JP2002000804A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2002000804A
JP2002000804A JP2000186912A JP2000186912A JP2002000804A JP 2002000804 A JP2002000804 A JP 2002000804A JP 2000186912 A JP2000186912 A JP 2000186912A JP 2000186912 A JP2000186912 A JP 2000186912A JP 2002000804 A JP2002000804 A JP 2002000804A
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JP
Japan
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ball
game
slot machine
control device
balls
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Application number
JP2000186912A
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English (en)
Inventor
Tadashi Nakajima
正 中嶋
Katsunobu Kobayashi
克亘 小林
Takeshi Otani
武 大谷
Akio Niijima
彰夫 新島
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技条件成立の少ない視線移動での検証を図
る。 【解決手段】 枠体1の前面側において、図柄視認領域
5と遊技操作スイッチ装置21〜26との間に、遊技開
始条件が成立したことを表示する表示手段31〜35を
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンで
あって、特に、球又はメダル等の遊技媒体取込みに関連
する動作を表示する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−364872号公報で開示さ
れたメダルに代えて球を用いる球式スロットマシンで
は、遊技開始に必要な所定個数の球が内部に取込まれた
ことをブザーで遊技者に報知している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のよう
に、ブザーのような遊技者の聴覚に訴える報知機構で
は、ブザー音が周囲環境の遊技状況等を遊技者に知らせ
る効果音でかき消されることがあり、遊技者が正常な数
の球の機内への取込完了を迅速かつ適切に把握できない
ことがある。又、機内に取込まれた遊技開始に必要な所
定個数に応じて当りラインを有効ラインとして発光表示
することで、遊技開始に必要な所定個数の球がスロット
マシンの内部に取込まれたことを知らせるものも存在す
るが、この場合には、当りラインが図柄視認領域に設け
られていることから、遊技者は発光表示された有効ライ
ンを確認するために大きな視線移動を余儀なくされると
いう不都合がある。
【0004】そこで、本発明は、遊技の開始に必要な遊
技条件の成立を少ない視線移動で的確に検証できるスロ
ットマシンを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】1つの発明にあっては、
枠体の前面側で、図柄視認領域と遊技操作スイッチ装置
との間に、遊技開始条件が成立したことを表示する表示
手段を備えたことを特徴としている。よって、この1つ
の発明によれば、図柄視認領域と遊技操作スイッチ装置
との間に配置された表示手段を遊技者が視認することに
より、遊技者が遊技の開始に必要な遊技条件の成立を少
ない視線移動で的確に検証できる。又、1つの発明にあ
っては、表示手段はメダル又は球のような遊技媒体の個
数を表示すれば、遊技者がメダル又は球のような遊技媒
体の個数を的確に検証できる。もう1つの発明にあって
は、枠体の前面側より内部に取込まれるメダル又は球の
ような遊技媒体を検出する遊技媒体検出手段と、遊技媒
体検出手段からの検出信号により遊技媒体の個数を計算
する投入数量演算手段と、投入数量演算手段からの計算
信号により遊技媒体の個数を枠体の前面側に表示する投
入表示器とを備えたことを特徴としている。よって、こ
のもう1つの発明によれば、メダル又は球のような遊技
媒体が枠体の前面側より内部に取込まれる際に、投入表
示器が遊技媒体の個数を枠体の前面側に表示することに
より、遊技者がメダル又は球のような遊技媒体の個数を
的確に検証できる。又、もう1つの発明にあっては、遊
技媒体検出手段からの検出信号により1回の遊技に必要
な所定個数未満の個数を演算する端数演算手段と、端数
演算手段からの計算信号により端数をスロットマシンの
前面側に表示する端数表示器とを更に備えれば、遊技者
が遊技媒体の端球個数を的確に検証できる。又、もう1
つの発明にあっては、投入表示器と端数表示器とが組合
されれば、表示器が小型化できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す。
図において、枠体1はパチンコ店のような遊技店の島に
設置される外枠2と外枠2に片開き自在に取付けられた
前枠3とを備える。前枠3には中央のガラス又は合成樹
脂よりなるパネル4に形成された図柄視認領域5の裏側
に配置された図柄可変表示装置6、図柄視認領域5上に
配置された複数の当りライン7〜11、図柄視認領域5
の右側に配置されライン有効表示部12、パネル4より
も下側に設けられた上皿装置18、図柄視認領域5と上
皿装置18との間に配置された遊技条件成立表示部3
0、上皿装置18よりも下側に配置された下皿装置40
を有する。ライン有効表示部12は、制御装置42から
の出力により複数の当りライン7〜11中のどの当りラ
イン7〜11を有効な当り遊技として扱うかを表示する
ものであって、上から下に、5つのライン有効表示器1
3〜17を有する。
【0007】上皿装置18には、球受入口19、球投入
口20、遊技開始スイッチ装置21、図柄可変表示装置
6の図柄列と対応する複数の図柄停止スイッチ装置2
2、球投入スイッチ装置23、球返却スイッチ装置2
4、掛数(ベット)スイッチ装置25、クレジットスイ
ッチ装置26等の遊技関連操作部が設けられる。これら
のスイッチ装置21〜26よりなる遊技関連操作部から
の出力は制御装置42に入力される。
【0008】本実施形態では、掛数スイッチ装置25か
らの出力信号により、制御装置42が1倍掛け;2倍掛
け;3倍掛け等の掛数を記憶する。クレジットスイッチ
装置26からの出力信号により、制御装置42が上皿装
置18より球を球取込機構45で一時的に留置くことな
くスロットマシンの内部に取込むように球取込機構45
を制御する。
【0009】球投入スイッチ装置23からの出力信号に
より、制御装置42が記憶された掛数に応じた数量の球
を上皿装置18より球取込機構45の内部に仮投入して
一時的に留置くように球取込機構45を制御する。遊技
開始スイッチ装置21からの出力信号により、制御装置
42が留置かれた球を球取込機構45からスロットマシ
ンの内部に取込むように球取込機構45を制御すると共
に図柄可変表示装置6の図柄が上から下に可変する遊技
が開始するように図柄可変表示装置6を制御する。図柄
可変遊技開始後における図柄停止スイッチ装置22から
の出力信号により、制御装置42が図柄可変表示装置6
の図柄が停止するように図柄可変表示装置6を制御す
る。
【0010】遊技条件成立表示部30は、制御装置42
からの出力によりどのような遊技開始条件が成立したか
を表示するものであって、図柄可変表示装置6の図柄列
と対応する複数の図柄停止表示器31、払出表示器3
2、クレジット表示器33、投入表示器34、端数表示
器35、ボーナス表示器36等が設けられる。
【0011】図柄停止表示器31は図柄可変表示装置6
の図柄可変用のモータが故障したというようなエラーが
発生したことを遊技者に報知したり、図柄可変表示装置
6に対する図柄停止制御を遊技者に告知するために発光
表示する。払出表示器32は1回の遊技終了毎に払出さ
れる賞品たる球数を遊技者に報知するために発光表示す
る。クレジット表示器33は遊技に先駆けて遊技開始に
使用可能な遊技媒体たる球として予納した球数を遊技者
に報知するために発光表示する。
【0012】投入表示器34は1回の遊技開始に必要な
遊技媒体として枠体1の前側から内部に取込まれた球数
を遊技者に報知するために発光表示する。端数表示器3
5は1回の遊技開始に必要な個数未満の遊技媒体として
枠体1の前側から内部に取込まれた端球数を遊技者に報
知するために発光表示する。ボーナス表示器36は大当
りを契機として始まるビッグボーナスゲームや中当り又
は小当りを契機として始まるレギュラーボーナスゲーム
を遊技者に報知するために発光表示する。
【0013】制御装置42は、枠体1の裏側に設けら
れ、ボードマイコンのようなコンピュータを内蔵し遊技
全般の制御処理を実行するものであって、遊技関連操作
部である各種のスイッチ装置21〜26から配線を通し
て入力された信号により遊技に対する種々の処理結果を
ライン有効表示部12や図柄可変表示装置6及び遊技条
件成立表示部30更には球取込機構45に配線を介して
出力する。制御装置42のコンピュータに使用するプロ
グラムはCPUに内蔵されたハードにて構成されたリセ
ット割込用タイマの割込信号により起動する。リセット
割込用タイマは4msec毎にリセット割込信号を出力
する。
【0014】上皿装置18の裏側に設けられた球取込機
構45は、枠体1の前側より内部に球を誘導する手段と
して、上皿装置18の球投入口20に接続された球取込
通路46を備える。球取込通路46には、上流側から下
流側に、第1分岐部分47と第2分岐部分48とが設け
られる。球取込通路46の第1分岐部分47と第2分岐
部分48との間が球を一時的に留置く球留置部分49で
あり、球取込通路46の第2分岐部分48より下流側部
分50は枠体1に設けられた図外の球受又はパチンコ店
の島設備としての球流しに連なる。第1分岐部分47は
第1球返却通路51を経由して球樋53に接続され、第
2分岐部分48は第2球返却通路52を経由して球樋5
3に接続される。球樋53は下皿装置40の球受口41
に連なる球返却口68を備える。
【0015】第1分岐部分47には計数手段54のスプ
ロケット55が回転可能に設けられる。スプロケット5
5の回転中心にはスプロケットモータ56のモータ軸5
7が連結される。そして、スプロケットモータ56が矢
印X1方向に回転駆動されると、スプロケット55が矢
印X3方向に回転駆動され、スプロケット55の周面に
おける半円形の切欠部が上皿装置18から誘導されてき
た球を一個ずつ球留置部分49に分離移送する。逆に、
スプロケットモータ56が矢印X2方向に回転駆動され
ると、スプロケット55が矢印X4方向に回転駆動さ
れ、スプロケット55の切欠部が上皿装置18から誘導
されてきた球を一個ずつ第1球返却通路51に分離移送
する。
【0016】計数手段54の球検出器58はスプロケッ
ト55により第1分岐部分47より球留置部分49の方
面に分離移送される球を1個ずつ感知して電気的な検出
信号を出力する。球検出器58は、球が非接触に通過可
能な凹部を形成するように相対峙する一対の感知部を有
する。この感知部はスイッチ素子としての発光部とスイ
ッチ素子としての受光部とにより形成される。そして、
発光部から受光部への光路が凹部を経由して形成された
状態において、球が球検出器58の凹部を通過する毎
に、発光部から受光部への光路が球で遮断した後に復帰
する。この光路が球で遮断・復帰される毎に、球検出器
58が1個の球を検出した信号を制御装置42に出力す
る。
【0017】第2分岐部分48には切替弁59が下端部
の弁軸60を中心として回転し得るように設けられる。
切替弁59に形成された長孔61にはカム62の回転中
心より外周側に偏った位置に設けられた突起63が移動
可能に嵌め込まれる。カム62の回転中心には弁モータ
64のモータ軸65が連結される。図示のように、切替
弁59が中立位置に停止した状態において球留置部分4
9と下流側部分50及び第2球返却通路52を閉鎖す
る。そして、モータ軸65が矢印X5方向に回転駆動す
ると、切替弁59がカム62を介して矢印X7方向に回
転して第2球返却通路52を閉鎖したまま球留置部分4
9及び下流側部分50を開放する。
【0018】逆に、モータ軸57が矢印X6方向に回転
駆動すると、切替弁59がカム62を介して矢印X8方
向に回転して下流側部分50を閉鎖したまま球留置部分
49及び第2球返却通路52を開放する。切替弁59が
図示のように球留置部分49を閉鎖した位置においてカ
ム62の外周面の凸部66がマイクロスイッチ67をオ
ンし、切替弁59が上記閉鎖位置から矢印X7方向又は
矢印X8方向に回転することにより凸部66がマイクロ
スイッチ67をオフする。マイクロスイッチ67のオン
信号及びオフ信号は制御装置42に出力される。
【0019】実施形態の構造によれば、制御装置42が
起動した状態において、遊技者が掛数スイッチ装置25
を操作すると、掛数スイッチ装置25から信号が制御装
置42に入力され、制御装置42が掛数処理を実行す
る。この掛数処理結果により、制御装置42は掛数スイ
ッチ装置25の操作回数に応じた掛数を記憶すると共に
掛数を表示するための信号をライン有効表示部12に出
力する。これによって、例えば、掛数スイッチ装置25
の操作回数が1回の場合にはライン有効表示器15が発
光表示して中央の1つの当りライン7が有効なことを示
し、掛数スイッチ装置25の操作回数が2回の場合には
ライン有効表示器14〜16が発光表示して上中下の3
つの当りライン7〜9が有効なことを示し、掛数スイッ
チ装置25の操作回数が3回の場合にはライン有効表示
器13〜17が発光表示して上中下斜めの5つの当りラ
イン7〜11が有効なことを示す。このライン有効表示
部12の発光状態を遊技者が視認することにより、制御
装置42に設定された掛数を遊技者が把握できる。
【0020】又、上皿装置18に入れられた球は上皿装
置18の球投入口20から球取込通路46を経由して停
止状態のスプロケット55に受止められる。その状態に
おいて、遊技者が球投入スイッチ装置23又はクレジッ
トスイッチ装置26を操作すると、球投入スイッチ装置
23又はクレジットスイッチ装置26から信号が制御装
置42に入力され、制御装置42が球取込処理を実行す
る。
【0021】球投入スイッチ装置23からの信号入力に
よる球取込処理の場合には、制御装置42は記憶された
掛数に応じた数量の球を仮投入するための信号を球取込
機構45に出力してスプロケットモータ56を制御す
る。これによって、スプロケットモータ56が矢印X1
方向に回転し、球が上皿装置18から球留置部分49に
留置かれる。例えば、記憶された掛数が1倍掛けの場合
は1倍掛けの1回の遊技に必要な所定個数として5個の
球が、記憶された掛数が2倍掛けの場合は2倍掛けの1
回の遊技に必要な所定個数として10個の球が、記憶さ
れた掛数が3倍掛けの場合は3倍掛けの1回の遊技に必
要な所定個数として15個の球が球留置部分49に留置
かれる。
【0022】このように、球が上皿装置18から球留置
部分49に留置かれる過程において、球検出器58から
の検出信号が制御装置42に出力され、制御装置42の
投入数量演算手段43が球検出器58からの検出信号毎
にカウントアップ動作を行う。そして、球検出器58か
らの検出信号の入力開始からの経過時間を計測し、経過
時間が制御装置42に設定された所定時間を経過する
と、制御装置42は投入数量演算手段43がそれまでに
カウントアップした計数値をスロットマシンの内部に1
回の遊技に必要な仮投入球数として記憶すると共にその
仮投入球数に相当する信号を投入表示器34に出力す
る。これによって、投入表示器34が上皿装置18から
球留置部分49に留置かれた仮投入球数を数値表示し、
遊技者が1回の遊技開始に必要としてスロットマシンの
内部に仮投入された投入球数を適切に把握できる。
【0023】クレジットスイッチ装置26からの信号入
力による球取込処理の場合には、制御装置42は1回の
遊技に必要な所定個数の4倍以上の整数倍に定められた
予納個数の球を取込むための信号を球取込機構45に出
力してスプロケットモータ56及び弁モータ64を制御
する。これによって、スプロケットモータ56が矢印X
1方向に回転すると共に弁モータ64が矢印X7方向に
回転し、球が上皿装置18から球留置部分49及び下流
側部分50を経由して枠体1の球受又はパチンコ店の球
流しつまりスロットマシンの内部に取込まれる。
【0024】このように、球が上皿装置18からスロッ
トマシンの内部に取込まれる過程において、球検出器5
8からの検出信号が制御装置42に出力されると、投入
数量演算手段43が球検出器58からの検出信号毎にカ
ウントアップ動作を行う。そして、球検出器58からの
検出信号の入力開始からの経過時間を計測し、経過時間
が制御装置42に設定された所定時間を経過すると、制
御装置42は投入数量演算手段43がそれまでにカウン
トアップした計数値をスロットマシンの内部に予め収め
られた予納球数として記憶すると共にその予納球数に相
当する信号をクレジット表示器33に出力する。これに
よって、クレジット表示器33が上皿装置18から球取
込機構45を経由してスロットマシンの内部に投入され
た予納球数を数値表示し、遊技者が遊技開始に先駆けて
スロットマシンの内部に取込まれた予納球数を適切に把
握できる。
【0025】次に、遊技者の操作で遊技開始スイッチ装
置21から信号が制御装置42に入力されると、制御装
置42は球投入処理と当り外れ抽選処理及び図柄可変表
示処理を実行する。球投入処理において、球投入スイッ
チ装置23の操作による仮投入状態であれば、制御装置
42は弁モータ64を制御し、弁モータ64が矢印X7
方向に回転し、仮投入された数量の球が球留置部分49
から下流側部分50を経由してスロットマシンの内部に
取込まれる。上記弁モータ64の制御と並行し、制御装
置42は投入球数リセット信号を投入表示器34に出力
し、投入表示器34が数値を「ゼロ」と表示する。
【0026】球投入処理において、クレジットスイッチ
装置26の操作による予納取込状態であれば、制御装置
42は球取込機構45を制御せずに、記憶した予納球数
から記憶された掛数に応じた1回の遊技に必要な数量を
カウントダウン(減算)し、その減算値を新たな予納球
数として更新すると共にその新たな予納球数に相当する
信号をクレジット表示器33に出力する。これによっ
て、クレジット表示器33が新たな予納球数を数値表示
し、遊技者が新たな予納球数を適切に把握できる。
【0027】制御装置42は前記当り外れ抽選処理の結
果を記憶すると共に図柄可変表示処理により図柄可変表
示装置6の3列の図柄を上から下へ可変制御する。その
状態において、例えば、遊技者が左側の図柄停止スイッ
チ装置22を押すと制御装置42が図柄可変表示装置6
の左側の図柄を停止制御すると共に左側の図柄停止表示
器31を発光表示し、真中の図柄停止スイッチ装置22
を押すと制御装置42が図柄可変表示装置6の真中の図
柄を停止制御すると共に真中の図柄停止表示器31を発
光表示し、右側の図柄停止スイッチ装置22を押すと制
御装置42が図柄可変表示装置6の右側の図柄を停止制
御すると共に右側の図柄停止表示器31を発光表示す
る。この遊技者が図柄停止スイッチ装置22を押す順序
はどれを先に押しても良く、押された図柄停止スイッチ
装置22に対応する図柄可変表示装置6の図柄が停止す
る。
【0028】前記図柄停止制御において、前記当り外れ
の抽選処理により当りが選択されている場合、制御装置
42は当り外れ決定処理を次のように実行する。図柄停
止スイッチ装置22からの信号が当り外れの抽選処理に
より当りとして選択された当り図柄が当りライン7〜1
1と対応してから数コマの目の図柄が当りライン7〜1
1に到達するまでというように当り図柄を基準とする所
定範囲に相当する所定時間に制御装置42に入力される
と、制御装置42が当り外れの決定処理の結果として当
りを確定する。逆に、図柄停止スイッチ装置22からの
信号が上記所定時間後に制御装置42に入力されると、
制御装置42が当り外れの決定処理の結果として外れを
確定する。
【0029】前記当りが確定すると、制御装置42は操
作された図柄停止スイッチ装置22に対応する図柄可変
表示装置6の図柄が当りライン7〜11と対応するよう
に停止制御する。これらの停止制御により、図柄可変表
示装置6の停止図柄が制御装置42に予め定められた設
定図柄に揃うと、制御装置42は掛数と当りとに応じた
賞球払出処理を実行する。賞球払出処理結果により制御
装置42はスロットマシンの裏側の図示しない球払出機
構に賞球払出信号を出力する。これによって、球払出機
構より上皿装置18に当りに応じた個数の球が賞球とし
て払出される。前記当りの確定の結果、ビッグボーナス
ゲームやレギュラーボーナスゲームになると、制御装置
42はボーナス表示器36をそれぞれのボーナスゲーム
に相当する発光表示を行うように制御する。
【0030】球払出機構では球払出機構に設けられた図
外の球検出器が球払出機構より払出される球を1個ずつ
検出した信号を制御装置42に出力する。すると、制御
装置42は球払出機構の球検出器からの検出信号を加算
し、当該球検出器からの検出信号の入力開始からの経過
時間を計測し、経過時間が制御装置42に設定された所
定時間を経過すると、制御装置42はそれまでにカウン
トアップした計数値が上記賞球払出信号に相当する賞球
払出数と一致するか否かを判断し、計数値が賞球払出数
と一致する場合には球払出機構の動作が正常であると判
定して計数値に相当する信号を払出表示器32に出力す
る。これによって、払出表示器32が球払出機構より払
出された球数に相当する数値を発光表示する。計数値が
賞球払出数と不一致である場合には制御装置42は球払
出機構の動作が異常である判定してエラー信号を払出表
示器32に出力する。これによって、払出表示器32が
エラーを発光表示する。このエラー表示は払出表示器3
2の点滅周期の変化で行っても良い。
【0031】前記球返却スイッチ装置24から制御装置
42への信号入力により、制御装置42がスプロケット
モータ56を矢印X2方向に回転制御し、スプロケット
55が矢印X4方向に回転し、球が上皿装置57から第
2球返却通路51と球返却口68及び球受口41を経由
して下皿装置70に戻される。
【0032】一方、投入数量演算手段43による演算結
果が1回の遊技開始に必要な所定個数未満の場合には、
投入数量演算手段43がその演算結果を端数演算手段4
4に出力し、端数演算手段44が投入数量演算手段43
より受取った所定個数未満の端球数に相当する信号を端
数表示器35に出力し、端数表示器35が上記端球数信
号に相当する数値を発光表示し、遊技者が端球数を適切
に把握できる。
【0033】又、上記端数表示器35に表示された端球
数を見た遊技者が遊技を中止しようとして球返却スイッ
チ装置24を操作すると、球返却スイッチ装置24がオ
ン信号を制御装置42に出力する。これによって、制御
装置42が弁モータ64を矢印X6方向に回転制御し、
切替弁59が矢印X8方向に回転した後に停止すること
により、切替弁59が第2分岐部分を閉鎖したまま球留
置部分49及び第2球返却通路52を開放する。これに
よって、一時的に留置かれた所定個数未満の球が球留置
部分49から第2球返却通路52と球樋53及び球返却
口68を経由して下皿装置40に戻される。
【0034】投入表示器34と端数表示器35とを1つ
の表示器として組合せた構造でも同様に適用できる。
【0035】実施形態ではパチンコ球を使用する球式ス
ロットマシンを例示したが、メダルを使用するメダル式
スロットマシンでも適用可能である。
【0036】実施形態では球投入スイッチ装置23、掛
数スイッチ装置25、クレジットスイッチ装置26がそ
れぞれ別々に形成されたが、球投入スイッチ装置23と
掛数スイッチ装置25とを1つの共通スイッチ装置とし
て作ることも、又は、球投入スイッチ装置23と掛数ス
イッチ装置25とクレジットスイッチ装置26とを1つ
の共通スイッチ装置として作ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す摸式図。
【符号の説明】
1 枠体 3 前枠 5 図柄視認領域 22図柄停止スイッチ装置(遊技操作スイッチ) 23球投入スイッチ装置(遊技操作スイッチ) 24 球返却スイッチ装置(遊技操作スイッチ) 25 掛数スイッチ装置(遊技操作スイッチ) 26 クレジットスイッチ装置(遊技操作スイッチ) 30 遊技条件成立表示部 31 図柄停止表示器 32 払出表示器 34 投入表示器 35 端数表示器
フロントページの続き (72)発明者 大谷 武 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 新島 彰夫 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体の前面側で、図柄視認領域と遊技操
    作スイッチ装置との間に、遊技開始条件が成立したこと
    を表示する表示手段を備えたことを特徴とするスロット
    マシン。
  2. 【請求項2】 表示手段はメダル又は球のような遊技媒
    体の個数を表示することを特徴とする請求項1記載のス
    ロットマシン。
  3. 【請求項3】 枠体の前面側より内部に取込まれるメダ
    ル又は球のような遊技媒体を検出する遊技媒体検出手段
    と、遊技媒体検出手段からの検出信号により遊技媒体の
    個数を計算する投入数量演算手段と、投入数量演算手段
    からの計算信号により遊技媒体の個数を枠体の前面側に
    表示する投入表示器とを備えたことを特徴とするスロッ
    トマシン。
  4. 【請求項4】 遊技媒体検出手段からの検出信号により
    1回の遊技に必要な所定個数未満の個数を演算する端数
    演算手段と、端数演算手段からの計算信号により端数を
    前枠の前面側に表示する端数表示器とを更に備えたこと
    を特徴とする請求項3記載のスロットマシン。
  5. 【請求項5】 投入表示器と端数表示器とが組合された
    ことを特徴とする請求項4記載のスロットマシン。
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