JP4236750B2 - 石英ルツボ製造装置 - Google Patents

石英ルツボ製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は石英ルツボ製造装置に係わり、特に破損の危険がなく石英ルツボを安全に取出せる石英ルツボ製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスの基板に用いられるシリコン単結晶は、一般にチョクラルスキー法(CZ法)で製造されており、このCZ法は石英ルツボ内に多結晶シリコン原料を装填し、装填されたシリコン原料を周囲から加熱して溶融し、上方から吊り下げた種結晶をシリコン融液に接触してから引き上げるものである。
【0003】
CZ法に用いられる石英ルツボの製造には、従来、特開平10−17391号公報に記載されるような石英ルツボ製造装置が用いられている。
【0004】
図10に示すように、この記載の石英ルツボ製造装置51は回転するモールド52内でルツボ形状に成形された原料の石英粉末を減圧しながら加熱溶融してルツボRを製造し、製造された石英ルツボRはモールド52と共にクレーン等で高い位置に持ち上げて回転装置から外し、しかる後モールド52を傾けながら取出されているが、石英ルツボRの大型化に伴い重量も増大しているため、その取扱いは困難であり、石英ルツボの破損の危険があり、安全に石英ルツボRを取出すのは困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、石英ルツボの破損の危険がなく石英ルツボを安全に取出せる石英ルツボ製造装置が要望されていた。
【0006】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、石英ルツボの破損の危険がなく石英ルツボを安全に取出せる石英ルツボ製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた本願請求項1の発明は、石英原料粉が供給される中空形状のモールドと、このモールドが着脱自在に収納されモールドホルダーと、このモールドホルダーおよびモールドを回転させる回転手段と、前記モールド内を減圧する減圧手段と、前記モールド内の石英原料粉を加熱する加熱手段とを有し、前記モールドは軸線に沿って複数個に分割され、前記モールドホルダーは水平線に沿ってモールドホルダー上部とモールドホルダー下部に2分割され、かつ、前記モールドホルダー上部が軸線に沿って複数個に分割されることを特徴とする石英ルツボ製造装置であることを要旨としている。
【0008】
本願請求項2の発明では、モールドホルダー下部は軸線に沿って複数個に分割されることを特徴とする請求項1に記載の石英ルツボ製造装置であることを要旨としている。
【0010】
本願請求項の発明では、モールドは水平線に沿って複数個に分割されることを特徴とする請求項1または2に記載の石英ルツボ製造装置であることを要旨としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる石英ルツボ製造装置の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
【0014】
図1に示すように、本発明に係わる石英ルツボ製造装置1は、石英原料粉Mが供給される中空形状のモールド2と、このモールド2が着脱自在に収納されるモールドホルダー3と、このモールドホルダー3およびモールド2を回転させる回転手段4と、モールド2内を減圧する減圧手段5と、モールド2内の石英原料粉Mを加熱する加熱手段6を有している。
【0015】
上記モールド2は、耐熱性部材、例えば黒鉛、グラファイトなどのカーボン質材料や石英多孔体により形成され、ルツボ形状をなしており、複数個、例えば水平線に沿ってモールド上部2aとモールド下部2bに2分割(上下に分割)可能に形成されている。このモールド下部2bは扁平なルツボ形状をなし、減圧手段5とモールド2内を連通するために設けられた多数の吸引通路7を有し、モールド下部2bの上端部とモールド上部2aの下端部とで水平線に沿う分割線Lh上で凹凸係合してモールド下部2bと着脱自在に一体化されている。モールド下部2bに一体化されるモールド上部2aは、リング形状をなし、多数の吸引通路7を有し、上端部にモールドホルダー3との固定用のフランジ部8が設けられている。
【0016】
さらに、モールド2はモールド上部2aとモールド下部2bが一体の状態で、回転軸4sの延長線上の軸線に沿って分割線Lvによりモールド右部2rとモールド左部2lに複数個、例えば、2分割(左右に分割)可能に形成されており、モールド2の使用時には、結合手段9によりモールド右部2rとモールド左部2lは一体化される。
【0017】
図2に示すように、結合手段9は軸線に沿う分割線Lvに沿ってモールド2のモールド右部2rとモールド左部2lにそれぞれ設けられた係合溝部9r、9lと、この係合溝部9r、9lに着脱自在に係合する結合部材9aとで形成されている。この結合部材9aは適度な強度を有する耐熱性の部材、例えば炭素繊維、グラファイト、黒鉛などのカーボン質材料、石英などから形成されており、断面形状がほぼコの字状をなしている。
【0018】
なお、結合手段9は図3に示すように、モールド2に植設または着脱自在に設けられた係合ピン9bに、結合部材9aに設けられたピン穴10を係合させる構造のものでもよく、また、通常用いられている係合手段であってもよい。
【0019】
図4(a)に示すように結合部材9aは、モールド上部2aの上端部からモールド下部2bの下端部を通り、モールド上部2aの向かいの上端部まで分割線Lvに沿って、帯状にモールド2全周に形成される。また、図4(b)に示すように結合部材9aは、モールド上端部まで分割線Lvに沿って、モールド2全周に複数個に分割して形成してもよい。
【0020】
なお、係合溝部9r、9lや係合ピン9bも結合部材9aと係合される位置に、モールド全周に亘って形成される。
【0021】
結合部材9aを用いたモールド右部2rとモールド左部2lの結合は、結合部材9aをモールド2に沿い全周に亘って結合溝部9r、9lに係合させ、押し込むことによって行われる。あるいは、モールド2に沿い全周に亘って、係合ピン9bに結合部材9aに設けられたピン穴10を係合させることによって行われる。
【0022】
図1および図5に示すように、モールドホルダー3はモールド2を着脱自在に収納保持するもので、モールドホルダー3に収納されたモールド2はフランジ部8を介して取付具11により着脱自在に取付けられている。また、モールドホルダー3とモールド2間には、吸引通路7と連通する減圧室12が設けられており、この減圧室12はモールド2とモールドホルダー3間の底部12bから上方部分12uに亘り形成されている。
【0023】
さらに、モールドホルダー3は、複数個、例えば水平線Lhに沿ってモールドホルダー上部3aとモールドホルダー下部3bに2分割されており、通常用いられている係合方法で例えば、モールドホルダー上部3aの下端部とモールドホルダー下部3bの上端部とで凹凸係合して、使用時には一体化されている。モールドホルダー上部3aにはモールドホルダー上部3aの昇降時に使用されるクレーン用溝13が形成されている。モールドホルダー下部3bには、減圧室12と排気手段5を連通する排気孔14が形成されている。また、モールドホルダー3はステンレスなどの金属材料で形成されており、内部に冷却水を通した構造であると、劣化の程度を抑制できるので好ましい。
【0024】
次に本発明に係わる石英ルツボ製造装置を用いた石英ルツボの製造方法について説明する。
【0025】
石英ルツボ製造装置1を用いて石英ルツボの製造を行うには、回転手段4を駆動させてモールド2を高速で回転させる。この回転するモールド2内に供給管(図示せず)で、上部から高純度の石英原料粉を供給する。供給された石英原料粉は、遠心力によってモールド2の内側部に押圧されてルツボ形状の石英充填層Mとして形成される。
【0026】
さらに、大気雰囲気で減圧手段5の作動による減圧とほぼ同時に加熱手段6に通電して石英原料粉充填層Mの内側から加熱する。加熱手段6による石英原料粉充填層Mの加熱によって、石英原料粉充填層Mは内側から順次溶融されるが、石英原料粉充填層M内のガスは減圧手段5により吸引除去されており、石英原料粉充填層Mの内側層は極小の気泡だけになり、実質的に無気泡化状態が達成され、外表面には多数の気泡が存在する2重層の石英ルツボが製造される。
【0027】
なお、石英原料粉充填層M内のガスの吸引除去はガスを吸引通路7から吸引し、減圧室12、減圧手段5を介して石英ルツボ製造装置1外に排出して行われる。
【0028】
上述のようにして製造された石英ルツボRはモールド2から取出されるが、図5に示すように、クレーン15の把手部15aをクレーン用溝13に挿入して、モールドホルダー上部3aを持ち上げる。モールドホルダー上部3aとモールドホルダー下部3bとの係合は解除されており、モールドホルダー上部3aはモールド2および石英ルツボRを収納したままモールドホルダー下部3bから分離される。
【0029】
さらに、図6に示すように、モールド右部2rとモールド左部2lとを一体化している結合部材9aを外して、モールド右部2rとモールド左部2lを分離する。
【0030】
しかる後、石英ルツボRを取出す。この石英ルツボRの取出し工程において、モールド右部2rとモールド左部2lは分離されるので、従来の石英ルツボ製造装置のようにモールドを傾けながら取出す必要がなく、容易に取出しが行えて、破損の危険がなく石英ルツボを安全に取出せる。
【0031】
なお、小形の真空ホイストなどを用いることにより、モールドホルダー上部3aを持ち上げることができる。
【0032】
また、通常、モールド上部2aは消耗が激しいが、モールド2はモールド上部2aとモールド下部2bに2分割可能に形成されているので、消耗の激しい部分のみを交換して使用することにより、モールド2を長期間使用することができて、経済的である。
【0033】
さらに、減圧室12はモールド2とモールドホルダー3間の底部12bから上方部分12uに亘り形成されているので、吸引通路7の長さを短くすることができて、減圧効率をよくすることができる。また、各吸引通路7の長さを同一にすることにより、ルツボ全体を均一に減圧することができ、得られるルツボの厚さを均一にできる。
【0034】
次に本発明に係わる石英ルツボ製造装置の第2の実施形態について説明する。
【0035】
なお、第1の実施形態の石英ルツボ製造装置と同一部分には、同一符号を付して説明する。
【0036】
図7に示すように、石英ルツボ製造装置21は、石英原料粉が供給される中空形状のモールド2と、このモールド2が着脱自在に収納されるモールドホルダー22とを有している。
【0037】
モールド2は水平線に沿う分割線Lhに沿ってモールド上部2aとモールド下部2bに2分割可能に形成されており、さらに、軸線に沿って分割線Lvによりモールド右部2rとモールド左部2lに分割可能に形成されている。また、モールド2が着脱自在に収納されるモールドホルダー22は、軸線に沿って分割線Lvによりモールドホルダー右部22rとモールドホルダー左部22lに2分割されており、モールドホルダー右部22rの右端部とモールドホルダー左部22lの左端部との凹凸係合などの通常用いられている係合方法で使用時には一体化されている。
【0038】
また、モールドホルダー22には減圧室12と排気手段(図示せず)を連通する排気孔を形成する必要があるが、モールドホルダー右部22rの右端部とモールドホルダー左部22lの左端部に例えば、半円状の切欠部を設け、一体化した際にモールドホルダー22lの中心部に排気孔23が形成されるようにしてもよく、または、左右どちらかのモールドホルダー、あるいは、左右のモールドホルダー両方に予め排気孔を設けておいてもよい。
【0039】
上述のような構造を有する本実施形態の石英ルツボ製造装置21を用いた石英ルツボの製造方法は、上述した第1の実施形態の石英ルツボ製造装置を用いた石英ルツボの製造方法と同様に、モールド2内を減圧すると共に、モールド2に供給された石英原料粉を加熱溶融して石英ルツボRを製造する。石英ルツボRが製造されたら、クレーン15の把手部15aをクレーン用溝13に挿入して、モールドホルダー22を持ち上げる。持ち上げられたモールドホルダー22には、モールド上部2aとモールド下部2bが一体のままのモールド2と、このモールド2に収納された石英ルツボRとが収納されている。
【0040】
しかる後、モールドホルダー右部22rとモールドホルダー左部22lを一体化している係合と、モールド右部2rとモールド左部2lとを一体化している結合部材を解除して、モールドホルダー右部22rとモールドホルダー左部22lの分離、モールド右部2rとモールド左部2lの分離を同時に行って、石英ルツボRを取出す。
【0041】
この石英ルツボRの取出し工程においても、上述の第1の実施形態と同様にモールド右部2rとモールド左部2lは分離されるので、従来の石英ルツボ製造装置のようにモールドを傾けながら取出す必要がなく、破損の危険がなく石英ルツボを安全に取出せる。
【0042】
また、モールド2はモールド上部2aとモールド下部2bに2分割可能に形成されているので、消耗の激しい部分(通常はモールド上部2a)を交換して使用することにより、モールド2を長期間使用することができて、経済的である。
【0043】
さらに、モールドホルダーを上下に分離後、モールド右部とモールド左部を分離する2工程を必要とせず、モールドホルダー22の分離と、モールド2の分離を同時に行うことができるので、生産性がよい。
【0044】
次に本発明に係わる石英ルツボ製造装置の第3の実施形態について説明する。
【0045】
なお、第1および第2の実施形態の石英ルツボ製造装置と同一部分には、同一符号を付して説明する。
【0046】
図8に示すように、石英ルツボ製造装置31は、石英原料粉が供給される中空形状のモールド2、このモールド2が着脱自在に収納されるモールドホルダー32とを有している。
【0047】
モールド2は水平線Lhに沿ってモールド上部2aとモールド下部2bに2分割可能に形成されており、さらに分割線Lvに沿ってモールド右部2rとモールド左部2lに分割可能に形成されている。
【0048】
また、モールド2が着脱自在に収納されるモールドホルダー32は、水平線に沿ってモールドホルダー上部32aとモールドホルダー下部32bに2分割されており、通常の凹凸係合などの係合方法で使用時には一体化されている。さらに、モールドホルダー32とモールド2間には、吸引通路7と連通する減圧室33が設けられており、この減圧室33はモールド2とモールドホルダー22間の底部にのみ形成されている。
【0049】
本第3の実施形態の石英ルツボ製造装置31にあっては、上述した第1の実施形態の効果の他、減圧室33はモールド2とモールドホルダー32間の底部のみに設けられており、モールド2とモールドホルダー32間の上方部分には形成されていないので、小型な石英ルツボ製造装置が得られる。
【0050】
次に、図9に示すような第4の実施形態の石英ルツボ製造装置を説明する。
【0051】
第1ないし第3の実施形態の石英ルツボ製造装置と同一部分には、同一符号を付して説明する。
【0052】
石英ルツボ製造装置41は、上述した第3の実施形態と同様に減圧室33はモールド2とモールドホルダー42間の底部のみに設けられ、上述した第2の実施形態のようにモールド2が着脱自在に収納されるモールドホルダー42は、軸線に沿って分割線Lvによりモールドホルダー右部42rとモールドホルダー左部42lに2分割されており、通常の係合方法で使用時には一体化されている。
【0053】
本第4の実施形態の石英ルツボ製造装置41にあっては、上述した第1の実施形態の効果の他、減圧室34はモールド2とモールドホルダー42間の底部のみに設けられており、モールド2とモールドホルダー42間の上方部分には形成されていないので、小型な石英ルツボ製造装置を得られ、さらに、モールドホルダー42の分離と、モールド2の分離を同時に行うことができるので、生産性がよい。
【0054】
なお、モールドやモールドホルダーは、2分割のみではなく、複数個に分割してもよい。
【0055】
【発明の効果】
本発明に係わる石英ルツボ製造装置によれば、製造された石英ルツボを破損の危険がなく安全に取出せる。
【0056】
モールドを軸線に沿って複数個に分割し、モールドホルダーを水平線に沿って複数個に分割するようにすれば、モールドを傾けながら取出す必要がなく、容易に取出しが行えて、破損の危険がなく石英ルツボを安全に取出せる。
【0057】
モールドを軸線に沿って複数個に分割し、モールドホルダーは軸線に沿って複数個に分割するようにすれば、モールドを傾けながら取出す必要がなく、容易に取出しが行えるので、破損の危険がなく石英ルツボを安全に取出せると共に、モールドホルダーを上下に分離後、モールド右部とモールド左部を分離する2工程を必要とせず、モールドホルダーの分離と、モールドの分離を同時に行えて、生産性がよい。
【0058】
モールドを軸線に沿って複数個に分割し、かつ水平線に沿って分割するようにすれば、破損の危険がなく石英ルツボを安全に取出せると共に、消耗の激しい部分のみを交換して使用することにより、モールドを長期間使用することができて、経済的である。
【0059】
減圧室をモールドとモールドホルダー間の底部から上方部分に亘り形成した場合には、吸引通路の長さを短くすることができて、減圧効率をよくすることができる。
【0060】
減圧室はモールドとモールドホルダー間の底部にのみ形成した場合には、小型な石英ルツボ製造装置を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる石英ルツボ製造装置の第1の実施形態を示す断面図。
【図2】本発明に係わる石英ルツボ製造装置に用いられる結合手段の断面図。
【図3】本発明に係わる石英ルツボ製造装置に用いられる結合手段の他の実施形態の断面図。
【図4】本発明に係わる石英ルツボ製造装置に用いられる結合手段であって、(a)は結合部材が帯状に形成された場合、(b)は結合部材が複数個に分割して形成された場合を示す側面図。
【図5】本発明に係わる石英ルツボ製造装置の第1の実施形態の石英ルツボ取出し状態を示す断面図。
【図6】本発明に係わる石英ルツボ製造装置の第1の実施形態の石英ルツボ取出し状態を示す断面図。
【図7】本発明に係わる石英ルツボ製造装置の第2の実施形態を示す断面図。
【図8】本発明に係わる石英ルツボ製造装置の第3の実施形態を示す断面図。
【図9】本発明に係わる石英ルツボ製造装置の第4の実施形態を示す断面図。
【図10】従来の石英ルツボ製造装置の石英ルツボ取出し状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 石英ルツボ製造装置
2 モールド
2a モールド上部
2b モールド下部
2r モールド右部
2l モールド左部
3 モールドホルダー
3a モールドホルダー上部
3b モールドホルダー下部
4 回転手段
4s 回転軸
5 減圧手段
6 加熱手段
7 吸引通路
8 フランジ部
9 結合手段
9r 係合溝部
9l 係合溝部
9a 結合部材
9b 結合ピン
10 ピン穴
11 取付具
12 減圧室
12b 底部
12u 上方部分
13 クレーン用溝
14 排気孔
15 クレーン
21 石英ルツボ製造装置
22 モールドホルダー
22r モールドホルダー右部
22l モールドホルダー左部
23 排気孔
31 石英ルツボ製造装置
32 モールドホルダー
32a モールドホルダー上部
32b モールドホルダー下部
33 減圧室
41 石英ルツボ製造装置
42 モールドホルダー
42r モールドホルダー右部
42l モールドホルダー左部

Claims (3)

  1. 石英原料粉が供給される中空形状のモールドと、
    このモールドが着脱自在に収納されモールドホルダーと、
    このモールドホルダーおよびモールドを回転させる回転手段と、
    前記モールド内を減圧する減圧手段と、
    前記モールド内の石英原料粉を加熱する加熱手段とを有し、
    前記モールドは軸線に沿って複数個に分割され、
    前記モールドホルダーは水平線に沿ってモールドホルダー上部とモールドホルダー下部に2分割され、かつ、前記モールドホルダー上部が軸線に沿って複数個に分割されることを特徴とする石英ルツボ製造装置。
  2. モールドホルダー下部は軸線に沿って複数個に分割されることを特徴とする請求項1に記載の石英ルツボ製造装置。
  3. モールドは水平線に沿って複数個に分割されることを特徴とする請求項1または2に記載の石英ルツボ製造装置。
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