。 発明を実施するための最良の形態 図1には、本発明によるラチェットワンウェイクラッチ組立体20が概略図で 示してある。この組立体20は、内側レース22と、外側レース24と、複数の 個々の爪部材25とを備えている。この爪部材25は、外側レース部材の空所2 6内に配置されている。複数の切欠き28が内側レース22の外周又は周縁に配 置されている。 外側レース部材24に関して内側レース22が図1で時計方向に向けて動くな らば、内側レースは自由回転する。外側レース部材24に関し内側レース部材2 2が相対的に反時計方向に動くならば、内側レース及び外側レースは、爪25の 1つにより共に係止される。この点に関して、図1において、係止した爪は、参 照番号25’で示してある。爪25’は、内側レースの空所26及び内側レース の切欠き28を通じて力を伝達する。 図1に示した、クラッチ組立体において、10個の空所26と、10個の爪部材2 5が、内側レース22の11個の切欠き28と共に示してある。図1に図示した実 施の形態では係合した1つの爪25’しか示さないが、爪及び切欠きの数が共に 、1以外の共通の分母で完全に割り切れれば、1つより多い爪を同時に係合させ ることができる。 図2は、図1に示したクラッチ組立体の一部分の拡大図である。図2に示した 爪25は、自在回転位置にて示してある。本発明によれば、爪25の断面は、略 平坦な2つの側面32、34が交差することにより形成された頂部又は回動リッ ジ30を有している。この断面の頂部30は、爪を受け入れ得る形状とされた外 側レースの空所26と共に、回動リッジを形成する。この点に関して、空所26 は、略直線状の側面36、37、38、39を有している。 本発明によれば、爪25の質量中心(CM)は、図2に図示するように、回動 リッジ3 0の左側に配置されることが好ましい。このようにして、クラッチ組立体20が 回転するとき、質量中心(CM)に加わる遠心力(CF)により、爪25は係合 位置、すなわち爪25が内側レース22の切欠き28に係合する位置に向けて動 く。爪25に加わるトルクは、リッジ30から離れるCMの接線方向距離に比例 する。 図1及び図2に示した本発明の実施の形態は、外側レースの空所と共に、質量 中心が配置された爪部材が示されており、この場合、爪は係合位置に向けて動く 傾向となるが、本発明に従って、他の実施の形態も利用することもできる。例え ば、爪の幾何学的形態は、爪が非係合状態となる傾向となるように変更すること ができる。このように、CMは、回動リッジ30の右側に配置することも可能で ある。 外側レースの空所26は、更に、爪部材25の回動リッジ30に合わさる頂部 又は凹所40をも有している。この空所内の頂部40は、空所内にて自在に動き 得るように爪25を適正な周方向位置に保持する。このことは、爪部材25の端 部41、43が空所の側部36、39にそれぞれ接触するのを防止する。爪の端 部が外側レースの空所の隣接する領域に接触するならば、摩擦のため、爪が係合 位置に向けて動くのが遅くなる。本発明の好適な用途に従って、爪は、可能な限 り迅速に内側レースと係合するように回転する必要がある。 本発明によれば、爪上のリッジは、外側レースに関する爪の正確な位置に関係 無く、爪の質量中心に対して正確に配置される。このことは、係合力を正確に制 御することを可能にし、このことは、高速運転にとって好ましいことである。こ のことは又、車軸、別個の回動部材等を含まない比較的簡単な幾何学的形態にて も実現される。更に、外側レースの空所は、爪を該空所内の正確な位置に保持す る対応する頂部又は凹所を有するような形状とされている。この位置は、爪が係 合位置に向けて回転するとき、該爪が空所の側部又は端部に接触するのを防止す る。 該爪部材25は、好ましくは、硬化された鋼材料で出来ており且つ絞り成形ワ イヤーを切断した部片で形成される。このことは、爪の幾何学的形態を正確に制 御することを可能にし、また、頂部すなわち回動リッジ30に対する質量中心を 正確に制御することをも可能にする。この点に関して、本発明によれば、質量中 心を0.0254mm(0.001インチ)の許容公差範囲内に制御することが可能である 。 本発明の別の実施の形態が図3乃至図8に図示されている。この実施の形態は 、図面において全体として参照番号50で示してある。ワンウェイラチェットク ラッチ組立体50において、回転止め部材を係合位置に向けて傾動する力を提供 するために、ばねが使用される。遠心力により非係合状態とされる爪にとって外 側レースが静止しているときに係合しなければならない、係合する爪にとってば ねが特に必要である。図3乃至図8において、組立体50は、外側レース部材5 2と、内側レース部材54と、複数の爪部材56と、一対のガーターばね58、 60とを備えている。また、図3に図示した実施の形態おいて、一対の保持座金 62、64が設けられており、これらについて更に以下に説明する。 図7により具体的に図示するように、爪部材56は、外側レース部材52の空 所66内に配置され、内側レース54の切欠き68に係合し得るようにされてい る。一方のみを図7に図示したガーターばね58、60は、細いワイヤーコイル で出来ており且つ市販のものである。2つのガーターばね58、60を利用する 図3に図示した実施の形態の場合、図8に図示するように、爪部材56が利用さ れる。該爪部材56は、−対の凹所、すなわち側部溝70、72を有している。 ガーターばね58、60は、爪部材が外側レース内に配置されたとき、溝70、 72内に配置される。爪部材56の他のものは、図1及び図2に関して上述した 爪部材25と同様の寸法及び形状をしている。この点に関して、爪部材は、空所 66内の頂部又は凹所76に合わさる回動リッジ74を有している。 ばね部材58、60の作動状態は、図7のばね58及び爪部材56に関連して 示してある。この点に関して、爪部材がその非係合位置にあるとき、ガーターば ね58は、外側レース部材に向けて、このため、爪部材の係合位置に向けた力を 提供する。このばねは、爪部材の各々の表面80に力Fを作用する(図7に図示 するように)。爪部材56がその係合位置にあるとき、すなわち内側レースの切 欠き68と合わさっているとき、ばね部材58は弛緩しており、爪部材にばね力 を付与しない。この状態は、図7の中央の爪部材56に関して示してある。 また、このばね力は、爪の幾何学的形態の単一の側部溝又は中央溝に作用し得 るように配置することもできる。この状態は、図9及び図10にそれぞれ図示さ れており、この場合、爪部材は、参照番号82、84で表示してある。ガーター ばねは仮想線で且つ参照番号86で示してある。図9及び図10に図示した爪の 実施の形態の何れかを図3乃至図7 に図示した本発明の実施の形態と共に利用する場合、これに対応してリボンばね の位置及び提供されるリボンばねの数が調節される。 図面(図6)の開口部すなわち穴81は、ワンウェイクラッチ組立体50が利 用される伝伝動装置又はその他の機構を潤滑する注入穴を提供する。図14に図 示した3つの開口部81のような幾つかの注入穴をクラッチ組立体に形成するこ とが好ましい。 また、爪部材に対し別の方法にてばね力を付与することもできる。図11及び 図12に図示するように、爪部材90は、長手方向に又は軸方向に伸長する溝9 2を有している。矢印96の方向に向けてばね力(SF)を提供すべく小型のリ ボンばね94が利用される。該リボンばね94は、ばね鋼材料で出来た細いスト リップを切ったものであることが好ましく、また、爪部材90の係合位置に向け て力SFを提供し得るように溝92内に配置されることが好ましい。 座金62、64は、軸方向保持装置又は保持部材としても公知であり、本発明 の作用を改良し又は向上させるために使用するこどができる。部材62、64は 、爪部材をクラッチ組立体内にて軸方向に(長手方向に)保持する。また、保持 部材は、内側レース及び外側レースを、相対的な自在回転を許容しつつ軸方向に 整合した位置に保持する。更に、軸方向の保持部材は、クラッチ組立体に対して 回転し且つ組立体を通じて軸方向負荷を支承しなければならない機構の外部部品 とクラッチ組立体の間のスラスト軸受として機能する。最後に、軸方向保持部材 (座金)62、64は、爪部材の過剰な磨耗を防止するために必要とされる、ク ラッチ組立体内の潤滑状態を保つことができる。 座金62、64は、プレス嵌め、かしめ、溶接又は機械的な締結法を通じて任 意の従来の方法にて外側レースに接続することができる。 また、射出成形したプラスチック製のリテーナ部材を利用することもできる。 かかる部材100は、図13乃至図17に図示されている。これら図面において 、ワンウェイラチェットクラッチ組立体は、全体として参照番号102で示す。 リテーナ部材100と共に、組立体102は、外側レース部材104と、内側レ ース部材106と、複数の爪部材108と、ガーターばね部材110と、第二の リテーナ部材112とを備えている。 この点に関して、図13乃至図17に図示した本発明の実施の形態において、 爪部材108は、図示し且つ上述した型式の任意のものとすることが出来る。更 に、爪部材108 は、外側レース部材の空所120内に保持されており、また、その他の図面に関 して上述したのと同一の方法にて、内側レース部材の切欠き122に係合する。 リテーナ部材100は、内側レース106と外側レース104との間にてそれ ぞれ環状スペース内に配置される位置に設けられた複数のフランジ又は直立の円 弧状の案内部材118を有している。該リテーナ部材100は、爪及びレース部 材に対する半径方向軸受リテーナであり、潤滑のための潤滑油溜めとしても機能 する。リテーナ部材100、112は、クラッチ組立体を共に軸方向に保持し得 るように共に取り付けられることが好ましい。また、リテーナ部材は、クラッチ 組立体と、該クラッチ組立体に対して回転する機構の部品との間のスラスト軸受 としても機能し、該クラッチ組立体を介して軸方向負荷を支承する。該リテーナ 部材100は、射出成形したプラスチック材料で出来ているこどが好ましく、ま た、規則的な鋼対鋼(steel‐on‐steel)の軸受にて優れた軸受機能を発揮し得 るように低摩擦率を有することが好ましい。リテーナ部材100、112は、プ レス嵌め、かしめ、超音波溶接、機械的な締結等のような従来の任意の方法にて 共に接続することができる。 本発明による別のリボンばねの実施の形態が図18及び図19に示してある。 この実施の形態において、上述した爪部材90と同一の爪部材90’が利用され る。該爪部材90’は、軸方向溝92’を有している。リボンばね部材130は 、円環状の形状をしており、クラッチ組立体の内側レース部材と外側レース部材 との間に嵌まり得るようにされている。このばね部材130は、ばね鋼で出来て いるこどが好ましく、各々がタブ部材134を有する複数の開口部又は窓部13 2(その1つのみを図示)を有している。爪部材90’は、開口部132内に配 置され、タブ部材は、溝92’内に配置される。リボンばね部材130は、タブ 部材134を通じて、内側レース部材の切欠きと係合する位置に向けて爪部材9 0’に偏倚力を作用させる。 本発明の精神及び範囲に従って、爪部材を内側レースの切欠きと係合する位置 に向けて偏倚させるばね機構は、多岐に亙る形態とするこどができる。上述した ガーターばね及びリボンばね以外に、コイルばね、板ばね等のような他のばね部 材を利用することができ、これらは、本発明の範囲に属するものである。例えば 、この点に関して、コイルばね機構の実施の形態が図20及び図21に図示され ている。外側レース部材146の空所144 に接続する凹所又は穴142内に、1つ以上のコイルばね140が配置されてい る。該コイルばね140は、爪部材148を内側レース部材に向けて半径方向内 方に偏倚させる。 本発明と共に使用される別の実施の形態が図22乃至図28に図示されている 。これらの実施の形態は、コスト、製造及び組立方法の点にて経済比を増すもの であり、また、性能を改善するこどができる。 図22及び図23に示すように、爪空所部材は、トルクコンバータ等に対する ステータ又は反作用部材150の一部分として直接、組み込まれている。部材1 50は、ワンウェイクラッチ機構を必要とする任意の一体形の部品とすることが できる。この部材150は、鋳造し且つ比較的容易に機械加工できるアルミニウ ム、プラスチック又は別の材料で出来たものであるこどが好ましい。複数の空所 部材152が部材150の内径面154に直接、形成し且つ/又は機械加工され ている。空所152内に配置される爪部材156は、本明細書に示し且つ記載し た型式の任意のものとすることのできる、質量中心CMを所定位置に位置決めす ることにより、又は種々の型式のばね部材又は機構の1つによって係合位置に向 けて付勢することができる。これらは全て上述した通りである。 内側部材160は、その外周164の周りに配置された複数の係止切欠き16 2を有する、上述した型式の任意の典型的な内側レース部材とすることができる 。これと代替的に、合わさる歯又はスプライン部材166等によって内側レース 部材と典型的に合わさる中心軸部材は、軸の外周に直接、機械加工し又は形成さ れた切欠きを有し、これにより、内側レース部材を不要にすることができる。か かる実施の形態は、図27に図示されており、この場合、複数の切欠き162’ が典型的に中空である軸部材170に形成されており、このとき、軸部材は、外 側レース部材、ステータ又は反作用部材等とすることのできる部材172と合わ さる。軸部材170は、例えば、車の伝動装置の一部分とすることができる。 クラッチ設計者の所望に応じて且つ/又はクラッチ機構の作動特性並びにその パラメータに従って、任意の数の空所及び切欠きを提供することができる。図2 2及び図23に示した実施の形態において、3つの空所及び爪部材が外側部材1 50の内周/内径部の周りに均一な間隔にて設けられている。この数の爪部材と 効果的に且つ効率的に合わさり、また、クラッチ機構が僅かなバックラッシュ( 例えば、7°)を伴って所望の時点にてロ ックアップするのを許容するため、内側部材には、17個の切欠きが設けられる ことが好ましい。 図24乃至図26には、インサート部材180が提供される、本発明の1つの 代替的な実施の形態が図示されている。このインサート部材180は、鋼又は別 の硬質若しくは硬化材料で出来ており且つクラッチ機構が利用されるとき、外側 ステータ、反作用部材又はその他の部材150に利用されるであろうより柔軟な 材料の損傷を防止するために使用される。該インサートは、プレス成形鋼等で製 造することができる。 部材150内の空所部材182には、その内部にインサート部材180を配置 し得るようにより大きいスペース又は領域が付与されている。該インサート部材 は、空所182内にプレス嵌め、据え込み又はその他の恒久的な方法で固着され ている。爪部材156は、図示するように、カップ形のインサート部材の内部に 配置されている。 本発明の別の好適な実施の形態が図28に図示されている。この実施の形態に おいて、爪部材200は、上述した爪部材と異なる寸法及び形状をしている。特 に、爪部材200は、半径方向へのより高い高さHを有している。これは、クラ ッチ機構の負荷伝達能力を増大させるためである。 上述したその他の実施の形態の場合と同様に、爪部材200は、外側レース、 ステータ又は反作用部材等とすることのできる外側部材204の空所202内に 配置される。爪部材200の質量中心CMは、図示するように、頂部又は回動リ ッジ206に対し配置し、外側部材204が回転したとき、爪の係合力が発生さ れるようにすることが好ましい。同様に、内側レース、軸部材等とすることので きる内側部材212に複数の切欠き210が形成されている。 係合位置に向けて爪部材200に傾動力を提供するのを支援し得るように、上 述した型式及び実施の形態のばね部材又は機構の1つを利用することも可能であ る。また、図28に図示したラチェットワンウェイクラッチ機構の一側部又はよ り多くの側部に保持座金又はスラスト軸受を使用することも可能である。クラッ チ技術にて便宜に利用されているように、適当な潤滑通路及び開口部を設けるこ とも更に可能である。 1つの更なる実施の形態として、ステータ、反作用部材又はその他の機械的な 部材と組み合わされたインサートとして外側部材を提供することも可能である。 このことは、図2 9に示してある。外側部材220は、環状の形状をしており、ステータ、反作用 部材又はその他の部材224のキャビティ又は凹所222内に嵌まり得るように されている。金属材料で出来ていることが好ましい外側部材220は、部材22 4にプレス嵌めし、又はキー部材226によりキー止めするこどができる。この ようにして、部材224は、プラスチック材料のようなより低コストの材料で製 造するこどができる。内側部材160、爪部材156等を含むクラッチ機構のそ の他の部分は上述したものと同一である。 本発明を実施する最良の形態に関して本明細書にて詳細に説明したが、本発明 の技術分野の当業者は請求の範囲に記載した本発明を実施する種々の代替的な設 計及び実施の形態が認識されよう。請求の範囲の意義に属するこれら実施の形態 及び変形例の全ては本発明の範囲に包含されるものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年4月2日(1998.4.2) 【補正内容】 請求の範囲 1.ワンウェイラチェットクラッチ組立体において、 複数の空所を有する外側レース部材と、 複数の切欠きを有する内側レース部材と、 複数の爪部材であって、その1つが前記空所の各々内に自由に配置された複数 の爪部材と、 前記爪を前記切り欠きとの前記係合位置に向けて偏倚させる偏倚手段とを備え 、 該爪部材の各々がリッジを有し、前記空所の各々が該リッジと合わさる対応す る凹所を有し、 前記爪部材の各々が、前記リッジに対して配置された質量中心を有し、前記外 側レース部材が回転するとき、爪部材が前記内側レース部材の前記切欠きと係合 する位置に向けて移動するようにされた、ワンウェイラチェットクラッチ組立体 。 2.請求項1に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、爪部材 の数と異なる数にて多数の切欠きが設けられた、ワンウェイラチェットクラッチ 組立体。 3.請求項1に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記偏 倚手段が、前記爪部材の各々と作用可能に係合する位置に配置されたばね部材を 備える、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 4.請求項3に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記ば ね部材がリボンばね部材である、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 5.請求項3に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記ば ね部材が複数のコイルばね部材を備える、ワンウェイラチェットクラッチ組立体 。 6.請求項1に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記偏 倚手段が少なくとも1つのガーターばね部材を備える、ワンウェイラチェットク ラッチ組立体。 7.請求項6に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、一対の ガーターばね部材が設けられている、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 8.請求項1に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、該組立 体の両側部に配置された一対のディスク状保持部材を更に備える、ワンウェイラ チェットクラッチ組立体。 9.請求項8に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記対 の保持部材の1つが複数の案内部材を備え、該案内部材が、前記内側レースと外 側レースとの間に配置される、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 10.ワンウェイラチェットクラッチ組立体において、 複数の空所を有する外側レース部材と、 複数の切欠きを有する内側レース部材と、 前記空所内に配置された複数の爪部材と、 前記切欠きと係合する位置に向けて前記爪部材を偏倚させるばね手段とを備え 、 前記ばね手段が、前記内側レース部材と外側レース部材との間に配置された少 なくとも1つのガーターばね部材を備え、該ばね部材が、前記爪部材の各々と接 触している、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 11.請求項10に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 爪部材の各々が、前記ばね部材を内部に位置決めする一対の溝を有する、ワンウ ェイラチエットクラッチ組立体。 12.ワンウェイラチェットクラッチおいて、 複数の空所を有する外側レース部材と、 複数の切欠きを有する内側レース部材と、 複数の爪部材であって、その1つが前記空所の各々内に自由に配置された複数 の爪部材とを備え、 前記爪部材が、前記レース部材の一方が該レース部材の他方に対して一方向に 回転する間に、前記空所内に保持され、前記レース部材が反対方向に向けて互い に対して回転されるとき、前記爪部材の少なくとも1つが前記切欠きの1つと係 合するようにし、 前記爪部材を前記切欠きとの係合位置に向ける手段を備え、 前記爪部材を前記切欠きと係合する位置に向ける前記手段が、前記爪部材の各 々に設けられたリッジ部材と、前記空所の各々における対応する相手の凹所部材 とを備え、前記リッジ部材に対してその質量中心を配置する前記爪部材の各々が 、遠心力により爪部材が係合位置に向けて動くようにする形態とされた、ワンウ ェイラチェットクラッチ組立体。 13.請求項12に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 爪部材を前記切欠きとの係合位置に向ける前記手段が少なくとも1つのガーター ばね部材を更に備える、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 14.請求項13に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、2つ のガーターばね部材が利用される、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 15.請求項12に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 爪部材を前記切欠きとの係合位置に向ける前記手段がリボンばね手段を更に備え る、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 16.請求項15に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 爪部材の各々が、前記リボンばね手段と作用可能に合わさる、軸方向に伸長する 溝を有する、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 17.請求項13に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 爪部材の各々が、前記ガーターばね部材を位置決めし得るように周方向に伸長す る少なくとも1つの溝を有する、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 18.請求項14に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 爪部材の各々が、前記2つのガーターばね部材を位置決めする周方向に伸長する 2つの溝を有する、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 19.請求項12に記載のワンウェイラチエットクラッチ組立体において、前記 クラッチ組立体の両側部に配置された環状のディスク部材を更に備え、該ディス ク部材が、爪部材を前記空所内にて軸方向に保持するのを助ける、ワンウェイラ チェットクラッチ組立体。 20.請求項16に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 ディスク部材の1つが軸方向に伸長する複数の案内部材を備え、該案内部材が前 記内側部材と外側部材との問に配置される、ワンウェイラチェットクラッチ組立 体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ワンウェイラチェットクラッチ組立体において、 複数の空所を有する外側部材と、 複数の切欠きを有する内側部材と、 複数の爪部材であって、その1つが前記空所の各々内に自由に配置された複数 の爪部材とを備え、 該爪部材の各々がリッジを有し、前記空所の各々が該リッジと合わさる対応す る凹所を有し、 前記爪部材の各々が、前記リッジに関して配置された質量中心を有し、前記外 側部材が回転するとき、爪部材が前記内側レース部材の前記切欠きと係合する位 置に向けて移動するようにされた、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 2.請求項1に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、爪部材 の数と異なる数にて多数の切欠きが設けられた、ワンウェイラチエットクラッチ 組立体。 3.請求項1に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記爪 部材を前記切欠きとの前記係合位置に向けて偏倚させる偏倚手段を更に備える、 ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 4.請求項3に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記偏 倚手段が、前記爪部材の各々と作用可能に係合する位置に配置されたリボンばね 部材を備える、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 5.請求項3に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記偏 倚手段が少なくとも1つのガーターばね部材を備える、ワンウェイラチェットク ラッチ組立体。 6.請求項5に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、一対の ガーターばね部材が設けられている、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 7.請求項1に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、該組立 体の両側部に配置された一対のディスク状保持部材を更に備える、ワンウェイラ チェットクラッチ組立体。 8.請求項7に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記対 の保持部材の1つが複数の案内部材を備え、該案内部材が前記内側レースと外側 レースとの間に 配置される、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 9.請求項1に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記外 側部材が外側レース部材である、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 10.請求項1に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記内 側部材が内側レース部材である、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 11.請求項1に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記外 側部材がステータ/反作用部材である、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 12.請求項1に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記内 側部材が軸部材である、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 13.請求項1に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記外 側部材がステータ/反作用部材であり、前記内側部材が内側レース部材である、 ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 14.請求項1に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記外 側部材がステータ/反作用部材及び外側レース部材を備え、前記外側レース部材 が前記ステータ/反作用部材に固着される、ワンウェイラチェットクラッチ組立 体。 15.ワンウェイラチェットクラッチ組立体において、 複数の空所を有する外側レース部材と、 複数の切欠きを有する内側レース部材と、 前記空所内に配置された複数の爪部材と、 前記切欠きと係合する位置に向けて前記爪部材を偏倚させるばね手段とを備え る、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 16.請求項15に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 ばね手段が、前記内側レース部材と外側レース部材との間に配置された少なくと も1つのガーターばね部材を備え、該ばね部材が前記爪部材の各々と接触してい る、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 17.ワンウェイラチェットクラッチ組立体において、 複数の空所を有する外側部材と、 複数の切欠きを有する内側部材と、 前記空所内に配置された複数の爪部材と、 前記切欠きと係合する位置に向けて前記爪部材を偏倚させるばね手段とを備え る、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 18.請求項17に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 ばね手段が、前記内側レース部材と外側レース部材との間に配置された少なくと も1つのガーターばね部材を備え、該ばね部材が前記爪部材の各々と接触してい る、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 19.請求項18に記載のワンウェイラチエットクラッチ組立体において、−対 のガーターばね部材が設けられている、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 20.請求項18に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 爪部材の各々が前記ばね部材を内部に位置決めする少なくとも1つの溝を有する 、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 21.請求項17に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 ばね部材が複数のコイルばね部材を備え、該コイルばね部材の1つが前記爪部材 の1つを偏倚させ得るように配置される、ワンウェイラチェットクラッチ組立体 。 22.請求項17に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 ばね手段がリボンばね手段を備える、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 23.請求項17に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 外側部材がステータ/反作用部材であり、前記内側部材が内側レース部材である 、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 24.請求項17に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 外側部材が外側レース部材である、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 25.請求項17に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 内側部材が軸部材である、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 26.請求項17に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 外側部材がステータ/反作用部材内に配置され且つ該ステータ/反作用部材に固 着された外側レース部材を備える、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 27.ワンウェイラチェットクラッチおいて、 複数の空所を有する外側部材と、 複数の切欠きを有する内側部材と、 複数の爪部材であって、その1つが前記空所の各々内に自由に配置された複数 の爪部材とを備え、 前記爪部材が、前記内側部材及び外側部材の一方が該部材の他方に対して一方 向に回転する間に、前記空所内に保持され、前記内側及び外側部材が反対方向に 向けて互いに対して回転されるとき、前記爪部材の少なくとも1つが前記切欠き の1つと係合するようにし、前記爪部材を前記切欠きとの係合位置に向ける手段 を備える、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 28.請求項27に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 爪部材を前記切欠きと係合する位置に向ける前記手段が、前記爪部材の各々に設 けられたリッジ部材と、前記空所の各々における対応する相手の凹所部材とを備 え、前記リッジ部材に対してその質量中心を配置する前記爪部材の各々が、遠心 力により爪部材が係合位置に向けて動くようにする形態とされた、ワンウェイラ チェットクラッチ組立体。 29.請求項27に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 爪部材を前記切欠きとの係合位置に向ける前記手段が少なくとも1つのガーター ばね部材を備える、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 30.請求項29に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、2つ のガーターばね部材が利用される、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 31.請求項27に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 爪部材を前記切欠きとの係合位置に向ける前記手段がリボンばね手段を備える、 ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 32.請求項31に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 爪部材の各々が、前記リボンばね手段と作用可能に合わさるように軸方向に伸長 する溝を有する、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 33.請求項29に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 爪部材の各々が、前記ガーターばね部材を位置決めし得るように周方向に伸長す る少なくとも1つの溝を有する、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 34.請求項30に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 爪部材の各々が、前記2つのガーターばね部材を位置決めする周方向に伸長する 2つの溝を有する、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 35.請求項27に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 クラッチ組立体の両側部に配置された環状のディスク部材を更に備え、該ディス ク部材が、爪部材を前記空所内にて軸方向に保持するのを助ける、ワンウェイラ チェットクラッチ組立体。 36.請求項35に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 ディスク部材の1つが軸方向に伸長する複数の案内部材を備え、該案内部材が前 記内側部材と外側部材との間に配置される、ワンウェイラチェットクラッチ組立 体。 37.請求項27に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 外側部材がステータ/反作用部材であり、前記内側部材が内側レース部材である 、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 38.請求項27に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 外側部材が外側レース部材である、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 39.請求項27に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 内側部材が軸部材である、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。 40.請求項27に記載のワンウェイラチェットクラッチ組立体において、前記 外側部材がステータ/反作用部材内に配置され且つ該ステータ/反作用部材に固 着された外側レース部材を備える、ワンウェイラチェットクラッチ組立体。
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