JP2002002299A - 車両用ルーフの駆動装置 - Google Patents

車両用ルーフの駆動装置

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JP2002002299A
JP2002002299A JP2000183849A JP2000183849A JP2002002299A JP 2002002299 A JP2002002299 A JP 2002002299A JP 2000183849 A JP2000183849 A JP 2000183849A JP 2000183849 A JP2000183849 A JP 2000183849A JP 2002002299 A JP2002002299 A JP 2002002299A
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roof
restraining
vehicle
drive device
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JP2000183849A
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Makoto Yoshikawa
誠 吉川
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Takada Kogyo KK
Original Assignee
Takada Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成により、ルーフを折畳み状態に拘束
するようにして、コストを低減するようにした車両用ル
ーフの駆動装置を提供する。 【解決手段】ルーフ30が伸展状態から折畳み状態に駆
動されると、フロントルーフ31が拘束手段120によ
り拘束され、一方、リヤルーフ32が駆動アーム55と
一体的に駆動していて折り畳み状態においても、電動機
52で作動する駆動アーム55によって拘束され、折畳
み状態では、フロントルーフ31とリヤルーフ32とは
共に拘束され、拘束手段120および駆動アーム55に
よって、ルーフ30を折畳み状態に維持するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体のルーフを構
成するフロントルーフとリヤルーフとが互いに伸展して
天井を形成した伸展状態と、車体後方に折り畳まれた折
畳状態とに移動するようにした車両用ルーフの駆動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ルーフの駆動装置として
は、例えば、動力源である油圧シリンダーを作動するこ
とにより、ルーフを伸展状態と折畳み状態とに駆動する
ものがある。このように動力源を油圧シリンダーとした
駆動装置では、作動時に油圧を上げた状態にし、非作動
時に油圧を低下した状態にする。したがって、ルーフが
折畳み状態にあるとき、油圧は低下していて、ルーフを
十分に折畳み状態に保持していない。
【0003】そこで、このような駆動装置では、閉扉さ
れたトランクリッドである後部扉によりルーフを抑え
て、ルーフを折畳み状態に保持するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用ルーフの駆動装置では、後部扉がルー
フを抑えるべき個所が多く、各々の抑えるべき個所にお
いて、後部扉とルーフとの相互の位置が合っている必要
があることから、部品精度や組付精度を上げる必要があ
り、コストが嵩むという問題点があった。
【0005】また、後部扉によらずに、ルーフを折畳み
状態に保持するロック機構も存在するが、その構成が複
雑であり、部品点数が多くなり、組立工数も増えて、こ
の点からもコストが嵩む。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、簡単な構成により、ルーフを折畳
み状態に拘束するようにして、コストを低減するように
した車両用ルーフの駆動装置を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]車体(10)のルーフ(30)を構成するフロン
トルーフ(31)とリヤルーフ(32)とが互いに伸展
して天井を形成する伸展状態と、車体(10)の後部収
容室(11)に折り畳まれた格納される折畳み状態とに
移動するようにした車両用ルーフ(30)の駆動装置
(50)において、電動機(52)と、該電動機(5
2)の回転力により作動し、前記リヤルーフ(32)の
後端部に固設され前記ルーフ(30)を前記伸展状態と
前記折畳み状態とに駆動するための駆動アーム(55)
と、前記折畳み状態で前記フロントルーフ(31)を拘
束するための拘束手段(120)とを備えたことを特徴
とする車両用ルーフ(30)の駆動装置(50)。
【0008】[2]車体(10)のルーフ(30)を構
成するフロントルーフ(31)とリヤルーフ(32)と
が互いに伸展して天井を形成する伸展状態と、車体(1
0)の後部収容室(11)に折り畳まれた格納される折
畳み状態とに移動するようにした車両用ルーフ(30)
の駆動装置(50)において、電動機(52)と、該電
動機(52)の回転力により作動し、前記リヤルーフ
(32)の後端部に固設され前記ルーフ(30)を前記
伸展状態と前記折畳み状態とに駆動するための駆動アー
ム(55)と、前記折畳み状態で前記フロントルーフ
(31)を拘束するための拘束手段(120)とを備
え、前記拘束手段(120)は、前記伸展状態から前記
折畳み状態に駆動される前記ルーフ(30)に連動し
て、待機位置から拘束位置に変位し、前記フロントルー
フ(31)を拘束する拘束部材(121)を有している
ことを特徴とする車両用ルーフ(30)の駆動装置(5
0)。
【0009】[3]前記駆動装置(50)はバランスア
ーム(57)を有し、前記バランスアーム(57)は、
前記フロントルーフ(31)の後端部に連結されてい
て、前記フロントルーフ(31)に連動し、前記ルーフ
(30)の折畳み状態において、拘束されるものである
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の車両用ル
ーフ(30)の駆動装置(50)。
【0010】[4]前記駆動装置(50)は、前記ルー
フ(30)が前記伸展状態から前記折畳み状態に移動し
た際に前記駆動アーム(55)に当接するストッパー部
材(140)を有していることを特徴とする[1]また
は[2]に記載の車両用ルーフ(30)の駆動装置(5
0)。
【0011】[5]前記フロントルーフ(31)の前端
部には被係合部材(150)が設けられており、前記拘
束部材(121)は係合部(122)を有し、前記拘束
部材(121)は、前記被係合部材(150)が係合部
(122)を押すことにより、前記待機位置から前記拘
束位置に変位するものであり、前記係合部(122)
は、前記拘束位置において前記被係合部材(150)に
係合して前記フロントルーフ(31)の前端部を拘束す
るものであることを特徴とする[2]に記載の車両用ル
ーフ(30)の駆動装置(50)。
【0012】[6]前記駆動装置(50)は、前記拘束
部材(121)を前記待機位置と前記拘束位置とに変位
可能に案内するガイド手段(160)を有していること
を特徴とする[5]に記載の車両用ルーフ(30)の駆
動装置(50)。
【0013】[7]前記フロントルーフ(31)の前端
部には被係合部材(600)が設けられており、前記拘
束手段(700)は、拘束用の連動機構(710)を有
し、前記拘束部材(701)は係合部(702)を有
し、前記拘束部材(701)は、前記ルーフ(30)の
作用する前記拘束用の連動機構(710)を介して、前
記待機位置から前記拘束位置に変位するものであり、前
記係合部(702)は、前記拘束位置において前記被係
合部材(600)に係合して前記フロントルーフ(3
1)の前端部を拘束するものであることを特徴とする
[2]に記載の車両用ルーフの駆動装置。
【0014】[8]前記拘束用の連動機構(710)
は、駆動装置(50)の本体(51)を含むリンク部材
(51、711、712)により構成されており、前記
リンク部材(51、711、712)同士の連結部の少
なくとも1つは、長孔(717)と当該長孔(717)
にピン部材(716)を移動可能に嵌合して成り、前記
長孔(717)または前記ピン部材(716)の少なく
とも一方は、位置調整用ブラケット(720)に設けら
れており、前記位置調整ブラケット(720)は、前記
駆動装置(50)の本体(51)を含むリンク部材(5
1、711、712)に位置調整可能に支持されている
ことを特徴とする[7]に記載の車両用ルーフの駆動装
置。
【0015】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。電動機(52)が回転すると、駆動ア
ーム(55)が作動する。駆動アーム(55)が作動す
ると、駆動アーム(55)がリヤルーフ(32)の後端
部に固設していることから、リヤルーフ(32)は駆動
アーム(55)と一体的に駆動する。
【0016】リヤルーフ(32)が駆動アーム(55)
と一体的に駆動すると、リヤルーフ(32)に連結され
ているフロントルーフ(31)も連動し、それにより、
ルーフ(30)が伸展状態と折畳み状態とに駆動され
る。
【0017】ルーフ(30)が伸展状態から折畳み状態
に駆動されると、フロントルーフ(31)は、拘束手段
(120)により拘束される。一方、前述したように、
リヤルーフ(32)は、常時駆動アーム(55)と一体
的に駆動するので、折り畳み状態においても、駆動アー
ム(55)によって拘束されている。
【0018】したがって、折畳み状態では、フロントル
ーフ(31)とリヤルーフ(32)とは共に拘束される
ことになり、拘束手段(120)および駆動アーム(5
5)によって、ルーフ(30)は折畳み状態に維持され
る。
【0019】また、拘束手段(120)が拘束部材(1
21)を有しているものでは、伸展状態から折畳み状態
に駆動されるルーフ(30)に拘束部材(121)が連
動し、拘束部材(121)が待機位置から拘束位置に変
位する。それにより、拘束部材(121)がフロントル
ーフ(31)を拘束する。
【0020】拘束部材(121)がルーフ(30)に連
動するように構成したので、拘束部材(121)が確実
に待機位置から拘束位置に変位し、ルーフ(30)を折
畳み状態に拘束する際の確実性が高まる。
【0021】さらに、ルーフ(30)の折畳み状態にお
いて、バランスアーム(57)が拘束されるものでは、
ルーフ(30)が伸展状態から折畳み状態に駆動される
と、フロントルーフ(31)の後端部に連結されたバラ
ンスアーム(57)も連動する。やがて、ルーフ(3
0)が折畳み状態になると、バランスアーム(57)が
拘束され、バランスアーム(57)にその後端部が連結
されたフロントルーフ(31)も拘束される。
【0022】それにより、ルーフ(30)の折畳み状態
において、拘束手段(120)がフロントルーフ(3
1)の前端部のがたつきを防止するようにすれば、バラ
ンスアーム(57)を介して、フロントルーフ(31)
の後端部のがたつきを防止するので、フロントルーフ
(31)の前端部および後端部のがたつきが共に防止さ
れる。
【0023】一方、リヤルーフ(32)の後端部は駆動
アーム(55)に固設されていることから、ルーフ(3
0)の折畳み状態においてリヤルーフ(32)のがたつ
きがなく、それにより、ルーフ(30)はがたつきなく
折畳み状態に維持される。
【0024】さらに、フロントルーフ(31)の前端部
に被係合部材(150)が設けられ、拘束部材(12
1)が係合部(122)を有するものでは、ルーフ(3
0)が伸展状態から折畳み状態に駆動されると、被係合
部材(150)が拘束部材(121)の係合部(12
2)を押す。それにより、拘束部材(121)が待機位
置から拘束位置に変位し、拘束部材(121)が拘束位
置に変位すると、拘束部材(121)の係合部(12
2)に被係合部材(150)が係合する。それにより、
フロントルーフ(31)の前端部が拘束され、ルーフ
(30)が折畳み状態に維持される。
【0025】フロントルーフ(31)の前端部に設けら
れた被係合部材(150)が、拘束部材(121)の係
合部(122)を直接押し込むので、拘束部材(12
1)が待機位置から拘束位置に確実に変位し、ルーフ
(30)を折畳み状態に拘束する際の確実性が高まる。
【0026】さらに、ガイド手段(160)が拘束部材
(121)を待機位置と拘束位置とに変位可能に案内す
るものでは、拘束部材(121)の動作が確実となり、
同じく、ルーフ(30)を折畳み状態に拘束する際の確
実性が高まる。
【0027】さらに、拘束部材(701)がルーフ(3
0)の作用する拘束用の連動機構(710)を介して、
待機位置から拘束位置に変位するものでは、拘束部材
(701)がルーフ(30)を折畳み状態に拘束する際
の確実性がさらに高まるように、連動機構(710)を
構成することができる。
【0028】さらに、拘束用の連動機構(710)をリ
ンク部材(51、711、712)により構成し、長孔
(717)またはピン部材(716)の少なくとも一方
が、位置調整用ブラケット(720)に設けられている
ものでは、その建て付け精度の誤差により、折畳み状態
で駆動されるルーフ(30)に多少の位置ずれが生じた
場合であっても、位置調整ブラケット(720)をリン
ク部材(51、711、712)に位置調整して取り付
けることにより、ルーフ(30)の位置ずれを吸収する
ことができ、それにより、拘束部材(701)を適切に
作動することができ、ルーフ(30)を折畳み状態に確
実に拘束することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。各図は、本発明の一実施の
形態を示している。図3は車両の後部の側面図、図4は
車両の前部の側面図、図13は車両の側面図である。
【0030】図3、図4および図13に示すように、車
体10の後部には、トランクルームである後部収容室1
1および、その後部収容室11を開閉するためのトラン
クリッドである後部扉20が設けられている。後部扉2
0は、開閉装置40によって、後縁24を略中心にして
前縁23を跳ね上げた前開き状態と、後述するリフト機
構47によって、前縁23を略中心にして後縁24を跳
ね上げた後ろ開き状態とに駆動されるものである。開閉
装置40の詳細な構成は後述する。
【0031】また、車体10の天井を形成するルーフ3
0は、フロントルーフ31とリヤルーフ32とに二分割
されている。ルーフ30は、駆動装置50によって、フ
ロントルーフ31とリヤルーフ32とが伸展して天井を
形成するクローズ状態と、折り畳まれて天井を開き後部
収容室11内に収容されるオープン状態とに駆動される
ものである。
【0032】図5は車両用後部扉が前開き状態であり、
ルーフが折り畳み途中の状態である側面図、図6は車両
用後部扉の閉じ状態であり、ルーフが完全に折り畳まれ
た状態である側面図である。
【0033】図3〜図6および図13に示すように、ル
ーフ30をオープン状態にする際には、フロントルーフ
31前部を車体10側に拘束するためのロック手段80
および、フロントルーフ31とリヤルーフ32との連結
部のロック手段90は、拘束解除状態にそれぞれなって
おり、フロントルーフ31とリヤルーフ32とは折り畳
み可能になっている。また、後部扉20は、折り畳まれ
たルーフ30を受け入れるべく前開き状態になってい
る。フロントルーフ31とリヤルーフ32との連結部
は、フロントルーフ31の後部のベース部材33に、リ
ヤルーフ32の前部のヒンジ部材34が回転可能にピン
結合して成る。
【0034】図2は、車両用ルーフの駆動装置の取付状
態を示す斜視図、図10は、車両用ルーフの駆動装置の
部分拡大斜視図である。図2〜図6および図10に示す
ように、車体10のキャビン後方の両側部には一対の駆
動装置50が配され、一対の駆動装置50の本体51
は、前ベース部材511および後ベース部材512から
成り、それぞれ車体10に固設されている。
【0035】同じく、車体10のキャビンの後方には円
管状フレームであるバー部材12が車幅方向に延設さ
れ、一対の駆動装置50の後ベース部材512がバー部
材12により連接されている。一対の駆動装置50とそ
れに連接するバー部材12とにより一つのユニットが構
成されている。
【0036】前ベース部材511には、ヒンジ部材56
により、バランスアーム57の基端部が揺動可能に枢支
され、バランスアーム57の先端部がベース部材33に
回転可能に連結されている。また、後ベース部材512
には、動力となる電動機52および、減速機53が装着
されている。電動機52は制御手段110を介して電源
(車載のバッテリー)に接続されている。駆動装置50
の制御手段110の回路については後述する。
【0037】減速機53の出力ギア54には、その回転
中心を揺動中心とする駆動アーム55が固設されてい
る。駆動アーム55は、その先端部がリヤルーフ32の
後端部に固結されている。それにより、フロントルーフ
31、リヤルーフ32(駆動アーム55を含む)、バラ
ンスアーム57および車体10により、4節回転連鎖が
形成されている。
【0038】図7は後部扉の後開き状態の側面図、図9
は後部扉の開閉装置の部分拡大斜視図、図12は後部扉
の開閉装置の斜視図である。
【0039】図7、図9および図12に示すように、後
部扉20を車体10側に支持するための一対の支持アー
ム41が、後部収容室11内の両側にそれぞれ配されて
いる。一対の支持アーム41は、略Z形状に形成されて
いる。
【0040】一対の支持アーム41は後部が下方に大き
く曲げられ、その後端部41bが後方にそれぞれ延ばさ
れ、パイプ部材411により連結されている。パイプ部
材411は左右一対のヒンジ412を介して車体10に
枢着されている。したがって、ヒンジ412を中心にし
て支持アーム41の前端部41aおよび後部扉20の前
縁23が一体となって跳ね上がると、後部扉20が閉じ
状態から前開き状態になる。
【0041】開閉装置40は、後部扉20の前縁23を
跳ね上げるべく、支持アーム41を駆動するものであ
る。開閉装置40の本体40aには、電動機42およ
び、減速機43が装着されている。減速機43の出力ギ
アであるセクタギア44には、出力リンク45が一体的
に結合されている。出力リンク45の先端部には、連結
リンク46を介して支持アーム41に連結されている。
【0042】図8は開閉装置40の制御手段100を示
している。図8に示すように、電動機42は、制御手段
100を介して電源(車載バッテリー)に接続されてい
る。具体的には、電動機42の両端子は、一対のリレー
R1,R2の各c接点を介して、電源側と接地側とに切
り換えられて接続される。一対のリレーR1,R2の各
コイルは、マイコンに接続されている。
【0043】また、マイコンには、開閉操作スイッチお
よび、後部扉20用の後部扉全閉位置検出スイッチおよ
び、後部扉全開位置検出スイッチが接続されている。開
閉操作スイッチは切換スイッチであり、開操作すべく、
そのスイッチ片が中立位置からオープン側の接点に接続
する第1スイッチおよび、閉操作すべく、そのスイッチ
片が中立位置からクローズ側の接点に接続する第2スイ
ッチの二つの機能を有する。
【0044】また、一対のリレーR1,R2の一方のc
接点は、手動操作用切り替えスイッチの常閉接点を介し
て接地側に接続されている。緊急時に、手動操作用切り
替えスイッチを操作すると、手動操作用切り替えスイッ
チの常閉接点が開いて、電動機42の両端子の一方は接
地側に接続されず、電動機42の両端子の一方が開放状
態となる。それにより、小さな外力により電動機42を
回転して、後部扉20を開閉操作することができる。
【0045】同じように、駆動装置50の制御手段11
0は、前述する制御手段100の構成と共通する構成を
有しており、以下、制御手段100と異なる構成のみを
説明して、制御手段110の説明に代える。
【0046】すなわち、異なる構成としては、後部扉全
閉位置検出スイッチの代わりに、ルーフ全閉位置検出ス
イッチが設けられ、また、後部扉全開位置検出スイッチ
の代わりに、ルーフ全開位置検出スイッチが設けられて
いる。
【0047】図7〜図9および図12に示すように、各
支持アーム41の中間部41cから前端部41aは、後
部扉20の内面に沿って前方へ延ばされている。各支持
アーム41の前端部41aは、後部扉20の前縁23の
近傍まで延ばされている。
【0048】支持アーム41の前端部41aと後部扉2
0の前縁23との間の隙間には、後部扉20を持ち上げ
るためのリフト機構47が介在している。リフト機構4
7は、7節のリンク機構であり、第1リンク471、第
2リンク472、第3リンク473および第4リンク4
74を有している。
【0049】第1リンク471および第3リンク473
の各下端部が支持アーム41の前端部41aに枢着さ
れ、第1リンク471の上端部は第2リンク472の下
端部に連結され、第3リンク473の上端部は第4リン
ク474の下端部に連結されている。第3リンク473
および第4リンク474の各上端部は、ヒンジ部材26
を介して後部扉20のインナーパネル22に連結されて
いる。
【0050】第2リンク472にガススプリング48の
シリンダが連結される一方、後部扉20のインナーパネ
ル22にガススプリング48の出力ロッド481が連結
されている。
【0051】支持アーム41の前端部41aには、矩形
状の孔を有するストライカ413が形成されている。本
体51の両端には、支持アーム41のストライカ413
に係合することにより、リフト機構47を介して後部扉
20の前縁23をストライカ413側に拘束して跳ね上
げ不能にするロック手段60が設けられている。
【0052】一方、一対の支持アーム41の後端部41
bを繋ぐパイプ部材411の中央部にはストライカ41
4が固設され、ストライカ414に係合することによ
り、後部扉20の後縁24をストライカ414側に拘束
して跳ね上げ不能にするロック手段70が設けられてい
る。
【0053】図11はロック手段60の平面図である。
なお、ロック手段70およびロック手段90は、ロック
手段60の構成とほぼ同じ構成をしており、以下、ロッ
ク手段60を代表して説明する。
【0054】図11に示すように、ロック手段60のベ
ース部材61には、ラッチ部材62が揺動可能に支持さ
れるとともに、ロッキングプレート63が回動可能に支
持されている。コイルばね64は、ラッチ部材62をス
トライカ413に係合する方向に付勢するとともに、ロ
ッキングプレート63をラッチ部材62に係止する方向
に付勢する。ロッキングプレート63は、ラッチ部材6
2に係止して、ラッチ部材62をストライカ413に係
合した状態に拘束する。また、付勢力に抗してロッキン
グプレート63をラッチ部材62から外す方向に回動す
るためのリリースレバー65が設けられている。
【0055】次に、前記ルーフ30の折畳み状態におい
て、フロントルーフ31を拘束するための拘束手段12
0等について説明する。図1は車両用ルーフの駆動装置
の全閉状態を示す側面図、図2は車両用ルーフの駆動装
置の取付状態を示す斜視図である。
【0056】図1および図14〜図16に示すように、
拘束手段120は、伸展状態から折畳み状態に駆動され
るルーフ30に連動して、待機位置から拘束位置に変位
し、フロントルーフ31を拘束する拘束部材121を有
している。一方、フロントルーフ31の前端部にはブラ
ケット151が固設され、ブラケット151にはピン部
材である被係合部材150が螺着されている。被係合部
材150は、前方へ向かって突出している。
【0057】拘束部材121の上端部には、嵌合凹部で
ある係合部122が形成されている。拘束部材121
は、被係合部材150が係合部122を押すことによ
り、待機位置から拘束位置に変位するものである。係合
部122は、拘束位置において被係合部材150に係合
してフロントルーフ31の前端部を拘束するものであ
る。
【0058】拘束部材121を待機位置と拘束位置とに
変位可能に案内するためのガイド手段160が設けられ
ている。ガイド手段160は、第1ガイドリンク16
1、第2ガイドリンク162、案内ピン163および、
巻きばね164から成る。
【0059】案内ピン163は、駆動装置50の本体5
1の後ベース部材512の上端部に固結され、拘束部材
121に形成された長孔123に長手方向に相対移動可
能に嵌合している。
【0060】第1ガイドリンク161の一端部は、後ベ
ース部材512の上端部に設けられた枢軸165により
枢支されている。第1ガイドリンク161の他端部およ
び拘束部材121の端部とが連結ピン166により連結
されている。
【0061】また、連結ピン166は、第2ガイドリン
ク162の一端部に形成された長孔167に移動可能に
嵌合している。第2ガイドリンク162の他端部は、後
ベース部材512の下端部に設けられた枢軸168によ
り枢支されている。
【0062】以上の後ベース部材512、拘束部材12
1、第1ガイドリンク161および第2ガイドリンク1
62により5節のリンクが構成されている。この5節の
リンクにより、拘束部材121は、上昇しかつ前倒した
待機位置と、下降しかつ起立した拘束位置とに変位可能
に案内される。巻きばね164は、枢軸165に巻着さ
れ、第1ガイドリンク161を介して拘束部材121を
待機位置に変位する方向に付勢している。
【0063】次に、折畳み状態にあるルーフのがたつき
防止手段について説明する。支持アーム41には弾性部
材であるストッパー部材130が設けられている。スト
ッパー部材130は、ルーフ30の折畳み状態におい
て、バランスアーム57を上方から弾撥的に押さえ込ん
でその動きを拘束している。このように、ストッパー部
材130が設けられるものとしては、支持アーム41に
限らず、ルーフ30の折畳み状態において、バランスア
ーム57に対して上方から近接する部材であればよく、
例えば、後部扉20自体であってもよく、あるいはフロ
ントルーフ31であってもよい。
【0064】駆動装置50の本体51の後ベース部材5
12の下部フランジには、ストッパー部材140が螺合
している。一方、駆動アーム55には被当接部材145
が螺合している。ストッパー部材140は、ルーフ30
の折畳み状態において、駆動アーム55の被当接部材1
45に当接して、駆動アーム55の動きを拘束するもの
である。ストッパー部材140および被当接部材145
は共に、各調整ねじ部141,146を所定方向に回す
ことにより、各々の位置調整が可能に構成されている。
【0065】次に、後部扉20およびルーフ30の移動
操作について説明する。図13に示す後部扉20の全閉
状態および、ルーフ30のクローズ状態において、後部
扉20を後開きするには、単にロック手段70をストラ
イカ414から外して拘束解除状態にして、後部扉20
を後開き可能にすればよい。後部扉20を後開きしてい
くと、ガススプリング48の付勢力によってリフト機構
47の第1リンク471〜第4リンク474がそれぞれ
起立し、後部扉20が持ち上げられ、やがて、後部扉2
0の後縁24が跳ね上がって後開き状態になる。
【0066】後部扉20を後開き状態から全閉状態にす
るには、ガススプリング48の付勢力に抗して、後部扉
20の後縁24を下げて、リフト機構47の第1リンク
471〜第4リンク474を倒伏させて、ロック手段7
0をストライカ414に係合し、後部扉20の後縁24
をストライカ414側に拘束して後開き不能にする。
【0067】ルーフ30をクローズ状態からオープン状
態にするには、先ず、ロック手段80を拘束解除状態に
する。次に、図8に示す開閉操作スイッチを押して、そ
のスイッチ片をオープン側の接点に接続する。それによ
り、内蔵しているアクチュエータの作用により、ロック
手段60がストライカ413から外れ、後部扉20が前
開き可能になる。リレーR1のコイルが通電し、リレー
R1のc接点が接地側から電源側に切り換わり、他方の
リレーR2のc接点が接地側にあるので、開閉装置40
の電動機42の両端子間に電源電圧が印加され、電動機
42が正転する。開閉操作スイッチを押し続けることに
より、リレーR1のコイルが通電し続け、電動機42が
正転し続ける。
【0068】開閉装置40の電動機42が正転すると、
電動機42の回転力が減速機43〜セクタギア44〜出
力リンク45〜連結リンク46の順番に支持アーム41
へ伝わり、支持アーム41がヒンジ412を中心にして
揺動する。それにより、支持アーム41の前端部41a
にリフト機構47を介して支持された後部扉20の前縁
23が、跳ね上がって前開きする。そして、後部扉20
が完全に前開き状態になったならば、後部扉全開位置検
出スイッチの検出信号がマイコンに送られ、リレーのコ
イルが通電しないで、c接点が電源側から接地側に切り
換わり、電動機42の両端子が共に接地され、電動機4
2が回転停止する。
【0069】駆動装置50のスイッチ操作は開閉装置4
0とほぼ同じである。すなわち、図8に示す開閉操作ス
イッチを押すことにより、ロック手段90は内蔵してい
るアクチュエータが作用し、拘束解除状態になり、リレ
ーR3のコイルが通電し、リレーR3のc接点が接地側
から電源側に切り換わり、他方のリレーR4のc接点は
接地側であるので、駆動装置50の電動機52の両端子
間に電源電圧が印加され、電動機52が正転する。同じ
く、開閉操作スイッチを押し続けることで、リレーR3
のコイルが通電し続け、電動機52が正転し続ける。
【0070】電動機52が正転すると、電動機52の回
転力が減速機53〜出力ギア54の順に駆動アーム55
に伝わり、駆動アーム55が回動し、リヤルーフ32の
後端部を引き込む。それにより、ヒンジ部材34がベー
ス部材33を引き込み、バランスアーム57が後方へ揺
動する。それにより、図5に示すように、ルーフ30が
フロントルーフ31とリヤルーフ32とに折り畳まれな
がら後方へ移動する。
【0071】さらに、電動機52を正転し続けると、ル
ーフ30が完全に折り畳まれた状態になり、後部収容室
11に収容される。ルーフ30が完全に収容状態になっ
たならば、ルーフ全開位置検出スイッチの検出信号がマ
イコンに送られ、リレーR3のコイルが通電しないで、
リレーR3のc接点が電源側から接地側に切り換えら
れ、電動機52の両端子が共に接地され、電動機52が
回転停止する。
【0072】次に、電動機52が回転停止すると同時
に、リレーR2のコイルが通電し、リレーR2のc接点
が接地側から電源側に切り換わり、リレーR1のc接点
が接地側にあることから、開閉装置40の電動機42の
両端子間に電源電圧が印加され、電動機42が逆転す
る。それにより、支持アーム41がヒンジ412を中心
にして下方に揺動し、さらに、電動機42が逆転する
と、支持アーム41のストライカ413がロック手段6
0のラッチ部材62に係合し、ロッキングプレート63
がラッチ部材62を係合状態に拘束し、後部扉20が図
6に示すように、全閉状態に拘束される。
【0073】前後して、後部扉全閉位置検出スイッチか
らの検出信号がマイコンに送られ、リレーR2のコイル
が通電しないで、リレーR2のc接点が電源側から接地
側に切り換わり、リレーR1のc接点が接地側にあるこ
とから、電動機42の両端子が共に接地され、電動機4
2が回転停止する。
【0074】図6に示すオープン状態において、ルーフ
30をクローズ状態にするには、前述するオープン操作
とは、逆の順番に行う。すなわち、ロック手段60が内
蔵アクチュエータの作用により拘束解除状態になり、図
8に示す開閉操作スイッチを押して、そのスイッチ片を
クローズ側の接点に接続する。それにより、リレーR1
のコイルが通電し、リレーR1のc接点が接地側から電
源側に切り換わり、開閉装置40の電動機42が正転
し、後部扉20が前開き状態になる。
【0075】後部扉20を前開き状態にした後に、後部
扉全開位置検出スイッチの検出信号がマイコンに入力さ
れると、リレーR4のc接点を接地側から電源側に切り
換え、リレーR3のc接点は接地側にあることから、駆
動装置50の電動機52の両端子間に電源電圧が印加さ
れ、電動機52が逆転する。
【0076】それにより、駆動アーム55がリヤルーフ
32の後端部を押し上げるようになり、ヒンジ部材34
がベース部材33を前方へ押し込み、バランスアーム5
7が前方へ揺動し、フロントルーフ31とリヤルーフ3
2とが折り畳み状態から徐々に伸展しつつ、前方へ移動
し、フロントルーフ31とリヤルーフ32とが完全に伸
展して、天井を形成するようになると、前後して、ロッ
ク手段80,90が拘束状態になる。
【0077】ルーフ全閉位置検出スイッチの検出信号お
よび、ロック検出スイッチの検出信号がマイコンに送ら
れ、リレーR4のコイルが通電しないで、リレーR4の
c接点が電源側から接地側に切り換わり、電動機52の
両端子が共に接地され、電動機52が回転停止する。
【0078】次に、電動機52が回転停止すると同時
に、リレーR2のコイルが通電し、リレーR2のc接点
が接地側から電源側に切り換わり、リレーR1のc接点
が接地側にあることから、開閉装置40の電動機42の
両端子間に電源電圧が印加され、電動機42が逆転す
る。それにより、支持アーム41がヒンジ412を中心
にして下方に揺動し、さらに、電動機42が逆転する
と、支持アーム41のストライカ413がロック手段6
0のラッチ部材62に係合し、ロッキングプレート63
がラッチ部材62を係合状態に拘束し、後部扉20が図
6に示すように、全閉状態に拘束される。
【0079】前後して、後部扉全閉位置検出スイッチか
らの検出信号がマイコンに送られ、リレーR2のコイル
が通電しないで、リレーR2のc接点が電源側から接地
側に切り換わり、リレーR1のc接点が接地側にあるこ
とから、電動機42の両端子が共に接地され、電動機4
2が回転停止する。ロック手段80を手動で拘束する。
【0080】次に、拘束手段120の動作について説明
する。ルーフ30を伸展状態から折畳み状態にすべく、
電動機52が回転すると、駆動アーム55が作動し、駆
動アーム55がリヤルーフ32の後端部に固設している
ことから、リヤルーフ32は駆動アーム55と一体的に
駆動する。
【0081】リヤルーフ32が駆動アーム55と一体的
に駆動すると、リヤルーフ32に連結されているフロン
トルーフ31も連動し、それにより、フロントルーフ3
1とリヤルーフ32とが折り畳まれた状態で後部収容室
11に格納され、ルーフ30が折畳み状態になる。
【0082】図14は車両用ルーフの駆動装置の開閉途
中の状態を示す側面図、図15は同じく駆動装置の全閉
直前の状態を示す側面図である。図14および図15に
示すように、ルーフ30が伸展状態から折畳み状態にな
る直前において、フロントルーフ31の前端部に設けら
れた被係合部材150が拘束部材121の係合部122
を押し込むようになる。このとき、拘束部材121は待
機位置にある。
【0083】図16は同じく駆動装置の全閉直前の状態
を示す側面図である。図16に示すように、被係合部材
150によって拘束部材121の係合部122が押し込
まれると、案内ピン163が拘束部材121の長孔12
3内を相対的に移動することにより、拘束部材121が
下降する。また、連結ピン166によって連結された第
1ガイドリンク161が枢軸165を中心にして揺動
し、連結ピン166が前方へ移動することにより、拘束
部材121が起立するようになる。
【0084】被係合部材150によって拘束部材121
の係合部122がさらに押し込まれると、拘束部材12
1がさらに下降するとともに、さらに起立していく。
【0085】図1は同じく駆動装置の全閉状態を示す側
面図である。拘束部材121がさらに押し込まれると、
やがて、図1に示すように、拘束部材121が拘束位置
に変位する。拘束部材121が拘束位置に変位すると、
拘束部材121の係合部122が被係合部材150に係
合する。それにより、フロントルーフ31の前端部が拘
束される。
【0086】フロントルーフ31の前端部に設けられた
被係合部材150が、拘束部材121の係合部122を
直接押し込み、また、第1ガイドリンク161及び第2
ガイドリンク162等から成るガイド手段160によ
り、拘束部材121が待機位置から拘束位置に確実に変
位するようになる。それにより、フロントルーフ31が
確実に拘束される。
【0087】一方、リヤルーフ32において、リヤルー
フ32は常時駆動アーム55と一体的に駆動するので、
折り畳み状態においても、駆動アーム55によって拘束
されている。
【0088】したがって、ルーフ30の折畳み状態で
は、拘束手段120および駆動アーム55によって、フ
ロントルーフ31とリヤルーフ32とは共に拘束される
ことになり、ルーフ30は折畳み状態に拘束されるよう
になる。
【0089】次に、ストッパー部材140等の作用につ
いて説明する。ルーフ30が伸展状態から折畳み状態に
駆動されると、前述したように、フロントルーフ31に
バランスアーム57が連動し、ルーフ30が折畳み状態
になると、バランスアーム57も略水平な状態に後倒す
る。前後して、支持アーム41に設けられたストッパー
部材130がバランスアーム57を上方から弾撥的に押
さえ込むようになり、バランスアーム57が拘束され
る。それにより、バランスアーム57の連結されるフロ
ントルーフ31の後端部が拘束される。
【0090】すなわち、ルーフ30の折畳み状態におい
ては、拘束手段120とストッパー部材130とによ
り、ルーフ30の前端部および後端部のがたつきが共に
抑えられる。
【0091】一方、リヤルーフ32の後端部は駆動アー
ム55に固設されており、かつ、ルーフ30の折畳み状
態において、駆動アーム55の被当接部材145が駆動
装置50の後ベース部材512のストッパー部材140
に当接することから、ルーフ30の折畳み状態において
リヤルーフ32の後端部のがたつきがなく、かつ、がた
つきなく抑えられているフロントルーフ31の後端部に
リヤルーフ32の前端部が拘束される。それにより、リ
ヤルーフ32の前端部および後端部のがたつきが共に抑
えられる。以上により、ルーフ30はがたつきなく折畳
み状態に維持される。
【0092】次に、ルーフ30を折畳み状態から伸展状
態に駆動すべく、電動機52が逆転すると、駆動アーム
55が作動し、駆動アーム55と一体的にリヤルーフ3
2が連動し、それにより、フロントルーフ31が上昇
し、被係合部材150も上昇する。
【0093】被係合部材150が上昇していくと、巻き
ばね164の付勢力により、第1ガイドリンク161が
枢軸165を中心にして揺動していき、第1ガイドリン
ク161の他端部に設けられた連結ピン166が上昇か
つ後方へ変位するようになる。それにより、拘束部材1
21の長孔123内を案内ピン163が相対的に移動
し、拘束部材121が上昇しかつ前倒していく。したが
って、拘束部材121の係合部122が被係合部材15
0から次第に外れていく。
【0094】さらに、被係合部材150が上昇し、拘束
部材121の係合部122が被係合部材150から外れ
ると、前後して、拘束部材121が待機位置に変位す
る。すなわち、フロントルーフ31の上昇に伴い被係合
部材150が上昇することで、拘束部材121の係合部
122が自動的に被係合部材150から外れて待機位置
に変位するようになる。
【0095】なお、前述の実施の形態では、ガイド手段
160を第1ガイドリンク161や第2ガイドリンク1
62等から成るリンク機構により構成したが、これに限
らず、例えば、カム機構によって、拘束部材121を待
機位置と拘束位置とに変位させてもよい。
【0096】また、拘束手段120は被係合部材150
を介してフロントルーフ31の前端部を拘束するものを
示したが、これに限らず、フロントルーフ31の後端部
と前端部との中間部を拘束するようにしてもよい。
【0097】さらに、図17〜図20に示すように、拘
束手段700を構成してもよい。すなわち、フロントル
ーフ31の前端部にはストライカである被係合部材60
0が設けられている。なお、説明の都合上、図18にの
み出力ギア54を描き、図17、図19および図20に
は出力ギア54を省略した。
【0098】拘束手段700は、拘束用の連動機構71
0を有している。拘束部材701は、拘束用の連動機構
710を介して、前記待機位置から前記拘束位置に変位
するものである。拘束用の連動機構710は、ルーフ3
0のリヤルーフ32(被当接部145)の動きを拘束部
材701に伝えるものである。
【0099】拘束部材701の上端部には係合部702
が設けられている。係合部702は、拘束位置において
被係合部材600に係合してフロントルーフ31の前端
部を拘束するものである。
【0100】拘束部材701にはカム溝703が形成さ
れ、カム溝703にはカムフォロアピン718が移動可
能に嵌合し、カムフォロアピン718は駆動装置50の
本体51に固設されている。
【0101】拘束用の連動機構710は、駆動装置50
の本体51を含むリンク部材51、711、712によ
り構成されている。リンク部材711の一端部には、拘
束部材701がピンにより連結され、リンク部材711
の他端部は枢支ピン715により本体51に枢着され、
リンク部材711の中央部にはピン部材716が固設さ
れている。リンク部材711を押し上げようとするばね
部材(図示省略)により、拘束部材701が待機位置に
変位する方向に付勢されている。
【0102】リンク部材712には長孔717が形成さ
れ、長孔717にはピン部材716が移動可能に嵌合し
ている。リンク部材712の端部にはピン部材によりト
ランスファー部材713、714が連結されている。ト
ランスファー部材713、714は、図18〜図20に
示すように、リヤルーフ32の被当接部145が当接
し、図において時計方向に押し込まれるものである。
【0103】ピン部材716は、位置調整用ブラケット
720のほぼ中央に設けられている。位置調整ブラケッ
ト720は、リンク部材711に位置調整可能に支持さ
れている。すなわち、位置調整用ブラケット720の上
端部および下端部には位置調整用のピン721、723
がそれぞれ固設され、リンク部材711には位置調整用
の長孔722、724が穿設されている。位置調整用の
ピン721、723が位置調整用の長孔722、724
に移動可能に嵌合している。位置調整用ブラケット72
0側に長孔717を穿設し、リンク部材712側にピン
部材716を設けてもよい。
【0104】次に、拘束手段700の作用を説明する。
図17は拘束手段の待機状態、図18は同じく作動開始
時、図19は同じく作動途中、図20は同じく拘束状態
をそれぞれ示す側面図である。
【0105】図17に示す待機状態では、拘束部材70
1は待機位置にあり、リヤルーフ32の被当接部145
はトランスファー部材713、714に当接していな
い。図18に示す作動開始時において、ルーフ30が折
畳み状態で図において時計方向に回動していき、やが
て、リヤルーフ32の被当接部145がトランスファー
部材713、714に当接し、さらに、被当接部145
がトランスファー部材713、714を押し込む。それ
により、トランスファー部材713、714に連結され
たリンク部材712が移動する。このとき、リンク部材
712の長孔717内をピン部材716が相対的に移動
し、したがって、リンク部材711および拘束部材70
1は作動しないで、リンク部材712のみが移動する。
【0106】図19に示す作動途中において、ピン部材
716が長孔717の上端縁に移動し、リンク部材71
1を付勢力に抗して、長孔717の上端縁がピン部材7
16を引き下げると、リンク部材711が下方に揺動す
る。それにより、拘束部材701が引き下げられ、カム
フォロアピン718が拘束部材701のカム溝703内
を相対的に移動することにより、拘束部材701が図に
おいて時計方向に傾動し、やがて、図20に示すよう
に、拘束部材701が拘束位置になり、拘束部材701
の係合部702が被係合部材600に係合する。このと
き、傾斜面であるガイド部704により被係合部材60
0が係合部702の下方位置へ案内される。
【0107】また、図20に示す拘束位置において、ル
ーフ30をオープン状態からクローズ状態に移動する
と、リヤルーフ32の被当接部145が図において、反
時計方向に回動していき、付勢力により、ピン部材71
6が長孔717内を下方に移動し、リンク部材711が
上昇し、カムフォロアピン718が拘束部材701のカ
ム溝703内を相対的に移動することにより、拘束部材
701が図において反時計方向に傾動し、やがて、拘束
部材701が待機位置になり、拘束部材701の係合部
702が被係合部材600から外れるようになる。フロ
ントルーフ31の拘束が解除される。
【0108】ルーフ30の駆動装置50の部品製作誤差
や組立誤差により、リヤルーフ32の被当接部145が
トランスファー部材713、714に当接する時期にバ
ラツキがあって、長孔717の上端縁がピン部材716
を引き下げるタイミングがわるく、リンク部材711を
介して拘束部材701が待機位置から拘束位置に動き出
す時期が不適切になり、結果的に、拘束部材701が被
係合部材600を拘束する確実性が低いような場合に、
位置調整用ブラケット720を位置調整し、ピン部材7
16と長孔717との相対的な位置を調整することによ
り、長孔717の上端縁がピン部材716を引き下げる
タイミングを調整することができる。
【0109】それにより、ルーフ30の駆動装置50の
部品精度や組立精度を高めて、リヤルーフ32の被当接
部145がトランスファー部材713、714に当接す
る時期の精度を上げなくても、位置調整用ブラケット7
20の位置調整するだけで、拘束部材701が被係合部
材600を拘束する確実性を高めることができ、コスト
を低減することができるという利点がある。
【0110】なお、拘束用の連動機構710は、リンク
部材711、712および駆動装置50の本体51を含
むものであるが、トランスファー部材713、714を
含むようにしてもよい。したがって、本体51とリンク
部材711との連結部に位置調整用ブラケット720を
設けてもよく、リンク712とトランスファー部材71
3、714との連結部に位置調整用ブラケット720を
設けてもよい。
【0111】
【発明の効果】本発明に係る車両用ルーフの駆動装置に
よれば、ルーフが伸展状態から折畳み状態に駆動される
と、フロントルーフが拘束手段により拘束され、一方、
リヤルーフが駆動アームと一体的に駆動していて折り畳
み状態においても、電動機で作動する駆動アームによっ
て拘束されているので、折畳み状態では、フロントルー
フとリヤルーフとは共に拘束されることになり、拘束手
段およびび駆動アームによる簡単な構成により、ルーフ
を折畳み状態に維持することができ、コストを低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る車両用ルーフの駆
動装置の全閉状態を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る車両用ルーフの駆
動装置の取付状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る車両の後部の側面
図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る車両の前部の側面
図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る車両用後部扉の前
開き状態であり、ルーフが折り畳み途中の状態である側
面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る車両用後部扉の閉
じ状態であり、ルーフが完全に折り畳まれた状態である
側面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る車両用後部扉の後
開き状態の側面図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る車両用後部扉の開
閉装置および、車両用ルーフの駆動装置の各制御手段の
回路図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る車両用後部扉の開
閉装置の部分拡大斜視図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る車両用ルーフの
駆動装置の部分拡大斜視図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る車両用後部扉の
ロック手段の平面図である。
【図12】本発明の一実施の形態に係る車両用後部扉の
開閉装置の斜視図である。
【図13】本発明の一実施の形態に係る車両の側面図で
ある。
【図14】本発明の一実施の形態に係る車両用ルーフの
駆動装置の開閉途中の状態を示す側面図である。
【図15】本発明の一実施の形態に係る車両用ルーフの
駆動装置の全閉直前の状態を示す側面図である。
【図16】本発明の一実施の形態に係る車両用ルーフの
駆動装置の全閉直前の状態を示す側面図である。
【図17】本発明の他の実施の形態に係る車両用ルーフ
の駆動装置の拘束手段の待機状態を示す側面図である。
【図18】本発明の他の実施の形態に係る車両用ルーフ
の駆動装置の拘束手段の作動開始時を示す側面図であ
る。
【図19】本発明の他の実施の形態に係る車両用ルーフ
の駆動装置の拘束手段の作動途中を示す側面図である。
【図20】本発明の他の実施の形態に係る車両用ルーフ
の駆動装置の拘束手段の拘束状態を示す側面図である。
【符号の説明】
S1…常閉接点 SL1…隙間 SL2…分割隙間 R1,R2,R3,R4…リレー 10…車体 11…後部収容室 12…バー部材 20…後部扉 22…インナーパネル 23…前縁 24…後縁 25…中間部 26…ヒンジ部材 27…アウターパネル 30…ルーフ 31…フロントルーフ 32…リヤルーフ 33…ベース部材 34…ヒンジ部材 40…開閉装置 40a…本体 41…支持アーム 41a…前端部 41b…後端部 41c…中間部 42…電動機 43…減速機 44…セクタギア 45…出力リンク 46…連結リンク 47…リフト機構 48…ガススプリング 50…駆動装置 51…本体 52…電動機 53…減速機 54…出力ギア 55…駆動アーム 56…ヒンジ部材 57…バランスアーム 60,70,80,90…ロック手段 61…ベース部材 62…ラッチ部材 63…ロッキングプレート 64…コイルばね 65…リリースレバー 100…制御手段 110…制御手段 120…拘束手段 121…拘束部材 122…係合部 123…長孔 130…ストッパー部材 140…ストッパー部材 145…被当接部材 150…被係合部材 151…ブラケット 160…ガイド手段 161…第1ガイドリンク 162…第2ガイドリンク 163…案内ピン 164…巻きばね 165…枢軸 166…連結ピン 167…長孔 168…枢軸 411…パイプ部材 412…ヒンジ 413…ストライカ 414…ストライカ 471…第1リンク 472…第2リンク 473…第3リンク 474…第4リンク 481…出力ロッド 511…前ベース部材 512…後ベース部材 600…被係合部材 700…拘束手段 701…拘束部材 702…係合部 703…カム溝 704…ガイド部 710…拘束用の連動機構 711、712…リンク部材 713、714…トランスファー部材 715…枢支ピン 716…ピン部材 717…長孔 718…カムフォロアピン 720…位置調整用ブラケット 721、723…位置調整用のピン 722、724…位置調整用の長孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月3日(2000.8.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体のルーフを構成するフロントルーフと
    リヤルーフとが互いに伸展して天井を形成する伸展状態
    と、車体の後部収容室に折り畳まれた格納される折畳み
    状態とに移動するようにした車両用ルーフの駆動装置に
    おいて、 電動機と、該電動機の回転力により作動し、前記リヤル
    ーフの後端部に固設され前記ルーフを前記伸展状態と前
    記折畳み状態とに駆動するための駆動アームと、前記折
    畳み状態で前記フロントルーフを拘束するための拘束手
    段とを備えたことを特徴とする車両用ルーフの駆動装
    置。
  2. 【請求項2】車体のルーフを構成するフロントルーフと
    リヤルーフとが互いに伸展して天井を形成する伸展状態
    と、車体の後部収容室に折り畳まれた格納される折畳み
    状態とに移動するようにした車両用ルーフの駆動装置に
    おいて、 電動機と、該電動機の回転力により作動し、前記リヤル
    ーフの後端部に固設され前記ルーフを前記伸展状態と前
    記折畳み状態とに駆動するための駆動アームと、前記折
    畳み状態で前記フロントルーフを拘束するための拘束手
    段とを備え、 前記拘束手段は、前記伸展状態から前記折畳み状態に駆
    動される前記ルーフに連動して、待機位置から拘束位置
    に変位し、前記フロントルーフを拘束する拘束部材を有
    していることを特徴とする車両用ルーフの駆動装置。
  3. 【請求項3】前記駆動装置はバランスアームを有し、 前記バランスアームは、前記フロントルーフの後端部に
    連結されていて、前記フロントルーフに連動し、前記ル
    ーフの折畳み状態において、拘束されるものであること
    を特徴とする請求項1または2に記載の車両用ルーフの
    駆動装置。
  4. 【請求項4】前記駆動装置は、前記ルーフが前記伸展状
    態から前記折畳み状態に移動した際に前記駆動アームに
    当接するストッパー部材を有していることを特徴とする
    請求項1または2に記載の車両用ルーフの駆動装置。
  5. 【請求項5】前記フロントルーフの前端部には被係合部
    材が設けられており、 前記拘束部材は係合部を有し、 前記拘束部材は、前記被係合部材が係合部を押すことに
    より、前記待機位置から前記拘束位置に変位するもので
    あり、 前記係合部は、前記拘束位置において前記被係合部材に
    係合して前記フロントルーフの前端部を拘束するもので
    あることを特徴とする請求項2に記載の車両用ルーフの
    駆動装置。
  6. 【請求項6】前記駆動装置は、前記拘束部材を前記待機
    位置と前記拘束位置とに変位可能に案内するガイド手段
    を有していることを特徴とする請求項5に記載の車両用
    ルーフの駆動装置。
  7. 【請求項7】前記フロントルーフの前端部には被係合部
    材が設けられており、 前記拘束手段は、拘束用の連動機構を有し、 前記拘束部材は係合部を有し、 前記拘束部材は、前記ルーフの作用する前記拘束用の連
    動機構を介して、前記待機位置から前記拘束位置に変位
    するものであり、 前記係合部は、前記拘束位置において前記被係合部材に
    係合して前記フロントルーフの前端部を拘束するもので
    あることを特徴とする請求項2に記載の車両用ルーフの
    駆動装置。
  8. 【請求項8】前記拘束用の連動機構は、駆動装置の本体
    を含むリンク部材により構成されており、 前記リンク部材同士の連結部の少なくとも1つは、長孔
    と当該長孔にピン部材を移動可能に嵌合して成り、 前記長孔または前記ピン部材の少なくとも一方は、位置
    調整用ブラケットに設けられており、 前記位置調整ブラケットは、前記駆動装置の本体を含む
    リンク部材に位置調整可能に支持されていることを特徴
    とする請求項7に記載の車両用ルーフの駆動装置。
JP2000183849A 2000-06-19 2000-06-19 車両用ルーフの駆動装置 Pending JP2002002299A (ja)

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