JP2002001642A - コイン研磨装置 - Google Patents

コイン研磨装置

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JP2002001642A
JP2002001642A JP2000182094A JP2000182094A JP2002001642A JP 2002001642 A JP2002001642 A JP 2002001642A JP 2000182094 A JP2000182094 A JP 2000182094A JP 2000182094 A JP2000182094 A JP 2000182094A JP 2002001642 A JP2002001642 A JP 2002001642A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚れた研磨テープの交換作業を容易に行うこ
とができるようなコイン研磨装置を提供する。 【解決手段】 内部に研磨テープ42がロール状に巻回
して回転可能に収容された研磨テープカセット26と、
一側にカセット挿入口31を有するカセット装着部29
が設けられた本体枠25とを備え、研磨テープカセット
26をカセット装着部29に着脱可能に装着するように
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンの
ようなコインゲーム機で使用するコインの表裏両面を研
磨テープにより研磨するコイン研磨装置に関し、特に汚
れた研磨テープを容易に交換することが可能なコイン研
磨装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール状に巻回された研磨テープ
を複数のガイドローラにより周回させて研磨テープの表
面と裏面とが接触状に対向するコイン研磨通路を形成す
ると共に、該コイン研磨通路の研磨テープ間にコインを
連続的に押し出して通過させることによりコインの表裏
両面を研磨するように構成されたコイン研磨装置は知ら
れている(例えば本出願人による特開平11―1142
03号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のコイン
研磨装置は、研磨テープが汚れて新しい研磨テープに交
換する場合、研磨テープを枠体の筒状支持部に回動可能
に装着した後、複数のガイドローラ及び巻出スプロケッ
トをそれぞれ周回させると共に、その先端を巻取リール
に挟み込んで外れないように止着するようにされていた
ため、その交換作業に手間が掛かって非常に面倒である
という問題点があった。
【0004】本発明は上記した問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、汚れた研磨テープの
交換作業を容易に行うことができるようなコイン研磨装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために請求項1に係る発明は、内部に研磨テープがロー
ル状に巻回して回転可能に収容された研磨テープカセッ
トと、一側にカセット挿入口を有するカセット装着部が
設けられた本体枠とを備え、研磨テープカセットをカセ
ット装着部に着脱可能に装着するようにしたことを特徴
とする。
【0006】また、請求項2に係る発明は、内部に研磨
テープがロール状に巻回して回転可能に収容された研磨
テープカセットと、一側にカセット挿入口を有するカセ
ット装着部が設けられた本体枠とを備え、前記研磨テー
プカセットの内部には、回転によりロール状に巻回され
た研磨テープを巻き出す巻出スプロケットと、該巻出ス
プロケットにより巻き出される研磨テープを巻き取る巻
取リールと研磨テープが接触状に対抗するコイン研磨通
路とが設けられており、前記本体枠の外側には、複数の
駆動モーターと研磨テープカセットを着脱可能に固定す
る係止手段が設けられると共に、前記駆動モーターの回
転軸がカセット装着部にそれぞれ突出状に臨まされてお
り、前記研磨テープカセットをカセット挿入口からカセ
ット装着部に挿入すると共に、巻出スプロケット及び巻
取リールと駆動モーターの回転軸とをそれぞれ嵌め合わ
せた後、係止手段により研磨テープカセットを本体枠に
着脱可能に係止するように構成されていることを特徴と
する。
【0007】さらに、請求項3に係る発明は、請求項2
記載の発明であって、研磨テープカセットを本体枠に装
着した状態でコイン研磨通路と本体枠に設けられるコイ
ン押出機構とが連通するように構成されていることを特
徴とする。
【0008】そして、請求項1及び請求項2記載の発明
によれば、内部に研磨テープがロール状に巻回して収容
された研磨テープカセットを本体枠のカセット装着部に
装着するだけで汚れた研磨テープを容易に交換すること
が可能となる。
【0009】また、請求項3記載の発明によれば、コイ
ン押出機構によりコインをコイン研磨通路に押し出して
研磨テープの摩擦によってコインを研磨することによ
り、強い摩擦力でコインを研磨することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1はコインゲーム機とし
てのスロットマシン1とコイン貸出機2を並設した斜視
図である。スロットマシン1は、その前面にコイン投入
口3、スタートレバー4、絵柄ドラム5、停止ボタン
6、コイン払出口7、呼出ランプ8等を設けて構成され
る周知構造のものである。
【0011】前記コイン貸出機2は、縦長のボックスの
前面に紙幣を挿入し得る現金挿入口9、カード挿入口1
0、貸出コイン枚数表示器11、コイン貯留枚数表示器
12が設けられている。また、ほぼ中央にはコイン返却
ボタン13、精算ボタン14、カード返却ボタン15等
が設けられ、さらに下部にコイン返却口16及びコイン
投入口17等が設けられている。
【0012】一方、コイン貸出機2の内部には、コイン
揚送リフト18、上部タンク19、下部タンク20及び
コイン研磨装置21が設けられている。コイン揚送リフ
ト18は、コイン研磨装置21によって研磨されたコイ
ンを上部タンク19に揚送するためのもので、上部タン
ク19に揚送されたコインは図示しないスロットマシン
1内のコインタンクに優先的に送り出された後、コイン
貸出機2のコインタンク22に導かれるようになってい
る。また、下部タンク20は、コイン投入口17に投入
されたコインを一時的に貯留するもので、その貯留され
たコインをコイン払出ターンテーブル23によりコイン
研磨装置21のコイン押出機構24に送り出すようにな
っている。
【0013】図2はコイン研磨装置21の斜視図、図3
は研磨テープカセットを取り出した状態のコイン研磨装
置21の斜視図、図4は背面図である。このコイン研磨
装置21は、金属製の本体枠25を有し、該本体枠25
に研磨テープカセット26が着脱可能に装着されるよう
になっている。前記本体枠25は、基台ベース27と一
対の前後側板28a,28bとを有する。この一対の前
後側板28a,28bのそれぞれ外周縁は外方へ直角に
折曲されて断面形状がコ字形枠状に形成されており、研
磨テープカセット26の厚さ寸法より若干大きい間隔を
隔てて基台ベース27の上面に対向状に固定されてい
る。そして、一対の前後側板28a,28bによって形
成される空間部が研磨テープカセット26を着脱可能に
装着するためのカセット装着部29として構成されてい
る。また、本体枠25の後側板28bであり、その一側
縁の上下位置に固着されたガイド板30、30と前側板
28aとによって研磨テープカセット26の厚さ寸法と
略等しい開口幅のカセット挿入口31が形成されてい
る。
【0014】図5は前記研磨テープカセット26の構成
を説明するための分解斜視図、図6は研磨テープカセッ
ト26の内部構造を説明する正面断面図である。なお、
図6は研磨テープカセット26が本体枠25に装着され
た状態を示している。この研磨テープカセット26は、
透明な合成樹脂により形成された皿状本体26aと皿状
カバー26bとを有し、接合によってコインの直径と略
同じ厚さのケース体として構成されるもので、その皿状
本体26aと皿状カバー26bのそれぞれ内側であっ
て、その上下略中央位置に通路構成壁32と支持壁33
が対向状に設けられている。なお、前記支持壁33には
半円状の凹欠34が左右2箇所に形成されている。ま
た、皿状本体26aには巻取リール35と第1巻出スプ
ロケット36及び第2巻出スプロケット37と複数のガ
イドローラ38が設けられる。巻取リール35と第1及
び第2巻出スプロケット36、37は、一端が皿状本体
26aに設けられた円形孔39に回転可能に挿入して支
持され、複数のガイドローラ38は皿状本体26aに突
設された軸40に回転可能に軸支されるようになってい
る。さらに、皿状本体26aには支持突起41が突設さ
れており、図6に示すようにロール状に巻回された研磨
テープ42の中央部が支持突起41に挿入された状態で
皿状本体26aに収容されるようになっている。なお、
研磨テープ42は例えばコインと接触して汚れを除去可
能な研磨布などにより構成されている。
【0015】前記皿状カバー26bは複数の取付孔43
が設けられており、皿状本体26aに突設された取付ボ
ス44にねじ45を止着することにより皿状本体26a
と接合して一体化される。また、皿状カバー26bには
円形孔46と小透孔47が設けられており、円形孔46
には巻取リール35と第1及び第2巻出スプロケット3
6、37の他端が回転可能に挿入されて両持ち状態で支
持されるようになっている。また、小透孔47にガイド
ローラ38の軸40がそれぞれ挿入されて支持される。
【0016】前記通路構成壁32と支持壁33は、皿状
本体26aと皿状カバー26bの接合によって互いに突
合せ状となり、通路構成壁32とガイド部材79とによ
ってコイン研磨通路48が形成されるようになってい
る。ガイド部材79は支持壁33の両凹欠34、34部
分に上下移動可能に支持されるガイド軸49,49と該
ガイド軸49,49にねじ止めされる端板50とを有
し、ガイド軸49,49に巻装されたスプリング51に
よって通路構成壁32に対向してコインを押圧するよう
に付勢される。また、皿状本体26aと皿状カバー26
bはその一側面の中央部分が切欠きされており、皿状本
体26aと皿状カバー26bの接合によってコイン研磨
通路48と連通するコイン導入部52が形成されるよう
になっている。さらに、コイン研磨通路48の側方に位
置する皿状本体26aにコインを受けるシュート53が
設けられ、皿状カバー26bにはシュート53と一致す
るコインの排出開口54が設けられている。
【0017】前記支持突起41に回転可能に支持される
ロール状に巻回された研磨テープ42は、そのテープ幅
がコインの直径と略等しい幅に構成されており図6に示
すように第1及び第2巻出スプロケット36、37及び
複数のガイドローラ38をそれぞれ周回させ、その先端
を巻取リール35に粘着テープ等で外れないように止着
するもので、その途中のコイン研磨通路48部分で互い
の表面と裏面とが接触状に対向するようになっている。
なお、巻取リール35と第1及び第2巻出スプロケット
36、37は合成樹脂により形成されており、第1及び
第2巻出スプロケット36、37は外周に多数の針状突
起55が設けられた金属板56を両側面に固着して構成
されている。これにより、多数の針状突起55が研磨テ
ープ42に食い込んで該ロール状に巻回された研磨テー
プ42を確実に巻き出すように作用する。
【0018】一方、図3及び図4に示すように本体枠2
5の後側板28bであり、その外側上部に固着されたコ
字形の枠板57に巻出用駆動モーター58と巻取用駆動
モーター59が設けられており、それぞれの回転軸58
a及び59aがカセット装着部29にそれぞれ突出状に
臨まされている。なお、巻出用駆動モーター58の回転
軸58aには主プーリ60が一体に設けられている。ま
た、本体枠25の後側板28bであり、その外側下部に
従動プーリ61が回転可能に軸支されており、その従動
プーリ61と一体の回転軸61aがカセット装着部29
に突出状に臨まされている。そして、主プーリ60と従
動プーリ61との間に紐状ベルト62を交差状に掛け渡
して主プーリ60と従動プーリ61の回転方向が反対に
なるように構成されている。
【0019】前記巻出用駆動モーター58の回転軸58
a及び従動プーリ61の回転軸61aには第1及び第2
巻出スプロケット36、37の軸孔36a,37aがそ
れぞれ挿入され、巻取用駆動モーター59の回転軸59
aには巻取リール35の軸孔35aが挿入されるように
なっている。なお、それぞれの回転軸58a,59a,
61aの表面には一文字状の突起63が設けられてお
り、巻取リール35の軸孔35a及び第1、第2巻出ス
プロケット36、37の軸孔36a,37aの内側には
一文字状の突起63が挿入し得る3本の溝64が直径方
向に設けられている。これにより、各回転軸58a,5
9a,61aの空回りを無くすことと各軸孔35a、3
6a,37aへの挿入を容易にできるようにしている。
前記巻取用駆動モーター59の回転軸59a及び巻出用
駆動モーター58の回転軸58aは図6においてそれぞ
れ時計回りに回転するようになっており、巻取リール3
5は巻取用駆動モーター59の回転軸59aと一体に回
転し、第1巻出スプロケット36は巻出用駆動モーター
58の回転軸58aとそれぞれ一体に回転する。さらに
第2巻出スプロケット37の回転軸37aは主プーリ6
0の時計回りの回転により紐状ベルト62及び従動プー
リ61を介して反時計回りに回転する。また、巻出用駆
動モーター58の回転軸58aは巻取用駆動モーター5
9の回転軸59aより遅い速度で回転するように設定さ
れている。これにより研磨テープ42を巻取量に関係な
く常に緊張状態を維持しながら巻取可能なように構成さ
れている。
【0020】一方、前記コイン貸出機2の下部タンク2
0の下方であって、本体枠25の基台ベース27上に前
記コイン押出機構24が設けられている。このコイン押
出機構24は、下部タンク20から送り出されるコイン
をホッパー65に受け入れると共に、その底部に連設し
た円筒体66内に水平状態に積み重ねられた最下端のコ
インをコイン研磨通路48に順次押し出すもので、図7
及び図8に示すようにモーター67の出力軸に固定され
た回転円板68と、該回転円板68の偏心位置に突設し
たピン69に一端が枢支連結されたクランクアーム70
と、該クランクアーム70の他端に枢支連結され、その
先端にコインが嵌まり込む半円状の切欠71が形成され
たコイン押出板72とにより構成されている。このコイ
ン押出板72は、コイン受板73の上面に形成された凹
溝74内に収められており、回転円板68の回転により
凹溝74に沿って図8実線と鎖線で示す往復直線運動を
連続して行うもので、これによりホッパー65の円筒体
66から凹溝74に落下するコインを研磨テープカセッ
ト26のコイン導入部52からコイン研磨通路48に押
し出すようになっている。
【0021】また、本体枠25の前側板28aであり、
その外側の上下位置に研磨テープカセット26を係止す
る係止手段としての係止杆75,75が設けられてい
る。この係止杆75,75は、研磨テープカセット26
をカセット装着部29に装着した状態に係止保持するた
めのもので前側板28aの直角に折曲される外周縁と前
側板28aに固着された支持金具76,76により前後
方向へ回動可能に取り付けられており、その両側端に直
角に折曲する係止部75a、75aを設けて構成されて
いる。そして、図9に示すように係止杆75,75を回
動して係止部75a、75aの先端を研磨テープカセッ
ト26の皿状本体26aに当接させることで係止可能な
ようになっている。
【0022】しかして、研磨テープカセット26を本体
枠25に装着するには、係止杆75,75を図3に示す
位置に回動させた状態で研磨テープカセット26をカセ
ット挿入口31からカセット装着部29に挿入して本体
枠25の後側板28b内面に押し付ける。これにより、
巻取用駆動モーター59の回転軸59aが巻取リール3
5の軸孔35aに挿入され、巻出用駆動モーター58の
回転軸58aが第1巻出スプロケット36の軸孔36a
に挿入され、さらに従動プーリ61の回転軸61aが第
2巻出スプロケット37の軸孔37aにそれぞれ挿入さ
れる。そして、この状態で係止杆75,75を回動して
係止部75a、75aの先端を研磨テープカセット26
の皿状本体26aに当接させて係止することで研磨テー
プカセット26を本体枠25のカセット装着部29に容
易に装着することができる。
【0023】一方、研磨テープカセット26を本体枠2
5から取り外す場合は、係止杆75,75を回動して係
止部75a、75aの先端による研磨テープカセット2
6の係止を解除した後、研磨テープカセット26を本体
枠25の前側板28a内面に当接する位置まで移動させ
る。これにより、巻取用駆動モーター59の回転軸59
aが巻取リール35の軸孔35aから外れ、巻出用駆動
モーター58の回転軸58a及び従動プーリ61の回転
軸61aが第1、第2巻出スプロケット36、37の軸
孔36a,37aからそれぞれ外れることになり、研磨
テープカセット26をカセット挿入口31から容易に取
り出すことができる。
【0024】次に、研磨テープカセット26を装着した
状態の作用について説明する。例えばスロットマシン1
のコインタンク又はコイン貸出機2のコインタンク22
から補給指令信号が発信されると、その信号によりコイ
ン押出機構24のモーター67が駆動しコイン押出板7
2の往復直線運動によりホッパー65のコインを1枚ず
つ連続して研磨テープカセット26のコイン導入部52
からコイン研磨通路48に押し出す。一方、コイン研磨
通路48に押し出されたコインは上下に対向する研磨テ
ープ42の表面と裏面で両面が擦られて研磨されつつコ
イン研磨通路48を通過し、研磨テープカセット26の
シュート53に落下して排出開口54からコイン揚送リ
フト18に送り込まれて上部タンク19に揚送される。
この際にコイン揚送リフト18に送り込まれるコインを
センサ77により検知し、コインがあらかじめ設定され
た枚数(例えば1万枚)に達すると巻出用駆動モーター
58と巻取用駆動モーター59が駆動する。このよう
に、コイン押出機構24によりコインをコイン研磨通路
48に押し出し、研磨テープ42の摩擦によってコイン
を研磨することにより、ガイド部材79によるコインの
押圧力を強くしてもコインを確実に押し出すことが可能
となり強い摩擦力で研磨することができる。また、1枚
の研磨テープ42の表面と裏面を使用してコインの表裏
両面を同時に研磨することにより研磨テープ42が節約
できて経済的となる。
【0025】そして、巻出用駆動モーター58と巻取用
駆動モーター59の駆動により図6において矢印で示す
ように巻取リール35及び第1巻出スプロケット36が
時計回りに回転し、第2巻出スプロケット37が反時計
回りに回転してロール状に巻回された研磨テープ42を
巻き出しながら巻取リール35に巻取るもので、これに
より汚れた研磨テープ42が移動してきれいな研磨テー
プ42がコイン研磨通路48に供給されることになる。
そして、コイン研磨通路48の汚れた研磨テープ42が
すべて移動し終ると巻出用駆動モーター58と巻取用駆
動モーター59が停止し、これにより再びきれいな研磨
テープ42でコインを研磨することができるようにな
る。
【0026】なお、前記本体枠25の後側板28bには
研磨テープ42の残量検出器78が設けられている。こ
の残量検出器78は、リール状に巻回された研磨テープ
42が巻き出されて残量が少なくなった際にランプ等の
報知手段によりその旨を報知するもので、研磨テープカ
セット26の交換時期を容易に確認することができる。
【0027】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係わるコイ
ン研磨装置は、内部にテープ状の研磨テープが巻回して
収容された研磨テープカセットを本体枠のカセット装着
部に装着するだけで汚れた研磨テープを容易に交換する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるスロットマシンとコイン貸
出機の斜視図である。
【図2】本発明に係るコイン研磨装置の斜視図である。
【図3】研磨テープカセットを取り出した状態のコイン
研磨装置21の斜視図である。
【図4】図2の背面図である。
【図5】研磨テープカセットの分解斜視図である。
【図6】研磨テープカセットの内部構造を説明する正面
断面図である。
【図7】コイン押出機構の斜視図である。
【図8】コイン押出機構の作用を説明する平面図であ
る。
【図9】研磨テープカセットの係止状態を示す要部斜視
図である。
【符号の説明】
24 コイン押出機構 25 本体枠 26 研磨テープカセット 29 カセット装着部 31 カセット挿入口 35 巻取リール 36 第1巻出スプロケット 37 第2巻出スプロケット 42 研磨テープ 48 コイン研磨通路 58 巻出用駆動モーター 58a 回転軸 59 巻取用駆動モーター 59a 回転軸 75 係止杆(係止手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に研磨テープがロール状に巻回して
    回転可能に収容された研磨テープカセットと、一側にカ
    セット挿入口を有するカセット装着部が設けられた本体
    枠とを備え、研磨テープカセットをカセット装着部に着
    脱可能に装着するようにしたことを特徴とするコイン研
    磨装置。
  2. 【請求項2】 内部に研磨テープがロール状に巻回して
    回転可能に収容された研磨テープカセットと、一側にカ
    セット挿入口を有するカセット装着部が設けられた本体
    枠とを備え、 前記研磨テープカセットの内部には、回転によりロール
    状に巻回された研磨テープを巻き出す巻出スプロケット
    と、該巻出スプロケットにより巻き出される研磨テープ
    を巻き取る巻取リールと研磨テープが接触状に対抗する
    コイン研磨通路とが設けられており、 前記本体枠の外側には、複数の駆動モーターと研磨テー
    プカセットを着脱可能に固定する係止手段が設けられる
    と共に、前記駆動モーターの回転軸がカセット装着部に
    それぞれ突出状に臨まされており、 前記研磨テープカセットをカセット挿入口からカセット
    装着部に挿入すると共に、巻出スプロケット及び巻取リ
    ールと駆動モーターの回転軸とをそれぞれ嵌め合わせた
    後、係止手段により研磨テープカセットを本体枠に着脱
    可能に係止するように構成されていることを特徴とする
    コイン研磨装置。
  3. 【請求項3】 前記研磨テープカセットを本体枠に装着
    した状態でコイン研磨通路と本体枠に設けられるコイン
    押出機構とが連通するように構成されている請求項2記
    載のコイン研磨装置。
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JP6103329B1 (ja) * 2016-05-23 2017-03-29 株式会社大都製作所 メダル補給装置

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