JP2002003228A - 石英ガラスルツボ製造装置 - Google Patents

石英ガラスルツボ製造装置

Info

Publication number
JP2002003228A
JP2002003228A JP2000183705A JP2000183705A JP2002003228A JP 2002003228 A JP2002003228 A JP 2002003228A JP 2000183705 A JP2000183705 A JP 2000183705A JP 2000183705 A JP2000183705 A JP 2000183705A JP 2002003228 A JP2002003228 A JP 2002003228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
quartz glass
glass crucible
holder
porous member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000183705A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Nunome
智宏 布目
Kozo Kitano
浩三 北野
Junichi Osanai
淳一 小山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Ceramics Co Ltd filed Critical Toshiba Ceramics Co Ltd
Priority to JP2000183705A priority Critical patent/JP2002003228A/ja
Publication of JP2002003228A publication Critical patent/JP2002003228A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/09Other methods of shaping glass by fusing powdered glass in a shaping mould
    • C03B19/095Other methods of shaping glass by fusing powdered glass in a shaping mould by centrifuging, e.g. arc discharge in rotating mould
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】モールドの製造が容易、ルツボの取り出しが容
易で安全、かつ部分的に交換が可能でコストやメンテナ
ンス性に優れた石英ガラスルツボ製造装置を提供する。 【解決手段】石英原料粉が供給される中空形状のモール
ド2と、このモールド2が着脱自在に収納されるモール
ドホルダー3と、このモールドホルダー3およびモール
ド2を回転させる回転手段4と、モールド2内を減圧す
る減圧手段5と、モールド2内の石英原料粉Mを加熱す
る加熱手段6とを有し、モールド2は水平線Lhに沿っ
て複数個に分割され、その少なくとも1個2bは通気性
を有する多孔質部材で形成され、その他2uは非多孔質
部材で形成される石英ガラスルツボ製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は石英ガラスルツボ製
造装置に係わり、特にそのモールドを分割型にし、かつ
一部に通気性を有する多孔質部材を用いる石英ガラスル
ツボ製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの基板に用いられるシリ
コン単結晶は、一般にチョクラルスキー法(CZ法)で
製造されており、このCZ法は石英ガラスルツボ内に多
結晶シリコン原料を装填し、装填されたシリコン原料を
周囲から加熱して溶融し、上方から吊り下げた種結晶を
シリコン融液に接触してから引き上げるものである。
【0003】CZ法に用いられる石英ガラスルツボは、
回転モールド法によって製造されている。この製造方法
は、モールドを回転させることでルツボ形状に成形でき
るため簡便であるが、ルツボ内部に多数の気泡を含んで
しまう。この石英ガラスルツボ中の気泡は、シリコン単
結晶引上げ中に膨張し、ルツボ内表面から石英小片を剥
離させる原因となり、さらに、この石英小片の剥離は単
結晶の転位の原因となるため好ましくない。
【0004】一方、石英ガラスルツボ内の気泡の存在
は、保温性や温度制御を容易にする利点もある。このた
め、現在では、特開平10―17391号および特開平
10―25184号公報に記載されるように、ルツボ内
層を実質的に気泡の無い透明層とするために、モールド
の外側から排気を行い、減圧下で溶融する石英ガラスル
ツボの製造装置が用いられている。
【0005】しかし、特開平10―17391号および
特開平10―25184号公報に記載の製造装置は、モ
ールドの外側から減圧する石英ガラスルツボの製造装置
であるため、実質的に気泡が存在しない透明層の形成能
力には優れているが、モールド側に多数の吸引孔を穿設
する必要があり、この吸引孔を形成するのに作業工程を
要し、コストアップになる。また、吸引孔を設けるた
め、真空漏れや、石英原料粉の流出のおそれがあり、メ
ンテナンスにも時間を要する問題点があった。
【0006】さらに、特開平8―169798号公報に
は、二重構造の石英ガラスルツボの製造方法が開示され
ているが、この開示の製造方法は、内層用に供給した石
英原料粉末が高温ガス雰囲気に接した際に、多量の二酸
化珪素の昇華成分が発生するため、昇華成分が凝縮し、
ルツボ内表面に落下し、微小泡を発生させる原因となる
ため、昇華成分を速やかに除去する別途の排気設備を設
ける必要があり、石英ガラスルツボが大型化している現
在、製造装置の大型化は好ましくなく、また、安全に石
英ガラスルツボを取り出すための配慮がなされていな
い。
【0007】また、上記特開平10―17391号公報
には、製造された石英ガラスルツボを取り出す方法が開
示されているが、この開示の石英ガラスルツボ製造装置
は、回転するモールド内でルツボ形状に成形された原料
の石英原料粉末を減圧しながら加熱溶融してルツボを製
造し、製造された石英ガラスルツボはモールドと共にク
レーン等で高い位置に持ち上げて回転装置から外し、し
かる後モールドを傾けながら取り出されているが、石英
ガラスルツボの大型化に伴い重量が増大しているため、
その取扱いは困難であり、石英ガラスルツボの破損の危
険があり、安全に石英ガラスルツボを取り出すのは困難
であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、モールドの製
造が容易、ルツボの取り出しが容易で安全、かつ部分的
に交換が可能でコストやメンテナンス性に優れた石英ガ
ラスルツボ製造装置が要望されていた。
【0009】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、モールドの製造が容易、ルツボの取り出しが容
易で安全、かつ部分的に交換が可能でコストやメンテナ
ンス性に優れた石英ガラスルツボ製造装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本願請求項1の発明は、石英原料粉が供給さ
れる中空形状のモールドと、このモールドが着脱自在に
収納されるモールドホルダーと、このモールドホルダー
およびモールドを回転させる回転手段と、前記モールド
内を減圧する減圧手段と、前記モールド内の石英原料粉
を加熱する加熱手段とを有し、前記モールドは水平線に
沿って複数個に分割され、その少なくとも1個は通気性
を有する多孔質部材で形成され、その他は非多孔質部材
で形成されることを特徴とする石英ガラスルツボ製造装
置であることを要旨としている。
【0011】本願請求項2の発明では、上記モールドは
軸線に沿って複数個に分割され、モールドホルダーは水
平線または軸線に沿って複数個に分割されることを特徴
とする請求項1に記載の石英ガラスルツボ製造装置であ
ることを要旨としている。
【0012】本願請求項3の発明では、上記モールドは
水平線に沿って、非多孔質部材で形成されるモールド上
部と、多孔質部材で形成されるモールド下部に分割さ
れ、さらに、このモールド下部には非多孔質部材で形成
されるモールド底面部が設けられることを特徴とする請
求項1または2に記載の石英ガラスルツボ製造装置であ
ることを要旨としている。
【0013】本願請求項4の発明では、上記モールドと
このモールド内を減圧する減圧手段は、前記モールドに
設けられた無数の吸引孔と、前記モールドとモールドホ
ルダー間に形成される前記減圧室とを介して前記モール
ドに連通され、かつ、前記減圧室は前記モールドと前記
モールドホルダー間の前記減圧室の底部から少なくとも
多孔質部材で形成されるモールド下部の上端部近傍に亘
り形成されていることを特徴とする請求項1ないし3項
のいずれか1項に記載の石英ガラスルツボ製造装置であ
ることを要旨としている。
【0014】本願請求項5の発明では、上記モールドは
モールドホルダー内に着脱自在に収納され、かつ、リン
グ形状で通気可能に設けられた支持部材により離間支持
されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1
項に記載の石英ガラスルツボ製造装置であることを要旨
としている。
【0015】本願請求項6の発明では、上記モールド底
面部は、上記モールドホルダーの底部に設けられた排気
口を囲繞するように設けられ、リング形状で通気可能に
設けられた第2の支持部材により支持されることを特徴
とする請求項3に記載の石英ガラスルツボ製造装置であ
ることを要旨としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる石英ガラス
ルツボ製造装置の第1実施形態について添付図面を参照
して説明する。
【0017】図1および図2に示すように、本発明に係
わる石英ガラスルツボ製造装置1は、石英原料粉Mが供
給される中空形状のモールド2と、このモールド2が着
脱自在に収納されるモールドホルダー3と、このモール
ドホルダー3およびモールド2を回転させる回転手段4
と、モールド2内を減圧する減圧手段5と、モールド2
内の石英原料粉Mを加熱する加熱手段6を有している。
【0018】上記モールド2は、複数個、例えば水平線
Lhに沿ってモールド上部2uとモールド下部2bに2
分割(上下に分割)可能に形成されている。
【0019】上記モールド上部2uは、無底の円筒体形
状をなし、非多孔質部材、例えば石英ガラスや、黒鉛、
グラファイトなどのカーボン質材料で形成され、また、
モールド下部2bは、扁平ルツボ形状を有し、例えば、
通気性を有する石英ガラス多孔体やカーボン質材料の多
孔質部材で形成されている。
【0020】なお、上記非多孔質部材は、緻密質で完全
に通気性を有しない耐熱性部材の他、多孔質部材に比べ
て著しく通気性が小さい耐熱性部材であってもよい。ま
た、モールド下部2bの気孔率、高さ(深さ)は石英ガ
ラスルツボの製造条件によって決定される。
【0021】さらに、モールド下部2bは、多孔質部材
で形成されているので、減圧手段5とモールド2内を連
通するために必要な無数の吸引孔7を有し、さらに、モ
ールド下部2bの上端部2bとモールド上部2uの下
端部2uとで水平線Lhに沿う分割線上で凹凸結合し
てモールド上部2uと着脱自在に一体化されている。モ
ールド下部2bには、多孔質部材により無数の吸引孔7
が形成され、従来のように穿孔治具により多数の吸引孔
をモールドに穿設する必要がないので、安価にモールド
を製造することができる。
【0022】モールド上部2uとモールド下部2bとが
一体化されて形成されるモールド2は、モールドホルダ
ー3に収納され、かつ、リング形状で通気可能、例えば
多孔質部材で形成されるリング形状の支持部材8により
モールドホールダー3と離間して支持され、さらに、モ
ールド上部2uの上部位2uに位置するフランジ部9
に設けられた取付孔9aを貫通する固定具10によりモ
ールドホールダー3に着脱自在に取り付けられている。
支持部材8が多孔質部材で形成されているので、排気を
妨げることが無く、モールド2を確実に離間支持でき
る。なお、支持部材8には必要に応じて通気孔を設けて
もよい。
【0023】さらに、モールドホルダー3とモールド2
との間には、無数の吸引孔7と連通する減圧室11が設
けられており、この減圧室11はモールド2とモールド
ホルダー3間の減圧室底部11bから、少なくとも、多
孔質部材で形成されるモールド下部2bの上端部2b
近傍の減圧室上部11uに亘り形成されている。また、
減圧室11は回転軸4sに設けられた通気路12を介し
て、減圧室11と減圧手段5を連通する排気孔13が形
成されている。また、モールドホルダー3はステンレス
などの金属材料で形成されており、内部に冷却水を通し
た構造であると、劣化の程度を抑制できるので好まし
い。
【0024】次に本発明に係わる石英ガラスルツボ製造
装置の第1実施形態を用いた石英ガラスルツボの製造方
法について説明する。
【0025】第1実施形態の石英ガラスルツボ製造装置
1を用いて石英ガラスルツボの製造を行うには、図1お
よび図2に示すように、回転手段4を駆動させてモール
ド2を高速で回転させる。この回転するモールド2内に
供給管(図示せず)で、上部から高純度の石英原料粉を
供給する。供給された石英原料粉は、遠心力によってモ
ールド2の内側部に押圧されてルツボ形状に形成され
る。
【0026】さらに、図2に示すように、大気雰囲気で
減圧手段5の作動による減圧とほぼ同時に加熱手段6に
通電して石英原料粉Mの内側から加熱する。加熱手段6
による石英原料粉Mの加熱によって、石英原料粉Mは内
側から順次溶融されるが、石英原料粉M内のガスはモー
ルド下部2bに設けられた無数の吸引孔7を介して減圧
手段5により吸引除去されており、石英原料粉Mの内側
層は極小の気泡だけになり、実質的に無気泡化状態が達
成され、外表面には多数の気泡が存在する2重層の石英
ガラスルツボRが製造される。このとき、非多孔質部材
からなるモールド上部2uは、吸引効果が低いため気泡
は除去され難いが、通気性部材からなるモールド下部2
bからの排気の影響により、段階的に厚さが減少する透
明層(無気泡層)が形成される。
【0027】なお、石英原料粉M内のガスの吸引除去
は、ガスをモールド下部2bに設けられた無数の吸引孔
7から吸引し、減圧室11、排気孔13、通気路12、
減圧手段5を介して石英ガラスルツボ製造装置1外に排
出して行われる。
【0028】上述のような石英ガラスルツボの製造工程
において、石英原料粉Mに含まれるガスは、モールド下
部2bの多孔質部材に形成された無数の吸引孔7を介し
て排気されるので、従来のように多数の通気孔から生じ
る真空漏れなどが発生することが無く、効率的に真空引
きができ、さらに、従来のように石英原料粉により吸引
孔詰まりが発生することがなく、モールド2のメンテナ
ンスが軽減され、生産性が向上する。
【0029】また、減圧室11はモールド2とモールド
ホルダー3間に形成される減圧室底部11bから、少な
くとも、多孔質部材で形成されるモールド下部2bの上
端部2b1近傍の減圧室上部11uに亘り形成されてい
るので、モールド下部2bの全体に亘って効果的にガス
引きができ、さらに、モールド下部2b全体に無数設け
られた吸引孔7によりガス引きされるので、石英原料粉
Mは均一にガス引きされ、透明な無気泡層と不透明な気
泡層が確実かつ所望の厚さに形成される。
【0030】さらに、モールド下部2bの気孔率、高さ
(深さ)を変えることにより、容易に減圧度を変えるこ
とができ、透明層の厚さ等を制御することができる。
【0031】また、通常、モールド上部2uは消耗が激
しいが、モールド2はモールド上部2uとモールド下部
2bに2分割可能に形成されているので、従来のように
モールド全体を交換する必要が無く、消耗の激しい部分
のみを交換して使用することにより、モールド2を長期
間使用することができて、経済的である。
【0032】さらに、製造された石英ガラスルツボRは
モールド2から取り出されるが、図3に示すように、石
英ガラスルツボ製造装置1外に設けられたクレーン15
によりモールド上部2u(図示せず)を取り外した後、
クレーン15を用いて石英ガラスルツボRを釣り上げ、
石英ガラスルツボ製造装置1の上方から石英ガラスルツ
ボRを取り出す。
【0033】この石英ガラスルツボRの取り出し工程に
おいてモールド2はモールド上部2uとモールド下部2
bに分割されるので、従来の石英ガラスルツボ製造装置
のようにモールドを傾けながら取り出す必要がなく、容
易に取り出しが行えて、破損の危険がなく石英ガラスル
ツボを安全に取り出せる。
【0034】また、通常、モールド上部2uは消耗が激
しいが、モールド2はモールド上部2uとモールド下部
2bに2分割可能に形成されているので、消耗の激しい
部分のみを交換して使用することにより、モールド2を
長期間使用することができて、経済的である。
【0035】次に上記第1実施形態の第1変形例につい
て説明する。なお、第1の実施形態と同一部分には同一
符号を付して説明する。
【0036】本第1変形例は、第1実施形態の石英ガラ
スルツボ製造装置において、モールド下部をより扁平に
したものである。
【0037】例えば、図4に示すように、第1変形例の
石英ガラスルツボ製造装置21は、石英原料粉が供給さ
れる中空形状のモールド22、このモールド22が着脱
自在に収納されるモールドホルダー23とを有してい
る。
【0038】上記モールド22は、水平線Lhに沿っ
て、非多孔質部材からなるモールド上部22uと多孔質
部材からなるモールド下部22bに2分割されており、
さらに、このモールド下部22bは、モールド22の底
面部付近にのみ位置するように形成されている。
【0039】従って、本第1変形例にあっては、上述し
た第1実施形態における効果の他、モールド22とモー
ルドホルダー23間の大部分で両者を接触させることが
できて、減圧室24の容積を小さくできるので、小型な
石英ガラスルツボ製造装置が得られる。
【0040】さらに、上記第1実施形態の第2変形例に
ついて説明する。
【0041】本第2変形例は第1実施形態の石英ガラス
ルツボ製造装置において、モールド下部の一部のモール
ド底部位に非多孔質部材よりなるモールド底部が設けら
れたものである。
【0042】例えば、図5に示すように、第2変形例の
石英ガラスルツボ製造装置31は、石英原料粉が供給さ
れる中空形状のモールド32、このモールド32が着脱
自在に収納されるモールドホルダー33を有している。
【0043】上記モールド32、水平線Lhに沿って、
非多孔質部材からなるモールド上部32uと多孔質部材
からなるモールド下部32bに2分割されており、さら
に、このモールド下部32bの中心部で、モールド32
の底部位には、非多孔質部材よりなるモールド底部32
cが設けられている。このモールド底部32cはモール
ドホルダー33の底部に設けられた排気孔13に対向し
て配置され、さらに、モールド底部32cとモールドホ
ルダー33間には、リング形状で通気可能、例えば非多
孔質部材よりなるリング形状の第2支持部材34が設け
られている。なお、第2支持部材34には必要に応じて
通気孔を設けてもよい。
【0044】従って、本第2変形例にあっては、上述し
た第1実施形態における効果の他、減圧室11は排気孔
13を介して減圧手段5によって減圧されるが、排気孔
13に対向してモールド底部32cが配置されており、
モールド32の排気孔13に対向した部位が集中的にガ
ス引きされることが無くなる上に、モールド32の底部
湾曲部を集中的に減圧することができ、ルツボコーナ部
の透明層を特に厚くすることができる。
【0045】さらに、本発明に係わる石英ガラスルツボ
製造装置の第2実施形態について説明する。
【0046】本第2実施形態は、上記第1実施形態の石
英ガラスルツボ製造装置において、モールドをさらに、
軸線方向に2分割するものである。
【0047】例えば、図6に示すように、本発明に係わ
る石英ガラスルツボ製造装置41は、石英原料粉Mが供
給される中空形状のモールド42と、このモールド42
が着脱自在に収納されるモールドホルダー43と、回転
手段4と、減圧手段5と、加熱手段6を有している。
【0048】上記モールド42は、複数個、例えば水平
線Lhに沿ってモールド上部42uとモールド下部42
bに2分割(上下に分割)可能に形成され、さらに、モ
ールド42は、回転軸4sの延長線上の軸線に沿う垂直
線Lvにより、図6および図7に示すように、モールド
上右部42ur、モールド上左部42ul、モールド下
右部42br、モールド下左部42blに4分割可能に
形成されており、モールド42の使用時には、モールド
上右部42urとモールド下右部42brとが一体化さ
れてモールド右部42rが形成され、モールド上左部4
2ulとモールド下左部42blとが一体化されてモー
ルド左部42lが形成される。
【0049】さらに、図8に示すような結合手段44に
よりモールド右部42rとモールド左部42lが一体化
される。
【0050】また、図8に示すように、結合手段44は
軸線に沿う垂直分割線Lvに沿ってモールド42のモー
ルド右部42rとモールド左部42lにそれぞれ設けら
れた結合溝部44r、44lと、この結合溝部44r、
44lに着脱自在に結合する結合部材44aとで形成さ
れている。この結合部材44aは適度な強度を有する耐
熱性の部材、例えば炭素繊維、グラファイト、黒鉛など
のカーボン質材料、石英などから形成されており、断面
形状がほぼコの字状をなしている。
【0051】図6に示すように、モールドホルダー43
はモールド42を着脱自在に収納保持するもので、モー
ルドホルダー43に収納されたモールド42はフランジ
部9を介して取付具10により着脱自在に取付けられて
いる。また、モールドホルダー43とモールド42間に
は、無数の吸引孔7と連通する減圧室11が設けられて
おり、この減圧室11はモールド42とモールドホルダ
ー43間の減圧室底部11bから減圧室上部11uに亘
り形成されている。
【0052】さらに、モールドホルダー43は、複数
個、例えば水平分割線Lhに沿ってモールドホルダー上
部43uとモールドホルダー下部43bに2分割されて
おり、さらに、モールドホルダー上部43uは、モール
ドホルダー上右部43urとモールドホルダー上左部4
3ulに2分割されており、使用時には、通常用いられ
ている結合方法、例えばモールドホルダー上部43uの
下端部とモールドホルダー下部43bの上端部とで凹凸
結合し、また、モールドホルダー上右部43urとモー
ルドホルダー上左部43ulは、結合手段44と同様の
結合手段(図示せず)により、一体化されている。モー
ルドホルダー上部43uにはモールドホルダー上部43
uの昇降時に使用されるクレーン用溝45が形成されて
いる。
【0053】上述のような構造を有する本第2実施形態
の石英ガラスルツボ製造装置41を用いた石英ガラスル
ツボの製造方法は、上述した第1実施形態の石英ガラス
ルツボ製造装置を用いた石英ガラスルツボの製造方法と
同様に、モールド42内を減圧すると共に、モールド4
2内に形成された石英原料粉Mを加熱溶融して石英ガラ
スルツボRを製造する。
【0054】石英ガラスルツボRが製造されたら、図9
および図10に示すように、クレーン15の爪部15a
をクレーン用溝45に挿入して、モールドホルダー上部
43uを持ち上げる。持ち上げられたモールドホルダー
上部43uには、モールド上部42uとモールド下部4
2bが一体のままのモールド42と、このモールド42
に収納された石英ガラスルツボRとが収納されている。
【0055】しかる後、モールドホルダー上右部43u
rとモールドホルダー上左部43ulとを一体化してい
る結合部材を解除し、さらに、モールド右部42rとモ
ールド左部42lとを一体化している結合部材44aを
解除して、モールドホルダー上右部43urとモールド
ホルダー上左部43ulとの分離、モールド右部42r
とモールド左部42lとの分離を同時に行って、石英ガ
ラスルツボRを取り出す。
【0056】この石英ガラスルツボRの取り出し工程に
おいて、モールド右部42rとモールド左部42lは分
離されるので、従来の石英ガラスルツボ製造装置のよう
にモールドを傾けながら取り出す必要がなく、さらに破
損の危険がなく石英ガラスルツボを安全に取り出せる。
【0057】また、モールド42はモールド上部42u
とモールド下部42bに2分割可能に形成されているの
で、消耗の激しい部分(通常はモールド上部42u)を
交換して使用することにより、モールド42を長期間使
用することができて、経済的である。
【0058】次に上記第2実施形態の変形例について説
明する。
【0059】本変形例は第2実施形態の石英ガラスルツ
ボ製造装置におけるモールドホルダーを上下に分離する
のに替えて、左右に分離するものである。
【0060】例えば、図11に示すように、石英ガラス
ルツボ製造装置51は、石英原料粉が供給される中空形
状のモールド42、このモールド42が着脱自在に収納
されるモールドホルダー53とを有している。
【0061】上記モールドホルダー53は、軸線に沿う
垂直線Lvによりモールドホルダー右部53rとモール
ドホルダー左部53lに2分割されており、通常の凹凸
結合などの結合方法で使用時には一体化されている。
【0062】従って、本変形例の石英ガラスルツボ製造
装置51によれば、石英ガラスルツボRの取り出し時、
モールドホルダー53をモールドホルダー右部53rと
モールドホルダー左部53lに分離すると同時に、モー
ルド42をモールド右部42rとモールド左部42lと
に分離するので、これらの分離に2工程を必要とせず、
生産性がよい。
【0063】なお、本発明に係わる石英ガラスルツボ製
造装置に用いられるモールドやモールドホルダーは、2
分割のみではなく、複数個に分割してもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明に係わる石英ガラスルツボ製造装
置によれば、モールドの製造が容易、ルツボの取り出し
が容易で安全、かつ部分的に交換が可能でコストやメン
テナンス性に優れ別途の排気設備を必要としない石英ガ
ラスルツボ製造装置を提供することができる。
【0065】すなわち、モールドは水平線に沿って複数
個に分割され、その少なくとも1個は通気性を有する多
孔質部材で形成され、その他は非多孔質部材で形成され
るので、従来のように多数の吸引孔から生じる真空漏れ
などが発生することが無く、効率的に真空引きができ、
さらに、従来のように石英原料粉により吸引孔詰まりが
発生することがなく、モールドのメンテナンスが軽減さ
れ、生産性が向上する。また、モールド下部全体に無数
設けられた吸引孔によりガス引きされるので、石英原料
粉は均一にガス引きされ、透明な無気泡層と不透明な気
泡層が確実かつ所望の厚さに形成される。さらに、モー
ルド下部の気孔率、高さ(深さ)を変えることにより、
容易に減圧度を変えることができ、透明層の厚さ等を制
御することができる。また、モールドの消耗が激しい部
位のみの交換が可能であるので、従来のようにモールド
全体を交換する必要が無く、消耗の激しい部位のみ交換
して使用することにより、モールドを長期間使用するこ
とができて、経済的である。さらに、モールドは分割さ
れるので、従来の石英ガラスルツボ製造装置のようにモ
ールドを傾けながら取り出す必要がなく、容易に取り出
しが行えて、破損の危険がなく石英ガラスルツボを安全
に取り出せる。
【0066】また、モールドは軸線に沿って複数個に分
割され、かつ、モールドホルダーは水平線または軸線に
沿って複数個に分割されるので、モールドの消耗が激し
い部位のみ交換して使用することにより、モールドを長
期間使用することができて、経済的であり、さらに、モ
ールドは分離可能であり、石英ガラスルツボを容易に取
り出すことができ、破損の危険がなく石英ガラスルツボ
を安全に取り出せる。
【0067】また、モールドは水平線に沿って、非多孔
質部材で形成されるモールド上部と、多孔質部材で形成
されるモールド下部に分割され、さらに、このモールド
下部には非多孔質部材で形成されるモールド底面部が設
けられるので、モールドの排気孔に対向した部位が集中
的にガス引きされることが無くなる上に、モールドの底
部湾曲部を集中的に減圧することができ、ルツボコーナ
部の透明層を特に厚くすることができる。
【0068】また、モールドとこのモールド内を減圧す
る減圧手段は、モールドに設けられた無数の吸引孔と減
圧室を介して連通され、この減圧室はモールドとモール
ドホルダー間に形成される減圧室の底部から少なくとも
多孔質部材で形成されるモールド下部の上端部近傍に亘
り形成されているので、モールド下部の全体に亘って効
果的にガス引きができ、モールドとモールドホルダー間
の大部分で両者を接触させることができて、減圧室の容
積を小さくできるので、小型な石英ガラスルツボ製造装
置が得られる。
【0069】また、モールドはモールドホルダー内に着
脱自在に収納され、かつ、リング形状で通気可能に設け
られた支持部材により離間支持されるので、排気を妨げ
ること無く、モールドを確実に離間支持できる。
【0070】モールド底面部は、モールドホルダーの底
部に設けられた排気口を囲繞するように設けられ、リン
グ形状で通気可能に設けられた第2の支持部材により支
持されるので、排気を妨げること無く、モールド底部を
確実に離間支持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる石英ガラスルツボ製造装置の第
1実施形態を示す断面図。
【図2】本発明に係わる石英ガラスルツボ製造装置の第
1実施形態を用いた石英ガラスルツボの製造工程を示す
概念図。
【図3】本発明に係わる石英ガラスルツボ製造装置の第
1実施形態を用いた石英ガラスルツボの取り出し状態を
示す断面図。
【図4】本発明に係わる石英ガラスルツボ製造装置の第
1実施形態の第1変形例を示す断面図。
【図5】本発明に係わる石英ガラスルツボ製造装置の第
1実施形態の第2変形例を示す断面図。
【図6】本発明に係わる石英ガラスルツボ製造装置の第
2実施形態を示す断面図。
【図7】本発明に係わる石英ガラスルツボ製造装置の第
2実施形態に用いられるモールドの分割状態を示す斜視
図。
【図8】本発明に係わる石英ガラスルツボ製造装置の第
2実施形態に用いられる結合手段の断面図。
【図9】本発明に係わる石英ガラスルツボ製造装置の第
2実施形態を用いた石英ガラスルツボの取り出し状態を
示す断面図。
【図10】本発明に係わる石英ガラスルツボ製造装置の
第2実施形態を用いた石英ガラスルツボの取り出し状態
を示す断面図。
【図11】本発明に係わる石英ガラスルツボ製造装置の
第2実施形態の変形例を用いた石英ガラスルツボの取り
出し状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 石英ガラスルツボ製造装置 2 モールド 2b モールド下部 2b 上端部 2u モールド上部 2u 下端部 2u 上部位 3 モールドホルダー 4 回転手段 4s 回転軸 5 減圧手段 6 加熱手段 7 吸引孔 8 支持部材 9 フランジ部 9a 取付孔 10 固定具 11 減圧室 11b 減圧室底部 11u 減圧室上部 12 通気路 13 排気孔 15 クレーン 15a クレーン爪部 21 石英ガラスルツボ製造装置 22 モールド 22b モールド下部 22u モールド上部 23 モールドホルダー 24 減圧室 31 石英ガラスルツボ製造装置 32 モールド 32b モールド下部 32u モールド上部 32c モールド底部 33 モールドホルダー 34 第2支持部材 41 石英ガラスルツボ製造装置 42 モールド 42b モールド下部 42u モールド上部 42r モールド右部 42l モールド左部 42bl モールド下左部 42br モールド下右部 42ul モールド上左部 42ur モールド上右部 43 モールドホルダー 43b モールドホルダー下部 43u モールドホルダー上部 43ur モールドホルダー上右部 43ul モールドホルダー上左部 44 結合手段 44a 結合部材 44l 結合溝部 44r 結合溝部 45 クレーン用溝 51 石英ガラスルツボ製造装置 52 モールド 53 モールドホルダー 53l モールドホルダー左部 53r モールドホルダー右部 M 石英原料粉 R 石英ガラスルツボ Lh 水平分割線 Lv 垂直分割線
フロントページの続き (72)発明者 小山内 淳一 神奈川県秦野市曽屋30番地 東芝セラミッ クス株式会社開発研究所内 Fターム(参考) 4G014 AH00 4G077 AA02 BB03 CF10 PA16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石英原料粉が供給される中空形状のモー
    ルドと、このモールドが着脱自在に収納されるモールド
    ホルダーと、このモールドホルダーおよびモールドを回
    転させる回転手段と、前記モールド内を減圧する減圧手
    段と、前記モールド内の石英原料粉を加熱する加熱手段
    とを有し、前記モールドは水平線に沿って複数個に分割
    され、その少なくとも1個は通気性を有する多孔質部材
    で形成され、その他は非多孔質部材で形成されることを
    特徴とする石英ガラスルツボ製造装置。
  2. 【請求項2】 上記モールドは軸線に沿って複数個に分
    割され、モールドホルダーは水平線または軸線に沿って
    複数個に分割されることを特徴とする請求項1に記載の
    石英ガラスルツボ製造装置。
  3. 【請求項3】 上記モールドは水平線に沿って、非多孔
    質部材で形成されるモールド上部と、多孔質部材で形成
    されるモールド下部に分割され、さらに、このモールド
    下部には非多孔質部材で形成されるモールド底面部が設
    けられることを特徴とする請求項1または2に記載の石
    英ガラスルツボ製造装置。
  4. 【請求項4】 上記モールドとこのモールド内を減圧す
    る減圧手段は、前記モールドに設けられた無数の吸引孔
    と、前記モールドとモールドホルダー間に形成される前
    記減圧室とを介して前記モールドに連通され、かつ、前
    記減圧室は前記モールドと前記モールドホルダー間の前
    記減圧室の底部から少なくとも多孔質部材で形成される
    モールド下部の上端部近傍に亘り形成されていることを
    特徴とする請求項1ないし3項のいずれか1項に記載の
    石英ガラスルツボ製造装置。
  5. 【請求項5】 上記モールドはモールドホルダー内に着
    脱自在に収納され、かつ、リング形状で通気可能に設け
    られた支持部材により離間支持されることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の石英ガラスル
    ツボ製造装置。
  6. 【請求項6】 上記モールド底面部は、上記モールドホ
    ルダーの底部に設けられた排気口を囲繞するように設け
    られ、リング形状で通気可能に設けられた第2の支持部
    材により支持されることを特徴とする請求項3に記載の
    石英ガラスルツボ製造装置。
JP2000183705A 2000-06-19 2000-06-19 石英ガラスルツボ製造装置 Pending JP2002003228A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000183705A JP2002003228A (ja) 2000-06-19 2000-06-19 石英ガラスルツボ製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000183705A JP2002003228A (ja) 2000-06-19 2000-06-19 石英ガラスルツボ製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002003228A true JP2002003228A (ja) 2002-01-09

Family

ID=18684248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000183705A Pending JP2002003228A (ja) 2000-06-19 2000-06-19 石英ガラスルツボ製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002003228A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030880A (ja) * 2008-06-28 2010-02-12 Japan Siper Quarts Corp 水冷モールド
JP2010184855A (ja) * 2009-01-15 2010-08-26 Japan Siper Quarts Corp 石英ルツボ製造用モールド
KR101087967B1 (ko) 2009-01-15 2011-12-01 쟈판 스파 쿼츠 가부시키가이샤 석영 도가니 제조용 몰드
US8128055B2 (en) * 2008-10-31 2012-03-06 Japan Super Quartz Corporation Mold for producing a silica crucible
JP2013527113A (ja) * 2010-05-27 2013-06-27 ヘレウス・クアルツグラース・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディット・ゲゼルシャフト 石英ガラスルツボ及びそれを製造する方法
EP2551246A3 (en) * 2011-07-25 2017-05-03 Heraeus Quarzglas GmbH & Co. KG Metal and graphite mold and method of making a fused silica crucible
CN114196923A (zh) * 2022-02-18 2022-03-18 北京博宇半导体工艺器皿技术有限公司 氮化硼坩埚模具、制备方法及脱模方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030880A (ja) * 2008-06-28 2010-02-12 Japan Siper Quarts Corp 水冷モールド
EP2138468A3 (en) * 2008-06-28 2013-03-27 Japan Super Quartz Corporation Water-cooled mold
US8128055B2 (en) * 2008-10-31 2012-03-06 Japan Super Quartz Corporation Mold for producing a silica crucible
JP2010184855A (ja) * 2009-01-15 2010-08-26 Japan Siper Quarts Corp 石英ルツボ製造用モールド
KR101078242B1 (ko) 2009-01-15 2011-10-31 쟈판 스파 쿼츠 가부시키가이샤 석영 도가니 제조용 몰드 및 석영 도가니의 제조 방법
KR101087967B1 (ko) 2009-01-15 2011-12-01 쟈판 스파 쿼츠 가부시키가이샤 석영 도가니 제조용 몰드
US8105514B2 (en) 2009-01-15 2012-01-31 Japan Super Quartz Corporation Mold for producing silica crucible
JP2013527113A (ja) * 2010-05-27 2013-06-27 ヘレウス・クアルツグラース・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディット・ゲゼルシャフト 石英ガラスルツボ及びそれを製造する方法
EP2551246A3 (en) * 2011-07-25 2017-05-03 Heraeus Quarzglas GmbH & Co. KG Metal and graphite mold and method of making a fused silica crucible
CN114196923A (zh) * 2022-02-18 2022-03-18 北京博宇半导体工艺器皿技术有限公司 氮化硼坩埚模具、制备方法及脱模方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2830987B2 (ja) 石英ガラスルツボ及びその製造方法
KR101174812B1 (ko) 실리콘 단결정 인상용 석영유리 도가니 및 그 제조방법
JP3798849B2 (ja) 石英ルツボの製造装置及び方法
JP4398527B2 (ja) シリコン単結晶引き上げ用石英ガラスるつぼ
JP2002003228A (ja) 石英ガラスルツボ製造装置
KR20100080411A (ko) 실리콘 단결정의 제조 방법
JPH0920586A (ja) シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボの製造方法
EP2325146B1 (en) Method of making a silica crucible in a controlled atmosphere
JPH0255285A (ja) 石英ルツボの製造方法
JP2011057471A (ja) 残存シリコン融液の除去方法、単結晶シリコンの製造方法、単結晶シリコンの製造装置及び残存シリコン融液吸引器
US4713104A (en) Quartz glass crucibles
JP2009298652A (ja) 黒鉛ルツボ及び該黒鉛ルツボを用いた石英ルツボの変形防止方法
JP4054434B2 (ja) シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボおよびその製造方法
JP4236750B2 (ja) 石英ルツボ製造装置
US4963178A (en) Apparatus for making quartz glass crucibles
JP5639264B2 (ja) 石英ガラスルツボを製造する方法
JPH1017391A (ja) 石英ルツボ製造装置
JP3789235B2 (ja) 石英ガラスルツボ製造装置
JP4482567B2 (ja) シリコン単結晶引き上げ用石英ガラスるつぼの製造方法
JP3807785B2 (ja) 石英ルツボ製造用中空型
JP2006089301A (ja) 石英ルツボ
JP2001302391A (ja) Si単結晶引上げ用石英ガラスるつぼの製造方法
JP2615292B2 (ja) 石英ガラスルツボの製造方法
JPH11171685A (ja) シリコン単結晶引上装置
JP2014065622A (ja) シリコン単結晶引上げ用シリカガラスルツボの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070307

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100216