JP2002002506A - ラックアンドピニオン式舵取装置 - Google Patents

ラックアンドピニオン式舵取装置

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JP2002002506A JP2000186361A JP2000186361A JP2002002506A JP 2002002506 A JP2002002506 A JP 2002002506A JP 2000186361 A JP2000186361 A JP 2000186361A JP 2000186361 A JP2000186361 A JP 2000186361A JP 2002002506 A JP2002002506 A JP 2002002506A
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Makoto Kawahara
誠 河原
Yasuo Sako
靖雄 迫
Minoru Kawaguchi
実 川口
Koji Obata
幸治 小畑
Atsushi Ueno
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シートの凸部とラックガイドの凹部との係合に
よりシートの脱落を防止している場合において、そのシ
ートの耐久性を向上させたラックアンドピニオン式舵取
装置を提供する。 【解決手段】ラックガイド96はラックバー93側の端
面の中央に凹部96bを有している。シート1は、凹部
96bに係合し、基部1aから突出された凸部1bを有
している。凸部1bと基部1aとの境界は、少なくとも
軸方向及び長手方向と直交する幅方向に曲率半径R1を
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はラックアンドピニオ
ン式舵取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラックアンドピニオン式舵取装置
が特開平10−217984号公報に開示されている。
このラックアンドピニオン式舵取装置では、図5〜7に
示すように、ステアリングホイール90と結合されたス
テアリングシャフト91の先端にピニオン92が設けら
れており、このピニオン92はステアリングシャフト9
1とともに回転するようになっている。ピニオン92に
は長手方向に延在するラックバー93が噛合している。
【0003】また、ピニオン92及びラックバー93は
ハウジング95に収容されており、このハウジング95
は、図7に示すように、ラックバー93を挟んだピニオ
ン92とは反対側にボス部95aを有している。ハウジ
ング95のボス部95a内にはラックガイド96が軸方
向に移動可能に設けられており、このラックガイド96
は、付勢手段としてのコイルばね97の付勢力により、
ラックバー93をピニオン92側に付勢している。
【0004】また、ラックガイド96のラックバー93
側の端面にはシート98が脱落不能に設けられている。
すなわち、ラックガイド96は、図10にも示すよう
に、ラックバー93側の端面の中央に内周面が円筒面9
6aで形成された凹部96bを有している。他方、シー
ト98は、図11に示すように、鉄系金属からなるスチ
ール部98aと、このスチール部98aの一面に一体に
設けられた銅焼結部98bと、この銅焼結部98bの表
面にコーティングされたポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)からなるコーティング部98cとで構成さ
れている。このシート98は、スチール部98a、銅焼
結部98b及びコーティング部98cからなる素材をプ
レス加工とともに絞り加工することにより得られ、図9
(A)に示すように、プレス加工によって得られた基部
98dから凸部98eを突出させている。この凸部98
eは、図10に示すように、外周面がラックガイド96
の凹部96bに係合する円筒面98fをもっている。ま
た、図8に示すように、シート98のラックバー93と
の摺動面には、軸方向と長手方向とに直交する幅方向
(図中上下方向)に延在し、凸部98eに対応する部位
と交差し得る油溝98h、ここでは絞り加工時に凸部9
8e内に生じる絞り穴98gと交差し得る油溝98hを
有している。
【0005】かかるラックアンドピニオン式舵取装置で
は、ステアリングホイール90の回転がステアリングシ
ャフト91、ピニオン92を介してラックバー93の直
線運動に変換され、これによりタイヤ94の操舵角が変
更される。この際、ラックガイド96は、コイルばね9
7の付勢力とともに、ピニオン92とラックバー93と
の噛合を確保しつつ、ラックバー93を長手方向に案内
する。また、シート98は、ラックガイド96の凹部9
6bと凸部98eとが係合していることにより脱落が防
止された状態の下、ラックバー93とラックガイド96
との滑り摩擦力を低減させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のラ
ックアンドピニオン式舵取装置では、シート98の凸部
98eとラックガイド96の凹部96bとの係合により
シート98の脱落を防止している場合、そのシート98
の耐久性が懸念されることが明らかとなった。
【0007】すなわち、かかるラックアンドピニオン式
舵取装置では、動力伝達性及び静粛性のため、図6に示
すように、ピニオン92及びラックバー93としてヘリ
カルギヤを採用している。このため、ピニオン92の歯
面とラックバー93の歯面との間には、図中、上下方向
の力F1が作用してしまう。かかる方向は、図7に示す
ラックガイド96の移動方向である軸方向と、ラックバ
ー93の長手方向とに直交する幅方向である。
【0008】また、このラックアンドピニオン式舵取装
置では、車両の走行時、タイヤ94に路面反力が作用す
ることに起因し、図6に示すように、ラックバー93が
やはり幅方向に繰り返し力F2を受ける。
【0009】これらの力F1、F2はラックバー93が
シート98の凸部98eを幅方向に曲げるように作用す
る。ここで、図9(B)に示すように、凸部98eが基
部98dに対して曲率半径を有さずに突出しているので
あれば(R=0(mm)のいわゆるピン角)、その曲げ
応力はその境界に集中することとなる。このため、かか
るシート98を採用している場合には、そのシート98
の耐久性が危惧される。
【0010】特に、図8に示すように、ラックバー93
の摺動性を向上させるべく、シート98が油溝98hを
有する場合、図9(B)に示すように、油溝98hが絞
り穴98gと連通しているのであれば、凸部98eにお
ける基部98dとの境界の肉厚tは極めて薄くなってし
まう。このため、この場合には、より強度が弱くなりや
すく、そのシート98の耐久性が一層危惧される。
【0011】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たものであって、シートの凸部とラックガイドの凹部と
の係合によりシートの脱落を防止している場合におい
て、そのシートの耐久性を向上させたラックアンドピニ
オン式舵取装置を提供することを解決すべき課題とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のラックアンドピ
ニオン式舵取装置は、ステアリングシャフトの先端に設
けられ、該ステアリングシャフトとともに回転するピニ
オンと、該ピニオンと噛合し、該ステアリングシャフト
の回転運動を長手方向の直線運動に変換して操舵角を変
更させるラックバーと、該ピニオン及び該ラックバーを
収容し、該ラックバーを挟んだ該ピニオンとは反対側に
ボス部を有するハウジングと、該ハウジングの該ボス部
内で軸方向に移動可能に設けられ、付勢手段の付勢力に
より該ラックバーを該ピニオン側に付勢するとともに、
該ラックバーを該長手方向に案内するラックガイドと、
該ラックガイドの該ラックバー側の端面に脱落不能に設
けられ、該ラックバーと該ラックガイドとの滑り摩擦力
を低減させるシートとを備え、該ラックガイドは該ラッ
クバー側の端面の中央に凹部を有し、該シートは基部か
ら突出され、該凹部に係合する凸部を有するラックアン
ドピニオン式舵取装置において、
【0013】前記シートの前記凸部と前記基部との境界
は、少なくとも前記軸方向と前記長手方向とに直交する
幅方向に曲率半径を有していることを特徴とする。
【0014】本発明のラックアンドピニオン式舵取装置
では、シートの凸部とラックガイドの凹部との係合によ
りシートの脱落を防止している。ここで、このシート
は、凸部と基部との境界が少なくとも幅方向に曲率半径
を有しているため、形状効果により、幅方向の曲げ応力
がその境界に集中しない。このため、そのシートは高い
耐久性を発揮する。
【0015】凸部と基部との境界は長手方向にも曲率半
径を有し、幅方向の曲率半径が長手方向の曲率半径より
大きいことが好ましい。長手方向にはラックバーの案内
によるせん断応力が作用し、このせん断応力は幅方向に
作用する曲げ応力よりも小さい。このため、シートが長
手方向の曲率半径によりせん断応力を分散させ、幅方向
の曲率半径により曲げ応力を分散させれば、そのシート
はより高い耐久性を発揮することができる。
【0016】シートのラックバーとの摺動面に、幅方向
に延在し、前記凸部に対応する部位と交差し得る油溝が
形成されている場合、その油溝はその部位と離反してい
ることが好ましい。こうであれば、凸部における基部と
の境界の肉厚が厚くなり、十分な強度を確保しやすい。
このため、そのシートはさらに高い耐久性を発揮するこ
とができる。
【0017】したがって、本発明のラックアンドピニオ
ン式舵取装置では、シートが高い耐久性を発揮できるた
め、車両の安全性及び耐久性を向上させることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を参照しつつ説明する。
【0019】実施形態のラックアンドピニオン式舵取装
置では、図1〜3に示すシート1を採用している。シー
ト1は、図2(A)及び図3(A)に示すように、素材
をプレス加工して得た基部1aから凸部1bを突出させ
ている。また、シート1は、図1及び図2(A)に示す
ように、軸方向と長手方向とに直交する幅方向(図中上
下方向)に延在し、凸部1bに対応する部位、つまり絞
り加工時に凸部1b内に生じる絞り穴1cと交差し得る
油溝1dを有している。
【0020】凸部1bと基部1aとの境界は、図2
(B)に示すように、幅方向に曲率半径を有している
(R1は例えば0.5(mm)以上)。また、凸部1b
と基部1aとの境界は、図3(B)に示すように、長手
方向にも曲率半径を有している(R2は例えば0.5
(mm)以下)。幅方向の曲率半径R1は長手方向の曲
率半径R2より大きい。また、図1及び図2(A)に示
すように、油溝1dは絞り穴1cと離反している。
【0021】ラックアンドピニオン式舵取装置の他の構
成は、図5〜7、図10及び図11に示す従来のものと
同一である。このため、同一の構成については同一符号
を付して構成の詳細な説明を省略する。
【0022】実施形態のラックアンドピニオン式舵取装
置では、シート1の凸部1bとラックガイド96の凹部
96bとの係合によりシート1の脱落を防止している。
ここで、このシート1は、凸部1bと基部1aとの境界
が幅方向に曲率半径R1を有しているため、形状効果に
より、幅方向の曲げ応力を分散させてその境界に集中さ
せない。また、このシート1では、凸部1bと基部1a
との境界が長手方向にも曲率半径R2を有しているた
め、形状効果により、長手方向のせん断応力を分散させ
てその境界に集中させない。このため、そのシート1は
高い耐久性を発揮する。
【0023】また、このラックアンドピニオン式舵取装
置では、シート1の油溝1dが絞り穴1cと離反してい
るため、図2(B)に示すように、凸部1bにおける基
部1aとの境界の肉厚Tが厚くなり、十分な強度を確保
しやすい。このため、そのシート1はさらに高い耐久性
を発揮することができる。
【0024】したがって、このラックアンドピニオン式
舵取装置では、シート1が高い耐久性を発揮できるた
め、車両の安全性及び耐久性を向上させることができ
る。
【0025】なお、実施形態で特徴的なシート1は以下
のシート用金型により製造したものである。このシート
用金型は、図4に示すように、第1型2と、この第1型
2に対して相対的に上下動可能な第2型3と、第2型3
内を相対的に上下動可能なスライドピン4とからなる。
【0026】第1型2の上面には、基部1aを湾曲して
成形可能な第1主成形面2aが凹設され、第1主成形面
2aの中央には凸部1bを基部1aに対して突出可能な
第1副成形面2bが凹設されている。第1主成形面2a
と第1副成形面2bとの境界は、幅方向に曲率半径を有
している(R1は例えば0.5(mm)以上)。また、
第1主成形面2aと第1副成形面2bとの境界は、長手
方向にも曲率半径を有している(R2は例えば0.5
(mm)以下、図3(A)及び(B)参照。)。幅方向
の曲率半径R1は長手方向の曲率半径R2より大きい。
【0027】また、図4に示すように、第2型3の下面
には、基部1aを湾曲して成形可能な第2主成形面3a
が凸設されている。この第2型3内には上下に貫通する
ガイド穴3bが形成されており、ガイド穴3b内に円柱
状のスライドピン4が上下動可能に設けられている。ス
ライドピン4の下部が第1型2の第1副成形面2b内に
突出するようになっている。第2型3の第2主成形面3
aには、幅方向に延在し、スライドピン4を挟んで第1
副成形面2bと交差し得る油溝用凸面3cが凸設されて
いる。
【0028】以上のように構成されたシート用金型によ
りシート1を製造する場合、まず、上記スチール部、銅
焼結部及びコーティング部からなる板状の素材Wを第1
型2上に載置する。そして、第2型3を第1型2に対し
て下降させ、プレス加工を行う。そして、第2型3が下
降端位置にある際、スライドピン4を下降させ、絞り加
工を行う。
【0029】こうして、素材Wは、第1主成形面2aと
第2主成形面3aとにより基部1aが形成される。この
際、第2主成形面3aは油溝用凸面3cにより基部1a
に油溝1dを凹設する。また、素材Wは、第1副成形面
2bとスライドピン4の下部とにより凸部1bが形成さ
れる。
【0030】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明の実施形態には、特許請求の範囲に記載した
技術的事項以外に次のような各種の技術的事項を有する
ものであることを付記しておく。
【0031】(1)ステアリングシャフトの先端に設け
られ、該ステアリングシャフトとともに回転するピニオ
ンと、該ピニオンと噛合し、該ステアリングシャフトの
回転運動を長手方向の直線運動に変換して操舵角を変更
させるラックバーと、該ピニオン及び該ラックバーを収
容し、該ラックバーを挟んだ該ピニオンとは反対側にボ
ス部を有するハウジングと、該ハウジングの該ボス部内
で軸方向に移動可能に設けられ、付勢手段の付勢力によ
り該ラックバーを該ピニオン側に付勢するとともに、該
ラックバーを該長手方向に案内するラックガイドと、該
ラックガイドの該ラックバー側の端面に脱落不能に設け
られ、該ラックバーと該ラックガイドとの滑り摩擦力を
低減させるシートとを備え、該ラックガイドは該ラック
バー側の端面の中央に凹部を有し、該シートは基部から
突出され、該凹部に係合する凸部を有し、該凸部と該基
部との境界は少なくとも該軸方向及び該長手方向と直交
する幅方向に曲率半径を有しているラックアンドピニオ
ン式舵取装置における該シート用金型であって、
【0032】上記基部を湾曲して成形可能な第1主成形
面が凹設され、該第1主成形面の中央には上記凸部を該
基部に対して突出可能な第1副成形面が凹設され、該第
1主成形面と該第1副成形面との境界が前記幅方向に曲
率半径を有する第1型と、
【0033】該第1型と相対的に近接可能であり、該基
部を湾曲して成形可能な第2主成形面が凸設され、近接
方向に貫通するガイド穴をもつ第2型と、
【0034】該第2型の該ガイド穴内を摺動可能な円柱
状のスライドピンとからなることを特徴とするシート用
金型。
【0035】(2)第1型は、第1主成形面と第1副成
形面の境界が長手方向にも曲率半径を有し、幅方向の曲
率半径は長手方向の曲率半径より大きいことを特徴とす
る技術的事項(1)記載のシート用金型。
【0036】(3)第2型の第2主成形面には、幅方向
に延在し、スライドピンを挟んで第1副成形面と交差し
得る油溝用凸面が凸設されていることを特徴とする技術
的事項(1)又は(2)記載のシート用金型。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のラックアンドピニオン式舵取装置に
係るシートの平面図である。
【図2】(A)は実施形態のラックアンドピニオン式舵
取装置に係るシートの幅方向の断面図であり、(B)は
(A)の要部拡大図である。
【図3】(A)は実施形態のラックアンドピニオン式舵
取装置に係るシートの長手方向の一部断面図であり、
(B)は(A)の要部拡大図である。
【図4】実施形態のラックアンドピニオン式舵取装置に
係るシート用金型の断面図である。
【図5】ラックアンドピニオン式舵取装置の模式図であ
る。
【図6】ピニオンとラックバーとの模式図である。
【図7】ラックアンドピニオン式舵取装置における幅方
向の断面図である。
【図8】従来のラックアンドピニオン式舵取装置に係る
シートの平面図である。
【図9】(A)は従来のラックアンドピニオン式舵取装
置に係るシートの幅方向の断面図であり、(B)は
(A)の要部拡大図である。
【図10】従来のラックアンドピニオン式舵取装置に係
るラックガイド及びシートの幅方向の断面図である。
【図11】ラックアンドピニオン式舵取装置に係るシー
トを構成する素材の断面図である。
【符号の説明】
91…ステアリングシャフト 92…ピニオン 93…ラックバー 95…ハウジング 95a…ボス部 96…ラックガイド 1…シート 96b…凹部 1b…凸部 1a…基部 1d…油溝
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 守宏 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 河原 誠 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 迫 靖雄 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 川口 実 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 小畑 幸治 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 上野 篤志 神奈川県藤沢市桐原町8番地 オイレス工 業株式会社藤沢事業場内 (72)発明者 相田 鉄也 神奈川県藤沢市桐原町8番地 オイレス工 業株式会社藤沢事業場内 (72)発明者 古川 淳 滋賀県栗太郡栗東町出庭1118番地 オイレ ス工業株式会社滋賀事業場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングシャフトの先端に設けられ、
    該ステアリングシャフトとともに回転するピニオンと、
    該ピニオンと噛合し、該ステアリングシャフトの回転運
    動を長手方向の直線運動に変換して操舵角を変更させる
    ラックバーと、該ピニオン及び該ラックバーを収容し、
    該ラックバーを挟んだ該ピニオンとは反対側にボス部を
    有するハウジングと、該ハウジングの該ボス部内で軸方
    向に移動可能に設けられ、付勢手段の付勢力により該ラ
    ックバーを該ピニオン側に付勢するとともに、該ラック
    バーを該長手方向に案内するラックガイドと、該ラック
    ガイドの該ラックバー側の端面に脱落不能に設けられ、
    該ラックバーと該ラックガイドとの滑り摩擦力を低減さ
    せるシートとを備え、該ラックガイドは該ラックバー側
    の端面の中央に凹部を有し、該シートは基部から突出さ
    れ、該凹部に係合する凸部を有するラックアンドピニオ
    ン式舵取装置において、 前記シートの前記凸部と前記基部との境界は、少なくと
    も前記軸方向と前記長手方向とに直交する幅方向に曲率
    半径を有していることを特徴とするラックアンドピニオ
    ン式舵取装置。
  2. 【請求項2】凸部と基部との境界は長手方向にも曲率半
    径を有し、幅方向の曲率半径は該長手方向の曲率半径よ
    り大きいことを特徴とする請求項1記載のラックアンド
    ピニオン式舵取装置。
  3. 【請求項3】シートのラックバーとの摺動面には、幅方
    向に延在し、前記凸部に対応する部位と交差し得る油溝
    が形成され、該油溝は該部位と離反していることを特徴
    とする請求項1又は2記載のラックアンドピニオン式舵
    取装置。
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