JP2001526101A - 消火装置 - Google Patents

消火装置

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JP2001526101A JP2000525179A JP2000525179A JP2001526101A JP 2001526101 A JP2001526101 A JP 2001526101A JP 2000525179 A JP2000525179 A JP 2000525179A JP 2000525179 A JP2000525179 A JP 2000525179A JP 2001526101 A JP2001526101 A JP 2001526101A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、一端が加圧消火液源に接続され、もう一端が多数のノズル(24,27)付きのノズルヘッド(21)内の導管(40,23)に接続されている少なくとも一つの導液管を有するような消火装置(1)に関するものである。前記ノズルヘッドの導管は霧状化された液体を放出するための少なくとも一つの噴霧ノズル(27)に接続された第一導管(40)と、一つの空気採り入れ口(25)を有し、泡状の液体を放出するための泡ノズル(24)に下流部で接続された第二導管(23)からなっている。本装置は、A級、B級、C級及びE級火災を効率的に鎮火するために使用でき、単一のハンドル操作で泡か水による消火の切り換えが可能である。約10から25バールの比較的僅かな圧力によって水を非常に微細に噴霧化できて、しかも10メートル以上にわたって放出できる。従来の消火設備を使用するよりも遙に少量の水で消火できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、少なくとも一つの導液管を有し、その一端が加圧消火液源に接続さ
れ、もう一端が多数のノズル付きのノズルヘッド内の導管に接続されているよう
な消火装置に関するものである。
【0002】 普通の状態の水は、そのままでは98パーセントが消火には寄与せず、火元に
全く届きもせずに燃焼物を滑らせてしまうので、あまり効果的な消火手段ではな
いことは周知の事実である。特に、例えばガソリンのような引火性の液体が燃え
上がった場合には、普通の水を吹きかけるとかえって火災を拡大することがある
【0003】 水が小さな水滴の形で運ばれるようにすれば、水の効用も増す。しかし、水を
微細な霧状にすることによってのみ最適の効果が得られ、そのようにすれば、全
体の表面積が非常に大きくなり、高温で燃焼している領域内に噴霧すれば直ちに
蒸発する。
【0004】 この効果こそが極めて望ましいものである、というのは猛烈な蒸気の形成が燃
焼性のガスを押し退け、空気中に含まれる酸素を減少させると同時に、火炎から
の発煙ガスが一瞬にして冷却されるからである。
【0005】 炎上中の空気の流れは出火源に向かっていき、そこで空気中に含まれる酸素が
燃焼に補給されることになる。しかし、微細な水の粒が非常に小さくて、その質
量も小さいので、そのような水の粒は空気中に漂いがちになり、このことによっ
て微細な水の粒が出火源に取り込まれていき、それで燃焼は妨げられ、あるいは
完全に阻止されるだろう。
【0006】 微細に噴霧された水は繊維状の素材に浸透することもできるだろうし、そのよ
うにして好適に燃焼性を減退させることもできるだろうが、小さな水滴は単に素
材の表面に留まるのみだろう。
【0007】 微細に噴霧された雲状の水では、水滴は更に小さくなり、水滴相互の距離も大
きくなるので、その雲の導電性も非常に小さくなる。従って、微細に噴霧された
水を使えば、たとえ火災の現場に電流の通っている電線があっても、作業員への
危険は最小のものにできる。
【0008】 従来、水を消火作業に十分な程に微細に噴霧するために、150から250バ
ールの高圧が用いられて来た。しかしながら、高圧にするには、通常は固定され
た、および/または大型の装置でのみ設置可能な重装備が必要とされている。
【0009】 このような重装備は攻撃的な消火作業では使用不能または困難であり、しか も、微細な噴霧状に形成された水では到達距離が短すぎ、消防士が火炎から発生
する熱で負傷することを十分に予防することはできないことが判った。
【0010】 流動性の火災(B級火災)を迅速かつ効果的に消火し、再発火をくい止めるた
めには、泡を使用することが必要となることがあり、泡は小さな気泡でしっかり
としたカーペットを形成し、火炎を効果的に冷却し覆って消すが、他の方法では
、それは難しい。
【0011】 火災発生の時点では、問題の火災がA級、B級、C級あるいはE級火災なのか
が常に直ちに明らかになるとは限らない。これはつまり、特定の状況においてど
のタイプの消火装備が最も有効で、従って、どの装備を現場に持っていくべきか
は、火災発生時には明らかでないことがあるということである。従って、消火手
段として泡を選ぶか、それとも、微細な霧状の水を選ぶかは、消防隊が火災現場
に到着した時に初めて選択が必要になるように、同一の消火装置から微細な霧状
の水と泡の両方が放出できれば好都合である。
【0012】 更に、その消火装置が固定使用のみに限定されず、攻撃的な利用も可能なよう
に、消火に必要な消火手段の数量が可能な限り小さければ都合がよい。
【0013】 兼用型の消火装置は、特に米国特許第2832242号に記載されている。こ
の装置は、バルブ付きのもので、噴霧された水と泡とのどちらかを放出するよう
に切り換えることができ、同一の型のノズルから放出される。しかしながら、泡
用のノズルは水を微細に霧状化するためには使うことができない。従って、従来
の消火装置が放出することのできるような噴霧された水滴は、最適な消火作業を
行うには、粒が大きすぎることになる。
【0014】 米国特許第4420047号は、類似の消火装置で、航空機に適合させるため
のものを開示している。この装置は泡か噴霧された水かを選択して放出すること
ができ、この場合も、同一の型のノズルから行われる。この装置も、微細に噴霧
された水を使って消火作業をすることはできない。
【0015】 本発明の目的は、A級、B級、C級及びE級火災を最適に鎮火でき、単一のハ
ンドルを切り換えて泡、または水によって消火することが可能で、しかも約10
から25バールの比較的僅かな圧力によって水を微細に噴霧できて、その微細に
噴霧された水を水平距離で10メートル以上にわたって放出できる、冒頭で述べ
たような消火装置を提供することである。
【0016】 本発明によって、このことを達成することができるのは、ノズルヘッドの導管
が、霧状化された液体を放出するための噴霧ノズルに接続された第一の導管と、
空気取り入れ口を有し、その下流が泡状の液体を放出するための泡ノズルに接続
された第二の経路からなっているという事実によっている。
【0017】 本発明の好ましい実施例においては、消火装置の導液管には、ノズルヘッドの
第一導管に接続された第一分枝と、ノズルヘッドの第二導管に接続された第二分
枝とを備えることができる。この構造は、特に製造上、簡便である。
【0018】 分岐点においては、さらに第一もしくは第二導管を選んで部分的または全面的
に閉じるための反転バルブを設置することもでき、それによって単一のハンドル
で、泡を放出するか微細な霧状にされた水を放出するかを容易かつ迅速に切り換
えることができる。
【0019】 液体をそれぞれ出したり止めたりするための噴射弁付きの放水銃を導液管の中
に挿入すれば、消火装置の操作が簡単に行える。
【0020】 消火装置の各噴霧ノズルの中に、ノズル開口部からある距離を隔てて、効果的
に隔壁を設置することができ、該隔壁はノズルの内側に向かって横断するように
延び、これによってノズル室を規定する。隔壁内には、更に中央開口部を一つと
、少なくとも一つの側面開口部を設けることができる。消火装置を噴霧された水
による消火に用いる場合には、そのノズル開口部を通して微細な霧状の水の円錐
が放出されるが、その水の円錐内部はより大きな水滴が充満しており、それが微
細に霧状化された水を運ぶので、到達距離も相当に増大する。
【0021】 ノズルヘッドの末端カバーの円形に沿って、多数の噴霧ノズルを互いに距離を
置いて効果的に設置することができ、そうすることによって、消火装置は比較的
大量の霧状の水をまとまった束で放出することが可能となる。
【0022】 更に、噴霧ノズルの中央開口部を様々な大きさで設けると、その噴霧の度合い
に差があり、広い範囲を好適にカバーする霧状化された水の束を得ることができ
る。
【0023】 噴霧ノズルが円に沿って設置され、該円の中心またはその近傍に泡ノズルを取
り付ければ、泡と噴霧される水が同一軸に沿って放出されるので、ノズルヘッド
の軸方向を直接には変える必要なしに、作業員は二つの消火手段の切り換えを容
易に行うことができる。
【0024】 例として図面のみを参照しつつ実施例の記述を行い、本発明を以下に更に詳し
く説明していく。 図1は、本発明の消火装置によって消火を行う作業員。 図2は、図1の消火装置用のノズルヘッドの軸方向断面図。 図3は、ノズルヘッドの側面図。 図4は、図2をIV−IVの線に沿って切断した断面図。 図5は、図2のノズルヘッドの一部の拡大図。 図6は、図5をVI−VIの線に沿って切断した断面図。
【0025】 以下に言う水とは、発泡剤が添加された水を意味する。以下に言う泡とは、発
泡剤が添加された水を成分として空気で泡立てられた泡を意味する。
【0026】 図1は、参照番号1で総称される消火装置を用いて火3を消している作業員2
を概略的に示している。
【0027】 消火液4はタンク5の中に保存され、タンク5は導気管7及び8を介して圧力
容器6に接続されており、該圧力容器には、例えば10から20バールの圧力を
かけて消火液を保存するために加圧気体が入っている。導気管7の中にはタンク
5の中の圧力を調節するための圧力調節弁11と、導気管内部の逆流を防止する
ための逆流防止弁9が挿入されている。
【0028】 導気管8の中には更にタンク5と圧力容器6を迅速かつ容易に組み立ておよび
分解するするための急速解除接手10が挿入されている。消火装置の残りの部分
に消火液4を運ぶためにタンク5の中の消火液4中に延びている導液管13と導
液管14との間に、類似の急速解除接手12が挿入されている。
【0029】 導液管14の長さは、消火作業中に作業員のために十分な広さの活動範囲を確
保するだけの長さである。この作業中に導液管14が作業員の邪魔にならないよ
うにするために、巻取器15に巻き取られている。導液管14は急速解除接手1
6を介して放水銃17の注入口に接続されており、その放水銃17は消火液4の
注入の開け閉めを噴射器弁によって行うことができる。
【0030】 放水銃17の下流に分岐点があり、そこから第一分枝18と第二分枝19が枝
分かれしている。その分岐点に、第一分枝18もしくは第二分枝19を交互に閉
じるための反転バルブ20が取り付けられている。
【0031】 分枝18及び19は両方とも更に泡または微細な霧状にされた水を放出するよ
うに配置されたノズルヘッド21に接続されている。微細な霧状にするための水
は第一分枝18を介して供給され、泡は第二分枝19を介して供給される。
【0032】 作業員がノズルヘッドを火に向け、到達しにくい領域にも届かせることができ
るための便宜を図って、それらの分枝はノズルヘッド21の近傍で角度θに曲げ
られている。
【0033】 図1においては、第一分枝18が開いており、図に見られる通り、消火装置1
が微細な霧状にされた水22を放出している。
【0034】 図2は、ノズルヘッド21の軸方向断面の拡大図である。ノズルヘッドには第
一分枝18に接続された第一導管40が備えられ、配水室42を介して多数の噴
霧ノズル27に水を導くのに役立つ。
【0035】 ノズルヘッド21には更に泡室41があり、該泡室が攪拌室44を介して第二
分枝19に接続され、かつ空気採り入れ口25を介して外部につながっている。
泡室は第二導管23を介して更に泡ノズル24に接続されている。消火装置が泡
を消火手段として作動している場合は、攪拌室44を介して水が流れ、該攪拌室
で水が攪拌されて泡室41に入り、そこに空気が空気採り入れ口25を介して採
り入れられて攪拌された水を泡立てる。泡が出来上がると第二導管23を介して
泡ノズル24に運ばれ、ここから火に向かって放出される。
【0036】 ノズルヘッドには、ノズルヘッドの末端にネジ2でねじ込まれた末端カバー2
6がある。ノズル開口部29のついた噴霧ノズル27は、このカバーの中に作ら
れている。
【0037】 図3は、末端カバー26を取り付けられた末端部から見たノズルヘッド21を
示しており、図4はこのカバーを裏側から見たところを示している。図に見られ
るように、七つの噴霧ノズル27が円に沿って設けられている。この配置によっ
て、水を非常に微細に噴霧し続けながら消火に十分な量の水を掛けることが可能
になる。図3はまた、泡ノズル24が噴霧ノズル27の間に設けられているとこ
ろも示している。
【0038】 図5は、噴霧ノズル27がどのように配置されているかを更に詳細に示してい
る。ノズル開口部29からある距離を置いて、隔壁32がネジ33によって取り
外し可能に取り付けられており、該隔壁がノズル内部でノズル室36の輪郭を規
定している。ネジ止めは、各ノズルの検査または清掃の際、隔壁の取り外しを迅
速かつ容易にする。
【0039】 隔壁の側面のノズル開口部と反対側に、比較的深い横方向の溝30が設けられ
ている(図5)。隔壁32の中に、この溝の底部から始まってノズル開口部29
と同一平面上に揃う中央開口部31が設けられている。その隔壁の中に更に、溝
30の底部の両側からそれぞれ始まる二つの側面開口部34が設けられている。
側面開口部のそれぞれは、隔壁32の周縁部に設けられた螺旋溝35を介してノ
ズル室36と連通している。
【0040】 噴射器弁43が起動され、第一分枝18が開き第二分枝19が閉じるように、
反転バルブ20がセットされると、加圧された水が第一導管40を通って配水室
42に流れ込む。
【0041】 この水流の一部が各隔壁32の中央開口部31を通って各噴霧ノズル27のノ
ズル室36に流れ込む一方で、残りの部分は側面開口部34を通って該ノズル室
の内部に流れ込む。
【0042】 図6にベクトルで示されているように、水の本流は中央開口部31からノズル
室36の中のノズル開口部29に向かう中央水流39に連続し、一方、側面開口
部からの水は、隔壁の周縁部の螺旋溝35を通って水が流れる結果として、ノズ
ル室の壁上で回転する液体の層の中で激しく回転させられる。このように非常に
異なった二本の経路の流れは、干渉によってノズル室内部に中間層38が形成さ
れることを意味し、該中間層は回転液体層37に移行するところで相当に回転し
、中央水流39に移行するところで主にその左手と右手の横方向運動に従ってノ
ズル開口部29に向かう。
【0043】 ノズル室内の流れにかなりの違いがあるので、微細に噴霧された水と、円錐形
の内部に充満している更に大粒の噴霧水とが組み合わされてノズル開口部を通し
て扇形に放出されることになる。粒の大きい水の方が比較的大きな慣性を有して
おり、従って到達距離が長い。空気中を通過する間に、より大粒の水は周囲の空
気に陰圧を発生させる。陰圧には、微細に噴霧された水を円錐形の中央の大粒の
噴霧水流と共に運んでいくという効果がある。それによって、微細に噴霧された
水も到達距離が長くなる。
【0044】 更に、六つの噴霧ノズルの中央開口部31を様々な大きさで設けると、その噴
霧の度合いに差があり、広い範囲を好適にカバーする霧状の水の束を得ることが
できる。
【0045】 これによって、微細に噴霧された水を放出すると、共同して、その微細に噴霧
された水がまず扇形に外に拡散する一方で、後で前記の陰圧の結果として直径を
狭めて細くなっていくというような好適な形状が得られることになる。
【0046】 このため、微細に噴霧された水で、まず炎からの放射熱から作業員を保護する
のに適した大きな広がりが得られる。その後、狭くなっていくことで、作業員は
微細に噴霧された水を使って火に集中攻撃を加えられる。
【0047】 噴射器弁43が起動され反転バルブ20がセットされて第一分枝18が閉じ第
二分枝19が開くと、発泡剤入りの水が第二導管41を通って泡室41に流れ込
み、該泡室で空気が空気採り入れ口25を介して取り込まれる。空気が水を泡立
て、出来上がった泡が第二導管23を通して泡ノズル24に運ばれ、ここを通し
て火に向かって放出される。 例1 10から20バールの前記ガス圧で、同消火装置を微細な霧状にされた水で、
家具完備の19平方メートルの室内を消火するために使用した。約6リットルの
水を消費して15秒で火は消えた。 本発明の消火装置によると消火に用いられた水が非常に少量であったというこ
とは、この装置は適量の水と共に、例えばオートバイのような小さな乗り物で運
ぶことができることを意味する。これなら大都市の過密な交通事情でも消防車よ
りも早く火災現場に到着できることになる。 本消火装置は、自動車、航空機またはボートや交通の不便なスキー場に備えつ
けることができて便利でもあるし、例えばスノー・スクーターを使って火災現場
に本消火装置を運ぶこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の消火装置によって消火を行う作業員。
【図2】 図2は、図1の消火装置用のノズルヘッドの軸方向断面図。
【図3】 図3は、ノズルヘッドの側面図。
【図4】 図4は、図2をIV−IVの線に沿って切断した断面図。
【図5】 図5は、図2のノズルヘッドの一部の拡大図。
【図6】 図6は、図5をVI−VIの線に沿って切断した断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの導液管(13,14)を有し、その一端が
    加圧消火液源に接続され、もう一端が多数のノズル(24,27)付きのノズル
    ヘッド(21)内の導管(40,23)に接続されている消火装置であって、ノ
    ズルヘッドの導管は、霧状化された液体を放出するための少なくとも一つの噴霧
    ノズル(27)に接続された少なくとも一つの第一導管(40)と、少なくとも
    一つの第二導管(23)を有し、該第二導管は少なくとも一つの空気採り入れ口
    (25)を有し、かつその下流で泡状の液体を放出するための少なくとも一つの
    泡ノズル(24)に接続されている消火装置であって、少なくとも一つの噴霧ノ
    ズル(27)のノズル開口部(29)からある距離を隔てて隔壁(32)が設置
    され、該隔壁がノズルの内側に向かって横断するように延び、これによってノズ
    ル室(36)が規定され、該隔壁の中には中央開口部(31)と少なくとも一つ
    の側面開口部(34)が設けられ、作動中、少なくとも一つの側面開口部(34
    )を通って流れている液体にノズル室(36)内で回転運動を描かせる手段があ
    ることを特徴とする消火装置(1)。
  2. 【請求項2】 液体にノズル室(36)の中で回転運動を描かせる手段が、
    少なくとも一つの側面開口部(34)から隔壁(32)の周縁部にそってノズル
    室に延びる少なくとも一つの主に螺旋形の溝(35)から成ることを特徴とする
    請求項1に記載の消火装置(1)。
  3. 【請求項3】 多数の噴霧ノズル(27)が、ノズルヘッド(21)の末端
    カバー(26)の中に主に円形に沿って互いに距離を置いて設置されていること
    を特徴とする請求項1または2に記載の消火装置(1)。
  4. 【請求項4】 噴霧ノズル(27)の少なくとも二つの隔壁(32)が、異
    なった大きさの中央開口部(31)を有していることを特徴とする請求項1から
    3のいずれか一つに記載の消火装置(1)。
  5. 【請求項5】 噴霧ノズル(27)の少なくとも一つの隔壁(32)には中
    央開口部がないことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の消火装
    置(1)。
  6. 【請求項6】 噴霧ノズル(27)が円に沿って設置され、該円の中心また
    はその近傍に泡ノズル(24)が取り付けられていることを特徴とする請求項3
    、4または5のいずれか一つに記載の消火装置(1)。
  7. 【請求項7】 1000ミクロン未満の大きさの水滴を実質的な成分とする
    霧状消火液を放出するよう、すくなくとも一つの噴霧ノズル(27)が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の消火装置(1)
  8. 【請求項8】 導液管が、ノズルヘッド(21)の第一導管(40)に接続
    された第一分枝(18)と、ノズルヘッド(21)の第二導管(23)に接続さ
    れた第二分枝(19)を有し、その分岐点に、第一もしくは第二導管を部分的ま
    たは完全に選択して閉じるための反転バルブ(20)が設置されていることを特
    徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の消火装置(1)。
  9. 【請求項9】 液体をそれぞれ出したり止めたりするための噴射弁(43)
    付きの放水銃(17)を導液管中に挿入した消火装置であって、導液管の分岐点
    は銃の下流に位置しており、第一及び第二分枝(18,19)はノズルヘッドの
    近傍で鈍角に曲げられていることを特徴とする請求項8に記載の消火装置(1)
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